1. ホンヤスキーラジオ
  2. #S2-7 本を介して人を想うこと
2022-09-26 21:10

#S2-7 本を介して人を想うこと

1 Mention

読んでもらいたい本がある。でも、本を贈ることにハードルがある。

普段から、本を贈ることを活動している人は、どう感じているのか?


今回のゲストは、図書係山と川の片山さんと藤川さん。


その人のための一冊を選書している『#図書係山と川』の、本を介して人を想うことを、ゆるくお話しています。


隔週金曜日に新エピソードを配信!


おたより・ご感想はこちらから!

https://onl.la/L3TiSmb


Twitter

https://twitter.com/honyaskyradio


Instagram

https://www.instagram.com/honyaskyradio/


ハッシュタグ

#ホンヤスキーラジオ

00:01
こんにちは、マーチンです。 石井です。
ホンヤスキーラジオ始まりました。
この配信は、東京公園地にある銭湯小杉湯を拠点に、
本とホンヤの魅力をゆるりと話していくトーク番組です。
シーズン2ももう7回目を迎えまして、
岸さん関西の生活ってもう慣れました?
そうですね、もう何ヶ月?
今月で6ヶ月目なんですけども、
とりあえず暑さ以外は慣れ始めてきましたね。
暑いんですか?
蒸し暑いです、やっぱり。
本にも良くない環境ですね。
そうなんだ。
という感じで、今回お送りしていくのはこの企画。
というわけで、今回の企画のために、なんと素敵なゲストが来てくれました。
ご紹介します。
故障係山と川の片山さんと藤川さんです。
よろしくお願いします。
実は今日の収録も全員リモートでお送りしているんですけれども、
片山さんは今、岐阜県にいらっしゃると伺っておりますが、
東京と大阪と、そして岐阜を繋いでお送りしていきます。
ワールドじゃないな、ワイドな感じに広がってきましたね。
そうですね、広がってきましたね。
では改めてですね、藤川さんから自己紹介お願いできますでしょうか。
今年で32歳になりまして、出身は群馬県で、
群馬の方で広告関係の仕事をしていまして、
昨年ですね、東京の方で転職して、
今広告の同じような業界のプロデューサーというか営業をしているところです。
藤川さんと私は接点が一個あって、
安倍幸太郎さんというコピーライターの方が主催している
企画飯っていう企画で飯を食っていくっていう連続講座があるんですけれども、
私は今年の受講生で、藤川さんは?
そうですね、去年の受講生です。
で、その間をですね、おむすびラジオっていうラジオでしたっけ?
そうですね。
ご一緒させていただいて、っていうご縁をいただきまして、すごい嬉しい。
いろいろお話ししたっていう感じですよね。
ですね、面白かったですね。
この慣れてない感じが最高にいいですね。
慣れてないですね、はい。
では、和山さんお願いします。
よろしくお願いします。
岐阜におりまして、普段は公務員として地元の市役所で働いております。
で、本がすごくずっと昔から好きで、書店員として働いた時期もあるんですけども、
03:00
で、今全く本と関係ない仕事をしているので、何か本と関わる活動がしたいなと思って、
藤川さんと一緒に大和川という活動を始めております。
ありがとうございます。
そのきっかけって何だったんですか?
それこそ今マーチンさんに言ってもらった企画飯の2021年に僕も参加していて、
そこで藤川さんと出会いました。
で、活動を始めた最初は、これも企画飯の交流イベントのようなものを、
同期の企画生の方が主催をしてくれて、
そこで何か本についての、いろんなスナックみたいなものがたくさんできるようなイベントを作ってくれたんですけど、
そこのスナックの一つとして、本に関係するものをやってみない?っていう風に誘っていただいて、
で、ちょっと一人だと自分がビビリなんで、藤川さんを誘っていったのが始まりですね。
そういう始まり方だったんですね。
なんか最近、つんどく合宿でしたっけ?っていうのもやられたっていう風に伺ったんですけども、
その辺もその企画の一個なんですか?
それは山と川の企画ではなくて、オンライン上の交流の場を設けてくれた方がいて、
3人でつんどく合宿係という、また図書係と別の係に所属してまして、
今年の7月にテラスのようなとこに集まって開催したっていう形ですね。
藤川さんは参加してもらって、初めてリアルでお会いしたっていう。
そこでリアルで初めてなんですね。
そうなんですよ。
いいですね。つんどく合宿って名前がいいですね。
そうなんですよ。
たくさん私つんどくありますんで、上に積まれてるのが全てつんどくになってまして。
素晴らしい。
すごいですね。
いいですね。
ぜひ昇華誌に参加してみたいですね。
ぜひぜひ参加してください。
本を送ることって今回テーマで出てきたんですけれども、
山戸川さんの中で本を送ることが活動のメインになってらっしゃるんですかね。
活動内容が今すごいたくさんできているわけではないんですけども、
一人のお話を、今ズームだったりで、
一人1時間から2時間その人のお話を畑山さんと自分の方でお話を聞いて、
本当に例えばご出身どちらからとか、
過去にどういう経験だったりとか悔しかったこと楽しかったこと、
すごいいろいろ根掘り葉掘り聞いて、畑山さんと一緒に、
じゃあこの方がどういう本が合うのかなっていうのを、
ちょっといろいろ今まで読んだ本だったりだとか、
まだ読んでない本だったりだとか、
興味が合いそうなところを探して畑山さんと自分の方で改めてその本を1冊買って、
06:05
もしくは畑山さんが1冊、自分で1冊買って、
それを読んで、俺はやっぱり送ろうっていう風になれば、
いろいろコメントだったりと印象に残ったところっていうのをちょっと書いて、
それを想定と言いますか、畑山さんの方にいろいろ作っていただいて、
感想だったり、それ自分たちが込めた思いっていうのをお話を受けて、
私たちはこの本を読んでこう思いました、
あなたとの共通点はこういうところがあるんじゃないですか、
だったりの感想を書いて本をお送りするっていうような感じですね。
すごい手間暇かかってる。
丁寧、丁寧です。
すごい。
なんかその本を送るっていう単語だけで、
私ちょっと想像してここにやって、
もうこうやってまいりましたが、
ぽいっとこう、あ、これ良さそう、あげるみたいな感じかなって思ってたら、
全然濃密な時間を経て送るっていう。
畑山さんからお話を受けた時に、
人の話を聞いてそれで送りましょうっていうことだったんですけど、
誰かに対して、例えば悩みを解決したいだとか、
今こういうことで困ってるんですよねっていうことに対しての、
アンサーがこれに書いてあるとか、こういう方に書いてあるっていうスタンスじゃあんまりないなっていう感覚があって、
っていうのもなんか自分としては、
多分ヒントぐらいにはなるんじゃないかなとか、
これ読んだらもしかしたら面白いかもしれないし、
今まで読んでなかったんですけどこういうのって面白いかもしれないですよぐらいの、
なんかそれこそ名前の図書係っていうのは、
本を借りに来る方ってすごい本読まれている方っていうわけじゃないですか。
というか図書係の方が必ずしもその本を全部読んでいるわけではないですし、
なんかそこの橋渡し的な部分が、
図書係っていう名前にも込めているっていうふうに自分は思っています。
そうですね。
時間がかかることをしたいなとか、
旗から見たらすごいめんどくさいっていうか、
そこまでしなくてもいいじゃんとか、
なんかそういうことをしたいなと思ってやっているところもあって、
それを一緒にやってくれる方が藤川さんだなっていうのが自分にあって、
そういう、僕は勝手に相棒っていうふうに思っているんですけど、
そういう方が身近にいるのはすごくありがたいことだなっていうふうに感じながら活動をしています。
手間のかかることをやりたいっていうのって、
どういうところから来ているんですか?
さっき藤川さんもちょっと触れてくれましたけど、
悩みに答えるみたいな、
パッと聞いてそれにパッと答えるみたいなことって、
なんか自分の中では結構怖いなみたいなことがあって、
そんなん分かんないじゃんみたいな、
その人のことはその人しか分かんないし、
09:00
だからそこに自分たちができるとしたら、
なんかただ横にいて一緒に話し聞くだけかなみたいなことを思っていて、
で、その横にいるっていうことのお供になるような、
横にいてただ一緒にいてくれるような本を選ぶみたいなことをしたいなっていう思いがありますね。
ちょっとごめんなさい、これ答えになってるか分かんないですけど。
全然ありがとうございます。
なんか本以外の、今回本を送るっていうことがテーマでトーク始めてるんですけど、
送るっていうふうにしたのも何でなのですかね。
おすすめするだけで終わることもできるじゃないですか。
そうですね、本ってやっぱり物としての魅力が僕はすごくあると思っていて、
ただその物を送るっていうよりも、
そこに手紙のようなものをこういうところがいいと思ったので送りましたみたいな、
あなたの話を聞いてこう思いましたみたいな、
手紙を入れて一緒に送ってるっていうのが一つと、
あとはしおりみたいなスリップってあると思うんですけど、
本に売上管理するための、
それを自分たちが気に入ったところに、
この言葉はこの文章がすごく気に入ったんだっていうのを
スリップ自作で作って入れて送るみたいなことをしてて、
めっちゃいい。
そういう物としての魅力っていうのを引き出したいなみたいな思いがあるので、
本当に自己満足みたいなもんなんですけど、
本とその本の周りのいろんなその魅力を、物としての魅力を引き出せるような形にして、
その人の元に届けるっていうことをしたいなと思って送ることまでやってます。
それこそ本を送るっていう活動をしてるんですけど、
人に何か贈り物をしたいとか、
人から贈り物をもらったりって結構苦手なんですよね。
難しいなと思って、何が好きかも分かんないし、
押し付けみたいになっちゃうし、
あとは人からもらった時にうまく喜べなかったらどうしようみたいなことも結構思うんですけど、
本だとあんまり、
本は結構嬉しいなって思う。
純粋に嬉しいなって思うかなと。
藤川さんどうですか?
自分も何かをもらったりだとか、
それこそ誰かの誕生日で何かを用意するっていうのは結構苦手で、
もらうのもやっぱり苦手で。
本だとその場でこれもらったら嬉しいっていうよりか、
本を読んだ後にこれもらってよかったなっていうのが結構じんわりくるっていうか、
12:00
やっぱり本がいいのって、
それがもしかしたら今その場で必要なものかもしれないし、
5年後必要なものかもしれないし、
10年後必要だったものが必要になるかもしれないものっていう、
そこら辺の本当に忙せないっていうか、
そういうところがあるんじゃないのかなって結構思うので、
しかも物としてやっぱり残っていればさらにいいのかなって。
山とかの活動の話に若干戻っちゃうんですけど、
ブックカバーについて本当に片山さんからアイデアをもらって、
それめちゃくちゃいいなっていう感じでやってて、
本の背拍子のところですよね。
かぎかっこで空欄があって、
かぎかっことじの本って書くようにしてるんですね。
空欄なんですよね、そこが。
そこは自分が空欄のままでもいいし、
自分がこういう本だってことを名前つけてもいいですしっていう、
そんな思いをちょっと込めたりもしてるんで、
そこにちょっと送るっていう思いを込めてるような気がするなと、
自分はちょっと思いますね。
送られる側も、それはこういう気持ちで送ってるんじゃなくて、
それは自由に解釈してもらって構いませんよみたいな。
そういうのがいいような気がするなと思いました。
本の方は余白があるっていう感じですね。
そうですね、そうですね。
心理的にも時間的にも余白があるっていうのがいいんじゃないのかなって。
そうですよね。
最近よくAmazon欲しいものリストとかで誕生日みたいなのも聞きますけども、
あれって単純に自分が欲しい欲求のままのものをもらったりするわけなんですけど、
やっぱ本で誰かから何かをもらうって、
普通のものだとちょっとびっくりしちゃうかもしれないですけど、知らない人から来たら。
でも本だとなんとなく受け入れちゃう感じはあったりする気はするんですよね。
そこに何か余白がある気はしてて。
そういう意味でもすごくお話を聞かれた上で送られるっていうところが、
もらう側はさっき言ったじんわり来るみたいなところはすごくあるんだろうなっていうのは思いますね。
どういう風な感じでその方に送る本っていうのを、
どんな質問をされたりとかで聞かれて決めていったりされてるんですかね。
なかなか難しいことを聞いてる気がするんですけども。
基本的に藤川さんがインタビューをしてくれてるんです。
僕はその横で聞いていて、
本当に一つ二つ気になったことを口を挟むみたいな形なんですけど、
藤川さんのインタビューは本に関わる話あんまりしないんですよね。
しないようにしようって言ってるのもあるんですけど、
結構僕が横で聞いてて思うのは、
学生時代ってどんな感じでしたかみたいなこととか、
すごくパーソナルなことを聞いていってるようなイメージがあります。
15:06
そうですね、パーソナルなことを聞きたいっていうのは非常にありまして、
例えばですけど、自分高校の時サッカー部入ってたんですけど、
サッカー部のポジションって性格出たりするじゃないですか。
キャプテン、フォワード、ディフェンス、サイドバック、ゴールキーパーって、
そこの自分が、周りから見たらそう見られるけど、
自分はそのポジションに対して満足していたのか不満だったのかって、
それって結構個性出るじゃないですか、そこだけで。
実は部活すらやりたくなかったけど、
ちょっと足が速かったからこのポジションやってたなんて、
それぐらいのちょっと社に構えたスタンスなのか、
それとも真正面からやってるスタンスなのかとか、
クラスの中でのポジションだとか、
それこそいろんな役を演じるっていうわけでもないですけど、
それが自分にとってどういうふうに捉えてたかって聞くと、
その人の内面っていうのが何となく見えるような気がするなと思って、
それをそういうふうな人なんだっていうのを、
自分たちでそういうふうに思うんじゃなくて、
それはあるけど、あなた自身はどういうふうに感じてるんだろうかっていうのを、
相手のリスペクトを忘れちゃいけないなっていうのがあって、
そこから今どういうふうに過去の自分をどう捉えてますかっていうところまで持っていけると、
すごい、もしかしたらおこがましいかもしれないですけど、
この自分たちが話したタイミングの時に、
昔はこう思ってたんだけど、
やっぱり今ちょっとこう言葉にしてみるとちょっと変わったなっていう気分にちょっと慣れて、
それを踏まえた上で自分たちが聞いて、
こういう本ってもしかしたら高校生の時だったり、
今考えてることにつながるところがあるかもしれないですよみたいな、
ぐらいのことをいけると、
なんかやっぱりパーソナルなことを聞かないとっていうのが、
そこから何か紐解いていきたいっていう気持ちがやっぱりありますね。
おもしろーい。
あとやっぱりこれ片山さんともちょっと話すんですけども、
それのこっちがやっぱり一応質問コーナーも用意はしているんですけど、
やっぱりその途中で、
あ、そういえばこんなことあったなとか、
あ、そういえばこれ話していいですかっていう相手からのちょっとした言葉が、
やっぱりそこを聞けるのが一番おもしろいっていうのがありますね。
一応土台は作った上で、
それを外れた瞬間っていうのが、
おもしろいですよねって。
なんかそうですよね。
僕も今ちょっと違うんですけど営業やってたんで、
営業だと商談の後の話が意外と大事だったみたいなとか、
ポロッと出るとかありまして、
ちょっとほっこりした時に出るみたいなありますもんね。
確かに。
じゃあ本を送られたい。
18:04
直球の感想は?
直球。
で、やってみたい。
送るっていう、
その山田河さんがやってる本を送るっていうところを、
自分も受けてみたいし、
自分もやってみたいなっていうのを思いましたね。
すごい時間と労力かかるなって思って、
好きじゃなきゃできないですね、これ。
片山さん的にどう思いますかっていうのが、
結構労力かかってるじゃないですか。
労力かかるのが、
本自体もやっぱりゆっくり消費、
消費じゃない感じもするし、
ゆっくり味わうものっていうのがやっぱりスタンスとしてあるから、
そこを結構乗っ取ってるというか、
気持ちが乗っかってる感じがするんですけど。
話を聞くのも多分2時間ぐらいかけて話聞いてて、
結構長いなと思うんですけど、
でもそこ自体はめちゃくちゃ面白くて、
変な言い方ですけど、
本を送る代わりにあなたの話聞かせてくださいみたいな思いもちょっとあって、
そこは本当に楽しいなっていう時間ですし、
本を選ぶ時間も結構楽しいなと思うし、
その本周りのものを作るのも楽しいなと思うんで、
労力じゃないですね。
本好きですね。
本が大好きだ。
いや、いいですね。
でも本当に一人じゃ絶対やらないと思うんで、
藤河さんいてくれてよかったっていうところがありますね。
自分も一人じゃやらないです。
いいユニット、いいユニットです。
いいユニットですね。
本当相棒って感じ。
というわけで片山さんと藤河さんとお話ししてきましたが、
いかがでしたでしょうか。
以上、本を送ることについて話してみたいのコーナーでした。
本屋好きラジオ。
というわけでエンディングになりますが、
片山さん藤河さんいかがでしたでしょうか。
そうですね。
本の話ができてすごく楽しい時間になりました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。藤河さんお願いします。
ちょっとやっている思いだったりを改めて話すっていうのは、
すごい自分も話聞いたりだとか、
送るときもっと頑張らなきゃなって思いました。
身を引き締まる思いというか。
楽しかったです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ岸さんどうですか。
送るって見たいなってまた思いましたね。
マーチンさんは?
やりたい。
シンプル。
それでは本屋好きラジオ。
お相手はマーチンと岸井と片山と藤河でした。
本送りたい。
21:10

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

スクロール