1960年ここにヌビアの遺跡群救済キャンペーンというのができるのが始まるんですけど。
軽く聞いたことあるな。
覚えてますね。軽く喋ったことあるかもしれないですね。
聞いたぞ。キャンペーン。どの回で聞いたっけ?最初の方だった気がする。
そうですよね。ヌビアの遺跡群救済キャンペーンというのが世界遺産制度が始まるきっかけになった出来事なんですけども。
エジプトのアブシンビル神殿というのがあるんですよ。
そのアブシンビル神殿の近くのアスワンというところにダムを作る建設。
ナイル川ってよく氾濫するじゃないですか。それを食い止めるためにダムを作ることが決まったんですけども。
作っちゃったらこのアブシンビル神殿がダムの底に沈んじゃうという危機を迎えちゃったわけですよね。
文化財を守りたいけど川の氾濫を止めないと生活が脅かされるわけです。
だからエジプト政府というのが世界各国に救済を求めたんですよ。何とかしてほしいと。
これがヌビアの遺跡群救済キャンペーンというんですけども。
何をしたかというとそのアブシンビル神殿を石というか岩で作られた神殿なんですけど。
各パーツに切っていってそこからちょっと離れてダムから完全に沈まない位置まで移動させてそこでもう一回組み上げると。
なるほど。移動させたのか。
そうなんです。この工事をやったのが日本の企業なんですよ。
このことによって文化財とかそういう遺産遺跡をどこの国の遺跡だからじゃなくて地球上一つの財産としてみんなで守っていこうねというのがこのキャンペーンの本意であり
ここから世界遺産制度というのが始まるきっかけになった。
なるほどな。
重要な出来事です。
出来事全部は言えないので端折っちゃった部分は独自に勉強してもらう必要があるんですけども。
1971年人間と生物圏計画別名MAB計画というものが出されます。
MAB計画。
これ前回のウルルカタジタの回でもチラッと話をしたと思うんですけども、
人の営みと自然環境の両立関係を目指して相互の理解をしつつ環境保全を促すための計画。
これ今までの自然保護の考え方とちょっと違ってて、今までっていうのは自然を保護するための制度とかっていうのが主だったんですけども、
これっていうのは初めて人の営み生活を考慮しつつ自然を守っていくっていう考え方が初めてこの時にできたんですね。
確かに。
今でいうSDGsここが多分起源になると思うんですけど、
持続可能な開発とかキーワード出てくるんですけども、やりすぎないように開発を。
何よりも自然の保護をメインに考えながら適度に都市開発とかっていうのをしましょうねということですね。
で、そこで要件が揃ったものから年に1回世界遺産登録を目指して推薦できるんですけども、
その推薦書を受理するところが世界遺産センターです。
あーなるほど。じゃあ今回の佐渡の金山とかを出したところはそこになるんですね。
そうです。2月1日までってよく言ってたじゃないですか。
2月1日までに何が締め切りかというと、2月1日までに推薦書をユネスコの世界遺産センターに送らないといけない。
なるほどね。
ということで、時間がない時間がないと言われたんですね。
その前に決めましたね。
決めましたね。
これからどうなるのかちょっと迷子なんですけども。
同年に、これもちょっと番組で何度かお話ししたんですけど、文化的景観。
これが採択されました。
1993年に日本に初めての世界遺産が生まれるんですけども、その翌年ですね。
翌年に、これもちょくちょくこの番組で話してるんですけど、グローバルストラテジー。
聞くね。グローバルストラテジー。
どういうものでしたっけ?グローバルストラテジー。
えっとね、グローバルストラテジーは、えっと…
だっけ?
えっと…
オーディエンス使いますか?ライフライン使いますか?
使う!
でも絶対知ってんだよな。
知ってますね。
そこで聞いた気がする。教会のところとか。違ったっけ?
あ、そうそうそうそう。
近代的なやつ?
そうそうそうそう。
世界遺産リストって登録されてるんですけども、今までいっぱい。
主にヨーロッパに固まってたりとか、時代的にヨーロッパの中世の建築物が多かったりとか、
結構時代とか地域とか、内容というのに偏りがあったんですよね。
それを是正することによって、世界遺産リストというものの信頼性を取り戻すために打ち出したのがグローバルストラテジーという。
その中に20世紀以降の文化遺産もどんどん登録していきましょうということで、エラディオジエストの作品が登録されたってことですね。
ここまではちょっと雑途した流れなんですけども、ちょっとまだ間に入れてないものとか、それこそイコモスがいつできたとかっていうのは、
この中ちょっと年表に自分の中に入れてないんですけども、ちょっと補いながら勉強してもらって、自分で年表作るのがすごく勉強にあると思うんで。
僕もね、1級2級勉強するとき、2級はテキストに書いてるかもしれないですけど、1級は年表はテキストに書いてないんですよ。
2級よりも全然引きにならないぐらいの条約が出てくるんで、全部自分で独自の年表を作りました。
年表作ると結構流れとか生えていきやすいんで、参考にしながら足りてない部分は自分で補って、自分だけの年表を作って勉強するといいかもしれないですね。
だから1番から10番が自分の解釈でどういう遺産だったっけっていうのを文言そのまま覚える必要はまだないと思って。
これ毎回なったら覚えないといけないですけど。
自分の中でどういう遺産だっけっていうのをしっかり整理しておいて。
そうすればポンと世界遺産が出てもこれでどういう遺産だろうって考えた時に
これとこの基準入ってるんじゃないって予想も尽きれるんで丸暗記しなくても。
僕はそうやって解いていきましたね。
ここまでは登録基準のお話で、次が世界遺産登録前の流れですね。
今回日本だと佐渡の金山が2月1日をもってユネスコの世界遺産センターに推薦書を提出。
これから世界遺産登録に向けて諮問機関の現地調査に入って登録を目指していくというような過程に入ると思うんですけども。
そういうところもちょっとイメージしながら聞いてみたらいいかなと思うので聞いてみてください。
まずちょっとねこれもお話ししたんですけども暫定リストというものを作らないといけないです。
各国世界遺産条約を締結した定約国じゃないといけないですね。
定約国の中で暫定リストというものを作って、この暫定リストも厳密には世界遺産センターに送るんですけども
認められたものがその国が持つ、要は世界遺産登録に向けての最低限用意されている状態。
そういう状態になりますね。
ちなみになんですけども日本の暫定リストは今5件あります。
金山以外に?
金山含めて。
金山含めて?
これはね出るか出ないかちょっとわかんないんですけども。
これちなみにユネスコのホームページ行ったら見えるんで。
全部英語ですけど。
でもわかるよね。
わかりますわかります。
そんな難しいユネスコってホームページあんま難しい英語使ってないんで。
本当にたなすぺさんね英検3級って言ってましたけど、本当にそれぐらいのレベルの方で十分読める。
じゃあ、でも俺パードンめっちゃ使うよ。
会話じゃないから。文章でパードン使ったらおかしいでしょ。
3級で使えるようになった英語パードン。
困った時にね。
聞き直してもいいっていう。
プリーズスピークスローリープリーズでしょ。
聞き取れない。
ということで、暫定リストをまず用意する必要がありますね。
その中から要件が揃ったものをユネスコの世界遺産センターへ2月1日までに推薦書を提出しないといけません。
提出できるのは自然遺産も文化遺産も全部合わせて1年に1件までです。
そうなんだ。
昔は違ったんですよ。
でも結構ね、そうするとさっきのグローバルストラテジーの話じゃないけど、偏りが出ちゃうじゃないですか。