1. IBUKI STATION
  2. 一度ハマるとやめられない?!..
2025-08-01 2:09:16

一度ハマるとやめられない?!ジャーニーランの世界

1 Mention
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今回はLISTEN東京スタジオより近藤と桑原の2人でお届けします。ゲストにNPO法人スポーツエイド・ジャパン代表の舘山 誠さんと仲人役の池田征寛さんをお迎えして、スポーツエイド・ジャパンが主催するレースや、舘山さんがジャーニーランなど、さまざまな超ロングディスタンスのレースを主催するに至った経緯を紐解いていきます。

2時間越えの超大作になっております、ぜひ、ジャーニーランの世界をたっぷりとご堪能ください!

 

ビデオポッドキャストはこちら💁

NPO法人スポーツエイド・ジャパン

大北アルプス

「大北アルプス」は、北アルプスの主要エリアの百名山と3000m峰を全て自力で踏破する、セルフチャレンジ形式のイベントです。7月10日からスタートし、現在は1名がゴール、3名が挑戦中です!詳細はこちらをご覧ください!みなさんの挑戦をお待ちしております。

 

サマリー

IBUKI STATIONの初収録では、スポーツエイドジャパンの代表理事である舘山誠氏がゲストとして登場し、ジャーニーランやトレイルランについて語ります。特に、1550キロの距離を走るジャーニーランの魅力と、その背後にある挑戦について詳しく説明します。大会の進行や変遷、特にコロナ禍での参加者の増加について話が展開されます。また、参加者同士の交流やチェックポイントを通じた一体感についても触れられます。 このエピソードでは、ジャーニーランに挑戦した経験を通じて、館山氏の達成感や困難を乗り越えるストーリーが語られます。彼の生い立ちや地理への興味、体の弱さを乗り越えていかにランニング大会を開くことになったのかが明らかになります。トライアスロンに惹かれたきっかけや、初めてのマラソン大会、100キロマラソンへの挑戦について詳細に語られます。また、鶴岡100キロマラソンのフレンドリーさや、奥武蔵ウルトラマラソンの開催に至る経緯についても説明されます。 登山とマラソンを融合させたイベント「ジャーニーラン」の開催に際しての苦労や成功について話が及びます。参加者数の増加や大会運営の難しさ、自身が主催者として走り続ける姿勢が紹介されています。館山氏は家族やNPO法人の運営を通じた息子との関係やイベントの企画運営についても語ります。また、国際大会の開催に向けた収益や黒字運営の苦労、ボランティアの重要性についても触れられます。 このエピソードでは、ウルトラマラソンの参加者が目指す目標や距離、特に弘前で行われる公認大会の重要性について語られます。また、「川の道」という大会の特徴や参加ルール、完走率などについても詳しく説明されています。 さらに、霊閉死道や日光聖人道神街道といった歴史的なルートを舞台にした大会構想や、徳川家康に関連する伊賀越の道の新たなジャーニーランについても語られ、歴史とマラソンを結びつける新しい試みが示されています。この大会の人気要素について探る中で、参加者に愛される大会の特徴や人気が出ない理由について考察されます。また、IBUKIという端末を使用した大会の新たな可能性にも触れ、参加費のリーズナブルさやボランティアの重要性についても言及されます。

IBUKI STATIONの初収録
スピーカー 1
IBUKI STATION、桑原です。近藤です。IBUKI STATIONです。こんにちは。東京のスタジオで初収録。
いやすごいですね、ここ。東京にビデオポッドキャストのスタジオができまして、今回初収録となっています。そして、初回はゲストの方に来ていただきました。
スポーツエイドジャパン代表理事の 舘山誠さんに今日は来ていただいています。よろしくお願いします。
スピーカー 2
こちらこそよろしくお願いいたします。声がこんな感じで申し訳ないんですけどね。
スピーカー 1
いえいえ、よろしくお願いします。わざわざありがとうございます。
そして、ナコード役といいますか、舘山さんが出演いただくきっかけになったのが、池田さん。おなじみの池田さんです。
スピーカー 3
おなじみかどうかわからないんですけども、池田です。
僕が舘山さんをご紹介していいのかどうか、もう本当にたくさん他の方が紹介していただいた方がいいんじゃないかなと思ったんですけれども、
ちょっと僕はこのゴールデンウィークにですね、とてつもなく感動的で、もう一生忘れられない良い思い出、そのきっかけを作ってくださった舘山さんに、
ぜひIBUKIステーションに出ていただきたいなと思ったので、お願いして舘山さんちょっと出てください。
IBUKIステーションで、あとは近藤さんと桑原くんにも、ちょっと舘山さんで方がいらっしゃってっていうので、間に入らせていただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。ちょっとその、まあ舘山さんが今日はメインなんですけど、池田さんが何に感動したのかちょっと教えていただいていいですか。
どういう大会で何に感動して、ちょっともうどうしても今日の場を作ろうと思ったのかを。
スピーカー 3
そうですね。ではちょっと場を直すために、気楽に行きますね。気楽に行きますよ。
そうしましょう。
私は普段山ばっかり登っているんです。で、ロードが結構苦手で、ロードの苦手意識のもうそれはすごいことって感じなんですよね。
だけど車でドライブしたりとか知らない道走るのは大好きで。
で、そんな時に、僕の仲良し竹井正幸さん、竹プーさんって呼ばれてる方がいらっしゃるんですけどね。
あとは大沢さん、シガイチにも出た大沢さんって方いらっしゃるんですけど、その方々が本州縦断青森下関1550キロフットレースというものに出たと。
その思い出をもうとても楽しそうに毎回話されるんですよ。
スピーカー 2
で、自分も出てみたい興味がずっとあったんです。
で、今年出場する機会を得てですね、いろいろな調整がうまくいって、竹山さんにも事前にお会いすることができて、で、頑張ってきますと。
スピーカー 3
実際その1550キロなんで、数日間、実際は19日とちょっとなんですけれども、20日近くまるまる走り続けるんですけどね。
そこでの思い出がね、ちょっとまた別の機会にお話したいなと思うんですけど。
スピーカー 1
19日間走り続けた?
スピーカー 3
19日、正確には20日間。時間的には19日と9時間くらいですね。
走り続けて、毎日80から100キロ走り続けて、もうとてつもないこういい経験ができたんですよね。
で、トレイルラン、IBUKIステーションのお客さんを聞いてらっしゃる方ってトレイルランの方が多いと思うんですけれども、ジャーニーランっていう世界。
もう当然ね、どの方法とも軸足を置かれている方も多いんですけれども、この世界をぜひみんなに知っていただきたいなと。
で、このジャーニーランっていうのは立山さんはもうかなり前、もう30年くらい前からですね、取り込まれていまして、
ぜひその歴史も一緒に立山さんにお話ししていただけたらなと思って、今日、今日に至るという感じですかね。
スピーカー 1
なるほど。ありがとうございます。わかりやすい前振りで。
スピーカー 3
はい、じゃあ池田さんにとっても結構新しい体験というか。
もう、そのだけの距離になるともう二度と出たくないやろうみたいなことを言われるんですけど、友達とかにですね。
全然そんなことなくて、機会があったらまた出たいっていう。
これ出た人ね、みんな言うんですよね。
ジャーニーランの一番長いのが1550キロなんですけど、立山さんこの後お話ししてくださると思うんですけど、もう大人気大会の川の道とかですね。
あとそれに次ぐに、それに次ぐでもたくさんある、ありすぎてたくさん、もう本当にキリがないくらいたくさんジャーニーラン立山さん作ってらっしゃるんですけど、
霊平市道っていう、われわれの本拠地である京都の京都五所スタートで中仙道をずっと行って日光まで行く霊平市道っていうのも、川の道、霊平市道、本州十段フットレーススペシャルと。
ジャーニーランの概要
スピーカー 3
ゴールデンウィークに開催されるんです。
スピーカー 1
なので、その辺のお話とかも、ぜひ聞いていきましょうか。
スポーツエイドジャパンさんの主催大会の解説も池田さんにいただいたところで、立山さんよろしくお願いします。
スピーカー 2
まずは皆さんに本当にお礼を申し上げます。
こうやってこういう場を作っていただいて本当にありがとうございます。
池田さん、中程役本当にありがとうございます。
スピーカー 1
まずは自己紹介というか。
スピーカー 2
先ほどご紹介していただいた通り、NPO法人スポーツジャパン代表理事の立山でございます。
私の紹介と言いますと、年間現在20以上の大会を開催してるんですが、
その中で一番多い種目というのがジャーニーランでございます。
ジャーニーランの他にもトレイルランも開催してますし、
あと一般的なウルトラマナソンも開催しております。
NPO法人に立ち上げたのは2003年ですので、
20年以上NPO法人として主にランニングイベントを開催しております。
スピーカー 1
ジャーニーランという言葉自体も作られたんですか?
スピーカー 2
ジャーニーランという言葉はその前からありました。
スピーカー 1
立山さんが作ったんですか?
スピーカー 2
たぶんジャーニーランという名前の大会を最初に開催したのは、
東海道53次遠足ジャーニーランというのがありましたね。
別の方がやったんですか?
別の方がやりました。
それは日本橋から三条橋、それを毎年交互にスタートを変えてやってましたね。
でもそんなに長くは続かなくて、確か5、6回で終わったと思います。
それが一番最初にジャーニーランという名前をつけた大会だと私は記憶してますね。
その後に今もやってますけど、トランス・エゾ、ジャーニーランというのもやってますね。
それは今も続いてます。
ただそれは参加者が非常に少なくて、
多い時でも30人くらいで、今は多分10人くらいで開催してると思いますけど、そういう大会もありますね。
スピーカー 1
なるほど。
そういうジャーニーランの流れがある中で、立山さんがジャーニーランという分野をより広げられたというか、そういう感じだったんですか?
スピーカー 2
広めたかどうか知りませんけど。
でも参加者はだいぶ多い大会はあるんですね。
今挙げた2つの大会というのはステージレースなんですよ。
毎日スタートとゴールがあるっていう、そういう形の大会だったんですよ。
で、私断ったのはワンステージなんです。
で、本州中段も川の道フットレースも実はワンステージ、ノンストップなんですよ。
そういう形でジャーニーランをやろうと、私のスタイルとしてね。
それで始めたのが、一番最初始めたのが、かりさか峠を140キロ走っていうのが私の一番最初のジャーニーランです。
資料にも書いてありますけど。
スピーカー 1
待ってください。ちょっとだけいいですか、その前に。
ジャーニーランって何なんですか?
何なんですかっていうのは、どういうものなんですか?
スピーカー 2
ジャーニーラン、直訳すると走り旅。
スピーカー 1
走る旅なんですね。
それは普通のウルトラマラソンとかとは何が違うんですか?
スピーカー 2
長い、超ロングの大会。
走ることを主体としたのがウルトラマラソン。
ではなく旅を主体としたのがジャーニーラン。
それが分かりやすいかなと思います。
スピーカー 1
概念的には分かるんですけど、具体的に。
スピーカー 2
ウルトラマラソンは競技性とかそういうのが含まれている。競争。
ジャーニーランはそういうのは全くなくて、旅ですから。
自分の足で旅をする。
スピーカー 1
旅がメインですね。
スピーカー 2
そうですね、それが主体であるのがジャーニーランだと。
一応スポーツジャパンが取材するジャーニーランの定義みたいなのを私一応考えまして。
スピーカー 1
実際は要を挑んでみんなでスタートするんですよね。
スピーカー 3
でもそれは形式って感じで。
スピーカー 1
そうなんですか。
スピーカー 2
ここに書いてきましたので。
先ほど申し上げました通り、旅を主体とした超長距離走がジャーニーランで、
ウルトラマラソンっていうのは走りを主体とした超長距離走であるってこと。
あとジャーニーランは自分で地図を読みながら進む。
途中は誘導員も何も、あとコースマーキングも何もしてないですから、
自分で地図を読んでルートファインディングをしながらマインドスープということですね。
スピーカー 1
あと必要なものは全て自分で背負って。
スピーカー 2
それが私たちが言っているジャーニーランで。
あとですね、夜間走が伴う。
夜間走が伴う。
つまり中夜問わず、山で言えば鴨鹿山口。
それでステージレースは朝起きて走って、その日の終わりにゴールして、休憩して、また夜明けたら走る。
ではなく私たちのジャーニーランは夜通し。
もちろんステージレースもやってるんですけど、基本的には夜通し走るというのが、
もちろんそれはランナーの都合で、中にはちゃんと休む人もいますけど、
スピーカー 1
でもワンステージ、夜通し走るというのが私たちが主催しているジャーニーランのコンセプトです。
みんなで一応集まってスタートして、ゴールに向かって行って、タイムもつく?
スピーカー 2
一応タイムはきちんと計測します。
スピーカー 1
ジャーニーかどうかっていうのは走っている人の気持ちではないんですか?
形式として何か違いっていうのはあるんですか?
特にそういうのはないの?
エイドとかがあったりとかでもない?
スピーカー 2
エイドは普通の競技前のある大会でもエイドは作りますし、
ジャーニーランでもエイドステーションは作るし、
でも基本労働に比べたらほんと少ないです。
みんな自分が必要なものを背負って走るわけですから。
全くエイドステーションとかない大会もあります。
本州十段はまさにそうなんですよ。ほったらかしですよ。
スピーカー 1
コンビニとかで買ってってことですか?
スピーカー 2
そうです。全部自分で調達するってことです。
休む場所も。だからランナーによっては自分で前もって宿を全部予約して、
そこで睡眠とって次の日走る。そういうスタイルの人もいれば、
野宿の人もいますよね。
スピーカー 1
野宿の予約って聞くとジャーニー感出てきましたね。
自分で宿を予約するとかいう要素があるんですか?
スピーカー 2
宿を寝ないと夜通し、今日は夜通し走ろうとか。
いろんなスタイルで。
スピーカー 3
絶対完走したい人と、2回目3回目の方もいらっしゃるわけですよね。
タイムにこだわる方もいらっしゃったり、
とことん自分をいじめ抜く人もいらっしゃったり、
いろいろ自由。なので用意した後の後は自由。
何してもどう。
スピーカー 1
そういうことですね。自分のスタイルでどういう風にやっていこうか、
組めるっていう。
スピーカー 3
36個チェックポイントがあって、
最後ここで37個目なんですけれども、
その間チェックポイント、だいたい県境か、
県庁素材地下にあるんですけれども、
本州樹段フットレースに関してであれば、
礼平新道とかも関門、関門ではないですね。
チェックポイントでアプリ立ち上げて、
そこで何時に自分がチェックインってやると、
スピーカー 1
アプリでやるんだ。
スピーカー 3
記録されて、
それがみんなに周知される。
スピーカー 1
スタッフの方とかがいるわけじゃないですか。
スピーカー 3
いらっしゃらないですね。
スピーカー 2
現場にはいないですよ。
現場にはいなくて。
スピーカー 1
そうなんですか。ゴールもいないんですか。
スピーカー 3
ゴールもいない。
スピーカー 1
ゴールもいない。
そうなんですね。スタートはいるんですか。
スピーカー 2
スタートはですね、
先ほど言った市部、
スピーカー 1
弘前市部の人に、
スピーカー 2
本部の代行してもらう。
スピーカー 1
関係者はいるけど、
途中とかゴールにはいらっしゃらなくて、
自分で旅を組んでいくっていう。
スピーカー 3
今のは本州十段フットレースに関してですよ。
スピーカー 2
今は本州十段の話。
ちなみにいろんなスタイルあるので。
スピーカー 3
川の道とかは木場のところですよね。
関西臨海高校は新木場ですね。
あそこがものすごいスタート、
ゴールデンウィークのある日、朝、
大にぎわい。
スピーカー 2
今は本州十段の話なので、
本州十段で言っていいですか。
川の道は後で語ると言われるので。
本州十段はほったらかしです。
スタートの時、
用意棟はスタッフもやりますけど、
あとはほったらかしなんですよ。
ゴールにもいない。ちょっと寂しいよね。
スピーカー 3
ゴールにいないのは寂しいですけど。
スピーカー 2
ちゃんとゴールテープ貼ってあげたいんですけど、
埼玉から市部の席までちょっと、
大会の進行と変遷
スピーカー 2
これだけ大会に出れば行けない。
スピーカー 1
しかもみんなのゴールがだいぶ、
何日もずれそうですからね。
スピーカー 2
物理的に無理なんですよ。
そういう形だから、この長い大会、
1550キロでもできるんですよ。
いろんなやり方、私たちはしてて、
こんだけ大会やってるので、
いかに手を抜いて、
スピーカー 1
ほったらかしでやるか。
実際に続けていくには、そういう仕組みがないと
難しいと思いますよ。
ゆきださんはどこで泊まったんですか。
スピーカー 3
僕は基本、
ホテルを
その日その日でここまで行こうって決めて、
スピーカー 1
その日に撮る感じです。
スピーカー 3
ちゃんと宿で寝てたんですか。
そうですね。
本週10弾なんで、また今度ちゃんとしたいなと思うんですけど、
24時間のうちの、
16時間ぐらい走って、
8時間ぐらいは休憩。
だけど、8時間っていっても、
いろんなことすることあるんで、
寝る時間は3時間ぐらいしかなかったりとか、
それをずっと続ける感じですね。
スピーカー 2
そもそも本週10弾フットレスっていうのは、
全くのほったらかしから始めたんですよ。
レース期間っていうのは、
4月の1日から10月の31日まであって、
その中で自分の都合でスタートしてもらってました。
スピーカー 1
若岡さんとかその時出てましたよね。
スピーカー 2
と思います。
スピーカー 1
それが今は用意論は一緒になって、変わったってことですか。
スピーカー 2
最初は本当に少なかったんですよ。
年に本当に数人、10人もいなくて、
エントリーしてくれる人が。
本週10弾フットレスは、
10弾ステージと、
あとR7国道7号線、
R8国道8号線、
あと国道9号線、
3つに分けて、
だからそういうステージに参加、
それも種目として、
一応設定してたんですよ。
全部合わせても、
10人ぐらいしかいなかったんですよ。
それがだんだんどういうわけか、
愛好者が増えてきて、
増えてきてるんですか。
スピーカー 1
20日も休み取るのが難しいじゃないですか。
スピーカー 2
で、なんとコロナ。
コロナ禍の時、
参加者同士の交流
スピーカー 2
こういう形だったら開催できたし、
旦那も参加できたんですよ。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
コロナ禍、本当にコロナ特徴みたいな感じで、
参加者が増えて、
それで出会えれば、
一斉スタートやってみようと。
スピーカー 1
初めてその時に、
一斉スタート。
スピーカー 2
スペシャルって言ってるんですけど、
歴史は浅いですね。
スピーカー 1
それからスペシャルに変わったんですか。
スピーカー 2
スペシャルはそれも、
各年でやってます。
毎年だと多分出る人、
スピーカー 1
ほんと少ないと思います。
スピーカー 2
休み取るの大変だし、
やっぱり宿題もかかるし、
結構お金もかかりましたよね。
スピーカー 3
ただ、こんな貴重な経験に、
お金は関係ないでしょ。
スピーカー 1
池田さん20日もどうやって休んでるんですか。
スピーカー 3
うまいことも、
1年間くらい言い続けたんです。
スピーカー 1
大シガイチもやってるじゃないですか。
スピーカー 3
そうですね。あれはでも土日じゃないですか。
スピーカー 1
そうですけど。
スピーカー 3
で、5年ウィーク重ねて、
第9とか、
僕土日出勤とかもあったりしたんですよ。
3月とかに。
そういうのをうまく持ってきて、
うまくこう、
有給間とは相談して、
って感じですね。
スピーカー 2
そういう事情があって、
6年でないとやっぱり出る方も大変だと思いますし、
そうですよね。
参加者も集まらないと思うので、
スピーカー 1
各年にしてます。
ちなみにその期間が長いやつは、
1回家に帰ってもいいんですか。
スピーカー 2
もちろん。ただ制限時間ありますから。
制限時間がある?
先ほど好きな時に、
それも一応制限時間設けてますので、
スピーカー 1
その時間内で、
4月から10月とかじゃないんですか。
スピーカー 2
え、どういうことですか。
スタートしたらそこから時間が始まるんですね。
その間にゴールしてください。
そうなんですか。
制限時間はちゃんと設定してますので。
なんでなんですか。
スピーカー 1
レースにならないみたいなことですか。
スピーカー 2
細切れでもね、完走できちゃうじゃないですか。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
ぜひマイクで。
スピーカー 3
そうなんですね。
なので、スペシャルは既数年。
2021、2023、2025。
で、一斉スタート。
みんな用意どん。
で、それ以外、
もちろん既数年も、
スペシャルはあるけれども、
4月1日から10月30日の間の
自由にスタートしていいよも
開催されてて。
そうなんですか。両方あるんですね。
で、24×30日で720時間ですね。
スタートしてから。
スピーカー 1
1ヶ月以内にゴールしてください。
スピーカー 3
1ヶ月以内にゴールしてくださいが、
長い期間の
どこでやってもいいよって。
スピーカー 1
ちょっとね、
僕たちも大シガイチっていうのを
開催してまして、ご存知ですか。
大シガイチ。
スピーカー 2
ああ、わかりました。
スピーカー 1
市街1周トレイルの
440キロを、4月、5月、
6月のうちの好きなタイミングで
スピーカー 2
繋いで一周してください
スピーカー 1
っていうのを今年からやり始めまして。
じゃあ同じです。
だからちょっと
色々親近感がわかった。
出演者として色々知りたいことが。
スピーカー 3
なので、ものすごく似てるな
と思って、そこもあって
僕らの話は合うだろうな
この話は一緒だなと思う。
ジャーニー感はどちらもある。
大シガイチも
大北アルプスにも開催されてるんですけど
それもジャーニー感あって、
たとえばさんの開催される大会も
全部ジャーニー感があって
いつ行って自分のスタイルで
っていうとこも息吹が
息吹ができる。
息吹ができる。
があるからできることですよね。
スピーカー 1
でもその、たとえば
前回の話は
同じような
感じでしたけど
スピーカー 2
でも
関係とか
関係を
自分のスタイルで
スピーカー 1
関係を
二人で
スピーカー 2
やれば大きな
大きな
伝承ができるような
役割が
できるように
そういうシステムを一応うちのスタッフが開発してくれて
システムは作られたんですか?
作りました
さっきのスマホでポチっとするやつを
スピーカー 1
あれはGoogleホームを使ってやってるんですけど
スピーカー 2
お金出せば結構いろいろ改善できる
うちに結構詳しいスタッフがいて
富士通のSEさんがいるんですよ
本職の方が
じゃあちゃんと独自のシステムを作られながら
ジャーニーラン用のチェックポイントを通ったかっていうのを
スピーカー 1
確認できるような仕組みがあるっていう
GPSでちゃんとその近くに入るかどうかみたいなのができるってことですか?
そういうわけじゃないですか?
ではなくて
じゃあそこも自己申告で
さっきの検証書題とかに来ましたよ
この時間にみたいなのを押すっていう
なのでうちはチェックポイント多いんですよ
出ないとね
どうすればいいのか
そうですよね
スピーカー 2
ちなみに参加者同士は合うんですか?それは
合いますよ
結構合ってますよ
それが合うんですね
スピーカー 1
スタートしたらそのままで全然合わないみたいなことはならないんですか?
スピーカー 2
1日に1回合うかな
スピーカー 1
最後の9日間は誰にも合わなかったんですか?
9日間合わなかった
スピーカー 3
島根県とか
島根県とか
スピーカー 2
島根県とか
スピーカー 3
島根県とか
島根県とか
石川県で会ったのが最後
スピーカー 1
石川県で会ったのが最後
そっから最後
スピーカー 3
そっから最後
え〜
中国地方1個も会ってないんですか?
福井、京都、兵庫、鳥取、島根、山口、誰にも会わなかった
スピーカー 1
そういう感じ?
スピーカー 3
そういう感じ?
スピーカー 2
そういう感じ?
スピーカー 1
どんな気持ちで走ってるんですか?
スピーカー 3
いやいやもうあの
一番は
一番は
1日で1回合わない
1日で1回合わない
1日で1回合わない
スピーカー 1
1日で1回合わない
スピーカー 3
1日で1回合わない
スピーカー 1
1日で1回合わない
1日で1回合わない
スピーカー 3
いやいやもうあの
そもそも
そのアプリ上でね
そのアプリ上でね
10人がまだ走ってるっていうのは分かるんですよ
だからみんな頑張ってるから僕も頑張ろうっていうのと
あんま見すぎると追いかけたくなったりするんで
もう1日に最後に夜チェックポイント行って見るぐらいにしてました僕はね
スピーカー 2
だから多分全く合わないけど
でも一体感みたいなのは
スピーカー 1
一体感はものすごくありますよ
そこは何で情報共有としては何そのチェックポイントみんな通ってるやつを見ながらって感じですか
スピーカー 3
それぐらいですね
スピーカー 2
それでねやっぱりこのコースのコースに
一緒にゴールに向かってるんだっていうのが
そこだよね
スピーカー 1
お互いのコミュニケーションはないんですか特に
スピーカー 3
なんかグループチャットみたいなのがあるとか
スピーカー 1
誰かが言い出さない限り多分ね
スピーカー 3
フェイスブック上でもお互い今回今年やの2025年のスペシャルは10人だった
2023年12人だったんです
でみんなのスタート数日前にあの資料送られてくるんですけども
それを見てああこういう方々が出るんだぐらいしか分からなくて
そもそも私は急に自分以外の9人誰も知らなかったんです
フェイスブックで検索すれば名前出てくるんですけど
ブーブー作って頑張るぞみたいなことはちょっとやらなかったですね
でもやったらやったら盛り上がるでしょ
しそれを嫌うような人はいないと思います
書いて盛り上がるかもね盛り上がると思いますし
スピーカー 2
こと出る機会だったらぜひ
スピーカー 1
あの大シガイチはリスコードを使って
あの結構あのクマが出ましたとか
ここの道がちょっと崩れてますとかそういう情報共有があったりするので
スピーカー 2
まあやばーねそういうリスクあるから
スピーカー 1
そうですね。そういうのも含めてちょっとやってますけど、あと写真とか用意してくれて、何々山登りました、みたいなのもあったりして。
スピーカー 2
次回大会は。
スピーカー 3
いろいろとやろうと思って盛り上がる方法はたくさんあると思います。
で、みんな、まあでも毎日80キロから100キロ頑張って走らないと終わらない。
あのすごい雨の日とか、例えば鳥取の鳥取崎のところの日は風速8メートルとか10メートルだったんで、もう向かい風すごくて、その日は50キロしか進めなかったんですよね。
そういうことがあるんで貯金をどっかで作り続けなきゃいけないんで、なのでちょっとサボれないんで、あんまりこうそっちのSNSでどうだこうだよりも進むことに専念という方が多い気がしますね。
スピーカー 2
まあスペシャルとか制限時間も短いので、ノーマルに比べたらね。
大会の安全性とコース
スピーカー 1
制限時間何日なんですか?
スピーカー 3
23.5日。
スピーカー 1
あー結構ギリギリですね。池田さんでも。あと3日ぐらいしかなかったんですね。
スピーカー 2
でもそれでもね、真ん中ぐらいの順位なんで、非常に完走率高いですね。
スピーカー 3
完走率今年100%です。
スピーカー 1
あーそうですか。
スピーカー 2
今年初めて女子が2人エントリーしてくれて、女子も余裕で完走ですよ。
スピーカー 1
むっちゃ強い、余裕。
スピーカー 2
余裕で完走。
スピーカー 1
なんか女性の方はそういうの強いですよね。
スピーカー 2
長いやつ。
女子は強いですよ。やっぱりね、女子特有の筋肉の柔らかさ。
あと痛みに強いっていう特性もあり。
あと足は軽くしね、遊びの余裕。
スピーカー 1
一応僕もそのさっきの75、85、多分その全部自転車では通ったことがあるんで、
一応道は知ってますが、走ろうとあんまり思わないですね。
なんか結構トラックもおいしい。
スピーカー 2
そうですね。でもコースも随分変えたりもしました。
あーそうなんですか。
やっぱりね、安全性第一なので。
私もちょっと走れないので全部はね、車で通って何回かコース変えたり。
あーそうなんですね。
で、あと原則、チェックポイント通過すれば、どういうコース取りしてもOKなんですよ。
あ、そうなんですね。
だから私が設定したコースではなく、結構違うとこ走ってる人がなんか多いっていう話。
スピーカー 1
じゃあ急道入っていって、ちょっと車通りの少ないとこ行ったりとか、そういうこともできる。
スピーカー 2
あと原則最短コースなんですよ、私ね。
ジャーニーランの挑戦と達成感
スピーカー 2
でももっと最短コースがあるということで。
スピーカー 1
まあ細かくはね、見ていけばあるかもですよね。
じゃあそこは結構コンセプトをいろいろずらしてっていうか、その人によって。
スピーカー 3
そういう自由度も楽しいんですよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
まあだいぶジャーニーランわかってきた?
スピーカー 2
そうですね。だんだんと。
スピーカー 1
イメージはだいぶわかってきたけど、でももう一個だけちょっと、
もっと立山さんの話聞きたいですけど、一個だけ聞きたいのは、
すごい感動が押し寄せたんですよ、最後に。
それは何に?
スピーカー 2
それは知りたいですね。
スピーカー 3
いろんな項目があって、
まずは知らないとこ、自分の足で毎日毎日の目標だけを繋いでいったんですよね。
すごい先、1550キロ、1キロずつ減らすってとんでもなく気持ちもやられちゃうんで、
毎日の目標を終わらそう、終わらそう、その積み重ねで、
ずっと毎日続ければゴールにたどり着いたっていう達成感とかですね。
あとは通ったことない道も通りますし、
そういうこここうなってたのか、地図とだいぶ違うなと。
スピーカー 1
日本列島を自分の足で巡ったっていうことの達成感。
スピーカー 3
そうですね、その達成感もありますし、
あと自分は富山県に6年間住んでたんで、
富山、石川、福井ってなると道分かるんですよね。
かつ友達もいるわけですよ。
事前に言っておいて、兵装もなんでもかんでもOKなんですよ。
スピーカー 1
サポートとかも?
車でサポートしてもOKなんですよ。
スピーカー 2
何でも。
スピーカー 1
睡眠場所とかもOK?
スピーカー 2
もちろんもちろん。
スピーカー 3
自分の足でちゃんと走りさえすればOK。
スピーカー 2
私は息吹を持って走ってたんですよね。
スピーカー 3
もう一人、斉藤さんって方も息吹持ってて、
今回10人中2人が息吹持って走ってたんですけど、
僕は自分の息吹の居場所を全部伝えてたんで、
誰かが来てくれるんですよね、それを見て。
ここで待ってたら一緒に走ろうみたいな。
その区間があったところはもう天国でしたね。
スピーカー 1
やっぱ嬉しいんですね。
スピーカー 3
嬉しいです。
スピーカー 1
おしゃぶり好きの池田さんが、
後半、北陸からずっと誰とも会わなかった。
よく耐えれたなって思います。
寂しくなかったですか?
スピーカー 3
北陸から人がいっぱい来てくれて、
選手には会わないんですけど、
友達には山ほどありましたね。
スピーカー 1
いろんな人が来てくれるんだ。
それはちょっといいですね。
スピーカー 3
富山なんで20人ぐらい。
スピーカー 1
ちなみにゴールは誰かいたんですか?
スピーカー 3
ゴールはうちの奥さんが最後待っててくれたぐらいで、
誰もいなかったんですけどね。
修学旅行の最後、
集合場所みたいになってて、
最後、下関駅って書いてるんですけど、
みんな先生が天国を撮ってる横で、
僕がゴールみたいな感じで。
スピーカー 1
あのおじさんなんだろうみたいな。
スピーカー 3
そう、全く何してるんだろう、
スピーカー 2
あのおじさんって感じでしたけど。
池田さん一つ質問。
ゴールが近くなってくると寂しくなる、
そういう気持ちって湧いてきた?
スピーカー 3
もう終わっちゃうんだっていう、
これがもう終わらせたいって思うじゃないですか。
みんな普通に聞いてると。
どんどんどんどん体重が軽くなるんですよ。
9キロぐらい減ったんですよ。
スピーカー 1
9キロ!?
スピーカー 2
9キロ。
スピーカー 3
体軽くて、かつ、
体がもう出来上がってる。
走る。
多分、昔の飛脚とかも実は大変だと想像するんですけど、
そんなことなくて、
毎日走ってると、
それは習慣化されて、
毎日30、50、80なんて全然いけちゃう。
体になってると思うんですよね。
僕はもう80キロ走るのが普通の体になってたから、
終わんのが寂しくて、
このまま九州、
スピーカー 1
イブスキー、
スピーカー 3
イブスキーまで、
スピーカー 1
日本縦断やっちゃおうか。
スピーカー 3
行っちゃえるんじゃないかっていうぐらい元気なのと、
休みがある限りもっと行きたかったなって思いました。
生い立ちと地理への興味
スピーカー 2
そこにあるような気がしますね。
そこに集約されてるような、
ジャーニーの良さっていうか楽しさっていうのはね、
すごくシンプルじゃないですか、
走ってるときって、
走ること、
寝ること、
食べること、
あと友達とね、
いっぱい応援しに来てくれたり、
仕事のこととか家庭のこととか、
あんまり考えなくてもいい。
ストレスフリーで、
シンプルで、
幸せな時間。
そうですね。
だから寂しくなる。
そういう幸せな時間終わっちゃうのかってことでね、
それが寂しくなる。
そこにジャーニーの良さ。
超ログのね。
スピーカー 1
ちょっとサイクリングに近いかも。
僕はサイクリング部だったんですけど、
一番長いときは50日ぐらい連続で、
夏にサイクリングしてた一年とかが、
2,3年あったんですけど、
生活になってしまうっていうか、
旅のほうが生活になってくると、
終わるの寂しいっていうのも分かりますし、
レースみたいにゴールしたら何かっていうよりは、
その家庭をずっと楽しんでるような感覚があったんで、
ちょっとそれに近いのかもしれないですね。
スピーカー 2
多分同じですね。
同じだと思うんですよね。
足が自転車、あと自分の足。
その違いで、あとはもう多分同じだと思いますね。
スピーカー 1
でもそれを大人になって、
足でやるっていうのはちょっと、
とんでもないなっていう。
じゃあ、だいぶジャーニーなのが分かりましたか?
漢字が分かってきたんで。
スピーカー 2
本州縦断。
本州縦断、1550キロ。
多分ワンステージでは世界最長だと私は思ってます。
そうなんですか。
なんでも私、一番取りたい。
そういう立ちだもんですね。
スピーカー 1
世界一の長いレース。
スピーカー 2
ワンステージレース。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
本格的な、一応フットレースにしてますので、
ジャーニーはジャーニーなんですが、
多分世界一距離が長いワンステージの大会。
スピーカー 1
どうですか、九州も加えてほしいって言ってますね。
九州ね。
スピーカー 2
面白いのがね、
スピーカー 3
北海道の一番上、宗谷岬から、
鹿児島の先の、
里岬まで行く人もいたり、
あと自由なんで、本当に自由なんで、
ゴールしたら折り返す人がいる。
スピーカー 1
往復した人いるんですか。
スピーカー 2
今私ね、1550キロがワンステージで一番距離が長いレースって言いましたけど、
実はもっと長いのが、
もうやってる。
それが本州縦断往復ステージ。
スピーカー 1
3100キロ。
立山さんが主催してるってことですか。
スピーカー 2
往復の部門があるんですか。
ただそれはほったらかしなので、
一斉スタートで、だから私がやっぱりベースとして、
みんなが、誰もが認める、
まあそういう形は1550キロですが、
スピーカー 1
一応3100キロっていうのが。
スピーカー 2
宗谷岬から畑岬結構いいんじゃないですか。
ただ、北海道から本州はやっぱり、
スピーカー 1
自分の足ではなく船使って。
スピーカー 2
まあフット&シップレース。
スピーカー 1
それもなくはないんですけど。
スピーカー 2
僕それをやったことあります、自転車で。
スピーカー 1
九州は行けるんですけどね。
スピーカー 2
そうですね。
あとね、やっぱり青森出身なので、
青森スタート、そういうこだわりもなくはなく。
スピーカー 1
青森のご出身っていう。
立山さんのお話を。
何でこんな長いレースをいっぱいやることになったかっていうのを、
聞かせていきたいんですけど、
ちょっとどんな生い立ちなんですよ。
スピーカー 2
生い立ち、ちょっと書いておきましたけど、
今の私のこういうことをしている原点はやっぱり、
すごくやっぱり体が弱かった原点かと、
自分では思っています。
本当に二度も生死の境をさまよい、
よくこうやって、
息子はそのとき、何とかそれを乗り越えて、
こうやって生きている。
それはお年寄りくらいの頃?
いやいや、小学校に上がる前ですね。
それで本当に体が弱かったもんですから、
外で遊ぶことができない。
遊びに行けないくらい体が弱くて。
私の母親の夢は、
自分の息子が外で女装の子と遊んで、
泥んこになって帰ってきて、
その洋服を洗うのが
うちの袋の夢だったくらい弱かった。
外に遊びに行けないもんですから、
うちの母親がどっからか手に入れた、
中学生の教科書の地図書、
それを私に持ってきてくれて。
やることないもんですから、ずっとそればっかり見てて。
本当に日本の地理どころか、世界の地理まで
みんな覚えてしまって。
体が弱かったもんですから、
自分でいろんなところに行ってみたいという気持ちが
すごく強かったんですよ。
地図を見て、日本にはこういうところがあるんだとか、
体が丈夫になったら、
日本を巡ってみたい、
世界にも行ってみたいという気持ちがあって。
本当に地理が全部入ってしまった。
今こうやってジャーニーラン大会を作るにあたっても、
それがすごく生きているというか。
私たちが開催しているジャーニーランって、
歴史的な背景が結構多い。
今の道もそうだし。
地理と歴史って関連性があるんですよね。
そうですね。
歴史の舞台っていうのは、
場所が歴史の舞台になるわけだし、
地理と歴史って結びついているので、
だから地理がすごく好きで、
それとつながっているということで、
歴史も自然に好きになって、
それで私が開催するジャーニーランっていうのは、
歴史も歴史街道が多かったりしているんですよ。
とにかく体が良かったものですから、
丈夫になって、日本のあちこち巡ってみたいとか。
あと、津軽には有名、名山がある。
岩木さんという。
岩木さんを見て、体の調子が良いときは外に出て、
岩木さんを見て、早く丈夫になって、
岩木さんに登ってみたいとか。
山を始めたのは、そういうきっかけかもしれないし。
だから本当に全てが自分が体が良かったということから
発生しているような気がしますね。
体験とランニングの始まり
スピーカー 1
ずっと憧れというか、外で目いっぱい動くっていうのを
スピーカー 2
憧れているという。
その後、体は?
スピーカー 1
小学校。
スピーカー 2
小学校上がる前に赤理かかって、そのとき本当に危なかったんですよ。
うちの母親も諦めたくらい。
それもなんとか克服し、
小学校1年になって、
いずみ熱っていう病気にかかって、
熱病なんですよ。
40度近い熱が一週間くらい続いて、
それが治ったら、本当に劇的に体が丈夫になった。
スピーカー 1
それを超えたら、
スピーカー 2
丈夫になった。
スピーカー 1
何かが死んでくれたのかもしれないですね。
スピーカー 2
高熱で体にあちこちのバイキンみたいな。
そうかもですよね。
よかったのかもしれないですね。
スピーカー 1
それから劇的に、
スピーカー 2
それから劇的に、本当に丈夫になりましたね。
スピーカー 1
それがいくつくらいだったんですか?
スピーカー 2
小学校1年の後半。
スピーカー 1
よかったです。
乗り越えていただいて、
スピーカー 2
そこからどんどん外に出るようになった。
後、津軽で、
高校まで津軽だったんですけど、
田舎だし、
津軽でどうも好きになれなかったのは、
津軽人の気質ってあるんですよ。
オラ東京サイクダみたいなやつですか?
それもありますけどね、憧れもあったし。
あと、いろいろ巡ってみたいという気持ちもあったので、
とにかく津軽は出たくてしょうがない。
それで卒業して、
こっちに出てきて、
こっちの学校に行って、
あと山も本格的に始めて。
スピーカー 1
なるほど。そこからレースをやるまではどんな?
スピーカー 2
ずっと山をやってきて、
やっぱり初体を持ってたし、
実は初体を持ってから山を始めたんですけどね。
ただやっぱりね、
そうそう危ない山もやってるわけにはいかず、
その後フリークライミングをやったり、
100mハントとかやったり、
100mピークハントとかやったり。
自給走もね、結構得意な方だったんです。
体が丈夫になってから自給走も得意だったし。
陸上部とかではないんですか?
ただ走り始めたって感じですか?
自給走の大会とか、そういうときは結構よかったんです。
あと高校入ってから水泳部入ったんですよ。
だから泳ぎもできて、
トライアスロンへの道
スピーカー 2
あと自転車やられてるってこと言ってましたけど、
私も自転車でサイクリング高校のとき、
東北一周とかやったり。
スピーカー 1
東北一周。
スピーカー 2
そういう括りがあるんですね。
自給走得意だったし、水泳部だったし、
自転車も乗ってたので、
トライアスロンっていうスポーツを知って、
これって自分のためにあるスポーツなのかなと思って、
トライアスロンやってみようと思ったのが、
走り始めたきっかけ。
最初5キロのロードレース、地元であったので、
私は今、埼玉県日高市に住んでるんですが、
日高市で日高市主催の5キロの大会があって、
それを走ったんですよ。
そのとき、5キロ、
21分ちょうどで走れたので、
4分ちょうどで走れたのになりますね。
でもめちゃくちゃ苦しくて、
ゴールしたら本当苦しくて、
もうやめたやめた、苦しい苦しいとか言って。
そこが収まったら、
もうちょっと長いの挑戦してみようと思って、
どんどん距離を伸ばしていき、
8キロ走って、10キロ走って、20キロ走って、
その年の秋に、
フルマラソンを走ってしまった。
それは筑波マラソンだったんですが、
鶴岡100キロマラソンの魅力
スピーカー 2
それも3時間半きって走れたので、
自分とやっぱり走ること向いてるのかなと思って。
その次の年には100キロ走ってしまいました。
スピーカー 1
すごい勢いですね。どんどん伸ばしていきますね。
スピーカー 2
それが秋田。秋田は結構コースがきついんですけど、
それでも10時間半くらいで走れて、
その次の年に、
いよいよ運命の大会があったんですよ。
それが鶴岡100キロマラソン。
スピーカー 1
鶴岡100キロ。
スピーカー 2
それが1994年だったんですよ。
スピーカー 1
結構前ですね。
スピーカー 2
1993年に鶴岡100キロ走りました。
スピーカー 1
そうなんですね。やっと大学生だ、僕。
スピーカー 2
僕まだ生まれてない。
鶴岡100キロマラソンっていうのは、
日本で初めての100キロマラソンだったんです。
この時でも既に10回大会だったんですね。
サロマよりも古い100キロマラソン。
本当に手作り大会。
仲間うちの大会みたいな大会で、
その時も10回記念大会で、
それでも参加者が100人に満たない。
本当にちっちゃな手作りの大会なんですが、
だからだと思うんですけど、
非常にフレンドリーでアットホームな大会なんですよ。
ランナーもスタッフもない。
その限りが全くなくて、
大会となってやっている大会。
そういう大会で、
エルドステーションで10キロの周回なんですね。
10キロを実習の100キロで、
10キロの中にエルドステーションが4箇所なんです。
スピーカー 1
2.5キロに結構ありますね。
はいはい。
スピーカー 2
エルドステーションの人たちがみんな応援してくれて、
何回も何回も同じエルドステーションを使うじゃないですか。
そのうち顔もわかり、
名前を呼んでくれて応援してくれたり、
あと出してくれるものもすごいんですよ。
こんなの出るんだ、マラソン大会って。
今まで出たマラソン大会は水とスポーツドリンクぐらいで、
食べ物が出てもせぜんバナナとかチョコレートとか。
でもそこは100キロ走るから、
それは当然で言えば当然かもしれないんですけど、
おにぎりが出たり、
おかゆが出たり、そうめんが出たり、
そういうすごい感銘を受けてしまいました。
本当に何よりフレンドリーで、
アットホームなのが素晴らしいと思って、
それに感銘を受けて、
私初めての参加だったんですが、
みんな本当に仲間のように受け入れてくれて、
やっぱり関東から行く人が多かったんですよ。
そこで、
そういう人たちと仲良くなって、
こういう人たちと一緒に、
自分の地元で走れたらいいなと。
埼玉県で走れたらいいなと。
そういう大会を自分が作ってみたい。
で、始めたのが奥武蔵ウルトラマラソンなんですよ。
それが1994年です。
それ、出た年に作ったってことですか?
スピーカー 1
次の年ですね。
そこでついに主催者になりました。
スピーカー 2
そこが普通のランナーさんだと、
スピーカー 1
越えない人は多いと思うんですけど、
そういう主催側に回るっていうのは、
もともとご興味があったんですか?
スピーカー 2
いや、ではなくて、
自分も初めてなのに、
受け入れてくれて、
主催者もあんなに応援してくれて、
こういう人たちと一緒に走りたいという気持ちからです。
普通はって言ったら、
スピーカー 1
ボランティアをしようかなとか、
他の大会も行ってみたいなとか、
スピーカー 2
そういうくらいの人が多いと思うんですけど。
鶴川マラソン、100キロマラソンは、
仲間うちの手作りの大会なので、
こういう大会だったら自分もできる、
スピーカー 1
手作り大会。
そこから早かったですね、次の年。
スピーカー 2
なんと100人参加してくれて。
初回で?
鶴川関係の人が本当に多かったんですけど、
その鶴川で来てくれた人の友達とか、
100キロ、あと関東でなかったんですよ。
関東でやるのかということで、
それで参加してくれた人もいて、
スピーカー 1
それが100人いた。
スピーカー 2
そのコースはどういう風に選ばれたんですか?
奥武蔵林道、山の中ですよ。
開催日が8月の第一日曜日。
スピーカー 1
暑いですよね。
スピーカー 2
でも山だからそうでもなく、
奥武蔵ウルトラマラソンの開催
スピーカー 2
山だからその時期でもできたと思うんですけど、
それがまた逆に売り上げだったんですよ、
真夏の祭典。
それが奥武蔵林道、奥武蔵グリーンラインって言うんですけど、
関東の人はだいたい知ってますよ、今。
練習コースになってます。
練習コースですね。
全部舗装されてて、
アップダウンはめちゃくちゃ厳しく。
結構上へ行くやつですよね、山の方に。
アップダウンを繰り返しながら、
折り返し近くのところが最高標高で、
900メーターぐらいあるんですよ。
今は関東では有名なラーニングコース、
練習コースになっている。
奥武蔵グリーンライン、覚えておいてください。
多分そこも自転車で行ったことがあります。
スピーカー 1
そうですね。
サイクリングはあるんですけど、そこ走る。
スピーカー 2
それで私が本当に、
鶴岡行って人生があったから狂ってしまったんですよ。
スピーカー 1
お仕事はされてたんですよね。
スピーカー 2
その時は埼玉医大というところに勤めてて、
医療の世界にずっといました。
働きながら本業を持ちながら、
お医者さんですか?
いや、医者ではないですけどね。
私は技師なんですけど。
そういう風にして奥武蔵グリーンラインを始めて、
やっぱり私が、
なんて素晴らしいと思ったのは、
やっぱりゴールしたランナーが、
みんな本当に楽しかったと。
ありがとうって言ってくれたんですね。
ぜひこれを続けてほしいと。
本当に楽しかった。ありがとう。
人が喜んでくれることぐらい嬉しいことはない。
これみんな多分そうだと思います。
何よりの報酬はそこにあるんですよね。
ありがとうって感謝される気持ち。
ゴール。
本当にほとんどの人がそういう風に言ってくれたので、
そこで、これは続けなくてはいけない。
自分は本当に、
人間として本当に嬉しいことは、
ここで分かった。
人が感謝してくれることぐらい嬉しいことはないんだな、
ということが分かったので、
自分はこの大会を続けていこうと決心しましたね。
本当に人生狂ってしまいましたね。
それちなみにおいくつぐらいの時?
それ言ったら分かってしまうじゃないですか。
年齢不詳。
スピーカー 1
そこで人生のテーマというか、
立山さん自身がこれをやっていこうというのに出会ったというか。
スピーカー 2
でもその時はまだ仕事を続けながら、
津軽人ですので、
さっき言った津軽の人の嫌なところ、
持つけという表現で。
持つけ。
良い調子、調子者。
だから人からお立てられたりすると、
ほいほい何でもやってしまいたくなってしまう。
スピーカー 1
そういうのを持つけというんですか?
持つけ。
スピーカー 2
お立てられるとやっちゃうのを持つけという。
スピーカー 1
持つけって名詞ですか?
スピーカー 2
名詞です。
スピーカー 1
こっちは良いみたいな、そういう名詞的なことですか?
スピーカー 2
ええ。
どんどん良い大会だねとか言われてると、
じゃあ他の大会も作ってみようとか。
立山の作る大会、
素人がやってる大会ではないよとか言われると。
スピーカー 1
プロじゃないですかみたいな感じで。
スピーカー 2
そうそう、そんなこと言われると。
良い気になってしまい、
大会を作り始めていったんですよ。
次に作った大会が、
所沢航空公園、ここもラーニングのメッカなんですけど、
そこにラーニングコースがあって、
そこで7月に、7月第1週に、
あくまでもこのクムサシウルトラマラソンの
トレーニングのための大会を作った。
それは周回コースで、
暑いので対処訓練、あと8時間なので、
長時間走行の練習、
クムサシのまさに練習になる大会を作って、
その後に、
1995年に桜道270キロウルトラマラソンに参加して、
選手としてもそういう長いのをやってたんですよね。
結構、総力がありましたからね。
スピーカー 1
どんどん長いのを走ってみたい、
スピーカー 2
100キロ完走して、
その後、八社川池マラジックとか、
もっと長いのを走りたいということで、
270キロの桜道ウルトラマラソンというのを
参加して、
その後、
大会名は桜道270キロウルトラマラソンというのがあって、
それに参加して、
それも鶴岡つながりなんですよ。
鶴岡出てる人たちが、
この大会に出てましたので、
私も第2回大会ですかね、
参加して、
その後、
その後、
私も第2回大会ですかね、参加して、
その時は見事に途中、
リタイアだったんですけど、
初めて200キロオーバーして、
そこでリタイアだったので、
これで十分だなと思ったんですけど、
でもやっぱり完走できないっていうのは悔しくて、
それで次の年に完走して、
スピーカー 1
ジャーニーランに見せられず、
スピーカー 2
その魅力に。
それでリタイアして、
私は結構吐いてしまうので、
吐いちゃうと本当につまらないんですよね。
でもゴールしたら、
すぐリタイアして、
次の年に完走した時、
ゴールしたら、
すぐまた走りたいという気持ちになってしまいますね。
次の年にまた走りたい。
次の年が待ち遠しくてしょうがないぐらい、
そういう気持ちになってしまうぐらい、
ジャーニーランって魅力があるんだなと思いましたね。
スピーカー 1
一気に見せられてしまって。
スピーカー 2
ちなみにその頃はお仕事は続けてるんですか?
スピーカー 1
続けてました、もちろん。
スピーカー 2
大会もしながら、長い年も出ながらみたいな生活をされてたんですか?
だから家族に完全に見放されてます。
人生狂ってしまったというのは、
その時仕事も辞めてしまい、
家族からも半分は見捨てられ、
人生狂ってしまいました。
どれくらい飛んでいいんですか?
話は戻しますが。
それでジャーニーランに見せられて、
自分も海宝光雄さんという伝説の人がいるんですけど、
彼に本当に男ぼたりしてしまいましたね。
彼がやってるこのジャーニーラン、私もやってみたい。
スピーカー 1
それは選手としてですか?海宝さん?
スピーカー 2
海宝さんは主催者です。
海宝さんは主催しながら感想もしてしまう。
主催者が感想するんですよ。
これもうめちゃくちゃかっこいいじゃないですか。
私も彼みたいになりたいという気持ちから、
借り下がった運営を終え、
140キロ走というのを立ち上げました。
スタートが甲府で、
神坂峠の登山道、三富というところまで。
そこまで40キロあるんですよ。
ずっと登りっぱなし。
登りっぱなしのフルマラソンを走り、
神坂峠を越える。
これ10キロ以上の登り下りであるんですよ。
ジャーニーランの始まり
スピーカー 2
遠山の先の三富というところから、
秩父の先の大滝というところに降りるんですけど、
それが完全な登山なんですよ。
40キロの登りっぱなしのフルマラソンを走った後に、
本格的な登山をして、
山を降りてからゴールの川越えまで90キロあるんですよ。
そこからウルトラマラソン。
フルと登山と
ウルトラマラソンのミックスの大会を、
ジャーニーランとはその時は言わなかったんですけど、
旅、ジャーニーランについて、
ジャーニーランに近い形の大会を開催したんです。
とにかくカヨウさんみたいに、
自分も主催しながら走ると。
それも目的だったので、
第1回目は、
本当に台風の定かでやったんですよ。
山の区間があるのに。
最初の電柱は土修できたんですけど、
私たちが行った時は、
増水で土修できなかったんです。
それで私たちは乾燥できなかったんですけど、
アーリースタートも認めてたので、
アーリースタートした連中は乾燥できたんですけど、
私は乾燥できなくて、
だからカヨウさん、第2のカヨウさんにはなれなかったんです。
第1回目の時はね。
第2回大会の時はね、ちゃんと自分も乾燥して。
スピーカー 1
ずっと走ってるんですね、主催者なのに。
スピーカー 2
走ってるけど、主催者ですから、
映像につくたびに状況を聞いて、
いや、集中できないですよ。
それで乾燥するってかっこいいでしょ。
それで私もね、カヨウさんかっこいいと思って。
スピーカー 1
ちなみに何人くらいかりたか?
スピーカー 2
その時はでも30人くらい参加しましたからね。
でもこれもすごく人気の大会になって、
中止をせざるを得なくて、
中止をせざるを得なくなってしまったんですけど、
最後の時は300人くらい参加してましたよ。
山荒れますね。
スピーカー 1
山荒れますよね。
大会の運営と参加者
スピーカー 2
それが理由で中止になったんですか?
中止にしたのは結局雨が降ってましたので、
雨の中で開催しましたから、
登山塔がやっぱり荒れてしまったんですよ。
その後全部修復したんですよ。
だから前よりも良くしたんですけど、
それでもやっぱり山をやる人たちから、
いろんなことやっぱり批判されて、
やめざるを得なかったですね。
あとね、やっぱり、
貝坂峠越えたことありますか?
下ってから山を巻くんですよ。
片側が切れてるんですよ。
その後、冬にそこから
滑落して亡くなった人もいたりして、
だからこれやっぱり神のお告げなのかな、
天の声なのかなと思いましたね。
やっぱりやめて良かったかなと思います。
危険が、リスクがやっぱり高い。
まだトレラン大会とかがあんまりない頃ですか?
私が始めた時はもうトレランっていう言葉も
一般的ではなかったし。
貝坂峠越えの、
スピーカー 3
終了したのは、
これの大会終了したのは2017とか2018とかでもかなり。
結構最近なんですね。
トランスジャパンをダブルでやって、
天本さんいらっしゃいますよね。
天本さんは無料でやられてましたからね。
スピーカー 2
彼は結構上位でね。
それが一番最初に私が作ったジャージランですね。
その後ね、
今やってないですかね。
全部で15ぐらい作ってますかね、ジャージラン。
今ね、実際今年が
スピーカー 1
20
今年は20、来年が23大会。
スピーカー 2
今年は21ぐらいですかね。
来年新しい大会やりますので。
どんどんどんどん増えていくんですかね。
スピーカー 1
23大会年間でやるってどういう体制でやられてるんですか。
気になりますね。
1年間は52週しかないのに、
スピーカー 2
そのうち23週を。
スピーカー 3
しかもその20日とかやってるような大会なわけですよね。
スピーカー 1
うちスポーツジャパン。
概要書も。
スピーカー 2
これ概要書なんですが、
スポーツジャパンの
これ概要書なんですが、
うちはですね、なんと職員が4人しかいないんですよ。
職員4人。
私代表で、あと正職員があと1人いて、
あと2人は、全部で5人ですね。
あと2人はパート。
あともう1人は非常勤。
スピーカー 1
5人が職員で。
でもパートって皆さんちゃんとお給料が出て、
スピーカー 2
会社としてやっているっていう。
NPO法人ですけど。
スピーカー 1
5人は一応5人に給料払ってますので。
スピーカー 2
5人の職員で年間23やってますので、
スピーカー 1
多分奇跡だと思います。
スピーカー 2
1月2月はオフなんですよ。
12月も1大会しかなくて。
あと8月も、
こないだ北海道東南、
東南物語ジャーニーランっていうのを
去年8月に立ち上げたんですが、
今年ちょっと開催できなくなってしまったんですけど、
熊相当で。
趣味から仕事に
スピーカー 2
8月もオフっていう番号なんですよ。
スピーカー 1
それ、IBUKIも似てます。
スピーカー 2
だいたいくわはるくんの月順はそんな感じ?
今お聞きして一緒だなと思いました。
12、1、2、8は大会に乗せるので、
スピーカー 1
その感じはよくわかります。
スピーカー 2
8ヶ月の間に
20大会ぐらいやってますので。
スピーカー 1
1ヶ月3個ぐらい平均でやってるってことですよね。
スピーカー 2
3、4個。
じゃあ重なってますよね、もうこれ。
ゴールデンウィークに3大会。
メインの大会は川の内フットレスで。
これ本当にビッグなレース。
あとは両平市道、京都スタートの。
スピーカー 1
あと本州重大一斉。
スピーカー 2
これはほったらかしでないとできないですよ。
そうじゃなかったら同時開催ですね。
せめて開会式用意ドーンさせたらあとは。
川の内、これはずっとランナーと一緒に移動しながらやりますので。
ですから、
同じ時期で3大会やったり、
あとそういうほったらかしがあったり、
ジャーニーラン。
ジャーニーランだって津軽とかと福島は
250キロオーバーですから
3日かかるんですよね。
ですからね、ただの前後とか入れたら
それこそ大会、5日間。
5日間の大会とかそういうのもあるので。
スピーカー 1
ですよね。
スピーカー 2
じゃあ全国飛び回ってるって感じなんですか?
大体行かれるんですか?
今回は関西でやりますから。
あとはノートでも去年始めたし。
ちなみに移動は何で移動してるんですか?
移動は車だったり。
運転するんですか?
運転もしますよ、まだ。
遠くでも全部。
今は私だけ先乗りするので、
車は基本車ですね。
あと大会やるとき、一方でやるときは
全部道具持ってきますから。
スポーツウェアファーはこれだけ大会やってると
大会に必要な道具も全部一応意識あります。
それ全部車に積んで、
ハイエースとボクシー、
スピーカー 1
うちの車なんですよね。
スピーカー 2
ハイエース長距離大変ですよね。
スピーカー 1
北海道でも。
なるほど。
スピーカー 2
それってどんどん増えていって。
奇跡の大会を見してます。
うちの非常勤の副代表、
矢谷沢っていうんですけど、
彼の本業はイラストレーターなんですよ。
うちのTシャツの中も全部矢谷沢がデザインし、
あと大会パンフレットも
全部矢谷沢がデザインして、
大会プログラムを全部うちが印刷するんですよ。
みんな印刷製本機も持ってます。
スピーカー 1
印刷機も持ってるんですか?
スピーカー 3
製本までやってくれる印刷機も。
ちゃんと封筒に出力されて送られてくるんで、
メールでPDFで見といてくださいじゃなくて、
スピーカー 2
紙で、ゼッケンも。
うち両方最初はメールでお知らせして、
同じものをメールで送って、その後ペーパーで全部送るんですよ。
スピーカー 1
印刷会社さんとかじゃダメだったんですか?
スピーカー 2
うちはこんだけ大会やってると間に合わないですよ。
入校ね、やっぱり一週間前に入校しないと
印刷してくれないですよ。
うちは大会発送日の前の日、というかその日に印刷して、
いつもギリギリセーフでやってますから、
めちゃくちゃ楽しいですよ。
楽しいって言いました?
やったー!ギリギリセーフ良かったね。
成本するのが楽しいんですか?
間に合うのは?
スピーカー 1
全部ギリギリでやってます。ギリギリセーフ。
お好きなんですね、機械を動かしてものを作って。
スピーカー 2
間に合ったみたいな。
私のポリシーとしては何でも自前でできないとダメだっていうポリシーがあるんですよ。
人頼みアウトソーシングしても、
向こうの地上でできなくなる。
それってNGじゃないですか?
タイ風で開催できなくなったとか、
それは良いけど、
こちらの都合でできなくなるっていうのは絶対合ってはいけないと思うので、
そのためには何でも自前でやる。
スピーカー 1
なるほど。
ちなみにウェブサイトとかは?
ウェブサイトも作られてるんですか?
スピーカー 2
もちろんあります。
うちはそれくらいかな。
でもうちはめちゃくちゃシンプルですよ。
とにかくシンプルにコンパクトに。
ちょっとさっきね、
スピーカー 1
まだ序盤だったと思うんですけど、
いつ頃これがお仕事になったんですかね?
NPO法人に立ち上げたのね、2003年。
スピーカー 2
最初はお仕事しながら、
スピーカー 1
自分自身も選手としてやりながら、
大会もいくつか始まっていたんですかね?
その後は?
スピーカー 2
山やってましたので、
山並みの大会が多くて、
オクマスタッチでのウルトラマラソンも山の中で走る大会だし、
カモシカマラソンも初めて。
それはカモシカさんこと、
ウルトラマラソンを掛け合わせた大会。
で、あとトレーラーもね、
トレーラーの大会がすごく多くて、
それでどんどんどんどん増えていって、
本業を持ちながら、
こういう趣味の延長というか、
趣味の延長なんですけど、
大会開催をやっていくのがだんだんきつくなってきた。
それでも新しい大会を作りたくてしょうがなくて。
あのみんなから病気、
病気があって、
新しい大会を作りたい病という富士の病にかかっているので。
既存の大会を良くして大きくするとかよりも、
新しい大会を作りたいという気持ちが強いってことですか。
スピーカー 1
それはどういうモチベーションなんですか。
いやいやいや、何でも作るって楽しいじゃん。
創作するって楽しいじゃないですか。
スピーカー 2
特に本当にウルトラマラソンの場合は、
距離が長いんですよ。
でも、
ウルトラマラソンの場合は距離が長い。
だから地図を見て大会を考えているときって本当に幸せですね。
スピーカー 1
めちゃくちゃ幸せですよ。
スピーカー 2
こういうコンセプトのレースできるんじゃないかみたいなことを
いつも考えちゃうってことですか。
それは楽しくてしょうがないので、
新しい大会を作りたい病、まだかかってますよ。
みんなうちのスタッフはやめてくれやめてくれって言われるんですけど、
病気だから富士の病だからダメですね。
スピーカー 2
本業を持ちながら
こういう大企業をやらさせていくのがきつくなってしまって、
スピーカー 1
物理的に無理になってしまったんですよ。
スピーカー 2
でしょうね。
どっちかだけにしようと。
スピーカー 1
そしたらどうせ自分の好きな方を選択するじゃないですか。
そうですよね。
それで思い切って辞めることにしました。
スピーカー 2
そのときご家族は?
いきなりバカ野郎って言われました。
スピーカー 1
バカ野郎って言われたで私。
スピーカー 2
何考えてるのか丁寧まで待てないのかバカ野郎。
丁寧まで待てないのかバカ野郎。
スピーカー 1
そう言いますよねきっと。
スピーカー 2
一旦標準的な回答かもしれないですね。
でもそのときうちの息子もこんな父親ですから、
全然息子と接する機会がなかったんですね。
仕事は仕事で一生懸命やる方だったんですよ。
仕事も大好き人間。
医療の仕事も大好きだったんですから。
毎日帰りは遅い。
家族との絆
スピーカー 2
平気で週2回ぐらいは家に帰らない。
もちろん仕事でですよ。
日曜日になったら休みの日は山へ行く。
ほとんど息子と接する時間もなく。
そういう息子でも自分はお父さんのこと尊敬してるって言ってくれたんですよ。
何でも一生懸命やるお父さんを自分は全然構ってもらえなかったけど尊敬してるって言ってくれた息子が
お母さんにそんなこと言ったら絶対お母さんは反対するから
自分が一緒に話してやるよと。
一緒についてきてくれたんですよ。
いきなりバカ野郎って言われたときに息子もさすがに息子も
お母さんはお父さんのことバカ野郎じゃないよとか言って
自分はお父さんを尊敬してると。
だから認めてほしいと。
そう言ってくれたんですよ。
ちょっと泣けるよね。
スピーカー 1
ちなみに息子さんは出られたりはしてないんですか?
スピーカー 2
うちの息子もだから、今は子どもたちもいるので
うちの体育屋で手伝ってくれることはないんですけど
昔はずいぶん来てくれましたよ。
スピーカー 1
手伝いで、選手じゃなくて。
スピーカー 2
自分も結構、うちの体育屋は走ってないんですけど
自分でフルバランスまで走っています。
でも今ね、あまりこういうことは話さないんですけど
今は孫がスタッフで来てくれて。
NPO法人の運営
スピーカー 1
そうなんですか。
ちなみに奥さんは?
スピーカー 2
全く来ません。
スピーカー 1
まあまあいいバランスかもしれないですね。
スピーカー 2
それで晴れて息子のおかげで
NPO法人に専念することができて現在に至ってますね。
その収益的には目では立ってたんですか?
スピーカー 1
最初の3年間赤字でした。
スピーカー 2
でも自分の計算では
4年目から絶対黒字になるはずだと
そこは計算してました。
その時はとにかく大会を増やそうと思って
まだ大会ね、そんなに大会数も多くなかったので
赤字はやむを得ない。
でも4年後には絶対黒字になる。
黒字にしてみせる。
でもその通りになりましたね。
スピーカー 1
ちゃんとそこも計画というか、きちんと一応計画出られて
スピーカー 2
その通りになっていったという。
あとどういうわけか私をかわいがってくれてた
奥武蔵氏も結構最初から参加してくれてる人で
プロがいたんですよ。経営のプロです。
参加者としていた方が経営のプロだったんですか?
スピーカー 1
経営のプロです。
彼がNPO法人も進めてくれたんですよ。
スピーカー 2
そういう人がやっぱりバックアップしてくれた
と思いましたね。
でもすごいですね、その計画通りという。
スピーカー 1
経営コンサルタントというやつですね。
スピーカー 2
事業計画通りに
スピーカー 1
立ち上がるというのはなかなか
すごいと思いますけど。
スピーカー 2
それからでも毎年黒字で、
だかが知れてますよ。
でもだいたい300万ぐらい黒字として
計上できてたので、それをコツコツと
プールしてきたので
コロナ禍も乗り切れましたね。
コロナ禍の時は本当に1300万赤字。
会社に行きませんね。
スピーカー 1
会社になるのは
開催しなくても出ていく分というのは何で?
スピーカー 2
人件費が違います。
その当時は5人いましたからね。
スピーカー 1
レースがすごいですね。
スピーカー 2
よく持ちこたえましたね。
管理費、給料と。
あと家賃、公熱費とか
管理費がかかりますから。
3年間赤字だったんですけど
なんとか乗り切れたのはコツコツと
プール、黒字を貯めてきたおかげですね。
このNPO法人がですよ。
でもあんだけ大会やったので
あと私ちょっと
自慢になるかもしれないですが
うちの大会参加費はすごく安いんですよ。
そういう池田さんは。
スピーカー 3
これ面白いのが
大シガイチって参加費1万円なんですよ。
大北アルプスというのも1万円なんですよ。
本州縦断フットレスもなんと1万円です。
スピーカー 2
でもこれほったらかしですから。
どうやってそれで収益出すんですか?
スピーカー 3
これはもう
これで儲けようとはされてないんだろうなと
スピーカー 2
勝手に想像してました。
利益を上げるための法人ではないですので
社会貢献する
団体ですから
だからボランティアを組織的に展開するのが
NPO法人なので
かといって利益を上げてはいけなくはなくて
利益を上げているNPO法人もいるけど
でも利益を上げているNPO法人って少ないはずです。
健全運営できているNPO法人は少ないはずです。
私たちも本当に
完全な健全運営しているというのは
寄付とか助成金とか
そういうのは一切私たちはもらっていなくて
順々たる
ランナーからいただく参加費だけで
健全運営できています。
スピーカー 1
企業スポンサーとかは?
スピーカー 2
一切ないです。
自前でやっぱりできなくてはいけない
というところから
スピーカー 1
自立性みたいなことを重視されているということですかね。
スピーカー 2
寄付とか協賛金とか当てにしていると
それってずっと継続して入るものではないと思っているので
それが途切れたとき
運営できなくなってしまう
そういうリスクがあると思っているので
だからあえて私の方から
こちらからアクションは起こしたことはないです。
スピーカー 1
向き合う相手が選手だけになるので
選手の満足度だけを考えられるというのはあるかもしれないですね。
スピーカー 2
企業スポンサー回り始めると
国際大会の開催
スピーカー 1
そちらの顔色も伺いながらみたいなことにも。
スピーカー 2
ランナーからいただく参加費だけ
それで利益を出して
あと本当に安い料金なんですよ。
一般的な大会の
6割ぐらいでやっていると思います。
スピーカー 3
だいぶ安い。びっくりするくらい安いですね。
スピーカー 2
そんなに安い料金でやっても
利益を出して
ちゃんとそれを蓄えてきて
コロナ禍にもちゃんと対処ができて
来年アジアオセアニア選手権で
各国の代表選手から
参加費もらえないんですよ。
逆にこっちから
スピーカー 1
遠征費を
スピーカー 2
各国に1つの国に対して
100万円以上こっちから支払うんですよ。
なので全部持ち出しなんですよ。
普通だったら国際大会って
国とか地方自治体とか
あと日本陸連とか
そういうところから予算が置いて普通だと思うんですよ。
オリンピックにしてもね
アジア大会にしても世界陸上にしてもそうでしょ。
でも二次を次間相
こういう次間相っていうのは
まだマイナー、ひどいマイナーで
日本の公認種目にもなってないんですよ。
そういうところには当然やっぱ
予算が付かないんです。
全部やっぱり主催者がで
地方自治体があってどこも財政が
困窮してて
スピーカー 1
それじゃあ全部持ち出してやるんですか。
大会のご紹介いただいていいですか。
スピーカー 2
来年の
IAUっていうのが
国際ウルトラランナーズ協会。
公認の
スピーカー 1
二次を次間相
スピーカー 2
二次を次間相の選手権大会を
スピーカー 1
アジアオセアニア選手権です。
アジアオセアニア地区の選手権を
スピーカー 2
ご自身の予算でやっちゃうってことですね。
スポーツウェアファンの
すごいですね。
持ち出してやります。
やっぱり
こういう利益
もちろんプールしてるのは何があるかわからないので
何かあった場合の保証問題とか
あった場合の資金として
やっぱり必要だと思ってるので
それで貯めてきたんですけど
あとはやっぱり
世の中に社会に還元していかなくてはいけない。
上がった利益を配当できないんですよ。
株式会社さんは株主に配当するじゃないですか。
NPO法人だったら
正会員、社員っていう呼び方してるんですけど
そういう人たちに
配当全くできないんですよ。
得た収益はプールしておくか
あと解散した時は
全部寄付しなくてはいけないし
あとやっぱりお寄付したり
何らかの形で社会に還元していくってことを
しなくてはいけないので
国際大会開催するってことは
私は最高の還元法かなと思ってるんですよ。
アジアを選手権やることによって
地元には当然経済効果があり
あとランナーだって
日本代表選手として
日本でそれに出れるわけですからね。
本当に最高の形の還元法かなと思ってるので
全然惜しくなくて。
スピーカー 1
それはどこでやられましたっけ?
スピーカー 2
広崎。
故郷に二式を飾りました。
スピーカー 1
外国の選手も呼んで
選手権大会。
スピーカー 3
面白いのがこの24時間層は
開催で48時間層と
6日間層を一緒に開かれてるんですよね。
スピーカー 2
6日間層?
48時間層は
おととしからですかね。
6日間層は去年から始めて
来年はアジア選手権
なんで3日とか4日じゃなくて6日なんすか?
来年は国際大会に
集中しなくてはいけないので
一種目だけでやります。
来年はそうなんですね。
48時間層、6日間層。
スピーカー 3
来年やらないけど、再来年やりますので。
スピーカー 2
6日間層っていうカテゴリーが
スピーカー 1
世界にあるんですよね。
スピーカー 2
6日間、144時間で何キロ走れるか。
大変ですよ、開催するの。
24時間層連続で6日間やるわけですから。
分かります。
スピーカー 3
選手は何十人か出場して
好きに夜走る人もいれば
昼走る人もいれば、休む人もいれば
誰かしら起きてないと思う。
スピーカー 2
世界でも10ぐらいしかないんですよ、6日間層。
開催がちょっと大変そう。
自分でやってみてよく分かりました。
最初は後悔しましたよ。
世界でも10ぐらいしかないわけ、これで分かった。
やるの大変そう。
スピーカー 1
僕もシガイチっていうので、8日間の大会があって
ちょっと大変すぎて
スピーカー 2
何日目に何があったかあんま覚えてないっていう。
8日間ですか。上行ってますね。
いやいやいや。
でも、変わってやっぱり6日間層も
続けていかなくてはいけないと思うのは
やっぱり日本では他はどこもできないと思うし
参加してくれた人たちは
みんな中毒になってますよ。
それでびっくりしたのは最初の年は
27人参加したんですよ。
全員出走して
なんと全員最後までいたんですよ。
信じられない。
本当に離脱する人がいなかった。
で、こないだ
5月になった時は
40何人。
45人。
そんなに増えたんですよ。
で、今回もまた全員最後までいました。
本当にね、みんな
この大会出てて
スピーカー 3
今この超ウルトラの人たちの笑いは
6日間層むちゃくちゃ楽しいらしいぞ。
なんで出へんのっていうのが。
スピーカー 2
そうなっちゃってるんですか。
とにかく6日間。
それこそさっきも言いましたけど
走ること、寝ること、食べること
それしか考えなくていいじゃないですか。
あと走る仲間。
ずっと行動一緒で。
あの一体感もすごいですよ。
みんなもうファミリーですね、完全に。
走られるのは競技場の中を。
1.25キロのそれをぐるぐる。
スピーカー 3
そんなに短いんですか。
広咲市運動公園の中を走り
スピーカー 2
一部ちょっと外を出てまた戻ってきて
外走ってない。
競技場の外外周道路
外周道路を走って
その繰り返し。
スピーカー 3
競技場と外周道路を出て
競技場の中ではご飯食べただけなんで
外周道路を出てみんな食べて
スピーカー 2
それは6日間ずっとやるんですか。
6日間ずっと。
スピーカー 1
これはまた最悪。
スピーカー 3
池田さん興味あります?
むちゃくちゃ面白いらしいんで。
やりたい。
すごいのがそこは宿泊して
寝れる仮眠所もあり
お風呂もあって
好きな時に寝て好きな時に食べて
好きな時に走り続けて
ウルトラマラソンの目標
スピーカー 3
自分の目標で当然トップは900キロとか目指すんですよ。
900?
スピーカー 2
1日150キロ。
スピーカー 3
ですが1日の目標は
人それぞれなんで
500キロの人もいれば600キロの人もいれば
600キロの人になると100キロ走ればいいわけですよね。
他の時間は
1日でね。
スピーカー 2
他の時間は寝たり自由。
スピーカー 3
走り続ける。
そこに48時間の方と
24時間の人はもう記録になってるんで
ずっと走り続けてるっていうね。
走る人たちが6日間ずっと見れる不思議な光景。
スピーカー 2
ほんと幸せな
時間。
6日間で続けていく。
スピーカー 1
それに50人近く出てくるんですね。
スピーカー 3
6日間は45人で
24時間と48時間足したらもうもっともっとですよ。
スピーカー 2
その中で100キロワールドもやったりね。
唯一その1.25キロが
時間層の
公認コースでやってるのが
弘前なんですよ。
私はそこを公認取ったんです。
リクレーンのところですか?
20時間層とか時間層は
公認種目ではないので
24時間層とかでは取れないの。
公認取れる種目っていうのは5キロ
スピーカー 1
10キロ
スピーカー 2
20キロとかハーフとか
フル50キロあと100キロなんですよ。
100キロで取ったの。
だからうちのこの弘前の100キロマラソンは公認大会ですよ。
日本では公認大会100キロって
サロマ、タンバ、
川の道の大会について
スピーカー 2
あとシマント、あと弘前なんですよ。
それだけなんですね。
公認コースで24時間層、48時間層、
6日間層やってるので
公認コースで時間層やってるのは弘前だけ。
なるほどね。距離も正確だし。
弘前で世界記録作ったら公認されます。
スピーカー 1
そういうことですよね。
スピーカー 2
そうするとすごいのは公認コース
公認も取ったらコース
スピーカー 1
すごくお金かかりますよ。
スピーカー 2
あと5年ごとに更新しながら
スピーカー 1
そうなんですか。
すごいな。
ちなみに24個、23個、4個ありますけど
今一番参加者が多いのは
スピーカー 2
参加者が多いのはどれになるんですかね。
スピーカー 1
それはオクムサシウルトラマロソン。
スピーカー 2
最初のやつが何人くらい?
1000人。
定員が1000人ですけど
定員は今起こしてるので
1000人までは届かないですけど
スピーカー 1
でもそれに近い数字。
スピーカー 2
やっぱり歴史があるからっていうところですかね。
オクムオクムってみんな言ってくれてますよね。
スピーカー 1
オクムファンって結構いますよ。
スピーカー 2
オクムサシのオクム。
スピーカー 3
10月3週目はもうオクムみたいな感じですよね。
スピーカー 2
昔は8月の第1週にやってて
真夏の祭典だったんですけど
危なくても開催できないので10月にしました。
スピーカー 1
3大大会っていうのがあるって伺ったんですけど
3大大会は
スピーカー 2
川の道はとりあえず。
スピーカー 1
あと道の具使うジャーニーラン。
スピーカー 2
川の道は何人くらい出られてるんですか?
川の道はフルコースとハーフがあるんですよ。
フルは今年は
512キロ。
ハーフが
264キロかな。
じゃあ700人800人くらい。
スピーカー 3
距離は200人くらい。
スピーカー 2
フルコースが
140人くらいですかね。
ハーフがその半分なんですよ。
スピーカー 1
なので計210人。
スピーカー 2
でないとフォローできないんですよ。
スピーカー 1
長いですもんね。
それはずっと見て回らないといけないんですよね。
ランダムと一緒に旅をします。
スピーカー 2
新木場がスタートなんですけど
そこから荒川沿いに遡上して
分水嶺を越えて
シナノ川沿いに日本海まで行く
そういう大会ですから
途中休憩する場所を
3箇所設定して
そこでは食事を出し
ランナーのサポートをしっかりして
ゴールでランナーを待つ
全員やっぱりランナーを迎えますので
大変にエネルギー消耗しますよ。
6日間ですから
何日間ですかね。
スピーカー 3
8日間に比べたら。
なのでウルトラマラソン
フルマラソンを走った人って次
ウルトラ目指す人が出てくるんですよね。
その次って言われると
ジャーニーランに行く人は結構多くて
ジャーニーランの中でも
スピーカー 2
川の道完走したって言うと
スピーカー 1
516キロ
スピーカー 2
ちなみに川の道はどういう道なんですか。
川の道は最初荒川を遡上して
分水嶺を越えてシナノ川沿いに
日本海に下るので
川を繋ぐ道ということで
川の道という名前で
スピーカー 1
昔から言われているというわけではなくて
私が自分で
スピーカー 2
自分が作るジャーニーラン
長い距離のベースって
ロマンみたいな感じられる大会にしたいので
川の道もだから
川の道、荒川とシナノ川があって
大河といえば大河なんですよ。
2つの大河の生涯を辿る
スピーカー 1
そういうコンセプト
なんとなくロマンを感じる
スピーカー 2
日本列島の横断とか
ジャーニーランはね
歴史的な背景があったり
走り渡った履歴で
スピーカー 3
太平洋と日本海を繋いでいるのを
挙げる人が多いですよね。
スピーカー 1
行ったぞって思いますよね。
スピーカー 3
切った感じがスパーンとね。
スピーカー 1
それも三大大会の一つで
スピーカー 2
もう1個は道の…
川の道の話をもう少しさせてもらうと
最後は川の道を目指す
多分そういうランナーすごく多いんですよ。
だんだん距離を伸ばしていって
長い本章10段とか1550あるんですけど
やっぱりみんな川の道になるんです。
スピーカー 1
川の道を目指したい。
ウルトラを越えて中では川の道を目指す方が
スピーカー 3
日本にすごい多いってことですか。
ゼロカモンが大変川の道。
スピーカー 2
クリックが…
先着順ではなく選抜したりしてるんです。
大会の参加条件と人気
スピーカー 2
フルコースの場合は
実績がある人でもいきなりフルを走れないんですよ。
川の道のね、やっぱりそういう
意義とか川の道のルールとか
そういうのをちゃんと最初学んでもらってからでないと
スピーカー 1
危ないですよ、やっぱり。
スピーカー 2
危ないですよ。
スピーカー 1
川の道、ハーフ。まずハーフから入ってもらう。
それは何ですか?分水嶺まで行って帰って終わりってことですか?
スピーカー 2
ハーフは分水嶺下って
坂まで行くんですか?
ゴールまでなんですけど
スピーカー 1
そこでまず川の道を学んでもらう。
スピーカー 2
で、その川の道は
一般エントリーもあって
一般エントリーは今倍率7倍。
まず走れないですよ、いきなり。
スピーカー 1
出れないんですか?
スピーカー 2
そんな人気大会なんですか?
川の道。
7倍で。
私は走りたい人はいずれは
走ってもらいたいという気持ちがあるので
去年までは2回連続落選したら
次の年は優先権
ハーフ出場権を
ゲットできるようにしてるんですけど
2回落選する人もどんどん増えていくので
来年からは3回落選とか
スピーカー 1
そういう風になっていくとは思うんですけど
スピーカー 2
それやっぱ定員を増やすのはちょっと難しい?
難しいよ。さっきも言った通りやっぱ行動できないですよ。
ハーフ出るのもやっぱ大変で
ハーフやっと完走して
フルの
エントリー権をゲットできるんだけど
エントリー権ゲットできても
そういう人もまたどんどん増えていくので
今そういう人たちでフルも抽選です。
さすがに2倍まではいかないんだけど
1.5ぐらいで落ちる人もいて
リピーターも多いってことですか?
リピーターも多いです。
スピーカー 1
フルコースを完走すると永久絶権をもらえる。
スピーカー 2
原則その永久絶権を持っている人は
優先的にエントリーできる。
スピーカー 1
一回完走すると優先的に出れる。
スピーカー 2
ただそれもどんどん増えているので
それも抽選になってしまい
だから出るのが大変になってしまいましたね。
スピーカー 3
とてもハードロックなアメリカの
あの感じがありますね。
スピーカー 2
それが川の内フットレスです。
スピーカー 1
なるほど。
みんなが目指したがるステータスというか
スピーカー 2
憧れの大会になっていますね。
スピーカー 1
その永久絶権を持っている。
スピーカー 2
10回完走すると
永久絶権は黄色なんですけど
10回完走するとそれは今度ね
スピーカー 1
夕焼け色になる。
スピーカー 2
夕焼け色?
大体色に変わるんですよ。
それは日本海の夕日が綺麗なんですよ。
夕日色。
だから永久絶権を取得すると今度は
スピーカー 1
夕日絶権。
ちなみに500キロとか
ロードずっと走っていたら
足って痛くならないんですか?
痛くなりますよ。ボロボロですよ。
痛そうですけど。
スピーカー 3
すごい素朴な疑問ですみません。
ちゃんと足のケアを
適度な距離でする。
できなくて一発で行こうとすると
人に合わせちゃったりとか
自分のレースに徹しないと
人に引っ張られたりとかしちゃうと
スピーカー 1
ボロボロになってきますよね。
スピーカー 3
ケアをしっかりしていればね
ちゃんとできる人とかメンテナンスできる人
そこまでボロボロになりませんけど
ただやっぱり慣れないとなります。
スピーカー 2
大体ボロボロだと。
でも完走率すごいですよ。7割以上完走してますよ。
スピーカー 1
そうなんですか。
500キロとかってショートキャスティング
スピーカー 2
飛ばしていけばいけるもんなんですかね。
いけないですよ。全くの別物ですよ。
250キロクラスも別物なんですよ。
2オーバーナイト、2鉄しなくてはいけない。
250キロの大会
250キロ完走しても
やっぱり500オーバーはまた別物で
そう簡単にはいかないですよ。
スピーカー 3
別物です。
スピーカー 2
でも
完走率7割超えてますから。
それはね、やっぱりレストポイント作ってるってことが
すごく大きいですね。
人間の体ってやっぱり横になれば
復活できる。
それは分かってくるんですよ。
だから最初はやっぱり500走って
完走は難しいけど
でもやっぱり走ってるうちに経験すれば
いろんなことが分かって
それで完走率が高くなる。
だから250キロとかでまず学んでもらう。
すごい世界ですね。
すごい世界ですよ。
川の道ジャンキーって言葉があるぐらい。
川の道ジャンキー。
その他一応は私ですから。
その他一応は完走してますからね。
ちなみにですけど、永久石鹸は持たれてる方ってどれくらいいらっしゃる?
もう400超えてますよ。500近いですよ。
一番中毒に。
そんな中毒がいる。
スピーカー 1
そんな世界があったんだって。
すみません、ロードの方はあんまり知らなかったんで。
スピーカー 2
ぜひ今度覗いてみてほしいです。
走らなくてもいいです。
スピーカー 3
去年はテレビ局が入りましたね。
スピーカー 2
TVS系で
セブンデイズ
スピーカー 2
ニュースキャスターという番組が
実況してくれました。大会中に。
生でってことですか?
生ですよ。生中継してくれましたよ。
スピーカー 1
10時からね。
スピーカー 2
結構それで注目も集まってるってことですか?
それでまた川の道の存在を知って
その後は問い合わせ多かったですね。
どうすれば出れるんだろう。
スピーカー 1
どうしましょうか。
スピーカー 2
川の道の定員は何人ですか?
定員は130と
スピーカー 3
130、140がフルで
70がハーフ。
スピーカー 1
210人。
スピーカー 2
本当にハードロックみたいですね。
でも本当に増やせないですね。
走りたい人がいたら走ってもらいたいんですけど
これ以上増やせないのは
やっぱり危ないですよ。
スピーカー 3
その受け皿として
能ではないかもしれないですけど
霊閉死道っていうのは
近藤さんも今回大シガイチで通してくださったの
サメ街も通るんで
それが京都五所から
歴史的な街道の大会
スピーカー 1
いいとこ通りまくりでしたね。
スピーカー 2
その前に川の道に
出た人がそんだけいっぱいいるので
やっぱり走りたいのに
走らせないっていうのは
申し訳ない気持ちがすごく多くて
スピーカー 1
だったら裏の大会も作ろうと思って
スピーカー 2
同じ時期にってことですか?
スピーカー 1
同じ時期に霊閉死やってるんですよ。
スピーカー 2
川の道に落ちた人は
川の道に落ちて
霊閉死の方が全然楽しい
それで川の道に来なくなったランナーが何人かいますよ。
川の道の方が
霊閉死道の方が全然楽しいということで
当たりましたね、これは。
霊閉死道って何ですか?
霊閉死道って
霊閉死道で
スピーカー 1
たぶん歴史で出てくるんですよ。
スピーカー 2
歴史の教科書にも出てくるんだけど
知ってる人はそんなにいなくて
私はちゃんと知ってました。
それでその前に作った
日光聖人道神街道っていうのが
八王子から日光までの古い街道があるんですよ。
日光?
日光の街道は
その大会をやる前に
日光聖人道神
これは八王子から日光まで
これはね、160くらいしか
100マイルしかないんですよ。
これも歴史街道で
日光、それだけの文化遺産
そういうのがあるんですけど
日光聖人道神街道
文化遺産
徳川家康を祀ってる神社なので
火事になったら大変だということで
火事の晩
八王子の聖人道神という役員が
交代で日の晩をしに
往来した道が
日光聖人道神街道
最初そこの街道でやったんですよ。
途中から礼平市街道とダブるんですね。
そこであ、礼平市
そういえば教科書で習った礼平市が
通った道でもあるんだなってことが分かって
礼平市は京都からだよね
それこそね、京の帝の命を受けて
日光東正宮に
お供え物を運んだんです。毎年。
スピーカー 1
じゃあ中仙道を越えて
途中から礼平市街道で聖人道神
スピーカー 2
という道があるんですね。
礼平市、例年
お供え物を
それを運ぶのが街道なんだ。
礼平市が通った街道が礼平市
最初は東海道
スピーカー 1
草津まで行って、草津から中仙道
スピーカー 2
高崎まで行って
高崎から
スピーカー 1
新しい道
スピーカー 2
新しい道です。
スピーカー 1
それが570キロになります。
スピーカー 2
川の道でいなかった方は
どうぞこちらに。こういう大会も作りましたから
こっち回ってください。
作ったのが礼平市です。
これ本当に歴史街道で大ロマンですよね。
スピーカー 1
大分わかってきました。
スピーカー 2
礼平市はね
中仙道って結構
大きい峠3つ越えなくてはいけないし厳しいんですよ。
でも
東海道の方が高低差ないので
距離的にはどうですかね。
距離的にはどうだろう。
東海道の方が短いですかね。
スピーカー 1
江戸までだったらそうかも。
スピーカー 2
東海道行って
日光海道
行った方が全然楽なんだけど
でもわざわざ中仙道使った
理由があって
東海道って大井川を越えたり
あと船の区間もあるじゃないですか。
だから川の状態、あと海の状態で日にちが読めない。
でもちゃんと決められた
日数の中で
東省軍に
ちゃんと参上しなくてはいけなかったので
だから日数が読める
スピーカー 1
中仙道使ったんですよ。
いますよね。
スピーカー 2
でも帰りはさ
時間的な縛りもないので
帰りは東海道使ったんです。
そうなんですね。
日光海道を江戸に上って
多分礼平氏も吉原か何かで遊んで
それで東海道帰った。
実はだからそれも一応
まだやろうという気持ちがあり
帰り道レース?
スピーカー 1
日光からの帰り道が往復で。
スピーカー 2
宇宙のコースに含まれる?
今の物語をちゃんと全部
オイセンも寄らなきゃとか
ああオイセンね。
スピーカー 1
宇宙のコースの変身。
これからも新しい企画
アイディアもたくさんあるっていう。
あります。
スピーカー 2
今後予定されていることとか
来年の伊賀の道、徳川家康の伊賀越の道、ジャーニーラン。
伊賀の道ってのはどういう大会でしょうか?
これは徳川家康、本の字の辺で。
スピーカー 1
伊賀越ですね。
スピーカー 3
正式名称は?
スピーカー 2
正式名称は神君、神の君。
神君って徳川家康の代名詞っていうかな。
別称、神君なんですよ。
神君、伊賀越の道、ジャーニーラン。
これを来年の3月の、来年の3月は第5週までありますので、
第5土日で一応やります。
よかったら京都地元で。
スピーカー 1
結構多分滋賀市のコース近いんじゃないかなと思うんですけど。
滋賀はですね、甲賀、甲賀地方。
スピーカー 2
甲賀の辺りにつきそうなんですね。
スピーカー 1
滋賀楽って言いましたっけ?
滋賀楽。
スピーカー 2
滋賀楽。あれは滋賀県ですよね。
そこは通りますね、滋賀楽と言いますね。
スピーカー 1
その辺はいつも市街集トレイルとかレイクビアで通ってるんで、
多分伊賀越のルートが結構近いんじゃないかなと。
スピーカー 2
かつてこの伊賀越の道で大会あったんですね。
今日はトライスのクラブとかっていうところでやってて、
名物の人がいたんですよ。ちょっと名前は覚えてないんですけど。
でも彼が亡くなってからこの大会も開催されなくなってしまって、
でもかつてその慶和トライスのクラブ、
慶和トライスのクラブですかね。
わわの、多分だから京都、奈良の人たちが中心になって作ってたトライスのクラブで
そういうイベントをやってたんですけど、いつの間にか亡くなって。
でもかつて大会あったわけで。
やっぱり関西って自分の縄張りでもなく人の縄張り。
縄張りってないと思いますけど。
でも自分のこだわりの中ではそういうのもあって。
だから北海道でもしばらくやりたいと思ってたけど大会やらなかったのは
北海道は他の人たちがジャニーランやってるので北海道ではちょっと遠慮しておこうと。
関西でも実はずっと遠慮してました。
スピーカー 1
あ、そうだったんですか。
歴史的に魅力のあるコースっていっぱいあるので。
それをあえて今回はやろうと思ったのはどういうことですか。
スピーカー 2
特にね、今回やろうとしている井上の道はかつて大会あったわけですから、
大会があったわけですので、自分で調べて、その人に一応陣に切りました。
スピーカー 1
そうなんですか。やっていいですかと。
スピーカー 2
やりたいんですけど。どうぞやってほしいって言われたので、それでやることにしました。
スピーカー 1
どこまで行くんですか、これは。
スピーカー 2
えーと、堺スタートにします。
スピーカー 1
堺から。
スピーカー 2
大阪の堺スタートで、あと三重の白湖、白湖浜。
スピーカー 1
じゃあ海まで行って。
スピーカー 2
で、家康はね、そのとき堺に旅行にしてた。
で、その堺から京都本能寺にいる織田信長に挨拶に出るんだけど。
それで大阪市市場直て。
そこでその報を聞いた。
知らせを聞いたんですよ。
明智光秀に本能寺で訪れた。
そのときやっぱり同盟結んでたので、徳川家康と織田信長。
で、当然自分の身も危ないと。
それでその市場直てから逃亡。
伊賀を越えて逃亡した。
白湖浜から今度船でね。
スピーカー 1
そうか、白湖から出てるんですね、船が。
スピーカー 2
自分はだから、市場、本当はその知らせを聞いたのが市場直てなので。
市場直てからでもいいんだけど、そこだとやっぱり短いし。
短すぎる。
で、家康がね、あの、宿を所属してた堺。
そこをスタートにして。
なるほど。海から海にもなりますしね。
それがシンクロ。
スピーカー 1
それがじゃあ新しく今回。
スピーカー 2
新しくやります。
スピーカー 1
それが3月。
スピーカー 2
来年の3月ですね。
スピーカー 1
そうですか。
スピーカー 2
もっといっぱいありますけど、その子で生えて。
なんですか?
スピーカー 1
もっとありますけど。
新しいやつが?
スピーカー 2
自分がやりたいと思ってる。
これからも?
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
それはまた今度の機会に。
スピーカー 1
一旦じゃあ決まってるのはその。
スピーカー 2
そうですね。
あと海外でもやりたいなっていう気持ちもなくはないです。
海外?
海外でもちょっとね、ジャーニーラン。
自分としてはね、やっぱり自分の使命。
ここまできたら、なんとか自分の使命として捉えていきたいと思って。
捉えてやっていきたいと思っているのは。
時間層。さっき24時間層、48時間層、6日間層の話しましたけど。
その時間層の普及と振興。
あともう一つはやっぱりジャーニーランの普及と振興なんですよ。
北海道でもやったし、ちゃんと陣に切って。
関西でもちゃんと陣に切って。
スポーツジャパンのジャーニーランを普及させたいって気持ちがあります。
他のジャーニーランとはまた違うスタイルでね、やっぱりやってますので。
スポーツジャパン流のジャーニーランを根付かせたいって気持ちがありますので。
海外っていうのは。
伊賀越の道の新しい企画
スピーカー 1
日本人が出るのですか?それとも海外の人が海外に出るんですか?
スピーカー 2
もちろん日本人も私がやりたいと思う海外でのジャーニーランに参加してほしいし、
あと他の国の人もこういうジャーニーランイベントもあるんだってことを知ってほしい。
で、ハマってほしい。
だいたいハマる人が多いんですよ。
スピーカー 1
お聞きしてると、永久絶景、たぶん憧れなんですよね。
さっきの日光から戻るやつも考えてるとかおっしゃってましたけど、
今アイディアとしては何個くらい温めてるのがあるんですか?
どれくらいですかね。
数えられないくらいあるんですか?
そんなにないですよ。
スピーカー 2
だから具体的にこれは大会にしたいなと思っているのはそんなにはないです。
ただ魅力のある歴史街道はここにもここにもここにもあるなっていうのは知ってますけど、
でもまた大会開催するとなったらまた違ってくるので。
で、大会にできる街道って言うのはそうそうあるわけではないので。
なんか聞きたいことはありますか?
そうですね。そのままの質問になっちゃうんですけど、
この辺の歴史街道というのは、
スピーカー 1
1つの歴史の街道というのは、
スピーカー 2
1つの歴史の街道というのは、
人と人間と人間と人間の歴史の街道というのは、
そこからアイディアから大会になる決め手みたいなのってどういうところにあるんですか こういうのをやりたいなって構想されてて実際大会にするっていうのは
まずここで大会できないかなと思ったら まずね文献あさりから始めます
で文献あさりして あーこれやっぱり魅力のあるものになるかなと思ったら
ここで大会やってみたいなと思ったら 現地行って実際に試体験します
それでこれだったら行けると思ったら そこで初めて大会ですかね
だからやろうと思ってもやっぱダメだと思ったのもいくつかありますね
なるほど あとだから本当に実際大会に行ってみたいなと思ったら
スピーカー 1
自分で作った歴史回答もありますよ 自分で作った歴史回答
スピーカー 2
例えばね去年大会にしたあの近代日本 絹の道ジャーニーランとかこれ自分で作った絹の道なんですよ
だから自分で無理やりつなげてそれがあります これまた楽しいけどね
なるほど 本当に創作した
スピーカー 1
ちなみにたてやまさんが作られた大会で全然流行らなくて これは失敗だったみたいなのとか
スピーカー 2
ボツになっちゃった大会とかはないんですか ありますよ あるんですか
大会の成功と失敗
スピーカー 2
ありますあります よかった
何でもやったら人気大会なのかと思いました 私辞めた大会も結構ありますよ
今20以上やってますけど 辞めた大会もそれぐらいあるかと思います
スピーカー 1
じゃあ生き残っているのが半分ぐらいっていうことですか
スピーカー 2
思えず中止した大会もあるし たぶん私が作った大会ね だから50大会ぐらい作って
スピーカー 1
もしかしたらギネス いやそうかもですね 50個も作って
ちなみにその生き残る法則ってあったりしますか
スピーカー 2
別に法則はないですけど
だから本当に辞めざるを得なくて辞めてしまったとか
それやっぱりリピーターだったり この大会みんなやっぱり出たいと思っている人多いとか
この大会は多くの人に愛され 多くの人が愛着を持ってくれているとか
スピーカー 1
そういうのを感じる大会 それはもうジャーニーに限らず
じゃあ逆にあんまり人気出ないやつの共通点ってあったりしますか
スピーカー 2
共通点?
なんかこういうところが良くなかったとか
やっぱり参加者が 視聴客が思うようにいかなかったり
ジャーニーで辞めた大会 トネガワソジョージャーニーランっていう
これは絶対いけると思って作った大会なんだけど
これはあんまり人気出なかったですね
それは何が違いますかね
多分川だって変化に乏しい
ずっと河川の時期を行くみたいなことですか
あと川沿いだとやっぱり自販機なかったり トイレの問題があったり
あとコンビニとかレストランとかそういうところもないですから
そういうのもやっぱりあるのかなと思いますね
だからトネガワジャーニーランは 修行の道ジャーニーランとかいう人もいたりして
スピーカー 1
変化が少なすぎるんじゃないですか
スピーカー 2
下すら修行の
スピーカー 1
じゃあ何でも長いレース作れば 全部人が集まってくるとかじゃなくて
やっぱり大会によって人気が出て続くものもあれば
あんまり人が集まらないなみたいなこともあるってことですよね
不思議ですね
なんかさっきみたいに出たくても出れないみたいな人気になったりするものと
しかもちゃんと考えられてるわけじゃないですか
そうやって下調べもされてきちんとコンセプトも考えられて作っても
人気が出ないみたいなこともあるんです
スピーカー 2
トネガワなんてまさにそうだったんですけどね
トネガワなんて本当に源流まで私行ったんですよ
大水中宮間っていうのが水源の山じゃないですか
そこもちゃんと登ってちゃんと水源もちゃんと見て
そこまでやって
だからもちろんランナーそこまでは行かせられないので
ふもとがゴールだったんですけど
かなりやっぱり思い入れが結構あって
それで作った大会なんですよ
でも当たらなかったですね
スピーカー 1
そういうこともあるんだ
スピーカー 2
ちょっとほっとします
スピーカー 1
そんな聞いて
でも昔の人の足取りとか感じるとかは人気なんですかもしかすると
スピーカー 2
歴史の道ってことですかね
IBUKIの活用
スピーカー 2
歴史の道ね
そういうのは
やっぱり大体みんなが知ってるようなところだと
ここでジャニーランやるっていう
やっぱりみんなも分かるので
この道走ってみたいとか
だからそういう歴史的背景っていうのは
集客においても大きいかなって感じますね
急にマーケティングとか経営っぽい感じになるところが
スピーカー 1
やっぱりプロ主催者じゃないですか
そこがやっぱり本当にプロなんだなっていうのを感じる
ありがとうございます
スピーカー 2
本当に思い切ってこの道に専念することにしてよかったなと思います
すごい面白かったです
スピーカー 1
池田さん何か言い残したことないですか
スピーカー 3
ここで切りやすいように
全然違う話するかもしれませんけれども
何かというと
IBUKIっていう端末持って走ると
ぴったりな大会が結構あるんですよ
この105中に
IBUKIの営業マンでもないんですけど
どこにいるんやろあの人みたいなのがあるんで
ハンドリングとか少ない人数で開催されてるんで
選手にIBUKIを渡して電源入れて
ここ操作してこうしてみたいなのが大変かもしれないんですけど
川の道とか本州縦断とかIBUKIはものすごいぴったり合うなっていうのは
あの人どこ走ってんのかなってたまにやっぱり見たいですしね
それがチェックポイントで
何月何日何時何分どこどこ通過って出るより
スピーカー 2
点が動いてる方がすごくいいなって思ったりもします
スピーカー 3
参加費をね3000円とか4000円とか参加者の負担してもらえば
なんかできることなんで
それは面白いんじゃないかなって
IBUKIが一緒にある山本さんの大会も見てみたいなって
個人的には思います
これは僕が本州縦断フットレースIBUKI持って
もう電源充電してね
毎日毎日切らさず欠かさずつけて
スピーカー 2
一人見てもらって感想できたのもあるんで
スピーカー 3
これは参加者としての感想というか意見なんですけどね
スピーカー 2
分かりました
うちの大会のいいところ
それはいいところの
もしかしたら一番いいところかもしれないのは
参加費が安いってことなんですよ
今うち独自で開発した自分で登録する方法
これは計測の経費がゼロなんですよ
実は
計測費って実は大きくてIBUKIもね
申し訳ないんですけど
それなりの金額皆さんに持ってもらうにはかかると思うので
その分参加費を値上げするってことは
自分の中ではちょっとNGなんですね
でも本当に素晴らしいシステム
参加者として
私も安全最優先ですので
そういう観点から言っても
それを皆さんに持ってもらうのは
本当にできればそういうふうにしたいですね
これは同行で一目でチェックできるっていうのは
ぜひ採用したいんですけど
そういうコンセプトもあるので
うちの大会は安い
私は本当に
たった一人のランナーから言われたんですけど
私みたいな
私は今本当に経済的に苦労してる
ボランティアの意義
スピーカー 2
走るのは大好きで大会に出るのも大好きなんだけど
私の今の経済状態では
スポーツジャパンの大会しか出れません
それでもスポーツジャパンの大会だって安いんだけど
でも年に1回か2回しか私は出れないんですよ
なので可能であれば
スポーツジャパンの大会は
今のこの料金設定で行ってくれれば
私みたいな人間でも出れますので
ぜひお願いしたいと
私たった一人のランナーに言われたんですけど
多くの人はスポーツジャパンの大会は本当に
いい大会なので
もっと値上げしても私行きますから
もっと値上げしてくださいよ
もっと値上げして
職員にももっと給料上げてくださいって言われる
そういう人はそういうことを言います
私があなたは多分生活に困ってないから
そういうことを言えるんであって
でも実際には経済的に苦労してる人もいるんですよ
あなただって高いより安い方がいいでしょと
絶対そうですよね
高いより安い方がいいですよね
なので私はそうやって経済的に苦労してる人でも
やっぱりうちの大会楽しんでほしいので
私はこの料金で行きます
職員にも悪いけど
なのでね
そうやってやっぱり今処分課値上がりしてるので
結構厳しいですよね
私もねこっそり値上げしてます
スピーカー 1
何百円の世界なんですけど
オプションメンタルとかどうですかね
スピーカー 2
そう
私言おうとしたのはまさに
ランナーのために
安い料金でこれからもやっていきたいな
できれば料金
料金背負きでやっていきたいなと思ってますので
そのためにできるだけシンプルに
あとコンパクトな大会運営
一応そのための努力を重ねてやってまして
それがスポーツウェアファンの存在意義かなと思ってますね
スポーツウェアファンは唯一無二の存在でいようと
スポーツウェアとはこういうコンセプトで大会運営していこうということで
なので申し訳ないですが今言ったオプション
それは私もこういう皆さんきっと家族の人も心配していると思うので
この方法これを持てば皆さん安心できると思うので
こういうのよかったら使ってください
それを大会主催者として皆さんに伝えることができるので
スピーカー 1
池田さんもねたくさんの人応援に来てくれて
スピーカー 2
そのおかげで完走できたみたいな力をもらえる
オプションで
スピーカー 3
ぜひ
スピーカー 2
いいですか池田さん
スピーカー 3
すごくよくわかりました
簡単に言ってしまったんですけど
スピーカー 2
そういう背景があるってお聞きすると
スピーカー 3
ちゃんとした考えがあるんだなと思いましたので
スピーカー 2
借りたい人が借りてくる
スピーカー 3
本当は端末買って年契約とかできるといいですけど
スピーカー 2
それじゃ大会の時だけ必要な人が
IBUKIのボタンを押して借りれる
スピーカー 1
でもそうやってますよね
スピーカー 3
そうですね
スピーカー 2
今実際に他のトレーランニングの大会さんとかでも
やっていただいている方法なので
豊かな人も結構来てくれてますので
そういう人たちはぜひ進めたいですね
スピーカー 1
じゃあちょっともしかしたら
スピーカー 2
そういうのも実現するかも
池田さんあとね
うちの大会参加費安いのは経費を削減するしかないじゃないですか
大会参加費安いわけだから
経費を削減するために
経費で一番かかるのが人件費だと思うんですよ
うちのスタッフは少数の職員いますけど
あと他のスタッフは全部ボランティアなんですよ
それも全部ランナー
うちのお客さん
お客さんが走らないときはスタッフに回ってくれてるんですよ
ランナーだからやっぱみんな体力あるので
私はめちゃくちゃ人使い難いんですよ
それに十分耐えられるだけの体力持っているので
少ない人数でできる
あと少ないボランティア費で
私が今さっき言ったことを言うと
ああそうですか
だったら私走らないときはボランティア回りますって言ってくれますね
スポーツウェイドジャパン大会参加費安くするために
自分もやっぱりボランティアしなくてはいけないんだという気持ちになってくれて
池田さんもぜひお願いします
そうですね
スピーカー 3
ぜひやらないと
結構する方なんですけど
スポーツウェイドジャパンさんの方にもお邪魔したいなと思いました
スピーカー 2
めちゃくちゃ強いですよ
スピーカー 3
でもみんな楽しそうなんですよね
スピーカー 2
どういうアピールなんですか
スピーカー 1
すごい楽しそうなんですよね
じゃあ池田さんもぜひね
スピーカー 2
大丈夫ですかね
たっぷりお聞きできましたね
スピーカー 1
じゃあもうちょっとなかなかあんまり今まで知らなかった
ジャーニーランとか
ウルトラマースを超える距離のランニング大会のこととか色々世界を
一回じゃあ録音止めたら
たくさん伺いました
お話いただきありがとうございました
立山誠さんでした
どうもありがとうございました
スピーカー 3
ありがとうございました
スピーカー 2
皆さん本当にありがとうございました
02:09:16

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