00:00
お知らせがあります。 私、
世界遺産検定1級に合格しました!
素晴らしい! ありがとうございます。
前回まで2級だったんですけど、晴れて1級ということで、
ラジオする上で勉強が必要なんで、これからもどんどん勉強しようかなと思うんですが、
という感じで、第2回目スタートです。 というわけで、第2回行きたくなる世界遺産ですけども、
どうですか?1回目収録し終わって。 そうですね、結構なんか友達とかは聞いてくれたっていう話は
ちょこちょこ聞きますね。 意外となんかリアクションがあったのかなって思います。
やったはいいけど、聞く人っているのかなって正直思う。
ラジオとかも番組ね、芸能人がやってたりとか、こういう
ポッドキャストとかでもすごいチャンネル数あるから埋もれちゃうよね、そもそもがね。 ありますねー。
あとラジオ聞くっていうのが若者にあんまり多くないんじゃない? そうかもしれないですね。テレビとかYouTubeとかになっちゃうんじゃないの?
いわゆるラジオってその地方局のなんかその FM とかっていうのがラジオって言われたらそうじゃないですか。
こういうインターネットラジオってやったはいいけど、どうやって探したり、わざわざ探してくれる人がいるのかなっていうのもまずあったし、
その中で今回あの今回というかこの番組って世界遺産に投稿してるじゃないですか。 世界遺産をピンポイントにラジオで聞くって結構な確率だなと思ったんですけど。
確かにねー。 あ、ちょっとまって。自己紹介してなかったんだけど。 あ、そうなの? 勢いで話しちゃった。
当たり前かのように。 誰だって思った方もいるかと思いますけど、まず僕がミドと言いまして、冒頭で話したように今回世界遺産検定
一級合格しています。 世界遺産を勉強するきっかけになったのが僕の地元が広島県なんですけども、広島県には五福島神社と原爆ドームという2つの世界遺産があるんですね。
で、この2つの世界遺産がありながらも小さい頃からよく行ってた場所であるんですけど、本当になんか世界遺産っていう面で深くは知らないなーっていうことから勉強し始めたのがきっかけで、
あとはその原爆ドームっていうところで、第1回目でちょっとねあの放送したんで、良ければそっちの方も聞いてもらえればなと思うんですけど、
今やっぱりその被爆の経験とかを伝える方が少なくなってきてるんですね。 だからまあ何かその担い手じゃないけど、そこまで大切なものじゃないけど、でもこの歴史を伝えていく立場として地元だし
03:10
勉強していきたいなということで世界遺産を勉強して、今回はこういうふうな形でラジオで伝えていくようなことをしてみようというふうに試みをしました。
僕がタナスペと呼ばれてるんですけども、もともと吉本で芸人をやってまして、
ミドとはずっともう10、約10年くらいかな。そんな経ってないか。僕は世界遺産というより旅行が好きで、旅行が好きで、そのミドから情報いっぱい
入手してみたいな、で楽しんでたっていう感じなんですけど、こういうラジオをやるっていうことで、一人ちょっと心細いというね、
お話があったので、近くにいようかなっていう感じで隣で座ってます。よろしくお願いします。
お願いします。っていうことなんですけど、ざっくりこんな感じのトーク形式でやっていくんで、聞いていただける方は肩の力を抜いてね。
僕も世界遺産限定1級を合格している身であるんですけど、間違ったことも言っちゃうかもしれないんで、
それはまあ、あまりこう深く捉えないです。あまり突っ込んでほしくないところはね。
ジョナさんに言ったら隣の席の会話が聞こえてきたなぐらいのつもりで、そのぐらいの気軽さで聞いてくれればなと思います。
じゃあ早速行ってみますか。そうですね。2回目。はい。じゃあ第2回目、今回の世界遺産行ってみましょう。
今回の世界遺産はバレッタの市街。バレッタ。はい。
バレッタ、あんまりやっぱり聞きなじみないよね。知らないかも。バレッタという町なんですけど、町全体が世界遺産に登録されてるんですね。
場所はマルタ共和国。マルタ共和国。
何かゼロじゃないかなって感じ。聞いたことあるけど何があるとかわからない。
ヒントヨーロッパ。ヨーロッパなんだ。どこらにあるんだろう。
これね、マルタ共和国ってまるごと島の島国なんですよ。で、場所的に言うと地中海に浮かぶ島なんですけど、
イタリアありますよね。長谷の。そうそう。長谷のつま先のあたりにシチリア島というでっかい島があるんですよ。シチリア島はレモンとかで有名なんですね。
シチリアからさらに93キロ南に行った沖合にあるのが。急に具体的な93キロっていう。
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ウィキペディアで調べた。がマルタという国にあってまして
このマルタの首都がバレッタ。首都がバレッタなんだ。なるほどなるほど。
でこのマルタ共和国ってヨーロッパでは結構少ない英語圏の国らしいんですよ。
ヨーロッパなのにヨーロッパでイタリアの近くなのに英語なんだ。珍しいですよね。
イギリスとかはもちろん英語圏ですけどね。今でもマルタ留学とかっていうのがあるらしいです。
それは何?日本で?日本人がマルタに英語の留学をしに行く。
オーストラリアとかそういうところもありつつマルタっていうところもあるってことね。あるみたいですね。調べたら出てくる。
そんなにアメリカとかイギリスとかオーストラリアとかに比べるとあまり広く認知はされてない。
そうだね。あんまり聞かないよね。友達に留学行ってきたって言われて、どこ行ったの?マルタ行ってきたって。あんまり聞かないよね。
でもなんか事実そういうのがあるみたいですね。ざっとまずこのバレッタの死骸について説明しますと
登録されたのが1980年ですね。1980年というと40年くらい前か。41年前。
そう。41年前になりますね。
登録基準は1番と6番。1番が人類の創造的資質や人間の才能を示す遺産ということで1番。
人間の歴史上の出来事を結びつく遺産として6番。この2つが認められています。
バレッタという死骸が町全体同じような建物でできてるんですけど、マルタストーンって言われる石灰岩の石造りでできてるんですね。
建物もそうだし道路とかも多分一部はそのマルタストーンで作られた石畳とかになってるんですよ。
だから日とかに照らされると特に夕方とかなんですかちょっと黄色み帯びた琥珀色っていうか。
あーなるほどなるほど。
バッと浮かび上がるような。すごく綺麗みたいですね。
マルタストーンってあんのかな?こっちで見れる場所ってあんのかな?
いやわかんないですね。あるんですか?
あんまりなんか大理石とかイメージできるけど。
石灰岩なんで。石灰岩ってもちろん日本でも取れるところがあるので。
近いってことですか?
近い。それがマルタの原材の石灰岩ってことなんですかね。
あーこっちの地域で作られたというか取れたからって感じの名前がちょっと。
石灰岩ってあれっすよね。特徴的に削りやすかったり表面がツルツルしてる。
09:03
なんかそんなイメージあるよね。
なんかそのマルタとかのマルタストーンでできた道路とかはツルツル光沢で光ってるみたいですね。
へー滑んないのかな?雨とかさ。
あーわかんないですね。でも。
滑っちゃわないのかな?なんか結構そのツルツルしてる感じがあるから。
まあでも石とゴム靴だったらゴムなんで。
まあそっか。
まさかしますよね。
あーじゃあ大丈夫か。
そんな心配してる必要ないか。こんなところで。
でまあ中でもマルタっていう島の半島が丸々バレッタっていう市街になってるんですけど。
そのまあ海の見えるアッパーバラッカガーデンっていう庭。
アッパーバラッカガーデン。
アッパーバラッカガーデン。
バラッカガーデン。
と呼ばれる広間みたいなのがあるんですよ。
そこに複数の大砲が並んでて、昼の12時と16時に時砲で空砲が発射するんです。
今も?
今も今も。
へーすごい。
毎日?
毎日だと思います。
すごー。
それがやっぱね、16時とか特に夕日が照らされて綺麗な。
で、海が見えるんでこう水面が光ってたりしてくれると。
そっかそっか島だもんね。
で、やっぱその街全体が世界遺産なんで、中世の街がそのまま残ってるんですよ。
へー。
で、そこで空砲が鳴るからもう本当に中世の時代にタイムスリップしたかもよ。
なるほど。
それは誰向けなの?
誰向け?
誰向けの空砲なのそれって?
観光客なの?
その、島民というか。
わかんないですね。
でも一応時砲として空砲を撃ってるみたいなんで。
もともとはだからその時刻を知らせるためなんだから。
それかもうそのなんか空砲を昔から撃ってた歴史があるのかどうなのかっていうのはちょっと定めじゃない?
なるほどね。
じゃああの、あれか。
5時になったら夕焼け小焼けが流れるみたいなもん。
あ、そんなもんじゃないですか。
そんな感じ?
そうか。
じゃあ別に観光客向けのもんとか。
帰ろうみたいな。
帰りなさいよみたいな感じじゃないですかね。
これすげーな。
空砲になったら帰ってきなさいよっていうの。
もういいでしょ?
すげー世界だもん。
っていうのがバレッタの街並みみたいな。
なるほど。
で、ここからちょっとバレッタの市街っていう世界差について深掘りしていくんですけど。
もちろんかなり歴史が詰まってるんですよ。
で、このバレッタの街並みの歴史を語る上で外せないのが聖ヨハネ騎士団っていう騎士。
聖ヨハネ騎士団?
そう、ヨハネ騎士団。
聖ヨハネ騎士団。
10回言えますか?
聖ヨハネ騎士団。
っていう騎士団たちがここにいたんですよ。
で、その歴史を紐解きながら、ほぼこの騎士団の歴史になるんですけど。
12:04
バレッタの市街について話していこうと思います。
ちょっと1個先に聞いてもいいですか?
このいっぱいある世界遺産、何個あるんだっけ?1000?
今ね、今ちょっとまた増えて1154件。
1154件ある中の、今日2回目。
前回は広島、地元。
今回バレッタを選んだ理由って何なの?
これはですね、こんなにある世界遺産の中で。
これはバレッタを2回目に持ってきた。
いい質問ですね。
すげえドヤ顔になったけど。
これはですね、僕が行きたいからですね。
あ、そうなんだ。
なんか気になるなと思う。
騎士団ってちょっと良くないですか?
騎士団ってかっこいいよね、イメージはね。
日本でいう侍なのかな?みたいな。
はあ、なるほどなるほど。
文化的な歴史っていうか、集まっている遺産っていうのがすごい好きなんですよ。
街並みだけじゃなくて、そこにかつてこういうことが起きたとか。
はいはいはいはい。
で、何かしたことは?
バレッタってちょっとなんか気になってて。
調べてやっぱね、行きたいと思いましたね。
まともに行きたいと思ってたけど、調べたより。
あ、そうですね。
でも本当に一番どこって言うとバレッタじゃ全然なかったんですよ。
なんかヨーロッパよりも、僕なんか中南米とかが好きで。
でもなんか調べるとやっぱ、じゃあどこ行きたいって言われたらここって言っちゃうかな。
へえ、ちょっとそれは僕は全くの、その前回の最後の告示でね。
初めて聞いたから、ちょっと楽しみにしてます。
僕を行きたくさせてくださいね。
あー、分かりました。もう足りなかったらYouTubeで。
いやいやいや、だったら最初からYouTube。
ラジオの意味なくなる。
じゃあ、聖ヨハネ騎士団の歴史から紐解いていきますね。
ヨハネ騎士団は騎士の集団なんですけど、この起源が千年頃っていう風に言われてるんですね。
起源、千年。
千年。
何が起きた時ですかね、日本で。
何のやつだろう。
鎌倉のちょっと前ですか。
100年くらい前。
あ、良い国だからってこと?
今、良い国じゃないらしいですけど。
なんかね、あれびっくりするよね。
千年頃、イタリアのアマルフィ。このアマルフィも世界遺産ですね。
アマルフィって、なんか小田雄寺の映画であったな。
あー、そうそうそうそう。
そのアマルフィ?
アマルフィ。
あ、はいはいはい。
この商人のマウロっていう人が、聖地エルサレムへの巡礼者のための宿泊所兼病院として作り始めたのが起源と言われてます。
エルサレムって、知ってる人は知ってると思うんですけど、キリスト教とユダヤ教とイスラムの3宗教の聖地なんですよ。
キリスト教徒だと、ヨーロッパの色んなキリスト教権の人たちがその聖地巡礼に訪れてたんですね。
ただ、道のりって本当に長いじゃないですか。スペインとかだともうめちゃくちゃ長いんじゃないですか。
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いや、長いと思う。
地中海ほぼ横断しないというか。
で、かつやっぱそのイスラムだったりユダヤだったり、他の宗教の人たちもそこを聖地としてるんで、衝突とかも起きちゃうんですよ。
今でもね、衝突って起きてますけど。
だから、結構危険だったんです。巡礼っていうのが。
だから、その巡礼者のため、人たちのために擁護する団体としてできたのが紀元っていうふうに言われるんですね。
11世紀くらいになって、エルサレムはですね、先ほど言ったようにイスラム教徒の手に渡ってしまうんですね。
このことによって当時のローマ教皇が、十字軍がエルサレム脱海に乗り出しなさいよっていうことを命令するんです。
ここでよくね、世界史の授業とかでもあると思うんですけど、十字軍がエルサレム脱海に向けて軍隊をですね、送り出し始めるんですけど、当然戦闘とか起きますよね。
戦闘とかで負傷した戦士たちの治療だったり、看病だったり、そういった擁護を目的として、ローマ教皇直々に騎士たちを聖ヨハネ病院騎士団という名前で正式な団体として認められるんですね。
これで、正真正銘本物の擁護団体として聖ヨハネ騎士団というのが成り立つわけですね。
そこで初めてその名前が出てくるんだ。
そうです。だから、騎士団ってイメージすると戦う人たちってイメージがあるじゃないですか。
そのイメージでした。
僕もそうだったんですけど、実は起源っていうのはそうじゃなくて、あくまでも看病だったり治療だったり、ケアをするのがメインっていうことですね。
同じ頃に、いろんなところでこういう騎士団っていうのはできるんですよ。有名なものでエルサレムでできたテンプル騎士団だったり、ドイツでドイツ騎士修道会っていうのができるんですね。
これに加えてさっきの聖ヨハネ騎士団が三大騎士団というふうに呼ばれるようになります。
この騎士団に入る、入っている人たちってほとんど結構貴族とか富裕層が多かったみたいなんですね。
ただ、この団に入会するのはいくつか条件があって、騎士自体が製品服従締結っていうのを誓願を立ててるんですよ。
ちょっと難しすぎた。全然理解できてなかった。
どういうことかというと、族会からの富だったりとか私利私欲っていうのを受け付けないというか。
利益目的じゃない?
18:02
そうそう。だから入ったからには徹底的に、自分がやる治療とか騎士団としての活動に100%命を削りなさいよと。それ以外のことは認めません。
それが条件なんですね。
具体的に言うと、入会した後の結婚は認められない。
あと、自分が保有している財産を全て放棄しないといけない。
かなり厳しい条件があったみたいですね。
それなのに貴族みたいな人たちがメインだったの?
入ることが多かったみたいですね。
じゃあその人たちは捨てたってことですかね?いろいろ財産的なものは。
じゃないですかね。あとは貴族の人全員が入るわけじゃないんで、その中の一人が入って家族に渡して。
入りたい。だから自分の財産は兄弟にあげるとか。
で、自分のはもうないから入るみたいな。その条件満たして。
だったと思うんですけどね。
日本風の表現で言うと修行僧みたいな。
確かにそうか。そういうのに近いのか。
ということですね。
そして12世紀に入ります。
再びエルサレムという土地がイスラムの点に渡って、イスラム教圏として拡充してしまうんですね。
そこで十字軍は劣勢を強いられるんですけど、どんどん力が衰退していくわけですよ。
最終的には十字軍はヨーロッパ本土へ撤退するわけです。
ただこの騎士団、先ほどの西洋派の騎士団たちは残ることになるんですね。このエルサレムに。
残りながらも医療活動を続けながら、
かつ十字軍がなくなったので、戦闘する人がいないのね。キリスト教圏が。
なのでこの騎士団たち自らが戦う集団となっていくわけです。
そこから今までは官僚みたいなところだったけど、戦わなくちゃいけなくなった。
そうですね。ここからが僕たちがイメージする、騎士イコール戦うナイトみたいな。
ナイトのイメージだよね。
この最前線で騎士たちは戦っていくんですけど、ヨーロッパ全土、本土からの評価からすれば、十字軍は帰ってきたのに、騎士団は残って戦ってくれてるわけですよ。
キリスト教を守るために。だから評価がすごく上がってですね。
多額の献金が送られるようになるんです。
なるほどね。
だから騎士団自体は結構過酷な中で生活してたと思うんですけど、金銭面的にはかなり豊かだったそう。
21:00
なるほど。
そして1300年代に入るんですけど、ここでヨハネ騎士団は現在のギリシャにあるロドス島という島に避難します。
あまりにもイスラムの力が強大になったんですよね。
当時その辺り、トルコ中心だと思うんですけど、オスマントルコ帝国っていうめちゃくちゃでかくてめちゃくちゃ強い国ができたんですよ。
そこにキリスト教権の国々はどんどん劣勢になっていって、逆にオスマンは力をつけていくんですよね。
やむを得なく騎士たちは逃げて、地中海は逃げる形になるんですけど、そこで地中海の中にあるギリシャのロドス島の中に逃げ込む。
ロドス島自体も住んでる人がいるわけですよね。
ただ騎士たちはどうしても本拠地とする場所を探してたんですよ。
早く本拠地を構えてイスラムの勢力に立ち向かないといけない。
じゃないとイスラムはどんどん侵略してくる。
ただロドスの人たちも自分たちが住んでたから、いきなり言われても土地を渡したくない。
なかなかそこで折り合いがつかない。
やむを得なくここで騎士たちは武力抗戦に出ます。
ここで。
本来キリスト教同士で戦っていいのって思うじゃないですか。
これはヨハネ騎士団の言い分なんですけど、同じキリスト教だけど宗派が違うから異教徒だっていうふうに言い出して、
武力で奪い取るんですね。
このロドス島っていうのを要塞化してガッチガチに固めるんですよ。
このロドス島っていうのも今世界遺産に登録されてるんです。
そこでしっかり武力を整えて力をつけていた騎士団たちは海賊化していくんですね。
スタートの時は全部そういう財産とかを渡してじゃないと入れなかったわけだよね。
日本で出家みたいなさ、全部何もない状態で入ったわけでしょ。
誰かのためにって言って、最初は人を守りたいとか看病したいっていう気持ちで。
で、何百年か経って、その間結構経ってるんだよね。
まあそうですね。ちょっと100年200年くらい経ってますね。
1200から1300年代に入ってるわけだから。
で、戦うようになって、次は土地を奪って、で、海賊になる?
これね、海賊っていう表現しか使えないからなんですけど、ちょっと違って。
さっきも言ったように、騎士団たちって金はいっぱい持ってるんですよ。
24:01
金品をもらう目的じゃなくて、あくまでも異郷島を排除する。
異郷島の船と見つけたら攻撃をかけるみたいな。
これちょっとなんていうんですかね、今でもあり得るのかなっていうふうに思ってて。
どんどんどんどん原理主義っていうか、本来の形っていうか、解律を厳しく厳しくしていったら、
武力を持って、それがテロ組織になってみたいなのがあるじゃないですか。
それに近いのが、原理主義を極めるがゆえに、異郷島を受け入れなくなってしまったっていうか。
なるほどね。
っていう側面もあったのかな。これは僕の想像ですけど。
自分の考えが正しいとかになっちゃうとね、ぶつかるとこもあるかもしれないよね。
そうですね。多様性っていうのはやっぱ大事なんですよね。
本当に。
そんなコーナーで武力化していくんですけど、ただ本業の病業とかはちゃんとやってたらしい。
なるほど。
この時ぐらいから西洋羽根騎士団っていうのが、他の騎士団とはちょっと違う特徴っていうのが出始める。
っていうのが、この騎士の中の階層というか、組織を確立していく時代に入る。
具体的に言うと、母国ごとに独立した8つのグループを作るんですけど、
西洋羽根騎士団って、最初に言った通り、ヨーロッパ全土から入会する人がいる。
だからその入会してくる地域とか、使ってる言語っていうのは様々なんですよね。
なるほど。
統率を図るためだと思うんですけど、それをいくつかグループ化していって、
そのトップがまたさらに会議に出て、最終的な騎士団長っていうのが一番トップになるんですけど、
っていう階層を作っていく。
なるほど。
このグループを作ることによって、例えば物資の共有とか供給とか輸送っていうのが、
イタリア商人とかが当時地中海貿易とかで活躍してたんで、
これイタリア商人と関係が深いイタリア出身の騎士団にそれを任せるとか、各役割を与えた。
騎士団としての組織を形成していったわけですけども、
1400年代になって、またオスマン帝国がやってきます。
イスラムはエジプトとかシリア、だから北アフリカですかね、あたり。
あとサウジとか、その辺をガッチガチに固めて、ロドスに襲撃するんですよ。
そこまでガッチガチに固めたから、戦力差が明らかになる。
この中で騎士団たちは戦闘に対峙するんですけども、
27:03
この戦闘もむなしく最終的には戦力差ということで、
ヨハネ騎士団は降伏をするんですよ。
ただこのスレーマンという人は、そこまで堅闘した騎士団たちを讃えて、
これは敗者じゃなくて、名誉ある撤退だというふうに認めたという。
生きっちゃ生きない人だったのかもしれないですね。
サラッと言ってるけど、300年経ってるんだよね、たぶんね、出来てからね。
そうです。騎士団の歴史からは300年ちょっとか経ってる。
さっきのオスマントルコ、100年くらいのスパンで戦ってるんだよね。
もともとエルサレムをイスラムだったりとかと、途中取り合ってたんですよ。
その後に騎士団が場所を変えて、キリスト教としてはでも聖地だから守りたい。
イスラムに奪われてはいるんですけど、エルサレムに巡礼する人っていたらしいんですよ、キリスト教徒で。
危険じゃないですか。
だからキリスト教としてエルサレムを奪回するっていう目的というよりも、
その巡礼する人たちのケアをするっていうのが目的だった。
ロドストというのは割とトルコとかに近いんですけど、エルサレムに近いところで砦を構えて、
巡礼者になにかあったらケアをする。
本来の目的。
ただオスマン帝国にすれば、オスマン帝国ってめちゃくちゃでかいイスラム圏で、
目の上の炭鉱物というか邪魔な存在だったんですよね。侵略する上で。
だからオスマン帝国というものができて、スレイマンという人が党首になった時に、邪魔な騎士団たちを一掃しようと思って巡礼に来るんです。
ただ攻防ってそれから以降も続くんですけど、1530年に入ります。
スレイマンにやられて、騎士たちは行き場をなくしたわけですよね。
いろんな場所、土地を巡っては離れ巡っては離れ、ずっと行ってたどり着いたのがマルタ島になるんですね。
今回の世界遺産の島ですね。
ただこのマルタ島もさっきのロドスみたいに人がいるわけだから、交渉がうまくいくかどうかというのがミスになるんですけど、
このマルタ島というのが当時ヨーロッパ本土のハプスブルーク家という王家が持ってたらしいんですけど、
そことの交渉で最終的にマルタ島を譲り受けるというか、本拠地とすることを認められるんですよ。
条件があって、条件として年貢として高一羽を送ることという条件を。
30:02
スムーズだったらちゃんと払ってねっていう。
高一羽ですか?
高一羽って鳥の?
鳥の。
そういうこと?
格安ですよね。
格安だね。
これはハプスブルーク家としても、オスマンが地中海から来てそのまま本土に乗り上げられたらひとたまりもないわけですよ。
当時本土でも宗教革命とか戦争も知らないような状況が続いていたので、最前線で守ってくれる誰かというのが欲しかったわけですよ。
高一羽が全然いない地域で嫌がらせをしたってわけじゃないんですか?
違いますよ。
だからむしろ利害が一致して。
なるほどね。こっちは守ってほしいと。こっちは済ませてほしい。その条件が折り合ったってことだね。
そうですね。ここでも根拠地を構えるんですけど、ロドスの時みたいに騎士の出身ごとに言語ごとに8つのグループを作って組織を形成したみたいですね。
ただその30年後ぐらいですかね、スレイマン再びやってきます。
スレイマンってしつこいね。
スレイマンって本当にね、戦争めっちゃ強い人だったみたい。
やはりその場所が変わったといえまだ騎士たちがいるんで、やっぱオスマンとしてはヨーロッパ全土を征服したいというのがあったんでしょうね。
だからその上ではやっぱり騎士をどうしても打っときたいという風に出るんですけど、この時のヨハネ騎士団の団長のジャンドラ・バレテ・パリゾンっていう方が団長だったらしいんですけど、その人が敵対しちゃうんですよ。
大騒ぎじゃん。
サッカーで言うと青森・山中負けるみたいなもんだからね。
そうそう、でも本当それぐらいの晩狂わせだったんでしょうね。
で、この団長の名前を取って町の名前がバレッタっていう風になったらしいんですけどね。
バレッテの。
そうそう、バレッテからバレッタ。
なるほどね。
で、その後もヨハネ騎士団はレパント海戦っていうでっかい海上の戦いがあるんですけど、これにもカトリックを連合軍として参加してオスマン帝国を撃破するんですよ。
もうここでキリスト教権の最盛期というかオスマンに勝つ時代がやってきたわけですよ。
あんなに大きくなったオスマンに。
騎士団としてもバレッタの街としても最盛期を迎えるわけですよ。
なるほどね。
で、街を作り、バレッタという街を作るんですけど、その街の設計はイタリアの建築家のフランチェスコ・ラバレリディ・コルトーナという方が担当したらしくて、有名な方みたいですね。
深くは知らないんですけど。
33:00
で、この方が担当して街づくりをするんですけど、で、面白いのがバレッタの街って今もその建築家当然残ってるんですけど、
あの半島の上に丸ごと要塞にしてそこに街を作ってるんで、結構こう段差っていうか階段が多い街になってるんですよ。
あーなるほどなるほど。
ただその階段の段差一つ一つが普通の階段の段差よりもちょっと低めに設計されてるらしいんですよ。
えー一段一段が。
あ、そうそうそうそう。
これなぜかというとラバレリが海からやってきた騎士団たちに配慮して階段を低めに設計したっていう。
あー海から上がってきて一段一段が高いと大変なんじゃないかっていうこと?
あーそうそうそうそう。
へー。
それが今もその状態に残ってるんだ。
残ってるっていう風に。
へー。
で、このラバレリが死んじゃうんですけど、その後にこのラバレリの助手であるジェロー・ラム・カッサールっていう方が西洋羽根大聖堂っていうのを作るんですよね。
西洋羽根大聖堂っていうのがバレッタの街で今も残る最大の観光名所です。
その大聖堂は今もあるんだ。
今もあるんです。
その時に作った。
へー。
大聖堂っていうのは、騎士団って経済的にはすごい潤ってたって言ってたじゃないですか。
なんでこの聖堂は本当に税を尽くしたっていうか、中は本当に金銀じゃらじゃらです。
へー。
大聖堂っていうのは結局教会みたいなもんですか。
教会みたいなもんです。
ああ、なるほど。
礼拝するような。
なるほどね、そうだよね。
これを作るんですけど、羽根騎士団の特徴って8つの言語ごとにグループを分けている。
なのでこの聖堂の中にさらに騎士団の出身地ごとに8つの礼拝堂を作ったらしいんです。
そんなでかいってことか。
でかいんでしょうね。
そんだけ作れるってことだもんね、場所を。
各グループが各々、礼拝できるようになってたってことですかね。
言葉が違うから。
うん。
ああ、なるほどね。
っていうのが、これがもう今のバレットの最大の観光地。
今入れるの?
今多分入れると思いますよ。
うーん。
入ってる人もいる。
うん。
なんかね、世界遺産検定のテキストの中の様子とか映ってて、
入ってるかな?
これですね。
へー。
聞いてる人は分からないかもしれないですけど。
かなり豪華な。
そうですよね。
本当に金とか装飾とかすごいもんね。
フレスコ画っていうか、絵も天井にもあるし、壁にもあって。
これ絵なの?これ彫刻なの?彫刻だよね。
多分金色の彫刻に天井にあるのフレスコ画っていう絵じゃないですかね。
すごいわ。これじゃあ入れるんだ。
入れるみたいです。
へー。
立ち入り禁止のところもあるんだろうと思うんですけど、中には入れるみたい。
36:01
なるほど。
っていうものを手掛けてます。
その時代に最盛期を迎えるんですけど、その後オスマン帝国が襲撃にくることはなくなったみたいですね。
なるほど。
ここに平和がやってくるわけですけども、ただ騎士団の目的って覚えてますかね?
えっと、看病とか。
あ、そうです。
医療系な。
そうですね。あくまでオスマン帝国の撃破っていうから巡礼してきた人で傷を負った人の看病とオスマン帝国を立ち払うっていうのがミッションだったわけですけど、
そのミッションの大きなミッションの一つを失ってしまうわけですよ。
ああ、そうだよね。
相手がいなくなっちゃった。
この頃からヨーロッパ本土でも騎士団としての価値がちょっとずつ下がっていくんですね。
うーん、そうか。目的がなくなっちゃったから。
もちろん騎士たちの士気も下がっちゃうんですよね。戦戦の第一戦で戦いたいという人もいたんだと思うんですけど。
さらにちょっと話した通り、ヨーロッパ本土で宗教革命があったので、この時やっていた海賊行為とかっていうのもあまり受け入れられなくなってきちゃった。
なるほど。
キリストを守るためとはいえと思うんで。いかがなものか。
賛否両論が出てきちゃったわけだね。
最盛期の時には第一戦で活躍している騎士たちに献金が送られてきたんですけど、その献金も滞っちゃうんですよね。
なるほど、なるほど。
こういうことから至近難に苦しみ、1700年代に入ってナポレオンがこの地を侵略する宣言を立てるんですよ。
あのナポレオン?
あのナポレオンです。
あのナポレオンが?
やばいじゃん。戦力も落ちてきてお金もなくて財もなくてどうやって戦うの?士気も下がってて。無理じゃん!
いい質問ですね。
いいお客さんみたいな。
ということで、ヨハネ騎士団は戦うことなくあっさり降伏します。
もう歯向かわなかったの?
歯向かわなかったんですね。
そんな…
ちょっと平和ぼけしちゃった?
いや多分そこまで、統率も止めなくなってきたんじゃないですか。
バラバラになっちゃったんだ。
一応その組織としてはあったけど、
なかったんじゃないですかね。
まあ資金がないからやっぱり軍事品とかも手に入らないし。
ということになり、騎士という名誉も本土ではすっかりなくなってですね。
この地を追放されることになってしまいました。
こんな大聖堂まで作ってもらったのに。
急な。この落差なくない?
39:00
まあただね、マルタを本拠地にしてナポレオンから降伏するまで200年ちょっとが経ってるんで。
じゃあちょっと薄れてきちゃったのかな。感謝みたいなところも含めて。
そうですね。
唯一この時にはイスラムの力っていうよりかはヨーロッパ圏の領土の取り合いになってたんで。
変わってきたのか。
敵が違った。
こういうことでマルタを出ていくことになるんですけど。
フォーローの果てイタリアローマのコンドッティ通りにある一つの館を本拠地とすることにしました。
土地というか建物ですからね。そこまで力が落ちてしまったと。
なるほどね。
ただですね、この西洋覇味騎士団、この後どうなったと思います?
でもそこまで落ちちゃったらもうみんな腐っちゃうんじゃない?
酒、タバコみたいなのがどんどんどんどん落ちちゃって。
みるも無残な姿に。
そうですよね。力も減衰して団体としてなくなっちゃうというふうに。
解散とかね。
なんと今も現存しています。
今も!?今って今!?
今。
2021年?
現在。
何やってるの?
1969年以降なんですけど、西洋覇味騎士団という名前、団体名が変わってちょっと長いんですけど
エルサレム、ロドスおよびマルタにおける西洋覇味騎士軍事病院騎士修道会という団体になるんです。
これが先ほどのコンドッティ通りの館に今もいるんですけど
イタリア政府は一つの国としては認めてはいないんですけど、違法権認めてるんですよ。
いわゆる大使館みたいな。
なるほど。
具体的に活動何してるかというと、当然戦闘はしないんで、今は当初の目的に立ち戻って
療養だったり看護だったり、あとはボランティア活動だったり、事前的医療活動っていうのをメインになってるみたいですね。
それは本業なの?それとも副業としてなのかな?
本業だと思う。
本業というかそれ以外にやってることはあるのかな?
あれらしいですね。国連にも、加盟国じゃないですけど国際組織として席があるらしいです。
え?1000年以上続いてるってこと?
そうですね。
すごい。
要するに今も騎士って呼ばれてる人たちがいるんですよ。
そこにいる人たちは騎士って呼ばれてるってことですか?
そうです。
42:00
すげー。
すごいですよね。
軍隊でもなく、当初の目的に戻って、医療とか事前活動して。
病院みたいになってるのかな?イタリアローマ?
病院自体は持ってるわけではないと思うんですけどね。
持ってるのかな?ちょっとわかんないですけど。
でもコンドティー通りの館でしか、そこがメインの活動拠点になるんで。
そこでしか入れない?
うん。だからその中に入るのはパスポートっていうか、無断では入れないらしいですね。
そうなんだ。イタリアであっても違い封建を認められてるから。
そうそう。
へー。よく生き残ったね、その状態で。そこまで追いやられてさ。
すごいですね。
そこの歴史が知りたいわ。
すごいのが、ちゃんと当初の目的に立ち帰れたっていうのがすごいですよね。
じゃあもうそこまで落ちたときに、もう一回やり直そうぜっていう人がいたってことだよね。
そうそう。そうなんでしょうね。
すごいなーってそこから地道に始めて、違う国に来たのに、今も残ってるっていうのは何人くらいいるんだろう?
今ね、あれらしいですね。1万人ちょっといるらしいですね。
でかいじゃん。
それはただ、その館に全員いるわけじゃないと思うんですよ、多分。
いろんなところに。で、全員集めたら1万人くらいみたいな。
そうだと思う。あくまで本拠地で。
まあ、本社みたいなもんだもんね、そこが。
そうそう。
へー。すごい。今1万人?
そうです。
その館に飛ばされたというか、そのときは何人くらいだったのかな?
わかんない。そこまでちょっとデータ取ってないんですけど。
そんな多くないよね。
だし、もう人数よりもモチベーションの問題だと。
あー、なるほど。そうだよね。
当時の一番の目的っていうか、がオスマン撃退の軍事構成だったんで。
目的を失っている段階で辿り着いたんで。
そこで誰かが当初の目的に戻ろうよって言った人がいるのかもしれないし。
もしかしたらその、庭掃除みたいなとこから始めてからね。
あー、でもそうかもしれない。
マジであるかもしれないよね。
あるかもしれないですよね。
そういうとこから認められて、地位を確立していって。
へー、すごいなあ。
ということで、これがバレットの市街というか、西洋姉騎士団の歴史っていうか、だったんですけど。
どうですかね?行きたくなりました?
大聖堂をまず見たいっていうのと、あとローマの館?
ちょっと中に入れないかもしれないけど。
45:01
見てみたいですよね。
だってその何百年続いてきた歴史が詰まってるじゃん。
そうですね。
ちょっと興味湧いたなあ。そこにも。
本当はイタリアに近いんで、コース的には全然。
行けるってことだよね。
どっちみち多分日本から行こうと思ったら。
イタリア行けるよね。
イタリアそうですね。
ソラだと、あれから直行があるのかわかんないですけど。
でもすぐ近くなんで、バレッタ行った後にローマに行って、ローマで館見るっていう。
ちょっとその流れだなあ。そのコースになっちゃうなあ、どうしても。
バレッタはバレッタで、本当にそこに騎士たちがいたっていう。
詰まってるじゃない。
確かに。
普段何気なく歩いてる道も、同じ道を騎士たちが歩いてるし。
そこは一部で軍事品っていうか、大砲を抱えて行ってた人もいるかもしれない。
確かにね。
さっきの階段も見たいね。
どのくらい測ってきたの?何センチか。
どのくらい違うのかって一段が。
どのくらい気に使ってくれてたのかみたいな。
そこ見たいな。
そこからコンドッティに行って、館入れるのか入ってみたいですよね。
ちょっと職業終わって聞いてみたい。
その人たち。あなたの職業は何ですか?って言って。
騎士、ナイト。
ナイトって言うのかなあ。
飛行機に乗るときにナイトって書くんですよ。
かっけえ。書きてえ。
まだね、人狼だったり騎士カードってあったりさ。
あと遊戯王だったりエルフの騎士みたいな。
ありますね。
僕らは歴史用の人物なわけじゃん。
今でもゲームとかで使われるようなやつが今もいるって。
ヨハネの騎士はまだいますからね。
すごいわ。
ということで、今回の世界遺産バレッタの市街でした。
ありがとうございました。
ということで、第1回目のときに世界遺産検定のコーナーを設けさせてもらったんですけども。
ありましたね。
今回もそれについて話していきたいなと思います。
お願いします。
前回、就職とか有利な資格だよっていう点。
旅行会社とかね。
そうですね。
話させてもらったんですけど。
ちょっと視点を変えて。
例えば、僕ら30代とかもう少し上の年齢層の方とかにとって、どういうメリットがあるのっていう。
48:03
1級まで取って3、2、1って受けてきたじゃん。
受験ってあれなんだよね。
リモートとかじゃなくて、全員集まってやるんだよね。
試験会場みたいな。
そういう年齢層ってどんな感じなの?
そうですね。3級、2級、1級になりつれてどんどん年齢層が高くなってきて。
そうなんだ。
3級も本当に老若男女様々で、僕の後ろの席の人は多分60代か70代くらいの女性。
じゃあもう親世代だ。
親世代より上かもしれない。
親世代より上だと思いますね。
なるほど。
じゃあその人たちも何かメリットがあると思って資格取ってるのかな?
多分ですけど、就職とかっていう話じゃないと思うんですよね。
そうだよね。
資格を何かに役立てようっていう感じじゃなくて、旅行とか趣味でやられてきた人たちだと思うんで。
自分の趣味を資格にできたらいいよねっていうのはある?
そうか。旅行好きでいろんなとこ回ってて、いろんな世界遺産の歴史を知って、検定で自分の力を試したいじゃないけど、実力を知りたいなとかっていうところもあるのかな?
あるんじゃないですかね。
1級に関しては、もちろん産経2級、1級、やっぱり学生の方多いんですけど、1級に関しては本当に学生の方を探すのは難しいぐらい。
僕30代、32代なんですけど、僕でも若い方って感じでした。
じゃあもうほとんど上の世代なんだ。自分たちより。
そうですね。
なるほどね。
世界産経ってすごい自分受けてていいなって思ったのは、本当に年代も年齢も様々な人が受けるっていうのが、
TOEICとかも受けたらほぼ学生じゃないですか。
あれこそ就職に有利だもんね。持ってた方がとか。
それがすごいいいなっていう。
確かに。
しかも60過ぎとかの方がちょっと時間の余裕ができて、そういう知識を持った状態で旅行に行けるっていうのもまたいいのかもしれないよね。
また違う発見が、若い時に行った旅行と違う楽しみ方ができるかもしれないし。
確かに。
自分の趣味から力を思い切り試せるいい場所っていうか。
なるほどね。
確かに。
ぜひぜひ受けてみるのもいいかなと。
1級とかじゃなくて、3、4級から受けれるっていう感じだったから。
多分最初は結構メジャーどころだったりとか分かりやすいところが出るんだよね。
そうですね。
51:00
多分それこそ本当にいっぱいの方で旅行を昔よく行ってた。今ももちろん。
コロナ禍前は行ってたよっていう人からするともう思い出めくりじゃないですか。
昔はパスポートのハンコっていうの。出国と入国のやつを貯めてる人とかいたよね。
そういうテキストを見ながら思い出を巡らせて。ご夫婦で受けてる人たちも。
一緒に旅行行ってとかっていうところもあるのかな。
そういうのもすごい共通言語ができていいなと思います。
いい趣味かもね。
なるほどなるほど。いいですね。
こういう違った視覚を役立てるというか、またちょっと違った視点で受けてみるのもいいかなと。
田中スペさんもね、チャレンジするんでしたっけ。
え?あれ?
でもこれ今やってます。月1ペースぐらいでやってますけど、これを10年続けたらもしかしたら知識が結構ついてるかもしれない。
その頃に考えようかな。
そうしたらちょうど50近くなってるから、ちょうどいいかな。
10年経ったら余裕でマイスターまで取れますよ。
それまでにあれだよね。ミドがマイスター目指して。
あのね、宣言しますけど、マイスター取りますよ。
え?
取る取る。絶対取るよ。
それは目標はあるの?どのくらいかっていう。
どのくらいっていうか。
どのくらいの期間というか、先でね、何年後にとか。
とりあえず、次回12月テストはちょっと1回目を送ろうかなと。
1年に1回?
いや、1年に2回ですね。
マイスター2回。
自分の時間だけじゃなくて家族にね。
そうかそうかそうか。
詰め込んだからね、この1年くらいでね。
奥さんにちょっと協力してもらいながら取った目もあるんで。
できれば来年夏。
来年夏。来年夏は8月くらい?
7月かな。
7月。じゃあ半年に1回くらいなんだ。
そうですそうです。
に受けて、もうそこで合格したいな。
じゃあ、ちょうど1年後くらいだね。
1年後くらいですね。
なるほどね。楽しみにしてみましょう。
で、同じタイミングで3級いける?
1年後?
1年後。
1年後3級だったらいけるかな?
その時会場でね、リスナーの皆さんとお会いして。
あいつじゃねえんだよ。
そうだと思ったら声かけてください。
ということで、今回の世界産検定のコーナーでした。
54:02
さあ早いもので。
終わりましたね、第2回目。
あっという間。
2回目どうでした?
意外に入り込んでしまったなと思って。
やっぱり知らないことって、興味ないじゃないけど、分かんないじゃん。
例えば、僕らのアイコンの写真だったり、モンスターミッシェルとか。
そういう話って、やっぱ知ってるから、それって?って聞けるけど、
バレたって言われた時に、分かんないことだったから、
入り込めるかなってちょっと気持ちがあった。最初はね。
でもやっぱり歴史、そんな長く歴史があって、
しかも今も続いてる。その歴史が。
その街もね、そういう設計者の気持ちが込められた街作りになってたりとか。
そういうのを聞くと、行ってみたくなったね。
ちゃんと行きたくなる世界産。
行きたくなる世界産。
治ったってことですかね。
治ってしまった。
歴史とかも、学生の時って年号を一生懸命覚えたりするじゃないですか。
懸念はもちろん年号を覚えたりすることもあるんですよ。
ただ歴史とかっていうのは、今の積み重ねが未来になるのと同じように、
過去の人たちにとっての今の積み重ねが、僕らが生きている今になっている。
そうだよね。
やっぱりその一つ一つの出来事に、その時代の人々の悩みとか葛藤とかあったわけですよね。
そうだよね。
その理由があって変化が生まれて、改良してっていうのがあっての、今のこの世の中ってことだもんね。
本当常に分岐量の連続だったと思うんですよ。
ヨハネ・キシダンにしても、ナポリオンに侵略されそうになった時に、このまま存続していくべきか。
続けるならどうした方がいいんだろう。
戦う集団なのか、それとも本来の目的に立ち戻るかみたいな。
それをたどってたどってたどって、今も残っているっていう風に見てるんで。
今の1万人の騎士たちが残っているっていう風に。
そうだよね。だってそこでナポリオンでさ、戦ってたら亡くなってるかもしれないからね。
そうですね。本当に。
壊滅っていう状態でさ。
いや本当そうなんですね。
たぶんね、相当な力を持っている。
ナポリオンなんてね、何をやったかっていうのはね、あんまり知られてないけどさ。
フランス革命だよね。
あれ?それ違うか。
ナポリオンは何をしたんでしたっけ?
ナポリオンはですね。
旗持ってる人よね?
うん。あのあれですね。馬に乗って山を。
そうだよねそうだよね。
あのドラゴンアッシュのジャケットの写真とかになってた人じゃないの?
ちょっとね、わかんないですね。
あれ?フランス革命じゃないか。
ナポリオンはフランス革命の時代でやっぱりフランスっていう国を強靭な国にした人なんで。
戦争の天才中の天才なんてたぶん戦ってた。
57:01
壊滅したよね。
間違いなく。
そうなったらこの歴史もね、もしかしたら大きく変わってたかもしれない。
戦力が落ちてたってまあ士気とかも下がってたっていうのもあるけど、すぐに降伏したっていう。
そうですね。
意地張らずにね。
いや行こうぜ最後俺らの気持ち振り絞ってって言ったらもしかしたらあるかもしれない。
今の一万人の騎士たちはいないかもしれない。
だってそれが今だって国連の席があるってことは国際的な決め事の一端になってるってことですか?
そうだよね。一位投票ができるというか。
そうそうそうそう。
その人たちがいるかいないかっていうのはまあ少なからず影響はあるよね。
世界に影響を与えるんだもんね。そこにいるってことは。
そうですね。
すごいよっていうことがね。やっぱねちょっとでもこのラジオで知ってもらえたらと思います。
はい。いやー面白かったって。
もしかしたら気づいた人もいるかもしれないけど今回からマイクがちょっと変わってるんですよね?
そう。
どうかな?聞きやすいのかな?
ノイズをね取ってくれる魔法のマイクにしました。
前回ねやってみてね。自分たちでもねちょっとなんか外の子供の声が入っちゃったりとかね。
そうそうそうそう。
クーラーの音が入っちゃったりとか。
そうそうそうそう。
ちょっとそこは気になってたからね。
そうそうそうそう。
でもさっき一回ねちょっと試してみたら全然違ったから聞きやすくなってるのかな?
だいぶね聞きやすくなったかなと思うんで。
家で料理を作ってる時にテレビの音を流すのもいいけどこういうのをちょっと流してもらってね。
いいですね。
なんかしながらでいいからね。集中しなくていいから。
今回のバレットだったらねこのヨーロッパのこの匂いをこう。
もう探して探して。
シチリアレモン使って。
みたいなね。
で、次回?
次回世界遺産どうしましょうかね?
ありますか?次。
なんかありますか?
逆に?
逆になんかさ、一覧の友達がトルコの話がちょっと出てきたじゃん。
トルコの話聞いてみたいな。
トルコとかどうなの?
トルコいっちゃいます。トルコね結構いろんな世界遺産あるんですよ。
トルコはいすくらしか知らないんだけど。
トルコはね割とね世界遺産が多い国でさっきのオスマン帝国の話があって。
歴史がすごい。ローマ帝国の首都だったこともあるんで。
知らないね。
そうですよ。
知らないわ。
もう本当にキリスト教の歴史が多分あの色濃く残ってますよ。
もちろんイスラムもそうですけど。
イスラムもね。
あとちょっとメジャーなとこ行ってもいいよね。
もう超有名なみんな知ってるようなところの細かい部分。
モンサンミッシェル。
モンサンミッシェルでもいいし。行ったことないけどやっぱり全員知ってるぐらいだからね。
そういうとこもでもいいな。ちょっとなんか深掘りするような。
今までね文化遺産が2回続いたんで自然遺産もいいかなと思って。
あーなるほどなるほど。
自然遺産ってパッと出なくないですか?
1:00:00
えーと出ない。
ですよね。日本だとねあの薬師間とかあるけど。
ある世界遺産に世界一長い滝があるんですよ。
世界一長い滝?
ラクサ。
ラクサ?
がある世界遺産があって。
カナイマ国立公園っていう。
カナヤマ?
カナイマですね。
カナイマ?
日本じゃない?日本じゃないとこ?
ベネズエラです。
ベネズエラ?
ラクサどのくらいなの?
多分1000メートル近く?
え?1キロ落ちるの?
1キロ。
え?それとさ下行ったらさめちゃくちゃ来る?1キロって衝撃。
どうでしょうか。
ということで次回はカナイマ国立公園にしようと思います。
決定した?
分かりました。ちょっと楽しみにします。次回も。
なんですかね。もちろん自然も感じるしそこに住んでる部族っていうか。
ベネズエラか。
聞いたことがあるんで。
自然に映しながら。
違った角度からまた紹介できればなと思います。
お願いします。
前回言い忘れたんですけど。
番組へのお便りをお待ちしてます。
どうやってお便り出せるの?
Gメールアドレスを番組の概要欄に載せてるんで。
そこにアクセスしてもらうか。
それか公式のインスタグラムとツイッターもやってるんで。
DM直接送っていただいてもOKです。
すごい。ラジオっぽくなってきたね。
お便り待ってるなんて。
誰かから来る?お便り。
来なかったら来ていませんで。素直に。
その報告もね。何通来たのかなっていうのをちゃんと言ってこうね。
ゼロ通。
1通だったら1通。
言いますね。
そこはちゃんとクリアにしていきましょう。
本当にゼロ通続いても言い続けるんで。
そのアドレスかわいそうだな。全然メール入ってこないなって。
お待ちしてるんで。
ちなみにインスタとかのやつも概要欄に載せてます。
概要欄に載せてますね。
ぜひぜひやってる方フォローとかしてもらって。
Gメールアドレスが全部アルファベットで
いきたくなる世界遺産
atmarkgmail.comです。
いきたくなる世界遺産。
一応綴り教えてください。
全部言う?超長いよ。
そのままね。ローマ字読みそろいで。
わからなかったら概要欄に書いてあったら。
そのままお待ちしております。
ということで次回はまた1ヶ月後。
第3回目。
金山国立公演という回で待っています。
お待ちしてます。
それではバイバーイ。