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2021-07-13 16:41

サン・テグジュペリ「人間の大地」最終回:十分に不愉快になっているか

サン・テグジュペリの名作「人間の大地」を。 最終回は、こんな話をしました。

  • 「愛するとは互いに見つめあうことではない。一緒に同じ方向を見つめることだ。」はこの本から。
  • 時の流れを実感しながら生きているか?
  • 飛行機は鋤であり、鍬であり、メディアである
  • 読書とは不愉快なものである

みき(@miki_apreciar
のぞみ(@CobeAssocie

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書籍紹介(Amazonより)

郵便機のパイロットとして長いキャリアを持つ著者が、駆け出しの日々、勇敢な僚友たちのこと、アフリカや南米での人々との交流、自ら体験した極限状態などについて、時に臨場感豊かに、時に哲学的に語る。人間にとって大切なものは何かを鋭く問うたサン=テグジュペリ文学の大傑作。

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00:10
またこれ全然違うあれですけど、よくある結婚とはお互いを見つめ合うことなく同じ方向を向くことであるみたいなやつあるじゃないですか。
あれ、この本からなんだっていう。
え、そうなんですか?
そう。でも結婚じゃないんですよ。
どこだっけな、ちょっとね、Kindleハイライトに一場所が分からなくなっちゃったんですけど。
そのまま、原文からそのまま読みますよ。
手の届かないところにある共通の目的によって同胞と結ばれたとき、僕らは初めて胸いっぱいに呼吸することができる。
経験によれば、愛するとは互いに見つめ合うことではない。一緒に同じ方向を見つめることだ。
あれ、ここで出てくんだと。
文脈的には、同胞との愛っていう文脈で出てくるんですよね。
結婚とか恋愛じゃなくて、普通に仕事の同士みたいな感じで。
同胞って、フランス語の原文で言うとなんだかわからないですけど、その文脈で出てきて、なるほど、そういうことなんですね。
対象は同胞なんですね、と思ったシーンがあって。
でも、多分その言葉を見にしすぎて流しちゃってましたけど、確かに元祖かもっていう1939年とかですもんね。
一緒に同じ方向を見つめることらしいですよ。
車を一緒に運転して、助手席と運転席で見つめ合ってたのは、もう同胞でしたよ、それは。
なるほど。でもちょっと飛行機っぽい視点じゃないですか。
だって絶対飛行機って前にと後ろとかに座って一緒に旅してるから。
なるほどね。
でも大事なところって多分、共通の目的によって同胞と結ばれた時の頭についてる、手の届かないところにある共通の目的によって結ばれた時っていう。
手の届かないところにある、ですって。
飛行機って確かにその感覚で言うと、ちょっと今の飛行機と感覚が違うので、本当につけるかどうかわかんないし。
それで言うと当時の飛行機っぽさはあるのかもしれないですよね。
でも物理のメタファーの枠を越えて色々教えてくれてますね。
そうですよね。
手の届かないところにある共通の目的か。
そうですね。
ねえ。
03:01
最近そういう視野で仕事とかしてなかったなって思っちゃいました。
どういう視野?
もっと目の前のことに追われてたなって。
目の前の数字とか、もっと課題解決的な仕事の仕方だったなと思って。
なるほど。
こうだからこうみたいな。
でもそうかもね。
そうかもね。
でも立場的にも、私たちが本当に見据えるべきここですよねっていう見せ方するべきだったかもって今、全然関係ない仕事のフィードバックを得ました。
これすげえ難しいのが、こういう言葉でよく連想されるのはビジョンだ、ミッションだみたいな話ってあると思うんですよ。
うん。
なんかそれって会社の中だと難しいよなみたいなことを思ったりもしていて。
さっきの遠近感みたいな話で言うと、方向は同じなんだけど見てる長さが違うとか、方向も微妙に違ってるとかよく見るなと思ってて。
いや本当でも難しい、難しい。会社っていう単位になると途端に難しくなるなみたいなのは思ったりはするっすね。
まっくり同じ方向を見るくらいのことなのかもしれないですけどね。
いやはやいやはや、ここからだっていうのはちょっと繰り返しになっちゃいますけど。
うんうん。
なんか久しぶりに友人に会ったみたいな気持ちになりましたね。
ああでもいい読書体験ですねそれは。
うん。
いいなあ。
ここなんだみたいな。
あともう一個好きなリファーを引用をお届けしておくと。
はい。
この人は普通時の流れを感じない、仮初めの平和の中で生きているからだっていうのから始まる文章があって。
仮初めの平和の中で生きているからだ。
だが僕らは中継基地に着陸するたびに吹き止まない貿易風に体を押されながら時の流れを痛感したものだ。
言ってみれば回転する車軸の音に満たされた夜行列車に乗っているようなものだったっていう、ほーと思うことがあって。
うんうん。
多分時の流れを実感する経験っていろんな意味で減っていくような気がするんですよ。
何を言ってるかっていうと時計を見ないと時間の経過がわかんないとかいうことで結構ある気がしていて。
うんうん。
飛行機を運転してる人って明確に進んでいっている感ってあると思うんですよ。
動いている感。中継基地に行きました。
かつそのプロセスの時にも貿易風にガーッと体がやられてますと。
とか文章の中に出てきた回転する車軸の音に満たされた夜行列車に乗っているっていうのって車軸が回るために行って進むわけじゃないですか。
06:08
うん。
物理的な運動っていうのと時間っていうのが紐づいているんだと思うんですよね。
うん。
普通に今例えば日本の都市で会社に行きみたいなオフィスでパソコンをやって資料を作るみたいなことをやっていると時間を通勘、時間を教えてくれるものって何があるんだろうっていうのを考えた時にあんまねえなって思ったりするんですよ。
うんうんうん。確かに。
リモートワークとかになるとさらに1日の日の日が沈んだぐらいしか時間を経験するものってなくてそこから真っ黒じゃないですか。
はい。
時間の実感ってすげえ減っていきそうだなと思っていて。
うん。
そうですね。確かに何か振り返った、振り返って立ってたんだみたいな実感の仕方しかなくて。
うん。
今流れているとか、今さっきまで。
そうですね。確かに時間の流れが変わってきて。
うん。
確かに。
うん。
いや、そうなんすよ。
多分自分自身のことになっちゃうんですけど。
うん。
時間の流れを感じる仕事に対する 憧れとかすげーあるんですよね
そうなんですか
そうなんですか
農家とか
つまり一日の流れっていうのも そうだし
季節の巡りっていうのもそうだし
そういうのいいなと思ったりは するんですね
それは昔からですか
それともこの本を読んで改めて
この本を読んで改めてかな
時間の流れを実感するっていう のって
人によってよしよしあると思うん ですよ
時間を忘れてごっ倒するっていう のがいいっていう人もいれば
時間が経っていることを感じられる ほうがいいっていうのが
どっちもある気がしていて
個人的には後者寄りですね
なるほどな
なんか当たり前ですけど
自分のいいと思うものに乗せて 本を読むんだなってことを
すごい改めて思いますね
お互いのハイライトとしている ところが全然違って
そういうところに憧れを持っている から
そこがハイライトなんだっていう のが分かって面白いですね
全然これまた私話すためにちょっと ダメなんですけど
非常に恐縮なんですけど
09:00
最近NHKオンデマンドの100分で名著 シリーズ
大好きなシリーズの
大好きですよね
大好きなシリーズの最新回が 歌詞451度だったんですけど
SFの本を燃やしちゃうっていう 世界を描いたSFなんですよね
その解説の中で出てくるのが
本を読むっていうのは基本的に 不愉快なことだっていうのが
出てくるんですよ
本を読むっていうのが出てきて
それなんでかっていうと
本っていうのは基本的に自分が 知らないことを
その人にまず突きつけるし
価値観の変更を揺さぶるし
っていうものなはずだと
そうで考えると
人間って別に自分の価値観の中で
幸せなことをしたかったり
快適なことをしたいわけじゃない ですか
だから本でその人を啓蒙するとか
その人の門を開くっていう考え方 っていうのは
本来的にはとっても不愉快なこと なんだと
例えば人間の大地みたいなことを 読んだときに
当然自分の世界観に近いところを
当然ピックするところはあるの
とはいえなんだっけこれみたいな ものも
目に入ってくるし
そう思わなきゃいけないときも あるじゃないですか
それって不愉快なことだよね っていうのも出てくるんですよね
それって読書って自分の気持ち 良いことだけど
っていうのはいくつかパターン があって
基本的に嫌なことを無視しちゃ ってるか
あるいはそもそも価値観を変える のが好きみたいな
変態かっていう話だと思うんですけど
変態なのかな
確かにそうだなみたいなのが
今みきさんの話を聞いてて思った
なんかもうちょっと自分の価値観 から遠いことも
目を向けなきゃいけないのかもしれない
それは結構無視してるのかもしれない なっていうのは
改めて思ったんですね
でもこうやって話すと分かるから いいですよね
確かにね
めっちゃ面白かったですね
本を読むっていうのは
基本的に不愉快なことであるっていうのは
面白かったですね
確かにつまらない本を読むことは 不愉快であるので
そのつまらないを自分の中で
どうほぐしていくかって感じですけど
そうだね
なんか謎の宗教団体の本とか読めんのかな
楽しく読めるかどうか
読めない
ちょっともうそんなあれだけど
読めないかもしれない
かもしれない
かもしれない
かもしれない
改めていい本だったな
なんか今のぞみさんの引用集を見て
いいこと書いてるなって思いました
12:00
2段階で2段階で感じる
よかったそれはよかった
意外と意外と
意外とえいさんにはまる引用があってよかった
そうなんですよね
すげーいい
私初めて読んだ時に
この飛行機をこのスキとかクワと同じように
道具として捉えるっていうふうに思ってた感想が全然なくて
改めて読んでみるとそういう話をしてたんだな
みたいなパイロットとノーフと似ているみたいな
結構かなり序盤で出てきたと思うんですけど
そうですかみたいな
確かにほんとパイロットがツール
ただ人を運ぶための道具みたいな感じが
のための職業って感じがしてたけど
結構その世界と接続するためのメディアだったんだっていうのは
野上さんに言われて初めてなるほどって思いました
サンテグジュエリーかっこいい本格ですね
なんかね
これ最後確か最後の1個
抗議録かな
確か終わりに書いてたけど
人間たちの抗議録別に書いた
別に書いたやつをガッチャンコしたのが
最後の章ですみたいなのが終わりに書いてあった気がする
いいこと書くなと思っちゃいましたね
ほんと今更ですけど
結構その人生体験としてはマッチョな体験なのに
文体めちゃくちゃソフトっていうのすごい独特の個性ですね
確かに確かにスーパーマッチョ
スーパーマッチョじゃんって改めて思いました
経験はね
なのにそれがこういう柔らかい文章にあるっていうのすごい
個性とかそんな人はいないなって思いました
マッチョの人はマッチョの文章を書くなって思います
なんか今週の夜どっかで聞いた
あのクリーピーナッツのオールナイトニッポンの
お馴染み
お馴染みクリーピーナッツオールナイトニッポン聞いたら
長瀬知さんなんかラッパーのすげーハードなラップ歌う
あのベテランのラッパーも実はなんか
刑務所の刑務官で
めちゃくちゃハードな
なんか殺すぜみたいなことを歌ってるけど
刑務官だったってことが
経歴がわかって炎上するっていうのがあった
やっぱその文脈に沿った人生を求めるんだ人は
そういうことらしいです
やっぱそのマッチョならマッチョに行けよみたいな
逆にそっちだったんかいみたいなのが求めるっていうことらしい
じゃあサンテクジュビルの場合は
すごいいいギャップになっている気がします
そうですねいいギャップですね
これがちょっと軍律っぽく書かれたら
結構うってなりますもんね
うん重々しい
同胞と同じ向けって書かれたら
15:00
知らねーよみたいになっちゃう気がする
この郵便を運ぶ国際郵便機のパイロットやってるって
文明の中でのっていうのがまたいいんでしょうね
なるほどなー
いやーいい本でしたね
面白かったな
サンテクジュビルはグッドでしたね
さてさてみちさん次はどうしたいですか
次どうしますか
次その一応先初のターンとしたら
のぞみさんのターンですが
私がさっきにもうこの次は
スティーブンキングのロングウォークでって言ってたって感じで
みちさんの盛り上がるんだったら盛り上がりがあるタイミングで
じゃあロングウォーク行きますか次
そうしますかちょっと私もこれ
あの全く今まで触れたことのない
スティーブンキング自体を
まあすごい有名ですけど
読んだことは全くないので
スタンドバイミーとかは
スタンドバイミーは読んだことない
ちょっと楽しいですね
はい一応ロングウォーク
高校生の時とかに読んだっきりだったんですけど
たまたま友人と話す機会があって
私も久しぶりに読み返してみようかなって思いました
これを読もうとする友人は知的ですね
スティーブンキングがすごいな
たまたま読んだらしい
えーちょっと楽しみに読んでみます
面白いです
ぜひちょっとじゃあ次は
詩のロングウォーク行きましょう
はい行きましょう
じゃあじゃあそんな感じで
また今度はそちらでお会いしましょう
はいありがとうございました
はいではでは
16:41

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