1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #134 児童文庫の表紙の話
2024-05-14 1:06:08

#134 児童文庫の表紙の話

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古くは岩波少年文庫などで見られた絵画的な表紙画。現在では各出版社が軒並み少年文庫レーベルを刊行しているなかで大きな変化が見られます。それは児童文庫の表紙の主流がアニメタッチや現代的なキャラのイラストに大きく様変わりしているということ。

その変化の理由を児童文庫のレーベルを持つ某出版社に取材、その実態をお話しています。


本そばへのおたよりは⁠⁠⁠こちら

サマリー

本そばポッドキャスト休憩室では、書店員と出版取次が、ゴールデンウィークについて話しています。 児童文庫の表紙が変わり、萌え絵風のイラストが導入されるようになった背景から、児童文庫のラインナップや読者のニーズの変化について話されています。 自動文庫とは、児童文庫のレーベルで書店に並べられ、親御さんは安心して子供に買わせることができます。また、児童文庫の売り場の現状やイラストの方針、リダイトノベルなど、児童文庫のマーケティング戦略についても詳しく解説されています。 本屋さんに行くと、児童書コーナーが意外に面白く、売れている本が今だいぶ違っていることがわかります。 もし懐かしい気持ちになりたいならば、古本屋さんに足を運んでみると面白いかもしれません。 10代のための読書シーズンで、本屋さんや図書室で使える用語集を宣伝しています。 児童文庫の表紙に関する話を紹介し、リスナーからの質問に答えています。

ゴールデンウィーク明けの仕事
うっす。
本のそばには楽しいことがあるを基に、書店員歴25年の元書店員すずきと。
出版取次7年、出版社営業13年、現在書店と出版社の現場をつなぐ一冊取引所運営、4年目のわたなべの2人で。
はい、書店員、出版社、一般の読者の方からの素朴な疑問に答える、本そばポッドキャスト休憩室でございます。
どうもゴールデンウィーク明けでお疲れですか、みなさん。
みなさんお疲れじゃないですかね。
なんかやっぱり、あれですよね、ゴールデンウィーク明けっていうのは、
一つはお仕事が溜まり気味っていうのがありますよね。
確かに溜まる仕事。書店員はね、ゴールデンウィーク休みなかったりしてるし、
交代で休んだりもしますけど、日々休みなくお店は動いてるわけですから、仕事は溜まりがちと。
案件とか連絡報告も溜まってるっていうことになりますしね。
気づいたら、1週間が。
しかもあれか、火水木金と、平日は4日間ということで、そういうのもあって気づいたら。
真ん中が1、2、え、違う。
真ん中が3日間ぐらいは仕事して、また後半戦みたいな感じでね。
そうですね。火水木と。
そっから3日から6日まで。
ゴールデンウィークは何かいいことあったんですか。
いいことというか、出かけてきましたよ。
山形への小旅行
業界の悪友たちを引き連れて。
あら、ちょっと小旅行的な。
普通に山形までね。
あらら、山形まで。
なんかどっか行こうぜ。だいたいね、ゴールデンウィークとか夏休みね、
僕が運転手になって、どっか行くつってやるんですけど、
今回はゴールデンウィーク中、西のほうって絶対混むから、どこも車が。
渋滞に巻き込まれないようになったら遠くかなと思って。
遠くだったら道もよく詳しいんで。
ということで一泊だけして。
で、エアビーターじゃないですか。
あれでいつも泊まるときは宿取って。
僕は取ってるじゃないですか、今回は別の友人が取ってる。
山形で安いとこつって、それのみで予約したら超山の中で、
尾組っていうね。新潟のほうが近いっていう。
山の中でローチを取ってくれて。
そこに私の地元、栃木小山市で集合して、
車でピックアップして、そこから車で山形まで向かうという。
もう下道で全部。
下道で山形に入れるなんてやっぱりあれですよね。
土木権利と呼ばれた三島道常の業績としか言いようがないですね。
ごめん、知らないか。
元薩摩藩市でですね、
僕、山形に道を通すのを結構強引にやった人なんですけども、
明治の時代の話ですけど、
我々が、私と鈴木さんが好きな山祭がねがっていう。
はいはいはい、出てきましたね、そういえばね。
国道廃道を探検するよっきれんさんが、
やっぱりこの山形に道が通ってて、
それが結構やっぱりえぐいところに道作ってるのが、
大体三島道常の業績であるというのがありますね。
僕はいつも東北に釣りやツーリングに出かけるときのルートっていうのは、
大体二通り決まっていて、
一つ目は、藍津・多島ルートっていうのがあって、
もう本当にやっぱり、
欧州戦争で結構戦もあった多島街道っていう、大内塾とかがあるんですね。
都知事権から藍津のほうを抜けて、
北上して藍津・赤松って行くルートと、
あともう一個294っていうルートがあって、国道294号線っていう、
ずっと茨城県から、
あ、埼玉も繋がってるのかな。
埼玉から茨城県、都知事権を越えて福島に入る、
白川のほうに行く道があるんですけど、
その2つのルートがあって、
今回294号線ルートは僕大好きなんで、
下道でトコトコと行きながら道の駅に寄って、
ロッジ借りてるんで、正直観光地はどこも行かずに、
道の駅に寄りつつみんなで食材を買い、
良さげな地元の場所のおいしそうなものを買い、
ロッジで飯を作って食べるっていうだけの。
まあいいですね、でもね。
そうそう。だから単純にドライブで初日潰れるんですよ。
中でも、ロッジとかはね、よかったんですけど、
本蕎麦的なエピソードだと、
2日目に山形市内に行ったんですよ。
そしたらやっぱりみんな業界の人なんで、
本屋さんに行きたがるわけじゃないですか。
山形では駅の熊沢さんとかは過去にも行ってるんですけど、
八文寺屋さんの本店には行ってなかったんですよ。
ちょうど八文寺屋の本店さんがあるんで、
で行ったんですけど、
まあこれはめっちゃいいお店で。
いい店ですよね。私も行ったのもずいぶん前ですけれども。
なんかね、なんていうの、クオリティが全体的に高い。
棚の並びから、何度も僕が言う淀みがないというか、
全てに手が行き届いていて、
なんかもうさすが本店。
八文寺屋さんって他にもお店ありますけど、
ちゃんとクオリティの厳選になってる部分。
レジが良かったですよ、本当に。
客商売はやっぱレジだなと思いましたよ、僕は。
会話になってるんですよ、カバーかけますかとか。
当時イラストレーターの人のポップアップショップがあって、
直接イラストレーターさんが来て、
サイン会もやってたりするんですよね。
そういったときの特別にしおりを何枚か用意してて、
しおりありますけどどれにしますかみたいな、
要はサービスのお客さんに伝える仕方が
会話になってるわけですよ。
これって一方的にマークしたって終わるみたいなの結構あるじゃないですか、忙しくて。
カバーかけますかとか。
それがないっていう、ちゃんと会話になってるのが本当に素晴らしい。
やっぱ接客にゆとりがあるんだよね。
それはやっぱりね、本店の懐の深さもそうだし、
なんかすごい良いお店だなと思った。
で、僕欲しい本もあったし。
あそこも重要ですけど。
人文書がやっぱり結構力入っておいてあったし、
品取れもあったしね。やっぱりその辺はいいですね。
というのはちょっとありました。
あと、お国のスーパーに行ったら、
ちょっとしたスーパーの横に雑誌コーナーがあったりするとみんなそっちに見に行くってね。
もう病気じゃねえかってくらいみんな。
本の匂いでも嗅げるんじゃないかってくらいにみんなね、本に吸い寄せられていっちゃう。
出版物があると目がないですよね、ほんとね。
もうほんとそう。
けどお国の山のほうだったんで、
コンビニまで車でも20分、30分かかる場所だったんで、
すごい隔絶した感じでよかったですけどね。
やっぱり東北はいいなと思った。
京都競馬場での天皇賞春
あ、私ですか。
私はですね、
ゴールデンウィークのことが早くも思い出せなくなりそうですよね。
ただ一個だけ鮮烈な記憶として残ってるのがですね、
京都競馬場がですね、去年ぐらいかなにか新しくなってまして、
JRA日本中央競馬会のですね、
一番新しく回収された競馬場ということで、
地元にあるので、
一回ちょっとどんなものか見に行きたいななんて思ってたんですけれども、
この間のゴールデンウィーク前半のですね、
4月28日の日曜日がですね、天皇賞春っていうですね、
いわゆるG1レースで、
それが京都競馬場で、
芝3200メートルで行われるレースなんですけれども、
それはさておき、私は中高生ぐらいのときに、
ダービースタリオンとかですね、ウィニングポストとかですね、そういう競馬のゲーム。
競馬のゲームを相当やりこんだ口でございまして、
ただ、今の競馬はちょっとよくわかんないんですけど。
だから行く動機もあまりないんじゃなかったわけなんですが、
なんとですね、長澤正美さんが京都競馬場に来ると。
そっちかーい。
長澤さん来て、天皇賞の後の最終レースが終わった後に、
パドックのところでトークショーをやるっていうのを知りまして。
はいはい。さすがG1だね。
これはちょっと長澤さん見に行かないといかねー。
いかねーなーと思って。
というのも私、さっき中高生のとかって言いましたけれども、
若い頃長澤さんが、映画出てたじゃないですか、タッチとか、
ラフとかいう、ラチミツルのやつの。
初期の初期でしょ。初めの。
あの頃の長澤さんが私もう大ファンでございまして。
モテ期に繋がる感じ。
そうですね。モテ期よりももっと前の頃。
長澤さん主演作品は全部映画館見に行くくらいにですね。
普段映画見ないのに。
普段映画見ないのに。
映画館行かないのに。
何だかの足立ミツル作品も読んだこともろくにないのに。
長澤さんが主演だというだけで。
なるほど。映画キャストってすごいね。偉大だね。
すごいですよね。
来るとそれが。
そうなんです。
それって言っちゃった。長澤さんが。
やっと長澤さんに会えましたよ。
会いましたが。
パドックだからあれなんです。京都系は新しいので、
結構パドックも見やすくてですね。
パドックっていうのは馬が、大間さんがレースで走る前に、
何て言うんですかね。
そこをくるくる回るところで小さく。
馬の状態をこう。
状態を見る人が。
そこで長澤さんが来る前に、
その馬を回すのはTIMさんだったんですよ。
命とか炎とかで有名なTIMさんなんですけど。
その二人がですね、これから長澤さんが、
こちらいらっしゃいますが、撮影は禁止でお願いします。
我々はいくらでも撮ってくださいみたいな感じで。
そんな感じでTIMさんが面白おかしく馬を回す長澤さんが来たわけです。
やっぱり高豪しいというかですね。
ちょっと肌ってるオーラがもう皇族の方なんじゃないかみたいなですね。
それはあなたの目から見てるから。
天皇賞だけに皇族の方なんじゃないかなみたいに思ったわけですよね。
神かと。
神かと思いました。
アラビト神かと。
本当そうです。
そんな長澤さんに会えたのが。
なんちゅうゴーデンウィークの話だよ。
ちょっとおそろおそろ馬券なんかも買ってみたんですけど。
馬券も買う経験も。
映画は本当、僕は3、4年ぐらい前たまたま水道橋の。
東京ドームのあそこのウィンズ?
ウィンズ、ウィンズ。
たまたま本の出張かなんかの代わりに、
江戸門とって井田橋のホテル。
一泊した朝、ひとりトボトボと水道橋のほうに歩いて行ったときに、
競馬の新聞が、コンビニから売ってるのに目があって、
今日開催みたいな感じで。
すぐ目の前にあるじゃんって。
ちょっと一回行ってみるかと思って行ったんだけど。
予想屋さんのほうが新聞で売ってるじゃん。
あれを買うときに、初めてだから。
けど初めてだと思われたくないから。
いつものように赤ペンと、新聞を買うんだけどいくらかわかんなくて。
何も値段言ってくれないから、線だけ出して。
競馬はよくわかんないからね。倍率でしか予想できないから。
とりあえず10倍以上にやってることはやめると思って。
一回当たんなかったけど。5レースぐらいあったけど。
当たんないですよね、競馬。
ところがですね、天皇賞、春宇が当たっちゃったんですよ、私。
すごい。
長沢さんも見れたし、馬券も取れたしというのでですね。
なんかすごい有意義なゴールデンウィークを過ごして。
京都競馬場はすごい若い方が多かったですね。
若いグループだったり、アベックと言いますかですね。
アベックと言いますかね。
結構若い方多くて。
後楽園のウィンズとか、京都の祇園の方にもウィンズ場外馬券があるんですけど、
児童文庫の表紙の変化
あちらは年金生活してる年配の方なんかがね。
僕ウィンズのときって、若い人はいなかったけど、
逆に僕のイメージとさ、耳に赤ペン挟んでさ、
新聞とかにダメ役をしながら、ゴールしたら手に握ってた馬券をパーって、
やる人いるんかなと思ったけど全然いなかった。
結構静かなんだね、今はね。
競馬場はいいよね。
長沢さんもCMに起用されてるわけじゃないですか。
佐々木倉之介さんとか。
そういうのでイメージを作るのにも薬気となってるんだなというのがよくわかりましたし、
社会科見学的にはすごくいい、面白かった。
北海道の分要は、馬牧場はね、競走場の牧場とかはよくその場で見られるんで。
バイクで、ツーリングでね。
普通に見られるから、よく見たことはありますけど、
走ってる競走場を生で競馬場で見たことはないんでね。
晩営競馬ありますけど、競走場のああいう競馬は見たことないんでね。
一度は見てみたいと思います。
長沢さんもやっぱり素晴らしい子。
結局そっちなんだ。
艶のある馬体をしてて。
オーラが出てました。
せっかく腹立つ。
やめとけ、そういうの。
そんな感じでございます。
じゃあこれからまた年季終わり、
また仕事に身を入れて頑張っていこうという2人なんですけど。
じゃあ今日の質問をぜひ。
そんな質問を頂戴しておりまして。
ありがとうございます。
じゃあいつものように読み上げさせていただきます。
よろしくお願いします。
ラジオネームイームさんから頂きました。
いつもありがとうございます。
鈴木さん渡辺さんこんにちは。
こんにちは。
最近モヤモヤしていることを質問したくメールをお送りします。
先日昔大好きだったブライトンのお茶目な双子シリーズを検索したところ、
表紙が変わり、いわゆる萌え絵風のイラストが表紙になっていました。
私が愛読していた頃は田村節子さんのイラストで、
それに思い入れがあったのもあり、大変ショックを受けました。
その後調べてみると、小学生向けの電気などもかなり漫画風の表紙になってきていることが分かりました。
昔はもっと写実的な表紙だったと思うのですが。
そこでお二人に質問です。
実際こういう表紙は対象になる読者層、小学生などに受けが良いから導入されているのでしょうか。
それとも出版社の意向が大きいのでしょうか。
時代の流れなら仕方ないのですが、個人的には岩波少年文庫シリーズの表紙だけは今の画風を維持してもらいたいと思っています。
配信これからも楽しみにしています。
ありがとうございました。
自動書の創画というか、時代のタッチの変遷ですね。
僕は京都で本棚専門店をやるときに、回転準備で1000冊ぐらい。
1歳から15歳まで、1歳、2歳、3歳ってその年齢に合わせた選書を全部やって選書したんですけど、
自動文庫、自動文学、絵本もそうなんですけど、そこに並べるのって、なるべく想定を気にしたんですよ。
そのときに、やっぱり岩波少年文庫とか、昔ながらのクロッキーで描いた絵とか、
ちょっと絵画チックな表紙の自動文学が起きたわけじゃないですか。
そういうのを探すと、福音館とか岩波になって、
最近の高段社の青い鳥文庫ですとか、今だと門川の翼文庫、
あと朱越社の未来文庫でしたっけ?
新書サイズのね。
新書サイズのね。
そのあたりやっぱり、inimさんがおっしゃるとおり、
多少アニメチック、アニメ的な絵、イラスト的な、さっきの漫画的な絵に変わってきていて、
当時の場所から京都の市城からすまという、
落ち着いた商業施設含めての場所だったんで、
なるべく親も見るわけだから、落ち着いたイラストとか表紙をメインに自動文を選んだ記憶はありますね。
だからやっぱり古典名作とか選ぶと、この表紙じゃなくてっていうと、
だいたい福音館とか岩波の本になるわけですよ。
買い切りになるわけですけどね。
そういうジレンマがありましたけど。
そういうのをちょっとやったことがあって、気持ちはすげえわかります。
そうですね。
門川の翼文庫創刊
最近だとライツーシャさんの放課後ミステリークラブっていう本屋大賞のほうにもノミネートされましたけれども、
イラストもイラストっていう感じの。
コミカルな感じのね。
オリジナル作品はね、今の時代としてはそんなに違和感ないんでしょうけど、
古典名作で昔触れた人にとってはその相談が変わったりとかするのは、
やっぱりちょっと違和感はあると思うんですよ。
この件を我々の人脈を駆使して、私がこの質問についてリサーチしました。
こういう萌え風っていうんじゃないですけど、ある程度イメージとしてはもちろん門川さんですね。
門川さんの翼文庫について、私も知っている坊主ですね。
私が聞いてみました。
門川さんの中の人ですか。
そうですね。
アニメチックな表紙とかキャラクターが表紙に用いられてるのは、
門川さんの翼文庫が原因じゃないですか。原因じゃないかもしれないけど、
要はパシーなんじゃないですかと。
そこのところの見解をお伺いしたいですというふうに詰め寄ったわけですよ。
どうなってるんですかと。
どうなってるんですかと言ってないですけど。
そのあたりはどういうふうな御社としての見解を聞かせてくださいとね。
こんな質問が来てますよということで。
いろいろ聞いたわけですね。
いろいろその辺のお話もしたいんですが、
本当にね、背景から言うと、
門川の翼文庫っていうのは、結構児童文庫としては新しいレーベルなんですね。
そうですね。
2009年に創刊されてるので、
当時門川書店ですね、門川アルファベットになったその後かもしれないですけど、
そこが新しく立ち上げたレーベルとしての児童文庫で、
それ以前ってあんまりなかったんですよね。
アニメとかの表紙になる、アニメ的なタッチの表紙がある児童文庫って。
一部イラストとして、コミック的なイラストで使われたのは青い鳥文庫もあったんですけど、
っていうことの背景があって、
あとポップラッシャーの総田さんの僕らの7日間のシリーズも、
門川の翼文庫創刊以前にあったんですけど、イラスト的な感じで。
ただ、やっぱりイラストとして、絵画的なやつじゃなくて、
イラスト的なものになったけど、まだアニメ的なものじゃなくて、
まだイラストっていう段階なんですよ。
それ以降門川さんが2009年に出した創刊号では、
ラインナップとしては、それこそスレイヤーとか、ナノベのね。
あとケロル軍曹とかが第1弾で創刊でラインナップされてるわけですよ。
このあたりからキャラクター小説というのが、結構増えてきてるんですね。
ただ、いきなりそういうのが出てきたんじゃなくて、
ちゃんと読者のニーズとしてイラストが受けがいいということは、
以前から流れはあったみたいです。
中でも門川さんが、ぶっちゃけ売れるからなんですね。
少年少女たちが、そういった絵に対して結構親しみを持ってるアニメ的な絵とかがあるので、
そのあたりでこういうのを起用していったというのもあるので。
先ほどイムさんが言われたとおり、
読者層に受けが良いから導入されているのか、
それとも出版社以降が大きいのか、
両方ですね、門川さんのおっしゃることを要約すると。
そういった模絵と言われるのはちょっと極端かもしれないですけど、
アニメ的なイラストの表紙というのが、すごく小学生には受けが良いというのがあるのと、自体的に。
出版社はそういったものに対してちゃんとニーズを汲み取って、そういったことをやっていくという。
二つが本当に同時に進んでたということですね。
ただ流れとしては、門川さんとしては、
児童文庫のラインナップの変化
この児童文庫のラインは、あくまでも児童文庫であるつばさ文庫から、
門川文庫っていうふうな読者の成長性をイメージしてたらしいです。
そういう話をしてたら、聞いた人が、
つばさ文庫の販売戦略を組んでた本人だったっていう。
あなたですか?というらしいです。
それ以前に、書店だけじゃなくて、学校での宅の販売っていうものが。
はいはい、わかります。
学校に持てて買いたい商品分のお金を調数ってやつですね。
そこでも、青春小説アンソロジーっていうのを作って、
小学校の朝読用に販売してたのがすごく良かったらしいですね。
まあ書店でもやってたんですけど、
そのあたりで門川文庫のほうに流れを作りたいという販売戦略があったみたいな。
だから創刊後もケロル軍曹とかスレイヤーズみたいなのは、
コミックとかラノベ原作から派生した児童文庫だけじゃなくて、
電池が切れるまでってヒットしたものもありますけど、
こういったノンフィクション系も取り揃えて、
小店名作とかっていうのがちゃんとラインナップで結構バランスよく、
それだけじゃなくて、創刊後は出てるんですよ。
好調だったというのは売り上げが良かったということらしいですね、やっぱりね。
まあそれで言うと、今に至っては門川文庫、その他各社の文庫なんかも、
文庫の想定っていうのもだいぶテイスト変わってきてますよね。
夏の文庫フェアとかああいうところですけども、
夏の文庫フェアっていうのは結構若い方をターゲットにしたような、
ラインナップが組まれているわけですけれども、
やっぱりなんか若者を意識したような、
そういうイラストを使った文庫の想定っていうのも非常に目につきますね。
多いですね。
多いですよね。
特別カバーとかでね。
そういうのも含めて。
昔はね、夏の文庫シューエーションさん第一弾で、
広瀬良子をイメージキャラクターに缶バッジ作ったりとかしてましたけど、
それこそね、さっきの長澤正美さん。
長澤正美さんも当然イメージキャラクターとしてはね。
それがだんだんキャラクターになってきてますよね。
そういうのがありましたね。
本当に需要と供給のバランスが、門川さんの防止によると、
見事なまでに当時は一致してたという。
まあ求められていた。
求められていたからこそこれだけ増えているっていうところも当然あるわけですよね。
そうですね。また面白かったのが、
当時門川グループということで、
いろんな羽元さんがグループに入ってきたわけですよ。
当時総合出版社としてどんどんどんどん大きくなっていった門川さんなんですけど、
いろんなグループとなった各社の編集者が、
要は創刊グループのチームを組んで、
各社の利点とか長所をそれぞれ持っている人たちを集めて、
で創刊に対して、ご本人曰く絶対に負けられない戦いだったらしいと。
なるほど。サッカーに出たとおりでそういう。
そうですね。
やっぱりそのラインナップも一度に出るのは、
まずオリジナル作品と、あとはベストセラーの自動文庫化。
あとノベライズですね。映画とかドラマとかアニメのノベライズ本。
あとノンフィクション。
あと海外の名作と日本の名作っていうふうなラインナップでいくという。
これがそれなりに不満しているコード番号っていうのは非常に細かく振られていて、
これもご本人が実はつけたということで、
海外名作と日本の名作は基本的には当時もう売れないだろうと見込んでたらしいですね。
ただまあ、お財布は親御さんが持ってるので、
自動文庫の販売戦略
自動文庫っていうのがそのラインナップとしてのレーベルとして並べられるわけなんで、
そこに海外の名作とかがあることによって、
親御さんは安心してそのレーベルを子供に買わせられるという目的があるという。
あとあれですね、いろいろ関心したのが、
自動文庫って要はレーベルで並べられるわけじゃないですか、書店に。
バラバラに並ばないわけじゃないですか、ポジション違って。
だからその辺りの会社としてのレーベルが統一されて並べられるっていうのはかなり利点だったみたいですね。
そういう意味では棚の奪い合いというか、スペースの取り合いみたいなところがありますからね。
ただ、置くとなるとそのレーベルとしての棚が確保できたり、売れればね。
そういうのもあったりするから。
そこに新刊が配本されていって。
そうそう。入れ替わりも含めて。棚に並んだときにちゃんと全部が並ぶわけじゃないですか、新刊はね。
いろいろ話していくと、販売戦略ってすごい細かいところまで考えてるんだなーっていうのがわかりますね。
そんな感じで面白かったのと、
面白いのが、販売戦略としてこのレーベルとしての意識したのは、
要は郊外らしいですね。都心と郊外の中の郊外ですね。
東京圏で言うと国道16号線っていう。どっから出てくるんだっていうすごい話になってきたぞっていう。
これは郊外というのは生活空間であるということですよね。
これは職場ではなくて、あくまでも人が住む県内ということでのものらしいですね。
親子でお店に行ったりすることもありそうですよね。車で移動するっていう。
そうそう。多分そういう親子さんと一緒に子供が本屋さんに来る。
そこで児童文庫を買うみたいな感じの流れだと思うんですけど。
そういうマーケティング関係は、この坊氏は大学時代に学んでいる方なので、
その話だけだったら1時間以上話せますよって。ちょっと酔った勢いで。
広島県をターゲットに始めたらランチェスター戦略とかもとばつって。
そこはおいおいまた後で。
ちょうどこの翼文庫って門川ルビー文庫以来の創刊だったらしいんですよね。
だからそのあたりもすごい気合い入ってたみたいで。
本当にいろいろ戦略ってあるんだなと。
門川さんのほかにもシュエーサさんの人にも聞いてみたら、
そういったキャラクター的な表紙はすごく売れるということですね。
ニーズとしてはかなりあるのと、ある意味抵抗は子供たちにはないんでしょうね。
まあそうですね。
逆に、さっき放課後ミステリークラブなんてことを言いましたけども、
児童向けミステリーといったら江戸川乱法の少年探偵団とか。
それが逆にあれだよね。未だに怖い懐かしい昔ながらの想定で。
同じイラストっちゃイラストですけど、全然テイスト違いますからね。
図書館なんかには、図書室なんかにはああいうのまだあるでしょうけれども。
トラウマみたいな。
僕の小学校の頃はまだあんな怖い教師でしたよ。
なんかちょっとなんとも言えない、あれですよね魅力が。
どんな怖い話なんだみたいなね。
そうそうそうそう、驚々しい感じのね。
ありましたけど、また今時の図書室なんか行くとまたちょっと雰囲気違うんでしょうね。
児童文庫って、たぶんその時その時で、私たちも寄稿してるですね。
10代のための本の雑誌が出てるですね。
10代のための、タイトル忘れちゃった。
何だっけ、書きましたよね私たち。
私たち書きましたっけ。
書きましたよ。あ、私が書いたのか。
たぶん私はそれを呼ばれしてないですね。
そうですね。タイトルが、ちょっと待って、今本棚探してるんですけど。
あれどこ行っちゃったんだろう。
杉江さんに怒られるな、こんなことやって。
あれどこ行った?
何冊か憲法受けちゃって、何冊かお部屋にあるはずなんだ。
あ、10代のための読書地図。
あーはいはいはいはい。
児童文庫のイラストと編成
10代のための読書地図という本の雑誌社の本に、
実は児童文庫についてのことも書店さんが書かれていて、
10代向けの本で。
児童文庫の編成みたいなのもすごくですね、
時代の移り変わりが早いっていうのを書かれているのがあったんですけど。
ちょっと待てくださいね、今見てます。
今ふと思い出したので、ノープランだったので全然準備しなかったですけど。
このライトノベルかな。児童文庫のところがありますけど、
ちょっと今出てこないですが、
もしよかったら、10代のための読書地図をパラパラめくっていただければと思いますが、
本当に早い編成で、若おかみな小学生なんて今やもう古いと思われてるぐらい。
本当に10代の人たちの時期は時間が長いと早いんで、
そのあたりはすごくこの本が面白かったですね。
そんな感じで質問したんですけど、
マーケティングの話とかもそうなんですけど、
その考え方が面白くて。
いむさんの質問に戻ると思うんですけど、
当時漫画もアニメもバラエティ番組も、
親が子供に与えたくないものっていうのが、
次には大きな市場になるというふうに踏んでたらしく。
なかなか深いんですけど。
なので、つばさ文庫のイラスト方針っていうのは、
読者たちが子供に受けると予想してたらしいですね。
もうこういう時代来るぞと。
ただ売れる商品は少ないだろう。
さっき言ってた海外の名作とかのジャンルっていうのは、
売れないと見込んでたけど、
実は不思議の国のアリスというのがですね、
パブリックドメインになったらしく、
2010年代に門川つばさ文庫版で最も売れたらしいです。
ルイス・キャロルの。
これ検索して表紙見てほしいんですけど、
今風です。めっちゃ表紙今風。
本当だ。これは不思議の国のアリスっていうイメージじゃないですね。
我々が非常に自動書の絵画地区というか、
比べればもう今風のキャラクターですね。
これは面白いですね。
これと鏡の中のアリスと二作が売れて、
つばさ文庫のイラストの方向性は確信したらしいですよ。
そういう風な絵が面白いなと思って。
パブリックドメインみたいな感じで。
そのあと、これ触れないでくださいって言われたんだけど、
サンティー・グジュベリーの星野王子さんが出てるんですけど、
これは表紙見てみればなぜそれが……
結果はわかると思うんですけど。
今ここまで触れないで検索してみてください。
つばさ文庫の星野王子さんはね。
いろいろ面白さがありましたね。
イムさんの質問へのお答えとしては、
世の中の子どもたちのニーズがこうなってるという。
出版社もそういったのをちゃんと汲み取っていて、やってるということですね。
なるほどですね。
さっきの親が子どもに与えたくないものみたいな、
世の中的にどうなの?みたいなものって、
これはちょっと思いつきで言ってるしどうでもいい話なんですけれども、
テレビとかもそういう方向のやつをテレビでやらなくなってきた中で、
YouTubeとかYouTuberとかがちょっとそういう不謹慎なこととかをやったりするわけじゃないですか。
子どもってそういうのがそっちに面白いと思っちゃったりする、
本能的なものっていうのはあるじゃないですか。
ありますね。子どもはやっぱりね。
ちょっと理屈というか言語化できない部分で、
子どもの受けがいいとかっていうのはね。
ドリフトが我々もドリフトなんか見るもんじゃない?
PTAがね、もっとも見せたくないという。
見せたくないというね。
表金像もそうですけど、昔のお笑いってそういうもんじゃないですか。
やっぱりその辺自動書って親が財布出すから、
子どもはある程度そんなひどいものは買えないみたいなのもありましたね。
キャラクターが、親とキャラクターへの表紙のタッチに対して
時代の代わりになかなか格差というか差があるのはわかりますよね。
さっきの10代のための読書指図の中はあれでした。
山井陽子さんという方が書店員さんが書かれた、
これが人気、本屋さんに聞いてみたっていうコーナーの
今時の児童文庫売り場というところで、
これは2021年なのでちょっと3年ぐらい前の本なんですが、
その点は大きく変わってないと思うんですけど、
児童文庫売り場の現状を非常に詳しく書かれています。
昔読んでた人にとっては、
えっ、もうなんか全然違うという世界になってます、児童文庫は。
僕もあれですもん、書店時代に入科して、
講談社の青い鳥文庫ではなく、
YAエンターテイメントっていうレベルがあるんですよ。
YA、ヤングアダルト。
ヤングアダルト。
そこで登場したのが、リダイトノベルぼっちゃんってやつがありまして。
リダイトノベルって、
日本の古典作品を現代的に大胆にアレンジしたというものなんですね。
要は夏目育木のぼっちゃんを今風にアレンジしてる本があるんですけど、
なんと舞台は現代です。
主人公はいじめられて、
ゲーム機買ってもらってゲームオタクになってます。
あと携帯電話、携帯も出てきます。
リダイトノベルとマーケティング
あと動画も、動画文化なんで動画を撮られてるという、
なんじゃこりゃーっていうのがリダイトノベルとしてあります。
これは誰に向けて作るの?
この本を読んでもらったその先にどこに行かせたいんだ?っていう疑問はありましたけど。
ぼっちゃんを現代語訳的に読んだっていいんですけど、
これ読んだらぼっちゃんにいかないし、どうなるの?みたいなのがありましたけど。
けど僕もたぶんその考えも古いんでしょう。
こういうのが逆に望まれるのかもしれない。
こんなのも出てましたね。
もともとYエイエンターテインメントはね、
早稲香夫さんの街のトム&ソーヤとかが人気なんで、そっちがメインですけど、
その中にこういうのも出てくるというのがありました。
僕なんかの時代は自動文庫、
僕当時子供の頃小説とかは書き辞めなかったんでね。
図書館行っても芸芸の鬼太郎の絵本しか読んでなかったですからね。
芸芸の鬼太郎ばっかり読んでましたね。絵があるから。
私は江戸川乱歩とかは結構惹かれるものがあったんですけど、
心を奪われるものがあったんですけど、
ズッコゲ三人組とかはあんま興味ないみたいな。
みんな読んでたね、ズッコゲ三人組は。
それぞれ刺さりどころっていうのは違うんだなっていうのはやっぱり思ったところだし。
さっきのルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」ですか。
なんか聞いたことはあるけど、
昔ながらの想定だと興味が持てなかったところが、
こういうアニメっぽい漫画みたいなやつだと、
ちょっと読んでみたいってなる子も多いと思いますし。
子どもの目線からすると、
意外と昔の児童文庫のような絵画的な表紙だったりすると、
ちょっと逆に違和感あるんでしょうね、読書に対してね。
読みやすくてね、入りやすければまあいいんじゃないかと僕は思いますけど。
大人になって読み返したいなと思ったときに、
昔の表紙のほうがいいなと思いますけど。
自分が読むんだったんで。
児童作品っていうか、児童文学作品って、
大人になっても読んでみたいと思うけど、
どれ読んでいいのか結構わかんないじゃないですか。
今は文庫とか身長文庫とかではよくなってますけど、
大人向けに想定もしっかりしっくな感じで。
読み返しが出てますけどね、レーベルとして。
児童書コーナーの面白さ
ああいうのを読むのかなと。
いつから読んでるみたいなのがあるよね。
そうですね。
まあ読んだことないけど、名作と言われてるからさ。
赤毛の庵とかさ。
すごい想定、文庫版かわいいけど。
アニメ版の赤毛の庵しか知らないから。
そういうのを小説読むみたいなと思うし。
だいたい読んでないのは多いからね。
そうですね。
まあでも、なんだかんだ言っても、戦後の話ですからね。
戦前とかまで言っちゃうとね。
漫画とかも長寿喜賀とかそんな感じの方が。
そこまでじゃねえだろ。さすがに。
手塚治だってね、1900年代の話ですから。
手塚治って60年代でしょ。
ほぼそうですよね。
田川水宝とかですよ。ノラクロとか、あの時代ですよね。
いろいろ漫画っぽいなんて言いますけど、画風というかですね。
漫画における絵の流れみたいなものね。
時代的にさ、戦前戦後直後ってさ、漫画っていうものは馬鹿にされてるわけじゃない。子供向けのもんだってさ。
もうそうですよね。
テレビとかがなかったんで、ニュースを見るのは映画館だったわけですよね。
映画だし、漫画っていうのは昔は紙芝居みたいなもんじゃないですか。紙芝居は子供が見るもんだし。
今は子供向けのものも娯楽がたくさんあるから、その価値観で昔見てしまうんですけど、昔って子供に向けたものって一切なかったわけだよ。
そうですね。
子供の娯楽って一切なかった。大人のものだけだったんですよ。
紙芝居のおじさんが自転車乗ってくるぐらいだね。
来るぐらいでしょ、子供の娯楽って。だから基本本なんて子供向けのものでなかったし。
本気で子供向けに本作るのって戦後ぐらいじゃないの。
それこそ小学館とかが子供向けに本作ったりとかして。
やっぱりベビー文も来るし。
学年誌なんていうのもね、前世紀だったわけですよね。
世界名作全集なんていうのは、分厚い本でハードカバーで書棚にガーンって置くようなものだったんじゃないですか。
だからそれ考えるとね、今のような子供にいかに本読んでもらうかってすごく不審してるとは思いますけど。
そうですね。国道16号線とかもね。
これから先どうなってくるんですかね、そういう考えで。
国道16号線というのは地方と、
郊外ってやつはどうなってくるんですかね。
郊外と都心の差がいいですよね。
川越はどうなんですか、川口は。
川口はもうあれですよ、移民問題抱えてますからね。
あ、そっちか。
だから日本語が怪しくなってくるんじゃないですか、川口は。
もうインターナショナルな川口なんだけど。
けどグーマの大泉とかも怪しいじゃないですか、移民だったら。
そうですね。いろいろ各地に共存してるところもありますからね。
別にいいとか悪いとか言いたいわけじゃないんですけど、
明らかにもう川口はすごいことになりつつありますからね。
だって川口って中川があるじゃないですか。
あそこは、もともと西川口って、冒頭競馬の話をしましたけれども、
川口は、西川口っていうのは川口大都、バス乗って行くわけですけれども、
川口大都及び戸田協定、戸田ボートですね。
ボートレースとオートレース。
すごいね、そんなにあるの。
戸田はもうまだ昔、最強戦とかできる前とかだったら、
西川口とか、バス。
そうすると、そこにあぶくぜんに手にした人が、
西川口にお金を落としていくわけですよ。
そうなんだ。
だから風俗のようなところもあったわけだし、飲食…。
歓楽街みたいな。
歓楽街みたいなのが西川口にあったと。
川口なんてもともとキューポラのある町あるいは、
異物の話じゃないですか。
そうですね。毎回出てくるキューポラの町。
だから純工業地帯というような位置づけなんですね、川口っていうのは。
町工場でロードウザー、そしてギャンブルみたいな。
都心と…。
キューポラの町の映画でよく象徴的なのが鉄橋が出てくるじゃないですか。
川口市民はみんなたぶんキューポラのある町を見てると思うんですけど、
あれは東京と川口を隔てる一つの象徴じゃないですか。
あれは東北本線、京浜東北線のJRの線路に架かる立橋なんですけれども。
あそこが都市部と郊外を隔てる一つの象徴的な風景じゃないですか。
あれが新しい川口立橋が映ってるわけですけども。
何の話してんだ今。
西川口の私の理解でいくと、
そういう陥落害を取りしきるには矢野寺の人たちがいたりするわけじゃないですか。
三ヶ嶋寮というか。
そこが歌舞伎町とかが浄化されたのと時を合わせて、
西川口も浄化作戦が展開された結果ですね。
矢野寺の人たちが入れなくなっちゃったんですよ。
そこの空白地帯に中国人の方々が、
郊外の団地に住んでいる、
もう日本人が高齢化しちゃってる団地のところに中国の人たちが住んで、
そして西川口が、そこの矢野寺の人たちがいなくなったところで、
今度は中国人の人たちが入っていった結果、
リアル中華街みたいな感じになっちゃった。
そういう流れなんだね。
僕の中では川口って西川口か、
中華街っていうか。
いわゆる観光地としての中華街でなく、
リアルな生活圏としてのリトル・チャイナ的な感じの。
大陸の飯を食いたかったら西川口に行けみたいなね。
ねえねえ。
イメージがある。
そういうことなんですね。
そういう流れがあるわけですよ。
よくそういうのは時代だと、
新大久保ってそうでしょ?
新大久保もだから。
韓国外っていうのは、
要は新宿っていうところで夜のお仕事をする韓国の人たちが住むところが新大久保だったっていう。
でもよく観察すると、決して韓国の人たちだけじゃない。
そう、違うね。
別の方々もいろいろ。
ベトナムの人も多いし。
韓国料理のレストランのオーナーはベトナム人だったりするわけですよ。
意外とその流行りにちゃんと乗っかってる感じの。
まあそんなような状況が。
だから川口なんかもね。
私もちょっとこれは笑い話っぽく言ってたけど、
最近だと結構まあまあ笑えないなっていうのが、
あの一時だから私も川口にまだ住んでた頃に日高屋行くと、
ベトナム人の店員さんがインド人の人にオーダー取ってて、
お互い日本語で喋ってるみたいな。
日本語でオーダーしてるけど、
そうだね。よく見ますね、それはね。
そういうカオスな状況とかがあるわけですけども。
マック帰りに寄ると、だいたいスタッフみんな外国人だけど、
インド系とかの人と、インドとかあの辺の人と、
中華系の人とが普通に日本語でオーダーのやり取りしてるから、
やっぱり日本語が共通語になってるっていう。
移民については、
ルポ・シン・オークボっていう村橋さんの本がめちゃくちゃ面白いですね。
書評も書きましたけど、ルポ・シン・オークボは面白かったですね。
マクドナルドあたりだと、
午前中とか行くと70代のおばあちゃんがレジ入ってたりとかして。
だいぶそういったのは変わりましたよね。
なんかだいぶいろいろ。
労働する年齢層も。
昔はコンビニの深夜なんて若い人しかいなかったのに、
今は年配の人も普通に深夜のレジに立っていたりとか。
スーパーのレジに年配の人が立ってるだけでも、
本当に20年ぐらい目指しなと思ったのは当たり前ですからね。
最近だとアプリとかで、
今からちょっと3時間だけ働きたいみたいな感じだと。
そういうのもあるじゃないですか。
あれってどうやって教えるんだ、仕事。
どう教えるかも含めて、そういうのを有効活用できるような。
隙間時間に働く。
野党側もそういうものに直面しているというか。
そういうのに対応できなかったり、人の確保できなかったりとか、
事業が成り立たないとするならば、
なかなか面白い世の中になってきたなという感じですよね。
言語的なものもそうですし。
さっき言った八文字屋さんのレジゆとりがあって接客が多かったって言うけどさ、
毎日自分の家に寄るコンビニ、中近所に寄る人がいないのか。
毎日同じ人がいるわけよ。
すごい態度悪い。
いらっしゃいますも言ってくれないし、温めますかとかも言ってくれない。
なんならそういうことも聞かずに袋に入れようとするし、
なんかすさんできてるなと思って。
たぶん人がいなくて、毎日一人でワンオペとかで世の中やってたりして、
いっぱいいっぱいなんだなと思うから。
今更一生懸命やってもやらなくても一生出しないもんね。
買い物したあと最後に一応、
どうもありがとうございますって僕のほうが言っちゃうから。
僕が言うから。
向こうのアニメは無言で渡してくるの。
今日は児童文庫の話なんだけどなんでこんな……。
だいぶ脱線したんで、この辺にしときましょう。
なので、いぶさんのご質問は、
本屋さんに行ってみるとわかると思うんですよ。
最近ちょっと行ってなかったなと。児童文庫のコーナーを。
大人になって一人で行くと、児童書コーナーってなかなか行けなくなるから。
景色のアップデートができないですよね。
そうですね。
ちょっとだけ足を踏み入れるとね、
意外と面白い本とか、こんなになってんの?みたいな。
売れてる本が今だいぶ違うし。
古本屋さんの再会
10代のための読書シーズン、何度も言いますけど、
今度雑誌社から出てますんで、これ非常に面白いものですし、
ぜひぜひ読んでいただければと。
ちょっと懐かしい気持ちになりたいときは、
古本屋さんなんかに足を運んでみても面白いかもしれないですね。
こんな想定だった、これーとかってね、
懐かしい再会があるかもしれないですからね。
そうですね。
一応宣伝しとくと、僕が10代のための読書シーズンで書いてるのは、
明日からすぐ使える本の言葉、本屋さんや図書室で使いたくなる用語集を書いております。
小説とか、エッセイは何かとか。
本当に10代の方が本屋さんで使える、ちょっとした専門用語。
例えば平台とかね。
本屋の棚の前にあることが多い。
発売したばかりの新しい本やおすすめの本が置かれる。
同じ本を重ねて高く積むことを平積みと呼ぶ。というふうな感じで書いてあって、
使い方。ここの平台はこだわりが強くてなかなか頑張ってるんだよ。
っていうことを使い方を書くと通っぽいっていうことがあります。
デートで英格好しようとしてる彼氏みたいな感じのね。
だから本屋さんについて、こういう言葉でこういう使い方をすると、
この人すごい本屋さんよく行ってる人なんだなって思われるような格好つけ方があります。
在庫とかね。在庫。本屋にある本のこと。使い方。
店の在庫は全部で8,000万くらいか。
だったらこの本屋の月の値段が1,000万くらいだなって。
どんなそれ……面白いですね。
っていうのを書いてます。私寄稿してますんで。
ぜひ興味がある方はぜひ買ってみてくださいと思いますので。
はい。こんな感じでまた1時間ぐらい喋ってしまいましたが。
失礼いたしました本当に。
なぜかでしかわ口の話になってましたけど。
しかわ口の話だと本当にどうでもよかったなとは反省しております。
いつもそうですけど。
じゃあ、いかがでしたでしょうか。
児童文庫の表紙に関する話
またご質問もお待ちしておりますので。
このように我々の知恵の回らぬことの質問を自明くんがなんとか駆使してですね。
聞いたら当事者だったってよくあるんですけど。
今回もこの反則の販売戦略のキーパーソンだったっていう。
聞いてみて初めて本人の口が出たっていうね。
ど真ん中の人だったというね。
本当にそういう人がいらっしゃいますのでね。
私たちだけは底辺にいますが、周りにはいろんなすごい人たちがいます。
すごい方がたくさんいらっしゃいますので。
いろいろした無いご意見ご質問をいただければ、そういった方たちに話を聞いてみますので。
作家になるにはどうしたいんですかとかって言ってもいいですよね。
いい質問ですね。
意外とそういう質問とかないですね。
そうですね。
作家デビューしたいんですけどとか、どうしたらなれるんですかとか、
どこに持ってったらいいですかとか。
紹介しますよ、それをね。
本当ですか?
知らないけど。送られても困るけど。
そういう道中みたいな、どこに送ったほうがいいよとか。
どこどこどこに送ったら意外といい出版社でできるとかね。
あと出版社の就職者にするかとか、小屋さんで働きたいんですけどとか。
あると思うんで。
そういうのもね、専門家の人たちに話を聞きますので。
ぜひぜひ引き続きご質問ご相談いただければと思います。
はい。
はい。
それでは、皆さん。
頑張りましょう、仕事。
はい。
はい。
それではさようなら。
さようなら。
ありがとうございました。おつかれさまです。
今あれですよね、もう今日はちょっとこの一本でって感じですけど、
なんか他、はい、他今なんか。
01:06:08

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