そして、これは声日記やポッドキャストへの思いを詠んでいただいたら素敵だなとは思っているのですが
その後、いろいろ考えまして、もうそうでなくてもいいということにします。
声日記を使って、ポッドキャストを使って
短歌を詠み、それを百人百首に参加しようとしていただいているその行動が
もう声日記の応援ですので、どんなテーマでもよし。
また、短歌といっても、季語がなくてもOK。
57577という形式にもそんなにとらわれずに、字余り、字足らずでもOK。
また、短歌ではなくて俳句の575形式、それでもOK。
一人一首という制限もなし、ルールは最低限でいきたいと思います。
ただ一つ、創作の喜びを味わうという目的については大切な目的としたいですね。
なので、オリジナルの歌でお願いいたします。
この百人百首に参加したい。
百人百首に投稿したいと思った時には、この番組を言及してください。
またはメッセージで送ってください。
またはハッシュタグで「#百人百首」と付けていただいたものも拾っていきたいと思います。
そのように言及いただいたり、送っていただいたものは選考などはなく、
必ずこの百人百首の中で紹介させていただきます。
少なくとも百人達成、もしくは百首達成、どちらかが到達するまでは必ず紹介させていただこうと思います。
オリジナルの歌でお願いしますというところで、
創作の喜びを味わうということを大切な目的としたいとお話ししたのですが、
創作の喜びについてはどんぐりFMのなるみさんの声日記
「創作をすることの価値」をぜひ聞いてみていただけたらと思います。
私、少し緊張して、もしくは新番組ということで少し声をつくって今まで話したのですが、
ちょっと作るということへの違和感もあり、ここからはもう少し素な感じでいきます。
さて記念すべき第一首、私がこのイーダーシッペを発揮しまして第一首を投稿します。
これは実はもうすでに声日記の中で一度発表している短歌です。
旅の世の色とりどりの声日記
歩幅ととのえ歩き出す朝
火禾子
これはですね、LISTENの皆さんにお会いをして、
そして旅をして宮城県に戻る夜行バスの中で、
いろんな方々の声日記を聞きながら戻ってきて、
朝仙台に着いて仙台の定禅寺通りを歩きながら私も声日記を撮ろうというふうに思ったときにですね、
このバスの中でもしくは定禅寺通りを歩きながらこの短歌を作りました。
そしてそこにひっそりと声日記にこの短歌を収録しましたところですね、
近藤さんが11月20日の声日記の中でこれを言及いただいて、
ぐっと来ましたと言っていただいたんですね。
そのぐっと来ましたと言っていただいたことに私もぐっと来ました。
背中を押していただいた気持ちを得て、
改めてこの私の作った短歌を百人百首の第一首として投稿したいと思います。
そしてもう一つ一生懸命考えたところが、もしかしたら短歌よりさらに一生懸命考えたのがこの名前です。
音声だからAKIKOといってAKIKO同じじゃんっていう風に聞こえるんですけれども、
この文字にしますと書き方を変えております。
ひ、そしてのぎへんののぎ、そしてこ、この3文字で火禾子というように、
短歌ネーム?歌人ネーム?何というかわかりませんが、
短歌ではこの名前を使おうという風にこの名前を考えました。
これははじめさんが一人百首で投稿なさっている短歌で、
一狄翁という名前を使われておりまして、
ああこれかっこいいなあと、すみません意味はよく存じ上げておらないのですが、
どこかで意味も解説をいただけましたらこちらのお名前の意味も解説をいただけたら嬉しいと思うんですが、
この一狄翁という名前を見て私の名前を作ろうと、
単歌ネームを作ろうという刺激を受けまして考えました時に、
この火禾子というこの字は実は私が考えたのではなくて、
私が生まれた時に両親が名前をつけるときにはじめ、
この三文字の火禾子ではなくて、
火へんに禾という字で秌。
これは春夏秋冬の秋の旧体字で、
春夏秋冬の秋と基本的には同じ意味だということなんですが、
その火へんに禾の秌で秌子という名前にはじめしようと思っていたと。
しかしこのひへんにのぎは人名漢字に入っていなかったそうなんですね。
それでどうしようかなと思った時に、
じゃあ全部ひらがなであきこにしよう。
そしてもし大人になって自分で漢字を当てたかったら自分で当てればいいし、
ひらがなにしておこうということで、
ここまで全部ひらがなのあきこというのが私の名前です。
しかしね、名前をつける、親が子供の名前をつけるというのは、
非常に特別な意味のある思いのこもったことだと思うので、
この親は私にどんな願いを込めて、
もともとの春夏秋冬の秋の旧体字であるひへんにのぎの秌子、
これをつけたかったのかなということを何度か思いを馳せる機会がありました。
それで調べてみると、
例えばこの秌には実りの時とか大切な時期、大切な時というような意味が書かれている時があって、
その実りの秋、大切な時という意味があるんだということが分かりました。
さらにこのひへんとのぎへんを分けて火禾という書くことで、
この火というところが少し強調されるような気がしまして、
その火というのにまたこの情熱というような熱さを感じるところも、
この火を分けてはじめの一文字に火を入れた名前というのも素敵だなと思って、
それでひのぎこの火禾子というのを私の短歌ネームにしたいと思いました。