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この時間は、Zoom Up毎週火曜日は経済です。
中東情勢がかなり緊迫しております。ホルムズ海峡も今、自律上封鎖という状況で、ここを通って原油あるいはLNGなどが運ばれるわけですけども、かなり影響が出ていくということで、そしてその原油の先物価格も上がってきている。今後どうなっていくのでしょうか。Zoom Upしていきます。
明治大学教授でエコノミストの飯田泰之さんです。
まず、アメリカ・イスラエルによるイランの攻撃が始まったのが土曜日でありまして、この土曜日・日曜日というのは、基本的にマーケットが開かないんですよね。
通常こういった大事件、さらに言うと原油についても直接その原油の供給元の話なので、大きく変化するかという状況なんですけれども、土日にずっと市場が開いてないので、週明けで何が起きるのかどうなるのかというのを、かなりみんな注目していたんですね。
ただその一方で、米軍の動きというのが極めて早くて、イラン側の要人の排除にかなりのスピードで成功し始めた。
そんなトランプ大統領自身が言っているように、何日かベネズエラのようにすぐ片付くということはないんですけれども、そこまで長期化しないんじゃないかというシナリオも語られ始めます。
そういった中で、週明けの相場でいきますと、これ世界各国株価指数いろいろなんですけれども、例えば日本の場合、実は日本の日経平均株価というのは、こういった融資に極めて深く注目されるんですよ。
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これは時差の問題でして、こういった土日に大きなショックがあったときに、先進国で一番最初に、オーストラリアの市場の方が早いんですけれども、主要国で大きな相場、一番最初に開くのって東京なんですよね。
ですので、みんな東京市場がどうなるんだっていうふうに見ていたんですけれども、一時期、もちろん先週末に比べて1200円ぐらい下がったんですが、その後押し戻しまして、結局昨日の終わり値で見ると793円安ということで、よくある下落ぐらいに収まったんですね。
そこまでないなっていう感じなんですかね、見方として。
一方、原油作物についても、一時期大きく値を上げまして、70ドル台は数ヶ月ぶりです。
1バレルあたり。
だいたい、金曜日の先週の段階からもしかしたら、下落攻撃あるんじゃないかってことでじわじわ上げてたんですけれども、おおむね言うと65ドル近辺だったものが75ドルに上がった。
しかし日中の状況を見て70ドルちょっとまでに落ち着いたということで、こちらも実は先週末の段階では、いきなり100ドルを目指すんじゃないかっていうふうに言われてたんですけれども、予想より米軍の動きが早い。
そして戦果が大きいということで、もちろんこの状況で原油の取引がずっとスムーズにいくってことはありえない。
もちろん高く上昇しますが、これまた土日に思っていたほどではないというところなんですね。
その背景にあるのが、今もちろん長期化懸念もあるんですけれども、その一方でマーケットは泥沼化、1年2年かかるというのは想定していない状態です。
もちろんマーケットはいつでもよく間違えるんですけれども、おおむねそういった予想が中止になっていると。
そういった中で、日本経済はどんな影響が生じるかというんですけれども、実は日本は1970年代のオイルショック以来、主要国の中でお得クラスに石油を備蓄する国なんですね。
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日本の緊急石油備蓄はだいたい250日分あります。半年以上分あると。なので短期的なショックで原油が枯渇、国内の石油が枯渇するということはちょっと考えづらい状態です。
その一方でニュースとかで、天然ガスの備蓄は1ヶ月分もない、3週間分ぐらいしかないので、大変なことが起きるという煽りがあるんですけれども、株とか相場商品ってみんな金かかってますんで当たり前ですけれども。
そして売り方買い方それぞれ思惑があるので、買い煽り売り煽りっていうのはいつも生じるんですね。天然ガスはですね、その供給を主に日本の場合はオーストラリアに頼っています。
ですので中東のシェアは1割ぐらいなんですね。そうするとちょっと天然ガスなぜ備蓄してないか、あそこまで備蓄してないかというと、さすがにオーストラリアからの供給網が寸断されるという状況。
つまりはオーストラリアからフィリピンの太平洋側等を使って、南西諸島経由でという航路が、現在の状況ですと考えづらいだろう。
中東から来る航路を考えると安定具合が違いますよね。
そうですね。その途中にはしっかり米軍の基地があったり、または日本南西諸島であれば自衛隊の基地がありますので。
ですのでLNGについての心配というのもそこまでないということで、今のところこのイラン軍が攻め出しているホルムズ海峡の封鎖というのが、しかも実効性がある封鎖というのがどのぐらい続くのか。
こういった戦時になると、もちろん乗員の危険性もありますし、保険もかけられなくなりますので止まるんですが、この止まる状況っていうのが、今週来週ぐらいで実情封鎖できなくなる。
要はアメリカ軍がしっかりと戦果を上げると、イラン側が封鎖を維持不可能になるわけですよね。
という方向に向かうのか、イラン側がこの封鎖をちゃんと続けられるだけの、主にこの封鎖はミサイルで攻撃するという封鎖なんですけれども、機体間ミサイルの攻撃能力というのを維持できるのか。
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ですから今週来週で長期化するのか、形はわからないんですけれども、ある程度収束するのか見えるので、
どうも昨日はですね、週末思ってたほどじゃないという安心感で動いたみたいですけれども、
思っていた最悪の事態になっていないだけで、状況は全然良くはないという状況がしばらく続くと思います。
なるほどですね。予想を超えるほどではなかったというマーケットの動きについて、
井田さんに色々解説していただきました。
井田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間はズームアップ、明治大学教授でエコノミストの井田康幸さんでした。
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