ゲストの紹介
はい、始まりました。いなじょぶの試しに録音してみた。略して、ため録トーク126。
このポートキャストは、40代。ものづくりが好きで子育て中のエンジニアである、いなじょぶのなんでもない雑談をお届けするポートキャストとなっています。
それでは、今日は実はですね、珍しくゲスト回ということで、早速録音した音声の方に行きたいんですが、今回のゲストはkotauchisunsun ということで、
前回のトーク96、なぜものづくりを趣味にしているの?っていう話でも一回出ていただいたkotauchisunsun の2回目の登場となっております。どんな内容なのかを本編をお聞きください。それではどうぞ。
はい、ということでkotauchisunsun を呼んでみました。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。よろしくお願いします。
2回目のため録出演、おめでとうございます。初めてじゃないかな、2回目の人。
あ、そうなんですか。
自分の奥さんが2回目っていうのはあるけど、私がそっちにいて、来てもらって話すのは2回っていうのはあるけど、同じ人に2人、2回目はないかなと思いました。
ていうかゲストを呼んでないので全然。ゲストを呼ぶのはこの間のサバティカル休暇前後の特別な取り組みだったので、本当に1人適当にやってっていう感じでテストでやったんだけど、やっぱり時間食うねっていう。
収録はいいんだけど、後で編集するのが取って出しってわけにいかなくなるから、いまいちっていう感じで。楽しいんだけど、なかなか難しいなっていう感じで。
最近はやってないって感じですけど、書籍を書いたと書かれたということで。さっきもちょっと話しましたが、何かデビューアルバムがある時とかにラジオに呼ぶってやつをやりたいっていうので、出版物がある。
何々ちょっと呼んでみるかっていうのをやってみたい。それがやってみたいだけです。別にここに資本提供とかはないですが、でも研本をいただいてね、感想とか宣伝ツイートとかしてよって言われて、それは全然やりますよって話して、やったものの私がツイートしたぐらいで何もないだろうという感じもあったんですが。
いやいや。じゃあついでにポッドキャストも撮るかっていう話でございます。どうしようかな。美術書店19向けに新刊を書いたっていうところで、どんな本か教えてもらってよろしいですか。
スマートグラスの動向と考察、2025年版ということで、今年売られていたスマートグラスの内容をまとめたり、スマートグラスの仕組みだったりとか、そういうふうなのを解説した本となっています。僕が調べた中でスマートグラス、2025年に100本ぐらい出てまして、その100本ぐらいのデータを統計解析して、重さがどれくらいだとか、お値段がどれくらいだとか、みたいなものを解説したり、そういうのを書いている本となっております。
読んでみたんですけど、すごい、なんだろう、すごいこだわりを感じるという、違うな、こだわりじゃない、みんなそれぞれ例えば家電を買うときとかにちょっと調べるじゃないですか。例えばエアコン買うときとか代金がいいのかとか、あれをみんなやると思うんだけど、言われてみればこれを他の人がどうやってるかっていうのはあんまりちゃんと見たことはないなと思いながら読んでて思っていて、小田内さんは異常っていう。
小田 いや、分かんない、本を書くためにあえてやってるところもあると思うんだけど、ここまではしないなって思いながら見てたし、なんかそうだな、そういう新書の本みたいな、スマートグラスがわかるみたいな本的な側面もありつつ、どっちかというと小田内さん個人がどうやって製品を見てるかっていうのが見れる、まさに同人誌的な内容だなと思って、面白く読みましたし、
ぶっちゃけ言うと私はそのタイミングでメガネを買い替えるっていうイベントがあって、それでちょっと興味があって読んだんだけど、結果としては今じゃないなっていうのが判断できたっていう、そういう意味で価値のある本だなと思いました。
小田 いや、今じゃないっていうのは、常用するものが今は出てないよね。それはもう裸でもわかってるんだけど、分類がいろいろ書いてありましたけど、私のイメージしてたのはスマートグラスはメガネに画像がオーバーレイされるようなものとかで、なんかいいのがあればと思ってたけど、まだこれからだし、そもそもそこに需要と供給のバランスの合うところあんのかみたいな、そういうところだよねって思いながら読ませてもらいましたけど、そういう話ができるぐらいの基礎的な枠組みが頭に入る良い本だなと。
ありがとうございます。
なんか、マイベスト、マイベストってあるじゃん。なんか比較検討サイトの、なんか。
知らないかも。
カーデンとかいろいろなものをブログ記事的な感じで比較検討して、この製品は例えば掃除機だったら吸引力の話とか、いやいやバッテリーなんだよねとか、軽さだよねとか言ってそこで軸を出していて、で星をつけていて、最後は広告に誘導するような、そういうサービスなんだけど、それのなんかめちゃマニアックバージョンっていうかその。
メモに書いてもらったけど、それのなんか空想科学特報味の強い何かみたいな感じで読めて、なんかいろんなシリーズ出して欲しいなって思いながら見てました。
そう、最初の方は新書っぽい構成なんですよね。まあスマートグラスは何かとか、まあ世界動向はもうちょっとやりすぎな感じはありますけども、まあまあ比較的読めるんですけど、なんか最後の方になっていくにつれてなんかこう早引きみたいな状態になってて。
いやなんか数式とか出てきてどうしようって思いました。
最後の方マニアックになりすぎるっていうね、構成になってますね。
でもなんかあの数式を読めなくても、ああ比例してんなーみたいな、なんか技術書を読むとき特有の読み飛ばしをすれば別に内容的には困ることはないし、なんか気になったときにまた戻ってきて数式を眺めるとかでいいぐらいの内容だったから、
それで定理を証明していくわけじゃないから、まあまあ全然読めるなと思いながら読んでました。
普通に1章2章ぐらい、例えばスマートグラフィスの中身だったり、中身と言いますか、全体の解説と世界動向と、あとまあ最後の今後の課題ぐらいは、あの割と比較的読みやすい方向かなーっていうので、普通の人にもお勧めできる内容かなと。
で、まあ数式の部分は結構難しかったり、すごいこのSOCの消費電力は何ミリアンペアアワーでみたいな話をし始めたりするんで。
でもなんかすごい、そのモデル側が合ってるかはともかく、その理論としては、理論というかその、どうやってもこれらのパーツを動かすのに電力これだけいるじゃん。
そのためにはバッテリー何グラム絶対ないとダメじゃんみたいな、そういうところから話をされていて、確かにそうだなーっていう感じがしたら面白かったです。
そこら辺が肝でしたね、はい。
本作りの挑戦
他の人にも同じテーマで書いてほしい。違うモデル化になるのかな、なるよね。
たぶん、なると思いますね。
ハードウェア面からいくともしかしたらオラジオになるかもしれないけど、もう少し別のその流行るかとか、そういう話とかもね、数式にできたりするだろうし、
過去の事例と照らし合わせたりとか、その辺も少しはされていましたけど、スマートフォンの動きに対してどうかみたいな話とかね。
スマートフォンがこれくらいの速度で普及していったから、スマートグラスも同じように引くんだったら、
引くんだったらね。
行くんだったら、これくらいの年に普及率がめっちゃ普及してんじゃないみたいな話はしましたけど。
これは難しいですね、モデル化が。
いやいや、だって分かったらみんなもう開発してますよって話だから、そうだよねっていうか。
でも上司にちょっと調べてきてよって言われた時に、ささっとこれくらい用意できるとできるサラリーマンだなっていう感じですよね。
何の部署の人が何の用事でやってるのか知らないけど。
神経事業開発かな。
投資系の人がこの業界に投資すべきかみたいな時とかにやるのか知らない。全然知らないことを言っている。そんな仕事したこともないわ。そんな感じで、面白かったです。
ありがとうございます。
本の中身の話をここでしちゃうと、買わなくても聞けばいいやっていう話になっちゃうので。
とにかく数式がいっぱいあったり、もちろん本として読んだ時に得られる知識とかはあるから別に話しちゃってもいいんだけど、別にそれは読んで聞いてもらえればいいんで。
この場で話したいのは、もうちょっとメタな話というか、なんで本を書いてるのとか、本を書くのって大変ですよねとか、そういう本作りにまつわるあれこれの話を聞きたいなと思ったりしています。
私も書いたこと、市販の本を何人かで集まって、何章君担当ねとかって本を書いたのは2回ほどあったりとか、
大学の時にサークル活動で同人誌的な会誌っていうのがある、部誌とか会誌とかって呼ばれてるようなもので、一人2枚とか3枚とか担当して書くみたいなのはやったことがあるけど、そんなもんかな。
基本は誰かに巻き込まれてやるから、どんな本にしたいとか、選票、スケジュールみたいなところは全部それに乗っかる感じでやってたんで、本当に同人誌っていう意味で自分で書くのはやったことないかなって感じです。
なるほど。
なんかその、出版履歴みたいなのって教えてもらってもよろしいですか。なんかこういう物書き。
出版履歴。あーなるほど。でも僕は、牛中書店には今まで2回ぐらい、自分で、これ電子なんですけど、コロナ禍だったのかな。
だったんで、それで電書として出してたっていうのが今まであって、あと商業でも2冊ほど、2冊というか、雑誌に投稿してもらったのが本になったみたいなのがあって、1回ずつぐらいのことがあって。
書っていうことがありました。で、今回初めてですね、自分で原稿を書き、今まで書いてましたけど、印刷屋さんにお願いして、
入稿だ。
印刷するっていうことは自分でやってみました。
そっかそっか、そこが初だったんだ。そのPDFにするところとか、あとは市販の書籍の流れに乗っかるのはあるけど、本に、物理の本にして、それを手渡しみたいなところを含めての体験が今回初っていうことだ。
なるほどね。
初でした。
結構、聞いたところに記事をたくさん書いてらっしゃるから、本を書くみたいなところも習慣としてというか、ライフワーク的にちょいちょいやってるのかなと思ったけど、
どっちかというと、コンフォートゾーンから出る動きというか、ちょっと本、物理本やってみますかみたいな、挑戦の一つとして今回やられてるという側面もあるのかなと思って聞いていました。
そうですね。実はそんな感じですね。本をこういうふうに物理的に出すということは、一度はやってみたかった。個人でも一度はやってみたかったという気持ちがあったんで、どんなもんなんだろうと思ってやってみた側面がありますね。やっぱり大変ですね、物理本。
どんなもんでした?
いや、一番問題になったと言いますか、申し訳なかったって話があって、実はこれ本の表紙とかのデザインを外部のデザイナーさんに、もともとの同期だったデザイナーさんにお願いしてたんですよ。
ときに、表紙と裏表紙は作る。これわかるんですよ。でも背表紙っていうものも存在しまして。背表紙、本の内容のページ数によって上下するんですよね。
背表紙って一番細い、合ってる?
そうですね。
図書館の本並んでるときに縦書きになってるやつ。
そうです。見えてるようなものですね。
確かに。
あそこが実は何ミリぐらい。3.2ミリとか、そういうふうな形で微妙にぶれるんですよね。
確かに確かに。
だから、「小林さん、このページ数だと背表紙何の文字も入れれないですけど、いいですか?」みたいな話になったりとか。
はいはいはい。
入れても全然文字数のサイズがちっちゃくて、入んないですよとか。で、最初48ページぐらいの着地で文章を書いてたんですけども、書いてるうちに筆が乗ったみたいな話があって、64ページぐらいになって。
そうするとあれずれるんですけどって話になって、背表紙を何ピクセルか増やしてもらったりして。
まあ余白とかにするしかないよね。まあでもデザインがまだ回るんだったら何か引き延ばしてもらうとか。
同人誌の設計と製作
そうですねそうですね。なんでや、その辺ちょっと考慮したデザインに。まあある程度最初から同人誌も昔作ったことある人みたいな感じだったんで。
ああなるほどなるほど。そうだよね、その辺都市感がないと、私今パッと聞いてその同人誌、いわゆる薄い本に背表紙っていう概念あったんだと思って。
なんかないのかなと思ったけど結構そうか気にして作ったりするんですね。
そうですね。だから僕も初めて知って、同人誌を入稿する会社のページの中に英語でこの紙を使いますもあるんですよ。
何キログラムみたいな。何キログラムの紙で何ページみたいなものを入力すると、背表紙の厚さが何ミリプラスマイナス0.2ミリですみたいなのが出てくるんですよ。
その数字を入れて、僕は英語で作ったんです。英語、英語、なんびみたいなのをデータとして入稿するという形になるんですね。
なるほどね。なんかそうだよね、物理の本の仕組みっていうわけじゃないけど、構造みたいなのって、読んでてよく触れてはいるんだけど、いざ作るってなった時に、まじかみたいなことありますよね。
ありますあります。
あった。昔、それこそ会誌を作る、部活の本を作る時に、そうそう、その時は手筆作ったんだけど、裏表紙、背表紙等するか問題とか、あと扉ページが必ず表紙に対して同じ側にくるようにしたいなっていうのを途中で気づいて。
なんかそういえば本読んでると謎に白いページとかあんなとか思ったりして、これそっかそっか、これ右にくるようにするために白くしてんだねとか。
ページ番号を振る時に目字のところが目字用のページ番号になって、本編始まったらまた1ページから始まる形式とかもあるとかってなって、まじかとかってなって。
よく見るとありますよね。目字とかの、最初の方のページはローマ数字で、I、I、I、I、I、V、I、I、I、I、かみたいになってて、本編になったらアラビア数字で一緒になって。
そうなんだって。別に決めりゃいいんですけど、そこ決めないと本できないよねっていうのは結構ありますよ。
その辺はね、完全に無視しましたね、僕は。
まあ、その薄さだとそんなにいいし、ずっと同じ調子ですもんね。私がやってた時は開始だったんで、無構成になってて、しかもその中にコンテンツが雑誌のようにたくさん入ってる形式だったので、ちょっと気をつけました。
ああ、なるほど。そっかそっか。やっぱり合同詞みたいな形になるとそういう風なところのこだわり方も違いもあるかもしれないですね。
そこを統一しておいたら本として本っぽくなるみたいな箇所があって、そこは押さえとこうっていう話があったんで、その時はそんな感じでしたね。
執筆ツールの選択
実は僕、この前の本はテフみたいなもので作ってたんですよ。ハンドックっていう。
ハンドックね。
マークダウンで書いて、ラテフとかなんかをやって出せるタイプのやつだったんですけど、今回執筆するにおいて久々に動かしてみたんですよ、システムを。
そしたら3年前ぐらいのドッカイイメージ動かなくなってて。また製本システムからちょっと宣伝し直して。
エンジニアがでも本を書くときは組版のシステム、なんか選定から入りがちだよね。入りがちっていうか、ないとダメな。ワードで書くってわけにはいかないんだよね。いかなくないんだけど、やりたくないよね。
そうですね。管理だったりとか、特に今回僕の本特集ですけども、画像があったりとか、分布図とかあったり、数式とかあったりして、そういうのって半分自動的に、横にソースコードがリポジトリの間にないと面倒くさかったりするんですよね、管理が。
GUIじゃできないし、あとそのページのどこに配置するかみたいなのも、そんな全部細かく組版、DTPで、マウスでとかってわけじゃなくて、いい位置にいいように入ってくれりゃいいよっていう感じですもんね。それこそテフとかそういうの得意だから。
そう、あまりこう、ワードとかで数式とかもあんまりガリガリ書きたくもないし。
そうですね。ビジュアル数式エディターみたいなやつがあるけど、なんか慣れないですよね。
慣れないですね。量産性があまり高くなさそうな気もする。
なんか私はついテフの話をしましたけど、今回はツールは何を使われたんですか?パンドックがダメだったって話で。
今回はですね、ビブリオスタイルっていうものを使いました。
聞いたことだけはある。
僕も聞いたことはあるっていう感じでしたね。あとなんだろう、レビューとか、フライトブックスかな?みたいなものがあったりして。
はい、ロートモンSSで展開されてるやつなんですけども。確か、1回レビューを導入しようとして、1年前くらいにも実は小冊子を作ったことがあって、それはもう後輩とかに任せたんですけども。
僕はノータッチだったんですけど、レビューの時にちょっと自分でも触ってみようと思って導入してみたら、うまいこと動かなくて、自分の環境で。
あれもテフベースなのかな、中身が。
トラッパーみたいな感じなのか。
フライトブックスとかビブリオスタイル、実はGoogle Chromeベースなんですよ。
そうなんだ。じゃあエディターみたいなのもついてるってこと?
ちょっと違うんですけども、書いた後にHTMLとして出てるみたいなんですよ。それを内部的なChromeブラウザーでPDF化してるみたいな感じの挙動をしてるみたいで。
組版がそもそもCSSとかなんですよ、その辺は。
組版にCSSというかHTMLのレンダリングエンジンを使ってるってことなんですね。
そんな感じですね。ちょっと変わった感じですね。僕はそこまでこだわらなかったんですけど、たぶんCSSとかもちゃんとこだわったら、変わった本も作れるようなシステムになってる気がしますね。
なるほど。組版特有の便利機能とかはあんまり使ってない感じですか?
スマートグラスの情報収集
そうですね。
使ってないというか、どんな機能を使いました?見出しとかはわかりやすいじゃないですか。あとは図とかをこの辺に入れてって言うんですよね、きっと私のイメージとテフのイメージしかないから。
何かみたいに指定しておくといい感じに、なるべく近くのページで隙間が確保できそうなところに入れてくれるのかなと思ったりしますけど。
そうですね。今回マークダウンとして書いては当たり前かもしれないんですけど、マークダウンとして入稿して、この順番で章を作ってみたいな感じで。
マークダウンを分離してると章分離されたりして、あとはマークダウンってシャープでタイトル、シャープシャープでちっちゃいタイトルという次のレベルのタイトルみたいな感じの書き方をしてると、
目次の部分がちゃんと作ってくれて、それに合わせたインデントにしてくれたり、目次を自動生成してくれるみたいなところは基本的にはあって。
なるほどね。じゃあ、ビブリオスタイルって基本的にはマークダウンで書いたものを組み反してくれるっていう感じの仕組みなんだ。
テフだと独自の変なエッジラインとかやらないといけないけど、そういうのはないわけね。
そうですね、本当にマークダウンだけですね。あとマークダウンだけども、数式もテフ形式の数式が書けるのかな。
なるほどね。
というと画像が晴れるという感じですね。あと一応リンク記法みたいな、マークダウンのリンク記法みたいなもので書くと、それが著名1みたいなものが書かれまして、
ページの下の方に客注としてこのリンクの番号みたいなのが振られて、URLとかが多分僕の本とか見てみるとガンガン書いてあるんですけど。
そうか、eサーチしたときにハイパーリンクは押せないもんね。なるほどなるほど。
みたいな機能があったりしますね。一応参照はね、やっぱりいっぱいあるんで、この本が。
難しいよね。URLいっぱいある本とかソースコードいっぱいある本とか、紙で出したけどこれ、どういうアクセス悪いなと思いながら書いたりもすることがあるけど、そうか。
今回やってみてある程度まではできたんです。やっぱりできなかった。ちょっと時間をかけられなくてできなかったのが、例えば章の最後に参考文献をガーッと並べるみたいなことができなかったんですよね。
仕組みの問題なのかあれなのか、あと小番号が打てないっていう問題がありまして、実は。
そうなんだ。
なんで小番号がついてないんですよ。1点前書きとか、2点スマートグラスとは何か、2.1スマートグラスの基本構成みたいなことができると書いてあったんですけど、うまいことできなかった。
まあきっとできるんだけど、時間内にはやり方がわからなかったってことね。
なるほど。
なのでそんなことはしてましたね。
別にね、同人誌書くプロじゃなくて、最初に使ってみたらこんな感じだったっていうことで別に間違いなく喋ってるって言っても全然大丈夫なんで。
なるほどね。
マークダウンをバカッと書いて、本にするならすごく便利なツールでしたね。エブリオスタイル。
確かに。あんまり本ってことは気にしなくてよさそうですね。
っていうようなコンテンツを書くつもりで書く。なんか小田内さんは、聞いたとかに結構記事を書いていらっしゃるじゃないですか。
それと比べると本に書く体験とか書いてる途中の気持ちみたいなのって全然違うと思っていて、インターネット上ってもう書いたらポーンって出してすぐ反応くる感じだけど、本って結構向き合う時間あるじゃないですか。
私もなんか本にしたいネタみたいなのあったりするけど、これ別にブログで書いたらいいんじゃないとかって思ったりして、なかなか本に至らない感じがするんだけど。
なんかこういう内容はウェブで、こういう内容は本でとかがあるのか、もしくは今回何か実験的な試みとして、本だとこういうことがあるんじゃないかという仮説を検証したくてやったとか、なんかその本とウェブの書き味の違いというかそういうのとかをちょっと聞きたいなと思いました。
その意味で言うと、あまり僕としては体験自体は変わらないんですよね。聞いたで文章を書いて出すのも、本として文章を書くこと自体も気持ちとしては。なのでその意味ではほとんど変わらないんですけど。
まあ一つポイントとしてあるのは、やっぱり技術書店というイベントがあったからというのが一つ大きいんですね。そうだよね、確かにね。
っていうのと、今回スマートグラスのことについて、結構1年間ぐらいずっとやってきて、本、情報を集めたっていうのはやっぱり話としてあったんですよね。
なので、書きたい内容すごくいっぱいあったし、それを一つ一つ細かい資料としてネット上にも公開してたんですけども、やっぱり全部一挙に見えるものを1個作ろうという決意があったんですよね。
なるほど、確かにね。この量になると、確かにね。 この量になると、1個の聞いた記事にはならないんですよね。
伝作になったりしちゃうので。で、なった時に、「じゃあ本にまとめる方が合理的かな?」みたいなところも含めてあって、1つまとめたというのが経緯ではありますね。
なので、自分の書いてる気持ちだったりするのは、聞いた書いてるのとそんなに変わらない気持ちではありました。聞いた書いてるよりかは、前書きをしっかり書いた方がありますね。
多分、手に取ってもらったりとか、伝書として出してもらう時に最初に読む部分に関しましては、ちゃんとこの本面白いなって思ってもらえるような文章の書き方だったりとか、全体感がわかるような話だったりとか、
スマートグラスってこういうイメージだよねみたいな話。まあ前書きとか出てていいんですけど、名探偵コナンに出てくる犯人追跡眼鏡みたいなのが一番イメージかなみたいな話をしてみたり。
確かに確かに。世代が分かれる。スカウターだっていう人ですね。 そうなんですよ、そうなんですよ。みたいな話をして、前書きと後書きはしっかり書いたという、後書きは僕聞いたでもしっかり書くんですけど、前書きをしっかり書くのは実は本ならではかもしれないです。
最初見てもらって、こういう本ですよっていうのを認知して、手に取ってもらえるために書いてるっていう意味ですね。
ウェブの記事だと前書きじゃなくてもうタイトル勝負だもんね、ほぼね。リンク。OJPのデスクリプションの部分だよね、前書きというよりももっと短い。
スマートグラスのデザイン
そうかそうか。 確かに。あと表紙とかも大事になってくるよね、本だと。
ああ、表紙も大事ですね。そりゃそうですよ、表紙は大事ですね。これも結構こだわって書いてもらって、こんな感じのコンセプトで、タイトルと一応本文もデザイナーさんにも出してお願いして、出して、2、3案出してもらったのかな。
それで、どれがいいんだろう、うーんって言って、あれはあれだと思うんですけど、何がいいかわかんなくなってくる。
本当にこれ、この本とか言い始めるとだんだん、ポンポンのところに書いちゃう。
なんで、多分稲城部側のディスコードの方で、どの表紙がいいんですか?
見た見た。見たけど、あれもそうだよね、難しいねっていう感じが、一生一旦というかね。
キャッチーにしても、そのキャッチーなキャッチーさは見慣れているキャッチーさだから、埋もれちゃうんじゃない?みたいな気持ちもあったりとか。
そうなんですよ。
特に今、性性愛とか出てきてるから、いわゆる本っぽい形の本がたぶんあふれ返っちゃってるから、ちょっと気を照らった方がいいんじゃないか、でも狙いすぎると意味わからん感じになるしなーっていうところが難しそうだなと思って見てました。
スマートグラスというイメージだとSFだったりして、もうちょっとサイバネティックなイメージに寄せた方がいいんじゃないか、とかいう話だったりとか。
でも、日常に溶け込むのをやっぱりスマートグラス目標にしてるよね、みたいな話をして、日常の女性が付けてる、普通のメガネっぽく付けてるような表紙がいいんじゃないかって。
僕、実はこの本最初にオーダーした時には、白書っぽいっていうオーダーを出してたんですよ。たぶん、稲城文さんも読んでいたような、白書っぽいんだよっていう話があったんで、情報処理学会さんの出してる本だったりとか、よくある情報白書かな、とかの表紙を一応参考文献としては出してて、
なんかちょっと企画学っぽい模様みたいな話を最初にしてて、どっちかというと、史実豪賢な感じのイメージを。 確かに確かに、学術書側だよね、なるほどね。
なんでしたっけ、僕、あの本が好きなんですよ。中身は読んでないんですけど、ヘネシー&パターソンみたいな、コンピューターの絵で、すごいゴシックみたいな、すごいヨーロッパのデザインの建築が書いてるデザインに。
確かにあれなんつーんだ、なんかああいう本ありますね。なんだろうね、パッと本の雰囲気だけパッと出てきたけど、何があると一切言えないけどあの感じ。オリンポス、わかんないけど。
手元だとですね、テスト駆動開発とかも結構近いあれなんですけど、後ろに建築物が書いてあるタイプの技術書ですね。
昔、知らないかもしれない。ボーランドっていう会社がデルファイとかBCCとか出してた時のパッケージがオリンポス宮殿とかそういうのだったんですよ。だからデルファイって名前もそうだけどね。なんかそういうローマとかギリシャとかの建築物、偉人、賢人みたいなイメージは確かに私もあって、そういう感じだよね、たぶんね。
アーキテクチャーからなんでしょうね、おそらく。
ああ、かもしんない。かもしんないし、何か作る全知全能みたいな。確かにそれっぽい感じですね。改めて表紙を見ると。
そうなんですよ。だからここにも書いてあるし、書いてある話で言いますと、一応ダビンチがスマートグラスつけてるみたいな変わったデザインにしてますし、後ろ拍子の文豪は賢者と伴奏する人生は幸せであるかを書いてたりして。
確かに硬めだけど、そう白書っぽい感じになってますね、確かに。
結構文言とかもだいぶこだわりましたね。
なるほど。そんな感じで作った本というところで、なんかこの本ってスマートグラスの話がしたくて書いたんだと思うんだけど、
なんか小田内さんって結構その時期に応じて興味のあるものを移り変わっているイメージがあって、今それがスマートグラスに来てるんだろうなと思っていて、
また引き続きスマートグラスで行くのか、これで集大成で一つスマートグラスやったから次はあれ系だなみたいな感じなのかとかってなんかあったりします?
どうでしょうね。
なんか一時VTuber向けの画像処理みたいな話やられてたりとか、ちょいちょい共通してるところはあると思うんだけど、
なんかその流れみたいなのがあるのかなと言って、現在地を知ってほしいなと思って。
現在地か。まあその時々の興味において動いているっていう感じはある程スマートグラス、一通りまとめきではしたんですけども、
ここ2,3年間ぐらいは、実は2025年ばんと目を打ってるのはそういう意味もあって、2026,2027年ぐらいまでは置いたいなという気持ちはありますね。
ただやっぱり難しいポイントの話で言いますと、やっぱりAIなんですよね。
AIだよね。
そうすると、なんでここでAIの話をするかというと、じゃあもう見るのも判断するのももうAIでいいんじゃないかという気持ちもやっぱり自分の中にはあるんですよね。
要は人間に情報を提示して、人間が操作するっていうことがボトルネックになっていろんなものが進まないみたいな、
世の中になりそうな予感もしてるんですよね。そうすると、実はスマートグラスって、そのはざかい機能デバイスっぽい感じもあるんですよね。実は自分の心の中では。
なるほど。
というところで、
情報を人間に出す側としてはそうね。環境を取るセンサーとしてのスマートグラスの方が、その場合は役に立ちそうな感じがしてきますよね。AIは世界に対する命が少ないから。
そういう意味も含めて、スマートグラスが流行るより先にそのAIがそっちに進化しすぎちゃって、あんまりつけなくてもいいよねと言いますか、そういうふうな世界になっちゃうかもな、みたいな気持ちもあったりしますね。
なるほどね。それは気になるところですね。なんか、スマートフォン以降のそのウェアラブル系の端末って結構、で、頑張って考えるんだけど、なんかスマートフォンとかまでにはいかないみたいなものとか、
結局ここに落ち着いたのね、みたいなのが結構たくさんあって、私今スマートウォッチとかつけてますけど、これも何でもできるとか、スマートフォンにとって変わるみたいな言われてた時期もあるけど、結局、例えば私の場合は睡眠トラッキングしてますとか、
ホス数数えてます、みたいなところがまあ多分今みんながやってるところで、ここでゲームをやるとかないじゃんっていう話で、なんかこう、やっぱりまあいろいろ広げたけど結局ここでしたね、みたいな話になっちゃうというわけじゃないけど、なるので、まあスマートグラスは今たぶん一番夢が広がっている時期だから、その中からどの用途が残って、スマートグラス自体がなくなるのか、このぐらいの用途だったらスマートグラスでいいよね、みたいなところに落ち着くのかみたいなのはすごいわからないなあと思いながら見ているところですね。
さっきのエアーの話でいうと、スマートフォンはなくなった話がしたいよねっていう感じがしますよね。狭い画面をこうちまちま触っているこの体型がどうにか何かに変わらないかなっていうのは思っていて、そのスマートグラスの画面が出るタイプの、目の前にオーバーレイするようなタイプのものは一つそういう道なのかもしれないし、もっと先を行くと、なんだろうね、バーチャルアシスタントみたいになんか誰ともなく喋りかけると誰ともなく返事が返ってきて、
ヨシナにやってくれるみたいな感じなんですかね。それがメガネなのか、筆時計なのか、スマートフォンのマイクがずっとオンなのかわからないけど。
これ、この本にも少し書いてる話で、普通のメガネって40g以下ぐらいですよね、みたいなことが書かれてて。っていう話があって、普通のメガネと同じで40gぐらいに収めると、考えるとすごくスマートグラスってしんどいよねっていう話を書いてるんですよね、おおむね。
なんですけども、これはここに書いてない話をすると、柄系ってめちゃめちゃ小さくなる進化しかしなかったですよねっていう話が。もうなんか細いチョコバーカーぐらいのサイズ。うまい棒かぐらいの。まあまあうまい棒は横2本分ぐらいのサイズ感だったと思うんですよ。
で、それから考えるとスマホってすごいでかいんですよね。 なんかむしろちょっと大きくなってるよね、なんかわかんないけど。 そのiPhoneとかの進化も考えたら、もう最初ちっちゃかったのに、もうだいぶでかくなったんですよね。ということを考えたら、実はメガネ40gっていうのは今の常識かもしれなくて、スマートグラスがもうちょっとなってくると、みんなの許容、重さ量みたいなのが変わってきて、文化的に。
首じゃん。 それもあり得ますけどね。 確かに。スマートフォン大きくなるとは思わなかったよね、確かにね。 というところがあって、もしかしたらスマートフォンみたいな感じで大型化してもみんな持つようになるみたいな世界観になる可能性もあって、っていうところも実はあったりして、もうちょっと、いや昔メガネってもっと軽かったんだよみたいな逆に。
ガシャーンみたいなね。 逆に言えば、昔のガラケーって100g切るものとかもあったはずなんですよ。 確かに小っちゃい側だった。それは進化っていうか、ロングテールの端っこのような気もして、メインではなかったと思うけど、ありましたね。
というところを考えたら、そっちの社会的需要というか人間的需要の側がずれる可能性もちょっとあるかなと思ったりもしますね。 確かに。そういう今スマートグラスはすごい夢が広がってるから、あらゆる未来を一旦そこに押し付けて、こういう未来の話ができるのもいいですね。
そうですね。 スマートバンドとかではもうそういう話は一通り終わった感じがしたから、それの今熱いところとして、VRとかXRとかのメガネはちょっとゲームとかのところに閉じ込まっている感じがしたので、それもスマートグラスの範疇だけど、日常使いとかAIとの橋渡しだったりAIに世界を見せるためのツールとしてスマートグラスが使えるみたいなところは面白いなと。
なんかこの本の範疇じゃないけど、何か起きるかもしれない感じがする。起きるとしたらここから起きるでしょうねっていう感じはありますね。 僕らの世代かもしれないですね。こういうのがやっぱ未来型デバイスとしてSFに描かれてた、アニメに描かれてたんだけど、一向になかったんですよね。
確かにね。 それがやっと出てきて、僕らの世代がやっぱ嬉しいっていう。 そうね、それがどうなんだろうね。もうちょっと違う世代の人にも聞いてみたいですよね。なんかもっと肩の上に乗る動物の形をしたペットみたいなやつの方がいいのかもしれないし、レジモンみたいなのとかポケモンみたいなやつとかもなんかありそうだし、最先端の技術を使って未来を予想するみたいなのがネタとして面白そう。
なんかデイリーポータルZさんとかのネタで、ドラえもんの秘密道具ってもう現代にあるよねみたいなネタの記事があったりしてて、確かにいいと思ったりしてて。 確かにね。そういう気持ちではありますね。
あとちょっとできそうなところをやってる感じが上手いですよ、物にもよるけど。3Dプリンターとかで結構できたりしますよね。
この設計図を入れたら、この設計図通りの物がポコンと出てくるんだみたいなのが、ドラえもんの秘密道具にもあったと思うんですけどね。
セイセイAIとかも完全に秘密道具の中に何個かあったやつやっていう感じがするしね。 そう、着せ替えカメラとか、今普通にできますしね、実際。ギュッとね。
そう、SFプロトタイピングみたいな話はあるからな。どのSFに育てられたかで変わってくるのは確かにありそう。
となると最近あれか、異世界に行くのが多いから、SFじゃないけど、何かそういう20年後ぐらいには異世界の話がどう日常と結びつくのかわかんないけど、あるかもしれない。
そういうふうなアニメ駆動とかね、もっと楽しんでね。 そうだね。アニメ駆動ね。
スマートグラスの出てくるアニメ一覧、あっても面白いかもしれない。
これは何型ですね。これは現実的にはまだ難しい。バッテリーがどうなってるのかわからんとか、それこそ空想科学特報みたいな話になりますね。
そんなちょっとだんだん話が発散してきましたけど、その技術同人誌をネタに話させてもらいまして、こんな感じかなと思っております。
AIの影響と未来
この話を聞いて気になった人はウェブから買えるんですよね。いつまでやってるんですか。11月30日。
11月30日まで印刷版を受注生産しております。
なるほどね。
で、オンライン版はいつでも買えますけれども。
めちゃくちゃ増えてる。過去のやつ全部買えちゃうからさ。やっぱりピリッと来た時に買っておかないと、もうどれだっけってなっちゃうしね。
ぜひ買っておいてください。
そうですね。2025年の本なので2025年に買うのがいいと思います。
確かに。
今が一番。
2026年版が出るかも。来年出すかわかんないけど。何年か後にまた出してくれるのかなと思ってますけど。
なるほど。わかりました。またちょっとゲスト2回目というとこでありがとうございます。
ありがとうございます。2回目も呼んでもらえると思いませんでした。
私にできる何かはないかなと。呼ぶ。それだと。俺も呼びたいと。
ラジオ的なゲストとして。
全く何も出版しなくても出るのは全然大歓迎ですので、またちょっとネタがあったら教えてください。
今回の別にポッドキャスト出たいんですというふりではなかったけど、私にパッと声をかけてくださったのですごく嬉しかったし何か。
人の本を読む体験ってここしばらくやってなかったのでなんか面白い。
人の本を読む体験っていうのはしばらくというか珍しいことなんで。
なんかまあ人のポッドキャストを聞くとかで、この人今こんなこと考えてんだみたいなのは最近あったんだけど、本を読むのもそうだよなと。
同人誌っていう形での非同期コミュニケーションみたいなのを一方的にすごくどう考えているのかとかをもらえたので、それは面白かったなと思いました。
技術同人誌のネタ
ありがとうございます。
書評をお願いするっていう体験も意外とない体験だったりしますね。こっち側としても。
多分受ける側も少ない本ですけども。
こういうなんかレアな体験なんで別に誰にも迷惑というか反社会的でないものはどんどんやっていきたいなと思ってるんで、私もちょっと本か、ちょっと書くときは想像させてください。ツールとか。
はい、システムとか。
システムとか。というところで本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
よろしくお願いします。
というところでタメ録の126ゲスト回でございました。来週からまた普通のタメ録になると思いますけれども、引き続きどうぞよろしくお願いします。それでは今日はこれでおしまいにします。お聞きいただきありがとうございました。