2021-12-28 34:40

#04Jリーグ社会連携活動「シャレン!」鈴木順さん(後編)「地域が次世代のためにできること」

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もし大ちゃん先生なら子どもたちに何をしてもらいたい?? / 子どもと一緒に考えてみるとものすごく楽しい / まずは大人が集まって学びの場になる / サッカーと地域貢献は両輪 / 「川崎の人を笑顔にするために我々はいる」 / 地域の方に喜んでもらうために「試合に勝つ」という手段を選んでいる / 鈴木順さんがJリーグにたどり着くまで / 東日本大震災でサッカーを仕事にすることを決意 / 地域の年配の方々と触れ合う仕事 / 心のサードプレイスが必要=顔が見える関係になることが必要 / SHISHAMO「明日も」 / 応援されるクラブから応援するクラブにもっとなりたい / クラブが地域貢献する姿が地域をより豊かにするかもしれない / 地域を「自分ごと」にする / 昭和は大家族・平成は核家族・令和は地域家族に / 学校がハブになりたい / 大ちゃん先生の「共育(ともはぐ)プロジェクト」始動


ゲスト:鈴木順さん

東京都出身。専修大学経営学部卒。 大学卒業後、リサーチをメイン業務とした企業や医療メーカーのマーケティング部門に勤務後、東日本大震災を機に川崎フロンターレに転職。 地域貢献を学び、現在はJリーグの運営側へ。 Jリーグと地域を結ぶ社会連携活動「シャレン!」を推進している。

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【つぼけんTwitter:@tsuboken_mol】

00:02
もし、大ちゃん先生だったら、子供たちに、Jリーガー、クラブ、こんなことしてもらったらいいんじゃないかなって、なんかあったりしますか?
かなりあって。
かなりあるんですよ。
で、もうこの1回目のこの前の対談から、もう結構いろいろ考えて、
で、それを子供と考えるのが楽しいなっていう結論になりました。
だから、このJリーグの方と僕たちは、まあ、地域で何ができるんだろうかっていう、
っていうのを考えるっていうのを、実際今すごい進めていて、ものすごい楽しいんですよ。
で、それを、別にそれが実現するかどうかっていうのは別に、そこが大事じゃなくて、
このJリーグっていうありがたい存在が地域にいらっしゃると、
で、その方々と一緒に何かできるかもって言ったら、だんだん地域外がだんだん醸成されていくっていうのが、
今一番やりたいなって思っていることで、少しずつ今進めています。
鈴木さんに、自分の地域のJリーグの担当の方、つないでいただいたので、
その方と一緒に今できることを模索している段階なんですけど、
そこに何か企画に子供が関わってきても面白いなっていうところで、今考えています。
話し手1は、いやー、どんなアイデアが出てくるかすごい楽しみですね。
子供たちのアイデアをぶつけてみようということですけども、この案はいかがですか?
話し手2はいいですよね。やっぱり何でしょうね、科学反応というか、僕らが考えてできることもあれば、考えてもできないこともありますし、
やっぱりプレイヤーとしていろんな人が混ざり合うほうが、社会と一緒で、たくさんの人が多様性があるほうがきっと何か面白いものができるだろうなと思っているので、
特に子供の柔らかい発想で、そういうのが出てきたらすごい面白いなって思いますよ、単純に。
話し手1私のほうで、今自分の地域で、Jリーグの方とまずは対話をしていこうということで、
自分は北区なんですけど、東京都北区で話し合っている中で、それを話し合いたいって思って大人がまず集まるんですよ。
それ面白そうじゃないかって言って、それがもう集うってだけで、そこが学びの場になっているなっていうのを感じていて、
教育を広く捉えると、別に学校教育だけじゃないので、地域っていう一つを教室だとすると、まず大人が楽しくてしょうがない、集まる。
子供たちのためにどんな場を作るかとか、環境にしていくかっていうのを考えるきっかけにJリーグになってくれたんですよね。
そのありがたい存在っていうところに集まるってだけでも、そこに学びが発生する。
それはもう教育なんじゃないかなっていう捉えをしていて、そんなことがありました。
はじめの方に鈴木さんがちょっと教育とは離れてるかななんてこともおっしゃってましたけど、まさしく教育ですよね、地域の。
03:00
もう本当に学校の、もちろん教室の中っていう、そこもすごい素敵な場なんですけど、やっぱりもうちょっと壁をいい意味で外していくというか、
一方、地域に出た時にもっとすごいいい学びがあったりとか、すごく広く教室を捉えていくっていうきっかけになってくれる存在だなと思う。
地域のハブということですね。本当に素晴らしいなと思います。
ではですね、社会連携数、社連についてなんとなく分かってきたので、今から鈴木淳さんについてもう少し詳しく聞きたいなというふうに思っております。
僕、お話できるっていうことで、いろいろ調べてみたんですけれども。
一切情報がないですか?
いえ。記事を読んでですね、感動してしまって。
そんな記事ありました。
会社で読んでたんですけど、ちょっとグッときてメモをしたものがあったんですね。
あります?
さっきもちらっとおっしゃってましたけども、川崎フロンターレに在籍されていたんですね。
はい、そうです。
記事の中で僕が一番グッときたのはですね、サッカーと地域貢献というのは車でいう両輪なんだと。
サッカーをするのはもちろんサッカー選手だと。
でも地域貢献というのも両方同じぐらい大切だよねと。
地域貢献するための手段としてサッカーを使っているだけなんだと。
サッカーがメンじゃないんだと。
そしてここグッドポイントですよ。川崎の人たちを笑顔にするために我々はいるんだと。
言い切ってるわけですよ。
素晴らしいですね。
素晴らしくないですか。
Jリーグのクラブってこんな考え方をしている人がいるのってびっくりしたんですけど、
こういった意識っていうのはJリーグ各地の中でもあるものなんですかね。
あると思います。本当にみんなそうだと思います。
やっぱり地域があって初めて自分たちがサッカーできますし、
川崎なら川崎っていう土地があるから自分たちがそこに入れるので、どうなんでしょう。
それが会社の中のビジョンだとか文章に書いてあるわけでもないんですけど、
でも川崎のスタッフはほぼほぼ全員そうやって聞かれたらそうやって答えるだろうなっていうクラブなので。
そうですね。もちろんチームっていう選手のところでいくと目の前の勝つっていうのは大事なことなんですけど、
勝つのが目的というよりは勝ったことで応援していただいている地域の方々に喜んでいただくっていうのが目的で、
そのために勝負に勝つっていう手段だと思っているんですね。
06:02
僕らは地域活動も地域活動をやることが目的であって、
それをやることで地域の方がみんなハッピーになってくれたらいいねと思ってやってます。
選手は勝つことでみんなをハッピーにさせたいですし、
僕らは地域活動をすることでみんながハッピーになればいいなと思っているので、
どっちに力を入れるかみたいな、逃げるものになること自体があんまり意味がないかなと思っていて、
やっぱりどっちも一生懸命やっていくっていうのが大事なのかなと思います。
素晴らしい。どうしてそういう考え方に行き着いたのかなっていうことを伺いたいなと思ってまして、
まず鈴木さんご自身はゴールキーパーでらしたと聞いたんですけど、
選手としてはいつぐらいから始めて、いつぐらいまで現役選手でいらしたんですか?
僕は高校からサッカーを始めてます。全然遅いです。
でも別に部活でやってるわけでもなくて、高校で仲間とサークルを作り、
大学もそのままそのサークルでやっていて、今もシニアリーグでやっているので、
ゆるーく始めてずっとまだ細々とやってるっていう感じですけど、
そんなにガッツリ高校サッカーやってましたとかでは全然ないので、
だからゆるく続いてるのかなって思うことはありますけど、
やり切ったっていうほどやってないので、ずっとやってるっていう言い方もできるかもしれないですね。
特にJリーグの中にいらっしゃるような方って、もともとプロ選手でいらっしゃったり、
少なくとも国立を目指してたような方が多いのかなと思ったんですけど。
多いと思いますよ。そういう方もいます。
ということはプロ選手をとことん目指してきたわけではなく、
全くです。
そしてそのままサッカーを続けていたから、サッカーの仕事というわけじゃなくて、
一般企業でも仕事をされてたんですよね。
そうです。もともと一般企業でやっていて、スポーツのサッカーも好きではありましたけど、
やっぱり好きなことを仕事にするってしんどいじゃないですか。
なので、あえてというか、避けてたというか、選んではいなかったですけど、
でも2011年に僕はその当時勤めてた会社が新宿の高層ビルにありまして、
僕は38階建ての33階がフロアだったんですけど、
そこで地震が起きまして、
死ぬかと思うぐらい本当にビルが揺れてですね。
いつか死ぬかなと思ったので、
であればやりたいことを好きなことを1回ぐらい仕事に選んでもいいかなっていうのがきっかけで、
09:02
それでサッカー界に入ったっていうのが流れですね。
でもそのやりたいこと、好きなことっていうのは、サッカーそのもの、サッカーというスポーツの魅力が好きだから、
その道を選んだわけですよね。
そうです。だから本当選んだ時に自分のサッカー界に思い描いた、
サッカー、Jリーグみたいなものと、中入ってからも180度とは言いませんけど、
やっぱりそれは違いますよねっていうふうに思いました。
そうですか。どう思っていて、どう違うものですか?
なんていうんですかね。やっぱり目につくところって試合とかスタジアムじゃないですか。
だからとても華やかで、かっこいい仕事、業界みたいに見えてたんですけど、
まあまあな業界ですよねっていう。
本当に肉体労働だし、
仕事時間も長いし、毎日は休みじゃないし。
試合ありませんよね。
そんなに綺麗っていうか、華やかではないですね。
どっちかっていうと真逆、そこに関しては真逆かなっていう感じでしたね。
こんなに地域の人たちと触れ合うっていうふうにも、先ほどおっしゃられたように、
僕もその当時は見えてなかったですし、
そんなに街に出て活動するんだっていうのは思ってもいなかったので、
そのギャップは結構ありましたけどね。
じゃあもう震災があって、好きなサッカーを仕事にするんだといって、川崎フロンタイルに入った時には、
もう地域貢献の授業をクラブとしてはされていったと。
クラブは全部署が、全員がそういうのをやるクラブなんですね。
どこの部署が担当でやるとかではなくて、みんなが街に出て活動するっていうクラブなので、
こういうこともするんだ、こういうこともするんだって、本当に日々勉強しながらかなって振り返ると思いますね。
こんなにも川崎の街のことを考える仕事なんだってびっくりした時に、
それはどういうふうに受け止めたものなんですか?プラスに受け止めたのか、
いや、なんか違ったんだけどなって思ったのか。
そういう意味ではマイナスではなかったですね。驚きはしましたけど、全然ネガティブではなかったですし、
新しい発見というか、地域っていうのを、
すぐじゃないですけど、やっぱり頭じゃなくて、体で教わった感じはありますよね。
初めの頃、地域の方々と触れ合うことで、分かったことであったりとか、発見したことって何かあったりしますか?
やっぱりなんだろうな、入った時はJリーグ、川崎フロントアレって、
12:05
まあまあ川崎の人だったらみんな知ってるよねって思ってたんですけど、まあまあそんなことなくて。
やっぱり年配の方とか知らない人たくさんいますし、
それはいい意味で、今もそうですけどね、いい意味でまだまだ自分たちはまだまだっていうのをちゃんと教えていただけるので、
スタジアムだけにいると応援してくれる人だけが来るので、まあまあ100%認知率じゃないですか。
安倍もいるので100%応援してはくれてないんですけど、100%の認知率ですよね。
でも街に行ったら本当に5割いんの?っていう、半分もいないんじゃないの?って思わされるのがたくさんあるんだよね。
そういうので、まあいい意味でちゃんと自分たちの立ち位置を地域の人たちが教えてくれるっていうのはある。
なんか人と触れ合ったり、地域に貢献することで得たことだったり、発見したことってなんかあったりしますかね?
ご自身が成長できたことであったり。
どうなんだろう、成長したのかな?
でもあんなに年配の方とお話しすることってそうそうないなと思ってて。
年明けの1月4日とか、いつも新春の集いみたいな自治会とかに呼ばれるんですけど、
全然もう参加とかどうでもいいんですよね。
どうでもいいんですよ。
ただの新年のご挨拶、飲み会なんで。
でもやっぱりこういうことなんだね。
今、地域って隣の顔が見えないとか、いろいろあるじゃないですか。
セキュリティーの問題とプライバシーとって難しい問題はあると思うんですけど、
やっぱりああいうところに行くと、こうやって顔が見える関係ってすごい大事なんだなって改めて教えていただくんですよね。
なので、なるべくだったらファンサポーターの地域の方とも多く顔見知りになって、
選手はコロコロ変わりますけど、スタッフとかの方もまだ変わる年数はそんなに短くはないんで、
ファンとかではないんですけど、スタッフとも地域の方がちゃんとつながることで、
ずっとクラブを応援していただけるような関係性を築けるのかなと思います。
たしかに普通のお仕事していて、地元のおじいちゃんおばあちゃんと飲み会をする仕事なんてないですもんね。お正月だからって。
ないですないです。川崎もそこそこ田舎あるんで、田んぼとか畑もあるんで、
けっこうシアエビとかに土がついたら、これうちのとこで採れたもろぺよ。
15:03
タケノコとか持ってくるんですよ。これどうしようみたいに思うんですけど、ありがとうございます。
いただくんですけど、そういう触れ合いってなかなかないよねって思って。
まあでもありがたいなと思います。わざわざスタッフに僕の名前言って、呼んできてみたいな。
こっち忙しいんだけどとか思ったりする時もあるんですけど、でもわざわざ来ていただくのはすごく嬉しいですね。
選手たちもそういった地元の方との触れ合いもたくさんあるんじゃないですか。
ありますね。ありがたいことに、今コロナであれですけど、コロナ前は平日でも100人200人の方が練習場に来て、
いつも応援してくれますし、フロントアリーの場合は毎日練習後、選手が練習場からクラブハウスに帰る途中の道で、
みんな行儀よく並んでいただいて、選手も毎日呼ばれれば全員サインして、写真撮ってっていうのをしてくれる。
例えばそれはホームタイム活動としてカウントしてないですけど、でも週5日練習があったら選手たちはちゃんとやってくれるので。
でも多分選手は他のクラブからって、例えばそういうサイン対応するの週1ですってクラブももちろんあるんですけど、
それはクラブの方針なんでいいんですけど、フロントアリーは必ず毎日やりたい。
要事があって早く帰らなきゃいけない時でも、別に次の日とか、その次来た時もやってるんで、
あんまりサポーターたちもモラルというかマナーとかがとてもきちんとされて、
今日は忙しいからとか、ちゃんと思っていただいて、じゃあ次来た時にもらおうっていう風に思ってくれるので、
そういうところでお互いのいい意味での距離感とか、いい意味でのコミュニケーションみたいなのがすごくよく取れているクラブなのかなと思うので、
強くなってもそんなに距離感を感じない身近なクラブっていう風に思っていただけるかなっていうのは思いましたけどね。
素晴らしい。まさに川崎の人たちを笑顔にするために我々はいるを地で言っているクラブだっていうことなんですね。
本当に素晴らしいです。さすが年間1300件やってるだけでもあるなと思います。
だいちゃん先生、地域のためにいろんな学校もハブになっていきたいということですけれども、今のお話で何かヒントになったことはありますか。
顔が見える関係になっていくっていうのは相当大事だなと思っていて、
サードプレイスを子どもたちが持っていない場合が多いっていう指摘を聞いたんですよ。
18:00
やっぱり学校と家ももちろんその2つ大事なんだけど、もう1箇所、心の意味でもサードプレイスを作っていきたいと思ってたんですよ。
なぜ作りにくいのかなと思うと、顔が見えないというか、周りに知っている人がいないとか、そこが実は鍵なんじゃないかなって思っていたんですよ。
今、例えばJリーグの方にサインをもらいに行くとか、Jリーグの方との関係というのはきっとサードプレイスになっているだろうし、
Jリーグに限らずですけど、子どもたちが何かしらの顔が見える関係ができたときに、そこがきっと顔が見える関係として学びの場になっていくというのは、
経験があったので、今それと繋がりました。
僕は公民館に子どもたちに行くのがすごく好きで、そこにおじいちゃんおばあちゃんがいっぱいいたんですよ。
そこはですね、ボクシングジムとボクシングの方がいらっしゃる病院が真隣にあったんですよ。
その方が結構遊びに来るんですよね。
子どもたちはそれでいろんな方に会えるかもしれないというので結構集まっていった結果、
知らぬ間に、別にボクシングの方がいるかいないか関係なく、その公民館が集まる場所になっていて、
学びの場なんですよね、いろいろ。
やっぱり異年齢での繋がりができるし、
そういう場としていろいろ考えたときに、
今Jリーグの方がいらっしゃることっていうのはきっとそれを作っているんだろうなって思いながら聞いてました。
鈴木さん学びの場にもなり得るんじゃないかということですけれども、いかがですか。
まあそうですね。
でも今大臣先生が言われたように、サードプレースっていうのはとても大事だなと思っています。
皆さんご存じかあるんですけど、ししゃもさんっていうですね、3人の女性のバンドがあるんですけど、
彼女たちもフロントアレの試合の観戦体験をもとに、
明日もっていう曲を作ってくれたんですね。
そうなんですか。
歌詞の中にも、週末のヒーローに会いに行くために月曜日から金曜日頑張るみたいな、
そういう歌詞があるんです。
いいことばかりでないけれど。
そうそうそうそう。
同じで、学校も結構辛い、家にももしかしたら居場所がないんだけど、
週末、自分の好きな作曲チームに行って声を出してたら、
もやもやも吹っ切れることもあるかもしれないし、
スタジアムでよく会う人と仲良くなって、
その人は自分を一個人として何の情報もなく受け入れてくれるみたいなのがあれば、
それだけで2週間頑張れる可能性もあるとかって考えると、
そういうふうにスタジアムだったりとかクラブを使っていただけたら、
それはすごく嬉しいですね。
サードプレイスっていうのが、本当にクラブがそうなってくれてたら、
地域に役に立ててるかなと思いますね。
21:04
いや、いいですね。ワクワクしてきますね。
本当に嬉しいと思います。
ではですね、今後の話を伺っていきたいなというふうに思ってまして、
川崎フロントアレで地域と一緒に動いていくっていうことを学ばれて、
その力をJリーグ全体にということで今所属されているかと思うんですけれども、
今後目指していく先っていうことについて伺ってもよろしいでしょうか。
そうですね。コロナ前とコロナ後で大きく変わったのは、
より地域が重要、中心になるなというふうに思っていて、
最初のコロナの頃は県またぎも会う頃だったじゃないですか。
経済も含めてコミュニティも含めてやっぱり地域の中で経済なり、
いろんな思いも含めて循環するんだろうなと思っていて、
その地域内でどれだけの循環を作れるか、
うるさいも含めて、地域が豊かになるか、
そういう地域が増えていくことが大事だなと思っている中で、
今40都道府県の57クラブがありますので、
一つでも大きいクラブがそこに役に立てたら嬉しいなというふうに思っています。
そのために地域の方に対してきちんと認めていただいて、
仲間に入れていただくことが大事だと思いますし、
どうしてもスポーツクラブはスポンサーさんとかが一番わかりやすいですけど、
応援してもらう側になってしまうんですけど、
同じ地域住民であれば応援してもらったら応援しなきゃねっていう、
そのクラブ側ももっともっと地域に対して、
今以上に回数とかではなくて、
気持ちの部分も思いの部分ももっともっと地域のためにということを思うことが、
自分たちにも返ってくるんだろうなと思っているので、
今できていないというわけではなくて、もっともっとそういうふうに地域の方に、
仲間に入れてもらえるような、そんなクラブが増えていってもらえたらいいなと思いますし、
そのためにいろんな人と、シャレンと言っている以上、手をつないで連携して、
その地域で困っている人とか悩んでいる人とか、
そういうことの解決の糸口をクラブが、
ハブとなって担いでいけたらよいかなというふうに思っています。
応援し合える関係、いいですね。
確かにサッカーの試合のときにサポーターの人がもう声を限りに応援をしているわけじゃないですか。
それをどうやって返していくかということで、地域貢献に活かしていくっていうのは、
自然なことなのかもしれないですけど、
ちょっと思いついてできるようなことでもないかと思うので、
本当に地道な努力が結ぼうとしているんじゃないかなというふうにも受け取りました。
24:03
大ちゃん先生いかがですか。
Jリーグの方たちが、自分たちが地域に何ができるかとか、
子どもたちのために何ができるかと考えているところの、
その姿で影響されて、
例えば八百屋さんが自分たちが何ができるのか、
学校としても地域に何ができるのか、
みんなが地域に対して自分ごとになっていくっていう、
その姿に動かされるところがあるなと思いました。
僕は学校視点で見ると、
学校は学校の中で結構やりがちで、
自分が反省しているんですけど、
もっとベクトルを変えていくというか、
地域に向けて地域で何ができるかになっていくと、
きっと地域が豊かになっていく。
自分ごとの方が増えていくっていうことが、
すごく遠回りなようで、
それが結果として豊かな地域を作っていく。
自分ごとって言葉が浮かび上がってくるような感じですね。
そうですね。もちろん試合に強くて優勝を重ねているチームでしたら、
きっと応援してくださるんでしょうけど、
応援した分を返していけるような人じゃないと、
きっと続いていかないですもんね。
本当に素敵な関係性っていうのが見えてきたなと思います。
田中先生、何かありましたか?大丈夫ですか?
いいなと思って聞いて。
いいなって。
Aリーグの方がやってくださって、
学校教育にいっぱいチラシくるんですよ。
それで嬉しいなって思うと同時に、
じゃあ僕たちは何を返せるのかっていうのを考えている自分がいるので、
すごいいいなって思って。
そんな感じ。
そうですね。ある方に言われたのは、
昭和の時代は大家族で、平成の時代は各家族で、
令和の時代は地域家族だっていうふうに言ってた人がいて、
家族、子どもたちも含めて地域でみんなを育んでいくっていうのが大事だと言われたことがあった。
セキュリティとかいろんなことで学校に行くにも、
昔は名札付けて学校に行ってましたけど、
そういうこともなくなりましたし、
地域の知らないおばちゃんからないないちゃんって言われることも今ないんだろうなって思うと、
世知辛い世の中だなと思うので、
お互いがいいよって言える場をたくさん作ることが、
それぞれの人たちの名前を覚える場所にもなるのかなと思うので、
そういう場の役に立てることはたくさんやれたらいいんじゃないかなと思いますし、
教育っていうのも、今回教育地域も子どもたちの教育も含めて、
漢字が教え育むなんで、
どうしても大人から子どもへみたいな感じになっちゃうんじゃないですか。
教育の教をともにに変えてもらうと、
27:04
みんなで学び合えるそんな地域になるんじゃないかなって思いますよね。
ものすごいわかりますよね。
いわゆるともにの方ですよね。
ともに歩くっていうのをできるとしたらどれだけ幸せかってことなんです。
今、ようこそ先生っていう取り組みをしてるんですね。
それは地域の方とか社会の方で活躍される方をどんどん学校にお招きしていくと、
誰もが先生なんですよね。子どもにとっては。
学校の先生だけじゃない。
そうすると地域に目を向けたときに、
地域って先生いっぱいいるぞって。
子どもたちも先生なりうるというか、
みんなが地域の中で駆動し出すっていうのはできるためにも、
教育のイメージがともにの方に向きで変えちゃおうかっていってね。
今回も我々がやってる教育サーティスもいずれ変わってるかもしれないですよ。
変わってるかもしれないですね。
本当どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
本当はじめはJリーグ、クラブをどう結びつけていこうかなと思ったんですけれども、
まさに地域のことですし、
共に学ぶっていうことのワクワクする未来を一緒に考えられたかなというふうに思います。
本当にどうもありがとうございました。
ありがとうございました。ありがとうございます。
それでは今回のゲストはJリーグ社会連携室鈴木淳さんでした。
今日どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それではエンディングです。
テーマ、地域が次世代のためにできることですけれども、
前回の中田ですさんからいただいた宿題、
社会のために僕ら一人一人が何ができるのかなということで、
このテーマに至ったわけなんですけれども、大地安先生、得たもの何かありましたか?
ありましたね。
具体的に得たものが今回の話の中でたくさんあったものを、
あえて抽象化してキーワード化してみたんですけど、
やっぱり自分ごとになるっていうのは、やっぱりその社会を良くするために必要じゃないかなと思いました。
だから例えばさっき例題した八百屋さんとか、あと学校とか、
あと社会休憩やってる方とか、Jリーグの方はもちろんですけどやってくださってて、
自分ごとに全体的になっていくにつれて、地域は豊かになっていく。
そうすると、きっと伊達さんが問いとして出してくださったことに対して、
30:01
僕としては答えられるかなって、自分ごとっていうのは見えてきました。
本当自分ごとは中心のテーマになってきましたね。
本当にサッカーチームだって勝つだけじゃない、強いだけじゃないんだっていうことは、
それを僕ら一人一人にもきっと言えて、稼ぐだけじゃないだろうし、
自分が何ができるのか、自分ごとにして考えるっていうのは、
すごくこれからも考えられるテーマだなというふうに思いました。
あと僕としては、最後の方にお話しいただいた、令和は地域家族の話ですね。
響きましたね。
ちょっとグッときちゃいましたね。
令和始まったばかりですからね。
令和何十年、二十年、三十年になったら、
もう堂々と令和は地域家族で変わったよねって言える社会にしていきたいし、
なんか鈴木さんの話聞いてると、できちゃうんじゃないかなっていう、
なんかポジティブな気分になるんですよね。
わかりますね。
なんかできちゃうって思ったんですよ、僕も。
決意というか、やっぱり学校がハブになりたいみたいなのは出てきて、
きっと学校がもっとたくさんの方が関われるように、
地域の方が来れるとか関われるようにしてハブになっていくと、
地域家族っていうのも実現に貢献できるんじゃないかなと思えたんで、
それをやりたいなって改めて決意表明ですね。
地域で学校がハブになるっていうことですけど、
何か考えていることがあると伺いまして、教えてもらってもいいですか。
今、教育ってともに育てるという言葉で、
トモハグっていう活動を今進めています。
これは簡単に言うと、地域の方々とつながっていこう。
目指すところとしては、地域が一つの教室になるようにしたいっていうのがあります。
今、地域で社会教育をやっている方とか活躍している方とどんどんつながっているんですね。
それを学校がやっぱり中心となって、どんどんつないだりとか場を作っていくことで、
きっと実現していくだろうっていうのを目指しています。
今はまだ作り出し、走り出しなので、まだまだですけれども、
今日の話を受けて、ぜてやたるって思いましたね。
トモハグプロジェクト、ぜひ坪玄さん応援してください。
もちろんです。
ウェブサイトとかあります?
これからです。
これからです。
完成したらほぼ今日の概要欄にもどんどん貼ってプッシュしていきたいですね。
今、大学教授の方と社会教育やっている方と、地域の保護者の方も入っていて、
33:00
あと学校の教員も入っている中で、ロゴをどうしようかっていう話と、
あとは今プラットフォームを作っているところなんですけど、それをどうしていくか。
あとはどういうふうな活動をしていくかの具体を今詰めているところで、
ワクワクしながら、いろんな立場の方が運営にいるので、ワクワクしています。
なので、また報告をさせてください。
めちゃくちゃ気になりますよ。
本当、保護者の方も先生も子どもたちも地域の人もすごいですね。
アベンジャーズみたいなもんですね。
まさにそうなんですよ。
各プロフェッショナルですよね。
保護者の方なんかまさに教育のプロなので、そういう方にも関わってもらうというのはありがたいことです。
素晴らしい。
これは進捗状況をこちらの放送でもお伝えしていきたいなというふうに思います。
それいいですね。ありがたいですね。
でも本当今日は同じようなモデルとも言えるかもしれないですし、
もう何年もやってらっしゃる鈴木さんからお話聞いてよかったですね。
よかったです。本当に勇気ももらえましたし、ヒントももらえたので。
本当にワクワクする気持ちをいただいたなというふうに思います。
というわけで保護教育最前線あなたに代わって私が聞きます。
今回のゲストは鈴木潤さんで地域が次世代のためにできることというテーマでお話ししました。
今回も聞いていただいてどうもありがとうございました。
ありがとうございました。またよろしくお願いします。
34:40

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