1. INTERVIEW │ インタビュー
  2. #63:本を書ける人と書けない..
2022-05-24 27:49

#63:本を書ける人と書けない人の境目 │ 海堂尊さん(医師/作家)

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/aB3VF9CYMjI

【本を書ける人と書けない人の境目】
「43歳までは書けなかったけど、書けるという確信はずっと変わらなかった」とお話しされた海堂尊さん。実際に2006年に『チーム・バチスタの栄光』を書き上げ、第4回『このミステリーがすごい!』で大賞を受賞し、作家デビューを果たします。
本を書ける人と書けない人の境目はどこにあるのか教えていただきました。

【プロフィール】かいどう・たける/1961年、千葉県生まれ。医師、作家。2006年『チーム・バチスタの栄光』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、作家デビュー。評伝『よみがえる天才 北里柴三郎』、『よみがえる天才 森鴎外』(ともに、ちくまプリマー新書)も刊行。

奏鳴曲 北里と鷗外
北里柴三郎─よみがえる天才7
森鴎外─よみがえる天才8

【海堂尊さんへのインタビュー】
Talk.1 新千円札の肖像「北里柴三郎」と森鴎外の知られざる関係 〈5月17日(火)公開〉
Talk.2 創作と取材のバランス〈5月20日(金)公開〉
Talk.3 本を書ける人と書けない人の境目〈5月24日(火)公開〉
Talk.4 「自分にしか書けない文章」を書く方法〈5月27日(金)公開〉
再生リスト

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Apple Podcast(音声)

【目次】
OPトーク
『奏鳴曲』執筆中に聴いた曲
コロナによる創作への影響
海堂尊の気晴らし
Q.「このミステリーがすごい」で注目されてから、どの様に人生が変わりましたか?
誰でも一生に一冊は書き上げられる
人生最高のエンタメ作品
目に見えないもので大切なもの
EDトーク

「会う力」養成講座
・映像コース:早川洋平のコンサルティングを受けたい方へ
・音声コース:リーズナブルに学びたい方へ

ニューズレター(早川洋平のエッセイ・最新情報をお届け)

▼「QR CAFE」(人生を更新する読書会)

▼番組への感想・質問はこちら

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【ナビゲーター・堀真菜プロフィール】
ほり・まな/現在、早稲田大学4年生。
コロナウイルスの流行により、人と会いづらくなったことを機に、zoomを通して色々な人の話を聴くことを始める。1年間で200人以上にインタビューを行い、聴くことの魅力に目覚める。
現在、勉強を教えない塾福幸塾と提携し「思考と対話の技術」の提供をする他、学生・若者向け対話サービス『workin’ talkin'』を立ち上げるなど、
対話、インタビューを通じて様々な事業を展開している。プロインタビュアーとして実績を積むため現在奮闘中‼︎
https://koushiro123.wixsite.com/manaroom

▼関連キーワード
#海堂尊
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Videographer/Editor : Kimi

00:01
インタビュー
こんにちは、はるまなです。
インタビュー、この番組はYouTubeとポッドキャストを各プラットフォームよりお届けしています。
YouTubeのチャンネル登録、ポッドキャストの各番組のフォロー、皆様よろしくお願いいたします。
そして、早川さん、今回もよろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
最近、私がいろんな大人の方とか経営者の方とかと話す機会があって、
その中で、これやってみるといいよみたいな言われたことで、最近ちょっとやってることがあるんですけど、
やりたいことリストを100個作るみたいな。
ありますね、そういうの。
なんか書けば引き寄せの法則ではないですけど、ちゃんと書いて目にすることによって叶うみたいな。
で、意外と難しいんですよね。
意外ととか普通に難しいんですよ、100個書くのは。
まあ、仕事のこととかいろいろあるんですけど、私は人生で一度はやりたいことみたいなので、
ランジージャンプとか、ホストに行ってみたいとか。
ああ、ホストクラブみたいなね。
あと、これだとキャラがどんどんおかしくなりますけど、人生で一回だけはパチンコをしてみたいみたいな。
全然いいじゃん、もう行ってらっしゃい、この後。
何も経験せずに、その世界を知らずに死ぬのは嫌なんで、そういうやりたいことがいっぱいあるんですよ。
中川さんが今やりたいことでもいいですし、やりたいと思って達成したことでもいいので、教えてください。
そうですね、やりきれてないのはベタですけど、前も言ったかもしれないけど、ソロキャンプですね。
ソロキャンプご興味あるんですか?私それ初めて聞きました。
キャンプはっていうか、ブームに別に乗っかるわけじゃないんですけど、まあいいじゃん、良さそうじゃん。
エッセイとかで書いたことあるかもしれないけど、結局先週の年、片付けできないと同じですね。
要は面倒くさがりなんで、キャンプ行ける人ってすごい器用じゃん。器用っていうか、いろいろちゃんと全部段取りもしてさ、
自分でいろいろやったりとか、下手したら一緒に連れて行く人の物々万全でみたいなさ。
憧れはあるんだけど、いざやろうとした時に、その辺が、本当は言い訳だけど、ガチでそれだけに専念できたら超こだてできると思うんだけど、
ただ細かい作業がやっぱりできないから。組み立てとかね。
結局、近所のパパ友の人がですね、すごい人いるじゃん。軽くささっと。
全部一緒に用意するから行きましょうよ、みたいに言ってくれる方がいて。
そもそも人と泊まりに行くとかもないんだけど、その方は本当に希少な方で、その方が人に会わせられる方だから。
その方と行って、セミソロキャンプみたいなさ。ソロじゃないからセミなんだけど。
03:02
全部いろいろテントとかも貸してくれたりとか。その彼は慣れてるから、車の中で。
今ね、自分自体車の中に寝るとかも結構あるよね。オートキャンプなので。
なので、そういう感じなんですけど、そろそろ一人立ちして、もうすぐ2になるおっさんだから、ソロキャンプしたいなと思いつつ。
え、なんかアニメのゆるキャンの影響とかではない?
全然ない。見てない、ゆるキャン自体は。
ただなんか、そう、だからまあ、とにかく一人が好きなんだね。
私もキャンプハマったから一緒にキャンプ行こうと、深井さんも含めてとか言おうとしたんですけど、あくまで早川さんは一人で行かれてしまう。
そうですね、まず一人立ちしないとダメですか。その後に一人一人が一人立ちでポツンポツンポツンとね、みんなで行ってもいいかもしれない。
そういうセミソロキャンプ。
一人ずつでみんなで。
マナさんは、じゃあもう結構自分一人で行ける?じゃあ行こうと思います。
無理です無理です。私は空想、机上の空論です。
なるほどね。じゃあまあそう、僕はソロキャンプで、マナさんはパチンコ。どちらが先に実現するか。
パチンコもこの後行ってみてください。
全然実現しそう。
そんなところで今回も本編に入って参りたいと思います。今回はカイドウ・トケデさんのインタビューの第3回です。
カイドウさん、医師っていうことで、コロナ問題とかにもいろいろ警鐘を鳴らされてたりするじゃないですか。
この本の後書きにもそれが書いてあって、実際この本読んだ印象でも、何だろう。
森養害がいろんな業界に食わし、政治も医師も。
北沢と柴桜もそうかもしれないですけど、政治界と医療界が今よりめちゃくちゃ密接なような気がして。
でもだからこそ目の前で救わなきゃいけない患者さんがいるのに、裏の制度とかでいろいろごちゃごちゃして、
結局目の前の患者が救えないとか、そういうことに関して闇みたいな部分も垣間見えたりしたような気がしたんですけど、
実際、早川さんはインタビューの中でコロナ問題との関わり方とか関係とかお聞きしたんですかね。
そうですね、コロナの具体的なところまでは今回本誌から少し外れるんで、そんな深く入っていかなかったんですけど、
この送命局の後書きにも今マナさんおっしゃったようにあるように、やっぱり感染症の基本的な一番大事なものは、
北沢が提唱した、やっぱりまずきちんと調べて、陽性であれば隔離してみたいなね、
その辺を徹底することっていうのが北沢がやったこと、そしてカイドウさんも意思として、それがやっぱり必要だということで。
ただね、これはまた賛否あるので、ここではあまり明言はしませんけども、やっぱり日本である世界であり、
06:00
その辺がね、コロナもあまり収まらずに、もはやゼロコロナっていうのはそれこそ中国ですら難しくなってきたので、
その見なし陽性に関しての賛否なんかカイドウさんもいろいろ書かれたりもしてますけど、
ただまあその辺の話は置いといて、やっぱりマナさん言ったように政治と医療っていうのは切っても切れないわけで、
やっぱりこの物語の僕が一番面白かったのは、今まさにそこだと思っていて、カイドウさんにもぶつけたんですけど、
やっぱり異性化って言葉がね、この中に出てきて、医療と政治で化と書いて、異性化っていう人がね、非常に多くて、
だから森鴎外なんかまさにそうだし、北里もね、そうですし、やっぱり国を動かすために良くも悪くも政治がないとね、
医療も含めて、なので密接につながってるので、その辺がね、非常に、なんだろうな、
闇とか暗いっていう感じはやっぱりこのエンタメなんでね、僕は感じませんでした。
もちろんいろんな読み解き方があるので、そういう見方で見ても面白いですし、
まあでもそういう、なんかね、本当に毎回今回言ってますけど、やっぱりエンタメの力っていうのをね、
エンタメ的なネタを最初からエンタメでやるっていうのはね、まあそれはそれで緩くていいんですけど、
やっぱりこうね、カイドウさんってチームバチスさんの時もそうですけど、
まあ医療エンタメっていうことで基本にやってらっしゃいますので、やっぱりその医療とかさっき言った政治とかね、
かなり重いものをエンタメにね、するまあ、やっぱりその離れてるものをね、真逆に振るっていうね、
なんかその辺がやっぱり素晴らしいなと思いますし、やっぱり本当に優れた作品ってそういうものがやっぱり多いと思うので、
なんかもう本当にクリエイターの端くれの端くれの端くれとしても、
まあなんかいろいろね、今回たくさんのインスピレーションをもらう、そういうインタビューでした。
それではカイドウ・タケルさんと早川さんのインタビュー第3回をお聞きください。
やっぱりね、カイドウ・タケルさんといえばこう、作品を書く時にテーマソング、
しかもJ-POPみたいなイメージがあるんですか?
そう名曲は?テーマ曲は何でしょう?
えっとね、最初は吉田拓郎のマイヒメだったんですよ。
ところがこのマイヒメを書いてる時は北雑魚だけだったんですよ。
オウガイじゃなかった。
なるほど。
で、オウガイを書こうっていう気もなかったんです。
で、その後、家紋に行きました。
あ、まさか僕も大好きなんですよ。家紋がカイドウさんの何の曲ですか?
バーンと、あと花吹雪。
あーいいですね。
なんで今こうやってね、うろう声なのかっていうと、
当時、さっきも言ったように、コロナノックシルフと競争曲が間に入って、
それをものすごいリピートしてて、そこから戻る時にしたんだけど、
その2つのリピートどこど印象が強くないんですよ。
09:02
で、バーンと。
あと、うちに帰ったら資料があるんで、正確に答えられるんですけど、
メモしとかないと忘れちゃう。
なんか僕のイメージだと、たまにというか、宇多田ヒカルとか、
最近だとちょっとシーナリンゴとか東京事変気味だったんだけど、
今回はそういう感じなんですね。
それこそ、まさにそなたが出てくるのかなと思ったんですけど、やっぱりJ-POPなんですね。
僕もいろんなもので読んで、理由はJ-POPのゆえんを聞いてるんですけど、
それでも比べるのも恐縮ですけど、私やっぱり仕事する時は、
もう歌詞あるとダメなんですよ。
J-POPって一番ないんですけど、
言語的になぜカイドウ・タケルにとってJ-POPなのか説明していただくことできますか?
最初にね、聞き始めの1、2回は、僕も歌詞が気になって引きずられるんです。
でもそのうちに、それがもう完全に背景に行って、
なんか喋ってるなぁみたいな。
そうすると、盲腰帯っていう脳の組織を刺激するんですね。
で、活性化されるっていうのが最もらしいですね。
最もらしいですね。しかもカイドウ先生が言うと、
医学博士ですからね。
医学博士が言うと、そうすると、
嘘ですよ、でも。
どこまで本当ですか?
それ全部嘘。
ただ盲腰帯が活性されると、潜在的な覚醒度が上がるのは事実。
で、J-POP聞くと多分そうなるだろうっていうのは仮説。
じゃあ僕は正直、J-POPそういうので聞くのは不快なんですけど、
ひょっとしたらカイドウ・タケルばりに2、3回ちょっと試みたら
覚醒する可能性はある?
もうお勧めしませんね。
だから僕もね、ノンフィクションは音楽ないんですよ。
あ、そうなんですね。
だからノンフィクションの時は音楽はかけない。
っていうのはやっぱり、何ていうか、
論理的に考えたりするのに向いてない。
確かにあまり覚醒する必要もないですね。
でもちゃんと固めていくことが大事なんで。
ちょっと伺いたかったんですけど、
月並みですけど、やっぱりこのコロナで2、3年、
カイドウさんといえど、コロナ前よりはいろんな制約制限って
あったと思うんですよ。人と会ったり外に出るのって。
そういう意味ではそういうことがカイドウ・タケルのクリエイティビティに
ポジティブ・ネガティブそれぞれあるかもしれないですけど、
なんかありましたか?変化?
変化はないですね。
ない?
本当に全くない?
あるのかもしれないけど、
あえて言うと外的に講演会が減ったんで、
講演会やると大体前乗りして一泊して、一泊延長して、
ミニ旅行もして、
その気晴らしが少なくなったって影響ですよね。
気晴らしっていうところを聞きたかったんですけど、
やっぱり何かのインタビューで、
カイドウさん日常をフラットに生きるように心がけてるから
っていうのを何かで見たんですよ。
12:01
見たかも。
最近のですよ。最近の取材ですよ。
そこでそういうと、やっぱり今の気晴らしじゃないですけど、
例えば普通であれば、
例えばランニングするとかいろいろ、
何か抜けるものがないと、
カイドウさんも鉄人ではないと思うので、
必要だと思うんですけど、
そういう意味では今のカイドウさんにとって、
どこでそういう、
今気晴らしもそういう意味で減ってるでしょうから、
フラットに心がけたのに逆に何かしてる?
気晴らしって書くことなんですよ。
そうか。
だからほら、遊びだって言ってたでしょ。
だからコロナでもあんまり影響はない。
外的に講演会減って旅行が減ったっていうのは、
影響あるなとは思ったんですけど、
だから生活がそんなに変わらないんですよ。
確かにそうか。
そういう意味では遊びは当然今も書くこと。
そうです。
書くこと以外で遊びって何ですか?
そこですね。
この間、割目で本に出てボロワキしたの。
その話を思い出す。
メラメラと。
出たいって言って出るならばいいんじゃないかな。
そうか。即答ですね。
なるほど。
あとはキャンディークラッシュ。
1万名を超えました。
すごいですね。
初めて自慢できた。
そういう意味ではフィジカルな遊びってあんまりないんですか?
散歩。
それはもう結構、ルーティーンでわざわざ義務館ではないですけど、毎日やってる感じですか?
気が向いた時に。
それも資料で古本を探しに行くのを散歩にしたりとか。
なんか、そんな感じ。
やっぱり神房町とか必須です。
うちが神房町歩いて30分くらいなんで。
そうなんですか。
オリガールと金曜土曜で古本市やってるので、古本会館で。
そこを行って資料を集めて、ラテンアメリカと総名局用の資料を集めたんですけど、
古本市行くと大谷先生の資料はいつも2,3冊必ずゲットできて、
でも北斗先生の資料は古本市では1回も見つからない。
それぐらい情報格差が。
もう大谷先生いらないような気持ちで。
なんか面白い話になりました。
ここでリスナーの方から質問が来ているので、一つ取り上げさせてください。
このミステリーがすごいで注目されてから、どのように人生が変わりましたか?
さっきターニングポイントと言われましたけど、
あの受賞がターニングポイントでした。
人生がバラッと変わりました。
AI推進の医者から物書きになって、
女優さんや俳優さんがテレビに出て、大変わりです。
15:05
その前の話を後々含めて見ていると、
物書きでやっぱり一冊本書きたかったことがあると思うんですけど、
チームバティスターのもし書くことがなかったら、
足られ歯になっちゃいますけど、
そして当然大賞受賞してなかったら、今はないんですかね。
これをいつも話しているんですけど、
人は生涯一つだけは物語を書ける。
面白いですよね。
話の信仰者だったんで、
もしあの時バティスター書けてなかったら、
また書きたくなるまで放っておいて、
書きたいなと思ったら書いて、
それが書けたらデビューを探す。
書けなければまた次みたいな。
一緒に一冊って思っていると挫折にならないんですよ。
だからその意味で、
作家になりたいと思ったことはなくて、
物書きってのは別に作品ができなくても物書きですから。
だったんですね。
ただ一つ書けたら不思議なもので書き方が分かって、
どんどん書けたという。
文章の書き方とか、
誰かの小説作法みたいな本とか、
読んだことは一回もないですね。
あります。
それは小説を書きたいとかじゃなくて、
パララッと見て面白いなと思って読んだのがあります。
それはスティーブン・キングの小説作法を読んで、
それはすごい面白くて、
小説を書くというよりも、
文章の磨きをかけるようなテクニックなんで、
それは短い文章とかでも使えるわけだし、
どこで出会ったかというと、
当時スポーツクラブ行ってて、
自転車漕いでたら、備え付けの本にあったんです。
これ面白いなと思って探して買ったんです。
備え付けに小説作法ってなかなかいいセンスですね。
めちゃくちゃな置き本でした。
そこで出会ったもう一つの小説作法系の本が、
栗本川尾先生の小説道者、
静人の静、BLの初心者を書き付けして教えたんです。
あれは全3巻だったんですけど、すごく面白かったですね。
僕、ちなみにBL系は全く興味ないんですけど、
BLを表している栗本先生の話がすごく面白くて、
BLを読んでみようかなと思ったぐらいに読んでませんでした。
誰でも一生に一冊書けるっていうのは、
やっぱりすごく勇気づけられると思うんです。
18:00
励みになるでしょ。
励みになりますね。
でも一つ個人的な質問になっちゃいますけど、
それこそこの番組の主でもある石田イラからもよく言われてるんですけど、
やっぱり僕もノンフィクション的なものは、
まだ本は出してなくてちょっと進めてるものがあって、
そっちは何とか書けると思うんですけど、
いわゆる今日もクソにながら海藤さんとお話を伺ってたり、
イラさんとお話を聞いてると、
ひょっとしたら、文学者とか恐れよくてあれですけど、
小説、俺も形になるかわかんないけど、書いてみたいんですね。
書ける?
やった!
どう思います?どう思います?って言いますね。
でもやっぱり、もちろんそれが世に出るかとかは、
本当にされた採用とかはあるのかなと思うんです。
関係ないですね。
関係ない。
まずは書くことですね。
書いて、とりあえず仕上げる。
そこからです。
まずは書くこと。
その先どうこうって考えるのは、すべて邪念です。
とにかく書けてます。
まず書いて、書き上げること。
だから僕も偉そうなことは言えなくて、書き上げられなくて、
中途で放り投げてたんですから。
でも今考えると、
いろいろ無理があって進められなくて、
ここで止まったんだな、みたいなのはなんとなくわかる。
無理があってっていうのは言える範囲ですけど、どういうことなんですか?
人物はそう動きたくないとか、
物語の骨格がクソ面白くないとか。
そこあるとそうですよね。
書いてて楽しければ、面白ければ多分書いてて楽しい。
でも面白くないから止まっちゃうんですよ。
だからそんなものは無理して書く必要ないんじゃないかと。
僕は昔から書けるって思ってました。
だけどまさに43歳まで書けなかったけど、
でも書けるっていう確信はずっと変わらなかった。
そういうふうに思っとけばいいだけなんですね。
ありがとうございます。
これ以上史上挟むとあれなんですけど、ちょっとだけ挟ますように。
僕ノンフィクションの方で書いてるものがあって。
結構進んでるんですけど、ちょっと止まっちゃってて。
いろいろ自信をなくすんですけど。
カイドさんが言っていただくと。
止まっていくってことは、どっか無理があるんですよ。
ですよね。
でもそれは多分今の視点からは見えないんで、
ステージ変えなきゃいけない。
あるいは遠くから見るとか、あるいは本当に一旦離れるとか。
それすごい有効ですよね。
そうですよね。
だから僕が小さく書いた時に、
本当にそれまで5枚ぐらいしか書いてなかったのは、
200枚ぐらい書けたかなって。
第一部書き終えたところで、でも動かなくなっちゃったんですね。
その時に思ったのは、今回は5枚じゃなくて200枚書けた。
21:00
すごいですよね。
同じ人間とは、僕のさっきの規制概念だとやっぱりありえないんですよ。
そう、だからそれはそういうふうに思い込んでるから書けないんですよ。
僕は一冊は必ず書けるっていうことだけを単純に確信してたので、
でもそれは作家になるっていうのは大切なことだけど、
一冊は書けるっていうのは、いつでもできそうじゃないですか。
だからできるって思えばいい。
そうですね。
人生最高のエンタメ作品一つ挙げるとしたら何でしょう?
本でも映画でも何でもいいです。
最高とか最低とかっていうのは考えない人生なんですよ。
はぐらかすみたいに申し訳ないですけど、
一つ選べないっていうか、あんまりそういう思考をしたことがない。
じゃあもし無人島に行って、
昔は無人島レコードみたいな企画もありますけど、
一つだけそういう好きな思考物、本、映画持ってきるとしたら?
チームバチスタのエコー。
これは本当ですか?
本当ですよ。一つだけだった。
それは当然自分で、もちろん抜群の作品だと思いますけど、
なんででしょうね、シンプルに。
一番面白いから。
人のものも自分のものも含めて?
自分のものじゃなくて、これはすごい面白いなとか思うものがいっぱいあるし、
ナンバーワンだとは思わないですよ。
だけど一つだけ選んでもってけって言われたらそうなる。
だからナンバーワンなんですかっていう質問に対しては、
僕本当に相性があるということです。
バチスタは好きだし、自分でもいい作品だと思うけど、
世界でナンバーワンとは思ってないです。もちろん。
だけど面白い。
だから僕が持っていくのは良いんじゃないか。
良いですよ、もちろん。
あとはまさに医学博士、博士なので伺いたいですけど、
やっぱりその科学的、合理的なイメージがすごい強いんですけど、
そのカイドウ・タケルさんがどう考えても非科学的だろうみたいな、
いわゆる見えないものって言い方してもいいですけど、
大切にしているものをどんなことですか。ありますか。
記憶?
どこかで記憶って言われてましたね。
だって記憶は自分だけのものだから。
でも自分に都合よく改善したりもしてるらしい。
でも要するに、自分っていうものが継続して持っているものっていうのが一番大事かなと思います。
それは他の人にはとって変われないものだから。
例えば何かものがあって、工学のものがあって、
それはお金があれば他の人も変える。
でも僕の記憶は誰にも変えないし。
24:01
エンディングのお時間です。
インタビューでは皆様からの早川さんへのご質問や番組への感想、
取り上げてほしいテーマなどを募集しております。
概要欄のURLからどしどしお寄せください。
またいただいたご質問等は月末のYouTubeライブにてお答えしていく予定です。
今月のライブは5月の31日火曜日夜19時からです。
たくさんのご質問募集しております。
そして人と一対一で会う前、会った時、会った後に何をするか。
著名人から資生の人に至るまで18年間で2000人以上にインタビューをして発信を続けるプロインタビューは早川洋平さんが、
そのすべてを余すことなくお伝えしているあうちから養成講座。
早川さんからの無制限コンサルティングがついた映像コース、
それからリーズナブルな価格でスタートできる音声コース。
この2つからお好みの受講方法をお選びいただけます。
詳細や受講の申し込みや概要欄に記載してあるあうちから養成講座のホームページをご覧ください。
ということでエンディングのお時間ですが、
最近またこれは話題は唐突に始まるんですけど、最近私美術館に行ってきたんですよ。
この話前しましたっけ?覚えてないんですけど、宝石展に行ってきたんです。
地球科学専修、学校で岩石を学んでるっていうこともあって、
宝石とか岩とか、ちょっと安く入場できる県みたいなのをもらったんで行ってみたんですけど、
ものすごく楽しくて、ダイヤモンド研磨。
岩の原石の状態のものがどうやってカットされて光沢を放っていくかみたいな、
いつから工程をたどっていく展示があったり、
あとは最後のところには歴代の王様とか女王様とかがつけたティアラとか、
そういう展示もあったりして。
どこでやってるの?科学じゃなくて?国立科学博物館じゃなくて。
上野の、そうです。国立科学博物館です。
俺も行ったよ、夏。
その宝石展じゃないけど、普通に常設展か他のでだったけど、
科学博物館も新館と本館か忘れたけど、あって一日いても楽しいよね。
だからまさに普通の本館というかベースのところ自体も、
そういう期間限定のじゃなくても、下から恐竜の時代からどんどん上がっていってとか、
あとその時も確か落ちてきた隕石なんかも全部展示されてたりとか。
やっぱいいよね、石はね。
早川さんお子さんと行かれるってことですか?
行った行った行った。夏行ったね。
恐竜みたいっていうか恐竜の骨も見れるからさ。
それありきで行ったけど、結局一日いても楽しかったよね。
意外と人とかも多くて、みんな見るんだと思ってめちゃくちゃ楽しかった。
やっぱりなんか引きつくわ。そうか、石詳しいんだね。
そうですそうです。意外とこんな見慣れをしながら。
じゃあ今度是非堀真名と行く東京上の国立科学博物館石ツアー行きましょうね。
27:03
そんなのばっかになってきましたね。
お酒ならぬ石ツアー。
お酒は多分館内に飲んだら怒られそうですけどね。
そうですね。
是非是非私が今やっている卒論の石の研究内容なんかも皆様に聞いていきたいなと。
是非是非。
ということでまた次回皆様とお目にお耳にかかれますことを楽しみにしております。
ごきげんよう。
さようなら。
27:49

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