富士山の研究と登山経験
こんにちは、マーチンです。始まりました、ホンヤスキーラジオです。
えっと、最近ですね、私の近況を話すとですね、
えっと、今ですね、海と山にハマってて、今度富士山登るんですよ。
で、18回目なんですけど、ついにトレッキングポールっていう杖を買いました。
今まで、
18回目は登ってない。
そうなんですよ。ちょっとびっくりされる方もいるかもしれないんですけど、
私大学の時に富士山の研究をやっていた関係で、学生時代にたくさん登ってたんですね。
で、それでも回数は重ねてたんですけども、
社会人になってから、ネタで大学で富士山の研究してましたっていう話をすると、
行ったことないみたいな、人生で1回は富士山登ってみたいみたいな話に大体なるんですよね。
そうすると毎年1回は登ることになったりして、
多い時には2回とか3回とか行く時もあったりすると、
なんか今年18回目を迎え、せっかくだから20回ぐらい登りたいなって思ってて、
あと2回いつ登ろうかなって思ってる感じになります。
そんな近況、これ近況じゃなくて過去の話だけど。
はい、というわけで、そろそろ始めていきたいと思います。
まーちんの本屋好きラジオ
はい、改めまして、こんにちはまーちんです。
というわけで前回に引き続き、ゲストはデザイナーの安村真さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
友人との就職活動における自己アピールの話
はい、今回はですね、前回とちょっと話題を変えてですね、
最近私が友達と話してて、もうちょっと深掘りして考えたいなっていう話がちょっと出てきたんで、
その話を真さんとしたいなと思います。
はい、何でしょう。
あのですね、素の自分と、素の自分って何だろう?みたいな話なんですよ。
この話になったきっかけは、友達の就職活動、転職活動の相談を受けてた時だったんですけど、
なんかその、友人はその素の自分を採用してくれる企業に勤めたいって言ってたんですね。
で、私は素の自分って、どこの素を切り取って、素って言ってるんだろうって思ったんですね。
で、家族に見せるような素の自分で就職をしようとしたら、結構大変じゃないですか。
だから、素っていう単語を人によってどう捉えているのかとか、
その状況、友人関係とかっていう素と、仕事として一緒にこうタッグを組んでやっていく人たちとの素とか、家族の素とか、
なんかいろんなバリエーションがありそうだなと思っていたんですよね。
まさに、そうですね。
それで、結構悩んでて、友人は就活で。
で、なんか突破口みたいなのを伝えられたらいいなとは思って、まだちょっともやもやしてるんですよね。
いや、難しい問題というか、難しいというか、複雑な問題ですよね、こういうのって。
素の自分でいたいみたいなのって、やっぱり結構、僕とかも結構思う方で、
そうなんですよ。
できれば素でいたいみたいな、という気持ちはすごいわかって、
それがさっきの前段でもちょっと話してた、就職活動のときにうまくいかなかったエピソードの話にちょっと戻っちゃうんですけど、
面接のときに自己PRができなかったんですよ、僕。
私は大学でなんとか館とかをやってたので、このスキルがありますみたいな、嘘だろうみたいな思っちゃって、全然しゃべれなくて、
え、どうしようみたいな、このままだと面接超えられないみたいな、すごい深い悩みがあったんですよ。
本当に深い悩みですよ。
で、そのときに、こっちだと僕素でいられないんだなというか、すごい頑張って嘘つかなきゃいけないみたいな、
ハッタリを聞かせなきゃいけないみたいになって、ハッタリ聞かせない職業を選ぼうみたいなので、
デザイン系っていいなって思ったというか、ポートフォリオ見せれば私はこれができますっていうのは事実じゃないですか。
だから事実ベースでしゃべれるんで、面接でしゃべれるんですよ。
これは助かるなと思って、助かるな、そういうのはその自分でいける面接方法だったなと思ってて、
僕の場合はそれは1個ありましたね。
で、素の自分っていうのが何なんだろうっていうのは結構いろいろあると思うんですけど、
僕は100%素の自分っていうのはなんか存在しないとすら思ってて、
例えば一人でいるときの自分が素なのかっていうと、それはそれでなんか一人だから今一人モードですみたいな、
永遠に一人モードだとつらいじゃないですか。
人といるときが素なのかっていうと、それはそれでまた素ではない気がしてて、
そのときもそのときで、ちょっとその人と一緒にいる自分みたいな。
だからそのときに素じゃない、今これは素じゃないっていう状態ももちろんあると思ってて、
すっごい頑張ってる状態。
この人となんとかしゃべらなきゃって言ってお題出さなきゃとか、気使わなきゃとかわかんないですけど、
自己アピールと営業力の関係、IT業界での経験
どれだけ背伸びしてるかというか、無理してるか、負荷かかってるかっていうので、
素からだんだん離れていってる気がするんですよね。
だから、あんまり無理しないようにしたいみたいな気持ちがちょっとあって、
なので、しゃべり方とかも、すごくほんとは賢くてしゃべらなきゃなっていう場面とかも結構あるのに、
ちょっとそれをやりきらずに、こんな感じなんですけどとか、
そういうところをちょっともう一回小出しにして生きてる感じがするんですけど、
そういうののおかげで、なんとかこうそういうのを回避できてるなっていうのをちょっと思ってるんですよね。
なんか偽りの自分ではない、素に近い状態とか、無理をしない状態で働けてるってことですか?
そうですね。それが、偽りの自分っていうのが、例えば素から200%離れた状態だとしたら、
その中間ぐらいにちょっと持ってる自分みたいな、そういうのもあるじゃないですか。
でもちょっと持ってるぐらいだったら別にそんなしんどくないというか、
それをこういっぱいやってても別に大丈夫だと思うんですよね。
それを結構なペースで200%とかやってたら結構しんどいというか、
それが多分避けたい状態なんじゃないかと思うんですよ、その素じゃない自分。
というところが結構あるんじゃないかなと思うんですよね。
確かにな。
私は就職活動をした、大学卒業するタイミングは完全に世間知らずで、
就職活動するときに一番遅かったんですよ、内定をもらうのが。
で、それの理由が周りの友人たちは、面接は演技だって言って乗り越えていって、
背伸びをして結構名乗し入れた会社に入ってったんですね。
いろんなアピールをしまくって。
で、私はすっこぶる自信がなくて、実績もないし、何か伝えたいこととか、
さっき石井さんもおっしゃってた、これできますみたいなことが一個もなくて、
ただ富士山登ってましたみたいな感じだったんで、
あんまりアピールできなくて。
で、最終的にそのしどろもどろの状態だったり、
学生時代に頑張ったこと何ですかみたいな作文を書いたときに、
その書いた内容の文章の上手さっていうよりかは、
何を頑張った人なのかみたいなところを買ってくれて、
就職できたっていう経験があったんですね。
だからどっちかっていうと、素の自分で勝負をして、
めちゃくちゃ企業に落ちまくって、
それでもいいよって言ってくれた会社に最初入ったっていう経緯があったんですよ。
なので、友達が言ってた素の自分で勝負っていうのには、
ものすごく場数がいるっていうか、
見つけるまで時間かかるので、
大変だとは思うんですけど、
たまたま偶然会えばいいけど、
そんなぴったりパズルのピースがはまるような企業って、
自分が作らない限りないなって今だったら思うんですよね。
なるほど。
そのいろいろ受けてたときって職種はみんな同じだったんですか?
全部バラバラですね。
バラバラで受けてたんですか?
地球科学やってたんで、宝石屋さんとか、
ビックリドンキーでバイトしてたのでビックリドンキーとか、
飲食とかもやったし、
土木コンサル系の企業と一緒に地質調査とか行ってたんで、
そっち系のところとか、
いろんなIT企業とかも受けたりとかしましたね。
なるほどね。最終的にたどり着いたのは、
ITでした。
ITのどんなやつですか?
ITのソフトウェアの会社ですね。
ソフトウェアの会社で何担当みたいな、その子が聞いていいのかな。
えっとですね、私が採用された枠は、
当時私が学生から社会人になるときって、
インターネットがポンって、爆発的に利用者が増えたタイミングだったんですね。
なので、開発するシステムいっぱいあったんですよ。
で、私が受けて受かった会社は、
当時、図書館の検索システム作ってたんです。
で、本好きだから、そういう理由で、
嬉しいです、入れて、みたいな。
いやもう開発終わっちゃったから、そのわけないんだよね、みたいな。
確かにそっか、みたいなところとかがあったりはしたんですけれど、
ちょっとだけその引っかかりがあって、
それこそ自分のエピソードの中に、
自分は本が好きとか、そういうエピソードが含められる企業だったら、
通った、みたいな感じだったので、背伸びをしたかっていうと、
その理屈が通ってただけだったなって、今思えば感じるんですよね。
そうかどうかっていうよりかは。
もうちょっと聞いてもいいですか?
どうぞどうぞ。
開発側みたいな感じですか?
そうです。
なるほどね。
僕の想像なんですけど、なんかその演技を求められる職種ってあると思うんですよ。
そっち側だと主に素の自分で戦うのは不利になりやすいと思ってて、
そっち側をまず選ばないっていうのが1個必要かもしれないなってちょっと思ったんですよ。
それこそなんかわかんないですけど、
ちょっとこの状況でもうこれはちょっと何とかして、
語りを聞かせてじゃないですけど、交渉で有利なしゃべり方をしてみたいなのが求められる状況とかって、
ある仕事も結構あると思うんですよね。
そっち系の就職をしてる時に、
いやでも素の自分で戦いたいっていうのはちょっとミスマッチな気がして、
そういう戦い方だけじゃちょっと勝てない。
それはそういう意味で、ある意味本当競争する時になんか不利だなと思うんですけど、
開発とかだともうちょっとそういう面が下がるんじゃないかなという気がしてるんですけどね。
そうですね。
私は結局、入社すると研修で開発やったりとかホームページ作ったりとか、
何やらかんやらやって、配属になるんですけど、開発しない部署になりました。
おお、なんと。
コールセンターの。
そうなんですね。
あのヘルプデスク、社内ヘルプデスクですね。
そうか。
にアサインされたので、
それこそその社交性を買ってもらって、
なるほど。
こいつならとりあえず喋れるだろうみたいな感じでアサインされましたね。
それで喋っていて、なんかこうなめらかというか、
違和感とかあんまり感じない喋り方ができるみたいな感じだったんですよね、きっと。
自分自身を表現することの重要性
えっとですね、そうですね、マニュアルあったので。
僕もマニュアルあってもそんなにうまく喋れないんで、
そうやって向きを向きちょっとあると思うんですけど。
そうですね。
でも今はその素であることって、
いいことみたいな風潮を感じてるんですよね。
その無理しないことが良いみたいな。
うんうんうん。
なんですけど、私は無理しない時期ももちろん必要だと思うけど、
背伸びが必要な時期もどうしてもあると思ってて、
それこそなんかやってることに飽きちゃったりとか、
なんかちょっと変えたいなっていう時とかは、
どうしても背伸びが必要になってくるから、
その自分にこだわりすぎると、
もともと何したかったっけみたいなところに、
自分が応えられなくなっちゃうような気がしてたりはするんですよね。
そうですね。
常に素でいるみたいなのはやっぱり特に難しいかもしれないですね。
僕も今ほらこんなに緊張して喋ってるんで、
その自分かどうかちょっと分かんないもんね。
でも今日は20パーぐらいの差から背伸びしてる状態ぐらいだから、
そんなに負荷はかかってないと思うんですけど、
そういうのはちょっとあるかも。
でもパーソナリティがマーチンなんでリラックス度が高まって、
相殺されるみたいな。
そういうのをなんか足し算引き算的に、
その自分っぽい瞬間を増やせるとか、
なんかそういうのを探していくっていうのも、
一個道としてあれかなってちょっと思いましたね。
人がめっちゃいいとか分かんないですけど、
人がめっちゃ良ければ頑張れるなとかさ、
そもそもそういう背伸びする機会があんまり少ない系の職業っていうのももちろんあると思う。
職業というか、場所というかね。
あるとも思うし。
なんかあの子の話からちょっと一個思い出したというか、
発想というかがあって、
頑張れる場所にいればみんな頑張っちゃうと思うんですよね。
褒めてくれるとか気にかけてくれるとか、
そういう人たちに囲まれてたら、なんか頑張っちゃう。
確かに。
しかもなんか優先順位めっちゃ上げて、すぐやっちゃうみたいな。
なんとかあると思うんですよね。
確かに。
頑張れる人たちのところにいると、
そう、ありますね。
それって何なんだろうな。
素の自分に近づけるのかもしれないですね。
だってあの、頑張りたいから頑張るっていうのって、
自分の感情から生まれた力じゃないですか。
それが素の自分と同じだと思うんですよね。
内側から出た気持ちで動けるみたいな。
それかもしれないな。
素の自分っていうのは結構内側から出たもので、
いろんなことをやるみたいな。
僕が大事にしてるのそれかもしれないですね。
しゃべるときとかも、なるべくこう借りてきたもので、
借りてきたものを作るとかあんまりしたくないんですよ。
デザインとか作るときも、こういうときはこういうの借りてきて、
ぺぺっとやればいいんだみたいな、あんまりやりたくなくて、
今回はこの本に、例えば本のデザインするときは、
この本はこういうテーマだから、自分はこう思う。
だからこのビジュアルでいくぞみたいな。
自分から内側から出てるんで、すごくこう作ってて心地よいんですよね。
そういうのって、ある意味内側からわいて出てきて、
行動してるからこそ頑張れるというか、
それが結構大きい感じがしてて、
素の自分っていうのに結構近い気がしますね。
なるほどね。
デザインを通じての表現
私でいうと、自分だったらこう、みたいなのよりも、
人付き合いをつなぐことの方が多いんで、
どっちかっていうと、マネジメント職強めみたいな感じなんですよね。
なので複数人人がいて、
その人たちが動きやすいようにするにはどうしたらいいんだろう、
みたいな発想になっちゃうから、
自分がこう、みたいなのって出てきづらかったりするんですよ。
確かに。
僕もでも、自分はこう、みたいなことをさっきちょっと話したんですけど、
割とちょっと近いときももちろんあって、
自分がこうだからって言って出して、
それいいですねみたいになることってやっぱ少なくって、
やっぱりデザインって自分のものではないので、
基本的に人のものを作るじゃないですか。
そっかそっか。
依頼するクライアントの方がいらしてて、
そうです。クライアントの方もいて、
その先にそれを購入する人とかがいたりとか、
いろんな人の関係の中で作ってるので、
そこの橋渡し役としてこういうのがあったらいいんじゃなかろうかみたいな、
そういう橋をつなぐ橋になりますよね。
きっとこういうのっていうので発想してるので、
で、それはそのときに橋になるのはこれがいいんじゃないかっていうところに乗っけてる。
なるほど。
自分の好き嫌いとかで考えてるというよりは、
好き嫌いというか、
なんか自分の思い出っていうのはそのつなぐためにどうしたらいいかっていうので、
自分の考えを乗っけてるみたいな。
だからその辺はマーチングが例えばいろんな人と人と人をつなぐために、
こういうことしたらいいんじゃないかっていう考えるのと同じような気がします。
なるほどね。
いや、面白いなやっぱりこの話。
なかなかね、ちょっとなかなかない話だけど。
結論が出るわけではない話を今日は持ってきたなって思ってはいるんですけど、
なんか今後もこんな形でいろんな観点の話とかできたらいいなとは思ったりしますね。
はい、そろそろエンディングになるんですけれども、
そうですね、しんさんからお知らせはございますでしょうか。
株式会社メディアジョンさんから発売された、7月1日から発売になった、
ネクストレベル、中卒でも逆転の戦略、企業の秘訣という本が全国の書店にて販売しております。
ぜひともお手に取っていただければと思っております。
筆でシャッてなっているデザインなんでかっこいいです。
ありがとうございます。
はい、ではですね、本屋スキーラジオでお便りを募集しております。
マーチンに聞いてみたいこととか話してほしいことなどあれば、ぜひ概要欄のフォームから連絡いただければと思います。
はい、では最後になりますけども、しんさん2回に渡ってお話しさせていただきましたけども、いかがでしたか?
そうですね、なんかやっぱりこう改まってテーマに一つ設けてしゃべるってなると、いつも以上にこう深く深くいくじゃないですか。
この感覚がすごくいいなって思って。
でもそれでなんか共通して、確かにそうだみたいな謎の点が見つかるのがやっぱりこういうのの楽しさだなと思いましたね。
ありがとうございます。
じゃあまたあの機会があればしんさんに出てもらいたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
ぜひぜひよろしくお願いします。
はい、それでは本屋スキーラジオをお会いでマーチンと、
安村真でした。
本屋行きたい。