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  2. #11 赤城山トレイルラン、25km..

赤城山トレイルランニングレース

  • 25km部門で優勝された鈴木拓人選手
  • 主催者酒井修さん

2名にお話を伺いました!

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サマリー

鈴木拓人さんは赤城山トレイルランニングレースの25km部で優勝しています。また、主催者である高井さんのインタビューも紹介しています。赤城山トレイルランでは、初めての開催でありながら、500人以上の方がエントリーし、参加者は群馬県を除いた15都府県から集まりました。主催者は山の魅力を満喫できるコースを提供し、定員に達することを目指しました。また、赤城山のトレイルラン大会は第一回が開催されました。主催者の酒井修さんは高齢化社会において盛り上がるスポーツイベントを提供し、競技運営をスリム化することの重要性を説明しています。

目次

00:08
赤城山トレイルランニングレース。
赤城山トレイルランニングレース。後半は、お二方のインタビューをお届けします。
鈴木拓人さんの優勝
まず最初は、25kmの部で優勝された鈴木拓人さんです。
はい、25kmの部優勝の鈴木選手にお越しいただきました。どうも優勝おめでとうございます。
ありがとうございます。
素晴らしいですね。独走で帰ってこられましたけど、どんなレースでしたか?
前に3人いたはずなんですけど、ずっと4番だと思って走ってたんですけど、多分前の人どこかで道間違えたのかな?
じゃあロストですか?
全然1位のつもりなかったので、びっくりしちゃって。
地図見ていたら、IBUKIでもロストしてるなっていうのを把握はしてたんですけど、じゃあ全然あってなくて。
全然わかんないんですよ。
4位と思ってたんで。
棚ごたです。
でもそれにしてもね、素晴らしい走りでしたけど。
どうでしたか?今日のレースは。
暑くて大変でした。
想像以上に大変なコースでした。
普段から?
いや、俺とレイラあんまりやってないんですよ。だからそんな大変だと思わなかった。
あんまり山にどっぷりつかりたくないなっていうような辛さでした。
どういう活動が普段は多いんでしょうか?
僕は基本的にフルマラソンメインで。
今の時期あんまり大会がないんで、たまたま申し込んでみたんですけど。
フルマラソンどれくらいのタイムで?
2時間40分くらいですね。
なるほど。じゃあこれくらいの長さの走るのは慣れていらっしゃるんですか?
そうですね。時間的にはそうですね。
ちょうど3時間弱くらいですけど。
お住まいは?
埼玉です。
埼玉から?
はい。
この時期は大会がないですからね。
ちょっと涼しいかと思って来たんですけど、あんまり涼しくなかったですね。
そうですか。どうですか?来電以降の感想とか。
またもう少し鍛えて、タイム縮めたいなという気もありますけど。
じゃあ最長戦。
明日筋肉痛がどんなになるか怖いんで、それ見てからですかね。
山の景色とかはどうですか?
すごい良い景色ですね、本当にね。
びっくりしました。
印象的なところとかありましたか?
最初の江戸のところ、帰りにあそこから群馬の前橋の方がすごい綺麗に見えたの。
あれがすごい良いなと思いました。
そうでしたか。
良い景色でした。
上の方はガスがかかってて幻想的でしたし。
そうだったんですね。
涼しかったですね。
なるほど、なるほど。
山もたまには楽しんでください。
ありがとうございます。
今日はおめでとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
赤城山トレイルランニングレースの開催背景
続いて、この大会を運営する赤城山トレイルランニングレース事務局の高井さんに、
大会が生まれたきっかけや魅力について伺いました。
では、赤城山トレイルランニングレースの主催者の高井さんにお越しいただきました。
ありがとうございます。
開催おめでとうございます。
どうもありがとうございます。
3年半かかってようやくトレイルランニングレースの開催ができるということで、ある意味においては非常にホッとしております。
そうですか。
朝方ちょっと雨が降りましたけど、非常に良いお天気になってきて。
そうですね。
朝は朝で曇ってても蒸し暑かったし、太陽が出てて、確かにこれ暑いかもしれないんですけど、熱中症のリスクも高いかもしれないけど、それでもトレイルランニング、爽やかなトレイルランニングらしいなというふうに思います。
そうですね。無事開催にこぎつけられたわけですけど、改めて今回の大会のどういう大会かというのをちょっとお聞かせいただいてもいいでしょうか。
この赤城山を舞台にしたトレイルランニングレースっていうのは、2016年まで10年間続いたレースがあって、当時は群馬県のオリエンテイリング協会が主催者となって開催しておりました。
なるほど。別の主催者さんが以前にこのエリアで大会を開催されてたってことですね。
はい。その大会が10回続いて、その時にオリエンテイリング協会さんがご高齢だということで、10年を区切りにその大会が終わったまま、次の担い手が現れないというような状況が3年ぐらい続いてたんですが、
その時に前橋市長である山本隆市長が、やはり赤城山でもう一度トレイルランニングレースを開催したいということで、3年半ぐらい前からこの開催に向けて準備をしてきたというような感じでございます。
なるほど。それを坂井さんが主導して準備をずっとされてきたってことなんですかね。
主導っていうと少しですね、大げさというか語弊があるかもしれないんですが、当時は結局その担い手がいない中で山本市長の方から、坂井君君トレイルランニングレースの主催はできるかっていうようなことで声をかけていただいて、他のスポーツ、トライアスロンなんかですと私専門でやっていますもので、
いろいろ大会運営についても予測できることって非常に多いんですけど、当時3年半前トレイルランニングについてはあまり予測ができなくて、予測ができないから、はいって返事しちゃったっていうような感じでございます。結果論からしてみれば。
なるほど。坂井さんご自身の自己紹介もしていただいていいですか。トレイルランニングとの関わりとか、このエリアとの関わりなんか。
私は妻がこの赤城山から5、6キロ離れた前橋市の古神明というところの生まれで、10年前に前橋市に妻と一緒に東京から移住してきたっていう感じです。
元々こちらのご出身ではないですか。
私自身は千葉県の松戸市で、ちょっとこれ横道とれるんですけど、やはりそのトレイルランニングのこの大会の主催に向けて準備をしていく時にも、子供の時に山に触れてなかったっていうのは、ものすごく言葉がうまく見つからないんですけど、マイナスな要因。
大人の方でも、僕の想像なんですけど、トレイルランニングが好きな方は、おそらく子供の頃に山で冒険的に遊んだ記憶があって、その当時から岩を飛び降りることだったりとか、走りにくい岩場を走ることだったりっていうのを、おそらく幼少の頃に楽しんでたんじゃないかと思うんです。
それが、当然ある一定期間大人になる中で、そういう体験が一時空白になるんですけど、子供の頃にあったそれが、大人になってからまた山に触れた時にフラッシュバックしてきて、それが楽しんでるって思うんですね。
でも、僕は山が子供の頃になかったので、今でもこの大会に向けて準備をしてくるときに岩場に来ると怖いと思うし、だから自分は得意ではありません。
トレイルランニングレースの困難さと賛同取り
僕はどちらかというとアイアンマンというフルディスタンスのトライアスロンレースを若い時からやっていて、現在でも自分では54歳になるんですけど、未だに記録にこだわってやっていきたいということでトレーニングを継続しているような感じです。
なるほど。じゃあどちらかというとトライアスロンの方がご自身としてはメインだったんですが、このエリアに引っ越して来られて、やれるかと言われてやることになったというのが今回の大会という。
そうですね。本当に浅はかだったんですけど、当時僕が考えたのはやっぱりトライアスロンのレースの運営するときって道路使用許可っていうのが非常に高いハードルにあって、なおかつ自転車の距離が長いので、それによって大会が開催できないという事例ってものすごくたくさんあるんです。
それに対してトレイルランニングレースっていうのは山だから、その許可も何もいらないんだろうし、誰でもいいコースを思いつけばできるんだと思った。
そんなようなところで、自然保護連盟の方々に大会の概要のご説明に行ったときに、これは大変な難関なんだということが分かって、そこをご了解いただくためにいろいろ地道な活動を3年間続けながら、今日レースが開催できているという状況です。
なるほど。それはトレイルの関係の団体ですとか、自転車の方とか、そういうところの了解を取るのがすごく大変だったってことですかね。
自転車の方々は逆に特にないんですけども、やはり自然保護の観点で山を大切に思う方々がトレイルランニングは、当時まだやはりあまりマナーの良くない人たちだっていうような印象をお持ちだったようで、赤岐山はいくつかのピークがあるんですけれども、そういったところで登山者に人気があるようなピークに来るレースはちょっと許可できないというようなことを。
言うようなことだったんですよね、当時は。
じゃあその以前開催されていた大会があっても、やっぱりそこはもう一からいろいろ了解を得ていってっていうようなプロセスが必要だったってことですね。
今となってはもう過去の話ですからなんですけど、実はそういうふうに自然保護の方々が思ったのも、過去10回ただ続いた大会の3回目の大会の時に出場者とハイカーが接触事故が起きたらしいです。
やはりその時から山頂の上の方に赤岐山の上の方に登ってくるレースは、自然保護連盟としては容認できないということで、それ以降の大会というのは中腹を横に走るような、参加者にとっては眺めのない森の中をただ走ってくるようなイメージのレースだったんですね。
久しぶりに山頂のエリアまで辿り着くコースが復活したということなんですね。
そこはやっぱり坂井さんとしてはこだわられたポイントだったんですか。
そうですね、例えば自分が客の立場だった時に1回目は出ると思うんです。
赤城山トレイルランの初開催
例えば赤岐山でレースが復活しましたということでいえば、コースもよくわからないし、GPXとかでわかるかもしれないんですけど、1回目はどんなものか出てくださるかもしれないんですけど、やはり魅力を感じないレースをやっていても持続性がないと思ったんで、
その状態でやっても結局短い開催年数で終わるだろうということで、きちんとみんなが喜んでくれるレースができるようになるまでは、ということでこだわっては来てます。
このエリア、山のご紹介というか特徴というのはどういう山になりますか。
それがまた僕はよくうまく説明できないんですけど、どうやら株主さんとかそれとか私が一緒にこれやっているトレードランニング協会のメンバーとかに聞くと、おそらくここが標高400メーターとかそれぐらいなんだと思うんです。
それが山頂に行くと1500メーターぐらいまで行きます。
1500メーターぐらいまで上がっていく間に自然が変わっていくらしいんです。
なるほど、その植生とかが変わっていくっていうんですかね。
そこに生きてるっていうかで言うんですかね、そういうような草木だったりとか、そういうものが変わるから見える景色が相対的なイメージで変わっていく。
路面に関しても岩やがればの部分も多少あればそうじゃない走りやすい部分もあったりと、非常にこの50キロの中にトレードランニングの要素が凝縮されていると株主さんは言うんです。
それは僕にはよくわからないんですけど。
株主さんも群馬のご出身ですし、結構こちらでトレーニングもされていたっていうことなんですかね。
そうですね、株主さんこの隣まさにこの会場である国立赤城青少年交流の家というところから車で30分ぐらいの、当時は隣村だったんだと思うんですけど、隣村に株主さんお生まれになったんです。
そうですか。
赤城山を毎日見て子供の頃を過ごしてたということで、赤城山にものすごく思い入れがあって。
じゃあホームマウンテンみたいな。
もう完全にそういうことだと思います。
そうなんですね、なるほどなるほど。
株主さんは私たまたま同い年で54歳で、もちろん功績とかそういうことで言うと天と地の差以上なんですけど、やはり当たり前に株主さんも40歳でUTMBのナンバー3になって、そこからもずっといい成績を続けてきたんですけど、
さすがに50歳過ぎていろいろなところが痛かったりとか、いろんな状況がある中で、私も同じような状況で思うようにトレーニングが詰めないとか、そういうような共通点もあったりする中で、そういう部分では非常に楽しくルートを一緒にそういうような話をしながら回ったりとかしながら、どうやったら喜んでもらえるかみたいなコースを一緒に考えていただきましたという感じです。
赤城山っていうのは一応車でも上がれるんですよね。
上がれます。
頂上に小さい湖が2個ぐらいあるんですかね。
大沼って湖なんですよね。
池?
池。
ちょうど1周5キロで、そこではそこで40年間続く赤城大沼白樺マラソンというトラジショナルな20キロと10キロのレースがあるんです。
そこまで車で赤城県道というのを登っていくと、前橋市から25キロぐらいで山頂に着くことができて、赤城山というのは8つのピークがある。
その8つのピークを全部合わせて赤城山という大きい山なんですね。
その中で一番黒日という黒日山というところが一番高いところなので、ハイカーの方々とか観光客の方々はこの中腹にある山はなかなか楽しむ方が少なくて、山頂まで行って黒日に登る方が多い。
なるほど。じゃあその赤城山というピークがあるというよりは頂上のあたりに黒日山をはじめとする8つのピークがあるという。
そうです。
そういう形なんですね。
それに赤城山のピークはないっていう感じなんですけど。
今回のコースではその8つのピークというのは通るんですか?
その中でその8つに入るので言えば長七郎というところと地蔵岳というところを登ります。
なるほど。じゃあそういう山頂エリアまでちゃんと足を伸ばしてピークも踏みながら帰ってくるっていうコースですよね。
そうですね。
初開催だと思うんですけれども500人を超える方がエントリーされたということでかなり数は集まっているなということで僕もびっくりしたんですけれども、そのあたりどうでしたか?
元々過去やっていた大会の参加者がおそらくまだ競技を続けていて出てくださっているという方々が、これ大雑把なイメージですけどおそらく2,3割はいると思います。
じゃあそういう方が復活したというイメージなんですかね。
ようやく近隣の方が近いと思うので、俺たちの赤城山にレースが帰ってきたぞ。なおかつ今回のレースはまた赤城山の山頂の方に行くコースだということで、我々の山の魅力を満喫できるレースだということで帰ってきてくださっている方々が2,3割はいるというふうに思います。
それから昨日ちょっとですね、今回の大会で共産をしてくださる方々なんかと話した時に、この時期にこれぐらいの距離のレースがないんだそうです。
私はそんなことで意識したわけじゃないんですけど、8月に50キロレースやるっていうのはチャレンジングだと。
一般的に言うともしかしたらリスクが高い。熱中症のリスクが高かったりとかするから、主催者としてはちょっと避けるような時期なんだけれども、その時期に50キロぐらいのレースがあって、ちょうどそういう人たちにとってはいい時期にいいレースがあるぞというような感じみたいなことをおっしゃったりしてました。
確かに時期的にはたくさん他のエリアでやる時期じゃないので、そういう意味で集まりやすかったのかもしれないですね。
一応そういう点で群馬県ってやっぱりトレイルランニングのレースが多くて、いくつって今挙げられないんですけど、そういう中ではやっぱり群馬県内における競合は避けたかったんです。
せっかくの1回目ですので、やはり定員にはなってもらいたいということで考えたときに、ハードルを低くするためには他の大会が、もう何年も続いている大会がない時期を選ぼうということは意識して8月にしました。
じゃあ基本的に群馬近辺の方が多いですか?
そうでもなかったんですね。群馬県の方々は4割でした。残りの6割は他の16都府県、群馬を除けば15都府県の方が来てくださってます。
そうすると関東中心に15都府県。
そうですね。埼玉、東京、千葉、神奈川あたりで、残りの5割ぐらいで、残り1割ぐらいが結構遠いところから来てくださるような感じです。
その辺は大体予想通りっていう感じだったんですかね。
そんなことを予想するほど経験値がなくて、全く予想がつかない中でやって蓋を開けてみたら、そういう感じだったみたいな。
なるほどね。どういう方が多いんでしょうね。
参加者の地域とエントリー数
難しいですね。だから私はトレイルランニングのレースの主催者を何年も続けてきたわけではないので、そういう肌感覚がないんですけども。
古くから存じ上げてる滝川二郎さんだったりとか、いろいろな方々が今トレイルランニングレースっていうのはなかなか参加者が集まらないみたいなお話をしたりなさってるので、
そういう部分でいうと若干の不安がありながら今回を迎えたんですけど、結果的には定員に行ったということで。
あとは滝川さんなんかがyoutubeでおっしゃってることやなんかを聞いてると、新規の方々がいない。
もともと続けていた方々がコロナ以降レースに復活してきていなくて、参加者がなかなか定員に届かないというようなお話をしているので、
僕にはそこら辺の部分がわからないんですけれども、なんかそういうようなことをおっしゃってましたね。
でもそんな中、定員ちゃんと埋まってっていうのは素晴らしいですよね、初回で。
なんでしょうか、そんなことは当たり前なんですけども、
おそらく他のロードレースですとかそういったものに比べて、
やはりトレイルランニングレースっていうのはどんなコースを走れるかってことが非常に比重が高いっていうふうに僕は思うんですね。
だから集まったのはこの赤城山でこのコースを作れたから集まってくださったっていうことで、
何かそこに主催者としての仕掛けみたいなものがあったから、集まったことではないっていうふうに僕は思っているので。
いやいや、そこは両方だと思いますけども。
そこはそういうふうに思って参加者の方々から、私はむしろ今回終わった後の方が怖くて、
もちろん今日も安全に終わることがすごく怖いんですけど、
終わった後に皆様がどういう印象をSNSとかで発信してくださるのかっていうことの方がもうドキドキですね。
でも確かにおっしゃるように山自体は人間は変えれないんで、誰がやっても山は山で同じ山は山ですからね。
そういうところはあるかもしれないですけれども。
注目の選手とレースの注目ポイント
今回出場されている選手の中で注目の選手とかはいらっしゃいますか?
レース的な意味での注目ポイントみたいなのはありますか?
そういう部分では群馬県内においての若手の方々で強いと言われるような方々は今回出場なさってなくて、
他のスカイラーニングの世界選手権やなんかもあるみたいなんですね、この同時期に。
そんなこともあるのかもしれないんですが、そういう部分で言うと10年前にものすごいトップクラスで赤城山を走っていた方々が年齢を重ねて、
今50歳とか60歳で出てくださっている方々が何人かいらっしゃって、そういう方々がおそらく注目なんだと思うんですけど、
僕もそこがまだまだ疎い部分と、それから85歳、確か85歳なんですけど月岡さんって、
ウルトラのトレイルをやってらっしゃる月岡さんが今回出てくださっているようなので、そういった方々なんだと思います。
なるほどね。じゃあベテラン勢が活躍するかなというところですけどね。
そうですね。
ちょっと誰が最初帰ってくるか楽しみですけどね。なるほど。
じゃあこうやって第一回が実際に開催されているわけですけど、今後に向けてこの大会どういうふうにしていきたいかとか、
あとウルトラマンソンもされていると思いますし、この赤城山エリアでいろいろ大会開催されていると思うんですけど、今後の展望などあれば教えていただけますか。
日本全体が難しい話をできるわけではないんですけど、日本全体が高年齢層化を迎えていて、そういう部分でいうと、
私も54で年寄りですから、若い年寄り、活動的な年寄りっていうのがどんどん出てくるじゃないですか。
マラソンなんかにしても一つ高齢化を迎えた中で若い頃に競技経験がない方々がマラソンをやることによって盛り上がっている部分というのが非常にあると思う。
そういう部分を考えたときに、やっぱり年を取った方々でも頑張る方々が生き甲斐を感じるような場を提供していきたいということを考えるんです。
そうなったときにスピードを競うものは、なかなか記録の短縮っていうのは年齢が高くなれば難しくなるので、
そういうことではなくて、そのチャレンジ自体に意味があるようなスポーツイベントがこれから求められてくる、そういうことを喜ばれる方々が多いと思うんです。
トレイルランニングだったりとか速さだけで勝負できるものではなくて、地道な努力を続けてたら若い人間とのギャップも埋められるものだったり、100キロも当然そういうような視点があると思う。
あともう一点やっぱりすごく強く思うのは、これからはやっぱり競技運営のスリム化というか、いかに人的だったりとか金銭的な負荷の少ないスポーツイベントをやるかっていうことが持続のポイントだと思ってるんです。
競技運営のスリム化と安全管理の重要性
ですので、以前の大会のようにボランティアが何百人も何千人もいて至れり尽くせりということが、これからボランティアの担い手が少なくなってくる中では難しくなってくると思うので、
そういうところのスリム化を図りつつ、参加者にあまり不便をかけない運営の仕方っていうのを大会の主催を重ねることに勉強していかないといけないっていうふうに思っています。
その一つの取り組みがこのイブキを計測として使わせていただいていることでもあって、以前のようにタイミングマットをいくつも引いてとか、そこにスタッフが常駐してとかいうことだったり、あとは選手の安全管理っていう視点においても、
イブキのGPSを画面で選手を監視できることによってコース上に立つスタッフの数を少なくするとか、そういうことにもつながるので、そういうことを意識的に大会運営に取り入れていきたいと思います。
なるほどね。ちょうどイブキも触れていただいてありがとうございます。
じゃあ今後、このレースに参加を検討されている方に、もしよろしければ一言いただいて終わりにしてもいいでしょうか。
真夏のレースでチャレンジングな部分も多いんですけど、夏の赤城山は非常に爽やかなので、ぜひその爽やかな赤城山で、人との戦いというよりは自分とのチャレンジを楽しんでいただくようなことで、それを目指してこちらも運営していきますので、ぜひ来年度以降参加を検討してみていただければというふうに思います。
はい、じゃあどうもありがとうございます。
27:05
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