シャドー・モセス島の占拠
久しぶりだな、スネーク。君を迎えに行かせたのは他でもない。大変なことが起きて、また君の力が必要になったのだ。
今から5時間前のことだ。アラスカ・フォックス諸島沖のこと、シャドー・モセス島が現役の特殊部隊によって占拠された。
占拠したのは、ハイテク特殊部隊、フォックスハウンドと、彼らの率いる次世代特殊部隊。
彼らはある要求をワシントンに突きつけてきた。それが受け入れられない場合、核を発射すると通告してきている。
シャドー・モセス島には核兵器廃棄所があるのだよ。 君に依頼する任務は2つ。核兵器廃棄所に単身潜入し、
人質として囚われたダーパ局長のドナルド・アンダーソンと、アームズ・テック社の社長ケネス・ベイカー、この両名を救出すること。
そして、テロリストの核発射能力の有無を調査し、事実ならばそれを阻止することだ。
首謀核であるフォックスハウンドは、あらゆる技能と知識を持ち合わせている精鋭中の精鋭だ。
今回のテロに参画している隊員は、いずれも一筋縄ではいかない強者ばかり。
サイキック能力を持つサイコンマンティス、天才女狙撃手スナイパーウルフ、変装の達人デコイ・オクトバス、土管のシャーマンバルカン・レイブン、
拳銃の名手リボルバー・オセロット、人間発電所ブルーノ・サンマルチノ、鉄の爪フリッツフォン・エリック、
不沈艦スタン・ハンセン、燃える闘魂アントニオ・イノキ、革命戦士チョウシュウ・リキ、
アイアムプロレスラータカダ・ノブヒコ、平成の格闘王タカダ・ノブヒコ、青春のエスペランサータカダ・ノブヒコ、
わがままなヒザ小僧タカダ・ノブヒコ、
赤いパンツの頑固者タムラ清氏、
不発の核弾頭バクショー問題、遅れてきたルーキー・ブーマー、邪悪なお兄さんカイジャリス水魚、
電光石火のトリプルプレイ・ネプチューン、地獄の砂付近カナヤ・ヒデユキ、アジアの超特急バツグン、
戦慄の不平和音フォークダンスでナルコザカ。
ナルコザカが好きだった私は。私はナルコザカが一番好きだったな。ドラえもんのネタ衝撃だったな。
青いホッカムリをして、タオルをホッカムリで頭に巻いて、それでドラえもんだっていう。あれは衝撃的だったな。すごかったな。センスがすごい。
国民的美少女ゴトー・クミコ、アジアの妖精ビビアン・スー、1億円のシンデレラサカキバラ・イクエ、
ハワイから来たバイリンガールハヤミ・ユー、国民のおもちゃ新発売ヤマセ・マミ、
1億人の妹大葉・クミコ、西条秀樹の妹かわい・ナオコ、横浜銀梅の妹岩井・サユリ、
瞳そらすな!僕の妹松本・イオ。この妹システムあったな。妹っていう設定にする。
身近な存在的なアピール的な設定にしてバーターを狙っていくみたいな。そういうところあったな。
あと設定のところで言うと、フランスと中国のハーフの女の子、かわいその子っていうのもあったな。
これも普通に嘘だな。日本人だったから普通に嘘だったな。
フェニックスから来た少女、朝霞ユイ。朝霞ユイは宮崎出身なんだな。
宮崎出身で、フェニックスっていうのは宮崎県を象徴する県の木なんだな。
ヤシカの木をフェニックスって言うんだけど、そっから来たっていう。木から来てるっていうな。
桃から生まれたみたいな。桃太郎的なことになっちゃってるな、これな。
ちょっと違うな、それはな。そうじゃないだろうって気がするけど。
今世紀最大の美女、アガリ・ターキ。これは言い過ぎだな。これはさすがにちょっと言い過ぎだと思うな。
綺麗な人だけども、さすがに今世紀最大はちょっと盛りすぎだな。
売り出していきたいんだという気持ちはわかるけども、ちょっと欲張りすぎだな。
もうちょっと謙虚になってもいいんじゃないかなっていう気がするな。
クラスで5番目に可愛い女の子、桑田康子。これは逆に謙虚すぎるな。
これは逆にかわいそうだ。桑田さんかわいそうだよ。
今世紀最大はさすがに言い過ぎだけども、クラスだったらせめてクラスでは1番にしてあげないと。
これはさすがに桑田さんかわいそうだ。桑田康子さんかわいそうだ。どんな人なんだろうな、この人。
ちょっと調べてみようか、これ。
5番目だな。5番目だった。これいい意味で5番目だな。前向きな方の5番目だよな。
いい意味で5番目だったな。
おきゃんなレディー、坂井範子。おきゃんじゃすまなかったな。おきゃんどころじゃなかったな。
ジャンプするカモシカ、浅野由子。ジャンプするカモシカ?なんだこれは。
これはもう根本的に違うだろ。そういうことじゃないだろ。
これただの情景描写だからな。カモシカのような足みたいな。そういうようなみたいな。
そういうたとえみたいなことだったらわかるけども。
ジャンプするカモシカはカモシカの生態を説明してるだけだからな、これ。
走る犬みたいなことだろ。挟むカニみたいな。そういうことだから違うよな、これはな。
どうして浅野由子の事務所は面倒くさくなっちゃったのかな。
どうしてこういうこと。
そして彼らを率いるのがフォックスハウンドの実践舞台リーダー、リキッドスネークだ。
そう、君と同じコードネームを持つ男、リキッドスネーク。
だからこそ、この任務は君にしか達成できないのだ。
いいか、スネーク。
スネーク、スネーク、スネーク、聞いているのか、スネーク。
スネーク、スネーク、スネーク!