オープニングとフリーランスから正社員への回帰
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え、ソラコム?
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この時間はZoom Up。毎週火曜日は経済です。
転職支援サービスリクルートエージェントの調査で、
2024年4月から9月にかけて、正社員への転職数が5年前の2.8倍に達し、
龍田でも同じ期間で2.7倍に上ったことが分かりました。
フリーランスから正社員に戻る人が増えているということなんです。
一方で、フリーランス市場そのものは拡大しているという現状もあります。
これどういう流れなんでしょうか?
Zoom Upしていきます。
明治大学教授でエコノミストの飯田泰樹さんです。
飯田さん、おはようございます。
フリーランスの方が正社員に戻る動きが増えている。
これどういうことなんでしょうね?
コロナ禍の影響とフリーランス希望者の増加
これは短期的に言うには、コロナショックの反動なんですね。
法が今出てきているということですか?
はい。これ数字自体が一昨年減少したという、
一昨年水産移転感が増えたという話なので、
やはり2020年から22年ぐらいにかけて、
かなり各社リモート対応と同時に外に発注できる仕事は、
社員じゃなく外に発注するという形になります。
また、働き手としても、
例えばコロナ事態への不安とか、
または家族との時間を確保するため、
転居したり引っ越したりということで、
フリーランスを希望される方が多かったんですね。
コロナの問題を一段落しますと、
落ち着いて考えてみると、会社にというふうに考えられる方が増えた。
これが一つの原因なんですが、
フリーランス新法の導入とその影響
まず今、社会全体がですね、
このフリーランスをどう使っていくかというのを、
結構試行錯誤している状態なんですね。
もう一つ、2024年から昨年にかけて、
フリーランスから正社員に転換する例が増えた原因が、
フリーランス新法と呼ばれる法律です。
このフリーランス新法ですね、
単純に言うと、結構横行していた、
実際にフリーランスというふうに契約状になっているけれども、
ほぼ一社からしか仕事を受けていなくて、
その会社がかなり細かい指示を出していて、
という状態だと、それは社員と何が違うんですかと。
悪い言い方をすると、会社側が社会保険料などを支払うのを、
けちるために契約状をフリーランスにしていませんか。
こういったものを取り締まるために、
このフリーランス新法が登場しまして、
そういう一社からしか受けていなくて、
細かな指示に基づいて働くというのは、
それはフリーランスではなくて、
御用されている、つまり社員ですよというふうに定義したと。
これに伴って、社会保険料をけちる等の理由ことも悪いですが、
行われていたフリーランスが普通の社員に転換すると。
こういった流れがあるんですね。
定型業務と不定型業務、AIの影響
会社の業務というのをざっくり2つに分けますと、
定型業務と呼ばれるものと、不定型業務と呼ばれるものがあります。
この不定型業務というのは、単純化するとですね、
会社の中で、例えばお客様対応であったり、または製品開発で、
その場に応じて、いい感じにやっておいてよというのは不定型業務なんですね。
つまりは、一方で定型業務というのは、
お客さんが来たときに、この書類を渡して、
刊行をついてもらって、そしてその書類をここに提出してくださいというのは、
ある意味定型業務というわけです。
明確なものとグレーな感じ、曖昧な感じという違いですかね。
会社の運営でいうとですね、
この否定型業務、不定型業務は外注できないんですね。
例えば同じフリーランスが多い業界ですと、
プログラムの作成とかもですね、
こういうプログラムを書いてください、は外注できるんですけれども、
次こういう仕事をクライアントから受けているので、
工夫して何かちょっと向こうとも交渉しながら、
いい塩梅のものを考えてくれないっていうのは、
ちょっと外注できないんですね。曖昧すぎて。
で、こういった中でもう一つの流れが、
明確な、例えばプログラムだったり、あとはイラストデザインなどで、
明確な発注があるものは、
かなりの部分、AIがこなせるようになってきたんですね。
つまりはっきり指示が出せるフリーランス向けの仕事はAI。
一方でそのお客さんの雰囲気を見ながら、
オーダー通りじゃなくて、ちょこちょこ、いやいやこれはこっちの方がいいですよとか、
これはやるとすごいコストかかるからやめときましょうみたいなのを、
出したり引いたりしながら調整して仕事をする、
これはフリーランスちょっとできないんですね。
と言いますか、軽減としてもやっちゃいけないわけですね。
そうなると、人間が特に強い仕事の中で、
指示が曖昧なものは、ちょっとフリーランス任せにくいっていう風に思っている傾向もある。
今後のフリーランスのあり方と企業の模索
じゃあフリーランスは今後滅びるのかといったら、これは逆でありまして、
むしろこれからAIにはできない、一方で人間がやるべきだけど専門性が高くて、
そんな専門家を組織の中に何も抱えてられないと、特に中小企業ですと。
そういうフリーランスの使い方というのを、各社が今模索してるんですね。
これはフリーランスの方がいいんじゃないか。
あとこれは、むしろフリーランスで、かつAIを駆使してくれるフリーランスの人に一番向いているとかですね。
一方でこれだと、これもなかなか社員じゃないと無理よねと。
この隅分け、各社入れ替え入れ替えやっていますので、
フリーランスの、日本の労働市場におけるフリーランスの使い方というのが、
ここ5年で定まっていくというかなり過渡期的な状況なんだと思います。
なるほど。今まさにその最中ってことですね。
そうですね。やっぱりそういった中で、これからはどうやってAIにできない仕事をしていくか、発見していくかと。
プラスもう一つは、どうやってAIを徹底的に使って、自分自身の作業の効率を上げていくか。
この2つを組み合わせていくのが、これからの働き方ということになると思います。
なるほど。フリーランスという立場で働いている方もそうですけど、
企業側も今いろいろそこで検討している段階ということなんですね。
そうですね。やりすぎるといやいや、それはフリーランス対応は見ませんと。
ちゃんと社員としての保護を適用してくださいになったりということになりますから、
いろいろ迷っているところだと思います。
そういう正社員にまた戻って、増えている背景というのはそういうところにもあるということですね。
わかりました。飯田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ズームアップ、火曜日は明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんでした。
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