台風とリモートワーク
お願いします。
はい、よろしくお願いします。
お盆ですが、台風の中だと思いますけど、ミキさんいかがですか、東京は。
なんか今日の台風がすごいやばいみたいで、お出かけの予定全部キャンセルしました。
どれくらいの感じ?
なんか私、実はもう5年くらいずっとリモートワークだから、よくわかんなくて、
これたちが特に酷いのかとかもあんまりわかってないけど、手がけない方がいいってみんなが言うもんだからやめました。
ただなんか新幹線とかが計画運休してるんですけど、今日。
うん。
それって、あんまり例年ないような気もしますね。
しかも東京、名古屋間だから、なかなかの距離で運休ですもんね。
うん。
それが南海トラフと被ってるから、みんなすごく警戒してるのか、台風自体の規模がすごいから警戒してるのかとかがあんまりわかってないですね。
のどめさんも兵庫だから南海トラフ気をつけてくださいみたいなの来てません?
うーん、兵庫はあんまり関係ないと思う。
あ、そうなんだ。
うん。
あんのかな?
結構、兵庫、南側ですけど、結構いろんな災害に対しては強いと言われているところのはず。
で、今手元で見てみると、
もう被害想定結果とかが全部TDFでしか見れないっていうところからちょっと心が折れかけてますけど。
うんうん。なんか兵庫、四国気をつけてくださいみたいなのよくネット記事で見たから。
あ、ほんと。
兵庫大変なのかと思ってました。
で、なんかね四国はすごくよくわかるんですけど、兵庫もあんのかな?
うん。なんかパッと見た感じはそんなになんか大変エリアではなさそうかな?大部市全体。
いや、よかったです。
うん。東京の方がよっぽど大変そう。
あ、そうなんだ。
うん。なんか淡路島とかは大変みたいね。
あの淡路島のことを言ってるのかも。その島だからルッシーとかあんま届かないかも。だから気をつけてねみたいな。
あと、変な気がするんだよね。すぐに医療届かないかもよみたいなやつ見ました。
えー。なんか液状化の危険は高いみたいなことは書いてますね。
うーん。
まあ日本に。
まあお互い結構な距離感ですね。
一言で言うか。
ジョージ・オーウェルと1984年の背景
まあ日本に暮らしている限りはね、ありますからね。地震は。
ぐらいの距離感ですよね。一台でだってよりかはね。
うーん。まあしょうがないよなーっていう感じ。
うんうん。
ねー。
うん。
まあ平和にやっていきたいところですよ。
うん。
今その秋に入ろうとしているオフィスっていうかビルっていうかあるんですけど、
神戸の震災阪神淡路大震災を乗り切ったビルなので、まあ強靭ではあるっていう一つ安心材料ですね。
でもそうなると建て替えの年数とかもうすぐ来ちゃうんじゃないですか。10年とかで。
うーん。なんかね全然建て替えとかねしないんだって。
だっか。そうなんだ。もうあと1ヶ月ちょっとで終わるんですか。
そうですね。あと1ヶ月ぐらいでスムーズに進むと工事は終わるので。
楽しみですね。
ねー。素敵な進捗。
うん。
いやー。
いやー。
何言おうですか。
え?なんか疲れた。疲れたなーと思って。
夏休みじゃないですか?今。
夏休みじゃないですね。仕事してるなー。
普通に仕事してますか。私だけか。夏休みなど。
世間はみんなあれですよ。夏休みですから。いいことですよ。
お客さんは夏休みなことが多くないですか。
意外とそうでもないかも。
そっか。
多分もうど真ん中製造業とか。
あとはそのなんていうのかな。
あのー。
今っぽい会社というか。多分そういうところだとまとめて休むんだと思うんだけど。
インフラ系のお客さんとかだと年頃年中動いてるから。
普通に出社してる人もたくさんいるし。
でも会議は確かに普段の半分ぐらい。
一週間の。そうですね。
そういう意味ではちょっといいかもね。
来週からまた会議がミキさんの元に帰ってくるはずですから。
負けないでください。
頑張ります。
さてさて。
今日のやつやりますか。
やりますか。
今回はミキさんご推薦というか。
リンチキャンチョンですね。
ジョージ・オーベル。
村上春樹じゃなくて。
ジョージ・オーベルの方ですね。
古典の方ですね。
私大勘違いをしてて。
1984ってずっと1980年ぐらいに普通に書かれたと思ってたの。
1948年とか9年の本なんですね。
私全然それを知らなかったですわ。
何年とかは知らなかったけど。
1984年の世界をディストピアとして描いた風刺SFってことだけ知ってました。
だから84年より前ということはなんとなく知ってました。
前だなと思いつつ私80年ぐらいのイメージでした。
そんなに戦後直後だとあんま思ってなかったっていう。
私初めて読んだんですけど。
すごい読むのが大変というか重い内容が続いた。
最後の最後は役者跡書き。
今回私早川エピ文庫の役者跡書きを読んでたら
イギリスで読んだ振本ランキングっていうのがあって
その第1位がこのオーベルの1984らしく
途中で読むのやめて読んだよっていう人が出てきても全然おかしくないなって思う。
分かる分かるって思いながらこの役者跡書きを。
それもそこ読んで非常に共感しました。
意外と読むの大変だった。
私KindleだとKindleで翻訳ものを読んでると
意外と役者跡書きが充実していたり中が充実していて
まだ70%かと思ってたら78%ぐらいで終わるみたいなことって結構あるじゃないですか。
Kindleで読んでるとね。
今回はそれだろって思ってたら今回は99%までみっちり物語が詰まってて
思ったより見込み良い時間がかかりながら読みました。
すごいいろんなところでテーマになっている
さっきの村上春樹の1984しかり
いろんな本の中でモチーフとして扱われることの多い小説だと思うんですけど
みんなこれをさらさらっと読みながら
いや、名作だなと思いながら
A要素にして作品に消化できるのはみんなすごいなと思って
面白かったんですけど
今さっき1時間半前くらいで読み終わったんですけど
まだ消化しきれてないところもあります。
でもめちゃくちゃ面白かったというか
夢中になれる部分がいっぱいある小説でした。
改めてあらすじを読むのもあれだけど
主人公ウィンストン・スミスの物語
1984年っていう
書かれたのが1949年でそこからすると
45年後?
ビッグブラザーっていう
全体主義ど真ん中みたいな人が統治している
国で起きた諸々っていうのを描くディストピアSFですね
戦後に革命派みたいな人が
統治の仕方を変えて
ディストピアを描くっていうのがあるんですけど
いろんなところにマイクが仕込まれ
いろんなところにそのビッグブラザーという人の思想を伝える
スクリーンがあり
突然全体の放送が入って
我々は戦争に勝ってますみたいなやつを
ディストピアを描くっていうのがあるんですけど
そこからスクリーンがあって
ビッグブラザーっていう人の思想を伝える
スクリーンがあって
ビッグブラザーっていう人の思想を伝える
戦争に勝ってますみたいなやつを
放送で流れてきてっていう
ビッグブラザーを愛すべき存在というか
みんなの指導者みんなの心のよりどころで
愛すべき存在として
ビッグブラザー
It's watching you ってポスターが書いてあるところにある
みたいな設定でしたね
うーんそうね
国の行政とか
メインの行政的なことをしてるのが
4つの省があって
平和省、豊富省、心理省、愛情省っていう
4つの省庁から成り立ってるっていう感じでした
うーんそうね
平和省が戦争を司ってて
配給とか物資の
食料供給とかをやってるのが
豊富省っていうところで
心理省はちょっといろんな
政府から発行するドキュメントとかの
建設を行っているような部門で
愛情省が
ちょっとネタバレになっちゃうけど
最終的にはビッグブラザーを
愛することができるようにするための
諸々をやっているっていう
そうでしたね
全部省の名前が
なんていうのかな
ちょっと矛盾をはらむ
タイトルになっていて
平和省は
軍隊を持っていて
戦争を継続する機能を持っていて
配給とかっていうのは豊富省なんだけど
当然配給なので
そんなに物はなくて
欠乏する食料とか
紙剃りとか
そういうのが足りないなっていうものを
頑張って配給と統制したり
心理省って言ってるけど
基本的にプロパガンダをやってるので
ここで主人公の
ウィンストンくん
は働いてるんですよね
いろんな過去の改ざんを頑張って
やってるとこの人はこんなこと
言ってなかったのに
言ってることにするとか
言ってたことを変えるとか
やってるのが心理省で
愛情省ってのは警察を見ていて
愛情中かな
警察ですね
そうだね尋問とか
いろんなそういう処分とかを
やるっていう省庁で成り立ってる
この国が
オセアニア
かな
オセアニア政府みたいな
部隊はロンドン
そうですね
ビッグブラザー一番上にいて
本当にビッグブラザー
周辺の偉いエリートたちがいて
その人に省庁職員みたいな
人がいて
あとその他大勢のいっぱい
そういう構成の全体主義国家
っていう感じですかねオセアニアが
そうね
見てたら我々の日本は
イースタシアに
所属していて
基本は
中国語が
このイースタシアはメイン
ですと
持ってる
イデオロギー
オセアニアはそのビッグブラザーが
見てるいろんな
さっきの真理で愛情だがあるんですけど
イースタシアは
メッシ
自分を滅すると書いて
メッシが
イデオロギーだし
そういう
日本はそういう状態
らしいですよこの世界観の中では
そうだ
世界が3分割されてるんですよね
オセアニアとイースタシアと
ユーラシア
この3つで戦ったり同盟する
っていう感じでしたよね
そうね
日本はそのイースタシア
メッシがイデオロギーの
中心にあると
でその
真理省の記録局
ウィンストンスミスさん
が主人公で
この人が
なんなんだろうね
あの
ビッグブラザー
的ではないというか
自分の
自由意志を大事にして生きていきたい
って思いながらいろんなことをやっていたら
ウンヌンカンヌンみたいな
好きな人ができちゃったり
いろんなことを部屋借りちゃったり
して
やっていくっていうのが
最後まで続いていくと
いうお話
主人公のスミスが
働きながら
少し小さなひっかかりみたいなものを
持ってるんですよね
例えば3年前には
イースタシアと
戦ってるってことになってたけど
突然ユーラシアと戦ってるってことに変わったから
過去のドキュメントを全部直す
みたいなことをスミスさんがやってたりとか
記録を書き換えていくときに
自分の感じてる体感と
書物上残ってることとかが
物語の始まりと世界観
全然違うなっていうこととか
自分の体感では
昔よりどんどん貧しくなっている気がするのに
ニュースとか
公式の発表上はどんどん豊かになっていることになっていて
これって本当のことなんだ
みたいなこととか
ちょっと疑問に思ったり
それで自分の
自分の気持ちとか
思想をはっきり出して考えてみたいな
みたいな気持ちを持ってしまう
でもそれはこの国では
そうやって疑ったり
することは思考犯罪
っていう定義になってるので
もしかしたら思考犯罪なのかもしれないが
誰もバレないように
まずは日記を書くところから始めようって
そこから始まる
いろんな冒険
点末 人生の点末
描かれたお話だったかなと思います
ウィンストンとジュリアの出会い
日記から始まるんですよね
なんか
闇市みたいなところで
日記
何も書いてない日記を
買って
監視され
できる限り監視されてないところで
思いを綴るみたいなところから
最初始まりますね
その世界だと
口述筆記みたいな
音で文章を作るのが
当たり前だったから文字を書くとか
紙に何かを記すっていうのが
もうそもそも古い
あんまり推奨されないやり方で
ドキドキしながら
ペンにインクを浸して書くみたいな
ところから始まりましたね
読み始めて一番最初
印象に残ってる
シーンだったり場面だったり
もし何かあれば
一番最初
3部構成の一部が
まずこの世界ってのはこういう風に
できてますっていう
スミスの少しのひっかかりを
ベースにこういう世界で
生活してますっていうのが分かれて
2部でスミスが
ジュリアっていう女の子と会って
言ってしまえば恋愛関係みたいなものになる
という話で3部が
そこから
スミスの
考えたことがバレちゃってみたいな
話だと思うんですけど
2部でジュリアとスミスが
話してることとかが一番面白いな
って思いながら読んでましたね
私も読みながら
ミキさんここ楽しく読んでそうって思いながら
読んで最初の
なんだろう
日記云々みたいなところとか
最後の
なんだろう
ウィンストンが拷問されたりとか
本もらって本の内容を書いてるところがあるじゃないですか
ミキさん読み飛ばしてそうって思いながら
そうですね
楽しく読んでたんですけど
つづき早よみたいな
こういう感じで読んでました
どっぷり手入れ変わっちゃって
この世界の
この世界の前提としては
あんまり自由恋愛で
イチャイチャみたいなことはあんまりなく
夫婦関係というのは
子供を作るための
関係であって
ウィンストンスミスさんも結婚はして
妻はいるんですけど
妻がこの世界に浸りまくってるので
ミックブラザー率いる党のために
党員としては子供を生まればならぬみたいなので
毎週一回
迫られるのが耐えられませんみたいな
それで別れちゃったんですよね
そうそう別居してて
そんな中でキャッキャー夫婦とジュリアと
出会うと
ヒロインですよね
ジュリアと出会う
恋愛あまりされないというか禁止ですよね
共同体を増やすことのための
都会でしかなくて多分人類というものが
服とかもいつもあんまり女性男性とか
強調しない
結婚したいってなった場合は
どこかに申請して承認されたら
結婚できるんだけれども
その男女が肉体的に惹かれ合っている感じが
ちょっとでも出ちゃうと
結婚はリジェクトされましたみたいな
そんなような記述があったかなと思います
全体主義とキャラクターの対比
だから恋愛むしろ禁止かなと
現代的な意味での恋愛は基本的には禁止
禁止の中で
二部は二人が恋愛をする
禁止である恋愛をするっていうところが面白かった
なるほど
めっちゃ恋愛楽しんでたもんな
しかも楽しんでたろうなって思って
こんなそこでやってたらって思います
二人で恋愛して
いろんなところで
バレないように会ったりするわけですけど
ウィンストン・スミスさんが
町場で見つけた
スクリーンも何もない
建物の2階みたいなところを
貸してくれる
歩道具屋のおじちゃんがいて
路地裏の
その2階を借りて
二人で会うようにすると
そこに行き着くまでも
結構その辺の腹っ端とか
大変でしたよねやり取りが
そうなんですよ
その恋愛のとこね
確かに盛り上がるところですよね
二人ともかいくぐってる
ルールの網の目をかいくぐってる二人なんだけども
いざフタを開けてみると
二人の思ってることは全然違った
っていうのがわかる
掛け合いがあるじゃないですか
そういうのが面白かったですね
なるほど
このジュリアちゃんは
表面的にはめちゃくちゃ
熱心な
党員として振る舞ってるんですよね
いろんなビラを
配ったり
街中にいろんなもの貼ったり
ヴォランティア的な党への
貢献活動もめっちゃしてて
でも結局のところ
自分と関係ないからなと思いながら
ビッグブラザー全体主義の
象徴的な行為である
2分間憎悪っていう
毎日2分
一旦戦争とか
社会の悪いことへの憎悪
憎たらしい憎いって言った後に
最後にビッグブラザーが出てきて
ビッグブラザー最高ですっていう
その2分間の儀式を
みんなやってるんですけど
ジュリアとかは
あれ?あれ?
あれ?あれ?
ジュリアとかはあれ?あれ?
あれはマジで演技で
いつも笑わないように気を付けてます
書いてましたね
ウィンストン・スミスとかになると
どっちかっていうとこれおかしいな
なんでこんなことしなきゃいけないのかな
なんで言わなきゃいけないんだろうみたいな
そういうかわし方が
ポイントを押さえるときは
一緒みたいな感じのかわし方と
心やりたいけど
こんなことに心は向かないな
みたいなスミスっていうのが
面白かったっていうか
そこがクッキリしてくるのか
そうね
ジュリア別に
スミスの方
ウィンストンとかの方は
できるならビッグブラザーを打倒せよ
ぐらいのことは思ってるけど
ジュリア別にそんなこと思ってる感じはないですもんね
もうちょっと自分の生活に関係があるところで
なんかできるんだったらやるけど
なんか別に
楽しく生活できるぼっけーなやつ
みたいな
スミスとジュリアがちょっと歳が全然違って
スミスが39歳ぐらいの
に対して
ジュリアがちょっと12個ぐらいしたんですよね
だから例えばスミスは
自分が生まれたときはまだ
革命派の素人とか戦前に
革命前に生まれてて
その時から飛行機とかあったなっていうことを
どうしても覚えてるから
後日革命派が
ビッグブラザーが飛行機も発明したんですとか
これもあれもあれも
ビッグブラザーが発明したんですって言われても
確かに飛行機はあったよなもっと前から
みたいな疑いがあるんだけれども
ジュリアちゃんはもう生まれたときから
ビッグブラザーが
当時の世界だから
ビッグブラザーが飛行機作らない
そうなんだすごいみたいになっちゃってたりとか
疑わないところと疑うところが
全然違ってた2人で
そこは
描き方とか上手いな
だからこんな年のカップにしたのか
上手いなとかも思いながら
読んでました
この年も絶妙で
1984年のお話で
ウィンストン・スミス
39歳だから
1945年
生まれっていうことだと
思うんですよ
終戦の第二次世界大戦が
終わった年に生まれた
人と
そこからいろんな
1949年
時点では
どうなのか分からないですけど
1949年より後に生まれた設定
なわけじゃないですかこの
ジュリアって26だから
そうですね
58年生まれ
だからどんな世界に
生まれるのか分からない
だからこの
オーウェルが描いた瞬間だと
一応体としてはウィンストン・スミスは生まれてて
ジュリアは生まれてない
っていう年齢設定
どういう世界を前提に
生きてきたかのかは
ウィンストン・スミスの方はトレースができるけど
ジュリアは分からない
になっていると
いう感じで
どっちも
分かるね