福島県に出張で来ています。
三体おもしれ〜、Image Cast。
福島に来てるんですか?
はい。
ちょっと避難指示区域だった場所なんですけど、数年前まで。
今はそれも解除されて、いろいろ建物ができ始めてる、そういう場所ですね。
僕はどこのっていう隣なんで、ちょっと一旦伏せつつ。
名前を出してはいけないんですか?
えーっと、どうなんだろう。
とあるお仕事として。
とある仕事で来てまして、それもちょっと科学館みたいなとこなんですけど、
科学館って言ってた間、なんか研究施設の見学施設みたいなものがあって、
それを新規で作るっていうので、科学館のコンテンツみたいなものをちょっと作りに来ています。
何年か前も福島で研究施設のコンテンツを作ったから、
なんか研究施設のコンテンツ作りがちな町、福島ってちょっと思ってますね。
テッドさんの中だけでかもしれないけど、そうなんですね。
そうですね。
って感じなんですけどね。
今ね、ストリートビューで福島のテッドさんが居そうなあたり見てるんですけど、広いですね。
広いですね。
めちゃめちゃだだっぴろいですね。
この辺はもう入れなかったわけですか?
そうですね。多分通行はできたかなというぐらいだと思うんですけど、
場所的には言っていいのかな?
大熊町かな。大熊町のあたりです。
昔ちょっと、昔っていうか10年ぐらい前にドライブで来た時があったんですけど、
その時はもう完全に避難していて誰もいないみたいな廃墟。
なんか一見すると生きてる町に見えるのに、全部廃墟みたいな。
えー、よく行きましたね。
なんか見ておこうみたいな気持ちになった時があって。
でも今見てもやっぱ廃墟はあるんですけど、
その物悲しい雰囲気と、
なんていうか、これから町を作るぞっていう気持ちで、
気持ちなのかわかんないですけど、
なんか新しくできたピカピカの建物がそれぞれあって、
今からまた再開発していくのかなっていうのがすごい、
なんですかね、複雑な気持ちになりながら観察できる場所かなと思いますね。
不思議な町というか。
ちょっと研究施設もできるし、
なんか最近だと福島にデータセンターを補助金で建てる話とかも聞いたことがあるんですけど、
AIのデータセンター、めちゃめちゃ金がかかるから、
こういう場所に建てると結構国から補助金が出るっていうので、
それでGPUをいっぱい買って、GPUっていうか、
AIの計算だからGTXとかRTXじゃなくて、
なんか1個する100万とかもっとするかな。
A100みたいなそういうやつね。
そう、H100だったっけ。
H100か。
すごいやつをバンバン買って、データセンター回すみたいな。
っていうのもなんかあるらしいんですけど、
どういうふうに土地をまた使っていくのか楽しみというか、
なんか普通の町の出来方とは違う出来方をしていくんだろうなっていう感じがして、
ちょっと興味深いなという感じはしますね。
なるほど。
今はホテルとかもすごいガラガラで、
大浴場ほとんど一人占めできたりして、
贅沢な気分ですね。
いいですね。
っていう状況ですが。
ちょっと仕事の内容が明かせないから歯切れが悪いですね。
そうですね。あんまり言っていいかどうかを確認してないから、
言わないでおくっていう感じですけど、
大して別に秘密にするほどすごいものでもないし、
言ったとしてもめちゃめちゃ面白いものでもないかもしれないし。
一般の人は惚れるやつですか?
惚れます、惚れます。
どっちかというと子供、中学生ぐらい向けのコンテンツを作ってて、
多分修学旅行とかで来るとかもあるのかなっていう感じがしますね。
結構未来に向けて作ってる感ありますね。
そうですね。
これからまた形ができる町というか。
たまに来てどうなっていくのかっていうのを見ておきたいなっていう感じはしますね。
できれば。
ちょっと遠い町ですけどね。
なるほど。疲れてますね。
疲れてますね。すごい疲れてます。
ちょっとあんまうまくいってないところがあって。
おっさせてください。この感じから。
あんまり具体的な話はしないけど。
そうですね。でもうまくいってる話で言うと、
Vision Proがすごく役に立ってます。
そうなんですか?
そう。
現場作業ってすごい作業しにくい場所で、
ノートパソコンだけでガチャガチャプログラム書いていくっていうことが多いんですけど、
Vision Proのおかげで、
空間にドーンとめちゃめちゃでかい画面を出してコーディングしまくるっていうのが、
しかもあんまり邪魔されないっていう。
そういうのをつけて作業してると、
なんかしてるな、ちょっと近寄らないでおこうぐらいの感じになるから、
ちょっと楽ですね。
いい具合の人を遠ざける効果もあって。
まあそれで広々した画面でコーディングがバンバンできるんでいいんですけど、
なんか2,3時間しか電池が持たないから、
でっかい、2万4000mAhとか、
ミリっていうのがおかしいぐらいでかいモバイルバッテリー持ってて、
それをちっちゃいポーチに入れて、
バッテリー、それとVision Proのバッテリーも別にあるんですけど、
それをつないでバッテリーを背負って仕事してるみたいな。
なんか過渡期って感じするな。
しかも丸1日ずっとやってるとさすがに首が痛くなるんで、
普通におすすめできるかっていうと微妙なんですけど、
買ってしまった以上使うしかないんで。
活用するしか。
ちゃんと仕事で活かされているのが安心しましたね。
そうですね、役には立ってますね。
最近Vision Proの話聞かなかったからね。
でも結構使ってますよ。
そうなんだ。
今作ってるアプリがプログラミング、当然コードは書くんですけど、
コードで書いたものでアニメーションとか画像とかをいっぱい使って、
それが紙芝居的に出てくるんですけど、
JSONで設定ファイルをたくさん書いていて、
複数人で何十個も設定ファイルを書いて、
その設定ファイル通りに画像が出たり消えたり、
何かトリガーされてシーンが変わるみたいなことを
プログラムで書いてるみたいな構成になってて、
例えて言うなら、僕がブラウザーを書いて、
僕ともう複数人でHTMLを書いているみたいな、
あんまり例えになってないかもしれない。
でもブラウザーじゃないな。
もっとパソコン以外のものに例えた方がいいかもしれない。
パソコン以外のもので。
みんなで台本を書いてて、鉄頭さんが演じてるみたいな。
あー。
とか。
なるほど、確かに。
難しいな。
パワポに例えるんだったら、パワポじゃダメかな。
パワポみたいなものを僕が作っていて、
パワポの中のファイルをみんなで書いてるみたいな。
みんなで作ってるみたいな。
そんな感じなんですけど、
そしたらいろんなファイルを開いて、
いろんなフォルダを開いて、画像が正しいかチェックしたり、
プログラムも開いて、チャットGPTも開いて、
スラックとか開いて、
で、やるのが全然一つの画面で収まらないから。
ビジョンプロ大活躍しそうな感じですね。
その前に5つぐらい大きめに画面出して、
それでようやくいっぱいになるから、
なんかそういう作業をしてる人にとってはいいなっていう。
狭い。
限定的だな。
狭いけど、普通にいいですね。
ていうことでした。
まあそれぐらいかな、良かったのは。
一応疲れてるんでこのぐらいにしときます。
お疲れ様です。
はい。
今週も短くしましょう。
3体、また骨太な。
テッドさんが福島でヒーヒー言いながら働いている僕は本を読んでましたね。
すごい。
3体知ってますか?知ってますよね?
まあ一応知ってます。
知ってる。
知ってるって言っても、なんかざっくり長編のSFでかなり設定が凝っていて、
そうですね。
3体問題に関係しているっていうことぐらいまでしか知らない。
中国のSFで結構長編ですね。
もともと僕はもうコロナ前ぐらいに一回読んでたんですけど、
3体って三部作になってて、その一部だけ読んでたんですね。
はいはいはい。
で、あの久々にここ最近ね、ちょっと読書づいてるところがあって、
前の回でも言ってましたけど、本を1冊、1ヶ月10冊ぐらい読もうみたいな気持ちでやってるんで、
本屋さんでたまたま3体三部作の文庫本出てるの見つけて、
今度こそ三部作三部全部読んだろうかなと思って、
もう一回一部から買い直しましたね。
まあさすがに数年前だから。
そうですね、もうなんか全然忘れちゃってましたね。
長編だし、いろんなことが起こるんで、もう多分2パーぐらいしか覚えてなかったです。
読んだ意味ないぐらいの感じでしたね。
で、3体の第1部が文庫で600ページぐらいあって、
で、第2部が上下に分かれてて、上が500ページ下が500ページあって、
今1600ページぐらい読んだところですね。
お、すごい。
今今月は僕は中国SFしか読んでないですね。
いやめっちゃ読みますね。
いやなんかね読書ちょっと今もう勢いがついてますね。
へえ。
もう去年なんか月1冊読むかどうかだったのに。
なんだろう、なんか不思議ですね。
なんか読めるのが不思議なのもあるけど、
そこまで読む人がなんで読まなかったのかも不思議。
こういうの勢いだからね。
なんかもう勢いがついてたら何本でも読めるのかもしれないですね。
うーん。
いやちょっとこれ中身についてはね、もう中身全てがネタバレになってしまうんで、
ちょっとここでお急れとは話せないのは残念ですけど。
あー。
まあそのテッドーさんが言ってた3体問題が関わってくるっていうのは。
はい。
3体問題って結構物理やってる人からすると常識みたいな感じなんですかね。
まあそうだとは思うんですけど、物理っていうより数学かもしれないですね。
数学なんだ、そうですね。
うーんどっちかな、物理かもしれないですね。
まあ物理はやっぱ綺麗に解ける問題を美しいと思ってしまうから、
3体問題っていうのはすごくなんか嫌な、こんなに単純なのにこんなに嫌な問題があるかみたいな風には僕は感じてましたけどね。
どんな問題かっていうと、3つの引力を持つ玉みたいなものがあったとして、
どういう風に相互作用して動くかっていうのを定式化できますか、できませんかみたいな問題ですかね。
そうですね。2個までだったらくるくる回ってこうなるっていうのを、何ていうか数式で表現できる。
想像もつきますよね。お互い引き合いながらくるくる回りそうみたいな。
3個になった途端に数式にできなくなるから、シミュレーションはできるけど、
例えばパッと100年後にこれはどこにありますかって、くるくる回って途中の状態から100年後を推測しようと思ったら、
本当に100年間分のシミュレーションをしないとどうなったか答えが出せないし、
そのシミュレーションも誤差がたまっていくから、結局正しい未来予想ができないっていう。
3個の玉が重力で引き合ってるってただそれだけのことなのに、
なんでこんなに予想できないのかっていうのがかなり理論としてそもそも面白さがあるっていうので、
カオス理論だったりとかそういうのとつながってくる問題らしいですね。
で、その3体問題がストーリーの根幹に関わってくる小説というところまでしか今回は言わないですけど、
これはもうほんとね、読んだ人と話したい。
ちょっとあの、気になるな。
日本語版出たのが2018年か19年ぐらいかな、ぐらいから出始めて。
だからもう5、6年ぐらいは経ってるんですよね。
そう考えるとね、結構今さら3体かみたいな感じもありつつ、
でもね、ここ数年でこうなんかNetflix出たりとかしたりはしてるんで。
なんか僕てっきりもうちょっと古典っぽい感じに思ってたんで、思ったより新しいんだなと思います。
日本語版出るのちょっと遅かったですね、結構。
10年ぐらいしてから出たのかな、わかんないけど。
いやーすごいな。
でも3体問題、ちょっと読んでみようかな。
お勧めされてもなかなかどこかできないことが多いけど、ちょっと買ってみようかなって思いますね。
そうですね、これはなんか今の中国のSFとして世界で初めて大々的にでかい賞とかを受賞しまくって認められたみたいな、
そこを皮切りにその中国SFっていうものが注目され始めたみたいな作品みたいですね。
その大きな波みたいなのがあって、その中で僕がその間で読んだおりたたみ北京っていう作品もあったんですけど、あれもめっちゃ面白かったですね。
短編なんですけど。
そうやって中国の知識がこうちょっとあることで面白くなったりするんですかね。
いや、そこまで大丈夫ですね。
短編3体は中国の文化大革命の時代の話がちょっとキーとして出てきはするので、こういう歴史があったっていうのを多少知っていた方が楽しめるかなとは思いますけど、
でもめっちゃ詳しくないと読めないとかそんなもんでは全然ないので、僕も知らないことばっかりですし。
なるほど。でもなんか今の話聞いてちょっと思い出したんですけど、多分最初の第1部、僕多分買ってますね。
そう。
なんかKindleで買って、革命の話をちょっと読んだ気がしますね。
そうですね。
なんかお父さんが出てきてどうなのか。
そうそうそうそう。
お父さん出てきますよね。
お父さん出てきますよ。
やっぱ読んでるな。
でもね。
結構思い出、序盤だけ。
序盤が結構入りづらいというか、しんどい話から始まるんで、ちょっとこう読み進むのに過弁になってるけど、ここを越えたら面白いよみたいなレビューは多いですね。
なんか登場人物の名前がなかなか覚えられなくて、これ誰だっけってなってた気がする。
そう。全部ね中国人の名前だからね、読みづらいんですよね。
紙の本だと、文庫本だとなんかカバーの端っことかに登場人物一覧表とはついてたりとかして、すごい丁寧なことに紙が挟まったりとかもしてるんですよ。
登場人物表みたいな。
いいですね。
これをこうちらちら見ながら、読み方とかをよく覚えたりとかできるっていう丁寧仕様ですね。
じゃあ紙の本の良さがありますね。
そうですね、これは。やっぱごつい本ってなんか読むと読んでるぞっていう、なんていうんですかね、高ぶりみたいなのがついてきていいですね、Kindleと比べて。
まあそうですよね、この本読んだぞって思うとなんか達成感があるっていうのはあるけど、それだけのサイズのものが0gで保持できているぞっていう嬉しさもありますよね。
確かにね、両方持ってるとね。
今のは脳みその話ですよ。
そういうこと?
脳みその話、脳みその話。
確かに。
読んだら、
読み終わった後でこれが脳に入ったぞっていうね。
そうそうそうそう。
なんかわかりにくかったから疲れてるかもしれない。
そうですね。
でも結構理系ホイホイなストーリーだったりするんですかね。
そうですね。
そうだと思ってたけど。
結構ありそう、まあでも僕文系だけど全然楽しめはしません。
結構数学だったりとか物理学だったりとか科学だったりとかそういうものがちぎわめたりとかしつつも政治だったりとか社会学みたいなものもテーマになってきたりとかして。
どんな人が書いてるんだろう。
ある種分野横断的な感じのストーリーになってますし。
でも本当すごいのがこのなんかバカでかいスケールのものすごい面白いものが一人の人間の手から生まれてるっていうことがなんか今めちゃめちゃすごいことだなと思って。
今その大きなものって基本的に大勢で作るじゃないですか。
そうですよね。
映画だってそうだし音楽だってそうだしイベントだってそうだしゲームだってそうじゃないですか。
いやーそうですねゲームなんてね相当な規模ですよね。
そうそうそうそう小説ってすげーなと思いますね。
これ一人。
一人で作るんだっていう。
ハリーポッターとかもすごい長いしで世界中で読まれていてあれも一人ですよね。
もちろんその出版社だったりとか編集者とか関わったりとかしますけど圧倒的にその一人が占める量というか割合が多いですよね。
すごいですね確かにそう思うと。
そう思いますねなんか。
いやーストーリー考える人ってすごいな。
いやーなんかすごいことだなと思いますよ本当に。