1. INTERVIEW │ インタビュー
  2. #53:「三千円の使い方」で人..
2022-04-19 31:09

#53:「三千円の使い方」で人生が変わる │ 原田ひ香さん(小説家)

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/BDx_cv7QkOI

【価値観が浮き彫りになる「三千円」】
五千円や一万円では見えてこない、使い手の価値観が明確になる「三千円」という金額。
あなたは「三千円」あったら、何に使いますか?

50万部の大ヒットを記録している『三千円の使いかた』の著者原田ひ香さんへのインタビュー。書籍には描かれていない「節約」家族小説の裏話もお話しいただきました。

【プロフィール】はらだ・ひか/1970年神奈川県生まれ。2006年『リトルプリンセス二号』で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。『はじまらないティータイム』で第31回すばる文学賞受賞。 他の著書に『三人屋』シリーズ(実業之日本社)、『ランチ酒』シリーズ(祥伝社)など多数。

三千円の使いかた

【原田ひ香さんへのインタビュー】
Talk.1 「三千円の使い方」で人生が変わる 〈4月19日(火)公開〉
Talk.2 『三千円の使いかた』ヒットの背景 〈4月22日(金)公開〉
Talk.3 お金を貯められる人の共通点 〈4月26日(火)公開〉
Talk.4 あなたの知らない「節約」家族小説誕生の裏話 〈4月29日(金)公開〉
再生リスト

Spotify(音声/毎週お気に入りの楽曲も流します)
▶︎早川洋平のお気に入り楽曲再生リスト
Apple Podcast(音声)

【目次】
OPトーク
「小説家 石田衣良」との出会い
50万部突破!『三千円の使いかた』
小説で伝えたいリアリティ
小説の始まりは一行から?
未発表の発酵小説とは?
「3000円」の決め手
EDトーク

「会う力」養成講座
・映像コース:早川洋平のコンサルティングを受けたい方へ
・音声コース:リーズナブルに学びたい方へ

▶︎ニューズレター(早川洋平のエッセイ・最新情報をお届け)

▼「月末LIVE」開催
日時 : 4/27(水)19時00分〜20時00分
URL : https://youtu.be/d__3SLcJpWA
3月のアーカイブ

▶︎番組への感想・質問はこちら

▶︎「QR CAFE」(毎月開催)

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【ナビゲーター・堀真菜プロフィール】
ほり・まな/現在、早稲田大学3年生。
コロナウイルスの流行により、人と会いづらくなったことを機に、zoomを通して色々な人の話を聴くことを始める。1年間で200人以上にインタビューを行い、聴くことの魅力に目覚める。現在、勉強を教えない塾福幸塾と提携し「思考と対話の技術」の提供をする他、学生・若者向け対話サービス『workin’ talkin'』を立ち上げるなど、対話、インタビューを通じて様々な事業を展開している。プロインタビュアーとして実績を積むため現在奮闘中‼︎https://koushiro123.wixsite.com/manaroom

▼関連キーワード
#原田ひ香
#三千円の使いかた
#中央公論新社

Editor : Kimi

00:01
インタビュー
こんにちは、堀村です。
インタビュー、この番組はYouTubeとPodcast、各プラットフォームよりお届けしています。
YouTubeのチャンネル登録、Podcastの各番組のフォロー、皆様よろしくお願いいたします。
ということで、早川さん、今回もよろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
今回、何の話しようかなと思って。
あ、そうだ、先月私、富山に行ってきたんですよ。
おお、はいはい。
富山の高岡っていうところに行ったんですけど、
早川さん、富山行かれたことあります?
富山、僕金沢にね、ちょっとヘルスチェックでですね、毎年行ったりとかなんで、
富山を車で行くときは通ることはありますけど、直接はないですね。
なんかすごくいいところだったんです、富山が。
すごい山とか、自然が壮大なイメージありますけど、どんな感じだったんですか?
なんか高岡は、どちらかというと海、海も近くにはあるんですけど、
日本海?
日本海ですね、そうですね。
ただ、それだと秘密市とか、たぶんそっちの方がカンブリだったり、お魚だったり、
白エビとかかな、がおいしいイメージがあるんですけど、
私が何を今回したかったかって、泊まったところがすごい素敵なところだったんですよ。
へー、そうなんだ。
なんか何人かで行ったんですけど、本町の家っていう名前のところで、
一等菓子してくださるんですよね。
蔵みたいなのもついてて、
で、ゴエモンブロもあって、
なんかとにかく、私結構昔ながらの家とか結構好きなんですけど、
なんか早川さんもお仕事とかね、
それこそインタビューで国内行ったりするだろうから、
なんかおすすめスポットとか、泊まってよかったホテルとか、
なんかあるかなと思って聞きたかったんですけど。
いい質問ですが、ありすぎてもう出てこないな。
何だろうな、今、名前出てこないんですけど、
やっぱりホテルってね、楽しいじゃないですか。
だから、日本でも海外でも、
必ず、やっぱりなんか2つ考え方があって、
いわゆる3つか、そういう意味では3つか、
いわゆるもうど真ん中の王道のね、クラシックなというか、
まあ高いけどいいって言われてるところは、
必ず行くようにしてます。
ただ、そればかり泊まってると破産するので、
っていうのもあるし、なんかやっぱ幅を色々自分でも付けたいと思ってるので、
まあめちゃめちゃ安いね。
普通に寝るだけみたいな、1つの都市もあるので使いますし、
あとはもう1個はやっぱり、なんかちょっとこう特徴のある、
さっきのね、一等貸しみたいなのだったりとか、
そういったものをまあいくつか、
なんか使い分けたりとかっていうのはありますけど、
必ず逆に言うと、王道と呼ばれてるところは行くようにしてますね。
なんか色々こう結構ほら、
なんか天の尺でひねくれてるように見えるかもしれないけど、
03:00
やっぱその王道あってこそだと思うので、
これは別にホテルだけじゃないと思うんですけど、
基本的にどんなものでも王道と言われてるものはきちんと抑えた上で、
いろいろ派生していきたいなみたいな、
ちょっと質問のお答えになってないかもしれません。
いやいやいや、
早川さんがそこは王道を責めるんだっていうところがわかっただけで、
私はかなり嬉しかったです。
本当、なんかやっぱりそれを知っとかないと、
なんか色々他のものも出てこないみたいなさ、
ところはありますけどね、
ただなんか今ね、せっかくこれ皆さんもね、
僕今サイト見てますけど、高岡の本町の家っていいですね。
そうだから結構今ね、やっぱりほら、
もう何年か前でも結構10年ぐらいだから、
海外で言うか日本でもあれだけど、
Airbnbとかさ、
だからそういうので、
だけじゃなくても一等貸しとかね、
シェアするとかで結構いいところで泊まれるようになってきたから、
しかもお値段もリーズナブルめで。
そうそうそうそう、だから複数でね、
結構家族で行くっていう人にとっては、
かなりいいのかなと。
あと今一個思い出したけど、
去年の夏たまたま、
これ番組でも言ったか、
言ってないか、俺ら初めての夏じゃないもん。
うん、秋です。
言ってないと思って、ほらなんか、
コロナでワーケーションみたいにさ、
はいはいはい。
あって、それの一環だと思うんだけど、
夏にちょっとまとまった原稿を書かなきゃいけなくなって、
作家ではないんだけど、ホテルに缶詰みたいなさ、
かっこいい。
そういうので、東京でもね結構、
例えば帝国ホテルが30泊で30万みたいなさ、
ありましたね。
あれも破格らしいけど、
まあ僕にはね、それは退勤ですね。
そんなのは止まるわけじゃなくてですね、
やっぱり千葉かな。
なんか5泊ぐらいちょっとすれば、
多分原稿書けそうなものがあったんで、
探した時にね、千葉で柏知ってあるじゃないですか。
はい。
柏の葉って知ってます?
聞いたことあります。
素晴らしい、そうそう。
そこがすごくバチと企業が一体となってね、
東大かなかのキャンパスもあったと思うけど、
もうめちゃめちゃ整備されてる。
そのスマートシティみたいな感じで。
でも川とかもあったりとかで、
そこにティーサイトーとかもあったりして、
もう結構めちゃめちゃオシャレで、
ベッドタウンでもあるんだけど。
そこに三井ガーデンが、
三井不動産が結局その街作りを都市と一緒にやってるんだろうけど、
三井ガーデンが柏の葉っていうのを作ってて、
多分都内だったらクオリティ的には多分結構高いと思うんだけど、
それが夏のまあもちろん平日ではあったんだけど、
巣泊りで1泊5000円でさ、
お、安い。
だから5泊して25000円で、
まあなんか俺もともと食事1日1食とかだからさ、
え、そうだね。
なんかいろいろ。
なしでまたなんかランニングと原稿書くみたいな、
昔アイスランドでやったのをちょっと柏の葉で再現して、
川沿い走りながら1日を終えるみたいな感じで、
あとはずっと原稿書いてるみたいな、
すごくね、なんかそれで結局食事帯とかも入れて、
まあ車で行ったんだけど、
06:00
車だったらこう家からでも1時間半もかかってないんじゃないかな、
だからすごいトータルで5日間がっつりやって、
まあ夕方からランニングして、
まあ好きなことしてみたいな感じで、
めっちゃいい。
そう、多分トータルで4万もかかってない?
4万くらいか。
だからいいよね。
で、やっぱ都心だけど都心からちょっと外れてるからみたいな感じで、
そうそう、なんかそういう大自然のところとかもいいんだけど、
結構遠かったりさ、
夜やっぱなんだかんだ食事が面倒さがったりとかあるから、
ありますあります。
そう、マナさんのゲストハウスもいいんですけど、
大局でもないけど、
そのホテル自体がいわゆる三井ガーデンなんで、
そこそこいい上に柏の花なんで、
かなり綺麗でリッチな感じでしたね。
ちょっとこれ私も毎日平坦な日常を送ってるので、
ホテルステイなんかで、
平坦じゃないでしょ。
運転館で。
いいんじゃない?
運転館で仕事したいなと思いました。
見てる方、おすすめのホテルとかありましたら、
皆さんのおすすめを聞いてみたいので、
ぜひぜひ教えてください。
ということで、今回も本編に入って参りたいと思います。
今回はどなたにインタビューされたんでしょう。
はい、今回は小説家の原田彦さんです。
これはどういったきっかけというか、ご縁で。
これはですね、シンプルに書店でですね、
今ね、大ベストセラー、ロングセラーになっている
三前の使い方というですね、
小説を、これ見た瞬間タイトルで、
本人にも言いましたけど、やられたなということで、
やっぱりね、お金の使い方って、
そのまま人の価値観が出ると思いますので、
僕自体が、これ小説ではあるし、
節約家族小説というふうにご本人もおっしゃってましたけど、
ある意味結構女性が読む方多いとおっしゃってましたけど、
なんていうんだろうな、
男性で、物雑誌とか好きな人にもね、
実は刺さるのかな、つまり三前で何買えるの?みたいな
タイトルで聞かれるから、
このタイトルの時点で面白そうだなっていうことと、
やっぱりね、本当に今の時代にぴったりですよね。
バブル期だったら3万円の使い方とか、
30万円の使い方だったかもしれない、
100万円の使い方だったかもしれないけど、
このコロナ禍でね、やっぱりどんどんいろいろ、
全体で見たら経済上も厳しくなっていく中で、
三前の使い方っていうのはやっぱり絶妙だと思ってですね、
やっぱりちょっとね、頭使えば割と贅沢なこと、
まだまだできそうかなっていう風に思ったりします。
さっきオープニングでもね、
例えば水井ガーデン、柏原五線って言いましたけど、
三前は厳しいと思うけど、
でも三前でもなんかそういう一泊どっかで過ごすなっていうのできそうだし、
だからこの本面白いと思って、ある意味もう、
ジャケ買いさせてもらって、
で、もちろん中身はね、抜群に面白いですから、
この方インタビューしたいなと思って、
シンプルにインタビューさせてもらった次第です。
なんか本、普段私もいろいろ本読むんですけど、
こういう実用小説っていうんですかね、
こういう本読むのが新鮮で、
09:01
なんか本を通してもですけど、
インタビューでもフラットにお金と向き合えるなっていうのを感じたので、
なんか皆様もそんなインタビューを楽しみいただければなと思っています。
では原田彦さんのインタビュー第1回をお聞きください。
菱田さん、あれなんですよね、私、
昔、最初に賞を取った時に、
パーティーでお話ちょっとだけしたんですが、
次に菱田さんがこういう名刺くださって取って。
嬉しいですね。貴重ですよね。
言わないでそれ取って、もう12、3年、もっと前かな、
12、3年前なんですけど、
すごい嬉しくて。
本当ですか。そう言っていただけると。
そうなんですか。
こういうシンプルな名刺、やっぱり作家さん作られるんだなと思って、
すごい感動したことが多い。
多分その時のパーティーで、すごく大きなパーティーなんですけど、
パーティーなんで、
多分そういう元気の作家さんで、
私、順番額で賞を取ったことは、
順番額の方のブースにいたので、
菱田さんみたいなすごい作家さんで、
いただいたのは菱田さんだけだったんで、
今でもすごいよく覚えてます。
もうそれ喜ぶと思います。
それ5回ぐらい本人に見せておきます。
すみません、本当に改めてよろしくお願いします。
今日はですね、小説家の原田彦さんをお迎えして、
いろいろお話を伺いたいと思います。原田さんよろしくお願いします。
お願いします。
早速なんですが、
今日ね、やっぱりこのベストセラー、
3,000円の使い方について、
これを中心にいろいろとお話を伺いたいんですが、
ここに僕がですね、
持ってる文庫版、20万部突破とあるんですが、
これ倍ですよね、今。
今実は、先ほど実はちょうどご連絡いただいて、
50万部。
すごっ、おめでとうございます。
ほんとちょうど、先ほど本当にちょっと前に。
すごいですね。
11万ちょっとぐらいですか。
ちなみに私の手元にある文庫版がですね、
ちょうど2021年12月25日で8釣りなんですよ。
なので単純に考えても、この時より、
もうだから10何釣りとか20釣りとか。
いやいや、今ね、11ぐらいです。
釣りはそんなにあれで。
1回で釣るのが結構釣ってるってことですね。
そうですね。
11万部、これあとで、
伺いたいと思うんですけど、
ここまでの売り上げというか、
部数って想像してました?
全然、もちろん全然あれでしたし、
だいたい書いたのがもう3年ぐらい。
そうなんですよね、実は。
はい、話で。
もう単行本が出たのも2年ちょっと前、
2年以上前なので、
正直もう本当、
古いとまでは言えないんですけど、
多少ちょっと時代も違いますし、
そういう意味では結構びっくりしました。
なるほど。
12:00
その辺も含めて後でちょっと伺いたいんですけど、
最初に僕からですね、
僕というか、僕と石田イラからですね、
ちょっとお礼があってですね、
この本のおかげでですね、
実は全然関係ないですけど、
この本編の大人の捕獲ラジオの企画がですね、
一つできたんです。
っていうのもですね、
いつもイラさんとですね、
自腹で書店行って本買おうみたいな企画をやっていて、
この間初めての時に、
自腹で5000円企画をやったんですよ。
5000円でもそれなりに買えるじゃないですか。
買えてそれなりに好評で、
選手を今度またやろうねって話あったんですけど、
今回原田さんに3000円の使い方のお話、
伺うって話で、
この間イラさんと話をしていて、
やっぱり5000円はもう浮世離れなんじゃないかと。
そもそもイラさんはね、
原田さんもそうですけど、
お仕事なんで、
毎月結構それなりに本を読まれたりね。
本はね、関しては本当になんか、
あまり気にしないで買っちゃいますよね。
そうですよね。
なので、
イラさんもかなり浮世離れしないようにって、
僕らも笑いながら普段気をつけてるんですけど、
そういう意味でですね、
5000円もちょっと離れてるんじゃないかと。
今後ですね、
3000円でいろんなですね、
ブックオフ企画とかですね、
いきなりブックオフじゃんみたいな。
銀銭いいんですかって、
イラさんに言ったらいいって言ってるんですけど。
ブックオフ企画だったり、
例えば文庫本企画だったり、
なんかそんなことを考えてて、
まずこの3000円っていうところで、
そういう着想をいただいてありがとうございます。
そうだったんです。
はい、そうなんです。
早速なんですけども、
この3000円の使い方ということで、
簡単にストーリーをそのまま、
本の紹介のところちょっと引用させていただきますけども、
就職して理想の一人暮らしを始めた、
美穂、貯金30万円。
結婚前は証券会社勤務だった、
姉、真穂、貯金600万円。
習いごとに熱心で向上心の高い母、
友子、貯金100万弱、
そして1000万を貯めた祖母、
琴子、ミクリア家。
ミクリアでいいですね、読み方。
女性たちが人生の節目とピンチを乗り越えるため、
お金を貯めてどう使うのか。
知識が深まり、絶対元も取れちゃう。
節約家族小説という、
そういう紹介がちょっと僕は見たんですけども、
これ冒頭の感想でですね、
ちょっとお伝えしたい。
これもまた僕の個人的な感想なんですけど、
一番刺さったのがですね、
いろいろあるんですけど、
やっぱり登場人物のみほだったと思うんですけど、
節約セミナーで教わった、
8×12っていう数字。
そこにちょっとボーナスとすると、
年間100万みたいな。
これ本当に、
僕は金融の専門家でも何でもないですけど、
100万円って金額を皆さんどう捉えるかですけど、
月8万円とかコツコツ貯めてると、
本当にここまで変わるんだなっていうのを、
私の場合は、
ちょっとマニアックな話ですけど、
小規模企業共済。
さすが。
良かったです。
生々しい話。
7万円ぐらい。
そうそう。
僕はこの8万円って数字なかったんですけど、
マックス7万。
夫婦とかだったら倍までいけますけど、
当然それも年間84万で、
15:01
例えば10年やってたら、
840万って結構バカにならないじゃないですか。
ただ、投資ではないので、
その辺また別の話だと思うんですけど、
その辺がすごくリアリティあった。
この辺の数字っていうのは、
原田さんの中で、
まさに自分で大事というか、
ポイントで伝えたかったみたいなのがあるんですか。
私これまさに、
大学時代に、
大学の先生が、
多分全然本当に経済とは関係なくて、
教育学の先生だと思うんですけど、
先生が、
私はちょっと年上ぐらいのお嬢さんがいらっしゃる先生がいて、
その先生が仰ってたんですけど、
自宅から通うという、
ちょっと前提なんですけど、
だったら、
少しずつ頑張って、
当時女の子の初任給って、
15万とか16万とか、
12、3万の時だと思うんですけど、
とにかくそれから8万円なんとか貯金しなさいと。
それで、
ボーナスで2万ずつ足すと、
ちょうど100万になって、
ボーナスは好きなように使っていいと。
いいですね。
できたら海外旅行とか、
若いうちにできることやりなさいと。
その代わり毎月8万円ぐらい貯めてみたら、
やっぱり100万円できるからって言われたんですね。
確かに100万円ってまとまった数字になると、
ちょっと気持ち変わるんですよね。
変わりますよね。
100万円持つって、
大学生自体には全く想像できないんですけど、
じゃあその100万円どうしようか、
みたいなことがまた考えたりとか、
これがまた300万ぐらいになってたら、
またちょっと気持ちが変わってきますし、
本当に学生の時、
でもこれすごく当たり前の話なんですけど、
8万円ずつ12ヶ月やれば96万円、
誰でも知ってるんだけれども、
言われないと意外と気がつかないというか、
これは入れたいなと思ってました。
ちょうどツイッターにも挙げられましたけど、
33歳で手取り22万円の僕が、
1億円貯められた理由みたいな。
井上さん。
確かに言われてみれば、
今までなんとなく学んできたことなんですけど、
原田さんと井上さんの部分で、
通ずる部分もあると思うんですけど、
違いますよね。
年数経っていくとその辺が差を分けるのかな。
いろんなあれが違ってくると思いますし、
金額も違って。
井上さんと私、実際にお会いして、
お話したことあるんですけど、
年代が違うとまたちょっと違ってくると思うんですけど、
100万円できると、
今度は貯金じゃなくて、
ちょっと投資してみようかな、
というふうになりますし、
さっき井上さんが言った小規模…
企業ありますよね、教材。
あれも企業教材、
例えば7万円ですけど、
それフリーランスで入ってらっしゃると思うんですけど、
18:00
フリーランスのイデコって5万2千円じゃない?
満額だと5万2千円ですよね。
この7万円とこの5万2千円を、
満額ずつやって、
やるとどのくらいかなって私も思ったんですが、
年間で140万ちょっとくらいで、
これを13年くらい集中的にやると、
いわゆる2000万くらいになるんです。
それちょっと投資なんかすると2000万くらいになって、
よく2000万問題ってすごく言うじゃないですか。
フリーランスはなかなかその2000万円問題って、
すごく難しいし厳しすぎる話だと思うんですけど、
自由に3年頑張ってやると、
そのくらいになるっていうふうに、
研究さんもできますし、
ちょっとそういうふうに自分の中で、
計算してみるっていうのって意外といいかなと思う。
ありがとうございます。
なんかすいません、冒頭で経済史のインタビューみたいになっちゃいましたけど、
いやいやいや、さすがですけど、
ここからですね、
投資してない方であれば、
また話が大きくなったかもしれませんが、
やはりここで元に戻りたいんですけど、
その上で改めてですけど、
やっぱり個人的に最初に一文で引きつけられてですね、
やっぱり人は3000の使い方で人生が決まるよと祖母は言ったって、
ここですごく引きつけられたんですけど、
この作品もやっぱり何でしょう、
この一行目から生まれたんでしょうかっていうのも、
原田さんもね、いろんなインタビューとか、
村上春樹さんの結構、
大好きで影響を受けてるってことで、
春樹さんなんかある意味一行から生まれたみたいな、
結構あるじゃないですか、
あと確か何かのインタビューで、
ラジオガガガについて、
まずある日おばあちゃんはその人を、
井上さんと想定して、
話しかけてしまうみたいな、
シーンを一行だけ書いたらそこから実現させようみたいな、
なんか原田さんの中で、
その一行目から始まるみたいのはあるんですか、
それかこれはたまたま一行目から始まってるだけで、
当然この本もね、
それなりにちゃんともともと脚本とかシナリオとかプロットのプロだと思いますんで、
結果的にこの一行、印象的な一行から始めたけど、
別に着想はこの一行からじゃないよ、
どんな感じなんですかね。
今回のこれに関しては、
最初に編集者さんの方から、
なんていうかテーマ小説みたいなお題を出されたんですね。
だからなんかテーマを決めて小説書いてみませんかっていうことで、
私10個くらいその時テーマいろいろ考えたんですよ。
例えばこれ没になったテーマとしては、
発行小説とか、発行した食べ物。
発行小説とか、
例えば手術小説、手術した人の話。
手術して人生変わるってあるじゃないですか。
そういった手術小説とか、
いろんなことを考えた中の一つが、
この節約小説っていうことで、
節約する家族。
でも一応その10個の中では、
自分の中では一番これ書いてみたいなっていうのがあったんですけど、
21:02
そしたら編集者さんの方も選んでくれて、
じゃあそれでいきましょうっていうことだったんで、
実は最初題名は節約小説しか考えてなくて、
そのまんまですか。
節約小説か節約家族でどうでしょうって言ったんですよね。
そしたらそれがちょっとダメって言われて、
ダメっていうかちょっとあんまりにもあれなんじゃないかっていうことで、
最初の連載は節約メリーゴーランドっていう名前で連載始めまして、
っていう感じだったんで、
3000円の使い、もちろん1行目はこれはいいなと思って、
3000円ぐらいの金額で何を買うか何をするかって、
これ1000円でもいいんですけど、
1000円だともうちょっと小さなことになってしまう。
3000円の方がいろいろ幅も出てくるし、
それで3000円ぐらいでっていうことで始めたので、
実は今回はちょっと1行目からっていうことは。
ちなみにせっかくこの本編に入ったんですけど、
すいません僕ちょっとすぐ脱線癖があるんですけど、
発行小説、漬物だったり納豆だったりとかどう思う?
もしできたらどういう感じですか?
第1話納豆、第2話何とか、
それで最後ちゃんと繋がった話どういうイメージなんですか?
そうですね、ヨーグルトメーカー買ったんですよ、その当時。
今も使ってますけど、
ヨーグルトメーカーってすごいヨーグルトを使う、
作るために買ったんですけど、
実際にはいろんなもの作れるんですよね。
お味噌も作れるし、
あといわゆる低温で調理するっていう機械であるので、
ヨーグルトだけじゃなくて鳥ハムみたいなハム作ってます。
すごいですね。
60度で例えば何時間もやればハム作れますし、
あと水キムチって韓国の水キムチとかも作れて、
すごいいろんなもの作れるなと思ったんで、
その時にそれを一台買うことによって生活が変わっていくみたいな、
そういう女の子の話でも書こうかなっていう。
面白いですね。
今は書いてないんですけど。
それは今後ぜひお願いしたいんですけど。
でもさっきのさらっとお話をいただいたんですけど、
1000円でもなく3000円っていうのは本当に絶妙だったと思うんですけど、
なんて言うんでしょう、原田さんご自身の中で3000円ってのあったと思うんですけど、
いわゆるここに出てくるね、
当然僕も男性でしみは男性が女性がっていうのもあれですけど、
普通に楽しませていただいたんで、
この読者はね、男性女性あんまり関係ないかもしれませんが、
ただとはいえね、主人公というか登場人物がやっぱり女性が多いので、
その上の原田さんが想像する読者だったり、原田さん自身も含めて、
3000円っていうのはもうちょっと具体的な、
確かに言われれば3000円でちょうどいいなと思うんですけど、
何かもう少し具体的な理由とか、裏付けじゃなくてもいいですか、
何かありましたか。
24:00
5000円でなると、5000円ぐらいだったら多分貯金しちゃうと思うんですよね。
1000円になるともう1万円なんで、
やっぱりちょっと使えるお金の、
まあ使えるお金のあれが3000円だろうなっていうのはあったんですよね。
3000円ぐらいだと、この彼女も言ってますけど、
そういうちょっとセミナーとか、そういう勉強関係があるんですよね。
もちろん本2冊買ってもいいし、文庫だったら3、4冊、
今ちょっと分高いですけど、4冊ぐらいとかね。
やっぱりちょっとボリュームが出てきますね。
あとちょっとチケット買ったりとか、
結構この本読んだ感想の方とか、
あと本は読んでないんだけど、
何か3000円使い方っていう名前をどっかで、
新聞広告なんかで見た人たちが、
好きなアイドルとかのチェキだったら、
2、3枚で終わるみたいなことを、
ツイッターとかに書いてくださっていて、
結構面白いなと思います。
無難な本は読んでくださいみたいなんですけど、
でも何かそういう、いろんなこと皆さん考えてる話だなって。
エンディングのお時間です。
インタビューでは皆様からの早川さんへのご質問や、
番組への感想、取り上げてほしいテーマなどを募集しております。
エピソード説明欄のURLからどしどしお寄せください。
またいただいたご質問等は、月末のYouTubeライブにてお答えしていく予定です。
今月のライブは4月27日の水曜日、夜19時からです。
たくさんのご質問を募集しております。
そして、人と一体一で会う前、会った時、会った後に何をするか。
著名人から資生の人に至るまで18年間で2000人以上にインタビューをし、
発信を続けるプロインタビューは早川洋平が、
その全てを余すことなくお伝えしているあうちから養成講座、
早川さんからの無制限コンサルティングがついた映像コース、
そしてリーズナブルな価格でスタートできる音声コース、
映像と音声のお好みの方法で受講をお選びいただけます。
詳細や申し込みは概要欄に記載してある、
あうちから養成講座のホームページをご覧ください。
そしてもう一つお知らせです。
早川さんと参加者の方がお気に入りの本をシェアし合うQRカフェも、
4月の22日金曜日、19時からZoomにて行われます。
今回は石田イラさんのシンシンという本をテーマに行うので、
皆さまもぜひいらしてください。
ということでエンディングのお時間でございます。
今回原田さんの3,000円の使い方っていう本をテーマに行っているわけなんですが、
今回節約っていうのがインタビューで一種のキーワードだったかなと。
早川さんなりの節約術みたいなのはなんかあるんですか?
そうですね。でも原田さんの小説にはありましたし、
原田さんとインタビューの中で話したらわかんないですけど、
やっぱりね、ただ切り詰めるだけだと苦しい、苦痛なだけなので、
やっぱり楽しい節約がいいなというふうには思います。
ちょっと抽象的になっちゃったんだけど、
27:00
でも自分の中で節約というか、やっぱり価値観というか、
今でこそ結構はっきりしているので、
これに使うものをこれに使わないとか結構はっきりしているので、
そもそもあんまり節約している意識がないですよね。
使うときはもちろん旅行とかインタビューのためだったら、
ガンって機材も使っちゃうので、
ただし興味ないものとか、
他のなんとなくみたいなものを一切と言っていいほど使わないので。
使わなさそうです。
本当に必要なところにお金を使っているっていうことですよね。
あと、そうやってもちろん節約とか考えるときもあるし、
となるとやっぱり極論が意外と大事で、
これなかったら死ぬかなみたいな。
極論、本当に極論。
でもそうなると、そういうので考えるとほとんどのものいらなくて、
本当に衣食自由最低限でいいわけで、
でもそういうものをやっぱり知ってたるを知るじゃないけど、
一回自分のそことかを知っておくと、
生活レベルって、この小説の中でもあったかもしれないけど、
僕がそんなに裕福な生活しているわけじゃないですけど、
ただ思うのが、結局よく破綻する人って、
収入が上がっていったら、その分資質というか生活レベルがどんどん上げていくから、
実は苦しいみたいな、下手した感じみたいな。
うん、うん。知ったことある。
でもこの小説とか原田晴乃さんも言ってたけど、
例えば年収200万円だとしても、
コツコツ貯めていって1億貯めたみたいな人、海外にもいるし、
だからやっぱり収入と資質のバランスというのは当たり前の話なんだけど、
そこは間違いないようにとか、
あとは、節約だけだと確かにつまんないところもあるので、
やっぱりどうやったら稼げるか。
稼ぐって言うと僕はあんまり得意じゃないし、ビジネスは興味ないんだけど、
でも新たな面白いものを生み出して、
そこでまた喜んでもらえばお金もついてくるみたいなところもあるし、
あとはコマゴマとね、やっぱり節約ではないですけど、
僕はやっぱりその機材は結構投資するので、
新しいものの方がいいもの、例えばカメラも撮れたりするので、
そういう時は迷わず売って買い替えてどんどん行くみたいな。
本当にいいカメラとかだったらそんな値段下がらないから、
次の時はその差額だけで買ってくるんじゃん。
うん、確かに。
だからその後いらない機材はどんどん売ったりもするから、
節約っていうか、売るのは結構やるね。
ちょっと見習います、私。
売れないものとかこういうのを買ってしまうし、
あとUber Eatsにお金使いすぎてるのが今ちょっと気にならない。
でもそういう当たり前だけど、やっぱり気をつけなきゃいけないのは、
節約しすぎて本来の人間としての面白さとか深みとか減っていくと、
それは本末転倒。
よしよしとかそれこそバランスがあると思うけど、
ただ切り詰めるだけじゃすごいつまんない。
特に僕らの仕事っていろんな面白いものをいかに体験してるかとか知ってるか、
30:00
それを見せにきらないと。
やっぱりただネットから見ましただけじゃさ、
俺らの生命線はそこをただ引っ張ってくるだけで多分価値がないから、
やっぱりいかに経験してるか。
だから経験にはお金を一切とめつけないみたいなのがあるよね。
それ私取り入れます。経験にお金を使う。
ちょっと意識しながら進化していく。
そこだけ見るととんでもない赤字になってるから恐ろしくなる。
もちろんね、しっかりもしくは他でちゃんと稼いでみたいなところあると思うんですけど。
めっちゃ勉強になるエンディングでした。
僕も偉そうに言ってますけど全然できてません。
破綻してます。
ということでまた次回、皆様とお目にお耳に書かれますことを楽しみにしております。
ごきげんよう。さようなら。
31:09

コメント

スクロール