はい、最近はスペースで録音ということでいつもやっておりますが、
今日はちょっとすいません、初期の設定がバタバタしてまして、録音設定になってなかったので改めてスペースを開きましたので、
若干ちょっと段取りがぐだらですがよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回は、予告もしましたとおり、本そば公開収録ということで、
あの頃のベストセラーランキングを語り尽くす座談会ということで、
前回に引き続きまた政宗さんに来ていただきました。
はい、よろしくお願いします。
こんばんは。
前回って結構前じゃないですか、3ヶ月ぐらい前。
ありがちですね。
ありがちですね。
アップされたのが最近だったということで。
そうそうそうそう。
あのときはちょっとだけ増えたんですよね。
新人書店員時代を振り返るみたいな流れの中で、当時どういうベストセラーがあって、
そのベストセラーに関する思い出話とかっていう話をしてたんですけど、
そうしたら年間ランキングのベストセラーってめちゃくちゃ面白いってことになって、
これだけで一回できるんじゃないかっていう話になって。
やりましょうということでね。
そうそう、それで今日になったわけですね。
はい、ということで、スペースのコメントに一応貼っておきますが、
年別のベストセラーランキングというのを出している、
当判さん調べのやつを2015年まで、1990年代、2010年代、2020年代と。
これは書類が載ってるんでわかりやすいなと思ってリンクを貼っておきましたので、
これでざっと、私たちが現役時代何年ぐらいから書店にいたのかっていうので、
政宗さんは書店にいたって何年でしたっけ、前回聞いたけど。
バイトで入ったのが1989年の12月。
だからこの年間ベストセラーランキングのアーカイブが、ちょうど90年からだから、
がっつり書店員時代の……。
オールカバーですね。
すごいなあ。
めちゃくちゃ懐かしい。
僕はたぶん92年かな。
アルバイトからいくともうちょい前ですけど。
だいたいこんな感じになるので、とりあえず90年代からやっていくということで、
Xのリンクにそのリンクが貼っておりますので、コメントのところにあるので、
もし見られる方は見ながら。
ただこれね、一気にやってもたぶん時間内に終わらないと思うんで。
もうちょい前半だと思うんで。
渡辺君は当判さん入社はいつでしたっけ。
私は2000年4月入社。
じゃあこのあたりからある程度記憶に残る。
そうですね。92年から95年まで高校生、96年予備高生、97年から2000年まで大学生やっておりました。
そうですか。わかりました。
いらない情報ありがとうございます。
いらない情報。はい。
ということで早速ですけど、ちょっと触りで1990年見てみますか。
これはなかなかですね、やっぱり。
これはなかなかいいのが、見てない人にもちょっと。
総合順位がありまして、総合順位の1位がですね、
愛される理由という、ニタリー・ユリエさんの芸能本ですね。
第2位がシドニー・シェルダン、真夜中は別の顔の上巻。
3位が石原慎太郎、NOという日本。
4位がドラクエ4公式ガイドブック。
5位がまたシドニー・シェルダン、明日があるなら。
6位が1998年日本崩壊。
5位が江戸川圭司の予言の本がこんなとこに。
懐かしい。
総合6位です。日本で1番出た本の。
めちゃくちゃ懐かしい。
この後藤弁さんといえば、ノストラダムスのね。
ノストラダムスの大ブームを作った後で、
ノストラダムスの大予言シリーズって、僕らが子供の頃に2,3,4と出て、
ワクチン特立がどうとかね。
おそれものみたいなやつですね。
グラインドクラスがどうのかっていうのがあって、
90年になるともうそろそろ玉切れじゃねえかって話になったころに、
実はこの人も予言してますよ、みたいな感じのネタを持ち出してくるんですよ。
予言者として有名だった人。
まあけど世紀末感ありますよね、やっぱり1999年。
そうですね。
7位が文学部ただの教授という、つい安田孝明ですね。
懐かしい。
懐かしい。
で、あとは8位が左衛門文章の恋愛論。
9位が41歳寿命説。
これもあれですね、世紀末感を。
いや、僕めっちゃ覚えてますよ。
これ出たときに、だって41歳寿命説って、
俺も41歳で死ぬのかと思ったから。
さすが。
そういうね、危機感を煽る世紀末に向けてね、
そういう本が流行ってたんですよ。
25が確か1999年なんですよ。
今でも覚えてますけど。
なので僕も、25歳しか生きられないんだって思ってましたけどね、
小学校中学校のときはね。
なるほど。
10位は歌方という、渡辺順一さんのやつですね。
総語はこんな感じですよ。
なんか90年代って感じはしますけど。
そうですね、ベストシェアとしても芸能本が1位になるし。
あと、他のジャンルで何か気になるところがありますか。
例えば、ビジネス賞が、2位が大市谷信彦、3位が大市谷信彦でしょ。
いやいや、のびーはすごいね。
これはこの辺も時代ですよね。
洋一パパですね。
そうですよ。小市谷洋一のお父さん。
のびーのびーって言ってましたよ、みんな。
この頃って本当にめちゃくちゃ売れる人だったんですよね。
ビールのCM出てましたよね。
そうそう、スーパードライとか。
国際ジャーナリストとかの方が。
友達がね、モサドは最強、モサドは最強ってうるさくて。
モサド最強、高校のときに言っててね。
モサド最強、これ落合信彦の本読んだから。
モサドはすごいな、モサドはすごいなって言ってましたけどね。
これすごいですね、2位、3位大市谷信彦さん。
4位、6位長谷川圭太郎さん。
長谷川圭太郎。
8位、堺谷大一。
堺谷大一。
すごいですね。
ビル特典、アルビン・ドフラーなども。
アルビン・ドフラーあるかね。
アルビン・ドフラーも懐かしいですね。
ビジネスは結構世相反映するのかな、こういうのって。
ちなみにですね、一応私一緒に見ながら見てるのが、NHKのサイトで流行…。
平成30年の歩みってやつですね。
そうそう、それそれ。それ見てるんですけど、1990年はね、結構ね…。
平成2年だ。
ファジーって言葉が流行ったらしいです。
あー、ありましたね。
曖昧さを表す。
あと3Kですね。
海外都合値100万人突破。
あと、やっぱり1位になった愛される理由の言葉が本の流行として載ってるわけですよ、本が。
NHKのその年の流行にですね、本のタイトルが挙がってるんですよ。
だって今、リスナーさんで若い人とどのぐらいしたのかわからないけど、そもそも二谷由里恵がもうわかんないと思うんですよね。
まあそうでしょうね。
リーって言って郷ひろみってならないですからね。
ならないですよ。
僕の中で二谷秀明の娘っていう。それもわかんないだろうし。
けどやっぱりみんな芸能ごとに関心があったんですね、この頃はまだね。
ここでいろいろ時間をとっちゃうとあれなんですけど。
大体こんな感じで進めていきますので。
ただね、この年はTBS記者の秋山さんが日本初の宇宙飛行士ということで。
12月に上がってますね。
あれですよね。ソ連の方で行ったんですよね。
ソユーズだっけ?
まさかね、いろいろこう、NASAから絶対行くもんだとばっかり。
正規の宇宙飛行士が行くんだとばっかり思ってた日本人も。
なんとTBSの記者が行くっていうね。
これはなかなか香ばしいですね、今思うと。
日本初の宇宙飛行士が。そんな感じで行きましょう。
1991年。
これはあれですよ。今やいろいろな面で騒がしてる朝日出版社の。
リアザ・アリエ写真集サンタフェですよ。総合一位。
これはやっぱり、学校に持ってくるやつがいるんですよね。
みんなで回し読みしましたね。
単銀の先生が、「お前ら何やってんだ、けしからん!」なんて言って取り上げられちゃってですね。
自分が見たかっただけじゃないかっていう。
この頃ってヘアヌード写真集が流行ったときですよね。
この前に、樋口かなこさんが史上初のヘアヌード写真集を。
そのウォーターフルーツも朝日出版社さん出してて、総合八位なんですよね、これ見ると。
ほんとだ。樋口かなこ。
すごいな、朝日出版社。
写真集、これ91年はそういう意味でエポックメイキングだったんですね。
ランキングを紹介しますと、1位がミヤザ・アリエの朝日出版社のサンタフェですね。
2位が主役者の桃の缶詰です。桜木さんの桃の缶詰。
3位がまたもシドニー・シェルターの血族。
4位がまたもオーカー・リュウホー総裁のノスタダムスですね。
5位が時間の砂、シドニー・シェルターのジョーカー。
6位が、だから私は嫌い、ビート・タキシですよ。
7位がタモリ・ウッチャン・ナンチャンの正規末クイズ、笑っていいとも編っていう。
この頃クイズ流行りましたよね、テレビでね。
流行りました。
マジカル・スノーパワーとか。
そうですね。
8位が樋口観音の写真集、ウォーターフルーツ。
9位がホーキングの最新宇宙論。
10位がギブアイコの幸せを呼ぶ守護霊。
ギブアイコが。
すごいね、大陸処防。
大陸処防っていつ倒産しましたっけ。
わからない。
この直後ぐらいじゃないですか、確か。
もう2000年代は見てないですね、私。
そうですね。
10位以下が結構見逃しがちですけど、11位にギブアイコさんの方があって、12位に山崎美子さんの結婚式があって。
なんかすごいですよ。
14位に大地の子がある、山崎豊子さん。
こんな感じの総合ですけど。
他見ましょうか。
僕でもこの年はやっぱり桃の缶詰ですよね。
前回の時にも言ったかもしれないけど、本当にもう出せば売れてた本だから、いかに確保するのが大変だったかっていうのを思い出される。
守衛者だもんね。
ノベルスが毎度このランキングを見ると、指導人集団が毎回あるんですけど、
西村京太郎、内田康雄、赤川千代の3人がすごいんですよ。毎回。
すごいですね。
ほとんどこの3人でほぼほぼ占めてて、たまに送流伝が入ったりとか。
送流伝も売れましたからね。
印象は、一応ジャンルがノベルスとノンフィクションというジャンルに分かれてる。昔ですね。
なるほど。
ちゃんとね、ご答弁さんありますよ。
ノサウの大予言、中東編っていうのが。
中東編。だからもう99年まではこれで食いつなごうと思ってたんですよ。
本当にノベルスはすごい覚醒の感がありますね。
これね、ランキングのジャンルで全集っていう段があるんですよ。
普通あんまり全集ってランキングってないじゃないですか。
池田大作全集が毎回入るから、1位になっちゃうから、
なるほど。
それの否定のために作ってるんじゃないかって考えもしないでもないですけどね。
どっかのジャンルで必ず1位になるから、これをあえて外して。
あえて外してっていう気がしないでもないですけどね。
ちなみにですね、この東半さんの集計じゃないですか。
そうですね。
この91年までは東京出版販売株式会社なんですよ。
92年から東半に社名変更してますと。
運命共同体だっけなんだっけ。なんかあったよね、そういうキャッチコピーが。
なんかありましたね。運命共同体ではないですね。
運命じゃないと思いますけど。
情報共鳴体とかそんな感じだったような記憶が。
そんなかっこいい名前、そんなキャッチコピーだったかな。
そんな感じでしたね。
ちなみに91年はバブル崩壊です。
はいはいはい。
BAUっていう。
BAU。
これBAU4が18位に入ってるんですけど。
すごいね。
BAU大好きだったんですよ。
僕も大好きでしたよ。
なんか、すごい今懐かしくなってしまいましたね。
BAUは面白かったね。
BAUって何の略かももうわかんないでしょうね。
わからない。
俺も知らないんだけど。
本当、ボイス・オブ・ワンダーランドの略です。
あ、そうなんだ。
たぶんこのBAUの下の方のタイトルの下のところに小さい字で書いてあります。
えー、知らなかった。
ボイス・オブ・ワンダーランド。
これ、僕もなんか書店で働いたときに、店長からなんか勧められたんですよ。
あー、はいはいはい。
僕も店長から勧められたのは最初のことなんだけど。
これ面白いよーって。
そうそうそう。
面白いんだよこれ。
面白いんですよね。
休憩時間とかにね、なんかね、これ面白いよっつって。
なんかBAUは今はなんか、ウェブに投稿するみたいな感じでまだ。
あ、そうなんだ。
そうなんですね。
けどまあ、なんだろうね、今はそういうのってさ、ある意味集合地化されてるじゃん。
世の中の変なものが。
まあなんかこう、Xとかインスタとかでも時にバグるのってこういうBAU的なやつ。
そうそうそう。だよね。
昔はまあそういうのって、なかなかないし、本でまとめられると。
バズるなんてなかったですからね。まさにBAUがそういうメディアとしての。
そうですね、ほんとほんと。
俺このカラー版妖怪ガダン買ったわ、水木しげるさんの。
おー。
この大予言またあるし。
残された希望編。何々編が多すぎる。
残された希望ってまだ、1999年の先がまだあるかもしれない。
まあ一応まだ7年ありますからね。
そろそろ言い訳を用意してるって感じですね。
そう、92年は流行はカード派さん、複合不況、褒め殺し、金さん銀さんですね。
仮面夫婦って山下のりこってジェームス・ミッキーの奥さんだった人ですね。
あ、そうなの?
ジェームス・ミッキー知ってる人の上はもう大人だよね。
山形新幹線開業だって。
すごい。バルセロナオリンピック、岩崎京子さんですね。
バルセロナね。このとき僕本屋でもバイトしたから、夜中なんか柔道で見てたな。
長谷川まし子さん亡くなってるんですね。
そうなんですね。もう30年たつんですね。
じゃあ次。93年。
ちょうど長谷川まし子さん流行った話の話題で、1位が…。
うわー懐かしい。
磯野家の謎ですよ。
これ懐かしいですね。
飛鳥新社。年間1位飛鳥新社ですよ。まあこいつなんですけど。
2位がマジソン軍の橋ですよ。
懐かしいなあ。
3位がタイのおかしら桜本さん。4位がまたもシドニー・シェルガン。私は別人。
5位がドラクエ5公式ガイドブック。
6位がファイナルファンタジー5基礎知識編。
7位が製品の思想。
で、小沢一郎。日本改造計画が8位です。
すごいなあ。
で、生きるヒントが五木ひろゆきさんのが9位。
10位がワイルドスファン。
すごい。翻訳本が総合10位に入ってるときね。
その次が…。
11位。それは秘密。データハウスの秘密。
その次がまたデータハウスのドラえもんの秘密という夏本が入るときですね。
そうですね。
13位にマーフィーの法則が入ってます。
マーフィーの法則はこれから文だったんですね。
そうだね。今見るとあるあるなんだけどね。
そうですね。あるあるネタの…。
あるあるネタなんだけど、何でしょう。ビジネス賞になってましたよね。
そうそうそう。
文明賞もすごい。
マジソングの足、ブームですよね、これね。
これブームでした。
いわゆる大人の恋愛小説みたいな感じで、めちゃめちゃ売れて。
10年後だよね。
そうそう。原作の人が歌まで作って。
そういうブームを作ってますね。
あれは渡辺純一の…なんだっけ。
失楽園ですか?
失楽園も大体10年の…。
そうですね。たぶんもうちょっとしたら出てくるんじゃないですかね。
そうですね。僕は大学生のときに映画館に見に行ったんで。
見に行ったんですかよ。
すごいな。
単行本文芸賞のランキングの1位がマジソングの足で、2位がシドニー・シェルダンで、3位がワイドスワンという翻訳本が、上位3位を年間で占めてる。
すごい。
5位の南仏プロバンナスの10話でしたね。
プロバンナスありましたね。
これ今でも上位見してる本屋さんあるよね。
定番っちゃ定番ですもんね。
あとマークスの山がありますよ。
懐かしい。
これ読んだな。大人ぶって出て買ったもん。
初めはわからなかったんだよね。
これって学生運動とか全教頭世代の話が入ってくるじゃん。
まだこのときはあんまり知識がなくてわからなかったんだよね。
深井川遠藤修作。
すごい面白いですね。
謎本がここからすごい。
いその手の謎が一番発端なんですけど、
これは当然権利関係取ってないから、
もちろん佐々井さんの絵も1枚も入ってないのに、文章だけでベストセラーになっちゃって、
それを羨ましく思ったデータフォグスとかですね。
次から次へと。
いや出たもんね。
いっぱい出ましたもんね。
いろんなアニメとか昔の懐かしいやつとか全部ね。
出た出た。
ビジネス賞はあれよ。
お茶屋信彦が。あ、いた。
6位にいますね。
これが世界だ。
これが世界。この写真はどういう写真なんですかね。
わからないっす。
わからないっすね。
1位は小沢一郎日本改造計画。
これ政治的になんかあったのかなと思って。
あ、浸透ブームだ。
たぶん小沢一郎が中心になって、民主党だったか何ところだったかなんか作ったことがある。
浸透がだいぶ乱立したときですね。政治改革もあって。
そういうのもあって政治に関心が高かったときですね。
大前健一さんが、コンサルっぽい本じゃなくて政治っぽい本を書いてるのって、
平成維新の会とかっていう団体みたいなのを始めて。
あったね。
ちょっと幕末に見立てた活動をこの頃されてて。
幕末。
それまで、その前は企業参謀とか金税っぽいあれやってたじゃないですか、大前健一さんって。
一瞬ここで政治的な動きに出るっていう。
政治的な本が売れるのがなかなかな時代ですね。今だとちょっと考えらんないですね。
加藤の乱っていつかなと思ったら2000年になる。
もうちょっと先ですね。
あとやっぱりノベルスとかもね。
ノベルスが相変わらず。
相変わらずなんです。すごいですよこれ。
ただそこにね、風穴を開けてる大沢有馬さんの存在がすごいと思います。
そろそろノベルスがこの産協の一角からだんだん。
本格モノ路線が割り込み出す頃じゃないですかね。
そういうところがね、割り込んできた感じですね。
すごいね。
西村京太郎、西村京太郎、竹内浩二ですね。
みんな本当に読んでたの?
これ新書の、ノンフィクションの1位がゾウの時間、ネズミの時間って中古新書ですけど。
これ今でも平積みしとくと売れますよ。
売れるよこれ。
全然ベストセラーです。
これ何度も話題に上がってたよね。
そうですそうです。
この年なんですね。
意外と今のベストセラーとか、あと書店でリバイバルで本を売り出す時に、このランキングは意外といけるかもよ。
新書とかは。
なんかね、中古は確か何十周年かな。
復刊?
復刊じゃないんですけど、何年のベストセラーみたいな、いわゆる年代別ベストセラーフェアみたいなのをやったことがありますね。
はいはいはい。
こういうのでこれが入ってた記憶がありますね。
つつい安田が断筆宣言の時だ、これ。
すごいですね。そんな前なんだ、でも。
もうこれでもう書かないと思ってたんですけど、何回も繰り返しますよね。
ねえねえ、その後ね。
江戸川圭市もまたあるし。
江戸川圭市、何なんだ江戸川圭市。
後藤弁さんやっぱすごいな。
後藤弁さんは本当に昔でいう週刊誌の記事を書いてた人らしいんですけど。
煽るのがうまいし、流行をつかむのがうまい人だったんだと思うんですよね。
2,3年前ぐらいに後藤弁さんのインタビュー記事みたいなのをウェブで読んだ記憶がある。
2,3年前ってつい最近じゃん。
最近なんですよ。なんかやっぱりちょっと反省はしてるみたいですね。
反省してるんだ。
かなり日本人の我々世代に精神的に傷を負わせた、切な的な考え方をさせてしまう。
ちなみにこれ平成5年はJリーグが開幕します。
私の大好きなJリーグが。
あとは週刊とかだと悪魔ちゃん騒動。
あー懐かしい。
1位がありました。レインボーブリッジ開通。
あと米不足ですってこの年、対米が入りました。
同派の悲劇もあり。
米不足、対米入りましたね。
はい、じゃあ1994年。
またですよ。総合1位は浜甲ですね。
日本を代名した9人の提出家。
すごいですね、この時代は。
2位が大王城。
3位にまたマジソングなしが買い出されてるんですよ。
めちゃくちゃロングだったんじゃないですかね。
衣装。
マッチャン。
5位がFBI心理分析官。
俺これ買いましたもん。
ファイナルファンタジーのシックス。
設定資料書。
シドニー・シェルダンがなんとか6位、7位に引っ張って、
8位がガン散発。
ガンで亡くなる前の本ですね。
超整理法ですよ、ログ中継。
10位が日本一短い母への手紙。
これ何て読んだっけ、この刃元。大公社?大公社?
どれの刃元?
日本一短い。
大公社って言うんだったかな。
大休社かな。ちょっと覚えてないですけど。
たまにランキング見ると、知らない刃元があるんで。
ここら辺もやっぱり多いですね。
けど、この中ではいろいろ語りたいところはたくさんありますけどね。
僕はFBI森林分析官は、羊たちの沈黙がめっちゃこの年だったと思うんで、
初めロビー・フットっていう映画を見に行って、
同時上映が羊たちの沈黙だったんですよ。
ロビー・フット目当てに行ったんだけど、出てきたら記憶に残ってるのは羊たちの沈黙だけで、
ロビー・フットの記憶が全然何も残ってないぐらい。
この子がサイコパスというか、当時はサイコパスって言葉はなかったと思うんですけど。
シリアルキラーがなかったんだっけ?
異常開脱殺人というジャンルがあってね。
漫画でもサイコだっけ?角川のコミックであったよね。
わかります。わかりますけどちょっと。
サイコっていうしか覚えてない。
ちょっと思い出せない。
けどあんな風に入りましたよね。
浜甲もあって大王城もあって、あとは衣装。
僕も前のときに言ったけど、この衣装は本当に確保が大変で。
浅井新聞社の赤スリップだったから、返せないって。
どれだけ入れるかっていうのが、なんか度胸が試されたっていう。当時の店長ね。
単行本も相変わらずマリソン軍の橋、ロニー・シェルダン、ワイド・スワン、ビリー・ミリガンも入ってるよ。ダニエル・キースの。
マリソン軍の橋の作者のもう一冊のスローワールドの革が売れて、
ここに村上春樹がなんと、ネジ巻き鳥クロニクルの1位に。
しかも出たとき1位になってないっていうね。
ああ確かに。
そうかそうですね。
安値の日記が出てるか。
すごいね。
橋本・ロニー・シェルダンが今なりにすげえなと思ってる。
これアカデミー出版は、今でも本は出してるんですよね。
出してましたね。
当時の社長はずっとホテル暮らししてたらしいって聞いたことがあるんですけど。
へー。
張訳ですよ、張訳。
新聞広告がね、一面広告みたいなやつがあって。
これはもう完全にあれですよね。
作られたって言い方じゃないけど、
広く海外作品を読ませるのにうまく乗っかった感じですよね、みんなね。
そうですね。
ドラマにもなってたと思うんだよ、確かな。
僕一回、真夜中は別の顔を読んだんですけど、
事が起こるまでが全然起こらなくて、上巻とか。
登場人物の追い出しからずっと全部語っていって、全然本題に入らなくて。
スティーブン・キングみたいな感じの話だけど、角が違うけど。
そんな感じのやつですね。
ごめんなさい、単行本ビジネスの2位に東京大学出版会の地の議論が入ってまして。
これもなかなか懐かしい。
これはちょっと自分も、さっきいらない情報で97年から大学生になっていましたけど、
確かパルコブックセンター吉祥寺店の平積みされてるところで買った記憶がありまして、結構読んだんですよね。
去年か一昨年ぐらいに真相版みたいなの出てませんでしたかね。
なんかね、なんかあったと思いますね。
久しくずっとたぶん読み継がれてきて、真相版が出たみたいなのを何年か前に見たんですけども。
この年でしたかという。
すごいですよね、単行本ビジネスで2位に食い込んでくるっていうのが。
すごい考え深いですね。
1位は浜甲の本だし、あと後藤田政晴ですよ。紙剃り後藤田の本がありますよね。
政治の本が入ってるし。
すごいですね。
ノベルスは相変わらず。
相変わらずですね。
新宿ザメが消えましたね。
消えましたね。
まだまだ内田康雄、西村清と赤川次郎強しですね。
崩せないんですね。
崩せないね。しどり修理団ずっと1位だけど、それでも。
しどり修理団すごいな。
アカデミー出版さんすごいですね。
あ、超整理法が入ってるね、新章。
大王女超整理法。
文章の書き方。
ここにマジカル・頭脳パワーがまた入ってますね。
新章ジャンルなんだ、これ。
マルチメディアっていうタイトルの本が売れるんだからすごいよね。
時代ですね。
まだ次の年ですもんね、Windows95が。
ある程度この辺の横文字系の新しい時代が。
新書の10位に平成不況の政治経済学っていうタイトルがあるんですけど、
94年ってまだ平成の5年とかでしょ?
そこでもう平成不況って言ってたんですね。
パブルはじけた後だからね。
そこからずるずる落ちてる。
何年不況なんだよってね。
94年だから平成6年か。
一郎ですね。
一郎効果。あと同情するのは金遅れ。
足立由美ですよ。
いや一郎か。一郎はもうこのとき解明したときかな。
ああ、そうかもしれないですね。
あ、けどもうオリックスいたときだ。
すごいですね。面白いな、これ。
竹村正義とか、新党先駆けを作る人ですね。
そうか。新党先駆け。
1994年はオウム新陸用の松本サリン事件ですね。
このあとに地下鉄が。
このときはまだ全然犯人が誰だかわからなくて、
河野さんでしたっけ。
3人ででちあげられて、すげえマスコミに叩かれて。
大江健三郎さんがノーベル文学賞を受賞したんですよ。この年。
でもその年だけど、年間ランキングに入るほどのあれがなかった。
まあそうね。10月だからノーベル賞。
そうそう。後半でしょうね。
95年って言いますか。
このあと出てくるのかな。
そんな行くかな。ちょっと探しちゃったけど。ないね。
そういえば文庫がないんだね、このランキングはね。
確かに。
ふと思いましたけど。
1位が衣装、松本人志。95年ですね、1995年。
2位が松本人志で。
このときはもう本当にばっかりだもんな。週刊さっきすごく売ってただろうな。
で、ソフィーの世界です。懐かしい。
大地者の高野さんが、ソフィーの世界で哲学を志すという。
まじですか。すごいなあ。
あいらの現代の肖像み。
あ、載ってました?
載ってました、お二人が。
あとホレストガンプが4位ですよ。これが4位に入るんだね。
映画の原作本がすごい。
5位が久々に入ったオーカリー放送祭の幸福の科学広告論。
このときってまだ生徒は作ってないですよね。
作ってないですね、たぶん。
たぶん作ってないと思う。
あ、作ってるかな。
90年代。
いやいや、作ってますね。
だって事件が起きて、そこからもう揉め出すから。
その頃って浅原翔子はあんまり出てないから、93、94ぐらいがちょっと。
幸福の科学がスライドして。
大王城にどのような大王城が出て、パラサイトイブ。
瀬名秀明さん。デビュー作ですよ、これ。
タービスタリオン3公式パーキットガイド。
そこからプレステがもう出てるんですよね。前の年代。
っていうか、総合で8位ってことはどんだけみんなダビスとやってたんだよって。
すごいことですよ、これは。
ほんと年間ランキングだよ、これ。
平成7年、95年だと。
新太陽のほうも多くあるよ。
タービスタリオン3、全書も売れてる。
すごいね、公式パーキットガイドがアスペクト。
売れましたね。
ビジネスのほうは。
渡辺くんはいつもビジネスをチェックしてそうだけど。
60分でわかるPHSってのがありますね。
すごいすごい。
携帯電話もなかったじゃないですか、まだね。復旧してなかったことないね。
ポケットに入るマルチメディアってサブタイトルがついてますよね。
マルチメディアだったのか。
トム・ピーターズだ。
社会人成り立ての頃、トム・ピーターズ好きで読んでたんですよ。
今度年はまだ全然、ローゲンが決まったぐらいになったと思うんですけど。
ノベルスの1位が毎回指導人シェルドなんですよね。
すごいですよね、ほんとに。
あんだけ売れてたんだ。
新書のノンフィクションのほうだと、やっぱりパソコンをどう使うかみたいな。
これがWindows95の年ですもんね。
みんなパソコンを使えるようにしておかないといけない。
インターネットもまだ一般的にいなかったですもんね、95年はね。
優しさの精神病理。
岩波新書です。
新書のランキングは岩波さんほんとすごいよね。
このあたり岩波さんすごいですね。
ちょっと前の新書ノンフィクション部門の雑学的要素が多文に乱れたところから、
この辺になると、いわゆる教養新書的なものが、徐々に主流になっていく感じがありますね。
95年は、例の地下鉄サリーン事件があり、神戸の震災がありますね。
かなりこの年ってすごいものですよ、事件事故が。
95年ってすごい年ですよね。
あとは赤川次郎、イケネコホームズランがある。
あ、テッソの俺が入ってます。
ここで凶悪な辻呉が入り始めるってところが、
うぶめは入ってなかったんだね。
うぶめはね、そんなに言うほど売れてなかった。
そうなんだ。テッソのときからランキング10位に入るのって。
あ、10位にジョロウムのことは入ってるわ。
たぶん、僕の記憶では、うぶめの頃って、
マニアの人はわーわー言ってたけど、
一般的に売れてるって作家じゃなくて、
2作目の猛竜の箱とかが出た頃から、
だんだんと、なんかすごい人が出てきたぞみたいな感じの空気になってきて、
そうかそうか。
いう印象があるから、だんだん間を追うごとに売れが伸びていく頃じゃないですかね。
けどあれですよね。
テッソの俺はわかる。ジョロウムのことはそうだけど。
猛竜の箱とか、うぶめの夏のほうが入ってるの下げだけど。
そうですね。今の作品の評価としてはそっちのほうが絶対高い。
だってこれランキングに乗ったってことは、
どんどん読者がテッソの俺を読んだってことでしょ?
そうですね。
いきなり?
たぶん最初のうぶめから追っかけてきてて、
新しいのも出て、
どんどん読者が増えていって。
増えていくみたいな感じじゃないですかね。
すごいな。ランキング入ったんだけど9位10位でようやくなんだ。4作目5作目。
西村京太郎、内田康雄、赤羽二郎の時代がすごいかっていうと。
要は上位のこの3人が異常だったってありますよね。
シロニシエダンも含めてね。
そこから、さっきの新宿ザメとか京国さんみたいな本格的なところというか、
ミステリーの本流的なところがどんどん上がってくるという時代になってくるんじゃないですかね。
すべてはFになるとか。
もうちょっと先ですよね。
ごめんなさい、ちょっと気づいちゃったんですけど、
95年の年間ベストセラーのPDFは3枚口だったんですけど、
96年4枚口になっていて、1枚増えていて、
何かなと思ったら単行本のコンピューター関連書と、
単行本ゲーム関連書っていうのが独立したランキングを持つね。
そっちはそうなんだ。僕今、あっちのサイトの書類のほう見てないけど。
私もそっち見てます。
PDFはまだ見てないけど。
僕はずっとPDFを見てましたね。
さすが当判出身。
すごいっすね。
ほんとだほんとだ。単行本コンピューター関連書。
インプレスのできるシリーズが。
ここから?だいたいこの辺りから?
95年あたりからなんですね。
新書もね、ウィンドウドニウムっていう本が出てるし。
風水?あ、風水。ここあたりなんだ。すごいな。
これ単行本ビジネス7位。あなたの電話はISDNに切り替えようって。
これ確かISDNって、当時6464128っていうCMかなんかやってて、
64キロバイト?なんですよね、通信速度が。
ISDNになるとそれが128になります、みたいな感じの話だったんですけど。
今じゃビビったと思うんですけど。
もうテザリングとかっていう時代ですからね。これはすごいことになってますね。
当時テレ放題の時代ですからね。
まだサービス始まってるのか。
はい、じゃあ97年。
97年は1位、ビストロスマップ完全レシピです。
懐かしい。
ちなみに97年になると私いくつになってるんだ?23歳ですね。
もうこのとき店長ですね、僕ね。
店長やってますよ。
すごいですね。
あと出楽園。
出楽園はここなんですね。
3位。
ドラッグフェイスとハイナルファンタジーは何件奏でますね。
4位。母の歌、池田大作。池田大作もなんでここに入ってるの?ここだけ。
あとタマゴッチ。
タマゴッチはこの年のブームですね。
タマゴッチのブームですよ。すごいな。
ナーツの習慣ですね。ここでランキングに入ってますね。
8位が少年エイチ。知能カッパですよ。
懐かしい。
売れたもんな。
売れましたね。
9位にダビスタ公式ガイドがまだ入ってます。
10位にポケモンですね。
ここにポケモンが出てきたかとうとう。赤、緑、青。
タマゴッチすごいな。
11位にはタマゴッチ入ってるし、ポッポヤとかも入ってる。
人間だもの。
文化出版局。
本当に指導人集団ばっかだな。
あ、これあれですよ。菅野美穂写真集が入ってますよ。
そうですね。
これこうやって回収されたんじゃないですか?
えーとね、なんかそんな感じがありましたね。
収支になったんですよね、たしかね。
たしか。そうですね。
平気で嘘をつく人たち、あったなあ。
空想科学読本。2巻がここに入ってますね。
あ、オーサーリマさん入ってますよ。
1位じゃないですか。
新宿ザメがここで一気にブレイクする。
すごいなあ。
本当に新宿ザメ、友達も読んでたもんなあ。
まあ出てましたしね。
さなだひろゆきが映画に出てましたもんね。
ああ、そうでしたっけね。
映画版はたしか主人公はさなだひろゆきでしたよ。
あ、そうか。このときエヴァンゲリオンなんだ。
おー。懐かしい。
97年。
あ、失楽園もこのときブームになってますよ、97年。
1位ですもんね、文芸部門でね。
エヴァンゲリオン解体新書とかあの辺、やっぱ謎本が一気に出ましたよね。
そうですね。
この新書部門でも、新世紀エヴァンゲリオンの謎2.2っていうのが出てて、ロングセラーズっていうのが出てて、
新世紀エヴァンゲリオン完全攻略読本っていうのが3.1書房がありますね。
3.1書房。
複雑系とかこういうのもたしか、エヴァンゲリオン絡みですよね。
3.2書房。
すごいすごい。不正の復元とかもある。今考えてみると結構エヴァンゲリオンっぽいな。
確かにね。
おー。
97年のブーム。
名古屋ドーム運用開始。大阪ドーム運用開始。すごいな、ドームバイオリーだな。
あとは、香港の返還ですね。中国返還。
あ、そうか97年ですね。
97年です。転がる香港に苔は生えないって大好きで。
ええー、星野ひろみさん。
めちゃくちゃいい本です、当時。香港返還の黄昏っぽい感じがすごい出ててね。
日本代表がワールドカップの初出場を決める。ジョホーヴァルの喚起。
宇宙飛行士の土居さんが日本人初の宇宙への成功という。
あと東京湾アクアラインが開通。山内証券が廃業という社会背景ですね。
懐かしい。
社員は悪くないですかーって山内証券でしたよね。
そうですそうです。
はい、98年。
ワンピース連載開始ってなってますね。
まじで?この年!?
97年、7月22日。
すごいよね。こんなに長く連載してるなんて。
かっこいいよな。
98年は、ここにあると人間革命が入ってますね。
人間革命1、2位が幸福の革命。すごいな。大川隆法って池田大作の本が。革命版。
すごいね。宗教革命ですよこれ。
3位がビストスマップ。4位にタイガーの一滴一切れ。
売れましたねー。
小さいことにクロックをした。こういうのも売れてたんだもんな。
3人を褒めると懸なす人、6位。
ダディー。
ダディーですよ。
僕が半元原党者は、たぶんこの頃、タイトルわからなかったんですよ。
すごい本を出すっていうことが噂であって、ただわからなかったんですよ、何の本か。
当時、神戸の事件の犯人の人の本だとか、いろいろ噂が流れてて。
で、蓋を開けたら郷ひろみのダディーだった。
これ、新聞広告を出すまでほとんどトップシークレットで。
県庁を通る社長以下、本当に限られた人しか知らない感じだった。
ダディーじゃなかったかもしれないけど、夕方6時のニュースで、トップニュースかなんかでやってて。
この頃ってそういうシークレットで出すみたいなのってありましたね。
僕党派入ってからもなんかあった気がするな。
俺このときさ、ふと思ったのが、みんななんでそんなに郷ひろみに関心があるのかなと思って。
作られた話題作みたいなところがありますよね。
ニタネユリエもそうだったけど。
なんでみんなそんなに郷ひろみに関心を持ってたのかって、正直なところで当時。
この本で離婚を発表してたんじゃなかったでしたっけ?
これでしたっけ?全然関心がなかったから。
それですごくセンセーショナルな感じというか。
つまりマスコミじゃなくてね、当時の芸能ニュースのリークじゃなくて。
本の形で出すっていう。
そっか、それだったんだ。
なんでそんなにダディーみんな盛り上がってんだよみたいな感じがしたよね。
曝露本みたいな感じだったのかね。
自らが曝露してますけどね。
レディー・ジョーカーが入ってる。高村河原。
あ、宮部明輝の理由があります。
理由が急に文芸に入ってる。
4位がベルハートシュリンクの朗読者です。
朗読者。読ましたねこれも。
読ました読ました。
5位が神の子供たちは皆踊る、村上春樹。
6位が長崎ブラブラ主、中西礼。
7位が相葉子を嫁いに行く、阿川沢子。段踏みの神ですね。
8位が渡部隼一、狩人の尊名。
9位が新宿ザメ、福岡水脈。
新宿ザメがね、単行本で出始めたんですね。
毎日新聞社ね。
で、ついに秋田殺人事件も。
ということは、内大僧さんも文芸書を出してたってことですね。
文芸書を出して。
すごいね。
覚えてんの?経済ってそういうことだったのか。買いましたよこれ。
懐かしいですね。
懐かしい。
佐藤雅彦さん。
経済のニュースが面白いほどわかる本も1位で。
みんな経済に関心があったんでしょうね。
あと株がすごいですね。
株入門とか株広報して買いなさい。株で1億円。
たぶんなんですけど、自分なりの理解だと、
Windows95が出て、5年経ってインターネットが普及してきたんですよね、ついに。
そうすると、松井証券とかが、インターネット証券会社みたいなものが。
それまでは窓口で野村証券とかああいう、売買してた。
ネットで売買、それこそスマホのiモードとかでもできるような感じになりつつある時代で、
この経済とか株っていうのはそこにリンクしてるんですよ、たぶん。
なるほどね。
すごいね、みんな株すごいし。
あと、長子が鬼と並べば部下は動かずって。
覚えてるな、これは。
みんな怒りたかったんだけど怒れなかった。この本が許してくれたみたいな感じ。
そうですね、これも売れましたね、確かに。
売れたね。
ノベルスの3位がバトルロワイヤルですよ。
出た。
ついに。
バトルロワイヤル出ましたね、大田出版の。
大田出版さんもランキングに何年かに1回必ず顔出しますよね。
そうですね。
ひとつはヒットはしてましたね。
完全自殺マニュアル。
90年代にランキングしてたのを見て、バトルロワイヤルでも入ると。
バトルロワイヤルは何かの新人賞に応募して、最終選考まで残ったけど落ちて、内容的にあまりにも問題があるって言われて。
それを拾ったのが大田出版だったっていう記憶がありますね。
今ではこの手のものなんてすごい多いですけどね、ジャンルとして。
そうですね。
やっぱりカチューの栗を拾いに行く感じがありますね、その分は。
まあそういうところを大田出版はありますね。
すごい面白いですね。
2000年はちなみにIT革命って言葉が出て、あとはハリーポッターとパラサイト新聞って言葉が出てますね。
あとは事件的には、シドニーオリンピック開幕、一郎がマリナーズ遺跡。
あ、フーチンが就任してますね。
長いですね。
ロシアン。ここからですよ、すごいですね。
2001年。2001年は1位。チーズはどこが消えた?出ましたよ、長谷部君。
ついにですね、社会人2年目の。
2位がハリーポッター厚画版の囚人ですね。
3位が奇跡の保護カーディフォー。4位が金持ち倒産、貧乏倒産。
これも言われましたね。
言われましたね。新人間革命が5位。
6位が話を聞かないなどこ地図を読めたような。
7位が遊戯王オフィシャルカードゲーム、リアルモンスター。
12番目の天使、オグマンディーノ。
九龍道さんですね、これね。
オグマンディーノ、売れましたね。
9位が遊戯王デュエルマスターズ4。
10位がファイナルファンタジーX、シナリオアルティマニアという。
相変わらずゲーム攻略もいくつか入ってますけど。
チーズはどこへ消えたかは売れましたね。
これいくらだったんだ?1838円。
剥離多倍ですね。
1000円引きだからな。
すごい安いよね、今考えたら。
だってそもそもハリーポッターが1900円ですからね、1冊。
そうですね。安いですね、今思うと。
値段がね、やっぱりね。
オグマンディーノの12番目の天使だって1200円。
あーすごいね。
面白いですね。
バトルロイヤル1位になってますよ、今年。
読むほうも読み続けるんですよね、出るたびに。
角田康明の著者金鋭は着物姿で日本刀を抜いてる写真がある。
じゃあ次、2003年。
2003年はバカの壁が1位ですね。
いやー、この年もすごいな。
1位がバカの壁。
2位が世界中じゃないか。
3位がトリビアの泉ですよ。
懐かしい。
4位がベラベラブックの2位。
開放区の木村拓也の5位。
6位が池田大作本ですね。
7位、6位が池田大作と大川隆法の本で、
8位が漫画キム・ジョン・イル。
入門。
9位がポケットモンスター、ルビー、ポケットモンスター、サファイア、シナリオ、クリア。
10位がダイエット信号、スマップ全盛ですね。
世界中ですよ、この年は。
世界中はたぶんこの年に出た本じゃなくて、
この前の年かなんかに出て、
どっか書店員さんのプッシュでじわじわ売れていって、
爆発したのが2003年だったんじゃなかったかなと思いますけどね。
ちょっとネタバレで見たけど、2004年も2位になってますからね。
そうなんだ。
映画になってからドラマになってた?
映画ですね。
映画先?
ドラマもなりましたっけ?
映画先になってたもん。
確か長澤正美が映画だっけ?
長澤正美は映画ですね。
そうですね。長澤正美とあの人。
俳優さん。
言葉も覚えてねえんだ。
モテキのあの人じゃなかったでしたっけ?
森山未来。
そうなの?
違うかな。
まあいいや。
まあいいけどさ。
ドラマの話じゃないか。
ちょっとごめんなさい、話がまた入りくっちゃうんですけど。
このぐらいの時期って書店初とか書店ポップきっかけみたいなのとかで、
文庫でも白い犬とワルツオとかも。
たぶんね、2000年か90年代だった?
白い犬って。
白い犬は何ですかね。
津田沼のブックス昭和像さんでしたよね。
なんかそのポップで。
でもたぶん、このぐらいの時期ってそういう現象が起こってましたよね。
まあもう書店でポップを書くのは当たり前になった時代ですね。
もう2000年超えるとね。
なんかそれで火がついて、みたいな。
で、やっぱりあと、横山秀夫のハンオチ。
これってランプ賞でしたっけ?
違います違います。
この前の何かで松本成長賞というのを取ってデビューするんですよ。
で、ハンオチはそれとはまた別の長編で非常に話題になるというか、
これが直ちと取れなくて、
なんであれが取れないんだっていうのが本屋大賞創設のきっかけになったと言われる。
あ、そうだったんだ。
有名な作品ですね。
本屋の話題だけど、パーさんとかみんな読んでたもんね。
なぜかこの横山秀夫を。
あと、ディープラブ。
ディープラブですよ。ディープラブはすごいですね。
これから携帯小説ブーム。
携帯小説ブームですよ。スタート出版ですよ。
スタート出版の最初じゃないですかね、最初というか。
ですよね。携帯小説がその後来て、
営業課なんかで、北関東がいつもすごい売れてるんですよ。
やっぱりね、舞台がそういう場所なんですよね。携帯小説の場所もそういうふうに。
出会いがイオンだったりとか、コンビニだったりとか。
要は街中で会うんじゃなくて。
大都会じゃないってことだね。
そうそうそうそう。
すごい読者と中身の内容が意外と近いっていう話で、
北関東がすごい売れてるっていう。
また、キャッチャー・イン・ザ・ライ、村上春樹が4位で入ってますけど。
アレックス・シュアラーも売れてるし、ないから5位。
宮部芽吹、ブレイブストーリーが6位。
で、冬園。
冬園さんがあった。
文芸の総合8位が、よく見ぬ夢の城民集団。
9位が誰かの宮部芽吹。
9位がエ・ア・ロール、渡辺純一。
ちょっとしたラブストーリーブームですか、このときって。
ユーソナー。ディープラーはちょっとあれだけど、それでもそうだし。
セカチューがあり。
C書復活してますよ。
本当だ。
よくわからないけど、インモラキーですね。
総流伝もあるし。
クモの巣塔。
田中芳樹、すごいね。
すごいなぁ。
ビジネスの2位が森永卓郎さんの300万円時代で、
森卓さんのブレイク作いいるじゃないですかね。
テレビ卓群でよく出るようになる。
年収300万円時代を生き抜く経済学って、今じゃもう普通だもんなってな。
そうですね。
みんな経済に関心がありますね、このときって。
成功ノート。
神田正宗さんって、ここのあたりからすげえ売れてたな。
禁煙セラピーとかもありますね。
懐かしい。
バカの壁売れたなー。
このあたりは定期的にベストセラーが誕生するような感じでしたけど。
2003年は反戦平和デモ。新型肺炎サーズ。
年収300万。バカの壁というのが流行語になってますね。
すごいね。
ベストセラーのほうが流行語になるなんて、なかなか今考えられないけど。
そうですね。
はい、じゃあ2004年。
2004年。
はい。1位、ハリーポッター。牛長の騎士団。2位がスカチュー。2年のブランキーが入ってますね。
3位がバカの壁。4位がドラッグエイト。5位がグッドラック。オプラ社、アレックス部。
6位に携帯スナイパーが入ってますね。
7位が13歳のハローワーク。
売れましたねー。
売れましたねー。
8位が川島竜太教授の大きい体の音楽ドリル。
これだっていまだにシリーズで出てますもんね。
Nintendo DSでゲームがめちゃくちゃ売れてましたよね。
売れてましたね。
9位がキッパリたった1個分間で自分を変える方法を見ようかと。
懐かしい。
今会いに行きますですよ。
懐かしい。
かねはなさんとダブルジュースだったんだもんね。
そうですね。ヘビにピアスとケリ大背中。
そのときの直樹翔が京国さんとえくにかおりさんだったかな。
4人すごいメンツが揃った年だったよね。
盛り上がってます。
ナビにチコード入ってますね、7位に。
8位にアフターダークが、村上春樹が。
村上春樹は結構しょっちゅう本を出てたんだな、この時期は。
博士の愛した数式がここで入ってるってことは、この年に本屋大賞がスタートしてるんですか?
そうですね。
2004年。本屋大賞のランキングというか、一応触れたことがあるので。
2004年第1回ですわ、本屋大賞。
2004年の発表が第1回ですか。
第1回ですね。191議員が1次投票、93議員が2次投票を行ないと。
前回の反打ちと、ここで9位ですもんね、博士の愛した数式がね。
面白いね。
内側から見た不実ってほうが1位になってるね。
これ1位になってんの?すごいな。成果主義の倒壊。
森永さんも完全に年収300万時代が続出てますけど。
第二回延滞だ。
第二回延滞、ありましたね。
懐かしいですね。
3年後に日本が破産するみたいなことを散々言ってた人。
90年代と比べるとビジネス書が、90年代はお茶屋信彦とか国際社会がどうのこうの言ってたけど、
あと政治とか入ってましたけど、この年になると株か会社経営か、どん底からの成功とか。
お金稼ぐか、あとは今の年収はどうのこうのとか、かなりサバイバルな感じのビジネス書のほうが増えてきましたね。
森永もんが入ってるぐらいですもんね。
そっか、森永もん来てるのか。
2004年がこんな感じ。
2004年は日本の人口がピークらしいです。
ここから右肩下がりに人口が減っていくわけですね。
なるほど。
出版のピークは2006年がピークでしょ?
大体人口減ってここら辺からですね。
2005年。今日は10時で終わるって約束なんで。
すいません。明日がめちゃくちゃ早いので。
やれるとこまでやりますが。
2005年は、頭がいい人悪い人の話し方。
あとは2位が、これ何て読むんでしたっけ?
えっとね、金子賞だったかな。
金子賞でしたっけ?
が2位。
奥さん、池田大輔さんの奥さんですよね。
主婦友なのかな、これね。
さおだけはなぜ潰れないのか。
懐かしい。
4位が新人間革命がいつも入ってて、5位が個人情報保護。
この時からですね。
個人情報保護法が始まったころですね。
おであバングとかもね、そのへんの大衆に載せられるようになった。
で、またスタート出版のヨシが、もっと行きたいってやつがあるわけですね。
電車男が。
電車男。
7位。ここでオタクが使命権をどんどん得てくるって感じですね。
8位が大川隆法の新品のほうで、9位が問題な日本語旧欄。問題な日本語大衆鑑賞展。
これ売れたの?全然記憶いないこれ。
まあ売れましたね、本当に。
悪の知恵本。川出処方針社。
これなんかあるじゃないですか、すごい安いやつだったですね。476円だから。
いわゆるコンビニで売ってるような感じの紙質の。
ペパバックっぽい?
そうそう。このシリーズでしたね。
記憶いってねえ全然。
で、単行本。東京タワーが入ってますね。
これはたぶんこの翌年に本屋大賞を取るから、その前の年からめちゃめちゃ売れてた。
これで結構ね、売れてる本でどの子の。
そうそう。ちょっと批判の矢表に立たされていく流れになるきっかけですね。
まあいろいろありますよ、初めは。
ヨシが1位で、3位にまたコイバナ。
で、のぶたはプロデュース。
で、ハッピーバースデーという金の保守者。
2006年は、はいはい、国家の変革が総合1位。
2位がハリーポッターと謎のプリンス。
3位がリリー・フランキーの東京タワー。
4位が鉛筆で置くの細道。
5位に病気にならない生き方、サンマーク。
6位がおいでよ動物の森、完璧ガイドブック。
7位に人は見た目が9割。この辺りが9割本がついに登場しますね。
そうですね。
8位が人間革命、9位が子育てハッピーアドバイス、気持ち満載度。
10位が鏡の法則、人生のどんな問題も解決する魔法のルール。
単行本の2位に劇団ひとりの加計日向に作が入ってます。
売れたんだね。
3位に恋空。また今度はスターズのミカさんですね。
スターズすごいね。
そういえば東京都の警護ってこの容疑者Xの検診ぐらいなの?
ここからランキングに入ってるの?
そうですね。たぶん初めてですね。
2005年?2006年か。
だからそれまでは、僕はめちゃめちゃ昔から覚えてますけど、
東京都の警護さんって別に売れてる作家さんじゃなかったんですよ。
ミステリー的に評価をされ始めたのが秘密が出た頃とかで、
その後で白夜行とかも確かこの前だと思いますけど、
容疑者Xはナオチションも確か撮るはずですけど、
ミステリー的にも結構激論を読んだ作品で、
ミステリーマニア的にはね、
あのラストは認めるのか認めないのかみたいな大激論を読んで、
ミステリーファンの間でも話題になり、一般的なところでも話題になり、
そのうちに映画化されて話題になり、みたいな感じで。
だんだん東野さんの認知度がすごく上がってくるきっかけになった作品だと思いますよね。
ああ、そうなんね。
今ちょっと本屋大賞のほうを見てるんですけど、
2005年夜のピクニックはダンキングに入ってなかったですよね。
そうでしたね。
まだまだこの時はそこまでじゃなかったみたい。
鏡の宝石入ってますよ、単行本。
懐かしい。千円札がひどいなとかね。
あったな。
ノベルスの、この辺りから記憶のあったしか読んでないんだよな。
ジャミの種族とか読んでない。
あ、居坂幸太郎が入りましたね。
陽気なギャング入ってますね。
天皇と包帯クラブも入ってる。
なんかだんだんノベルスの作家が多様化していく感じがしますけど。
ちなみにオシムの言葉が入ってる。
作家に敏感ですね。
単行本のオシムの言葉が入ってると思って。
そうですね。
2006年はイラバウアという流行があってますね。
あと科学と社会はこの頃からですね、言葉は。
あと国家の品格はやっぱり一位になってるんで、流行語になってますね。
メタボーがこの年かららしいです。
はい、じゃあ2007年。
1位、女性の品格。品格文ですね。
2位、ホームレス中学生。
売れましたもんね、これ。
3位が鈍感力、渡辺純一。
4位が日本人のしきたり、青春出版。
5位が池田卓信の革命。
6位が、田中……読めない。
田中……
何て読むのこれ。
わかんないな。
像顔マッサージです。
あ、関和企業の都市伝説ってこんなに前だったんだ。
7位。
8位がポケモンのダイヤモンドパール。
9位がポケモンのダイヤモンドパール公式。
10位が恋空。
切ない恋もがない上下感。
まあ本安いな。
関和企業の都市伝説は1200円だもんね。
そうですね。
ハローバイバイってついてる。
この頃から、フォームスチューナー学生もそうだし、劇団ひとりの加藤ひなたもそうだけど、ゲーミング本が流行ってきてますね。
そうですね。
東の敬語も。
夜明けの町杖。
9位、門川が出ますね。
あと気になるところでは、
銀玉とかリボーンとかジャンプノベスが入ってきますね。
すごいな。
売れてんだね。
西村京太郎、赤川治郎の一角を崩すのは、本格ではなくて実はジャンプノベスだったという。
そうかもしれないですね。
女性の品格が売れてますね。国家の品格。
新書のランキングだと女性の品格が1位で、2位が日本人の色帯で、3位が国家の品格。
4位が、いつまでもデブと思うよ、って岡田斗司夫がダイエットしたときですね。
レコーディングライン。
食べたものを記録するっていう。
今は元に戻ってますけど。
確かに。
岡田斗司夫は若干福岡のときのほうが良かった気がするんだよな。
そうですね。
痩せてるときにすごいトゲトゲしい言い方になってる。
あ、生き方。稲森和夫の生き方は6位に入ってる。
もう常備になってるもんね。
そうですね。
2007年は土原家選といかん。
東国原知事ですね、宮崎元。
選の風になって。
それでも来年、翌年ぐらいに入れてたりしますか?
たぶんね。
違うのか。
あとYouTube日本語版がこの年からです。
2008年。
すごい。2008年すごいですよ。
何この血液型のバージョン。
これランキングに載せていいの?
何でもアリじゃん、そしたら。
文芸者さんのやつやったんや、そうや。
2008年ランキングは総合1位がハリーポッターと死の秘宝。
2位が夢を叶えるゾーン。
3位がB型自分の説明書。
4位がO型自分の説明書。
5位がA型自分の説明書。
6位がホームレス中学生。
7位が女性の品格。
8位が親の品格。
9位がAB型自分の説明書。
AB型少ないからね。
10位が絵の生かす勉強。
文研一堂。
文芸者の決議型説明書は売れたよね。
最初B型が出たんですよね。
B型ってやっぱりみんなよく一説によると気難しいだったり、いい加減とかね。
ちょっと注目度高いですよね。
是非出版で出たことですよね、文芸者さんから。
もともとそうなんです。
全部とかそんぐらいじゃないですか。
たぶんそうなんでしょうね。
これがあるからさ、是非出版に夢が笑わないといけない。
これはあくまでもね、本当に奇跡みたいなものですよね。
今ググったら、山本もなさんのブログやその他たくさんの芸能人ブログなどで紹介され、徐々に火がついて数十万本。
山本もなさんなんて僕と同い年ですからね。1976年生まれて。
僕ファミ通ウェーブっていうDVD付きのやつで、ファイナルファンタジーのオンラインのゲームやってましたよね。山本もながレギュラーコーナーもやってましたね。
文芸者はすごいですね。
東慶吾さんすごいですね。
みんな東の慶吾を気づいたかのように。
本当ですよ。
今まであんまりなかったのに、いきなり1位が流星の慶吾さん、2位が聖女の慶吾さん、3位がガリレオのクノム。
これだからあれじゃないですか、ガリレオがドラマやってたのってこの頃じゃないですか?
多分この頃かな。多分そうでしょうね。じゃないとこれがありえない。
そうそうそう。そうなんですよ。
すごいよね、これ。
4位が犬と私の銃の約束。5位がのぼうの城。6位がエル・チェンジ・ザ・ワールド。デスノートのやつだね。
ちなみにガリレオは2007年の10月から始まってるから、2007年から2008年にかけてから、この辺がグレー化し始めて。
ちょっと話戻しますけど、聖女の救済とガリレオのクノムは同時に出たんですよ。同時発売だったんですよ。ガリレオの7巻と8巻だったと思いますけど。
それめちゃくちゃ売れたんですよ。
いやすごいね。
このガリレオのクノムからうつみかおるが出るみたいな。
そうなんですよ。それね。ドラマでうつみかおるって誰が演じてましたっけ。
柴崎幸さん。
柴崎幸さんのうつみかおるはドラマオリジナルキャラだったんですよ。
もともと原作には出てこないキャラだったんですけど、それを東野さんが気に入って、
自分で描くやつに入れようって言って、そこからうつみ刑事が出始めるんですよ。
そうなんだね。いいね。
これ本屋さんやったとき、あんまり覚えてないんだけど、文芸担当じゃなかったからな。
あとすごいのが、8位は伊坂幸太郎のゴールデンスラマンでしょ。
これ本屋担当ですね。
10位が桜庭和樹の私の男。
10位が宮部美月。
お通し三島屋編長100物語ことはじめ。
文芸賞が凄い豊作というか、何て言うんですか、芳醇な感じがしますね。
上野千鶴子さん、おひとりさまの老後。
懐かしいですね。
法研さんだったしね。
前週まで気にしなかったけど、オン・ザ・ロードが入ってるんだよ。世界文学全集。
文学全集として入ってるんですね。
オン・ザ・ロード俺も買ったもんな。
オン・ザ・ロードは買っとこうと思って。
2008年はアラフォーという言葉が出てますね。
あと崖の上のポニョが公開されて、ツイッターとフェイスブックの日本語漫画はこの年から開始。
ちょっと1個だけいいですか。
どうぞ。
勝間和代さん、お金は銀行に預けるなっていうのがあるんですけど、
勝間さん、この後あたりからぐいぐい来るんじゃないですか、もしかして。
このとき勝間和代さんが何かで話したのは、立て続けに本を出し続けると書店に自然とコーナーが出来上がるって言って。
自然に同じ作家の書いた人が毎月本出ると、とりあえず置く場所を作家別でまとめちゃうじゃないですか。
気づくと10冊ぐらいになってると、コーナーが自然と出来上がるじゃないですか。
そういうのを言ってて、そういえばそうだよなと思って。
これから増えていくと、書店で勝間和代のコーナーが自然と出来上がるみたいな。
これは公版写真書だったんですかね。
なんか人気のビジネス書作家がすっごいバンバン出してたのが、もうちょっと後にそういう時代になりますよね、これ2008年とか。
なんか人気のビジネス人が出てますね。
僕、三島社に転職したのはこの年ですから、2008年ですから。
ああ、そうなんだ。
じゃあそのへんちょっといろいろとね。
じゃあ2009年。
1位、1984。ようやく村上春樹が1位。2000年代以降。
1位、1984村上春樹。
すごいな、これ。
これ原刀者商演乗ってるけど、商演どっから引っ張ってきてるんだろうなっていう。
なるほど。
これかもしれない。
はい。
じゃあこんな感じで2010年まで見ましたけど、どうですか?まとまって感想としては。
なんか懐かしいですね。
やっぱりその頃に売れたもののことを思い出すから、どうやって売ったかとか。
日立大を思い出しますね。
どんな感じで売れたかとか。
どんな感じで売れてた頃だったかちょっと思い出されますよね。
あの店のどこでやってたとかそういうことも思い出すから。
ちょっと面白いですね。
並んでた景色がそのまま思い浮かぶ感じがしますよね。
本が積んであったときとかね。
ハリポタとか3巻目が出る頃とかに、売り口に入ったすぐのイベント代を全部ハリポタにしようという話があって。
1と2を置いておいて、3が入ったら3をここにドカドカ積むんだみたいな感じでやったのとかすごい覚えてますね。
本当に思い出すね、そういう並べたとか。
お店の立地もそうだし、いろんなところでこういう本が置いてあったみたいな。
本当にやっぱり書店員って並んでた本の位置ってほぼほぼ覚えてるから。
ビジネスショーとかもそうですけど、あの棚の3番目にこの本入ってたとか、いまだに思い出しますもんね。
その場所によってね。
平田へ面出ししたとかね。
この本、あのお客さんが買ってたとかまで思い出すし。
ノベルスがやっぱりね、インターネット普及前の時代の小説物語をみんな読んでたんだなっていうのがすごいなって。
暇つぶしのひとつとして、小説をみんな読んでたんだなっていう。
今みんなスマホだけど、スマホがない頃に片手に文庫本とかノベルス版とか読んでたから。
やっぱり小説というか物語は、今物語を接種することあんまなくなってきてるよね、そうするとね。
そうかなですね。
たぶんスマホとかだと、結局ね、X抜いたりとかYouTube抜いたりとか、他のものがあるから、
その暇つぶしの道具が小説からそっちに変わった感じがしないでもないかなっていう。
そう考えるとね、Xとかで文句言ったりとかいうよりも、
小説で完全中役で頭のくる犯人が捕まって、お仕置きされてスカッとしたほうが、
社会的にもいい物語でね、フィクションでそういうふうに回収できれば一番いいですよね、昔はね。
あー面白かった。
なるほど。
おいおいまた後半戦を機会があればやりたいと思いますので。
はい。すみません。
いいとんでもないです。明日早いんでしょう?
明日早いんでしょう。
明日ガチャガチャの棚卸しがあって。
ガチャガチャ?
細かい仕事ですね。
ガチャガチャはきついな。
全部の筐体にどれが何個入ってるかを数えて、それを集計するんですよ。
全員が全員でやるわけじゃないから、何人かでやるから。できれば開店までに終わらせたいので。
結構どうしても早くなっちゃうんですよ。
ガチャガチャの棚卸しがあるってことで今初めて聞きました。
あるんですよ。しかも3ヶ月に1回くらいあるんですよ。
なんかもしかして売れた分生産みたいな感じじゃないですか。
まあいいや、ややこしいんでしょう。
まあそうです。基本的にそうなんですけど。
岡山ですもんね。来年また文学なんとかやるんですよね。
やりますけど、チラが出るかどうかちょっと分からない感じですね。
この前やったときがちょっとうまい感じ。
その辺も後でまた話しやすいでください。
今日はありがとうございました。
じゃあすいません、エンディングだけ。
それではみなさん、さようなら。
さようなら。
お疲れ様でした。
失礼します。