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2023-06-03 23:26

エピソード番外編4: 元MR女子医学部編入インタビュー

MRから医学部に至った経緯、心境、面接対策など色々紹介しています!
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こんにちは、医学カタラーゼです。今日は特別編として、元MR女子医学部に来ていただきました。
元MR女子医学部は名前の通り、もともとMRで働かれていて、医学部に編入されたということなんですが、
勉強法なども含めていろいろ伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
簡単にMRのところやキャリアを伺ってもいいですか?
もともと都内の私立の大学、文系なんですけど、卒業しまして、
その後、イギリスの大学院で同じく文系の専攻を進めまして、
その後、日本に帰国してMRとして3年半働いた後に仕事を辞めて、
1年経って、東海に入学という形です。
最初の大学と大学院の研究はお薬にすごい関係があったというわけではない?
そうですね。私はもともとジャーナリズムとメディア論を専攻してまして、
全く全然領域の違うところを勉強してました。
そこでMRで医療系の業界に入って働かれて、その後医学部に来られたという。
ちょっとそこで何かきっかけとか、どういった理由とかで医学部に行こうかなと思われたのは何なんですか?
そうですね。もともと家族とか身内に医療系の人が多くて、
中学校までは医者になりたいなと思って勉強してまして、
高校2年生まで一応理系クラスに行って勉強頑張ってたんですけど、
いろいろ勉強で苦戦する部分があって、
自分が好きだった英語とか社会とかそういった分野の勉強を大学ではやろうかなと思って、
メディア系だったりジャーナリズムに進んだんですけど、
やっぱり大学院まで進むといろいろとジャーナリストとかメディア系で会社員として働くということに対して、
自分の中で疑問が出てくる部分があったり、限界を感じる部分もあったりして、
じゃあ他にやりたいことって何かなって考えたときに医療系だったので、
医療系って資格がいるものが多いんですけど、MRは唯一文系の人でもすぐ働ける、
資格がなく働けるものだったので、製薬会社に就職してMRを始めようとなりました。
すごいですね。着々とステップじゃないですけど、
自分でいろいろやりたいことを追求しながら、徐々に方向転換もしながら、
いろいろ突き詰めてきたという感じなんですね。
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そこでMRで働かれてから、医学部に行ってみようかなみたいなのは、
医療系の方にさらに資格があってみたいな、そういう感じなんですかね。
そうですね。最初はMRとして働き始めたばかりのときは、
MRとしてバリバリこれから何十年と働いていくぞという気持ちだったんですけど、
その中で薬剤部長の先生、ある先生と仲良くなりまして、
その先生に今までの経歴とか、自分のバックグラウンドとかを話したところ、
編入試験というのがあるから、君受けてみなよっていうのを言われて、
その先生が息子さんが薬学部から医学部に編入したという経歴というか、
そういう方だったので、そういう情報もいっぱい知っていて、
いろいろとその編入試験情報を会うたびにくれるようになりまして、
そこから自分も興味が出るようになって、ちょっとチャレンジしようかなってなりました。
そういった出会いがあったんですね、やっぱり。
そうですね。
じゃあそこで、あ、すみません。
じゃあ具体的に勉強方法とか、どういったところを目指していたとかはあるんですか。
そうですね。勉強は、まずは皆さん多いと思うんですけど、カルスがやっぱり。
カワイジュクの。
そうですね。カルスが一番、もともと国立の大学の編入を目指していたので、
カルスがいいよという情報をもらいまして、
カルスに、私は通信だったんですけど、通信で入って、
最初は秋くらいから東海の専門コースを受け始めて、
それもカワイジュク、カルスの。
そうです、カルスのを受け始めて、そこから基礎、カルスの。
生物のね。
生物の基礎コースとかを浮遊ぐらいかな。
じゃあ、もともと高校や大学受験では、生物はやってなかったっていうことですかね。
もう全然やってなくて、ほとんど知識ゼロっていう状態からだったんで、
一からやるってことで、基礎コースから始めて。
そういう感じでも、カワイジュクのカルスの生命科学の授業は、理解は分かりやすかったですか。
そうですね、結構私としては先生が上手だったかなと思うんですけど、
分かりやすくて、きちんとちゃんと教えられた部分を覚えて、
問題、演習なんかがあったんで、そういうのを解いていったら、
基礎までは全然大丈夫だったんですけど、その後の、
実践?完成実践かな。
完成が先?
だったと思います。
完成に入り始めてから、ちょっとオッってなり始めて、
レベルが結構上がってきて。
06:00
ちょっと難しいなってなり始めてだったんで、そこからはちょっと苦しかったですけど、
とにかくカルスの教材中心で勉強してました。
それで自分としても、結構理解も深まったかなっていう感じ?
そうですね、結構国立の編入もいくつか受けたんですけど、
生命科学に関しては、基礎と完成と実践をちょこっとだけ最初の方だけやったんですけど、
完成をしっかりやっていれば結構解ける手応えはあったかなと思います。
素晴らしいですね。
その東海の専門コースではどういった内容があったんですか?
それも最初は生命科学の基礎コースと同じ内容を勉強して、
あとは英語についても別途授業があって、
東海の過去問を使った英語の授業があって、
その2つと、あとは今はもうないんですけど、
公務員試験に出るような数学の問題?
はい、パズルっぽいというか。
ああいう問題も当時の東海の編入では出るたんで、
そこの授業も受けたりとかして、
その授業の復習としては国家公務員試験の過去問集みたいなのを使って勉強していました。
ああ、そういった数学系のところもすごい対策をちゃんとされてという。
そうですね、結構頑張りました。
すごいですね、それは。
もう合格すべくして合格されたという。
正直言うと文系をバックグラウンドに持つ人って、
国立医学部入れてなかなか厳しいと思うんですよね、正直。
だけど東海の編入ってほとんど英語の比重が高くて、
文系の人たちにも問答が開かれている大学なんで、
狙い目として東海が一番かなと。
そこは確かにそうですよね。
しかも入学してからの勉強であったり、
もっと言えば医師として働いてからの時でも、
理系的な考え方がどこまで必須かというと、
結構疑問なところもあるのかなと思うんですよね。
そうですね。
自分は私立文系だから無理かもとか思わないで、
結構チャレンジしたほうがいいのかなと思いますね。
素晴らしいですね。
MRで働かれている方でも、
医学部だったり薬学部だったり、
そういったのに興味がある方は周りにもいらっしゃいましたか?
MRの時に知り合った人たちは、ほとんどが薬学部出身。
そういう元々ね。
薬剤師免許取って薬会社就職してっていう、
薬学部出身の子たちは、
09:01
薬剤師として働くことになった時に、
薬局とか病院の薬剤部とかって、
結構人間関係が狭いというか、
交流する人も結構決まってたりとか、
そういうのに対してもっといろんな人と
一緒に働くことができるようになったりとか、
そういうのに対して、
そういうのに対してもっといろんな人と
コミュニケーション取ったり、
出会ったりしたいという子たちがMRになったりとか、
そういうアクティブな子たちが多かったので、
MRをバリバリ頑張りたいみたいな子が多かったので、
薬学部の編入っていうのはあんまり聞いたことはなかったんですけど、
逆にまた違う理系のバックグラウンド、
理学部とかの子たちとかは、
MRの仕事を通して、
また医療系というか生物系に興味を持って、
理学部に入ろうかなという子はいるっていうのは聞いたことがありますね。
そうなんですね。
MRの仕事をしながら勉強してたんですか?
いや、私は、
私のキャパシティだとそれは無理だなと思って、
働いた時はもう仕事だけして、
受験するって決まってたんですけど、
決まったらもう仕事辞めて、
私はもう勉強一本だけでやってたんですけど、
正直なかなか家計の援助も必要だったり、
そういうのもあるんで、
働きながら勉強する子が結構多いのかなと、
思うんですけど。
仕事しながらはやっぱりきつい?
いや、結構きついですね。
やっぱり…。
質と感性だけでもね、量が多いしね。
しかもこういう風に自分の得意な方法をちゃんと見極めて、
働きながらできる方も全然いると思うんですよね。
でも自分は集中した方がいいなっていう風に思って、
ちゃんと戦略を取れるっていうのもすごい大事な能力だなっていうか。
確かに。
その選択難しいよね。
結構思い切ったね。
覚悟必要だよね。
最初は辞めずに働きながら勉強しようと思ってたんだけど、
ちょっと難しいかなって自分なりに思った部分と、
あとは仲良くなった薬剤部の先生が、
医学分乳師はそんな簡単なもんじゃないぞって言ってきて、
確かに片手間でできる人、優秀な人はそれでもできると思うけど、
私みたいな文系で生物も全然わからないみたいな人とかは、
やっぱり自分なりに考えて時間をうまく確保したりとか、
思い切って辞めるとか、そういう戦略を取っていかないといけないのかな。
それはなかなか言葉で言うほど簡単な選択ではないですよね。
12:00
だって受かる保証は全くないわけじゃないですか。
確かに。
辞めて、じゃあ勉強1000年しました、1年経ちました、2年経ちましたって、
それは結構ね、きついですよね。
本当に確かに。
だからあんまり私もいろいろ考えだすとこれはもうダメだと思うので、
幸いにも親からサポートもしてもらえるっていうこともあったんで、
じゃあちょっとチャレンジして、
もしそれでなかなか難しかったらまた考えてみようみたいな感じで。
じゃあこういうとあれなんですけど、
例えば何年間を最大にとか、そういうのは一応考えてたんですか?
正直言うと受かるまでやろうって私は思ってて、
でもその覚悟がやっぱりね。
絶対やっぱり後悔する。
そうですよね。
やりたいと思ったことは、
全力で頑張って、それでもなかなか難しいものはあるけど、
その薬剤部の先生が言ってたのは、
それこそもう諦めなければ絶対いつかは叶うっていうのを言ってて、
だから諦めちゃダメだよってずっと私に言ってくれてて、
そういうのもあって、じゃあもうやり切ろうって感じで。
それは素晴らしい言葉ですね。
ありがたい。
そういう人に出会えたっていうのも大きい。
そうですよね。
これはちょっとお聞きしていいかわからないんですけど、
ここの東海も何回か受けて。
そうですね。
最初、2019年12月に仕事を辞めて、
2020年の6月に1回受けて東海の編入。
1次は通ったんですけど、2次で駄目で、
また次の年に受けてそこで合格っていう感じ。
2回受けたんでしょうね。
2回受けた。
結構周りで受かっている方聞いても複数回受けている方は多いですね。
結構ノーベル賞みたいな感じで、順番待ちみたいな面結構あるのかなと思って。
だから正直相対的な評価があるじゃないですか、どうしても。
その年受けに来た人の中で、この人もいいんだけど、
どうしてもその枠、10人か15人なのか、
そういった中で取り切れないなってことが結構あるんじゃないかなと思っていて。
2つ2回受けたときで点数、体感良かったのは?
テストの点数。
筆記は正直どっちだろうな。
どっちが比重多いのかなみたいな。
テストか面接かみたいな。
でもやっぱり一時通ったら、その後は一時あんまり考慮されないのかなっていう気もしなくなる。
パスフェイル?
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面接で良かった人から。
ちょっとそれははっきりと分からないんですけど、
私は1回目の面接を結構今思うと失敗したなって感じ。
どういう失敗だったんですか?
私、メディア論の勉強をイギリスでやってて、
ちょっと難しいんだけど、
メディアで与えられる情報とかをそれを主張する人たちがどのように授与して、
例えば自分の政治感だったりとか、あとは価値観とか、
あとはアイデンティティとかを確立していくかみたいな、
そういうちょっと哲学っぽい感じも含めた勉強をしてて、
それの説明がうまくできなかった。
それ聞かれたの?
何やってましたか?みたいな。
どんな勉強をしてたんですか?っていうので、そういうことを聞かれたりとか、
あとは、私たちの時は確かプレゼン内容が、
LGBTQの委員に任命されました。
あなたは委員内でどういう活動をしていますか?
ダイバーシティのインクルージョンに関して、
どういうことをやっていこうと思いますか?っていう内容だったと思うんだけど、
前の年が、確か医学部が芸術教育を、
医学部の教育の中に取り入れてます。
それ過去問で練習しました。面接対策予備校の。
そんななんだ。
あれ、なかった?やりませんでした?
いや、俺はやってない。
なんかその、どこだったかな?
メルリックスの東海の一時通った人用の面接講座っていうのを、
多分MRさんも受けてると思うんですけど。
受けましたね、一回目。
それで、私の一回目の時のプレゼンのテーマが、
芸術教育に関してで、
絵画を鑑賞して、医学部生が。
その感想をディスカッションし合うことで、
よりコミュニケーション能力を高めるみたいな。
やっぱり医学部って理系科目の変調してるみたいな。
もうちょっと文系的な思考だったり、
想像性みたいなのを育てるっていうので、
取り入れてるみたいな記事を読ませて、
それについて自分の意見をプレゼンしろっていう感じがあったんですけど、
それがちょっと自分の中でうまく消化できないまま、
プレゼン望んじゃって、
結構、しっちゃかめっちゃかというか。
切れば何が言いたいんだ?みたいな。
あれ結構、テーマが年によってかなり変わる上に、
結構時間短いんですよね。
プレッシャーもあるし、当日の。
5人、5人かな、ずらーっと。
そのね、場の会場というか、場所のプレッシャーもありますよね。
そういうのあって、一回目はそこでミスっちゃって、
だったんで、二回目はとにかく分かりやすく話そうみたいな。
18:04
簡潔に分かりやすくっていうので、
ダイバーシティの意味に関しては、
自分の思ったことを順序立てて話せたんで、
結構先生たちもいろいろ質問してくれたり、
うまくいったなーって感じだったんで、
面接はとにかく簡潔に、シンプルに、
かつ、ちゃんと質問の的へと答えを言うというか。
そうですね。
ちゃんと質問に答えを。
質疑応答ね。
ちゃんと会話というか、だらだら話しすぎもダメだし、
周りくどい答えもダメだし。
コミュニケーションが。
確かに意外と聞かれてることに答えてないなって、
なんか端から見てて思うことは結構ある。
意外と自分がいざその立場になってみると緊張しちゃって、
うまく伝えられなかった。
そういうのがあるんで、とにかくシンプル。
そういったのは結構練習で改善できるポイントも多そうですよね。
確かに確かに。
とにかくいろんな人に見てもらって、意見もらったりとか、
あとほんとやっぱり、離れ。
私は2回目だったし、
その2回目の前も別の大学の面接とかも受けたりとかしたんで、
それで結構、あの時話しとけばよかったとか、
そういう対策と、あとちょっと慣れみたいなのも出てきたんで、
それもよかったのかなって。
やっぱ全てはね、つながってるんですね。
そうですね。つながってます。
無駄なものはないと。
素晴らしい。
参考、なんか勉強中、編入試験の勉強中に参考になった本とか、
こういう勉強すればよかったなみたいな。
あるメッセージが。
そうなんだな。
でもやっぱり、
東海に関して言えば、英語が大事だと思うんですけど、
なんか改めて、なんかちゃんと、ちょっと本の名前は忘れたんですけど、
なんか文法をもう1回ちゃんとやろうと思って、
文法をちゃんと、なんか読解?読解についての本を買って、
なんかそれはよかったかな。
英語の勉強に関しては。
そう、なんかイギリス行ってて、なんとなくはばーっと長文も読めるんだけど、
それをこうはっきりとちゃんと、なんかはみ砕けてるかっていうか、
自分の中で落とし込めてるかっていうと、
なんかそうでもない部分が、ナーナーの部分があったりしたんで、
そこをもう1回ブラッシュアップするために、
文法の本とか、あとトッフルの勉強もしたし、
トッフルも結構よかったかな。
そういうアカデミックな英語に触れるっていうか、
特に…
どんな対策したの?トッフル。
トッフル受けた?
トッフル受けた。
正直、リーディングさえできれば東海はね、大丈夫なんだけど、
そういうアカデミックな文章になれるのと、
あと医学英語。
やっぱりそういう医学的な問題が長文で出されるんで、
21:03
そういう単語を知っとかないとちょっと困ったりとか、
あとは生命科学の知識を問うものもあるので、
それはカルスでやったものを復習って。
確かにこの天学のすすめっていう風に名前が変わって、
さらに英語の比重が上がってると思うんですよね。
数学的な問題がなくなって小論文に変わったから、
今英語と小論文。
昔は英語と適正試験みたいな、なんかSPIっぽい試験だったのが、
英語と小論文になったから、英語の多分重要性さらに上がって、
だから英語に多分力を入れるっていうのはすごく大切ですよね。
そうですね。
特に天学にあってさらに英語が得意な子とかは受けやすくなったというか、
入りやすくなったという部分もあると思うんで、
やっぱり英語の力をつけるっていうのはすごい大事かなと思います。
あと医学英語とかそういったのに慣れるっていうのも大事ですよね。
そうですね。
入学後も医学英語は絶対生きてきますし、
将来的にも、
日本で医師として働いててもやっぱり海外の論文を読むっていうのは絶対に必要なことなんで、
そういうのを今のうちから慣れておくっていうのも、
今後のためにも絶対に無駄にならないんで、頑張ってほしいと思います。
なんか医学英語でいうと、なんかちょっと1個自分も思ったのが、
カルスのニュースっていうのがあるんですよ。毎月出てる。
そこで、それ別に通ってなくても、確か誰でも無料で読めるみたいな。
そこで結構2ヶ月に1回くらい今月の英文みたいなんで、
結構ニューイングランド・ジャーナル・オメディソンとかの、
こういう例えばCOVIDの話とか、いろんなそういう英文が紹介されてて、
解説もついてたんで、そういうのを読んでみるだけでもいいのかなと。
確かに。そうですね。本当に。
とにかくいろんな情報に触れるっていうのが大事ですね。
はい。ではありがとうございました。
いろいろお話を伺って。
ありがとうございました。
23:26

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