【ほいくプラスについて】
ほいくプラスは、保育に関わる人が、自分らしい保育を続け、互いに学び合えるつながりを広げるための場です。
このポッドキャストでは、保育士の等身大の声を届けることで、保育者同士の縁を育み、保育に関心を持つ人との新しい接点をつくります。現場で頑張る保育士の魅力と、実践に込められた思いを、より多くの方へ届けていきます。
全国の保育士が運営するこの番組を聴いて共感したこと、考えたこと、もっと聴いてみたいテーマがあれば、ぜひほいくプラス公式LINEへお寄せください。
配信のお知らせ、最新の活動情報、保育に役立つ情報も公式LINEでご案内します。
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保育士の経験は、誰かの明日を支える言葉になる 。ほいくプラスのポッドキャストとともに、一人ひとりの保育の物語に耳を傾けてみませんか。
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こんにちは。 保育を語る在宅保育士の声、です。
この番組は、保育士がそれぞれの現場で出会った経験や、 保育を通して大切にしてきた価値観を語り、
保育への尊敬や共鳴、気づきを広げていく番組です。 今回のパーソナリティは、夏実です。
今日は、「頑張りすぎず、周りを頼ってみる」をテーマに、 私の保育感をお話しします。 どうぞ最後までお聞きください。
私の名前は夏実です。 現在は産休、育休を経て、
小学生2人の子育てをしながら、 正規フルタイムで保育士として15年、
主に子ども園で2歳から5歳児に関わってきました。 これまでに特性のあるお子さんを何度も担任し、
その子への支援や援助を考えて保育をしていくことを経験し、 今は一人一人の思いに寄り添うこと、
クラスの仲間意識を大切にしています。 今日、頑張りすぎず周りを頼ってみるについてお話ししようと思ったのは、
特性のあるお子さんでどう接していったらいいのかわからず、 先輩へ相談したもののうまく関わることができずに迷いがあったからです。
その時私は保育者としての関わりをしていたと思います。 試行錯誤するうちに、担任をクラスの一員、仲間に投げかけてみようと思ったお話をします。
それは、5歳児のカレーパーティーの案内状をグループで作っている時の出来事です。
それぞれが意見を出し合い、書き始めていたその時、 感情の起伏が激しく、口調や行動に現れやすい子が、
やめろ!どうせ俺なんかいなくなってやる!と叫んで、空き部屋へと飛び出していきました。
何かつまづくことがあったんだな。 今までにできたことを入れていたけれど、何が?と考えました。
しかし、今は何を言っても耳に入らないので、 まずは落ち着かせることに焦点を置いて、
しばらくしてから空き部屋へ、もうこっち行くねって言ってよ。探したよ!と入りました。
まだまだ気持ちは収まっておらず、ブロックをばらまいたり、 足でどんどんと床をならしていたりしましたが、
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机にその子の好きな迷路の本を置き、絵本を見ながら私は様子を見ていきました。
様子をうかがいにクラスの子が来ると、 来るな!と暴言を吐き、悲しそうに部屋へ戻っていく子が数名いました。
その時私は、もう抱きしめて落ち着かせてしまおうかな。
この子にとってグループ活動に参加することはプラスにならないのかなと考えていましたが、
まず落ち着かせる方法を自分で見つけてほしい。
周りに助けてくれる子、気にかけてくれる子がいるんだよということを知ってほしいと感じました。
そして私だけがこの子だけに話をしていくんじゃなくて、
クラスの仲間、仲間のことだからみんなで考えていこうと、
クラスでどうしたらいいと思うか話し合ってみることにしました。
私が想像していた以上にお互いのことを分かっており、寄り添い合う姿があって嬉しくなりました。
その結果、空き部屋の中にさらに段ボールを用意し、専用の部屋を作りました。
約束事もみんなで決めてもらい、
このお家は一人しか入らないよ。
先生もお友達も入れないお家。
一人がいいなぁの時はここに入っていいよ。
でもピンポーンって来たら誰ですかって聞いてね。
それはお約束とクラス全体に話をしました。
すると少しずつですが、一人だけの時間を通して気持ちの切り替えをしたり、
周りの子がピンポーンと声をかけてくれることが嬉しく、
笑顔で家から出てきたりすることが増えてきました。
もちろんうまくいかない日のが多いです。
でも周りの子も、あの子は今何か困ってると気づき、
様子を見て声をかけに行く。
急に叫んで怖いとイメージを持ってしまっていた子も、
遊んでいると面白い遊びを考えるのが得意な子と感じて、
遊びに誘う姿も出始めました。
まだまだ仲間としての関わりができ始めてきたばかりですが、
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少しずつ関わりができてきて仲間を意識する機会が増えてきているように感じます。
この経験を通して私は、
クラス運営は保育者だけが頑張っていくものではないということに気づきました。
保育者もクラスの一員、仲間の一員となって、
問題や困っていることを投げかけてみることで、
お互いを意識しながら寄り添っていけるという視点を持つことができました。
今振り返ると、私が保育で大切にしているのは、
一人一人に寄り添うということです。
なぜなら、同じことでも嬉しいこと、
怒れてしまうこと、困ってしまうことの位置が一人ずつ違い、
それぞれの立場に立ってみることが大切だと思っているからです。
私は日々この子は今何を楽しんでいるんだろう、
どこに興味を持っているんだろうと理解をして、
そこに保育者の願いを織り込んで援助することを意識しています。
困っている時にも、どこで困っているのか、
どうしたら助けられるのかを考えていくことも、
寄り添ったり助けを求める上で大切だと感じています。
私にとって保育士の価値とは、
理解者となることで成長を支える点だと思います。
保育士として働く中で、
この子にどう関わっていったらいいんだろうと疑問を感じることがあると思います。
私自身も考えたことはやってみた。
もうやり尽くしてわからないということがありました。
だからこそ保育者自身も周りを頼っていいということをお伝えしたいです。
もし今、もうどうしたらいいのかわからないと迷っている方がいたら、
先輩や同僚に相談するだけでなく、
子供に聞いてみるという仲間を頼っていいんだよということを受け取っていただけたらと思います。
皆さんは頑張りすぎてしまうこと、周りを頼ってみることについてどう感じますか?
私はこれからフルタイムの働き方からパートでの働き方に変更しても、
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正規同様の収入を得られることを目標にしています。
そこには保育以外は未経験のため新しいことに取り組む不安、
継続できるのかの不安もありますが、
今しかない我が子の子育てに寄り添っていきたい。
一人一人と向き合って何かしながらではなく、
ゆっくりと座って話をする時間を作りたいという思いがあります。
これまでの保育経験を、今ママとなり子育てを頑張っている保育士さんへ、
我が子と向き合える時間の大切さを伝えたり、
保育士は無理してでも頑張る方が多いと感じているので、
自分だけで頑張らなくてもいいんだよ、周りを頼っていいんだよと知らせたりし、
子育て中の保育士さんの心に少しでも余裕が生まれるようつなげていきたいです。
今日の話を聞いてくださった方も、
今自分が頑張りすぎていると感じる部分が頭に浮かびますか?
ぜひ頑張っている自分を褒め、どの部分を助けてもらおうか、
頼れる場所を一つ見つけてみてください。
今回は頑張りすぎずに周りを頼ってみるということについてお話ししました。
私が保育で大切にしていることは、一人一人の気持ちに寄り添うことです。
この番組では、これからもいろいろな先生が登場し、
それぞれの保育の経験や価値観をお届けします。
今回の内容に共感していただけた方、保育についてもっと聞いてみたい方は、
ぜひこのポッドキャストをフォローして、
これから登場するいろいろな先生のお話も聞いてみてください。
それでは次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
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