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  2. #36 グランディアでニューゲーム
2022-12-26 32:27

#36 グランディアでニューゲーム

今回は「グランディア」の紹介。発売25周年を迎えたけどいまだ色褪せない名作RPG。後半ではネタバレありの話をしてます。

本編にて紹介してるサントラ /交響組曲: 忘れられない冒険へ「グランディア」より
https://open.spotify.com/album/3ZDTQ78eA0JQ2zmb7avfoc?si=AuY2dl9WTcu77Y1068gXzQ


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00:02
どうも、ヒヨスケです。ヒヨってニューゲームでございます。
グランディアが好きなんですよ。
なのでね、グランディアの話をそのうちにしようかななんてことを思ってたら、
思ってた矢先に、グランディアが今月で発売されて25周年だっていう情報が入ってきましてね、
じゃあこのタイミングでやろうじゃないかということでね、
今回はグランディアについて話をしていきたいと思うんですけども、
なんかこう、今までやってきた中で一番面白いゲーム何?みたいな質問あるじゃないですか。
すごい雑なやつ。
デリカシーのかけらもない雑な質問あるじゃないですかね。
あれ聞かれちゃうとね、非常に悩むところでゲーム好きの方はね、
そう簡単には選べないと思いますけども。
私の場合、今までやった中で一番記憶に残っているとか、
思い出に残っているゲーム何?って言われたら、もしかしたらグランディアが一番かもしれないですね。
このゲームのキャッチコピーが忘れられない冒険になる。
これがシネマティックRPGっていうキャッチコピーがついてるんですけども、
私にとってはまさに忘れられない冒険になったなという感じのゲームですね。
このグランディアというゲームは、もともとはセガサターンで発売されたゲームですけども、
その後プレステに移植されて、今ではHDリマスターがスチームとかスイッチで販売されているので、
今でも気軽に手に入れることができる状態なんでね。
今からでも遅くないので、やったことない人はぜひやってほしいみたいなところなんですけども。
私はね、もともとセガサターン版でやりましたね、当時。
兄がサターン持ってたんで、このグランディアも持ってたんで、ちょっと貸してもらってやったみたいなところなんですけども、
それですっかりハマりましてね。
その後プレステ版もやって、HDリマスター版もやって、
ということでセガサターンの段階でも2週くらいクリアしたと思うんで、最低でも4回はクリアしてますね。
それくらい何度もやりたくなってしまうような魅力があるわけですけども、
じゃあどこが魅力なのか、いろいろあるんですけども、やっぱり一つ大きいのはストーリーですね。
ストーリーがね、超王道って感じなんですよ。
ど真ん中どストレートみたいなね、豪速級みたいな感じなんですよ。
簡単に言うと、冒険者に憧れる少年が、実際世界を股にかける冒険に出て活躍するみたいなことなんですよ。
だから、ザ少年漫画みたいなね、ブレない王道さみたいなのがあって、そこがいいんですよね。
03:01
骨が太いみたいなね、骨格が強いなみたいなね、ゆえに時を隔てても廃れないみたいな感じがあって、そこがいいんですよね。
主人公がね、ジャスティンっていう14歳の少年なんですけども、
この14歳の少年ジャスティンが生まれ育った町で、ちょっと冒険ごっこみたいなことをしてるところから物語が始まるんですよ。
いじめっ子みたいなやつがいてね、そいつが町の中に伝説の装備を隠したから、それを夕暮れまでに探し出してみろ、みたいな。
見つけることができなかったらお前の負けだ、みたいなことでね、勝負を挑まれる。
その隠した装備っていうのが、精霊の剣とかね、光の盾とか、そういうことなんですけども、実際にはそれが単なる木刀だったりね、鍋の蓋だったりみたいなね、なんかそんな感じなんですよ。
子供らしいごっこ遊びですよ。
そこ、それがね、いいんですよね。
こういうゲームとかね、こういうのが好きになった人なら共感できる部分あるんじゃないですか。
子供の頃にね、長くてまっすぐな棒なんかがあったら、それはもう剣じゃないですか。
剣でしょ。勇者の剣じゃないですか。
剣じゃないですか、それはもうね。
私なんかも田舎育ちでね、山梨が実家なんですけども、畑がたくさんある中で育ちましたけども、桃畑とかね、ある中で遊んでましたけども、
学校帰りにね、木の枝なんか、まっすぐな木の枝なんか拾った日には、それはもう完全に剣なわけですよ。
剣をね、振り回してみたりだとか。
あと、夏になるとね、畑の中でスプリンクラーが回ってたりするわけですよ。
シュッシュッシュッシュッ回ってたりするんでね。
そこに木の板持ってね、木の板縦にして突っ込んでたりとかね。
で、びしょびしょになってたりとかね、したんですけども。
でもそれは、自分の中では敵の攻撃を防ぎつつ、勇敢に立ち向かう戦士みたいなね、感じの妄想してたりだとか。
そういう子供の頃に思い描いてた冒険物語みたいな、想像の中で膨らんでいった冒険をゲームを通じて体験できるみたいな感じですかね。
ああいう冒険をまさにジャスティンがするんですよね。
なんかこう、ドキドキとワクワクがあって、ちょっと素敵な女の子に出会ってみたりだとかね。
そういう子供の頃に夢に描いてた冒険をジャスティンがしてくれるんで、それを実際に体験した気になれるというかね。
そこがね、すごい良いんですよ。
童心に変えると言いますかね、そんな感じが良いんですよ。
かといって幼稚な感じっていうわけじゃなくてね、しっかりと王道を突き進んでるみたいなところがね、ちゃんとベタをやるみたいな感じ。
それがね、良いんですよ。丁寧に作ってやるのがね、素晴らしいんですよね。
ちゃんとベタをやるって難しいですからね。
そんな魅力的なストーリーを彩るBGMが、またこれが良いんですよね。
06:04
サントラお祝いのりゆきさんという方がやってるんですけども、どの曲も場面にマッチしててね、素晴らしいんですけども。
特にメインテーマのね、グランディアのテーマっていうのが最高なんですよ。
大好きでね、私これが。
いまだによく聴きますけどね、サントラ持ってるんで。
毎回聴くたびに、冒険のワクワク感が蘇ると言いますかね。
THE冒険っていう内容に対して、この曲もまさにTHE冒険っていう、これしかないっていう感じのマッチしてるんですね。
だから、たぶんこのグランディア全然知らない人に、
グランディアってこういうお話なんですよってことを説明した上で、
じゃあ今から何曲か聴かせるんで、こん中からグランディアのテーマ曲を選んでくださいって言ったら、
かなりの正解率を叩き出すと思いますよ。
Easy問題ですよこんなのは。
ドラクエとかモンハンとかそれっぽい曲を何曲か聴かせた上で、その中にグランディアも入れて。
で、どれでしょうってやったら、たぶん当たると思いますよ結構。
ミリオネアの2問目ぐらいでいいですよ。
それぐらいEasyだと思いますよ。
もうこれしかないっていう感じの曲がね、最高なんですよね。
なんかこう冒険のワクワクが詰まってると言いますかね。
時に出会いや別れがあってちょっと切ない感じだったりだとか、ちょっとロマンスがあったりだとかね、
そういう全部この1曲に詰まってるって感じがしますね。
これね、ただオリジナルのサントラは配信がないんで、
聴こうと思ったらどっかでCD探して買うしかないかなと思うんですけども。
それはちょっと残念なんですけども。
ただね、なぜかね、ブタベースと公共楽団っていうところが演奏してるアルバムがありまして、
それ配信があるんですよ。サブスクでも聴けるんですよ。
なぜか。なんでかよくわかんないんですけど、そういうのがありましてね。
なんでまあちょっとそれを聴いてみるのもいいのかなっていうところですけど、
ただそのこのブタベースと公共楽団がやってる演奏はね、
当然素晴らしいんですよ。演奏は素晴らしいですし、曲そのものも素晴らしいから。
いいんですけども、ただオリジナルとは雰囲気がだいぶ変わっちゃってるんでね。
オリジナルの方はエレキギターが入ってたりなんかして、
いかにも14歳の冒険っていう感じのワンパクな感じというかもね、
表現できてすごい最高なんですけども、
ブタベースと公共楽団の演奏はちょっと落ち着いた雰囲気に、
マイルドな感じに仕上がっちゃってるんでね。だいぶ雰囲気違うんですけど。
まあまあでもそれはそれでね、一つの魅力としていいかなと思うんで。
特にオリジナル知ってる方はね、ちょっと聴き比べてみるのもいいのかなというところなんですけど。
せっかくだからですかね、概要欄にちょっとSpotifyのリンクでも貼っときましょうかね。
もうね配信ないのが、配信を探そうと思ってね、
09:01
iTunesストアでグランディアで検索したらめちゃくちゃアリアナ・グランディアが出てきた。
違うだろ、全然違うだろっていうことなんですけども。
なのでちょっとね、これぜひ配信して。
私が持ってるサントラもね、完全なやつじゃないんですよ。
ベスト・オブ・グランディアっていうね、
ちょっとサントラの中から何曲かピックアップしたやつを持ってるんで、
ちゃんとしたサントラ持ってないんでね。
気軽に買えるように配信してほしいなというところなんですけどね。
そんなことでね、今からでも十分やる価値のある魅力のある作品だなとは思うんですけども。
ただね、注意点が一つありましてね。
今からやるとしたらね、このHDリマスター版をやることになると思うんですけど、多くの人は。
これね、今ちょっとどうなってるかわかんないですけど、
少なくとも私がやったときは、ちょっとバグがありましてね。
スイッチ版は私やったんですけど、バグがあって、
それもしかしたらアップデートでもう直ってるかもしれないですけどね。
ちょっとわかんないんですけど。
キャラクターが喋るときにセリフがテキストウィンドウに出て、
そこにキャラクターの顔のイラストも入るんですよ。
その顔のイラストにいろんな表情がついたりするんですけど、
この一部でね、この顔のイラストが違うイラストに変わっちゃってるところが、
いくつか、何箇所かあるんですよ。
主人公のジャスティンが喋ってるはずなのに、
関係ない女の子のキャラクターの顔になってたりっていうことがあるんですよ。
しかもそれが結構敵キャラに向かってシリアスなシーンでね、
敵キャラに向かって、「おい!何をすんだ!やめろ!」みたいなことを言ってるシーンで、
全然関係ない女の子のキャラクターになってたりするんですよね。
これ残念ですね。
これ、やったことがある私からすると、
これ普通に間違ってるだけだなっていうのはわかるんですけどね。
全然初めての人からしたらちょっと混乱しますね。
なんだこれ、なんだこれって。混乱しちゃうと思うんでね。
あれちょっと残念なんですけど、
ちょっとアップデートで直ってればいいんですけども、
ちょっとわからない。もしかしたらまだ残ってるかもしれないんでね。
HDリマスター版やる人はちょっと気をつけてほしいなというところですけども。
そんな感じでね、
ストーリー的にはもうど真ん中、
高速級、ストレートみたいな内容なんですけども、
ソウル以外の部分はね、結構変化級と言いますかね、
ちょっと個性がある内容になってまして、
まず一つはグラフィックですね。
グラフィックが特徴ありまして、
これFF7と同じ年に出てるんですけど、
FF7が1997年1月発売で、
同じ年の12月にこのグランディアが出てるんですね。
FF7は当時すごい話題になってましたけど、
私はやってなかったですけどね。
話題になっててすごいぞということなんですけども、
すごいぞすごいぞって言われてはいたんだけど、
私はね、確かにすごいなと思いつつも、
グラフィックに関してはね、
いまいちピンときてなかったんですよ。
ずっとFF過ぎで6まではやってたんですけど、
12:02
6の時なんかのね、
すごい緻密に書き込まれたドット絵のね、
グラフィックを見た時の驚きみたいなのはなかったんですよね。
なんかこう、3Dのキャラクターだからね、
ポリゴンモデルのキャラクターだけど、
各々じゃないですか、あれがなんかね、
なんだこれみたいなのは正直ありましたよ。
それに対して背景が1枚絵だから、
背景はちゃんとした絵なんだけど、
そこに載ってるキャラクターがね、
なんか変だなみたいなことは思っててね。
グラフィックに関しては正直、
FFといえばグラフィックのすごいみたいなとこあったんだけど、
7に関してはいまいちグラフィックピンときてなかったんですよね。
だからそれに対してグランディアはね、
グラフィックすごい良かったんですよ。
当時としては私はFFよりも断然グランディアの方が
インパクトありましたね、グラフィックのインパクトは。
グランディアは逆でね、FF7と逆で、
背景が3Dのポリゴンモデルで、キャラクターは2Dのドット絵なんですよ。
だからいまスクエニがやってるHD2Dみたいなことですよね、
その先駆けみたいな感じになってますけども、
これがねすごいよくできててね。
で、その背景が3Dっていうのもね、
そっちの方が断然いいと思うんですよ。
マップ的にもね、そういう方がなんかこう、
あれ、探索しがいがあるというかね、だし、
理にかなった選択だなという気がしますけどね。
このキャラクターがドット絵であることに関しては、
キャラクターまで3Dにしちゃうと
ハードの性能的にちょっと無理だからということらしいんですけど、
でもね、このドット絵がいいんですよ、また。
で、背景が3Dだからね、360度視点を回せるんですけども、
それに合わせれるように、
ドット絵のキャラクターも立ち絵だけでパターン、
8方向からのパターン用意してるんですよ、ちゃんと。
だからすごい、2Dのドット絵にも関わらず、
3Dの背景にちゃんと馴染んでる感じがあってね、
すごいいいんですよ。
でもこれまたよく動くしね、キャラクターが。
だからドット絵好きとしてもすごく魅力のある内容になってるし、
あとムービーシーンがね、イベントシーンが、
今度キャラクターがドット絵じゃなくてアニメになるんですよ。
3Dの、3D CGに対してアニメを合成してるみたいな。
CGとアニメの融合っていうのがね、これ良かったですね。
アニメに3D CGなんていうのは今では当たり前ですけど、
当時はあんまりそんなになかったと思いますね。
結構独特な雰囲気があって、インパクトありましたね。
これだから、グラフィックに関してはFFより断然、
私はグランディアの方が当時は驚きとインパクトがありましたね。
またね、戦闘がね、これまた独特で個性があって、
良かったんですよ、面白かったんですよ。
ストーリーだけが面白くてもね、さすがに4回もクリアする気にはならないんですけども、
RPGの戦闘大事ですからね。
この戦闘が面白かったっていうのも大きいですね。
15:00
まずはシンボルエンカウントなんですけど、
エンカウントするとバトルフィールドに切り替わって、
自分のキャラクター、味方キャラクターと敵キャラクターが
ランダムに配置されている状態になるんですけども、
位置関係が結構また重要で、
例えば攻撃っていうのを選ぶと、
自分が敵のところまで走っていって攻撃するっていう感じなんですよ。
近くまで行かないといけない。
それに対して走力っていうパラメーターが関係してきて、
遠くの敵を選んじゃうと走っていくのに走力が足りなくて、
途中で止まっちゃって攻撃できないまま終わっちゃうみたいなことがあったりね。
あとは配置も重要で、
例えば味方が固まっていると敵の範囲攻撃の魔法を食らったりすると、
まとめてダメージ食らっちゃうとかね。
逆に敵にダメージ与えることもあるし。
自分から一直線にまっすぐ攻撃をするなんていう必殺技を使うとすると、
自分から見て敵がまっすぐ並んでた方が都合がいいんで、
それに合わせてちょっと位置取りをするみたいなことが必要になってきたりだとか。
だから位置を移動するということでワンタウンを使ったりとかね、
いう戦略も出てきたりとかして、
こういう位置取りの戦略性っていうのがあって、
まず一つ面白いっていうのと、
もう一つはIPゲージっていうのがあって、
これは普通のターン制のバトルじゃなくて、
FFのアクティブタイムバトルみたいな、
時間が進行していって、
行動順が来た人から順に行動するみたいな感じなんですけど、
このIPゲージっていうゲージの上に、
味方のキャラクターも敵のキャラクターも全部アイコンが並んでて、
それが同時進行で進んでいって、
全員の行動順が分かるようになってるんですよね。
次誰が行動するみたいな。
目に見えるようになってるわけですよ。
こういうね、これに似たようなシステムを導入してるゲームは他にもあって、
たまに見かけるんですけど、
例えばFF13なんかはそうですね。
あれはもう順番が分かるようになってるんですけど、
ただね、これ最初にやったのグランディアじゃないかなと思うんですよね。
多分。
ちょっと詳しいことは分かんないですけど、
でも少なくとも私はグランディアで初めて見ましたね、これ。
これが面白くてね、
すごい戦略性が高くなるんですよ、これで。
メーターの5分の4ぐらいまで行ったところで、
コマンド入力がまずできるわけですよね。
何行動何しますかっていうのを選べる。
例えば戦うを選ぶ。
そうすると残りの5分の1を進んでいって、
一番端まで行くと実際戦うっていう行動に移るっていう感じなんですよ。
なんですけど、この強力な魔法とかを選ぶと、
その残り5分の1を進んでいくところがゆっくりになっちゃって、
場合によっちゃ敵に追い越されて先に攻撃されちゃうとかね、
いうことが発生したりもするし、
あと攻撃を受けるとメーターの進行が止まっちゃうんで、
18:01
なかなか先に進めなかったりとかね、
どんどんどんどん追い抜かれていっちゃったりとか、
いうことがあったりだとか、
あとコマンドを選んでから行動するまでの、
この残り5分の1のここでキャンセル攻撃っていう攻撃を受けちゃうと、
もう行動がキャンセルされちゃって、
メーターの端まで戻らされちゃうっていうことがあったりするんですよ。
ここら辺を逆に言えば、
だから敵を走することもできるわけで、
キャンセルさせることもできるわけで、
そこら辺の戦略性がね、
このタイミングでこの攻撃を繰り出せばキャンセルできるなとか、
こいつを今倒せる状況なんだけど、
でも今こいつが強力な攻撃しようとしているから、
まず先にこいつを攻撃した方がいいなとかね、
いろいろそこら辺の戦略性が結構奥深くて面白いんですよ。
RPGの戦闘ってちょっとややこしくなりすぎると、
ちょっと面倒くさくなってくるなみたいなところもあったりするんですけど、
回数何回もやりますからね。
ただグランディアに関しては少なくとも私は、
最初から最後まで普通に面白かったですね。
面倒くさくなることもなく楽しく戦闘をやったなという感じでしたね。
ただね、あんまり言っちゃうとネタバレになるのかな。
難易度的なところでね、結構手応えがあって面白いんですよ。
面白いんだけど、中にはここちょっと簡単すぎたかなみたいなところもあったりして、
あんまり詳しくは言わないですけども、
ここはもうちょっと難しくしてくれてもよかったんじゃないかなみたいな、
盛り上がりどころだからみたいなところもなかったりしてね、
そこら辺のバランスちょっと残念だったかなと思う部分もあるんですけども、
でも基本的には最後まで楽しく戦闘できたなというところで良かったですね。
そんな感じでいろいろと一気に紹介していきましたけども、
ここから先はネタバレありということで話をしていきたいなと思っておりまして、
というのもね、グランディは私好きなんですけど、
好きなんだけども、ちょっと好きなんだけど、ということでね、
テルヒコ最後なんですけども、
だけどもちょっと物申したいというところがありましてね、
それを話そうと思うと、もろエンディングの話をしなきゃいけなくなるんで、
なんでここからちょっとネタバレで行こうと思うんですけども、
でもあれだな、せっかくだから先に軽ネタバレ、
エンディングと関係ない軽ネタバレの本の話もしておきましょうかね。
文句を言う前に、逆に好きなシーンというのもちょっと言っておきたいんでね。
それはね、結構序盤の方なんですよ。
グランディはいろんないいシーンが多いんで、一つ選ぶの難しいんですけども、
でもやっぱりこのシーンは外せないなというところでありまして、
21:00
それがね、ジャスティンが旅立つシーンですね。
あそこね、大好きなんですよ私。
もうね、あらゆるRPGのエピソードの中でも一番というぐらい好きですね。
何かと一番が今回出てきがちですけど、
でもそれぐらいやっぱり印象に残っているシーンですね、あそこ。
たまらんですよあそこは。
何回見てもグッときますね。
もうちょっと具体的に説明しますと、
ジャスティンはね、まだ14歳の少年ですけど、
冒険者ごっこをやってたんだけど、
もうごっこじゃなくて本当に旅立つという決意をする時がありまして、
本当に新大陸に向けて出発するぞと、船に乗り込むぞという時があるんですけど、
でもそれをね、母親には内緒にしてるんですよね。
ジャスティンお父さんが死んじゃってるんで、お母さんしかいないんですけども、
そのお母さんには内緒で旅立つことを決意してるわけですよ。
その明日の朝、旅立つのって決意したその日の夜ですね。
夜にもう食卓でね、お母さんと2人で飯食ってる時に、
普段そんなこと言わないくせに、
このシチュー最高においしいや、みたいな、世界一おいしいや、みたいなことを言うんですよ、ジャスティンが。
それ聞いてお母さんもね、なんだい、おかしな子だね。
いつもと同じなのに、みたいなことを言って笑ってるんですけど、
でもお母さんもね、これ実は元冒険者なんで、
そこらへんのね、ジャスティンの気持ちをね、組み取って悟るんですよね。
この子はもう旅立つつもりなんだなっていうのを悟るんですよ。
でもそれを口には出さないで、なんだい、おかしな子だね。
おかしくて涙が出てきちゃったよ、みたいなことを言うんですよね、お母さんが。
もうね、その切ない感じ、もうすごい明るい食卓、一見明るい食卓なんだけど、
そのすんごい切ない感じというか。
でもそのね、この子供の成長をしっかり見守って支えてやろうみたいなところとかね、
もうたまらんし。
で、その翌朝ね、またジャスティンが早朝にこっそり家を出ていくんですけども、
そこのBGMがまたよくてね、普段の街のBGMって結構明るい感じなんですけども、
そこの時はね、すごい穏やかな感じで、物悲しくもあり、でもどっか希望に満ちている感じもありみたいなね、
すごいいいんですよ、あそこ。
で、そんな中、船着き場へ行ってね、港へ行って、よし船に乗り込むぞっていうところなんですけど、
そこでね、ジャスティンがポケットの中に手紙が入っていることに気づくんですね。
あれなんだこれ、つって開けてみると、それは母親の手紙なんですよ。
その手紙の内容っていうのが、基本的にはジャスティン宛ではなくて、冒険者ですからね、母親は元。
冒険者協会の会長さんと顔見知りなんですよね。
だからその会長に向けて、うちの息子をよろしくお願いしますみたいなことを書いてるんですよ。
それがいいんですよ。最後にね、ジャスティン宛の言葉も残ってたりするんですけど、
でも基本的にはこのジャスティン宛の手紙っていうわけじゃなくて、
24:01
その冒険者協会の会長さん宛の手紙っていうところがまたいいんですよね。
そこで息子のことを語ってるっていう。
それがもうたまらんですね。あそこは思い出すだけでも泣けてくるぐらいグッときますね。
あそこは本当に素晴らしいシーンなんで、これからまだやったことないという人は、
これからやるっていう人はぜひもうかみしめてほしいです。あそこたまんないです。
他にもいっぱいいいシーンがありますけどね。
とまあね、褒めるのはこれぐらいにしてですね。
ここから先ちょっと文句の話になってきますけど、
すなわちエンディングの話になってきますんでね。
さすがにエンディングのネタバレはちょっとっていう人はここで終わりにしてもらって、
あとこの後ネタバレの話しかしませんからね。
もう停止していただいて大丈夫です。
まず2つあるんですけど、1つ目はこれはね、
クリアした人は多くの人が思ったんじゃないかなというところなんですけど、
ラスボスがガイアっていうやつでね、
そのガイアが人々を石化させる、石にする能力を持ってるんですよ。
そんなガイアを倒したことによって、最終的に石になってた人が元に戻るっていうシーンがあるんですけど、
めでたしめでたしなんですけども、
ジャスティンたちの仲間でね、ラップっていう少年がいましてね、
この少年の住んでた村はかつてガイアに襲われて、
多くの人が石にされちゃったんですよ。
生き延びた人は別のところへ移って、新しい集落を作って、
そこで生活してるみたいなことなんですけど、
だから石にされてしまった人はそこに置き去りですよね、元の村に。
それはしょうがないですよ。
なんですけどラップはね、ラップの両親も石にされちゃったんですけど、
ラップは両親をそこに置きっぱなしにするのは忍びないと、
そんなのは絶対ダメだってことで毎日毎日両親の元へ通って、
石像と化してしまった両親を拭いてあげてた、磨いてあげてたんですね。
父ちゃん母ちゃん今日はこんなこと買ったぜみたいなことでね、
言いながら磨いてあげるといいやつじゃないですか。
ラップは常に熱くていいやつなんですよ。
なんですけど、磨きすぎちゃって、
もともと人の形をしてた石が、ただの丸い石になっちゃってるんですよ。
ただの丸い石が2つある状態。
これからお地蔵さん掘るのかなみたいな石が2つある状態になっちゃってるんですよね。
ってことはそれが元に戻るわけですよね。
だから肉と骨の残骸みたいなのがその前にボテッと転がることになるじゃないですか。
急にデビッド・クロネンバーグの世界観みたいなことになるでしょ。
27:00
これどうなんでしょうか。
私がラップだったら耐えられないですよ。
だから最終的に石にされた人が元に戻るっていうシナリオを考えてたんだとしたら、
なぜこのラップの漁師のエピソードで入れたんだっていうことなんですよ。
いらないだろここ。
あったとしても丸くする必要ないだろっていうね。
逆に丸くするほどラップが磨いてたっていうエピソードが欲しいんだな。
石になったやつが元に戻るっていうエピソードは入れちゃダメだろうっていうことなんですよね。
そこらへんどういうつもりでシナリオを書いたのかなっていうのは聞いてみたいですよね。
もう一つがね、エンディングもエンディングの最後の最後、スタッフロールも終わって、
その後のエピローグの部分の話なんですけど、最後ボス倒して、
その後ジャスティンはフィーナっていう女の子と一緒に冒険の旅へ出るんですよ。
ずっと冒険の旅をしてて、久々に故郷に帰ってくるっていうところがエピローグで描かれるんですけど、
それをジャスティンの幼なじみのスーっていう女の子が、
当時はまだ小さかった女の子がすっかり成長して、大人の女性になって、
ジャスティンたちを迎えるっていうところなんですけど、
ジャスティンたちの乗った船が着きました。
ジャスティン、フィーナどこかなと思ったら、ジャスティンとフィーナにそっくりな子供がバーっとやってくるんですよ。
しかも5人いるんです。男の子3、女の子2、5人の、
ジャスティンにそっくりな男の子3人とフィーナにそっくりな女の子2人が、ちっちゃい子がやってくる。
で、これってもしかしてジャスティンたちの、みたいなことでびっくりするんですけど、
まあまあ2人の子供のわけですよ。
このね、子供5人もいるっていうことなんですよ。
いいんですよ、ジャスティンとフィーナの間に子供がいましたっていうのは別にいいんですけど、
5人もいるかねと。
しかも見た目的にはみんな同じ年頃なんで、たぶん5つ子なんですよ。
5つ子いるっていう、その意味がわからんですよ、5つ子にする。
確かね、10年後っていう設定だったかな。
冒険を終えてから、ガイアの倒してから10年後っていう設定なんで、
ジャスティンとフィーナは24後っていう感じかな、なんですよ。
で、10年で5人ね、ちょっとやりすぎじゃないかなっていう。
子供いてもいいんだけど、私だったらフィーナが1個上なんでね、
ジャスティンの姉さん、娘なんで、それをそのまま子供に置き換えて、
例えばフィーナにそっくりのお姉さんとジャスティンにそっくりの弟みたいな。
まるで2人が子供に戻ったかのような表現にしてみたりだとか、
30:02
逆にジャスティンにそっくりのお兄さんとフィーナにそっくりの妹で、
今やもうジャスティンが立派な大人になって、
フィーナを引っ張る立場になっているみたいなことのメタファーにしてみたりだとかね。
そういうんだったらわかるんですよ。
5人いるっていう意味がわからなくてね。
なんでそんなことしたのかなっていう。
5人やりすぎだと思いません?
ギャグとしてもなんか違うなという気がするしね。
どういう受け止め方していいのかがよくわかんないみたいなね。
どういうつもりで5人にしたんだろうっていうのは聞いてみたいですけどね。
ただその後の終わり方は私結構好きで、
スーが子供たちに、
あなたたちのお父さんとお母さんどこ?みたいなことを言うと、
まだ船にいるよみたいな感じで、
スーがそっちを見ると、見て、
ジャスティン、フィーナみたいな呼びかけて、
カメラがパーンとしていくと、
そこで成長したジャスティンとフィーナが映ると思いきや、
映る前にホワイトアウトで画面が真っ白になっちゃって、
おしまいみたいなところになるんですけど、
映らないんですよ、ジャスティンとフィーナは。
それはすごくいいと思うんですよ。
しっかり答えを見せないで、
そこらへんはこっちの想像に任せてくれたっていうところは、
逆に良かったなと思って、
良い幕切れだったなというふうに思うんですよね。
だからその良い幕切れだっただけに、
なんで5人も子供を用意しちゃったのかと。
そこはひっかかる。
毎回エンディングを見る度に思ってましたね。
この5人はいらんなと思って。
グランディアの中で一番いらん要素だと思うんですよ、
私はあの5人。
どうですかね、クリアしたことある人はどう思いましたか、あれ。
私はあれは本当にいらんと思う。
いたとしても2人でいいと思う、子供は。
そんなことでね、散々紹介した後にこれだけ文句を言って終わるっていうのはどうかと思いますけどね。
結構しゃべったんで終わりにしときましょうかね。
ということで、今回も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
おしまいです。
じゃあねー。
32:27

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