飯田和郎のCatchUp
2023-01-19 13:07

飯田和郎のCatchUp

元RKB解説委員長 飯田和郎

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この時間は飯田和郎のCatchUp。
元RKB開設委員長飯田和郎さんです。
飯田さんは先週このコーナーで、
おそらく来週、つまり今週のことですが、
中国の主だった最新の統計数字が発表されると、
そこで中国の人口減少の進展度が明らかになる、
注目したいとおっしゃってましたけど、
まさに今週発表されましたね。
17日の火曜日でした。
去年の末の時点で、
中国の総人口が14億1175万人。
これずいぶん減少したんですよね。
生まれた赤ちゃんの数、
昨年1年間の出生数は956万人で、
1949年の建国以来、
初めて1000万人の大台を割ったということで、
さらに前の年に比べると、
106万人も減少したんですよね。
政府は一人子政策に代表される三次制限を実施しましたけど、
まとめかかりませんね。
一方の死者数なんですが、
前の年に比べて27万人増えて1041万人。
出生数が956万人ですから、
死者数が出生数を上回ったと。
だから人口が減少に転じたわけですね。
その中国ですけども、
経済の失速も改めて明らかになりまして、
昨年2年の実質成長率が1年前に比べて3.0%。
目標としては政府は5.5%前後と言ってましたので、
大きく下回りましたよね。
新型コロナの存在が確認されて、
1月でちょうど3年になりますね。
コロナが流行り始めた2020年の実質成長率、
これは2.2%だったんですけど、
この2020年を除けば、
1976年以来の低水準だったということですね。
03:00
中でも輸出が大きなダメージですね。
特に昨年10月から12月、
ドルだての輸出額は、
同じ時期に比べて7%も減っています。
2年半ぶりのマイナス。
輸出に急ブレーキがかかっていると。
特にその前の3ヶ月、
昨年の7月から9月までは3.9%だったんですけど、
直近の10月から12月が2.9%。
減速基調が明らかになっています。
人口は減り、そして経済は失速ということで、
やっぱりこれは新型コロナ禍の影響が大きいと思うんですが、
ただこのダメージは深刻ですよね。
おとずき昨日からこのニュース、各メディアが取り上げていますが、
私はちょっと違った見方をしたと思いまして、
ここまでいくつかの数字を紹介しました。
その中で、丸々年以来とか何十何年ぶりとかですね、
そういう説明から様々なことを私は想像、想起してしまうんです。
と言いますと、
2つあります。
人口減少は1961年以来。
もう1つ先ほど言いました。
実質成長率はコロナ流行初期を除いて、
1976年以来の低水準。この2つなんです。
1961年以来と1976年以来とありましたが、
まずは人口減少は1961年以来というところはどういうことですか?
1961年、今から62年前です。
中国はこの時、大躍進、大きく進める大躍進ですね。
大躍進という運動を国を挙げて推進していました。
これ大躍進運動というのはどんなものだったんですか?
求心的な社会主義の建設運動だったんです。
毛沢東が指導しました。
1958年に始まって、1960年代の初頭にかけて大々的に行われた。
国全体が大混乱に陥ったんですよ。
例えば、一足飛びで先進国に並ぼうという掛け声がありまして、
生産力を飛躍的に増大させよう。
その中で達成不可能な目標を掲げて、無理に無理を重ねた。
しかもその方法が極めて稚拙だったんですよ。
例えば、国の力を消灯するのは鉄ですね。
九州、北九州でもそうですけど。
じゃあ、鉄をどんどん作ろうということで、鉄鋼生産が奨励されたと。
ただ、きちんとした製鉄所で鉄を生産するんじゃなくて、
一般の人々が庭先や畑に土で作った牢を作って、
それを競うようにやったんですよ。
当然、技術も知識もないですよね。
そうすると、できてくるのは粗悪な鉄製品というか、鉄もどきですよね。
06:00
畑でできる野菜とはわけが違いますよね。
原材料にしたのが家にあった鉄の瓶や鍋ですよね。
生活に必要な品を土に投げ込むわけですから、
わずかな財産がどんどんなくなっていく。
一方で、農民たちはこの粗悪な鉄製品作りに熱中して、
田んぼや畑をほったらかしにしたわけですよ。
となると、やっぱり田畑は荒れていきますよね。
そして村自体も廃れていきますよね。
悪いことは重なるもので、1959年からは自然災害にも襲われたんですよ。
また、対外関係でいうと、仲の良かったトビエとソベト連邦の関係も悪化して、
ソ連が中国に派遣した技術者が帰国したり、技術協力のプロジェクトが破棄された。
大躍進運動の大失敗によって、
中国全土ではなんと1500万人から2000万人の合社が出た。
大基金があったんですね。
昨年の人口減少は、大躍進運動が失敗して、
多くの合社を出した1961年以来ということに繋がるわけですね。
そうですね。
ですから、61年前何があったのってことを思い出してしまいますよね。
もう一つですけれども、
実質の成長率はコロナ流行初期を除いて、
1976年以来の低水準だったということですけれども、
これはどういうことなんですか?
はい、この1976年。
これは中国全土をやはり大混乱に陥れた権力闘争、文化大革命だったんですよ。
教科書で習いましたよね。
1966年から始まったこの文化大革命。
1976年というと、文化大革命の終わりに近づいてきた時だったんですよね。
これは当時の記録映画やドラマなどで知っている方も多いだと思います。
毛沢東の号令によって、旧神的な考え方の若者たち、
いわゆる紅衛兵、赤い守る紅衛兵が動員されて、
全てに価値観をひっくり返したりとかして、
この結果、多くの政治指導者が出脚したほか、
一般の方々も暴力で命を亡くしたり、自ら命を絶ったりとかですね。
多数の死者を出しました。
中国社会にとても深刻な傷を残したんですよね。
そしてその毛沢東がこの世を去ったのが、まさに1976年。
毛沢東の死によって文化大革命はようやく終焉するわけですけど、
中国がその後、東商兵によって改革開放の道を歩き始めました。
毛沢東による政治運動、権力闘争であるこの文化大革命は、
後の時代では重大な誤りとして全面否定されていたわけですよ。
09:02
コロナの流行初期を除いて実質成長率は、
この1976年以来の低水準ということで、
文化大革命の混乱によって当時はまだ脆弱だった中国経済は、
大打撃を受けたわけですよね。
文化大革命で中国が悲鳴しきっていたのがこの1976年。
新型コロナの影響が大きいとはいえ、
昨年の実質成長率の3.0%。
これがいかに深刻な数字だってことはわかりますよね。
大躍進運動とこの文化大革命なんですが、
今年で建国から74年になる中華人民共和国、
つまり中国共産党が主導する中国にあって、
歴史にあってこの2つの出来事は、
負の記憶、暗黒の時代でもあったわけですよ。
その暗黒の時代の中で記録された出生数、経済成長率が、
おととい発表された統計で蘇った。
私はどうしてもそう見ちゃうんですよね。
もちろん今の中国はこの2つの暗黒時代に戻ることはないでしょう。
ただですね、人口の減少は一時的な問題じゃなくて、
この傾向は続くと思います。
そして人口の減少と伝導して経済も勝手のような、
経済成長というのは見込めませんよね。
大躍進運動と文化大革命はどちらも毛沢東の時代でしたよね。
そうなんですよ。そこがポイントだと思います。
自ら号令をかけた大躍進運動の失敗によって、
政治の第一線を引いていた毛沢東。
彼が福建や権力奪還を目指して仕掛けたのが文化大革命。
2つが連動しているわけですよね。
現在のリーダー、習近平主席は、
毛沢東を強く意識しているというのは、
この番組の中でも何度か紹介しました。
例えば昨年秋の共産党大会を経て3期目に入ったんですけど、
その直後には新しい最高指導部のメンバーを連れて、
革命の聖地を訪れた。
そこで習近平さんは、
先輩が残した伝統と行いを受け継いでいくと強調しています。
自分自身が並び立つ存在として、
毛沢東になりたいということは、
この言葉からも受け止められますよね。
3期目に入った習近平主席、権力が集中して、
個人が暴走した毛沢東時代の反省から、
中国は東商兵時代に入って、
集団指導体制に入ったわけなんですよ。
いかにこの集団で物事を考えることの大切さを、
みんなで確認したんですよね。
一人の権力者の野心が、
野望が巨大国家を誤った方向に導いていた、
こういう経験が中国にあるわけなんですよ。
そこで一昨日発表された中国の統計数字、
12:01
つまり人口減少は大躍進運動以来だとか、
経済成長がコロナの流行初期を除いて、
文化大革命以来の低水準ということになると、
一人に権力が集中するときの怖さというものが、
改めて継承がなっているような気がするんですよね。
数年後にこの大躍進とか文化大革命の中に、
ゼロコロナ政策とかそういうのが入ってこないようになればいいですよね。
ということで、井田和夫のキャッチアップをお送りしました。
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