転職活動の経緯
年に1回転職しようかなーって思う時期が必ず来るんですよね。 今のところ5,6年ぐらい連続で転職しようかなーって思っています。
今年も転職しようかなーと一度思って転職サイトを覗いてみたり、 転職エージェントに連絡を取って面談してみたりもしました。
実際に転職活動もして、何社か面接を受けたりもしたんですけども、結局転職しないんですね。
もちろん向こうからお断りされるパターンもあります。 書類選考で落とされたり、一時面接やったんだけど二次には進めなかったり、
内定をもらうところもあったんですが、結局条件が折り合わなくて行くのをやめたりっていう感じで、転職活動するはいいけどだいたい転職しない。
それを5,6年ぐらい続けています。 なんで転職したいかって話になるんですけど、今の会社にもう無理絶対にやめてやるっていう大きな理由があるわけでもなく、
もしかしたら今より良い環境があるんじゃないかっていう気になって、ちょっと他の会社を覗いてみたいなーって思いになるんですよね。
それがだいたい転職活動を始める理由だったりするので、そうなってくるとね、もう自分の転職してやるっていう絶対的な強固な意思があるわけでもないから、
今より条件いいかもしれない。いやでもこれぐらいだったら別に転職しなくていいかなーみたいなそんな気になってしまって、結局転職しないっていうのをもう5,6年ぐらい続けています。
中でもこれだったら転職しない方がいいんじゃないかなって思っちゃうのが、労働時間です。
世の中の人は思ったより働いている。 この番組は定時退社に定評のあるプロ会社員のこたつが、人に話すほどでもないようなことを冷ややかに、時には熱く語る
私は定時で帰りたいです。 お耳が空いていたらいかがでしょうか。お疲れ様です。こたつです。
何社かには面接に進めるんですよ。大体7,8社ぐらいに応募して、そのうち3社から5社くらい面接にはたどり着けて、そこからお断りされたり、
逆に最終面接で私が断ったりっていうのをずっと繰り返して結局転職しない。 そんな毎年のイベントを行っております。
結局何で断るのって言うとですね、 労働時間なんですよ。
求人とか面接で労働時間何時間ぐらいってのは大体書いてあるんですが、細かいところはあんまり書いてないんですね。
なので面接で聞くんですよ。残業は月何時間ぐらいありますかって。すると大抵は人によっては異なるんだけど月に20から30時間くらいですね。
結構他と比べたら少ないと思いますよって言われるんです。 月20時間から30時間。
1日に換算すると毎日1,2時間ぐらい残業してるっていう計算ですね。 ほほーと思って
私今の月の残業時間5時間以内なんですよ。 今より働くの?って思っちゃって。 えーって毎回びっくりするんですね。
確かに私は休日出勤があるんですけども、その休日出勤と年間の残業時間を合わせても年間50時間も働いてないんです。
つまりは今より長く働かなければいけないってことになっちゃうんです。 えーって思って。それがほとんどの求人でそうなんですよ。
どの会社の残業時間とかを聞いても大体20から30時間。 少ないところで月10時間かなーって言われるんです。
10時間でも今の倍なんですよ。 今の倍働けって言われたらちょっとこの会社じゃ無理かなーなんて思っちゃうんですよね。
わがままなのかなぁ。 停止される年収も今と同じか、まあプラス数十万から100万円くらいみたいな
くらいなので年収は上がるは上がるんですよ。その代わり働く時間が伸びる。 残業時間に至っては必ず倍以上になるっていうところで、いやこれって今の会社でそれくらい
残業したらそのオファーされている年収になるんじゃねっていうふうに考えてしまって、 それだったらあんまり意味がないなぁなんていうふうに考えてしまっています。
今の残業時間って月20から30時間っていうのが当たり前なんでしょうか。 これでも少なくなってるっていう会社さんが多いので、つまりは昔はもっと残業してたって
いうことですかね。 いや確かに私が今働いている会社、私が入社した当時も月の残業時間って平気で45時間とか
こうしていたんですけれども、それがいろんなことを経て今月5時間以内になっているから、確かに時代的に減ってる方だとは思いますが、月5時間以内の私が今月残業10時間以上働くっていうのはかなりきついです。
給料は今よりも高く出しますよなんてことは言ってくれますけども、働く時間が伸びるんで あれば待遇が落ちていると言っても過言ではないんですよね。
これぐらい私は労働時間っていうのをとても重要視してるんだなっていうのを 転職活動を経て再認識しております。
転職の動機
あとは労働時間伸びてもやりたいって思える仕事がないんだと思うんですよね。 いやないっていうよりは世の中にないんじゃなくて、私がこれをやりたいっていうそういった
思いがないのかもしれません。 今働いている会社でもこの仕事やりたいのかって言われたら別にそういうわけではない。
他の業界でもいいし他の職種でもいい。 ただ嫌じゃないからやってるだけ。
多分転職活動をする人って今の待遇が悪いからそれを良くしようっていう転職と今やっている ことよりもやりがいのある仕事に就きたいっていういわゆる気持ち的な転職
だいたいどっちかになるんでしょうね。 私は待遇を今より上げたいとは思っていますが、今より長く働きたいとは思ってないんです。
何だったら今より短い時間働いて年収アップしたいとすら思っている。 とても怠惰ですね。
転職しようって思うときはどんな時なんでしょう? もうこの会社にいるのが限界だっていう、ここにいたくない上司とかでも働きたくないっていう
マイナスな感情による転職と、もっとやりたい、もっと働きたい、こういう業界でこういう仕事やってみたいっていう前向きな転職が
いろいろあるじゃないですか。 私が前の会社を辞めたときはマイナスな感情だったんです。
会社全体でパワハラが横行していたので、この会社にいたくないなーっていうのはずっと思っていたんですよ。
直属の上司、その当時の上司がちょっと人間的に無理だったんですよね。 何があったかっていうのはですね、11月23日に行われる文学振り間で出す営業エッセイに細かく書いてあるんですけども、
ちょっと上司の一言がどうしても許せないというか、その気持ちのあり方が無理で、やめよって思って割と衝動に近い感じで辞めたんです。
多分そういう人が多いんじゃないんでしょうか。ここにいるのが嫌で、ここじゃないどこかに行きたいって思った時、
転職を人は考えるのでしょうか。あんまり周りでね、前向きな転職っていうのをそんなに多くは聞かないんですよ。
一応1人か2人くらいは前向きな転職っていうのはいたんですけども、だいぶ生まれたなーっていうふうに思った記憶があります。
その同僚は今私が働いている会社の同期だったんですけど、その人はすごく前向きな気持ちで、今よりももうちょっと難しい仕事をやりたいというところでステップアップしに行きました。
私にはそういったステップアップをしたいっていう気持ちがあまりないので、どちらかというと本業の会社ではコスパ良く、
それでいて成果を出したいっていうようなそんな感じの働き方をしているので、今より労働時間を伸ばしてまで働きたいとは思わないですね。
結局私が仕事に求めていることって多分コスパなんだと思います。 仕事内容と給料が見合ってるかどうか、
何だったら仕事が楽で給料が良いっていうところにすごく重きを置いている気がします。
転職への葛藤
それで言うと今の仕事をもう10年近くやっているので、もう勝手が全部わかってるんですよね。
何をどうしたらいいとかどう考えればいいとかもほとんどわかっているから、ちょっとの労力で大体の成果を出せるようになってしまいました。
だから今月の残業が5時間以内になってるんだと思います。 もしこれで今転職してしまったら仕事を1から覚えなきゃいけないし、その会社の成果も1からまた作らなければいけない。
そう考えると今より労働時間も長くなるし、働くエネルギーも今より必要になる。
果たして転職する意味はあるんだろうか。 もうこの会社にいたくないって思うんであれば確かに転職を決めた方がいいんでしょうけど、
そこまでではないんだよなぁ。 働いていると会社への不満ってたくさん出てくるじゃないですか。
上司の誰々さんが嫌だとか、この会社にはこういうところがあるからだから嫌なんだよねとか、
なんでここ待遇良くなんねんだとか、いろいろ考えることはあるんですけど。 じゃあそれが転職を決める決め手かと言われたらそれほどでもない絶妙なラインなんですよね。
いやー本当転職ってエネルギー使うからよほどの理由がないと転職しないですよね。 しかも今もですね中途入社でうちの会社に入ってくる人がいるわけなんですよ。
最近同じ部署にも後輩が入ってきまして、その人の教育係に私今なってるんですけども、
外の人から見てもやっぱりうちの会社まだ魅力的に映ってるんだって思ったら、この会社で働いててもいいかなーっていう気になっちゃいますね。
これで全然人が入ってこないってなっちゃえば、うちの会社は魅力がない、私も早く脱出せねばなんて思ってしまいますんで、
新しい人が入ってきてくれるっていうだけでもまだ残る判断をしてもいいのかなっていう気がします。
もしかしたらですけど私が年に1回転職活動しているのって、今の会社の待遇が良いのか悪いのか客観的に見たいからなのかもしれないですね。
転職活動の意義
他の会社見てみないとわかんないじゃないですか。自分の勤めてる会社の福利構成がいいのかとか、待遇が悪くないのかとかってあんまりわかんないじゃないですか。
他の会社の休事を見るだけでも、うちの会社の方がいいなって思う時があるし、こっちの企業の方がいいなって思うとこはあるんですけど、あれでもめっちゃ働いてるじゃんみたいな。
トータルで見たらトントンか、今の方がいいみたいな。そんな判断になってしまいますんで、それだけを見ると転職しなくていいかなって、今の環境そんな悪くないなって思えるので、また働くモチベーションになっているのかもしれません。
そんなにガッツリ働く気はないんですけど。
うーん、そうかもしれないですね。
それに付き合わされている人たち、転職エージェントさんとか企業の人事担当者とか、そういった方々には申し訳ないんですけれども。
でも本当に待遇が良くなるんであれば、その会社で働いてみたいと思うんであれば、私は転職しますんで、お互いその可能性を持っているというところで、なんとかご容赦いただけますと幸いでございます。
はい、そんなところでしょうか。
最後に告知です。11月23日日曜日3連休の中日に東京ビッグサイトで開催される文学振り間に参加いたします。
そこでは私の担当、お世話になっております私という営業エッセイと、友人とやっているサークルでの協調、天の神様の言う通りというエッセイを2冊販売いたします。
お世話になっております私という営業エッセイでは転職にまつわる話も書いておりますので、気になる方はぜひぜひお手に取ってみてください。
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以上、こたつでした。お先に失礼致しまーす。
