1. #inajob の試しに録音してみた
  2. talk70: 区切り位置が難しい名称
2024-10-01 33:35

talk70: 区切り位置が難しい名称

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サマリー

ポッドキャストでは、区切り位置が難しい名称についての話が展開されています。特に、マルバルコウソウやトリケラトプス、スーパーカミオカンデなどの名前の切り方に焦点が当てられ、言葉遊びの魅力が語られています。このエピソードでは、ススキを通じた月見の体験や、娘との会話を通じて得た言葉遊びの発見が紹介されています。また、モバイル端末での日本語入力を目指す新しいプロジェクトが詳しく説明され、Raspberry PiやESP32を用いた具体的な製作アイデアが提示されています。日本語入力システムの開発において、ESP32を用いたカナ漢字変換の実装に関する実践的なアプローチについても語られています。SKK方式を取り入れることで、効率的でコンパクトな辞書管理を目指しながら、開発の過程やモチベーションの維持についても触れられています。このエピソードでは、区切り位置が難しい名称についての考察や、他のポッドキャストとの交流を通じた経験が語られています。

健康と早起きの習慣
はい、始まりました。 inajob の試しに録音してみた。略して、ため録、talk70。
このポッドキャストは、30代後半、ものづくりが好きで、子育て中のエンジニアである inajob のなんでもない雑談をお届けするポッドキャストとなっています。
それでは、今日も始めていきたいと思います。
さて、近況、健康のコーナーですね。
健康です。健康だということがないですね。
早起きが少しでき始めていて、体調不良から健康になっていくタイミングで、
寝る時間とかもぐちゃぐちゃになっていたりしたので、ちょっと早寝早起きできるようになるといいな。
今までは、夜遅くまで作業をしていて、朝は起きるけど、早起きというよりは娘と同じぐらいの時間に起きるみたいにしていたんですけれども、
それだとちょっといろいろ困ることもあるので、早寝早起きに少しでもしたいなと思って、
ちょっと健康になっているこのタイミングで始めていますと。
具体的には娘と一緒に布団に入るんだけど、さすがにちょっと早すぎる。9時とか早すぎるので、
その後ちょっと起きてきて、10時半とか11時ぐらいに寝て、朝は6時ぐらいを目指して起きるという感じですね。
私はよく寝る方だと思っているんですけど、そんな感じと。
ただ、朝6時に起きても娘がまだ横で寝ているわけですよね。
起きて作業とか家事とかをするのもいいんだけど、娘が目を覚ましたときに親がいないと、
ちょっと機嫌が悪くなるというのがあって、それはそういうもんだよって慣らしていく必要もあると思うんだけど、
別に起きる必要がないんだったら横でゴロゴロ、横でできることもあるので、スマートフォンをいじってたりとかするのもいいかなと思って、
今は自分もまだ跳ね起き始めてすぐなんで、そんなふうにとりあえず自分も慣らそうと思って起きるけど、
何もせずベッドでゴロゴロという感じでしています。
自分も慣れてきて習慣にできそうだなと思ったら娘にもちょっと言って、
急にいないとびっくりしちゃうんで、明日から早起きするつもりなのでいないかもしれないけど、
呼んだら来るかなとか言えば多分大丈夫だと思うので、ちょっとそういうふうなことをしていこうかなと思っています。
夜頑張って作業して、朝娘と一緒に起きるのよりも早めに寝て、ちょっと早めに起きるっていうふうにしておくと、
夜中とかに何かトラブルがあったときとかのリカバリが結構やりやすくて、
朝結局早起きしている部分を潰して寝れば復活するわけだから、
夜中に娘が何か起きて親もあんまり寝れなかったみたいなときとかでも、
リカバリがやりやすくていいなと思っています。
ただ問題としては夜作業の時間が取れないので、
朝布団でゴロゴロしているときは電子書籍とかを読みためているやつがあるんで読んだりしてるんだけど、
その分手を動かす作業とかができなくなっちゃってるんだけど、
寝る前にあんまりパソコンで手を動かす作業をしてても、
結局睡眠の質が悪くなったりするだけなんで、
さっと寝て朝は朝でできる。
本も溜まってるんで読んでいくみたいな感じで、
ちょっとフォーメーションを変えていこうかなって思ってる今日この頃でございます。
そんな健康です、健康なお話でした。
娘も咳が治ってきて、やっと我が家に健康が訪れたという感じでございます。
名称の区切り位置の難しさ
さて日記からのネタのコーナーです。
ちょっとものづくりの話をするとか言ってましたけど、
まずは区切り位置が難しい名称の話をしましょうか。
これは私のこのポントキャストに併設して存在するディスコードのサーバーに、
自然チャンネルがあるって話を以前したと思うんですけど、
ここには見つけた草花とか虫とか自然の何かオブジェクトを見つけたときに、
写真を撮って投稿して名前を書いたりとか、
それについて雑談するみたいなことをやってる部屋なんですけれども、
この間そこにマルバルコウソウという花があったので写真を撮りました。
これはオレンジ色の小さいヒルガオみたいな感じの花のツル製の植物なんですけど、
全然知らなくて、でも実家の近くにもあったからこれ見たことあるやつだわと思って写真を撮って、
それで調べてみたらマルバルコウソウっていう名前だっていうことが分かりました。
担じてみるとマルバルコウソウなんですけど、
一見どこで切るか分からんなと思って、マルバルコウソウなのかどうなんだと思って、
調べるとこれはルコウソウの一種で葉っぱが丸いのでマルバルコウソウという草だっていうことが分かったんですけど、
分かってしゃべるとマルバルコウソウって今頭で切って言いましたけど、
分かるんだけどいきなり担じてみるとちょっと厳しいところがあるなと思って、
そんな話をちょっとマルバルコウソウの話から発展していって、
いなじょぶ側の皆さんと話をしていて、他にもそういうのありますねって話をして、
例えばトリケラトプス、これはトリ、ケラトプス、トリで一回切れる。
角が3つあるからトリなんですよね。
ケラトプスのところもケラティ、ケラトとオプスに分かれて、トリ、ケラトゥ、オプスでこれがトリケラトプスになるとか、
私が知っていたのだとスーパーカミオカンデってあるじゃないですか、
宇宙戦艦ニュートリノか、測定観測してる施設、これカミオカンデっていう言葉があるんだけど、
これはカミオカにあるNDE、NDEをローマ字読みするとNDEだから、カミオカNDって切れるわけですね。
NDEはニューセロンディケイエクスペリメントの略かな。
カミオカとNDEに切れる、これもなかなか知ってないと切り口のわからないやつ。
それからこの話をね、自然チャンネルでも聞いたし、Xに投稿すると別の誰かからも指摘をもらったんですけど、
サカバンバスピスっていう、これは昔いた生き物なのかな、なんか目がチャーミングな魚みたいな生き物なんだけど、
このサカバンバスピスも、サカバンバ、サカバンブってやつとアスピスっていうのがくっついて、サカバンバアスピス。
この変なところに切り口がある。しかもさっきのトリケラトプスもそうだけど、
日本語の文字の切れ目じゃなくて、死因と母音の間に切れが生じたりとかしていて、なかなか難しい。
サカバンバスピスはサカバンブ村にあるアスピスなのかな、アスピスは縦を意味するとか書いてましたけど、
いやいや、こういう区切り位置の難しい名称ってあるなーって思って、ちょっと見つけちゃったと思って、
しゃべることにしました。こんな無限にあるし、面白い、よくある言葉遊びだろうからと思って調べるとめちゃくちゃ出てきてですね、
例えばヘリコプターはヘリクオプターで切れるとか、アカペラはアカペラとか、
地名だとよくあると思うんだけど、キリマンジャローはキリマンジャロー、ニュージーランドはニュージーランドとか、
草花でいうとカラスのエンドウ、これはカラスのエンドウとか切れるとか、
あと物語の話、ドン・キホーテはドン・キホーテって切れるとかね、こういう風に外来語がほとんどだよね。
外来語でカタカナで書いちゃうとちょっと切り口がわからなくなるし、
日本語で切り口がわかりにくいだけで、現地の言葉だと当然そこで切るだろうってものになってると思うんだけど、
そういうの結構あるよねと思って集めてみたという話ですね。
こういう言葉遊び系のネタって見つけると嬉しい気持ちになってつい色々調べたりしてしまいますし、
あとインターネットを使うと見つけてる人たくさんいるのですぐにワーッと類例が集まって、
一瞬で終わるけどインターネット時代の遊びっていう感じがしますよね。
こういうのって専門書とかにまとまってるわけでもないけど、
でもインターネットで調べたら何かしら情報が集まってくるので、
こういうのって結構今風の遊びっていうかインターネットがないとできない遊びなんじゃないかなって思ったりしました。
その分遊びをスポイルされてる感じもあるというか、
区切り値の難しい名称なんだっけ、調べる体験も大事な気がしてて、
パッと調べてヘリコプターねって思って終わるのもちょっともったいなかったような気もするんだけれど、
ここに挙げてないものの中にもあると思うし、自分たちの専門用語の中にも結構あるかもしれないし、
知っちゃってると結構ね、当然そう切るでしょって思ったりしちゃってて、
普通の人というかそれを知らない人が見た時には全然違う風に切っちゃうみたいなのもあると思うんで、
何か思っていたら教えてください。
あと言葉で言うと、あと何だっけな、草花、木の名前で花水木っていう木があるじゃないですか、
花水木っていう木の名前をずっと見てると中に花水っていう言葉が入っているじゃないですか、
なんかふふってなって、こういうのも集めたいなって思ってページを手元のメモには作っていて、
まだ花水木しか集まってないんですけど、こういったものも集まってくれば話したいななんて思っております。
これはまだインターネット上でも調べてないからちょっとどうしようかな、何か思いついたら教えてください。
そんな言葉遊びのお話でした。
子育てと十五夜のお月見
さて次は子育てのお話をしようかな。
ちょっと半月くらい前か、半月か、ススキを取ってきてお月見をしました。
お月見だから9月17日がちょうど十五夜だったんですね。
十五夜というところでシーズンごとにオンタイムな行事を締めやかに実行しようということでその話をしましたね。
トーク20でしましたけれども、十五夜しようと思って。
十五夜といえばススキでしょうと思って、
私は朝の娘を幼稚園に連れて行くのは最近は妻にやってもらっていて、
その裏番組として私はちょっと早めに出発してジョギングをして仕事を始めるっていうのを最近してるんだけど、
そのジョギングがてら川の近くを走っていくときにススキを発見したので、
ススキを何本か持ってお家に帰ってくるっていうのをやりました。
そうすると家に帰った娘はまだ幼稚園の準備をしていて、
ススキ取ってきたからねって今日の夜に十五夜しようかって話をしたら、
4歳の娘がススキ買ってきてくれてありがとうってお礼を言われて、
いやそうねってなって、ススキはどうやって取ってきたかわからないよね、
私がふっと持って帰ってきたけれどもと思って、
なんかこれは買ってきてくれてっていうのは誤解なので、
なんか誤解解いたほうがいいなと思って、
その日の幼稚園終わって帰るときに川原の近くを寄って、
ここにほら生えてるからさ、これ取ってきたんだよって話をして、
無事誤解が解けたかなと、ススキというのは買ってもいいけどね、
ススキと月見の体験
川原に生えていてすっと取ってこれるようなものだよっていうことをちゃんと知ることができたかなと思いました。
なんかほら、ありますよね、うちらの世代でもたくさんあると思うけど、
例えばお寿司しか見てなくて、鮭といえば切身が泳いでるんじゃないかって、
思っている人がいるんじゃないかみたいな話ありますけど、
ススキとかもいきなり親が持ってきて見せると、買ってきたのかなって思うよね。
そういうことってあると思うんだけど、なるべく誤解してていいことはないと思うんで、
自然に取ってきたものは一緒に自然で取るっていう体験も含めて、
どこに生えていてどういう価値のものでっていうのが伝わるといいななんて思ったりして、
ちょっとそんなことをしました。
お団子はこれは買ってきましたけど、お団子買ってきてススキ飾って月を見るというのが無事できました。
わかったことはススキはすごい種が落ちるので室内に飾るのには向かないということでした。
意外とお話の中ではお団子をススキで月見っていうイメージはあったんだけど、
今回やってみて、たぶん私ススキを飾りながら月見をしたことなかったか、
外でやったのかなみたいな感じだと思います。
これも以前話しましたけど、エアプレイでしたね。
プッチンプリン割ったこと、プッチンしたことなかったわみたいな話をしたことがありましたけれども、
ススキを取ってきてのお月見というのもエアプレイだったななんて思いました。
プッチンプリンをエアプレイだった話はトーク58で話しましたけどね。
そんな感じでシーズンごとのオンタイムな行事を締めやかに実行しつつ、
あとは子供を出しにして体験できる、そしてエアプレイだったというような、
今までのエピソードの中で出てきた単語がうまく散りばめられた体験だったなと思って、
ススキを取ってきてのお花見の話をさせてもらいました。
次は何だ?次は娘の運動会があったりとか、
ハロウィンとか、そういう季節の行事が控えていますので、
その辺りも順番にこなしていこうかななんて思っております。
そんなススキのお話でした。
言葉の遊び
もう一個ね、こそらて面白ネタ、言葉の話しましょうか。
4歳の娘がですね、この間ね、雨が降りそうだねっていう話をして、
雨ね、雨、雨とか言って、娘が雨雨言い始めて、
あれだね、雨、結婚式で言ってたねって言い始めて、
どこの話か忘れましたけど、弟の結婚式に以前行ったことがあったので、
娘が結婚式と言う代わりにはその結婚式のことだと思うんだけれど、
雨と結婚式の話が出てきて、雨降ってたわけじゃないしなんだっけなと思って、
頭のめぐらしたところ、あれだなと思って、アーメンだなっていう、
アーメンですねそれはっていう話をしたら、それそれっていう風に娘が言って、
すごい発想というか、子供ってそういうわからないものを恩で覚えているので、
そういう風に大人からしたら、一見わからない繋がりをしゃべりますよね。
この間のソフトウェアのビスケットの名前を言い間違えておせんべいって言った時もそうでしたけど、
アーメンと雨が頭の中で繋がってるんだなと思いました。
このヒントでアーメンまで思い当たったのは褒めてほしいなと思いましたけれども、
アーメンの話も確かそうアーメンって言ってて、娘が結構気にしてたんですよね。
アーメンって何?って言われて、それでその時は話して、ちょっと忘れちゃったけどね、
そのようにあれ?とは言葉だったかな。
そんな話があって、雨とアーメンが関連してるんだなっていう。
最近そういう似た言葉を探すのは、最近というかしゃべり始めてからね、
同音異義語とか、ちょっと似ているけど一文字違いみたいなものを発見すると、
嬉しそうに報告してくれることが多いんですけど、
いや、雨とアーメンっていうのはちょっと予想してなかったななんて思って、
ちょっと言葉遊びとして面白いなと思ったという、ちょっとした小さなお話でした。
日本語入力端末のプロジェクト
次はものづくりの話を少ししようかな。
と言ってもね、何か持ち返しみたいな話なんですけど、
このポッドキャストのトーク02、不満で鈍感な時に、
やりたい気持ちはあるけどモチベーションのわからないプロジェクトの進め方どうしましょうか?
っていう話をしたことがあるんですけど、
その時は具体的にこのプロジェクトっていう話はしなかったんだけれど、
その中の一つに一つのやつがまだくすぶっておりましてですね、
最近またちょっとやっています。
何かっていうと、日本語入力のできるちっちゃなモバイル端末を作りたいなっていう気持ちがあって、
製品でいうとポメラとかね、そういうやつ、キーボードが付いていて、
画面が付いていて文字をカチャカチャと打つとそこに日本語でメモ帳的に文字が打ち込めて、
それだけっていう、そういうマシンを作りたいなと思っていて。
作りたいけど結構めんどくさくて、いろんな作り方があるんですよ。
Raspberry Piを使ってしまえば中にLinuxが入れられるので、
そこに起動しちゃえば、いわゆるLinuxの上で動くテキストエディターと日本語入力ソフトを入れれば、
何となくそれっぽいものはできて、あとは形っていうか筐体を作ってあげればいいんだけど、
何かそれではちょっと違うんだよなと思っていて、分かんないけど。
それだとね、起動するのにすごい時間が、すごいといっても、
そうだな、早く起動して10秒以内とかかな、
すごい適当に雑に作ると1分とかかかるんじゃないかなと思うんだけど、
になっちゃって、何かもうちょっとパッと起動して文房具みたいに使えるようなものがいいなと思ったりとかして、
Raspberry Piはサスペンドの機能がまだちゃんと動かないというか付いてないので、
ちゃんと終了するときはシャットダウンして書き始めるときは起動しないといけないんで、
実験したところどんなに頑張っても6,7秒はかかってしまうし、
頑張った環境っていうのはちょっと頑張りすぎていて、
様々な機能が足りてなかったりするので、
ちゃんとした環境にしようと思ったら1分以上かかるんじゃないかなと思うんですよね。
ちょっとそれもなんだかなって電気も食うしっていうところで、
今最近のRaspberry Piよりも性能の弱い、いわゆるマイクロコントローラー、
マイコンと呼ばれるようなICも性能が上がってきて、
Raspberry Pi PicoとかESP32といったミドルレンジっていうのが、
組み込み向けのCPUの中でもCPUの周波数も高いしメモリも大きなものが出てきてるので、
これを使ってなんとか日本語入力端末作れないかなっていうのは、
これ前々からずっと数年温めてきているんですよ。
でもそれからやろうと思ったら、まずやらないといけないのは、
まず日本語を表示することでしょ。漢字のフォントを用意して日本語を表示することと、
あとローマ字が、アルファベットが打たれたものを漢字に変換したり、
まずはローマ字をひらがなに変換して、そのひらがなを漢字に変換してっていう機能を作らないといけなくて、
その後にメモ帳を作らないといけない、メモ帳的なものを作らないといけなくて、
やることが結構多いというか、やることが多いからやりたくないわけじゃなくて、
そこから作れるのがワクワクみたいな気持ちもあったので、
そういうこともしたいなと思っていて、ちょいちょい年に1回ぐらい試みては、
道のりは長いなとかって言って、1回チャブ台を全部返すみたいなのを繰り返していて、
それの第何回か目のやつをまた始めているんですね。
これね、ある程度までいって日本語が打ててそれっぽいメモ帳みたいなのができ始めると満足して、
よしとか言って放り出しちゃいがちで毎回チャブ台を返すというよりは、
自然に興味が失われて、完成しないままゼロからスタートをやり続けているという感じなんですよね。
今回はESP32っていうマイコンをターゲットにしていて、
USB接続のキーボードからの文字を読み取って、ローマ字変換とカナカン字変換、
そしてメモ帳みたいな機能というところまで実現をしようという作戦で、
今回はLuaっていうスクリプト言語を使うことを考えていて、
ESP32で作るというと、ネイティブにCやC++の言語を使って全部作るのかというような想像されるかもしれないんですけれども、
昔はそういうふうにやってた時期もあるんだけど、
あるときからこのマイコン結構性能が高いので、上でスクリプト言語が動かせるぞと思って、
有名な例で言うとマイクロパイソンとかサーキットパイソンみたいに組み込み用のパイソン言語とかが有名だし、
さっき話したLuaも簡単に組み込みができるので、
マイクロパイソンって全部パイソンの上で作ることの説明は結構たくさんあるんだけど、
一部の速さが必要なものをC言語とかネイティブで書いて、
それをパイソンから呼び出すみたいな方法はいまいち資料がなくて、
公式のマニュアルを見るんだけど、なんかちょっとめんどくさそうなんですよね。
一方Luaはネイティブでプログラムを書く方法でLuaも一緒にコンパイルしちゃって、
ネイティブのシステムからLuaを呼び出すように作ると。
そうなると速さが必要な場所はネイティブで書いて、
そのインターフェースをLua側に見せるっていうのはごくごく自然にプログラミングできるので、
作るのは簡単とか作り始めるのが簡単だと思ってLuaを使って始めたんです。
別にLua言語が好きとかではなくて、できればパイソンのほうがいいなと思ってるんですけど、
Luaで今はやっていて。
どこから先をLuaでやらせるかっていうところが、
ここ2回目のトライなんですけど、2回目のトライで少し場所を変えていて、
1回目はかな感じ変換は重そうだから全部ネイティブ側にやらせて、
メモ帳の画面作ったりとか、保存したりとかファイルを選んだりとか、
そういう場所はLuaでやろうと思って1回作ってたんですけど、
作っていくうちにかな感じ変換全部ネイティブで書いてるとまたそれもちょっとめんどくさいというか、
特にマイコンで動かそうと思ったらコンパイル転送してマイコンで動かすっていうことをしないといけなくて、
フィードバックループ作って試すの作業がすごい時間がかかってしまうんですよね。
開発の動機と実装
ネイティブの処理がほとんどなんで、まずはパソコンで動くように作って、
それをESP32に移植するみたいなことをしてもいいんだけど、
ちょっと大げさになりすぎる仕事はやっぱり結局細かいところでパソコンとESP32の差異が出てきてしまうので、
実機を使ってもやりたいんだけどなーなんて思っていて、
という中でなるべくLuaに寄せたほうがデバッグが楽だろうなと思って、
今回はそういうふうにしていて、
日本語変換の中でも辞書から漢字を、読みようがなを打ったら漢字の候補を引っ張ってくるっていう処理だけをネイティブで実装して、
それ以外のローマ字変換とか、もらってきた候補をどういう順番で画面に出すかとか、
そういうところはLuaに任せるように方針を変えました。
これをすると、カナカン字変換のシステム自体もLuaで色々試行錯誤ができやりやすいし、
っていうところで便利かもしれん。
単純に前と違うものが作りたかっただけっていう説もあるんですけど、
そんな感じで作っています。
カナ漢字変換の技術
カナカン字変換はそんな真面目に作ると大変だし、メモリーも食うからそもそもそんな凝ったことはできないだろうと思って、
一旦は今SKKっていう方式、昔カナカン字変換の黎明期に存在していた有名なやり方なんだけど、
今のカナカン字変換ってローマ字をわーっと打って、
例えば今日の天気は晴れって打って変換って押すと、
今日は漢字になるし、のは平仮名のまま、天気は漢字になるし、はは平仮名、晴れは晴れにれって送るっていうのがポンと変換して出てきて、
ちょっと気に食わないところがあったら左右キーとかでガチャガチャっと場所を移動して、
この漢字じゃないよ、ピピピって変換するっていうのが一般的なやり方だと思うんですよね。
とか、スマートフォンの場合はフリック入力でわーっと書いていったら、
もう変換候補が下に出てくるからそれをタッチでポンポンポンと選んでいけば、
漢字仮名混じりの文字が打てるっていうのがあるんだけど、
そういうのは今風というか、そういうのは賢いやり方をしないといけなくて、
平仮名の列のどの部分が漢字になるかみたいなのを、
いろいろなケースを列挙して、最もそれっぽいやつを画面に出すみたいなことをしないといけなくて、
それは処理も大変だし、メモリも食うし、なかなか難しいと。
もっとナイーブだというか、もっと簡単に実装できてっていうので言うと、
一番最初に思いつくのは漢字に平仮名を1対1で割り振って、
長く打つんじゃなくて、例えば晴れだったら晴れって打てば、
辞書に晴れがあって、晴れは平仮名で晴れと書き、それは漢字で広角とか、
決まってる辞書があってそこから引いてくると。
長い文章で変換しようと思ったら、単語ごとに切って毎回変換をして打ってあげることで、
漢字仮名混じりの文章が打てるっていうのがまずは思いつくと思うんだけど、
それがまず最初に作るもの。
そうやってくると次は、日本語って活用があるじゃないですか、
走るとか走らないとか走ればとか。
そうすると全部辞書に入れるのは現実的じゃないんですよね。
走ら、走れ、走るとか。
その熟語みたいなのもいいんだけど、書籍とか、
なんで急に書籍やるんだけど書籍とか、文言とか漢字とか、
こういう辞書に入ってる名詞だったら単漢字変換って言うんだけど、
平仮名で打ってそれとぴったし一致するものを辞書から引いてきて完全に当てるっていうのでいいんだけど、
送り仮名があるような動詞とか形容詞みたいなものに関してはちょっと工夫をしないとやりにくい。
全部辞書に入れると辞書もちょっと増えちゃうし、
走らりるれろの全部用意しとくのっていう感じにもなりますよね。
そのあたりもちょっと工夫したものとしてSKKがあります。
SKKは口で説明するの難しいな。
変換するタイミングを人間が指定するっていう意味では漢字を直接、
ダイレクトの変換と似てるんだけど、
送り仮名のあるものの処理がちょっと違っています。
例えば走るだったら、
この走ってローマ字で打つときに走るのRのところを大文字で打つんですよ。
そうすると走Rのところで検索が走って、
辞書にも走Rでエントリーが入っていて、
つまり走りでも走らでも走れでも全部走Rじゃないですか。
走Rの辞書に走るの漢字とRが残ってるっていう情報が付いていて、
それで続きを入力すると、
だから走Rまで打ってるから、
E、Bとかって打てば走ればとなるわけですね。
そういう風な感じで送り仮名のある漢字の次のシーンをパソコンに教えてあげる。
具体的にはShiftを押しながらローマ字を打つことで、
ここが送り仮名だよっていうのを教えてあげることで、
辞書のサイズをコンパクトにするし、
変換効率も上げることができるという技があって、
これを採用しているのがSKKっていう漢字仮名変換のソフトウェアなんですよ。
プロジェクトの進行と課題
それを口で説明するとめんどくさいんですけど、
とにかくこれ実装が簡単だし辞書も小さく押さえられるので、
それを使ってESP32とRUAを使って、
そういうSKK風の仮名漢字変換を使って、
POMMELAみたいなものを今作り始めていて、
大体動いたかなっていうところまで来て、
そろそろ興味が失われそうだなと思っています。
トーク02の時にやりたい気持ちはあるけど、
モチベーションの湧かないプロジェクトどうしたらいいんだっていう時に、
正気になる前に作りきるのがいいよね。
ただ子育てとかしてると、
結構正気になっちゃうタイミングがあって、
作りきれぬまま終わってしまうよねっていうのがあって、
どうしたもんかな。
自分が毎日使うようなものであれば、
手を加えていったりっていうモチベーションも維持できる。
例えばこのポートキャストの台本を書いている
ウィキシステムは私が作っているんですけど、
やっぱり使っていく中で不便なものとかが見つかると、
自分が作っているものだから直せばいいじゃんってことになって、
どんどん改良が進んだり使いやすくなったりしていくんですけど、
果たしてこの日本語入力端末は使いたくて作ってるんだけど、
ある程度の完成度までいかないと使い物にならなくて、
ただそこまでいくのが結構大変だし、
それスマートフォンでいいじゃんとか、
ノートパソコンでメモ帳を開いたら書けるやんっていう、
内なる自分の声に打ち勝つことがまだできず、
なかなかゴールが遠いなって思いながら、
作って若橋を繰り返していますと。
自分が欲しいのもそうなんだけど、
海外の人たちの作っている作例で、
そういう本名みたいなものがあるんですよ。
ただ英語圏の人たちはすごい楽チンで、
打たれたアルファベットをそのまま画面に出せば、
もうそれでメモ帳できたってなるんですよね。
ただ結構イケてるストーリープロダクトとかあるんだけど、
一方我々は日本語が打ちたいとなった時に、
作るのが大変だけど、だからこそ作りたいっていうのもあるし、
さっとそういうのが作れるようになっておくといいかなと、
先人がいてあげることで、
誰かの助けになるんじゃないかなって気持ちもあって、
私が雑にここでカナ漢字変換をESP32で作りましたって、
オープンソースとかで公開しておくと、
誰かが同じようなことをやりたくなった時に、
参考にしてもらえるんじゃないかな、
そしてあわよくもそれですごい良いものができれば、
私もそれ使いたいしなって思ったりとかして、
自分の思っているこれできるんじゃねっていうのは、
なるべくできるんじゃねっていうところを、
完成度は低いけれどもできたよ、できるよっていうことを、
世に示すところまではやりたいなというようなことも、
気持ちの中にはあって、
もうちょっとやってみようかなっていうのと、
やりたい気持ちはあるが、
モチベーションが沸かないプロジェクトを回す方法の一つとして、
ポッドキャストで喋ればどうだろうっていうところも、
実験的な要素としてあったので、
ちょっと今回喋ってみましたが、
SKKの説明をするのが難しいっていうことが分かりましたね。
もしまた開発が進んでいたら、
ブログ記事を書いたりとか、
またこのポッドキャストで進捗を紹介するかもしれないし、
何もなければまた飽きたんだなって思ってもらえればいいと思うんだけど、
そんな最近、
病み上がりっていうところもあって、
このASP32とRUANの日本語入力は結構ソフトウェア側によっていて、
組み込みのプロジェクトとはいえ、
パソコンでちゃちゃっと作ってっていうのができるんで、
ハードウェアでハンダ付けしてとかっていうところよりは、
やりやすい、ちょいとやりやすかったりして、
今の時期にちょうどいいなと思ってやっております。
最近作っているもののお話でした。
前回の振り返りはあんまりないんだけど、
再生数が少ないのが、
TALK67のNT東京に行った回、
再生数少ないんだよねって言ってたんだけど、
これは間違いで、TALK66の20年前の
自分を振り返りながら生活するが再生数が少ない回でした。
なんで間違えたんだ。
そして今まだ少ないです。
本当に謎。
他の回は上がるんだけど、
しかも後から上がってきたりもするので、
なんか最初のある期間に聞かれなかったから
っていうわけじゃないと思うんだけど、
TALK66だけは10ぐらい少ないですね。
4分の3ぐらいなんですね、他のエピソードに比べるとね。
なんでかなと思いました。
それから、全然言いたくて言えなかったやつ。
メーカーフェア東京で見た球体発射玩具研究会の人が
ビーダマンをむちゃくちゃ改造して原型を留めてない、
もはやビーダマンではない、
ビーダマン的な働きをするものができてるんだよって
話をしたときに、ちょっと頭の中を
これテセウスの船っていうことだ、
現象だと思うんだけど全然自信がないと思って
後で調べてみましたら、あってますね。
テセウスの船ですね。
テセウスの船の話
テセウスの船になってしまったビーダマンを
作っているという話だったので、
こういう難しい言葉だけど、
ちょっと面白いと思っている言葉、
こうやって使っていかないと
どんどんいつ使うのかわからなくなっちゃうんで、
テセウスの船ね。
今度こういう現象を見かけたら
テセウスの船って言うようにしようと思いました。
振り返りはこんな感じで、
あと全然別件なんですけど、
たまたまここ1週間じゃないかな、
他のPodcastで私の名前を呼んでいただくことが
ありまして嬉しいと思ったので
ここで紹介しておきます。
先週末のおっさんFM312回
回転寿司トアの回で歯のフロスの話ですね。
歯のフロスが引っかかった話。
私のPodcastでトーク60
虫歯不可逆変化に言及していただきました。
歯の話するPodcast多いなっていう気がしてたんですけど、
おっさんFMもついにフロスの話が入ったみたいで
私のPodcastに言及していただきました。
それからテクテクラジオの154回ですね。
ラストマイルから考えてみる流通の課題でも
私のこれはXでの感想が読まれまして
いやいやありがとうございますという感じですね。
なんていうのかな、Podcast始めるとこうやって
他のPodcastにもお便りを出したら
読んでもらったっていうだけの話ではあるんですけど
こうやってPodcast間でいろんな交流ができていて
いいなと思いました。
それから虫歯の話で思ったのは
やっぱりいろんなPodcastで
こういう虫歯の話とかしてるんで
その虫歯というか
ただ撮って終わりというよりは
後からこのPodcastのこういう回で
フロスの話ありましたぜみたいなのが
なんかうまいこと後からサジェストとか
類似エピソードとして紹介できるような
機能とか検索方法があると
なんかもう少し一度撮っただけのPodcastの
価値を高めることができるんじゃないかな
なんて思ったりしました。
今人力でやってるわけだし
ある程度全国から引くんじゃなくて
知り合いでっていうフィルターが
いい具合に働いてるような気もするんですけれども
何かリッスンとかで
そういううまい具合に関係のあるエピソード
エピソードの中には複数のトピックがあったりするから
難しいような気もするんだけど
何か人間側の工夫でできるようになるとかでもいいんで
そういうのができるようになると
いいんじゃないかなと思ったりもしましたね。
そんな前回の振り返りと
紹介してもらったPodcastのお話でした。
さてお届けしてきました。
Podcast間の交流
いなじょぶのためしに録音してみた
略してため録トーク70
おしまいの時間になってきました。
健康になってきまして
ちょっとものづくりの話もできたんじゃないかな
とは思います。
子育ての話も多めですけど
言葉遊びの話も
たまってきたらやりたいなと思ってたんで
区切り位置が難しい名称についても話せてよかったです。
聞いてる人はこれを求めているのか知りませんが
何かこういうとこでしか話せない
雑談という感じのネタなので
こういうのは結構好きなんですけどね。
そんな感じでこのPodcastでは
30代後半ものづくりが好きで
子育て中のエンジニアである私
いなじょぶの雑談だったり
子育て、ものづくり
みたいな話をしていきますので
興味のある方はぜひ
高読ボタンを押していただければと思います。
それでは今日はこのあたりにしようと思います。
お聞きいただきありがとうございました。
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