あのね、和歌で終わるのとかもイキリすぎですね。
もうメタニンチ仕事しろやっていう感じで、古典ラジオ足りてないんちゃうっていうね。
その前回の最後に挿入した和歌といいますのが、
いとせめて恋しき時はムーバー玉の夜の衣を返してぞ着るってやつだったんですよね。
これまあ小野の子町の歌で古今和歌集に収録されています。
もうね、反省したんですよ。あのイキリ終わりに。
で、何も説明を加えないというね、不親切なやり口。
不親切なやり口。ちょっとこれはよろしくないなーと思って。
なので一応簡単に訳していきますね。
あの、いとっていうのは、いとおかしとかいとあわれなりというのがね、古文でよく聞く言葉かなと思うんですけれど、
いとには体操とかとてもとかっていう意味がありますね。
で、次にせめてですが、これは切実にとか通切にみたいな意味があります。
で、恋しき時は、恋しきっていうのは恋しいっていうことですね。恋しい時はっていうのとつなげると、とても切実に恋しい時はというふうになりますね。
で、その後ムーバー玉のという言葉が出てくるんですが、これはね枕言葉ってやつですね。
あの、ちはやぶるとかと一緒です。
元はヌバタマノという、ヌバタマノというかヌバタマっていうね、丸くて黒くて小さい木の実の名前から来てるんですよね。
で、その色から黒を連想させるもの、例えば夜とか神などというものを導き出すために、それより前にね、置かれる、そんな役割を持っている言葉です。
特にね、これを訳したりはしないんですが、歌の調子を整えたり、まあいい感じに見せるっていうような用途で使われますかね。
で、今回は夜の衣に繋がってくるわけですが、その夜の衣、つまり今で言うとパジャマですね。
パジャマを裏返して着ます、という歌ですね。
恋しい時はパジャマを裏返して着るってなんやねんっていう感じなんですが、
これはリスンニュースですでに解説があった通りなんですが、小野の小町が生きていた時代、平安時代ですね、9世紀頃かな。
その頃は、そうやって寝巻きを裏返して着て寝ると、夢の中に思いを寄せる人、恋人が出てくるという、そういう迷信というかね、そうなるようにっていうおまじないがあったんですね。
だから今回の和歌にもそれが読み込まれていると、そんな感じです。
これを最後に持ってきた意図としては、リスンニュースで杉部さんがおっしゃっていたように、秋子さんとせめて夢の中で会えたらいいなということで入れましたね。
で、近藤さんがパジャマを実際に裏返して着たのかすごく気にされていたんですけれど、裏返してません。
すいません。
さすがにね、布団に入っている中で、この和歌を選んで声に出したとしても、スクッと立ち上がって、よっしゃ一丁パジャマ裏返したりいますか、みたいな感じにはならなかったですね。
パジャマ裏返すのちょっとめんどくさい。
めんどくさいので、新しいおまじないを作りましょう。
ぜひ誰か考えてください。
思いを寄せる人が夢に出てくるようにするおまじないで、しかも簡単なやつ。
布団の中に入っててもできるやつで、ちょっとお願いできればと。
いやでも、よく考えたらこんなね、怠惰な思考のやつに幸運なんぞは訪れませんね。
何事もね、何かを得るにはそれ相の対価を払わないといけない気がしますね。
はい、とかなんとか言っておりますけれども、いろんな方からね、反応をいただけて楽しい先週でした。
さて、楽しいと言えばですね、実はもう一個スーパー楽しかった出来事がありました。
ちょっとごめんなさい、今内容には関係ないんですけど、このスーパー楽しいとかスーパー嬉しいとか、
その程度が華々しいということを表現するための福祉として、最近スーパーってよく聞きますよね。
私ね、これ気になる日本語として、ちょっと自分の中でピックアップしてるものなんですけれど、
なんか若者言葉というか、ちょっと昔はなかったような気がしますよね。
スーパー何々、まあめっちゃ楽しかったとか、とても楽しかった、非常に楽しかったっていう風に言えばいいものなんですが、
なんかね、なんだろうな、古典ラジオの深井さんがよく使われている印象があって、
私は別にそれに対してあんまり嫌悪感がなくて、むしろちょっとこういう新しい言葉を私好きでね、
使いたくなっちゃうんですよ、言いたくなっちゃうんですよね。
結構ね、私はこういう新語とか若者言葉とか、生まれるのはいいんじゃないみたいな立場なので、
はい、なんでちょっと今使っちゃいましたね。
ちょっと気にされる方がいるかもしれないんですが、まあいいでしょう。
はい、スーパー楽しかった出来事がありました。
それが黒瀬先生とのコラボ配信ですね。
はい、黒瀬先生は国語科の先生をされている大ウェテランですよ。
今日も明日も授業堂、国語教育をゆるっと語るというポッドキャスト番組もされているんですね。
そんな黒瀬先生と国語科女性教員ポッドキャスター2人が語ると題しまして、コラボさせていただきました。
ありがとうございます、黒瀬先生。
あのね、女子会みたいな感じでしたね。
まだ黒瀬先生とは直接お会いしたことはないんですが、コメントなどを通してね、コミュニケーションはとっていたんですよ。
あとは黒瀬先生ほぼ毎日ぐらいの勢いで新しいエピソードを公開されているんで、結構ね私としては毎日会っているような感じがするんですよね。
でまた私の番組も聞いていただいているということで、私としては勝手ながらかなり親しみを感じておりました。
だからこうやってポッドキャスト上でコンテンツを一緒に作ることができるっていうのはすごくスーパー楽しかったです。
スーパーじゃなくても、さっきイトっていうの出てきたから。
230代あたりの子育て家事に不安を抱いていたり 何かうまくいくハックを知りたいなぁと思っている方には特にお勧めしたいですね
あとはね美容筋トレの話なんかもうめっちゃ盛り上がりましたよ あの辺は本当女子会って感じでした
黒瀬先生ね 筋トレはすべてを解決するんですよとねもうね
ノリノリでしたね ぜひこのね黒瀬先生を一人で話されている時とは違う
ちょっとテンションの高い感じっていうのもお聞きいただきたいですね あと多分私もね一人でベッドの中でボソボソ喋っているっていうよりかはかなり元気に
楽しく喋ってるんじゃないかなと思います はいこんな風に
国語の先輩先生とねコラボをしたわけですが いやーこんな日が来るなんてね初めは思ってもみなかったです
ねあったことのない方と だけどね黒瀬先生はなんせフットワーク軽いというか行動力がすごいんですよね
先生向けのオンライン交流会とかもご自身で開かれたりしてるんですよ 今回もねぜひやりましょうっていう風に最初はコメントだった
かなそうお声掛けいただいて もうそこからねぽんぽんぽんとじゃあこんな感じでいきましょうみたいな感じで話が
進んででここまで来た はい
いやこちらとしては本当なんか 司会原稿みたいなものから
このズームのミーティングの設定まで何から何まで準備していただきまして 当日私喋るだけっていうね
はいもう先輩に何やらしてんねんって感じですよ うん
いやーしかし本当はい楽しい時間を過ごすことができました 私ねこういうインタビューみたいなの結構好きですね
あの聞く側尋ねる側っていうのを結構好きかもですね 聞く側だけでもいいからいろんな人にインタビューしてみたいなぁなんて思いました
最初はねちょっと不安だったんですけどねコラボについては でもちょっとこう1回こういうふうにズームでやってみて
前向きになれたというかまたやりたいなと思いました いやあんなね素敵な時間を過ごさせていただきまして黒先生ありがとうございました
概要欄に該当エピソードのリンク貼っておきます たっぷりね50分間といつもよりちょっと長いんですけれども
まあ私話すのだいぶゆっくりな方なんで1.5倍速とか2倍速ぐらいでも聞き取れると思います はいということでぜひ皆さんお聞きください
そんな感じですかね 来週はですね来週はじゃないや明日はですね
なんと学校お休み 週末土日にですね50周年式典があって
でその分ね第9が明日に来てるんですよ ということで今日は超ハッピー
スーパーハッピースーパーハッピーってダサいな やめとこうもうこの話ははいということで今日は少しゆるっとした気持ちで
ゆっくりと寝たいと思いますでは今日はこれで終わります ありがとうございました