1. Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦
  2. 『円』 劉慈欣短篇集 #3
2022-03-15 26:47

『円』 劉慈欣短篇集 #3

「円円のシャボン玉」こだわりを突き詰められる強さ/1行ベストは「繊維」/日本の短編SFなら「なめらかな世界と、その敵」/表紙もいいね

--本紹介--

十万桁まで円周率を求めよという秦の始皇帝の命により、学者の荊軻は始皇帝の三百万の軍隊を用いた驚異の人間計算機を編みだすのだが……『三体』抜粋改作にして星雲賞受賞作「円」、デビュー短篇「鯨歌」など、全13篇を収録した中国SFの至宝がおくる短篇集。

◆収録作品◆

  • 鯨歌
  • 地火(じか)
  • 郷村教師
  • 繊維
  • メッセンジャー
  • カオスの蝶
  • 詩雲
  • 栄光と夢
  • 円円(ユエンユエン)のシャボン玉
  • 二〇一八年四月一日
  • 月の光
  • 人生
00:09
Nozomi 「しゃぼん玉の話します。円々のしゃぼん玉。」
Kyohei 「しゃぼん玉、めちゃめちゃ良かったんですよね。」
Kyohei 「Mikiさんに勧めてもらった、性欲か。」
Nozomi 「正しい。」
Kyohei 「あれも、自分の欲求ってことが、とある方向に尖ってる人が出てくるじゃないですか。」
Kyohei 「言ったら、この円々も尖りまくってる。関心の方向性がピュアに。ピュアにやっちゃおうぜ、みたいな感じでやっちゃう。私こういう人好きなんですよね。」
Nozomi 「いいですね。」
Kyohei 「なんかわかんないんですけど、これとにかく好きでして、かつそれを説明する気もあまりありませんみたいな感じの、人を好きだしそういう人を描いた話ってまあ好きなんですよね。」
Nozomi 「絶対どんな人も、自分だけがどうしても気になっちゃうこととかあるはずなんですよね。本当だけど、それを社会からの役割とか誰も理解してくれないだろうからみたいな感じで閉じ込めて調和しようとするっていうことで、だんだん忘れてってしまうっていうことだと思ってて、
そういう自分だけがどうしても気になってしまうっていうことをずっと持ち続けて堂々と主張できるっていうことはすごい良いことですよね。」
Kyohei 「本当まさにまさにその通りで、そうなんですよ。でもそういう人ってお父さんもそうですけど大体迷惑かけるんですよね。大体ね。」
Nozomi 「でもそれを気にしないのがいいですよね。だって気になるんだもんって。」
Kyohei 「だってそうなんだからしょうがないでしょみたいな。めっちゃ笑ったのが、ゆえんゆえんちゃんが研究者にシャボン玉が超好きで、そのまんま研究者とかになってくるんですけど、お父さんに話に行くときに、お父さんこういう研究やりたいんだけどさみたいな話をしてて、
お前は基礎研究やりたいのかって聞かれて、うんうん。でも模様研究でもなくて、ただの遊びだよみたいな話をするときに、めっちゃいいわみたいな。作らわない感じ、めっちゃいいやんけみたいな。」
Nozomi 「何かのためになる研究とかがない。私が好きなだけっていうね。」
Kyohei 「大体どんなことやってる人も、ぶっちゃけ考えてないと思うんですよ。なんかこれってこれに生きてみたいな。話してないけど単純に面白いからやってますみたいな人がめっちゃ多いと思うんですけど、つい建前を言っちゃうじゃないですか。」
Nozomi 「確かに。一応ね。」
Kyohei 「こういう人、こういう人好きだなあというのと、でもこの人って高校生ぐらいの時から、前章で数学とか理科とかがトップレベルできますみたいな話だったと思うんですけど、やっぱりね強さが必要なんだなと思うんですよね。そういう人として生きていくためにはね、強さが必要なんだよなあっていうことを思いながら読んでいる、
03:12
キャラクター大好き系SFですね。」
Nozomi 「しかもこの人の強さが好きだった。お金稼いだからお父さんの前にベストを買ってみたらここだったら砂とか降ってこないよって言われても、そんな土地に住みたいわけないだろうみたいな感じでお父さんに言われちゃったりするシーンとかも好きだったなあ。」
Kyohei 「ピュアなんだよなあ。めっちゃいいんだよなあ。」
Nozomi 「シャボン玉をずっと研究して、我々シャボン玉を作るっていう研究をずっとしてるわけですけど、そこの現体験としてはお母さんとの思い出とかがあったりとかするんですよね。最後のシャボン玉これに使えるやんっていう、これはネタバレなんで言えないですけど、これに使えるやんって言って、その光景を思い浮かべるのが楽しすぎた。」
Kyohei 「そうね、そうね。」
Nozomi 「お父さんが思いついて。」
Kyohei 「ここはみきさんが一番最初におっしゃってたあれですね。ゆうじきんのやつを読んでいた時に、風景が見えるっていうのはまさにこのシーンは本当に美しいですね。」
Nozomi 「多分各々が勝手に美しい風景を思い浮かべながら読んでたと思うんですけど。このラストの風景好きだったなあ。」
Kyohei 「これ多分、日本だとここに書かれているような、本当に高齢とした砂漠というか、水が全然ないというか、そういうところってあんまりイメージがつきにくいじゃないですか。
身体感覚としてそういうところに住んでいる人だったら、多分この風景ってめちゃくちゃ綺麗なんでしょうね。」
Nozomi 「確かになあ。」
Kyohei 「我々でさえ綺麗なんだから。」
Nozomi 「多分りゅうじきさん、子供の時すごい電気通ってない田舎の山みたいな街の出身でしたよね。」
Kyohei 「そうですね。三聖章のバレエですね。」
Nozomi 「そうですよね。確かに日本、特に都市部に住んでいたら、そもそも地面とかあんまりしみないし、地割れとか何十年も見ていない気がするとか思っちゃいました。そういえば。」
Kyohei 「はー、そうか。そう考えると三聖さんと私が考えている風景だいぶ違いそうですね。」
Nozomi 「あ、そうか。そうかもしれない。私には確かにレパートリーがあんまりしみないかもしれない。今日生まれる人たお育ちなんで。」
Kyohei 「どいなか育ち、玄海集落満員の私からするとなかなか。」
Nozomi 「あー、なるほど。」
Kyohei 「たぶん、中国の柳地均さんがいらっしゃったような三聖章とほんとになかなかのところなので、レベル違うところなんだと思うんですよねー。いやー、まあそうだって。」
Nozomi 「なんかそのテクノロジーによる気象操作とかで、雨をフランランクするとか、雨の方向を変えるとか、そういうことを扱ってるとダメなことをしてるような感じが思いついたり、そんなことできるわけないだろうとか思っちゃうことが多いし、このぐらいの扱い方だとできそうだし、なんか可愛らしいって思って、何もそういう変な気持ちを抱かずにすんなり読めたなって思いました。」
06:20
Kyohei 「確かに、今言われてそうだなと思ったんですけど、SFの時にちょっとそれ使うの?みたいな、ちょっと冷める時ってあるんですけど、その解決の仕方なくない?みたいなやつあるんですけど、これ柳地均さんだと言って、まあそれないですよね。なんか自然に普通の、そこに電話ボックスがありました?みたいな体で、こういう技術を使ってっていうのが出てくるから、自然に読めますよねー。」
Kyohei 「なのに、なんかドラスティックなんですよね、なんかすごい。なんか納得できるのに規模がでかいっていう、その気象操作だったり、そこにそのテクノロジーをっていうのがめちゃくちゃ面白い。身近なものとでっかいものを組み合わせてるのに、すごく身近っていうのはすごいですよね。」
Kyohei 「いやー、めちゃくちゃやっぱいい短編、短編集、短編集ですねー。SFの短編ってやっぱりいいなー、なんか。」
Kyohei 「あれ読んだことありますか?あのー、滑らかな世界とその敵。」
Kyohei 「いけない。」
Kyohei 「それ多分日本の、2019年くらいに出た日本人の書いたSF短編なんですけど、結構SFブームのひっつけ役的な短編集。ナノベ風SFって感じ。」
Kyohei 「おー、なんかこの表紙は見たことある。」
Kyohei 「日本の短編SFだったらそれオススメですし、県竜の神の動物園とかも短編集なんで、ぜひぜひ。」
Kyohei 「神の動物園は良かったですねー。」
Kyohei 「読みました読みました、すごく楽しかったですねー。」
Kyohei 「県竜が龍直さんをピックアップしてくれて、ブームが起きましたからね。」
Kyohei 「米国に持ち込んでっていう感じですよねー。」
Kyohei 「滑らかな世界とその敵、書いてる方が、別途まとめてた日本SFの臨界点を、これあれです。私がKindleでアベラせてる本の一冊とか二冊ですね。」
Kyohei 「なるほど。日本SFの臨界点が出せたのも、滑らかな世界とその敵がめちゃくちゃ売れたから、その人に書き気がなかったとしても何か出そうってなって、戦車をさせて出続けてるシリーズなんですよ。」
Kyohei 「へー。」
Kyohei 「らしいですよ。番ですよ。ネットの情報ですけど。」
Kyohei 「SFがどんどん溜まっていくなー。」
Miki 「SFって別腹っていうか、どんなにストレス溜まってる時とかでも読めて、スッキリできるから好き。一番好き。」
Kyohei 「それはね、本当に今のことは本当にその通りですね。どんな気分の時でも読めるものってあんまりないですもんね。」
Kyohei 「それは本当にそうだなー。」
09:00
Miki 「私は共存教師も好きでしたし、繊維も好きだった。」
Kyohei 「繊維?ほー。」
Miki 「翻訳のことかもしれないんですけど、言葉がいいですよね。三体とかでも推敵が襲ってくるとか、繊維も繊維が違うっていう、面白いですよね。」
Kyohei 「そこにそういう発想をするんだわ。小説1行目なのでいいと思うんですけど、繊維を間違えてるぞっていう、一応言うと繊維はあれですね。
繊維はファブリックの繊維ですね。服とかに使う繊維っていう繊維ですけど、おい繊維を間違えてるぞっていう。
私、ラジオのオールナイトニッポンが好きなんですけど、しもふり明星のコーナーの1個で一行っていうコーナーがあって、星真一が書きそうな一行から始める、みんなで言い合うっていうコーナーがあるんですよ。
笑いに行っちゃうときももちろんあるんですけど、繊維の一行で言うと、おい繊維を間違えてるぞ、この世界に来て最初に聞いた声がそれだったっていう、めちゃくちゃいい一行だなと思って。
始まりの一行で言うと、13編ある中で言うと、一行目ランキング的には確かに繊維も第一位。
確かにそれは私も間違いないです。
何の話?ってなりますもんね。
そういうワードセンスいいですよね。
身近なものを使ってくれるからこそ、今見てる世界も全然違ったような感じがする。
読み終わった後に、みんなの周りのものが全然違うような感じがするっていうのがすごい好きだな。
そうなんだよな。
SFを読んでる。
三体の時もそうでしたけど、ここで言う繊維ってある種のアナロジーじゃないですか。
平行世界っていうものをどう考えるかっていう時に、繊維っていうことをある種捉えて考えるってことだと思うんですけど、三体もそういう要素ってあるじゃないですか。
そうですね。
三つの物体になった時にそれが動くとすごく計算が大変になって解が解けないっていうのが三体問題っていう問題だと思うんですけど、
SFの中でも要素がたくさん出てくると、例えば地球対三体っていう戦いになると、二つの問題だから最適化できるのに、地球の中で二つの物体ができちゃうと、
うまく対立が三体問題になっちゃうので解けなくなるじゃないですか。
言ってること伝わってるかしら。
多分伝わってます。
つまり構造を複雑にしているがゆえに問題が複雑化してしまって解けなくなるっていうことのアナロジーだと思って。
12:00
三体問題っていうのは物理の用語なんですけど、それって社会でも起きてるよねっていうアナロジーだと思って私は三体を読んでたんですよね。
だからリュウジキンさんの繊維もすごくいいアナロジーというか、繊維っていうものと世界の分岐みたいなことをすごく綺麗に捉えてる。
これもめっちゃいいなって思いながら読んでましたね。
確かに。
今まで平行世界とか網とかで言ったりすることはあると思うんですけど、繊維ってなるとより網、立体的な網っていうか、もうちょっとよくわかんない感じでグチャってなってるようなイメージもある。
繊維の方がより複雑な感じになっていいな。
おい網が違うぞとか、なんかより全然いいよ、いいことだよねって思ったり。
確かにね。
そうかもね。
中に出てくるファイバートランジットステーションっていう、これ多分言語がファイバートランジットステーションなんだと思うんですけど。
繊維乗り換え駅ってことじゃないですか。
確かにいいイメージが出てくるよな。
自分の繊維に戻りたいっていう。
なるほどな。
他何が好きでした?
だんだんタイトルにもなってる縁好きでしたよ。
一番最後のやつ。
文脈にあふれたSFだと思っていて。
シンの始皇帝が不死の薬を求めていたみたいな話があり。
それがシンっていう国がすぐ滅びてしまったっていう話があり。
晩年頭おかしくなってたっていう話があり。
逆に縁っていうもの、縁集率っていうのが解けないっていう。
それが延々を意味していてっていうことをいろいろ繋げていくとなるほどこういう話になるのかというのと。
あとコンピューターというものって基本的に01が合わさって計算をするってことなので。
確かに人にその役割を与えると確かにこういうことができるよなってことがくちゃくちゃと混ざってなるほどこうなるんだ。
この話は面白いんですけど、人間コンピューターっていう。
ヒューローシーとかにもなってる。
まだ理解できないっていうか。
そんなことしていいのっていう気持ちで止まってしまう脳が。
これでもあれですよね。
今我々が収録をしているパソコンの中ではこれが起きてるわけですよね。
でもパソコンの中に人はいないからさ。
いやー。
怖すぎる。
ちっちゃい人が住んでるもしかして。
そうなんですよ。
ちっちゃい人が電気が通るとペイってなってるのかもしれないですよ。
だったら怖すぎるんですけど。
いつもそこのなんでこれをみんな当たり前の顔して受け入れているのっていうのが困っちゃうなって。
兵士の人たちが武器を置いてこのコンピューターの中で旗を振ってる様子がみきさんの頭の中で描かれるんですね。
15:06
まさにこの表紙みたいな。
このまま大丈夫?みんなご飯食べてる?ってなりますね。
最近ずっと前からありますけど、
細胞で計算しようみたいな研究ってずっとあるはずなんですよ。
今のコンピューターって電子機器じゃないですか。
じゃなくて、タンパク質をそれっぽく使おうみたいな。
メモリが全然違うみたいなのがありますよね。ストレージ量が全然違うんでしたっけ?
そうそう。
細胞とか使うと。
細胞がプログラミング可能なものになっているって話と、
人間の細胞とかでも普通に計算ができるとすると、
もうそんなチップとかいらないんじゃない?みたいなことを細胞コンピューターという形で研究してる人がいて。
そうだとした時に、この円で扱われるようなことと何か違うんだっけ?みたいな。
人間の1個と細胞と、今作っているような半導体とかチップみたいなものって、
グラデーションでどの辺に何があるんだっけ?みたいな。
ちょっとその話を聞いて、すごい話をもとに戻しますが、
やっぱりのぞみさんには、うめずかの作品を読んでほしいなと思いました。
機械とかにも全然感情があるっていう世界線なんですよね、うめずかの作品っていうのは。
なるほど、なるほど。
人間とか人間じゃないものとかって何?みたいな。
大人とか子供とかって何?っていう境界線の定番なもののことが多いので、
ぜひとも思いましたっていう一言だけ差し込んでおきます。
うめずかぞって、私たぶん1個も触れたことがない。
あんまり人にしか触れたことがないと思うんですよ、ボーダーしか。
あー、ボーダー。シバシバのTシャツ着てる人って思うでしょ?
全然天才だから。
私の中ではボーダーのガリガリのおいちゃんっていうイメージしかない。
私は信号だけだもん、ぜひ。
ちょっと行ってみるか、難しいね。
機械と人間の境目みたいなやつって、SFの中でもずっと扱い尽くされてきたピュアテーマだと思うんですけど、
なんていうんですかね、三太もそうだし、円もそうなんですけど、
全然知らない人がSFってこういうもんだよねっていうSFとだいぶ距離がある気がするんですよ。
全然知らない人ってSFって言うと、スター・ウォーズみたいな、宇宙ガーンみたいな、
18:02
なんかああいう風になるじゃないですか。
それがど真ん中のものって、たぶんこれって一個もないと思っていて、
部分的に含まれていることはあるけど、それが主題ではないっていうものな気がするので。
一番近くてゲーカーとかじゃない?いわゆるSFっぽい。
そうね、そうかもね。
ゲーカーはそうね、SFっぽい。でもそうかもね、確かに確かに。
でもこれがちょっとコメディ味があるじゃないですか。
まあ確かに確かに、知りやすさはないね。
そうそう、知りやすさはないから、
三太の入門、流石に入門とか普通にSF入門で楽しいんじゃないかっていう気はしますよね。
SF入門だと、一応翻訳体なので若干読めづらい。
そうかもね。
SFに慣れてないと。
だから日本人のSFとかをまずは読んで、
っていう時にやっぱり選べながら世界のその敵が一番いいと思います。
なるほど。
入門っていうのが整理されてるっていうのは、その分野を大きくしていく上でとても大事ですね、やっぱりね。
そうですね、ほんとそうですね。
でも入門みたいなものが出ると、コアのファンの人たちはいや、なんか消しからんみたいな風になるので、
こんなのはなんちゃらじゃないって皆さん言い出すから、そういうことの戦いなんでしょうね。
全然話変わっちゃうかもしれないけど、
はい。
あれ、堀江門が言ってたのかな?誰が言ってたか忘れちゃったんですけど、
あ、そうだな本当にと思ったのが、もっと相撲のコンテンツを活かした方がいいって言ってる人がいて、
相撲?
相撲。
うん。
何かっていうと、相撲ってうまくやるとめちゃくちゃテレビ向きのコンテンツだと。
テレビっていうかメディアとフィットがいいコンテンツで、なんでかっていうと、
まず単純にでかい人たちがぶつかり合うってことそもそもが面白いと。
めっちゃメタに見ると。
あと一試合一試合がめっちゃ短い。
と、その儀礼的な要素、もう一個二個くらいあったんですけど、
それをうまくパッケージ化するともっとできることがあるって話があったんですよ。
例えば、アメリカに持ってって入場とかめちゃくちゃ豪華にして、
その人にストーリー乗っけまくってバーンってやるみたいなことをやると、
時間もめっちゃ読めるし、いいじゃんみたいなことを言ってる人がいて、
本当にやるかどうかは別にして、確かにそれはそうだなと思ったんですよね、その時。
なんだけど絶対にやらないですよね。
そうですね。スモウ?確かにコアなファンっていますよね。
絶対にスモウの人たちは女性が土俵に上がるのがっていうので、
病人が出た時に上がったことで問題になったような競技業界ですからね。
21:03
そうなんだ。
お医者さんだったのかな?が誰かが倒れちゃって搬送しなきゃいけないっていうので、
普通に緊急事態だから女性が上がったら、
女性、土俵っていうのは神聖なものなので、女性が乗るっていうのはけしからんっていうのがいろんなところで話題になり、
そんなこと言ってる場合かいなっていうのが、しかもそれはあれですよ。
昭和40年代とかの話じゃないですよ。
5年くらい前かな?
少なくとも2000年以降でやることが確か。
そういうのを見てるとね、なかなかファンがっていうのがあるなというのは、
どの業界にもあるんだなっていうのは思うところですね。
たしかに。
スボンの入門、楽しみ方を整理してほしいですよね。
まずイケメンでやってみるとかそういうことしてほしいですけどね。
そうね。体重別でね。
イケメンたちによるね。
これSFを楽しむにはもちろん、
いみきさんがおっしゃるように、翻訳隊なのでなかなかだなぁとは思いつつ。
小説は普段読み慣れてるけど、SFはそんなにっていう人だったら全然読めますよね。
そうね、確かに確かに。
しかも翻訳、翻訳、翻訳、もちろん翻訳なので、
翻訳隊の中ではかなり読みやすい方ですよね。
そうですよね。
かなり柔らかいというか、日本語として自然な。
なんかあれですよね、
私なんか今回ギリギリ表紙のことを思い出して表紙楽しめましたけど、
電子書籍って表紙楽しむの忘れちゃいがちじゃないですか。
そうね、それはそうかもね。
だけど今回表紙もすごい良いんですよね。
多分日本用にわざわざ書き下ろしてて。
これそうなんですか、この表紙?
多分ね、日本人が作ってたはず、確か。
指示書みたいなのが出てて、めちゃくちゃ雑な指示書で、
これこうなったらすごいなって思ったんですよね。
今リンクを送ります。
これすごくない?これがこうなったの。
あ、でも伝えたいイメージはわかる。
すごくない?これ。
これめっちゃ面白いと思った。
へー。
そう、やっぱり早川のデザイン師とかがわざわざ作っているのよ。
なんだろう、いねい?いねいって読むのかな?
いねい?
いねいか、なるほどなるほど。
あ、三体のデザインもしてる人なんですね。
あ、三体の業種もやってるのか。
うん、コンセプトアーティスト。
自分で考えて行動できる本物のアーティストを育てるっていう
アカデミーをやってらっしゃるらしいですよ、このいねい。
最高じゃないですか。
すごいな。
いや、確かにこれ。
逆にあれじゃないですか、これぐらいの方が、
なんていうんですか、この富谷さんにはまるな。
成長してる。
なんていうんですか、この富谷さんにはまるな。
っていうことなんだろうか。
こうなるんだって思って。
24:01
面白かったし。
よく見たらすごい緻密に描かれてる表紙なのに、
私電車席で買ったばっかりでゆっくりスルーしそうになってた。
ハッてなりました。
最初はハードの単行本として買ったんですけど。
私たちね。
質感がね、質感がいいですもんね。
そう、単行本で買うべき表紙だったなって。
あれだね、電車席最後に表紙もう一回出した方がいいんじゃない?
読み終わった後に。
そうね、そうかもね。
確かにここはいい。
ちょっと前にNHKのドキュメンタリーで、
村上春樹特集やってる時に、
ノルウェーの森の想定を担当した人みたいなのが出てきて、
ノルウェーの森っていう文字をどうやって作ったかみたいな話をしてたんですけど、
それもすごい面白かったもんな。
赤と緑しかイメージに残ってないけど。
うん、確かに。
ちょっと暗い緑しか残ってないけど。
あ、そうそうそう。
しっかり考えて、しっかり見てないってことなんだ。
確かに本の表紙はめちゃくちゃいいし、
逆に言うと多分私3体はKindleで買っちゃってるので、
今陰影さんのTwitterで確かに表紙を見るとめちゃくちゃいいですね。
改めて見るとめっちゃいい。
なって思いました。
なるほど。
さびきさん、次は何を読みますか?
ちょっと見られておきます。
もどりさん、言い残したこととかないですか?
私が最後表紙の話して終わっちゃいましたけど。
え、何だろう?
うん。
何だろう?
いや良かった、良かったですね。
多分私この円を読んでる時に、
平行してアンディ・ウィアーのSFを読んでたんですけど、
プロジェクト・ヘイル・メアリーが最新刊なんですけど、
それを読んでるんですけど、
SFの幅の広さを私はもう30を超えて体験してます。
こんなこともSFで読めるんだっていうのは、
短編っていう幅もそうだし、作家さんの幅もあるので、
なんていうんですか、
もちろん星真一含めて日本の3大SF作家と言われる方々も、
もちろん素晴らしいんですけど、
いろんな作品に触れる幅があるんだなというのを、
改めて感じさせてもらった、
ユージキンさんの円でしたね。
ちょっと長いSFをちょっとって一言読んでほしい。
素晴らしい短編集でしたね。
平均30ページなので、ぜひ。
じゃあそんな感じで、今日はありがとうございました。
はい、今日もありがとうございました。
ではまた次の本でお会いしましょう。
はい、ではでは。
26:47

コメント

スクロール