1. 本つまみぐいラジオ
  2. 【9-1】AI時代はシュールな人..
2025-09-10 27:20

【9-1】AI時代はシュールな人が生き残る?「シュルレアリスム宣言・溶ける魚」

今回のテーマは「AI時代に身につけたい教養」


【1話目】イケハヤ:⁠シュルレアリスム宣言・溶ける魚⁠

【2話目】しゅうへい:⁠人生のレールを外れる衝動のみつけかた⁠

【3話目】幸あれこ:⁠⁠⁠⁠言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか⁠

【4話目】3人で楽屋トーク:3冊のつまみぐいからそれぞれが思ったこと、コメントの紹介など


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本つまラジオは、オーディオでも動画でも好きなスタイルで視聴可能。

通勤や戸外でのながら聞きには「無料ダウンロード機能」がおすすめ。

オーディオもビデオも、ギガ消費なしで外でゆったり楽しめます。


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「本つまみぐいラジオ」とは?

読書好き3人が集まって、カフェで雑談しているようなゆるいラジオ番組。


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【こんな方にオススメ】

・忙しくてなかなか本を読む時間がない

・面白い本をサクッと知りたい

・幅広いテーマの書籍と出会いたい


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【本好き3人の紹介】


・幸あれこ(司会)

こどもの頃から本が大好き。

熱を出して寝込んでいても、枕元に本を持ってきて読んでしまう努力家タイプの読書家。

ただ、読んだ本の内容はすぐ忘れる。

元フリーアナウンサーで、人気ラジオ番組のパーソナリティ経験もあり。

斜め右下からの誰も予想できないコメントを繰り出す。

極度の方向音痴で、「ほくろがある方が東」と覚えてなんとか生きている。


幸あれこのX:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/sachiareco⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

幸あれこのポッドキャスト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠心をほぐすラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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・イケダハヤト(イケハヤ)

標高500mの高知の限界集落に生息するイケボ。

無類の本好きで、自身の書籍「まだ東京で消耗してるの?(幻冬舎新書)」、「武器としての書く技術(KADOKAWA)」など10冊以上出版。

ビジネス系インフルエンサーでもあり、YouTube、Xなど含めたフォロワー数は80万人を超える。

2014年に東京から高知に移住すると、ヤフーニュースで炎上。

東京で消耗はしてないが、高知の山奥で花粉症で消耗中。

音楽はマーラー、エスニック料理はビリヤニ好き。


イケハヤのX:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/IHayato⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

イケハヤのポッドキャスト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠イケハヤラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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・しゅうへい(多重債務)

本よりも「本を読んでいる自分が好き」。怠け者の読書家。

インスタライブ中の「オススメ本教えてください」というコメントに、「この本すごくいいですよ」とまだ読んでない本を紹介したことがある。

この番組の収録スタジオでもある「LLACハウス」を2024年10月に瀬戸内の島に建設。

建設費8,000万円のうち6,000万円は銀行借入。

2022年に自身初の書籍となる「お金の不安ゼロ化メソッド(KADOKAWA)」を出版。

日々返済に追われ、「お金の不安しかない」と心境を吐露する。


しゅうへいのX:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/shupeiman⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

しゅうへいのポッドキャスト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠1年後の自分を楽にするラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


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番組の感想、つまみぐいして欲しいテーマなどのリクエストも募集中。

番組のハッシュタグは「#本つま」。

放送にいただいたコメントなどは、「楽屋トーク(4本目)」で紹介しています。

あなたのお便りお待ちしています。


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サマリー

このエピソードでは、シュルレアリスムの概念について語り、その起源と影響を探ります。特に、ブルトンの著作『シュルレアリスム宣言』と『溶ける魚』が無意識の探求や芸術運動にどのように寄与しているかに焦点を当てています。また、シュルレアリスムとオートマティスムの概念を探求し、無意識の表現や自己理解について論じています。特にブルトンの思想を引用しながら、無意識から言葉やアートを生み出す方法に焦点を当てています。このエピソードでは、シュルレアリスムの概念を掘り下げ、創造性や無意識の重要性を探求しています。また、シュルレアリスムが現代のアートや表現にどのように影響を与え続けているかについても考察しています。

シュルレアリスムの紹介
本つまみぐいラジオ。この番組は、本を読まなくても、本のおいしいところだけを一口サイズで、耳からつまみぐいできちゃうラジオです。
私たち3人は、読書タイプが違う人間なんですけれども、私が本大好きなんだけど、読んだ内容を全部忘れちゃうっていうタイプで、イケハヤさんが?
僕は、いろいろ知識をザッピングして、いろいろ知識を収集していくみたいな感じで、乱読で。知識をたくさん集めたいみたいな読書家ですね。
しゅうちゃんは?
僕、しゅうへいは、買ったけど読まない。
シンプルでございます。
それも読書家です。
それぞれちょっと好みの本も違ったりして、一冊一冊本を紹介していくんですが、なんといっても今日のテーマが、
AI時代に身につけておきたい教養本となっておりまして、一冊ずつ持ってきておりますよ。
じゃあ紹介していきましょうか。僕は今回ですね、これはなかなか多分読んだことある人あんまりいないんじゃないかな。
シュルレアリスム宣言.読けるさかなっていう、2つの話が入っている一冊の本で。
今回初めて言うと、いわなみの赤。いわなみ文庫って赤とか青があるんですけど、
しゅうへい氏は人生の中でほとんど読んだことがないであろう、古典的な名作はだいたいこのいわなみの赤とか青なんですよ。
無意識との接触
何気に初めていわなみの赤を紹介するんで、すごく歴史的な一冊なので、頑張って紹介したいと思います。
楽しみです。
楽しみですね。
しゅうへい氏は?
僕はいわなみの赤ではないですか、赤っぽい。
赤っぽい。
人生のレールを外れる衝動の見つけ方っていうことで、なんかこうやる気とかモチベーションとかって話がありますけど、
実はそれを超える衝動ってものがAI時代に重要なんじゃないかっていう話をしたいと思います。
じゃあ、あれこさん。
私はこちら。言語の本質っていう。
これはいいですね。なんか知的ですね。中高審査は難しいのはいつも。
ありがとうございます。非常に今回知的なお話をさせていただこうかなと思っております。
やっぱりAI時代は言語の本質が必要になってくるんじゃないかと。
めちゃくちゃ深いお話をね、繰り広げる予定ですので。
だいぶハードル上がってますね。大丈夫ですか。
良かったら楽しみに待たれてください。
じゃあ今日は、いきはやさん一発目お願いいたします。
いつも通り一発目いきましょうか。
まずたぶんしゅうへい、教養って何かみたいな話もあるわけで、別に定義があってないようなもんなんで、
僕なりに教養って一体何かっていうのを先に軽く、僕なりに言語化すると、
やっぱり知識から教養に行くためには、知識ってただ知っているだけじゃないですか。
たぶん今回は種類レアリズムって言葉自体は、たぶんリスナーの皆さんもどっかで聞いたことある。
でもその種類レアリズムっていうものを教養としてしっかり体験として知って、
これは一体何なのかっていうのを体でちゃんと理解する。
っていうのが、実践を通してその知識を習得して、種類レアリズムってこういうことだよねっていうのが、
ちゃんと実践を通して分かったら、それが教養になっているっていうふうに僕は思うんですね。
ただ知っているだけじゃなくて、実際にやってみる。
今日はせっかくなんで、種類レアリズムっていうそのキーワード、これをみんな実践できたらいいなと思ってやってるんで、
ちょっと覚悟してください。
気になるし、種類レアリズム自体、私実は初耳で、そんなんだろうみたいなドキドキしております。
じゃあ今日は3つ流れで紹介する。
じゃあ最初のその種類レアリズムっていうのは一体何なのかって、そもそもの話ですね。
で、その2つ目の真ん中のところで実際にやってみましょうって話と、
今日はAI時代ってことのキーワードになっているんで、
AI時代、この種類レアリズムってこれ100年前の本なんですよ実は。
ちょうど1924年に、一応出版というか元ね、ブルトンさんが書いた本はそうなんです。
だから100年前の宣言が今の時代でもね、これ結構今生きてるというか、
今こそこういうのを学ぶべきじゃないのかなって結構思うので、
最後そこら辺の話を3つ目でまとめていきましょうということなんですが、
さあ最初にじゃあその種類レアリズム、そうですよね。
でも多分ね、それはシュールですねみたいなさ、なんか聞いたこと。
シュールだねと言うでしょ。
ある子さんなんかめちゃくちゃ言われるじゃないですか。
いかがさんによく言われる気がする。
めっちゃシュールやなみたいな。
あれなんですよあれ。
まさにこのシュールレアリズムから来ているというか、同じです。
シュールレアリズムっていうのは、言葉で言うとレアリズムっていうのは現実ですね、現実主義。
シュールっていうのはスーパーっていう意味なんで超えるです。
超現実、現実を超える主義っていうのがシュールレアリズム。
だからそれはシュールだねって言った時は現実っぽくないんだ。
よくわかんねーけどなんか変な感じだね 現実じゃないような何かがあるねみたいなのがもともとシュールだね
シュールレアレッスンからシュールってのが来てると なのでこのシュールレアレッスンっていうのはまずなんかこう日本語ですと超現実主義って
なんですけど あの超現実主義って言うとめちゃくちゃ現実的な人みたいな感じで逆です真逆です
現実を超えた何かをまあみんなで作っていこうみたいな まあある種の芸術運動が昔あったんですね100年前で
どこまで辿るかですけど歴史的に言うとその戦記がこれ24年に一応 まあそのブルトンさんてねあの人が提案したんですけどその時代
まあ多分芸術の中の空気で言うとこう 既存の何かを疑っていくみたいのがすごく当時強かったんだと思うんですね
1900年に入って なんかいろんなものを今までのものを疑っていって
常識とか監修とかをもっと超えていこうよって多分まあ機運があった時代だと思います でそのこのシュールレアレッスンの前にはまた一つ言葉を紹介しても
ダダイスっていう芸術運動があってでダダイスっていうのは美術の時間とかでも勉強 すると思うで知ってる人は知ってると思うんですけどあの
便器が有名なんですねあの便器デュシャンというアーティストの人がですね あのそこらへんのコメディみたいところで便器買ってきます便器を買ってきてこれが
アート作品でストーンって言って泉って名前をつけて これが水泉
便器で買ってきた便器に泉って名前をつけてこれがアートだって言って大炎上したんですよ当時 そんなのはアートじゃないのかどっちだみたいな感じでそこがそのダダイス
っていうのはこうやっぱり何か疑ってぶち壊していったっていうから そっからさらにまた色々派生していってでこのシュールレアレッスンなんかもダダイスの
そういう 脈々と反骨精神というかいろんなものを疑っていくっていうところから
まあ発展していってというような芸術運動なんですけどじゃあ この人たちは一体何を疑ったかっていう話で言うとこれも結構面白くて
今っぽいんですけど理性とかを疑って 理性とか意識みたいなものを疑っていった
我々の理性って本当に現実を捉えているのかだったりあるいはもっと無意識の部分とか 理性じゃ捉えきれないところに面白いものいっぱいあるんじゃないかと
シュールレアレッスンの時によく説明するときに出てくるのが氷山の例なんですよ 氷山って海面があるんですかね
海面があってで氷山ってちょっと出てますよね 氷山まあ出てで実は氷山その海面の下にめちゃくちゃでかい
氷の塊があるから氷山があって僕らが認識しているのはその海面みたいなね 海面の上にある現実みたいなものしか見えてなくて実はその下には
ものすごく面白い無意識みたいなものがあるし そこに何かの本質とかがあるんじゃないかっていうのがよくシュールレアレッスンで言われることなんです
シュルレアリスムの広がり
だから彼らは一体何がしたかったのかというとその人間の無意識 理性とかでは理性の検閲っていうんですけど僕らが何かを表現したりするときは必ず理性のフィルターが通って
この海面を超えた部分しか僕らは表現できていない けれども実はそれを頑張ればスキップしてもっと下の方の理性の検閲を超えて下の無意識のところにアクセスできるんじゃないかと
そこには何かすごく面白いものがあるんじゃないかだったりっていうことを考えた人たちがいるんです
だからここまで整理するとこのシュールレアレッスンっていうのは僕らが普段見てるものとか
普段話す言葉とかそういうものをもっと内部的に内面とか無意識のところにもっともっと面白いものがあるんじゃないかっていうことを考えて
まずそこまで考えた じゃあでもさそこにどうやってアクセスするのってことでしょ
ここのちゃんと方法が書いてあるんです ここでシュールレアレッスンをこのブルトンさんは考えたんです
無意識ってどうやったらアクセスできるかなと 無意識をもっと言葉にしていくとかってどうすればいいか
彼が考えたのはオートマティスっていう概念があって 自動記述って書いてオートマティスって言うんですよね
これは何かっていうと結構やってることはめちゃくちゃシンプルで 理性で考える前にですね今思いついた言葉とかを書いてください
考えないで書く 考えちゃいけない 思いついたことを書く
言葉にしてもいい 話してもいい 僕今日車運転しながらやってました せっかく今日この話をするから
自分の中で溢れ出る言葉とか 詰まるときもあるんですけど ひたすらそれをブツブツブツブツ言っていくと
よくわかんないモードに入ってくるんだよね 何を話したかも自分ではわかんないし でも何かが出てくる自分の中から
さらに実践でいうとそれをしかも高速にやるのがいいらしいですよ そうすると理性の検閲を全部スキップして
自分の中にある言葉とか概念とかが溢れ出していって
この人はそれを本にしたのが 『とける魚』っていうのがこの本になって 一応お話になってるんですよね
ちょっと『とける魚』の冒頭の部分を読むと まさにオートマティスムでこの人がひたすら部屋にこもって
ひたすら何にも考えない文章 溢れ出る言葉を書いたんですよ すごいよ 全く意味わかんないよ
公園はその時刻 魔法の泉の上にブロンドの両手を広げていた 意味のない城が一つ地表をうろついていた
神のそば近く その城のノートは影帽子とうもうとアイリスを描くデッサンのところで開かれていた
もうなんか全然よくわかんないですよね 公園がその時刻 公園がブロンドの両手を広げるとか
意味がない城が一つ地表をうろついているとか 全く意味がわかんないし 多分書いてる本にも意味がわかんないですよ
意味がわかんないんだけど でもこれは確かにブルトンさんの中から出てきた言葉で
なんかちょっと芸術じゃないですか 実際 なんかちょっと考えちゃうし
確かに城が地表をうろついているとか ちょっと面白い映像がイメージできるしっていうところで
こういう宣言と この溶ける魚っていう本に影響を受けて いろんな人たちがじゃあこれは確かに面白いしやってみようって言って
芸術運動として広がっていって
で 有名なノルド・サルバドール・ダリ 溶ける時計 時計がぐにゃって溶けてる
あの絵はまさにシュル・レイ・アイスムで ダリの中から出てきたよくわからないモチーフがたくさん彼の絵では使われてて
彼の無意識にあるようなものを頑張って描いたっていうのが シュル・レイ・アイスムの非常に有名なダリだったり
いろんな人たちがこうやって作ったんです でもこの話って多分 僕ららが今できるんですよ
すごい面白い いいな たまたまなんか見つけたので 自転車に乗りながら
今って首にペンダント型でさ 録音できるチャットGPTみたいなのあるじゃないですか
あれをつけて自転車に乗りながら一人でずっとオートマチスムやって こうブツブツブツ言いながら自転車に乗ってっていう人がいて
ブログ書いてて次は面白かった
ちょっと会ったらやべえやつだな
だからもうひたすら自分が考えないで言葉を紡いでいって それを録音させて
家に帰って文字起こししたら こんなこと俺言ってたんだって気づいて
面白いね ちょっと瞑想的な感じでやってて
シュルレアリスムと自己理解
結局自己理解にまずなりますよね こうやって自分の中から言うても出てきてる言葉で
やっぱりブルトンのこの解けるさとなんかも ってかほとんど意味のない話なんだけど
でもやっぱりブルトンさんは死が怖かったり 自分が死ぬのが怖かったり
そういう彼の真相心理とか真相的な意識は 確かに見えるんですよね
そういうので人によって多分オートマティスム 実践してみるとその人らしさが多分結構出てくる
それを自己理解に役立てるとかっていうのは 現代的な文脈ではあるんで
やってみると多分面白いんですよ
すごく簡単なドライブ中とか運動して ランニングしながらとかで
ブツクサブツクサ頭の中に思い浮かぶ言葉とかを ただ紡いでいくっていうことをやっていくと
まさにこの溶ける魚がそうやって作られているもので っていうような結構簡単な話だったんですが
シュレライスミって人間の無意識にあるものを 引き出していってそれを言葉にしていったり
あるいは絵にしたりあるいは音楽にしたり みたいなことを頑張ってやってた人たちがいたんですね
これが100年ぐらい前の話でも今も シュレライスミって僕もすごい好きで
やっぱり不思議なものが多いんだよね
現実にはないんだけどなんか すっごい懐かしい感じがするとかあったり
ありえない世界の絵を描いてるはずのように なんかすごい不安になるとか
こんななんでこんな見たことがないのに 見たことがあるような気になったりとか
不安になったりとかっていうね すごい人間のもう生まれる前に何か
僕らが感じていた何かみたいなものを うまく絵にしたりとかっていうことをしてる方々が
僕はシュレライスミ開発が好きだったりするんですが ここまで話して
だから今日は表揚っていうのは シュレライスミって言葉で今理解したと
そういう人たちがいて 無意識みたいなものに頑張って アクセスしようとした人たちがいてっていうので
オートマティスムの実践
でもこれをやりたいじゃないですか 実際に
やりましょうっていうのが セカンドパートになってきまして
いやでも本当に非常に話は簡単で だからオートマティスムっていうのは
思いついたことをひたすら言葉にしていく
今だったら僕らはマイクがあるから別に それを言葉にして話すっていう意味でも言葉でもいいし
あとはもう普通に黙って書く このブルトンさんはもうひたすら黙って
もうずっと書いてたらしい ノート7冊分ぐらいもひたすらなんか
よくやるよねマジで 気が狂いそうだ作業だけど ずっと書いてたらしいんだよね
しばらく引きこもって その過程でいろいろ出てくるものもある
それはそれやるの大変なので 簡単にやるんだったらもう今この場でやればいいんです
これはリスナーの皆さんも ちょっと今動画止めてもいいんで
ちょっと思いつく言葉を考えると 考えないんですよねでもこれって
理性でフィルターしないで出てくるものを話す
見てるものとかに影響を受けるかもしれないので 見ないっていう点もありますね
見ないでもいいし でも見ても面白い
何か出てくるものがあれば それを言葉にしていく
どうですか今
あれこさんにやっぱりやってもらったよね
あれこさんちょうど 目つぶってもわかんないから目つぶって
なんか本当にこれ私すごくでもこれ 自分が考えてるのか考えてないのかも
わからない状態なんですけど
ぴょんぴょこぴょんっていうのは出てきたんですけど
でもぴょんぴょこぴょんって文章じゃないから こんなことばっかり
ぴょんぴょこぴょんたまたま ぴょんぱこぴょんみたいな感じで
言ってても私の内面ってどんどん掘り起こる
めっちゃ内面出てませんか今の言葉で
出てる
出てるんじゃないですか
本当
でもあれこさんってやっぱそのなんだろうこう
意識的な瞬間でも 多分無意識的な時が多分多くて
なんか自分ではちゃんと喋ってるつもりなんですけど
こっちにはその言葉が届かない時があるんですよね
特にやっぱ記憶力みたいなところで
本人は覚えてるんです
覚えてるという現実なんですけど
こっちにはちゃんとそれが届いてなくて
例えばあの雀の閉じまりって映画があったじゃないですか
あれは穴流しちゃんがネズミの袋叩き
だって文字面一緒だもんねって思うけど
だからそのちゃんと覚えてなくても
わーって言葉を紡ぐじゃん
それはもう普段から多分超現実主義じゃないけどでやってるんじゃないですか
そういうことか
だから多分それを池谷さんシュールって
多分無意識とか今まで多分蓄積した何かこう
辞書みたいなものから多分理性のフィルターをスキップし
なんかポンポンポンポン出てくる
普通の人だったらね自分の中に辞書を見て
なんか言葉を紡ぐところを見ないで
シャーって出して
パパパーみたいな
なんか劇団式を言いたい時も
あなたがあの色々団って
私すごい雷鳴してる
なんか前の仕事場の人たちからも言われてたんだけど
自分では意識的っていうか別に変なことやってないですよって思った時
今なんか解決した気がします
シュールレアリズムだったんだ
だからシュールなんです
なんかすごいシュールで
無意識で意識的に言ってるつもりだったんだけど
そのフィルターを通さずに言ってたから変なのが出てきてたんだ
だから一旦理性通せよっていう話でもあるんだ
通せないからそうなんじゃないですか
すごい難しいもの
氷山の例えよくわからないですけど
海面がない
氷山が浮いてる
なんか今ちょっとパーンときましたよ
いやそうなんですよ
だから実質的にちょっと話はそれをして
リスナーの皆さんもそう
やることは簡単で
こう思いついた言葉とかを紡いでいく
でその時にぴょんぴょこぴょんとか出る人もいる
いろんな人がいる
いろんな人がいる
ぴょんぴょこぽんぽん
いや出ないな僕は絶対出ないな
池原さんはちなみに運転士だからどんな言葉が出てきてたんですか
酒の銘柄とか
いや出ない出ない
なんか僕らちゃんの中である程度文章になったな大体
文章になってなんか結構抽象的な文章
多分影響を受けてるからね
たぶん彼女は光の中に溶けて虹色になって消えて墓場に埋まって
その骨が土となりみたいな
物語性が
物語性が僕はなんかそうって繋いでいって
でよくわからない話になっていったら
途中でぶち切れになって単語がまた続いていくとかっていう感じになるから
でもでもそれも人によって違うはずなんですよ
さすがぴょんぴょんぴょんっていうて
ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんってずっと鳴ってるみたいな人もいるでしょうし
でもそれはそれでまさに無意識が
フィルターを介さずに何か出てきてるもんだから
その人の特性らしいアーティスティックですね
いやなんか逆にすごいと思う
ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんは出ない
出ない
まあでも直前に見てるものにやっぱ影響受けるのはありそう
何見たんだろう?
何見たんだろう?それはわかんないけど
雨だからカエルが出てくるみたいな感じで
なんかもしかしたら無意識で影響を受けているのかもしれないね
守兵士はどんなのが出てくるかな
いや俺なんだろう
くるくるお布団にくるまって
畳の下に消えていくみたいな感じ
でもいいじゃんシュールだ
シュールでやる
ずっと布団の中に入っているとさ
いつか落ちていくんじゃないかっていう感覚になるね
でも布団が抜けることなんてないじゃん
でも抜けていってるから
どんだけお布団にいるんだって話になっちゃう
でもまさに自分の無意識を反映している何かだから
やっぱり自己分析というか
自分のことがよくわかってくるからね
面白いね
こういうのがオートマティスムっていって
普通に話は簡単だったからね
そんな難しい話じゃなくて
人間の理性のフィルターをスキップして
何が出てくるのって何だろうって
絵を描いたりもできるんですね
オートマティスムに絵を描く
そういう絵を描いている方もいらっしゃいます
シュルレアリスムの美術
意識しないようにひたすら絵を描いて
できたものを何だろうみたいな感じで蓋を開けていく
そういうやり方もあるんで
アウトプットならどれでもいいんですよね
ちゃんとしないといけないみたいな
理性をとにかく取っ払う時間みたいな
普段生きてるとどうしても
ちゃんとした人間でないといけないってやっぱ
考えてる癖がついてる人ほど難しいかもしれない
面白い
そういうのが結構瞑想的なんですよね
自分との対話の時間というか
しかも自分との対話といっても
よくわからないのが出てくるから
何だろうこれみたいなことを思いながら
そこからでも最後
AI時代のヒントみたいなところにつなげていくと
結局AIみたいなものってまさに理性なんでね
僕らが理性をもって言葉にしたものとか
理性をもって何か表現したものを
AIは大量に学習して
それで僕らが理性的に使うじゃないですか
そういうものは
だから理性の部分みたいなもの
氷山の上の方に出てる部分って
僕らAIが得意なので
僕らが多分やるべきことって
むしろ氷山の下の方に埋もれてる何かを
見つけにいく
そこの方がそれだと人間じゃないとできないから
AIは氷山の上の方しか学習してないから
下の方って持ってないんですよデータとして
持ってないので
そういうところに面白みが多分あるんで
僕はその文脈で
やっぱりシュルレアリスムって今非常に面白いと思っていて
そのシュルレアリスムは
特に美術の世界でよくあるキーワードで
手術台の上のミシンとコウモリ傘の
偶然の出会いのように美しいって表現があるんですよ
手術台の上にミシンがあってコウモリ傘があって
それが偶然に出会って
それが美しいっていうのが
シュルレアリスムの美術の
非常に有名なキーワードになってるんですよ
でも何か確かに美しさは感じるとか
誰がブルトンかな
多分ブルトンが言ったんでしょうけど
多分彼がオートマチスムをやる中で
多分出てきたキーワードなんですよ
たまたまそれが繋がって
でもそれって美しいよねって言ったら
確かにみんな美しいし
そういうのいっぱいあるかもしれないっていうのに
思わされて
そしてシュルレアリスムの美術って
結構広がっていったみたいなのがあって
いやなんかこの話を
なんで今日シュルレアリスムの話をしてるかっていうと
多分2回くらい前の収録とかが
あれこさんがモグラとたこ焼きが
偶然出会ったみたいな話をしてたんだよね
しかも理路整然と語ってたよ
なんかすげえシュルレアリスムだと思った
ちょっと覚えてない
多分文学の時だ
マジックリアリズムの後に
あれこさんその話をして
マジックリアリズムじゃんみたいな話になった気がする
モグラとたこ焼きが出会うっていうのは
確かにモグラが土の中に入って
掘ってたたこ焼きがそこにあって
どういうことなんですか?
私も今自分で思って
どういうことなんですか?
たこ焼きって土の中にないよね
だからシュルレアリスムだし
記憶力がないから
もう終わりだよ
そんな話しましたね
でもなんでこの話をしてるか
シュルレアリズムの探求
多分それはAIじゃ出せないんですよ
だってないじゃんその語彙が
AIはその表現を持ってない
どう考えても
どんな状況だよみたいな話で
たぶんその瞬間
あれこさんの頭の中には
それが一番いい例えとして
出てきているっていうことも大事ですよね
適当に合わせたわけじゃなくて
ランダムではないんだよ
そこにはまさに何か人間の美意識とか
面白みみたいなセンサーに引っかかる何かで
モグラとたこ焼きが偶然土中で出会うみたいな
あれあれ
世界で一番透き通った物語を
電子主席にするというのは
本を電子レンジに入れるようなもんですって言ったの
そしたら何も起こらないねってなったんです
僕らのリアクションは別に
じゃあ水で濡らして電子レンジに入れるんだ
水に反応するもんね
乾くねってなって
うーんってなって出したのが
モグラとたこ焼きが出会うってことです
多分その順番で出た気がする
それならすごい倫理かなって
倫理かなってんだ今の
だって土の中にたこ焼きがあるのも難しいし
モグラがないたこ焼きに出会うのも難しいよねっていう
すごい我ながら分かりやすい例えかなって思いました
一応そこは理性の振りで入ってたんだ
入ってたかもしれない難しいですね
すげえな
なるほどね
じゃあ厳密に言ったシュールレアリズムじゃなかったかな
じゃなかったかもね
すっごいな
理性的なシュールレアリズムみたいな
すごい新しい何かを開拓しますね完全にね
そうかシュールシュールで
シュールであろうなと思ってるわけじゃないからね
自分の中では現実なんでしょそれがだから
難しい
いやでもその
多分自分でもモグラとたこ焼きが出会うってのはやっぱ思ってないから
現実ではない
これ深い話でございます
そうですね
ここまで最後まとめないと
世の中でまだ出会ってない何かってたくさんあって
これもだからその実践の中であるとしたら
ちょっと散歩してる時に何か空を見て
何かと何かが出会う
ただ面白いんじゃないかみたいな想像していきながら
言葉遊びでもいいし
何か観葉植物と何かを出会わせてみて
それって確かにちょっと面白いかもみたいなところで
それってやっぱりAIが提案してくれる類のものではないんだよね
自分の中に出てきた観葉植物と
何だろうみたいなのを考えていくって
多分AIに聞いても面白い出るかもしれないけど
なんか違うものが多分出てきて
そこで面白い出会いが見つかったら
それは何か自分の筋線に触れるもので
ちょっと書き留めておくだけでも
面白かったりだったりね
なのでシュルリアリスってすごく
透明的に入ると
まず自動記述っていうオートマティスムですね
それによって自己理解みたいなものが深まって
他者理解も深まるしね
あの人は何かこういう面白いところあるよねみたいなものが
もしかしたらそれに見つかるかもしれないし
あとは偶然の出会いっていう一つのキーワードで言うと
実は世の中には面白い出会いってまだまだあって
これとこれを組み合わせたらこんな感じの絵面になるとか
こんな感じの科学反応があるかもしれないとか
っていうのを想像しながら街を歩くとかって
言われるけど結構楽しいし
そういう活動自体は多分やっぱりAIじゃできない
人間の何かよくわかんない無意識のところの想像性みたいなものが
連鎖していきながらやっぱり紡がれていくものなので
そういう意味でそのAI時代の教養として
是非シュルリアリスの実践して
学んでいただければと思って紹介しています
まさにアイディアの元になる考え方になるね
現代アートへの影響
良いものを作らないといけないってなると
逆に良いものを作れないみたいな時代なのかもしれないですよね
今もうロジックとか組んだらもうAIに勝てないじゃん
これが良いからこれを作りましたみたいになるけど
そんなのもう本当にコモディティ化どんどんしていって
質とかよりも面白さみたいなものが本当に今求められて
お金を払うのか面白いからお金を払うみたいになりつつありますよね
いや本当にねやっぱ才能の塊ですよ
いや本当は恐縮でございます
だからいつもラップバトル仕掛けられますから
そんなことない
シュルリアリスまさにシュルリアリス
お前大きく
でなんか出てきたらバーカーって悪口一言
あ行で終わってるからだよ
バーカー
あ行で終わるのってなかなかバーカー以外ないというか
あるか
まあいいんですけれども
シュルリアリズム
いいね今のシュルリアリズムの感じ素晴らしい
ありがとうございました
じゃあちょっと今回はこの一冊ご紹介いただきましたが
次しゅうへい氏はこんな
シュルリアリズムとまた繋がるところがあるかもしれない
衝動ですね
この衝動がキーワードになってますので
がっつり紹介したいと思います
ということでこの本に関するリクエストだったりとか
イケハヤさんの本を聞いて
こんな感想を持ちましたとかですね
よかったらSNSやコメント欄にどしどし書いていってください
SNSに関しては
ハッシュタグ本妻
本は漢字
妻は平仮名です
すごい睨み合いがよくなってましたけど
これもシュールの時間だからね
ハッシュタグ本妻で
よかったらどしどし押していってくださいね
ということで
次回もお楽しみに
はい
はい OK
27:20

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