インタビュー
こんにちは、はるまなです。
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そして、早川さん、今月もよろしくお願いいたします。
はい、お願いします。
8月の第3週目ということで、収録しているのは7月下旬なんですけれども、もう暑くて暑くて。
えー、やばいよね。
私は最近ちょっと夏バテ気味なんですけど、早川さん夏バテします?
はい、今日夏バテです。
同じです。朝から夏バテしてます。
食欲がとか、そういう感じですか?
いやいや、もうなんかやる気がない。
わかりません。
なんかもう朝の暑さでさ、なんかもう始まった時から終わってるよね、やる気が。
そうそう、めっちゃわかります。
同じです。
早川さんって、エアコンとかつけっぱなしでずっと寝るとかじゃなくて、もう消して寝るっていう感じですか?
つけっぱなしですね。僕、喉が弱いので、もう2,3年前まではですね、エアコンやっぱり寝る時とか消したりとか、
あと極力日中もね、できるだけなんとか耐えてたんですけど、本当にこの2,3年の暑さ、やばいじゃないですか。
そう、だからまあなんか喉の痛さとかね、コロナとかもあるのでその辺が難しいんですけど、
ただもう今はね、コロナよりも熱中症の方があってあるので、とにかくエアコンつけて、もう寝てますし、
あとよく言うじゃん、エアコン実は消してつける方が新たに電気代かかるみたいな説があって。
言いますね、つけっぱなし。
去年1ヶ月つけっぱなし怖かったけどしたんだけど、実はやっぱ大差なかったですよ。
そうなんですね。
さすがに今本当に1日外出てる時は消してますけど、本当に1ヶ月つけっぱなしはこの夏はやってないですけど、まあそれに近い。
あー、なんか噂では聞いたことあったんですけど。
ちょっと怖くてなかなかできない。
そうそうそう。
全然変わらなかった。
じゃあ早川さんの夏バテ対策としてはエアコンを頼るっていうところなんですね。
そうだね、あとその話したらなんかうなぎ食べたくなってきた。
うなぎ大好きなんで。
マナさんどうですか?
私うなぎずっと嫌いだったんですよ。
なんとタイミングのいいうなぎのフリっていう感じなんですけど。
先日銀座にあるうなぎのフルコースが食べれるところに行ったんですよ。
なんか連れてっていただいて。
すごいね、すごいセレブだね。
なんか連れてっていただいて。
そしたら高いうなぎってあんなに美味しいんだと思って。
バカみたいな感想ですけど。
本当に先週のメイキャベツの話じゃないけど、
メイキャベツはむしろそんな高級じゃないので感動してくださってあれですけど、
その科学者で著名な人たちに突き詰めると結局地球とか宇宙は一つの生命体だとか、最後の最後は見えない何か神の力みたいなのが働いてるとしか思えないみたいなさ、
だからそういうものがあるっておっしゃってる方が多いよね。そういう意味での小林先生がどう考えてらっしゃるかというのも聞きたかったですし、
なんかその辺ちょっと抽象的で恐縮ですけど、真田さんもやっぱり理系でずっと学んできて、なんかそういうのって感じることってあるんですか?
これもあえて神って言いますけど、これなんかそういう力が働いているとしか思えないじゃんみたいな感じたことある?
なんかその生物が誕生してからずっと今私たちが生きてるっていうのもそもそも奇跡って思うし、
私としては地球科学をメインでやってるって、まず今この2022年に地球が大気の状態、バランスもちょうど良くて温度もちょうど良くて、
人間が住める環境があるっていうこと自体がその地球の長い歴史から見るとただの奇跡でしかないんじゃないかなっていう風に。
やっぱそうなんだ。
もちろんこうめっちゃ暑くなる時期、寒くなる時期って地球も運動してるって変化してるので、
その中でこの状態、この星に人間が住んでるっていうことがもうまさに何かの導きというか奇跡だなって思いますね。
地球科学ってすいません、ちょっと聞いちゃいますけど、これ一言で言うのは難しいですけど、言うと何なんですか?
うわーめちゃくちゃ難しいです。地球の全般を研究している学問ではあるんですけれども、宇宙もそうですし、
なんで地球ができたかっていうところもそうだし、火山活動、なぜ起こるの?地震なんで起きるの?とか、地球の衛星を研究しているのもそうですし、
あると地球を科学するっていうところですね。だから理系だけど、ちょっとやっぱりちょっと哲学的なところとかまである意味行くよね。
あると思います。ちょっと話しちゃいますけど、理系で勉強しててすごい悲しいなっていうふうに思うのが、
それって何の役に立つの?っていうふうに聞かれて、答えられる学問しかあんまりお金を抑えてくれないなっていうところはあるなっていうふうに思ってて、
なんか興味を突き詰めるっていう上でも、いずれ多分これ小林先生がどこかのタイミングでおっしゃってたと思うんですけど、
すぐに役に立つ研究はすぐに役に立たなくなる研究だみたいなことをおっしゃってたりとかもしてて、まさにだなって思うんで、
なんかいずれどこかでつながってくるかもしれないから、私も今は興味のままに岩石を研究したいっていうのがありますね。
素晴らしいと思います。なんかあんまなくなっちゃったんですけど、まさに僕も石平さんとかとよく話してるときにね、やっぱり今の小林先生の話と全く一緒だよね。
逆に無駄なもの、直ちに役立たないように思えるものこそ、本当に人生で大事な時に役立つってね。
人がぽっと行けるような地球にでもない。最低でも何十光年か何百光年か。
そういうところを旅しようというふうに考えるし絶対実現しようと人類は思うと思うんですよ。
そのときには光の速さをどうやって実現するかが鍵です。
それと同じ速度で移動できたら、僕らは多分違う人類というか違う星の生き物に出会うことがもしかしたらできるかもしれない。
そうじゃなかったら問題ですね。その前に死んじゃうから。
ただ本当に人類がそれこそ選択と集中でそこに注げばできそうですか?
簡単にできないというところがミスなんですよ。
簡単にできちゃうとまた次に何か探さなきゃいけないから。
もうほぼ不可能かぐらいの目標を立ててそこに向かって突き進むっていうのは人類の生き様じゃないですか。
そうしないと余計にゲノム編集で2体を改良してみたりお互い併想してみたりつまんないことに我々のすごく貴重な想像力を使っちゃうわけですよ。
クリエイティブにこんなのは本当神の仕業だろうというぐらいのすごいことをやってほしいですね。
僕の生きてるうちにはできないかもしれないけども、そういう方向性で内向きではなくて外向きに人類がせっかく得た能力ですから。
使ってもらいたいですね。
ありがとうございます。
ここでリスナーの方から質問が来ています。
若いですよ。10代男性から。
生物はなぜ死ぬのかを図書館で借りました。
内容は難しかったのですがとても面白かったです。
どうしたら小林先生のように活躍できる学者になれますか。
先生は子供のとき勉強ばかりしていましたかという質問をいただいています。
恥ずかしいよ。
自分でそういうふうな素晴らしい研究者だと思ったこともないし、そういうふうになろうと思ったこともないです。正直なところ。
ただ好きなことを見つけてそれを一生懸命やってきただけですね。
子供のときに成績が優秀だったかというと、小学校のときにはとにかく勉強しなかったです。
遊ぶことだけ。仕事は遊ぶこと。
学校が終わって家に帰ってくると靴も脱がずにカバン、ランドセルを置いて遊びに行く靴でした。
外でドチボリ、カンケリ、野球、バレボリをしていました。
中学・高校になってちょっと勉強するようになりました。
本を読みました。
どんなジャンルですか?
SFです。
やっぱり。
SFもの。あとは自然もの。図鑑も好きでしたね。
図鑑って例えば魚の図鑑にしても昆虫の図鑑にしても理解不能でしょ。
なぜこの世にこんな生き物がいるんだろうかみたいなのがたくさんあるわけですよ。
だって普通は生きていると鳥としては私は横浜生まれ横浜育ちなんで、
動物といったら犬猫、スズメ、ハト、カラスぐらいしかいないわけですよ。
でも図鑑を見るとすごいのがいるじゃないですか。
だから要するに自分のスニップ要素に遺伝的な特徴がね、
それを今わかるんですよ。
200項目ぐらいあるんですよね。
よく有名なのは、お酒強いか弱いかとかね。
お酒強いか弱いか、飲めばわかりますけど。
あと足が速いか遅いか、それも走ればわかりますけども。
でもちょっとわかりにくいのもありますよね。
今は大したことないんだけども、健康とかでね。
将来こういった病気にかかりやすいかなみたいなのは、
そういうのって役に立つんじゃないですか、それは。
かかるかからないかはわからないですけども、
何パーセントとかだと思うんですけどね。
パーセントで出てくるんだと思うんですけど。
でもそういうような遺伝的な物があるのであれば、
注意するっていうのは悪くないですよ、なる前に。
それは全然OKだと思います。
ただ、生き物の遺伝の仕組みっていうのは結構複雑で、
遺伝だけでも決まらない。環境とかはちょっと。
あるいは一つの遺伝子で決まらなくて、
他の遺伝子との関係で実際どうなるかっていうのは決まったりもする。
だからお酒強いとか弱いとかいうのは、すごく稀な例で、
通常はいくつかの遺伝子が関わるので、
あなたはこの遺伝子、こういうスニップを持っているからこうだというので、
そうそう簡単には決まらないかなと思います。
ですので、一長一短でそういうのを知ってしまうと、
じゃあこっちの分野はあかんかなと思うのが、
いいか悪いかわからない。狭めちゃうから、自分の可能性が。
自分はまだよく見つかっていないような遺伝子を実は持っていて、
こっちはあんまり良くなかったんだけど、ちょっと違うのを持っていて、
こっちのおかげでこうなった、みたいなのがあるかもしれない。
だから参考程度にはいいんでしょうけども、
それを100%信じてやるっていうのは、あんまり得策ではないかなと。
そうですよね。今のところもうちょっと伺いたいんですけど、
先生の個人的なご見解で構わないですけど、
好きとか、好きっていうのは才能とも重なるかもしれないけど、
それって先生の好物の食べ物とか、僕がそれすごい嫌いだったりとかあり得るじゃないですか。
そういうものっていうのは何か遺伝的な、でもそれこそ、
パクチーとか30代ぐらいまで食べれなかったんですけど、
40代になってすごい好きになったりとか。
好きって何なんですかね。またちょっと大きな質問で恐縮ですけど。
生物学的には好き嫌いはないんですよ。
ない?
食べれるものは何でも食う。ただ、食感に悪かったりすごく苦かったり、
そういうのは食べないんですけど、そうじゃない限りは何でも食う。何でも食える。
じゃあ何で好き嫌いがあるのかっていうと、ここが個人的な見解。
緊急状態見解ではない。
慣れですね。慣れです。習慣だけです。
ただ体質的にアレルギーとかは別ですよ。それは本当に遺伝的な理由かもしれない。
アレルギーとかじゃない限りは慣れで、例えば私虫好きなんだけど、好きでも食べないです。
最近昆虫食の話も出てきましたもんね。
早川さんはどうですか、虫は。
知らないでパリパリ食べる分にはいいですけど、普通には食べたくないです。
ですから多分慣れなんですよ。
でも食べてる国というか、みんないますよね。
食べると別にそんなにまずいものではないです。
結構食べました?
もちろんちょっとだけは食べた。主食とかにはしたいですけども、食べても味的には全然大丈夫だな。
包んで食べたくはない。飛んでる蝉って捕まえて食べようとは思わない。
そういうもちろん国も文化を持っている国もあります。
ですので習慣なんですよ。食べ慣れてるか食べ慣れてないかだけ。
だからパクチーも食べ慣れちゃったんです。
子供の時コーヒー飲んで苦いなと思った人。
裸足になってビール飲んで苦いなと思った。
なんでこんなのお父さん飲むんだろうと思ったりした方がたくさんいると思うんだけど、
でもあんなおいしいものはないって3年後ぐらいに思ったりするわけですよ。
もう慣れちゃったんですよね。
そういった慣れみたいなのが食生活、食文化を捧げているので。
でもこれ良いことと悪いことありますよ。
例えば昆虫でも慣れれば食べるようになります。
逆に慣れなくていいものになれちゃうと、すごく健康にあまり良くないものになれちゃうと、
そればっかりになって逆に体を壊すこともありますよね。
でも面白いですね。慣れって確かによしやしありますけど、
考え方によってはどうにでも、人生何でも叶うとは言わないですけど、
やっぱりできることってかなりありますよね。
ありますあります。
慣れを操作するっていうのは、
多分マーケティングとかやってるところはやってるんでしょうけども。
かもしれないですね。
慣れって重要ですよ。
食べ物だけじゃなくて衣装に対する好みだとか、服に対する好みだとか、
そういうのも変な話。流行はもう慣れでしょ。
そうですね。
えー変なの?って思ってたのが1年後にいいじゃん。
慣れちゃったわけですよ、それにね。
あと30年前の見るとダサく見えたりとかありますもんね。
そうですそうです。だから逆もあるでしょ。
慣れっていうのがコントロールできると、多分ビッグビジネスになりますよ。
今もさ、ほら、ちょっと前までネットでコンピューターとか携帯で画像を見るのって
しんどかった時代もあったと思うんだけど、今慣れるとこんな便利なものはない。
いつでも見れるし、止めたりできるし、こんな良いものないですもんね。
確かにそれこそうちも子どもいますけども、子どもはもう何でも、
うちのプロジェクターが壁に映してるんですけど、壁の画面をこれでやりましたからね。
広げて、なんだ広がらないじゃないかっていう。
だからそういう、やっぱり慣れとか環境なんでしょうね。
ですね。
先生、今後人の感覚器とか臓器の中で最も進化しそうとか退化しそうなものって何だと思いますか?
進化、退化。
全てのものは変わっていくんですよ、僕ら進化していくから。