1. Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦
  2. 幸田文「台所のおと」 #1
2023-08-22 21:43

幸田文「台所のおと」 #1

約1.5ヶ月ぶりにこんにちは。

今回は、「台所文学」の旗手としての名高い、みきさんの高校の先輩、幸田文先生の短編小説を一緒に読みました。


#↓サマリは生成AIくんががんばってくれています。

Part1

北海道に行ってきた話しましたっけ?

ネットでの購入の頻度

セイコーマートの山わさび塩ラーメン

映画「エスコーンフィールド」の紹介と場所の変更の話

北広島市の誘致と札幌ドームからの移転の話

神田彩さんの台所の音という本の紹介

東京ポッド許可局と引用でサンキュー達王さんが高台さんを褒めていること

第1巻『独語館』の評価と読んだ感想

作中の人間関係と静かな時間の重ね方

洗い除けで使っている物

台所の音

上手いっていうのともまた違う

気候性というか、じわじわ染みてくる感じ

## 北海道の山わさび体験

- 話者は北海道を訪れた際に、山わさびという食材の良さに気づいた。

- 山わさびは寿司に添えられて出され、それを食べた際においしいと感じた。

- セイコーマート(主に北海道にあるコンビニ)で山わさびをフィーチャーした商品が多数販売されていた。

- 話者は山わさびのカップラーメンを試しに購入し、そのおいしさに驚いて4個も購入した。

- セイコーマートは主に北海道にあるが、少数が埼玉や茨城にも存在する。

- セイコーマート公式通販では山わさび特集があるが、ネットでの購入を迷っている様子。

## セイコーマートの山わさび塩ラーメン

- セイコーマートで販売されている山わさび塩ラーメンは、観光客に人気。

- ある店員さんは、山わさびラーメンを食べる際に勢いよくすすらないようアドバイスをしてくれる。

- パッケージにも「ツンと香る」との記載があり、初めて食べる人はその強い香りに驚くことが多い。

- 商品レビューでは、通販での購入も推奨されており、一口目でむせるほどの強さがあると評価されている。

- あるレビュアーは、北海道バイクツーリング中に寒さで冷えた体を温めるために、セイコーマートの山わさびラーメンを食べたとのこと。

- 最後に、日本ハムファイターズの本拠地移転の話題が出た。

## エスコーンフィールドの紹介と場所の変更の話

- 春にエスコーンフィールドという場所に日本ハムの本拠地が移転。

- 移転の背景を描いたドキュメンタリー本「アンビシャス」がリリース。

- エスコーンフィールドは札幌市ではなく、隣の北広島市に位置する。

- 北広島市は小さな都市で、人口は約5万〜6万人。

- 本では、北広島市が日本ハムの移転を熱心に誘致した過程などが詳述されている。

## 幸田文さんの「台所のおと」の紹介

- 幸田文さんは「台所のおと」という本を書いている。

- この本は食事や台所に関するエッセイや小説が収録されている。

- 神田彩さんとミッキーさんという人物が話の中で取り上げられ、彼らが同じ高校出身であることが明かされる。

- 幸田文さんの文章は独特で、成熟した大人の読者に向けられていると感じる。

- 彼女の作品には、「台所の音」というタイトルの小説や「台所長」というエッセイ集も存在する。

##「東京ポッド許可局」と「いんよう!」でサンキュータツオさんが幸田文さんを褒めていること

東京ポッド許可局や引用の中で、サンキュータツオさんは高台さんのことを頻繁に褒めている。

この話題に明治的に興味を持ち始めたのは、サンキュータツオさんがポッドキャストでの話を聞いたからであると感じている。

##読んだ感想

褒められていることに初めて気付いた後、その内容に興味を持ち、読んでみると非常に面白かった。

「台所の」と「第1巻第1独語館」に関して、作中の大人の関係性や時間の流れ、静かな時間の描写が魅力的だった。

特に、男女の深い関係性や時間を共有することの難しさ、そしてそのような人間関係の描写が印象的であった。

小説の主要な要素として、料理人である「先知」というキャラクターが病床にいるシーンから始まる。

病床の先知が隣の部屋での台所の音を聞きながら、その音をもとに妻である秋が何をしているのかを想像するシーンが描かれている。

この物語は短編であり、主人公の先知と彼の3人の奥さんとの関係や彼らが台所で過ごす時間を中心に展開される。

物語の中での台所の音や料理の描写、特に音を聞きながら何が起こっているのかを詳細に想像する様子が非常に魅力的で、読者にとって興味深い部分であった。

## 台所のおと

- 洗い上げる音の蛇口が野菜や量まで識別している話。

- 蛇口の音に対する細かな感受性やリアクションを日本語で表現している。

- 台所の状況やその周りの描写から、2人の経済状況や生活感が伝わる。

- 高田綾文体や小田彩文体など独特な文体や表現が際立っている。

- 「静かな台所をする」という表現や「ブラブラ病む」というフレーズが印象的。

## 上手いっていうのともまた違う

- 小田彩文体についての評価。読んでいる最中は気付かないが、読後にその特徴を強く感じる。

- 文体がスルスルと入ってくるが、読後に特有の感覚やスタイルを実感する。

## 遅効性というか、じわじわ染みてくる感じ

- 小田彩研究に関するコメントや評価。

- 小田彩の江戸前文体や特有の語り方、文章のリズムを称賛。

- 昭和37年に初出した小田彩の文体についての研究や論文が存在し、その興味深さを感じている。

00:12
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
久しぶりですね。
みんな楽しかった話聞かせてくださいよ。
北海道に行ってきた話しましたっけ?
いいじゃないですか、北海道。
北海道7月の話なんですけど、北海道に行ってきまして、
そこで私全然注目せなかったんですけど、
北海道の食材で山わさびってあるじゃないですか。
山わさびの良さに気づきました。
どんな風にして食べたんですか、山わさびは。
お寿司に添えられて出てきたんですよね、山わさびは。
それで美味しいってなって、
その後、セイコーマートっていう北海道でしかないコンビニに行ったら、
山わさびがめちゃくちゃフィーチャーされてて、
山わさび焼きそば、山わさびカップラーメン、
山わさびインスタントヌードルみたいなのが出て、
山わさびのカップラーメンがめちゃくちゃ置いてあって、
それを部屋で酔っ払った後に食べようかなって思って、
山わさびカップラーメンっていうのを試しに買ってみたんですよ。
どうしたらめちゃくちゃ美味しくて、
カップラーメンなのに4個買って帰りました。
一応、セイコーマートギャングがいるので言っておくと、
ちょっとだけ北海道外にもあるんですよ、確か。
そうなんですか?
埼玉と茨城にちょっとあるんだよな、確か。
そうなんだ。
でも北海道はめちゃくちゃどこにでもありますよね、セイコーマート。
静謐部よりはあったと思う。
セイコーマート最高なんだよな。
埼玉でも買えるのかな、山わさび。
買えるのかな。
カルディーに売ってても美味しくないオシャレさと味だった。
個性のある味だった。
セイコーマート公式通販に山わさび特集ってのがありますよ。
そうなんですよ。
でもネットで買うほどじゃないんですよね。
まあ分かるよ。
そうやな。
セイコーマートの山わさび塩ラーメン、貝っていうのが12個入りで売ってますね。
03:04
そう言ってるんですよ。
これはぜひ北海道に行ったら、
暁には買って部屋で酔っ払った後に食べてほしい。
いいっすね。
でもこれの人気を伺わせるのが、
初めてセイコーマートこんなのあるんだ、へーみたいな観光客の顔でポンって買ったら、
コンビニの店員さんがピッてやった後に、
こちら勢いよくすすらないでくださいって一言添えられてから渡されて、
それがどういうこと?
これって山わさびラーメン買うたびに言われるオペレーションなのかって思ったんですけど、
他のコンビニで買った時には言われなかったんですよ。
単純にあの店員さんが好きって、親切心で言ってくれたんだなって思って、
すごい面白かったです。
店員さんの愛ですね。
確かにすごいツンってくるんですよ。
勢いよくすすったらブホッて全部吐くみたいな感じになるんで、
なるほどこういうことかって思ったんですけど。
パッケージにもツンと香るって書いてますもんね。
いいなー。
めっちゃ美味しかったです、ほんと。
いいなー。
商品レビューを今見てるんですけど、
通販。
兵器として有用ですって書いてますね。
何として?
兵器として有能ですって書いてますね。
確かにそうかも。
最初の一口目で必ずむせます。
お昼ご飯とか、
おやつとして食べるというよりかはちょっと酔っ払って、
なんか食べたいなっていう時に食べるのすごい良いんですよね。
北海道バイクツーリング中に雨に降られて、
冷えた体を温めるために立ち寄った成功マートで、
初めて食べました。
なるほど、いいなー。
美味しかったです。
山わさび沼状態ですって書いてる人もいる。
熱烈のファン多いんだ。
いるんでしょうね。
北海道に行った際には是非買ってほしいです、山わさびラーメン。
いいなー。
ちょうど最近、
日本ハムファイターズの
本拠地居店があったんですよ。
この春に。
なんとかフィールド、エスコンフィールド。
そうそう、札幌ドームからエスコンフィールドっていうところに
映ったんですけど、本拠地が。
その移転を描いた
ドキュメンタリー本みたいのが出ていて、
めちゃくちゃ良かったんですよ。
結局今、エスコンフィールドって札幌じゃなくて、
その隣の北広島市っていうところにあるんですよね。
結構それしかないっていう噂のところですよね。
そう、人口6万人、5万人、6万人ぐらいしかいない
町なので、北広島市としては
札幌ドームから日本ハムが出ていくって決まったときに
必死に誘致をするわけですけど、
それを担当した北広島市の
06:03
市役所の人も主人公の一人として出てくるんですけど、
めちゃくちゃ良いお話で。
北海道、行きたいな、熱がめちゃくちゃ高まっている今。
成功マートも行かなければいけない。
ぜひぜひぜひ行ってみてください。
すごい良い本でしたよ。
アンビシャスっていうタイトル。
めちゃめちゃ良かったですわ。
今回も取り上げるのは、
食事というかお台所の本ですから。
良い本じゃないですか。
神田彩さん、台所の音。
すみません、私が放置してたから。
何を何を。
神田彩さんはミッキスさんと同じ高校なんだっけ?
違うんだっけ?
中高一緒ですよね。
全然北海道の話に戻っちゃうんですけど、
北海道の旅行の台所の音を読んでたら、
食感的な音があるところにツアーが出てくるときに、
ここは神田彩さんが
いたみたいな解説であって、
ちょうどいいみたいな思いました。
神田彩さん、お父さんですね。
ミッキスさんは神田彩さんの文章は、
卒業生の人っていうのは図書館とかに置かれてたりするわけですか?
図書館に特集って感じはなかったんですけど、
神田彩さんって割とどの図書館でも
ちょっとあるじゃないですか。
それで普通にあって、
私の親か国語の先生から
同窓生なんですよみたいな、
うちの同じ出身校なんですよみたいなことを聞いてて、
それで読んでみようかなと思ってたことがあるっていう感じですかね。
実際に読んだことはあるんですか?
中高のときとかに。
多分読んだことはあるんですけど、
そのときピンとこなかったんですよね。
今読んだらすごい面白いっていうか、
味わい深くてびっくりしました。
こんな面白い人だったっけって思いました。
私も名前はどっかで、
図書館の棚なり背拍子なりで
見たことがある人だと思うんですけど、
全く読んだことがなくて、
実際に読んでみたら、
ミキさんが言うように、中高生でこれを面白いと思える人があったらすごいなっていう、
そうですね。
一緒に時間を積み重ねることの豊かさとか、
言わないことの美徳みたいなことがすごい多いから、
これはわからなかっただろうなって思いながら読みました。
あと文章が美しいというか、
見やすいんだけど結構リッチというか、
そういうこととかもわからなかっただろうな、
当時はと思いました。
09:02
今回取り上げるというか、
読んでみようっていう風に言ってたのは、
大田彩さん、いろんな小説も書かれてるし、
エッセイもたくさん載されてますけど、
その中の短めの小説、台所の音っていう、
同じタイトルの本があって、
その中の1個、台所の音っていうのがあるので、
調べると台所長っていうエッセイ集もあるので、
台所の人ですね。
その中の、
短編集と。
よく東京ポット許可局とか引用とかで、
サンキュー達夫さんが小田彩さんのこと褒めてますよね。
そうね、よく出てくる。
私多分明示的に意識したのは、
サンキュー達夫さんがポッドキャストで話してたからな気がする。
ですよね。
第1読語館は、どうぞどうぞ。
初めてなって思って全然読んでなかったので、
のぞみさんに言われて初めて読んで、
こんな面白いの?っていう感じでした。
今回台所の音第1読語館はいかがですか?
大人っていう感じでした。
大人。
大人だなっていう感じでしたかね。
どのあたりが。
どのあたりが、
さっきも言いましたけど、
静かに時を重ねていく男女みたいなのが多いので、
そういう関係性を続けられること、
っていうこと自体が、
私みたいな人からしたらすごく難しいし、
こういう人間関係の在り方がある。
静かに2人ずつ一緒にいるみたいな。
こういう人間関係の在り方があるっていうことを、
こう描くんだっていうのがすごい面白かったですね。
うーん。
なるほどね。
下手くそだな私、そういうの。
台所の音っていう、
音は音声の音ですね。
小説の大きい、
なんだろう、大きい、
骨としては、
この佐吉っていう料理人がいて、
その人が、
12:01
病床で寝ているところから始まりますと、
病なんだなっていう感じが、
病に伏せてる感じが出ていて、
向こうの台所、
そんなに遠くないところにあるんでしょうね、台所が。
そこから聞こえてくる音。
それが、
妻の、なんだっけ、
妻の秋か、
秋っていう人が、
台所に立ってるんだけど、
その音を聞きながらいろんなことを想像すると。
というところから始まって、
これまでの人生というか、
なれそめとか、そういうことも含めていろいろ語られていくっていう、
お話ですね。
3番目の、3人目の奥さんなんですよね、
確か秋さんって。
1人目がこうでした、2人目がこうでした、今は秋はこうで、
佐吉はさて、
残りの人生はこれぐらいで、
みたいな話があると。
なんかめちゃくちゃセンセーショナルなことが、
この中で起きるかっていうと、
そういうわけではない短編なんですけど、
1人1人の1人目の奥さん、
2人目の奥さん、3人目のこの秋っていう人が、
それぞれ台所とどんなふうに関わってきたか、
みたいなのが書かれながら、
今こういう瞬間ですねっていう、
大道心からの音が今日もしますっていう、
お話と。
今ネギを洗っているところだろうとか、
今水が満杯になって、
水が切られたとか、水道があったとか、
そういうのを、本当にそういうのに耳をめっちゃ
損なってて聞いて、そこから、
料理、大道心で動く世界を想像する様が、
めちゃくちゃ、
何て言うんだろう、すごいなって思う。
下手くそすぎるけど、すごいなって思う。
この音がしてくるってことは、
蛇口は半分空いていて、
この音からすると受けているのは、
いつも使っている洗い桶で、
この音からすると洗っているのは、
刃物?蜜葉とかほうれん草で、
だとすると水はそろそろ止まるはずで、
全く伏せているところから、
体を起こすこともなく、
音だけ聞いて判断している。
そんな解像度で、大道心の音聞くことある?
しかも、なお洗い上げている水音で、
蛇口は、それが蜜葉ではなく、
強音でなく、ほうれん草であり、
分量は言葉が1話ではなく2話だと測って、
ほっとするやつらぎと疲れを感じる。
15:02
どの野菜のどの量っていうのまで、
分かってるっていう。
さきち、これ寝たほうがいいなぐらい聞いてますよね。
ほんとに寝ろ、寝ろっていう感じのね。
すごい聞いてるんですよね。
それもそうだし、さきちの聞いてるさまを、
こんなにきれいに日本語で書けるんだっていうのは、
とってもびっくりする。
序盤、まだこれあれですもんね。
この様子で、まだ始まって5ページ目、
3ページ目、4ページ目、5ページ目ぐらいのところですもんね。
ほんとにそれしか集中するしかないぐらい病気なんだってことも、
なんとなく伝わってくるっていうか。
うん。だし、台所と伏せている場所の距離感みたいなところから、
どういう経済状況にある2人なのかとか、
そういうのが見えてくるわけですよね。
さっきのサンキュー達夫さんの話の中でも、
表現が独特?
なんていう言い方をしたか明示的に忘れちゃったんですけど、
神田綾文体みたいなのがあるっていう話を確かしていて、
それをすごく感じる序盤でしたね。
日本語が本当に美しくて。
その奥さんの台所を表現する言葉として、
秋はもともとから静かな台所をする女だがっていうのが出てくると、
静かな台所をするっていう表現って一般的にあるのかどうかちょっと分かんないですけど、
あんまり耳なじみがないんですが、
なんとなくイメージが湧き上がってくるような表現。
静かな台所をするっていうものだったり、
あとはブラブラ病気を病んでいればっていう、
その後の表現。
ブラブラ病むっていう、かつ病気を病むって、
文字面だけ見ると病むっていう字が2つ続くので、
書いてる本人としては避けたくなる気がするんですけど、
ブラブラ病気を病んでいればっていう風に繋がると、
なんて言うでしょうね、ブラブラって言葉で緩和されているのか、
スッと読めるし、
病にはかかってるんだけど、そんなに貧困じゃなくて、
手持ち不沙汰な感じも伝わってくるし。
なんて言うんだろう、上手いっていうのともまた違う、
巧みな、なんて言うでしょうね、スッと入ってくる。
18:02
不思議ですよね、読んでる時には、
思ってなくて、スルスルスルスル入ってくるのに、
読後感、こだやだ、みたいな思っちゃう感じもね。
すごい面白いなって。
なんて言うんですかね、気候性というか、
じわじわ染みてくる感じっていうか、
草みたいな感じじゃないんですけど、
全体的にじわーみたいな、
ぬるめのお風呂入ってるみたいな感じで浸されてく感じがありますね。
会話の部分じゃなくて、字の文である種らしさが出るっていうのは、
すごくいい短編だなと思って見てたですね。
過去の講打や研究的なことをやってる方の文章を見てると、
やっぱり講打やの江戸前文体っていうのがいいですよねって書いてる人が
たくさんいらっしゃって。
切れ味のいい文体っていうのをすごい書いてるんですよ。
どこだっけ、なくなっちった。
江戸前の文体っていう風にやると出てくるんですよ。
江戸前ね。
そうそう。
独特の文体みたいな、そういう解像度というよりかは、
もうちょっとね、もうちょっと骨太な感じで書かれたりしたんだよな。
まあいいや。
すごく魅力のある語り方ですよね。
流れるような交互調の文章と臨場感のある会話のやりとりが特徴的。
へえ。
確かにそうだね。
確かにそうだね。
へえ。
なんか書いてる人がいる。
これ書室はいつなんだろう。
初めて出たのはいつですかと。
昭和37年。
へえ。
21:00
5、60年前。
昭和37年6月。
江戸前の文体、野の使い方とかそういうので論文を書いている人がいる。
旧字体のいっていうのをいつ使うのをやめたかとか。
へえ。
いろんな研究ができる人なんですね。
なんか読みいっちゃった。もう一回読み返して。
ねえ。
21:43

コメント

スクロール