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2020-10-13 18:57

「チベット旅行記」第1回:初・全然行きたくならない旅行記

これから3回、「チベット旅行記」という本をテーマにお届けします。

時代は明治後期。仏道を追求するために当時鎖国をしていたチベットへの入国を試み、果たした著者の生々しい旅行記。
溢れる現場間。度胸。

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

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書籍紹介(Amazonより)
紹介者も資力もなく、ただひたすら求道の情熱に身を任せ、明治33年、日本人として最初にチベットに入国した著者による旅行記。

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00:11
私、この11月で30歳になるんですよ。
だから、大学のサークルの先輩とアンダーズを取りました。
アンダーズ東京って、噂に聞くお高いところですか?
でも、コロナで超安いし、GoToも適用だから、マジで1人2万円切りますよ。
えっ!?
なんと、アンダーズ!
マジか!
30アニバーサリー中、ということなんですね。
予約したのは、普通にディナー付きの、ちょっといい部屋みたいなやつ。
来てるなぁ。Miki来てるなぁ。
いや、あと男だけなんですけどね。
一応、予定では隣にめでてくれる男がいる予定だったんですけど。
アンダーズに行った時。
確かに、そこで現地調達しますわ。
別に男がいてもいなくても、いたらいたらめでてきます。
どっちでもいいから。
私、完全に妻のスパイスとして生きていく覚悟でいます。
もっとバッテリーだけで、日々に刺激をもたらしていく。
いいですね。
GoTo、どっか行きますか?
来週、ワーケーションしようと思って。
普段、神戸なんですけど、ワーケーション先は淡路市に近いところにあるんですよ。
あ、沖縄とか行くのかなと思ったら、そういう感じですか?
いやいや、近場に。
いいですね。景色もいいし。
そうなんですよ、みたいなところで。
やるか、今日も。
やるか。
今日もやるか。
そうですね。はい。
今日、一応旅の小説だから、旅の話してくれたのかなって思いながら聞いてましたけど。
いや、すごいですが、そうですね、旅ですね。旅ですね。
ちなみに、私、ずっと免許取る、免許取るって言ってるじゃないですか。
言ってますね。
そう、全然取れなくて。
え?
免許の勉強をする才能がなくて、仮免のテスト10回ぐらい落ちてるっていう。
すごい、ひぼんな才能の持ち主です。
すごくないですか?
10回ぐらい落ちて、やっと合格した。
まだ、仮免取れてないんですけど、仮免の場合にミニテストみたいになるじゃないですか、仮免試験を受ける前に。
それが全然点取れなくて、10回ぐらい受けて、やっとわかった。
っていう、ひぼんな才能を再発見してしまいました。
03:00
全然、本の旅行の話に行けないですけど。
旅に思い出したんですよ、一応。
私も旅に出たくて、キャンピングカーでキャンプしたくて、免許取ってるはずだったんですけど、まだ取れないっていう。旅に出れないっていうね。
今、今回取り上げる本、行き先はチベットですけど、
一応、このチベット旅行機の川口会社のように、徒歩で行く本だったんですね。
そう、行くとしたらマジで徒歩、パソコン持って。
私は車で行きますけど。
そう、私はマジで徒歩。
いやー、今回のチベット旅行機、しんどそうだなと思いました。
仮免の試験、10回落ちるのもなかなかしんどそうだなと思いました。
そうっすね。だからもう、仮免の試験、車結構乗って慣れてたのに、仮免の試験のせいでもう忘れちゃったから、たぶん乗車試験も落ちるっていう。
そういう気持ちで。
おかしいなー、取ってるはずだったんだけどなー。
免許取ろう。
免許取ります。頑張ります。
今日の本はあれですよね、チベットに旅行する話です。旅行というか。
旅行機っていうタイトルついてますけど、完全に修行旅ですよね。
本当ですよ。私この本の読んだ感想で、旅の話を読んで旅に行きたくなくなったら初めてっていう。
こんな厳しいのちょっと無理っす、無理っす、みたいな感じになっちゃいました。
これチベット旅行機、青空文法とかにもなってるからまだ読めるやつですね。
19世紀の末、1897年に日本を出てチベットに行きましたっていうお坊さんのお話。
しかもお坊さんとして行くっていうね、人として旅行するとかじゃなくて、仏教の原点を求めてチベットに行くっていう、
お坊さんの生活を続けながら旅行するっていう。
日本だとあんまり修行もいろんな人訪ねてきちゃってうまくできねえなーっていろいろ言う人がいるから、
いろんな教典あるけど何が元なんでしたっけみたいな、探りに行こうぜっていう旅行ね。
日本には手に入らないからチベットに行かないともないから、チベットに行くしかない!
たとえどんな時間かかっても!っていうお話ですよね。
あるそんなこと?
あるかね。
半年とか経ってもたどり着けなくても全然諦めないわけですよね。
てか3年かかってるし。
当時だからまず船でインドまで行って、そっからチベットの奥地奥地に入っていくわけじゃないですか。
スムーズに旅行していくっていうよりは、
てんてんと村に行って言葉を覚えたりとかしながら進んでいく感じでしたね。
06:04
しかも当時チベットが鎖国してるっていうか、入国できない感じ。
普通の人は入国できない感じになってるんですよね。
うん。鎖国中。
鎖国中。だから全然直線距離じゃないっていうか、
うまくコネクションとか作りながら、こうやってこうやっててんてんとして、
ついでに言葉も途中で覚えてとかやってますよね。
これ、やべえな。
辛すぎる、生活が。
ミキさんが張ってくれてるこの通った道っていうのがあるじゃないですか。
そもそもスタートしている赤い点が明らかに内陸があるっていうことなの?
最初が神戸からダージーまでは割とすんなり行けるっぽくて、
ダージーまでは船と多分陸路で来てて、
でもそっからダージーの右上に目的地のチベットの首都はあるんですけど、
一旦ね、超南下してるんですよね。
上じゃなくて。
で、下のブッダガヤとか、それも直線じゃないんですけど、
ブッダガヤ行って、インドのブッダガヤ行って、
その後北上してネパールのカートマンズ行って、
その後さらに西行ってネパールの奥地からチベット入って、
でも求める人は全然超東の方だからガーって東に向かってくる。
だからこの画像はですね、カートマンズからまさにどうやって行ったかってことですね。
あ、そうっすね。この赤い直線はそう。
そうか。
カートマンズに行くまでもダージー行ってブッダガヤ行ってっていうのがあるんですか?
そう、カートマンズでやってるんですよ。
しんどっ。
すごい遠回りしてるんですよ、本当に。
なんでこんなことになっちゃったんですか?
まず、いきなりは入れないから紹介状を求めようとか、
チベット語は学ぼうとかって言って、
学んでる時間とかはありましたよね。
ありましたね。
まず、鎖国してるっていう大前提があるから、
バレちゃいけないんですね、入った時に。
あと日本人だっていうので堂々入れないから、
中国人のふりしようとか、そういう戦略とかも旅の中で練っていきましたよね。
だから最初は入国の術がまだ見つかってなかったですよね。
出発時点では。
だから結構勢いで日本語を習っちゃったみたいな感じ。
とりあえずここにチベット語を教えてくれる人がいるから行こう、
その人にチベット語の言い方を聞こうみたいな感じで、
だんだん少しずつ近づいていってる感じでしたよね。
どうですか?インスタ的にはあまり来たなとはならない?
09:00
だって大変じゃんって思って。
こんな大変な思いするんだったら、もういいよってなっちゃいました。
行けるところでいいよ、直線でってなりました。
もし自分だったら、これ目指してだったらいくなみたいなのありますか?
川口絵香さんが日本に、
序盤でも日本で自分のことを思ってくれるのであれば酒をやめると。
確かに序盤ね。
それの段階で、そんな人が原点を求めてチベットに行くわけですけど。
ラサにこれあるよって言われたら行くなっていうのはありますか?
ラサは内陸だからないんですけど、
でも私ダイビング好きなんで、
漕ぐれるスポットがあるみたいなのだったら、ちょっと頑張っていくんですね。
なるほど。めっちゃいい湖があって。
そうそうそうそう。
めちゃめちゃそこがきれいみたいな。
そう、だけど公式の場所じゃないから、
コネクションとかすごい使って、紹介状とか溜めてないとできないとかってなったら、
すごい予解して、そういうコネクションを作りながら行ったりとかするかもしれない。
あー、3年プランで。
3年プランでちょっとずつ。
確かに日本人にそこ入れないんですよ。世界中に誰も行けないんですよ。
ちょっと確かに。
私のはすごいきれいな海が見れるとかってわかりやすい、
自分の快楽に基づいて、自分の誘惑に基づいてるけど、
このエカイさんは本当、
なんか素晴らしい人なんだろうけど、
魂はどこにあるんだって思うっていうか、
なんでそんなに頑張れるんだっていう感じですよ。
印象も淡々としてるし。
思いませんでした。
どこにその愛が。
ちゃんと学んでるからこそ、あんまり熱い感情みたいな感じにならないんでしょうね。
だからすごい淡々としてて。
私印象が、テネット見ました?クリスタファー・ノーランの最新作。
時間が抵抗していくやつ。
そうそうそうそう。
クリスタファー・ノーランの映画は割とそうなんですけど、
主人公めちゃくちゃ頑張るんですけど、
なんで主人公がそんなに時間と戦ってるかわかんないんですよ。
で、主人公はすごいスキルもあるし、すごい頑張ってるんですけど、
お前はなんでそんなことやってんの?ってなる。
それはインセプションとかでもちょっとそうっていうか。
別に良くないってこと?
あなたはそれをどうしてやりたいんですか?みたいな。
別に良くない?
あなたの魂はどこにあるの?みたいな。
っていう気持ちと同じ気持ちを覚えました。
4年とか5年とかかけて、原点を求めて。
それって別に自分だけのためじゃないですか?みんなのためでもあって。
たぶん時間軸がすごい短い人間だから、
そういう長い時間軸で行動を起こす人の気持ちがわかりづらいっていうのもあってね。
ストイックすぎる。ってなっちゃいました。
12:02
私、読んでて思ったのは、
日本嫌だったのかな?って思ったんですよ。
原点を見に来ましたとかもあるんだろうけど、
この人、日本のボロボロ屋根に出てきたかったのかな?みたいな。
もちろん行った先、めっちゃ大変なんですけど、
引くに引けなくなっちゃった人みたいに読みうるかった。
めっちゃ心理が強い人っていうよりかは、
なんか日本嫌だなぁと思って、
でもこれ原点読みに行くってなったら、
そこそこ良い理由になるなぁみたいな。
言ってみたら引くに引けなくなった。
しめっと山越えれば。みたいな感じ。
現地に行ったら、こいつは汚ねえなぁみたいな文章もあるじゃないですか。
めっちゃそう書いてる。
全然、仏の心とかどう?え?みたいな。
こいつはほんと汚ねえ。みたいな。
そこだけは感情を感じましたね。
突然の民族差別みたいなのが出てきて。
そういうので、綺麗事言ってんじゃないの?
序盤で、みたいな。
私の人間の汚いところ、そういう心で読んでました。
だとしても、こんなにできるのはめっちゃすごいんですけど。
1854年に日本って開国してるんですよね。
開国して40年くらい経った。
生まれた時にちょうど開国。
この人何歳生まれたっけ?
ちょうど日本がどんどん変わらなきゃってなって
人々も悩みやすかったり、変化の激しい時代の中で
おぼされてたのかなっていうのはちょっと思いましたね。
この人1866年なんですね。
そうそう、だからちょうど開国して10年くらい経って
日本が大きな流れに乗ってて、その中で惑う人もいっぱいいて。
確かに。
そういう時のお坊さんってめんどくさそうですよね。
1866年って、開国はあれですけど
1866年は薩長同盟が成立した年なんで
まだこの本当に世の中が荒ればっかりいってる時ですね。
1866年に江戸が生まれたのかな。
あ、そうだそうだ。
変わろう変わろうっていうのはもうちょっと後なんですね。
生まれた、大人になったくらいか。
まあそれ、1867年に明治天皇が即位してるんで
生まれた次の年に江戸が終わり明治天皇が即位するっていう。
ふんふんふん。
ちょうど成年期は結構みんな新しいものどんどん取り入れていこうぜみたいな時期か。
15:07
過去のこの人の日本を旅立つときまで読んでいくと
結構いろんな学校に行ってお父さんは職人でおけだる。
たぶん漬物入れたりとかお酒入れたり。
お酒を作る職人なんだけど、いろんな寺小屋に行ったりとか
あと京都の孔子舎の名学校に行ってるけどお金がなくて辞めちゃいました。
東洋大学の前身だったり哲学館っていうと外部生とかで
お金がないなと頑張って勉強したりしてたんだけど
いろんな流れもあって東京で特度してお寺の住所に来ると。
一回東洋大学の学科主任に合わせて辞めると。
住職辞めると。
結構右往左往してるなって思いながら。
確かに右往左往してるんだ。
苦労して勉強してるんだけどお金ないなって思いながらやって。
そう考えると強がり日記みたいに読めますよね。
もう一回来るとチベット行ってんすよね。
もうちょっと10年後ぐらいですよね。
大正2年間。
1913〜15年ね。
よくやる。
行ったら行ったで、たどり着いて現地でも頑張ってるしね。
ちゃんと爪痕残してるんですよね。行く先行き先で。
爪痕残してる。言い方面白い。爪痕残してる。
なんかちゃんとこの人はすごい人だ、すごいお坊さんが来たって思われてさ、
みんな勝手に、だと思うんですけど勝手にその人から持ち帰って帰るみたいなことはしてそうじゃないですか。
その人が行った間に。
そういう雰囲気はあるなって思いました。
途中ではさ、ラサとかではお医者さん扱いされたりとかさ、
脱臼を治せるすごい人が来たみたいな感じだったりもしますし。
仮に脱臼治せない、脱臼という現象がよくわかんないところに、
必然脱臼治せるやつ来たらヒーロー。
でも意外と脱臼は素人でも治せますけどね。
私はめてもらったことありますから、友達に。
え?はめてもらうか?外れたか?
スノボしてて肩外れちゃって友達にはめてもらったことありますから。
私はこれ…え?
なんで外れるの?
なんか変な転んで方をしたら外れちゃった。
転んで外れるんですか?
外れちゃう人は外れちゃうんですよ。
だからその脱臼のところは確かにこれね、
度胸ある人ははめられんだよなって思いながら見てました。
18:02
そういう境界いらないよ。
だからすごい度胸ある人だと思う。
めだり堂々として見える人なんだろうなと思います。
うーん。
序盤にも家の中では何人で、
家の外では何人で二重スパイみたいな、
あれないように気を使っているところがあるじゃないですか。
ここでは中国人。
はいはいはいはいはい。
中国人。
そういうことできる人ってね、
度胸ありますよね。
なかなかどうしてだよな。
18:57

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