第88回、菅氏顔。
イェーイ。
菅氏顔について話す時が来たんですけど、
アカネさんと2人だとあれなので、今回ゲストをお呼びしております。
はい、ありがとうございます。シュン・チャールズです。
お久しぶりです。
早かった。来るの戻ってくるの早かった。
そうですね。
2ヶ月ぶり?
くらい。だいぶ早いスパンかな。
うちあんまゲスト来ない。
いや、だって俺菅氏顔会待ってたんですもん。
そう、菅氏顔会ちょっとしたいよねっていうので、その場になりまして、
今回菅氏顔会をしましょうと。
私が結構菅氏顔好きで、ずっと聞いてる。割とずっと聞いてて。
っていうのもあって、今回シュンさんお呼びしたんですけど、
今回シュン・チャールズのリフレクションリフレクションとコラボということで、
またコラボよろしくお願いします。
お願いします。前回アカネちゃんが行きましたので、
今回私がシュン・リフの方にお邪魔をしましてですね、
今日インダードームでやるのは、菅氏顔の初心者向けというか、
聞きやすい部分を皆さんにお伝えしたいなっていうので、
ちょっと何曲か紹介させてもらいまして。
アカネちゃん向けです。
そう、アカネちゃん向けです。
シュン・リフの方では、ちょっとあのディープな感じの菅氏顔を、
ちょっとねっとりじっとり系の菅氏顔の曲を話させてもらうかなと思うんで、
よかったらそっちも聴いてください。
そっちの私ちょっとキモいかもしれない。
大丈夫だよ、いつもキモいから大丈夫。
なんでよ。
結構ね、こずれてるかもしれないんでそっちは。
大丈夫、いつもこずれてるから。
違う、いつもこずれてないもん。
俺もね、すごい菅氏顔に関してはこじれてる方だと思う。
シュンさんもいつもこじれてるから大丈夫。
今日は爽やかめというか。
そうですね、さわりというか。
菅氏顔に興味を持ってもらえたらいいなっていう感じで話していければなって思ってます。
ちなみに私の菅氏顔歴は、
あの、マジ夜空の向こうしかない。
あれは?プログレスとかは?
僕らは市について、
横一列でスタート来た。
紅白とかも出てるんだけど。
プロフェッショナル仕事の流儀の。
見てないね。
見てないんだ。
私は菅氏顔入りそこなんやけど。
あ、そうなんだ。
私ずっとプロフェッショナル仕事の流儀に出たいと思って人生を生きてます。
だから人生の汚点になるようなことは絶対にしない。
あそこでカッコつけて喋れるように、
企業もそうやし、修行もそうやし、
全部しようと思って生きてきてますね。
なるほどね。
その理由は別にテレビに出たいからじゃなくて、
菅氏顔BGMにテレビに出たいっていう。
あーいいねいいね。
まあまあそんな感じでね、
私意外と菅氏顔を聴いてきてるんですよ。
なのでちょっとそれについて、
私の方からさっき3曲ほどね、
プレゼンさせていただこうかなと思いますが、
よろしいでしょうか皆さま。
どうぞどうぞ。ぜひぜひ。
ということでちょっと順番は、
リリース順とは別で紹介させてもらおうと思うんですけれども、
まず最初にこの指止まれっていう曲があるんだけど、
いいねーこの指止まれ。
これはね単純にこの曲好きなんよねっていう感じです。
わかります。
最初のイントロから、
今回あれも出しておくんで、
Spotifyにいつもみたいにプレイリストを出しておくので、
まだみんな聞いてもらったらと思うんですけれども、
イントロがめちゃくちゃかっこいい。
ベースのイントロがめっちゃかっこいい。
かっこいい。
ベンベンベンベンしてる感じ。
このベース、亀田誠司さんですもんね。
そう、かっこいいんですよ。
かっこいい。
この頃のベースってちょっと違う感じはすごいするっていうか、
菅氏顔って基本的に自分の曲は全部ベース弾いてるんですよ、菅氏顔本人が。
この頃の亀田誠司さんがプロデュースで入ってるところって、
亀田誠司さんが弾いたりとかしてて、
だからすごくベースのアプローチが違ったりするんですよね。
この時めっちゃ好きなんですよ、この辺の菅氏顔。
俺もちょっとその辺を注目して後で話しようかなって思ってるんですけど。
このベースがベンベンベンベンしてるのがかっこよくて、
私当時吹奏楽部やったんですけど、
コントラバスパートの人たちにベースを借りて、
これを練習してたなっていう思い出があるんやけど、
でもそもそも結構歌詞が好きで、
歌詞も皆さん読んでいただければと思うんですけど、
今読んでるよ。
今読んでる。
私この菅氏顔の好きなとこって結構何も言い切らへんところというか、
そう。
ちょっとエモ、エモい系の歌詞。
で、ポルノグラフィティ私好きなんで、
よかったら去年撮ってるポルノグラフィティ館に聞いてほしいんですけど、
の春市のちょっとこじれた歌詞みたいなのがずっと菅氏顔。
それをもうちょっとおしゃれ仕立てにして、
ちょっと嫌味を足したのが菅氏顔みたいな感じだと思ってて。
わかる。
このこの指止まれっていう曲自体は、
どっちかっていうと応援歌というか、
頑張れって言わないタイプの応援歌と私は思ってるんやけど、
そもそも最初の歌詞の始まりも、
バイトに遅刻しちゃいそうだからごめんちょっとかけ直していい?
後でちゃんと聞くよっていう、
この真面目なんかクズなんかわからへんセリフから。
セリフの歌詞から入るんですけど、
そんなともう最近発泡ふさがりで僕らどうすればいいのかなみたいな、
私この菅氏顔がよく使うかながすごい好きで。
なになにかなみたいな。
それこそ夜空の向こうもそうやけど、
あれもめっちゃかなかなかなっていう言い切れよって思うんやけど。
菅氏顔が出てきてからミスチルも結構かなってよく使うようになった。
ミスチルは菅氏顔の影響受けすぎ。
そうめちゃくちゃ受けてんの。
ミスチル聞いてると、
これ絶対菅氏顔の元ネタじゃんってわかる曲いっぱいある。
さくらいさんが菅氏顔好きすぎる。
そんな感じでちょっとかなとかなんかもうわからないんだとか、
ちょっと自信のないふわっとした感じの歌詞が続いた後に、
私この菅氏顔のこの曲というか、
全体的にもう一個好きなとこで、
結構擬音を使う。
この曲もそうなんやけど、
夕暮れの駅前通り思い切りペダル踏んで外れそうなチェーンがガシャガシャ音を立てて回ってるとか、
なんかすごい情景が思い浮かぶじゃないけど、
歌詞の中に擬音を入れるって、
なんていうんやろ、あんまないというか、
ドキドキとかはあるけど、
ガシャガシャとかあんまり入れへんかなって思うんやけど、
結構独特な擬音が入ってて、
なんかこう小説短編の詩を読んでる感じがすごいする。
ただ音楽がめっちゃ爽やかやから歌詞が結構スーって抜けていくんよ。
あんま一回で頭に入ってこうへん感じというか。
やけどしっかり歌詞を読んでみたら、
なんか素敵で素晴らしいじゃんみたいなのがいいところ。
わかる。
このこの指とまれは私結構しんどい時に聞く曲で、
昔聞いてもらったらあれなんやけど、
どこにも居場所がないって思う人、僕のこの指とまれ。
無理やり物探さなくていいとか、
希望見つけるの嫌になっちゃった人、僕とかくれんぼしようよ。
必ず君見つけるよとか、
頑張れとは言わんけど応援してるよみたいなスタンス。
これポルノの時も私多分言ってるんやけど、
頑張れって言われるのしんどくて。
結構私ポジティブで明るいじゃないけど、
わりとやる気に満ち溢れてる意識高い系に見られがちなんやけど、
頑張れよとか、もっと努力しろよとか、
あんまそういうの言われるの好きじゃなくて。
こういう間接的に背中を押してくれる曲がめっちゃ好きで、
高校生くらいのしんどい時によくこの曲を聴いてたなっていうので、
皆さんにもおすすめしたいし、
これ多分CMの曲やったんちゃうかな。
そうだったと思う。この辺すごいタイアップいっぱいやってるもんね。
だから多分聞いたことある人が多いと思う。
なかったな。
あったかな。これ私長いこと着歌やったんよな。
赤水ハウスのCM。
赤水ハウスはね、確かジュンとかだったと思う。
ジュンとね、なんかやってたと思う。
バイトルとかそっち系なやつかもなと思ったんだけど。
そうかも。
バイトルそっち系の。
CMでずっと流れとって、
なんかこの曲自体知らん、タイトルも知らんし、
菅志賀が歌ったのも知らんかっても、
もしかしたら聞いたことある人おるかもなっていうので、
ここに持ってこさせてもらってます。
これは多分めちゃくちゃ爽やかな菅志賀を。
そうだね、相当爽やか。
陽の菅志賀を。
ちょっとだんだんディープにしていこうかなと思うんで。
なるほどね。
一番最初に一番ポップで聞きやすい感じの菅志賀を持ってきました。
はい。
歌詞もよかったら全部読んでもらったらいいと思うんですけど、
私はもうこの歌詞全部好き。
いい歌詞。
そう、なんかやっぱりこう、
そうやな、私定期的にやむんですよ。
だから月に1回くらいめっちゃバッと入るときがあって、
そういうときに割と聞くので、
リピート回数がめっちゃ多い曲。
ほんまに。
なんか聞きながら泣きそうになる。
こんな爽やかな曲やのに。
すげーある。
なんかあのときバッとやったことを思い出して、
聞いちゃうみたいな。
なるほどね。
ある曲です。
心の支え系の曲ですね。
いいっすね。
うんうんうんうん。
まあ入りやすいかなあっていうので、
私はこの3曲。
おー、すごい。
はい、この指と丸とコーヒーと3000分の1ピースを、
はい、ここで紹介させていただきます。
なんか本当に好きな人が選んでるっていう感じがすごくする。
好きっていうか、ほんまに長くずっと聴いてきたって感じなんで。
なるほどねー。
うん、かな。
いいなー。
ポルノほどあれなんですよ、解像度は高くないんですけど私の中では。
あー、なるほどね。
私はポルノグラフィティは超解像度高いんですけど、
でもたぶんその次は絶対菅氏顔、私の中では。
あー。
いろんな好きなアーティストはいるけど、その聴いてきた長さ。
うん。
ちょっと身体に染みてきた期間みたいなのは菅氏顔が長いかなーと思って。
うんうん。
いう感じで、そんな私の初心者さんにおすすめの、初心者?
私のこと好きな人におすすめのチョイス。
私この曲好きっていう。
はい。
はい、のでした。
いやー面白かったー。
じゃあ次俺ですか。
はい、お願いします。
言ってていいですか?
どうぞどうぞ。
えっとねー、悩みましたよ、俺も。
いやそう、私としゅーさんめっちゃ悩んだんですよね。
そう。
決められへんから。
だって俺多分、選んだらもう10曲以上は開閉期でなっちゃったから。
うん。
で、そん中で明るい歌、希望の歌って言われるとなんだろうなーと思って。
もうね、悩みすぎちゃって。
アルバムファーストから、もうひたすらさ、こうウォーキングしながらずーっとアルバムを聴くっていうのをやってて。
気づいたらどうだろう、1日で多分ね、十何キロぐらい歩いてた。
やば。
ずーっとアルバム聴きながら、ひたすら家の近所をぶらぶらしたんだけど。
その中でも、やっぱ自分が好きだなって思う曲って、結構初期から中期ぐらいの曲がやっぱ多いなーっていうのは思って。
で、その中でもまず一番最初に紹介したいなって思うのが、夏陰っていう曲なんだけど。
これね、俺一番最初に聞いたのがこの曲で。
あの、菅氏顔っていう人がいるんだってわかって、その上で菅氏顔っていうのを自分の中で認識した上で聞いたのが初めてがこの曲で。
この曲、多分ね、テレビでこの菅氏顔とまた別のアーティストが一緒に出てた日があったのよ。
で、本当はその別のアーティストの曲を聴きたかったんだよ、俺、多分。
で、それを着歌で聴きたいなと思って探して、その日のテレビ番組で検索したら、
たまたまこの菅氏顔の夏陰が出てきて、
あ、なんか夏っぽい曲だったなと思って、で、この曲、多分ダウンロードして聴いて、
あ、違うじゃん、この曲違うじゃんって思ったんだけど、でも、すげえいい曲だなって思って。
これが結構菅氏顔としては初めての曲だったんだけど。
一応、曲としては2005年の8月に出たシングルの曲ですね。
奇跡っていう曲と夏陰とあとさなぎっていう曲のトリプルAも。
どれも大好き。
そう、俺も全部大好きなんだけど。
で、奇跡っていう曲がテレビ番組のネット甲子園あるじゃん。
ああ、はいはい。
甲子園のハイライトとかやるやつ。
あれのテーマソングだったのが、この2005年のテーマソングが奇跡っていうのがテーマソングで、
で、夏陰はこのネット甲子園のエンディングっていう立ち位置になってる曲なんだよね。
だからA面のこの奇跡は、割と今奇跡が起こって、すごいことが現実になったみたいなさ、
甲子園で勝ったとかさ、そういうわーっていう感じの明るい曲なんだけど、
この夏陰っていう曲はどっちかっていうと、勝てなかったりとか、
なんか夏が終わってしまったみたいな、そういうのを表現してる。
ちょっとエモいというか、今歌詞見てるかな。
見てます。
もうなんか歌詞読んだらわかると思うんだけど、
ここで夏は終わってしまいそうとか出てくるんだけど、
なんか夏ってやっぱイエーイみたいな曲多いじゃん。
そうじゃなくて、なんか夏の和菓子みたいなのがすごくパッケージされてるなって、
俺この曲何度も聴いてて思ってて、
なんか菅志顔の曲って、どこかに諦めだったりとか、そういう匂いがすごくするんだよね。
それはやっぱ夜空の向こうとかにもすごく現れてるんだけど、
やっぱ高校3年生の夏でさ、あっこうだったよなーみたいな、
なんかそういうのをこの曲聴くとすごく思い出す。
私も聴いてましたよ、吹奏楽コンクールの後に聴いてた、ずっとこれ。
そう、なんか俺もこの曲聴くと、水分のコンクールで負けた瞬間をすごく思い出す。
いやこれ、今甲子園って聴いてすっごいいい曲と思って、
もう私の中では忘却バッテリーの主題歌にもいいんじゃないかっていうぐらい。
このさ、夕暮れを抜けてく風が秋の匂いを含んでるとかさ、
で、上手いのがさ、この開けっぱなしの窓の向こうから歪んだサイレンの音がしてるっていうさ、
多分これってどっかから甲子園の音が、多分テレビ中継の音なのかもしれないけど、
その音がしてるさ、時にちょっと風とかが吹いてきてるんだと思うんだよ。
で、ちょっとカーテンとかがフワッと揺れてたりとかしてて、
なんかそういうのがすごく絵が浮かぶんだよね、この曲って。
で、その後のさ、どれくらいの速度で今未来に向かって歩いてるんだろうって、
すごい勝ち進んでる彼らと負けてしまった自分の差みたいな。
そう、やばいでしょ、この感じ。
なんかこのさ、この後に出てくるスタートの合図で走り出してしまった僕らとか、
なんかそういう、高校3年生とかの次に進まなきゃっていう気持ちと、
進めない気持ちっていうのがやっぱすごくこの曲には表現されてるなって俺は思ってて。
で、今さっき言ってたさ、どれくらいの速度で今未来に向かって歩いてるんだろうって、
このフレーズの裏でさ、何が起こってるかっていうと、
これすごい気持ち悪い話になっちゃうんだけど、
コード進行っていうのがあってね、あの曲には、音楽コード進行ってあるんだけど、
この曲ってA、基本的にこのAメロってAで始まってて、
Aがずっと続いてるんだよ。
で、その中で、このどれくらいの速度で今っていう後ろのところで、
AからAのオーギュメントで、Aの6で、Aの7。
すごい難しい話になっちゃうんだけど、
5度って言って、C、例えばドミソの和音で言うと、
ドミソのソの音が半音ずつ動く進行になる。
それをやるとどうなるかっていうと、
ずっとベースルート音自体はAでずっと留まってるんだけど、
でも下の方、上の方か、上の方の音は進まなきゃって気持ちになるっていう。
そういう動きになってる。
歌詞とコード進行がすごくリンクしてるの。
これは多分亀田誠一さんがやってるんだと思うんだけど、
菅氏顔のこの元々のデモはそんな風になってないんだけど、
で、このコード進行って、
ジョン・レノンのスターティング・オーバーっていう曲があるんだけど、
その曲もこのコード進行なの。
そのスターティング・オーバーっていうのは、
ずっと留まっていたジョン・レノンがようやく80年代になって、
よしもう一度やろうってスタートするときの1曲目なの。
それと同じようにコード進行。
これ多分そこまで意識してはやってないと思うんだけど、
そうなってるっていうのがすごく面白いなって思う。
歌詞とリンクしてる部分っていうのがすごくあったりとか。
でもそういうところが、この菅氏顔がいろんなアーティストにすごいって言われるところなんやろうなって感じ。
一応大学とか学業は卒業したんだけど、でもまだ社会に出たくねーなっていう大学生フリーターとか、
あとは大人なんだけどまだなんかフラフラしてる人とか、
そういうパターンだったり、結構ねパターンはあるんだよ。
で、この曲はそういう高校生っていう感じの曲だなって俺は、が一応懐かげっていう。
これめっちゃ好きです私も。
これはねすごく好き。
誰が聴いてもいい曲だなって思います。
これ良かったでしょ。
良かったですこれ。
そしてねこの後がね、どっちにしようかなって思ったんだけど、
ジュンをやりたいなと思ったんだけど、でもジュンよりもね、もっと俺が好きなのが、
やっぱね、社用っていう曲がすごく好きで。
こっち僕そうだな。
俺はこの曲は高校生だと思ってて、主人公。
多分初めて女の子と付き合ったよね。
めっちゃわかります。
でしょ。
これで初めて付き合った男の子ってこういう気持ちになると思うのよ。
これ出た、私のコーヒーの逆バージョン。
なんか初めてキスしてさ、もう僕ら以外の子とは本当どうでもよくなっちゃって、
で、僕が描いた自分っていうのはただ君のためにあるっていうさ、そうなんだよなって思うっていう。
なんかね、菅志賀の歌詞って本当にダメな男か、それかなんか未熟さっていうのがすごく出てる曲っていうのが多いので、
わぁ、俺もそう思ってた。
なんかね、この歌詞って主人公多分高校生じゃないのよ。
もっと大人。
高校生じゃなくて、もっと大人になった自分が、
あの頃ってこうだったよな、ダサかったよなって遠くから見てる感じがすごくするの。
それを冷静に見て、うわ、バカだったな、あの時の俺って今思える自分みたいなところがすげえあるっていうかさ。
だってそれくらいはできると思ってたんだって。
そう、そうなの。
俺でも君の悲しみの一つぐらいは癒せるって思ってたのよ、俺も。
初めて付き合った彼女に対して。
今こんなんできひん。
できないのよ、できないんだけど、そう思っちゃうんだよね。
なんでも高校生ってさ、できるような気がするじゃん。
それこそさ、恋空とか、恋空ってわかる?
わかりますよ。
懐かしい。
恋空とかもさ、彼女に子供できて、じゃあ俺もう高校辞めて働きますみたいなさこと言うじゃん。
ああいうことできるって思っちゃうんだよね。
だけど実際できないのよ。
それが本当になんか、間抜けな僕はそう言ったっていうさ、ところにつながってて。
で、なんか君の言葉の一つ一つ思い出しても、僕じゃ多分見つけられないっていうのはさ、
その女の子の悲しみの本当にこうしてほしいっていう気持ちを救えなかったんだよね。
その主人公の男の子は。
多分女の子は違うことをして欲しかったのに、でももう自分の中で頭の中いっぱいになっちゃってさ、
自分の描く彼女をアルファみたいな子がいてさ、
その子に対して自分の思う全てをやってあげるんだけど、
でも本当の彼女はそれをしてほしいわけじゃなくてっていうさ、
わかる?これが高校生の恋愛なんだよなってすげえ思うんだよな。
でもこういう男おるよなーって。
俺はそうだったもん。
大人になってもいますよ、こういう男は。出直してこいって思う。
そう、だから2番とかでさ、僕の優しさってきっと君のためじゃなくて、
悲劇のヒーロー気取った見せかけの腐った心とかさ。
そうなのよ。
俺は自分、優しくしてるつもりなんだけど、
でもそれは彼女には全然優しいって思われてないみたいなね。
そうなんだよ。すいませんって感じだよね、本当に。
だってそうなんだもん。僕が世界でただ一人、君を救えるって俺思ってたんだもん。
いやでも素敵やと思うんですよ、そういう人も。
でしょ?
思う思う、かわいいし、いいと思うけど、うまくはいかんよね。
そう、うまくいかないのよ。
だってなんかさ、自分、彼女のことちゃんと見てないもんね。
たぶんね、俺ね、この歌詞の男って浮気されてると思う。
俺がそうだったんだけど。
俺がそうだったんだ。
俺が年下の男の子に結局彼女を取られてしまうっていうことがあったんだけど、
なんかね、本当に高校3年生の自分を歌にされたような気持ちがして。
いいっすね。
本当、君の何もかもを引き受けるつもりでいたんだもん、俺だって。
劇もしないくせに。
そう。
今の私が言ったんじゃないですが、しかも歌詞で言ってんだよね。
いやー、なんかね、俺もうこの歌詞とかすごい絵とか浮かぶんだよ。
全曲浮かぶんだけど、なんかどんな公演かっていうのもすごい浮かぶもんね。
なんか一番最初のさ、黄色の公演で、なんか高段の向かいで、ブランコさえない公演で、
あるよね。
ガチャガチャって言ってるけどさ、なんかたぶんこの公演のブランコはたぶんあったんだよ。
ほう。
だけど撤去されちゃった。
あー、なるほど。
で、なんかね、イメージとしては、タイヤが埋めてあるの。
はいはいはい。
こう、ペンキで色を塗られててね、青とか。
で、なんかね、謎のパンダの、みたいなのがあるのよ。
ラクダとかね。
そうそうそう。
カマとかね。
そうそうそう。
でね、シーソーは俺絶対この公演にあるって思うんだよ。
なくない?
いや、あると思う。
ある?
シーソーはあると思う。
たぶん、あのね、ブランコ撤去されてシーソー入れられたと思う。
いや、私も砂場だけになってそうなイメージ。
いや、なんかね、俺この曲にすごいさ、ワウとかエレピとか結構入ってるじゃん。
うん。
あの、ワウとか、ワッ、ワッ、ワッ、ワッって音とか、
ワンテンテンポンポンポーンみたいな音とか入ってるじゃん。
うん。
その音が俺はシーソーだと思ってて。
だから、シーソーは絶対ここにあるよな。
なんか、そのキスしてる裏で、
そのシーソーのぎっこんばったりしてる音聞こえるよなって俺すごい思うんだよ。
この曲に対して。
でね、俺はすごいこの曲聴いてて思うんだけど。
そういうなんか妄想してる。
いや、私この曲の男の子全然嫌いじゃないねんな。
うん。
なんか高校生って感じ。
可愛い。
まあでもこの年やから可愛いって思えるか。
うん。
いや、だと思う。
たぶんね、高校生でもしこういう男と付き合ったら、
最初はいいと思うんだよ。
だけど、結局浮気し、他の男に目移りしちゃうと思う。
私結構今回あの、話すって聞いてて、
あ、可愛いって思って。
私にはなかった精神だけど、可愛いって。
いや、この男の人が大人になって、
自分じゃなくて女の人の気持ちがわかるようになればいいねって思った。
うんうんうん。
なれるのかな。
あと懐かし顔。
結構クズっぽい男の曲が多いから。
多いよ。
だから俺優等生っていう曲も選んでて。
これ優等生っていう曲は、もうこれも高校生なんだよ。
これはもう完全に高校生の主人公って感じ。
いや、聞いた?高校生のこの優等生って。
あのね、一応全部聞いてるんですけど、BGMになっちゃって全然。
そうなんですか。
そうなんです。私は車でひたすら眠くなってしまって。
この曲はほんと短めに説明するという。
この曲はでも、なんか菅氏顔の中にある、菅氏顔のエロっていうのがすごく俺は好きなんだけど。
私も好き。
菅氏顔の歌詞ってさ、そういうちょっとエロ黒描写みたいなのがすごく多いんだよ。
それが結構直接的だったりとかはするんだけど、
この歌詞はそのエロの中でも思春期ソングっていうか、思春期の男の子ってこうだよねっていう。
若さをすごい感じる。
なんかその自分の好きなんだけど、別に付き合いたいわけじゃないのよ。
女の子に対して。クラスのね。
可愛いなって思う女の子がいるんだけど、その子の跡とかつけるんだけど、別に付き合いたいわけじゃなくて、
ただその子のことを妄想するっていう。
なんか銀杏ボーイズとか俺すごく好きなんだけど。
私も好きでした。
あれにもすごく通じるなってこの歌詞の聞いてて思ってて。
なんかその子に対して、その子の洗い立ての白いシャツと笑顔がすごく似合ってて、だけどそれを汚したいっていう気持ち。
リア胸にちょっと汚いものこぼしたいなっていう。
中学生?
中学生かな?高校生かな?
高校生。
だけど、それをしてもその女の子は許してくれるんだって妄想してる感じ。
うん。絶対許さへんのにな。
いや、許さないんだろうけど。
すごいさ、なんかさ、今さ、この曲がさ、今すっごい炎上しそうだね。
あー。
今出てたら。
あー、どうなんだろう。
でも音楽はそんなに炎上せへんのじゃん。
なんかさ、ちょっとさ、バズったらさ、すぐ炎上するよ。
あー。
気持ち悪いみたいな感じのさ。
それがいいんじゃん。
いや、それがいいんだよ。
いや、私はそれいいと思うけど。
ちょっとね、ボーイズビー的な匂いがすごくこの歌詞に入りまして、男の子ってこうだよねっていう気持ちにすごく俺はこの曲になるんだよ。
なんか、そのさ、優等生に対してさ、だけど怒ってほしくはないし、自分が汚してもその子がさ、泣いてほしいわけじゃないのよ。
うん。
で、その子に対してさ、ふさわしいのは温かいココアみたいな優しい笑顔でさ、笑っててほしいんだよ。
うん。
っていう、それがね、なんか、わかるって思う。
10代のしゅんさんが大暴れする。
うん。
いや、そうなんだよ。なんかそういうところがすがしかをたまんねえなって。
男からすると、そういう男の、なんだろう、古代妄想っていう。
うん。
そういう部分が俺はたまんなく好き。
うん。
で、今これあかねさんにもおすすめしてるけど、男の人にもすごく俺は聴いてほしいなって思ってて。
うん。
こういう曲はすごく男は、あ、わかるって思ってほしいなって思ってる。
で、しゃようとか、この優等生みたいな曲は、きっと男は絶対にわかると思う。
たぶん愛についてってそっから来てんじゃないのかなって俺は思ってるんだけど、全然曲としては違うんだけど。
それはアルバムなんだけど、でもね、その辺のね、ビル・ウィザースとか、ビル・ウィザースのセカンドとかめっちゃいいの。絶対聴いたら、すがし顔好きな人はハマると思う。
すがし顔聴いたらね、やっぱプリンスだったりとか、あとスライファミリーとか、あの辺聴くとすっごいね、どんどんファンの沼に入っていくから、
その中でもね、ビル・ウィザースはね、すごくかっこいい。またビル・ウィザースもさ、なんかそういうすがし顔みたいなネチネチした歌歌うんだよ。
私なんかファンクっていうのがあんま分かってなくて、すがし顔大好きで、やけど何がファンクなんかが分かってないままずっとすがし顔ずぶずぶずぶずぶ言ってて、
なんか私の中では、私の世界ではですよ、ファンク多分すがし顔しかないんですよ。だから多分、よそのを聴き始めたらやばい気がする。
でもね、そういう例えばスライファミリーとか、スライファミリーは分かりやすいかもな、例えばPファンクとかファンカデリックとか、あの辺は本当にコテコテなんだけど、
なんかすがし顔の本当に一要素というか、やっぱすがし顔って歌メロしっかりしてるけど、ファンクはもうずっと同じグルーヴ、ずっとなんかツクツクタカツクツクタカツクタカタンタンタンタンタンタンタンみたいな、
なんかそういうリフがあって、それを延々に繰り返して、なんかグルーヴ出していくみたいなのがファンク。分かりやすいんだったら、例えばアースウィンドとか。
あれセプテンバーとかあるじゃん、あれファンク。
ディスコとかファンクとかあの辺がすごく分かりやすくて、マイケルジャクソンとかも結構ファンク要素が強いんだけど、あとはあれ本当にファンクファンクしてるんだと、
ジェームスブラウン、JB、あのゲロッパーの人。
ゲロッパ、ゲロラ、ゲロッパ。日本だとミソッパっていうCMがあったんだけど。
JBとかはね、めちゃくちゃ分かりやすいよ。
でもそれ聞くとファンクは結構好きかも。なんか私結構菅鹿をそもそも入ったのって、歌詞とか曲がいいなっていうのは割と後付けで、もともとポルノの岡野君と仲がいいっていうので聞こうと思って聞き始めて、数学を勉強するときのBGMにずっと菅鹿を聞いてたんですよ。
集中できるから、その一定のリズム、ちょっと高めの声、で歌詞はスッと入ってこんみたいな。
その心地いい音楽として多分最初菅鹿を聞いてたから、そう思うと割とファンク系は好きなのかも。
日本だとね、例えば岡村康幸とかすごい。
わかります。
岡村ちゃんわかる?岡村ちゃんとかもうファンクなんだけど、あの人はもう完全にプリンス。
プリンスの流れ、プリンスを日本に持ってきましたねって感じがしてて。
あとはね、フライングもすごいわかりやすい。
誰だろうなのファンク。でもだいぶね、日本ファンクって増えてきてるけどね、今。
でもね、今菅鹿をもう、ファンクザウルスのアルバム出しててさ、あれは本当にコテコテのファンクだよ。
うん、あれ心地いいです。
あれ、あれがファンク。
だから好きなんや、多分。
そういう感じのね、菅鹿を俺はすごく好き。
あとわかりやすいんだと、洋楽だと例えばマルーンファイブなんか、初期の。
わかります。
ペイフォンとかやってるような、あの辺のもうポップになっちゃったマルーンファイブは俺大っ嫌いだけど、
ファーストセカンドぐらいまでのマルーンファイブはめっちゃかっこいいのよ。
あの辺のちょっとファンクとかソウル寄りな感じ、ちょっとスティービーワンダーとか。
スティービーワンダーもね割とファンクだよ、そう考えると。
で、あの辺のモータウンとかソウルミュージックとか聴いてくとすごく面白いと思うし、
そっからRCサクセション行ったりと。
その辺にも繋がれるので、すごく20代のそういうファンクとかが大好きだよね。
そうそう、なんか結構難しいジャンルやなと思ってて。
いや、全然なんかね難しくない。
あんまそうわかんなかったから、あれだけど確かに今聴いたら割と、
やっぱ曲って歌詞で聴くやつもあるし、リズムで聴くやつもあるし、
安定感で聴くやつもあるから、ありか。
全然ね、今回紹介したのは割と歌詞陣っていう感じではあったけど。
そうそう、え、でもちょっと待って、ホップステップダイブの話ちょっとだけつけます?
どうぞどうぞ。
私も一応これ好きで、
さっき言った誰かが君を笑う声真空パックして忘れるな、
をマジで心の奥底にずっと持って人への恨みを貯めていってるっていうのもあるんやけど、
そもそもこのホップステップダイブっていうタイトルが結構好きで、
ジャンプじゃないんやみたいな。
上じゃない感じ。
ダイブ、まあ飛び込む、落ちてくというか、潜ってく系じゃないですか。
なんかこの表現が結構好きで、
たぶん、ホップステップジャンプっていうとなんか明るい未来みたいな感じやけど、
実際大人になって、じゃあ私だったら農業したいって言って、
したいって思った時ってたぶんホップステップジャンプみたいな気持ちで来てるけど、
実際入ってみたらきついし、しんどいし、全然稼がれへんし、みたいな。
でも自分はこれやりたい。
だからすごいダイブ感があるというか、
潜ってく、ちょっとこう、あ、しんどいな、苦しいなって思いながら、
続けてくのが大人の世界じゃないですか。
っていう感じがすごいある。
しんどいけど、やるって決めたからやるし、私はここにやりがいを感じてるのを、
やっぱりホップステップジャンプじゃないよねっていうのがあって、
ダイブめっちゃいいっていう、結構タイトル好き。
中身も割とそんな感じかなとは思うんですけど、
昔よりはちょっとマシな歌歌えるかなとか、
カーテン閉めてじっと待っててもやり過ごせないとか、
やらな、しゃあないみたいな、
でもやりたいことやってんだよっていうこの感じが、
私はこの曲はめっちゃ好き、好きなんです。
なんか飛び込んじゃえみたいな感じはすごく菅氏顔ってあるじゃん。
見る前に飛べ。comとかさ、
そういう、なんだろう、うじうじしてるんだけど、
でもやるって決めたらもうやっちゃえよみたいなさ。
そういうところはやっぱ菅氏顔すごくあって、
なんか背中押される感じはすごいするな。
もうやりながらうじうじしろみたいな。
やる前にうじうじするんじゃなくて、
やりながらうじうじしなさいみたいな感じはすごい。
この、なんだろうな、
ほんまに頑張れっていうわけじゃないけど、
背中を押してくれるみたいな。
寄り添ってくれる系というか、
わかるよっていう。
なんか言い切らないところが、
俺すごくこの人らしいっていうか、
人間らしいなってすごく俺は菅氏顔の歌詞。
なんかだってさ、
こうなんだよって言い切っちゃうのってさ、
確かにそれはそうなんだけど、
でも人間ってそうじゃないじゃんっていうところが
俺すげーあるな。
菅氏顔の歌詞って全部そうなんだよ。
全部じゃないかもしんないけど、
いやでもほぼそうっすよ。
そう。ほぼ、なんか答えを
うやむやにして終わってる。
だけど、そうだよねって思う。
なんかそれがすごく人間らしいし、
そこがすごく俺菅氏顔の好きなところなんだろうなって。
なんか結構言葉選びが、
なんていうんやろうな、
センスあるっていう言葉で言うと、
なんかチープすぎるんですけど、
あんま他にないけど、
馴染みのある言葉で例えてくれるとか、
その文学的なセンスがすごいある。
ただそれを私も理解できひんことも多い。
全然意味をちゃんと受け取れてないなって思うこともあるし、
なんか勝手に解釈してもいいんやろうなって思うこともあるし、
そもそもこいつ何言っとんやって思うときもあるし、みたいな。
すごいちゃんとマイワールドがすごいしっかりしてる感じ。
が、アーティスト、
一般受けを狙うアーティストじゃない、
ちょっとじゃない感じが、
すごい好きというか、
逆、あんまり私、菅氏顔好きって外で言うこともあんまなくて、
みたいな。
すげーなんか語ってしまった。
菅氏顔ほんとにいいんですよ。
とっつきにくさは多分あって、
なんか、茜さん初めてさ、その菅氏顔、
その、どういうイメージ?茜さん。
菅氏顔は、なんか、えーどういうイメージ?
元々でも、本当に、なんだろう、
夜空の向こうを作詞した人っていうことしか知らなくて、
で、なんだろう、
ほんとになんか、サブカル界の、
なんか、昔からいる方みたいな、
っていうイメージ。
で、私がなんで聞いてこなかったかっていうのは、
単純に聞くタイミングっていう、あれがなかったから。
ほんとになんだろう、聞くきっかけ?
聞くきっかけがなかったから、多分聞いてこなかった。
周りに聞いてる人がいなかった。
そうね。
で、今回初めて、
これ、これ聞いといてって言われて、
私、しゅんさんから送られたやつも聞いたんですよ。
40分ぐらいのやつ。
あ、40分ぐらい。
そう。
で、2人のやつも全部聞いて、
聞いた結果、すごく眠くなっちゃって。
眠くなっちゃって。
運転しながらね、聞いてたら。
すごい心地よくて。
あ、そっか。
でも、多分、
結構そのアーティストって、多分あいこもそうなんだけど、
初めて聞く曲って、全部同じ曲に聞こえちゃうの。
それぐらい私、菅氏家のこと知らないから、
多分今その現象が起きてるから、
だけで、今こうやって歌詞とかちゃんと読み込んで、
ただ多分、次聞いたときは歌詞が入ってくると思うから、
また違う印象で聞けるかなって。
俺ね、おすすめはね、
ヘッドフォンとかイヤフォンで菅氏家は。
多分何言っとるかあんま聞き取れへんかも。
そうなんだよね。
多分ね、スピーカーだと、
冷房に負ける。
良さがちょっと半減しちゃうかなって思う。
低音かっこいいとか、
ピコピコがかっこいいとか結構あるから。
そう、アレンジこうなってんだとか、
そういう発見もすごい面白いと思うね。
歌詞とかもすごく、
ヘッドフォンとかイヤフォンで聞くと、
入ってくるって。
なんか、俺はだけど、菅氏家って歌詞見なくても、
大体こういうことを言ってるって分かるから。
なんかスルスル入ってくる感じ。
私は全然歌詞最初入ってこないから、
数学解けてたんすよ。
逆に、数学の勉強するとき、
菅氏家を聞かないと出来ひんくらいになってたんすけど。
やば。
だーって集中して聞こえへんくなった瞬間、
ゾーン入ったなみたいな。
でも、そんな人間にだんだんハマっていってしまったんやけど。
まあ、そやね。
なんかだんだん気になるフレーズが、
ピコンピコンって出てくるみたいな。
愛なんて言葉まともに使えたことない。
え、何この曲、いい曲かも聞こうとか。
で、私は入っていったけど、
そもそもやっぱ菅氏家の声が私は結構好きやったから、
声を聞いときたい。
結構唯一無二ですよね。
うん、あんまりない。
なんていうのこれ、ハスキーですか?
そうだね、ハスキーとかスモーキーとかって呼ばれてる。
でもなんかさ、ちょっと嘘つきな匂いするよね、この人の声って。
だってこの人、本人めちゃくちゃ明るいじゃないですか。
うん、そう。
なんかその違和感もすごい変な感じ。
なんか変、アンバランスなんていうか。
全てがいびつな感じ。
この人、MCとかめちゃくちゃ面白くてさ。
そう、話、トークとか面白い。
あのね、MCCDとかあんの。
へー。
あの、佐田雅史とかもあるんだけど、MCだけのシーンが、
あれはライブの特典かな、ライブCDかなんかの特典だったけど、
めちゃくちゃ面白い、MCのCD。
そう、なんか普通に変なおじさん、変なおじさんってあれやけど、
変なお兄さん、ちょっとおもろお兄さん。
ラジオとかさせたらめっちゃおもろいんやろうなっていう。
めちゃくちゃ面白いよね、ラジオ。
そう、だから、そんな人がこんな曲を書いてんのかっていうのも沼要素みたいな。
わかる。
沼って感じかな、なんかその。
赤島みゆきとかもそうじゃん。
すごい明るいのに、なんか上まで闇をすごく抱えてるみたいな。
うん。
ここがね、確かに沼というか、え、何この人みたいな気持ちになる。
やってることがすごいって。
やっぱ、自分で全部やってるってすげーなって。
ファーストとかセカンドとか、全部ドラムとかもパターンとかも全部自分で弾いて、
ベースとかも自分で弾いて、ギターも全部弾いてって言うから、
すごいシンガーソングライターって言っても、ただ曲だけ作って歌だけ歌ってっていう人が結構多い中で、
この人は全部自分でやってるっていうのがやっぱすげーな。
たぶんネジが10本くらい最初からない。
うん、ちょっとぶっ飛んでると思う。
そういう系の魅力もちょいちょいありつつだんだんハマっていったって感じやから。
あーでも、万人受けする差は私は思ってないです。
あーまあ、ハマる人はハマるなって感じ。
今、やっぱり、なんやろな、ちょっとこう爽やか系の明るい音楽が流行ってたりとか、
わかりやすいキャッチーな曲が流行ってるから、
なんかでも正直怖な人だけ好きでいてくれたらいいかなって思うアーティストと私は思います。