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2023-09-01 08:22

#11 論文掲載までの道のり〜意外と時間のかかる投稿作業/投稿先と査読者の選定

論文執筆が終わると、投稿先の雑誌を選んで、投稿作業に入ります。

  • 投稿先を選ぼうーハゲタカジャーナルに注意!
  • 投稿先の要項をよく確認して、準備をしよう(short title, ORCID, 元データの提供、ハイライト、グラフィカルアブストラクト etc.)
  • 査読者を選ぼう
  • カバーレターを書こう!
  • 投稿後にすることは?ステータスチェックしちゃう派?

投稿作業の前に、英文校閲に出して、英語を直してもらう作業をする場合もあります。今回、そのステップは省略して説明しています。いつものことですが、話が脱線しすぎてちょっと不自然なカットになっています...。ごめんなさい。


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サマリー

論文の投稿作業について、投稿先の選択や題材の重要性、カバーレターの添削などについて話し合われます。

投稿先の選択と題材の重要性
ひよっこ研究者のサバイバル日記、略してひよけん。
3点、大きい動物の研究をしているちぃと、小さい動物の研究をしているはちです。
この番組では、研究者として、ひよっこ教員として、はたまた普通のパラサン女として、日々奮闘中の2人のリアルな会話をお届けします。
今回は、投稿作業、論文の投稿作業について、です。
論文を書き終えても、実はまだまだ終わりません。
次は、投稿作業に移ります。
まず、投稿作業に移るときは、投稿先、雑誌を選ぶ必要が出てきます。
そうですね。科学雑誌ってすごくたくさんあって、分野によってももちろん分かれてるし、いろんな分野が出せるような雑誌もあったりします。
どういうテーマの研究をしているのかだったり、その研究で出た結果のすごさみたいな、大発見か小発見か。
まあ、わかりやすく言ったらノーベル賞をもらえるレベルなのか。
そういうこと言ったらめっちゃひと握りだけど。
結果に応じて投稿先を決めていきます。
これはもう指導教官の先生と協調者の人と相談してもらって決めていくっていう感じになるかなと思います。
あと投稿料とか。
確かにね。投稿料がかかる雑誌もあったりするので、お金ないとね、そもそも。
そもそもね、そういうので選ぶときもあるかと思いますが。
そうですね。
ハゲタカジャーナルと呼ばれる雑誌がありまして、研究者それぞれいろんな意見があると思うんですが、
投稿先と題材の関係
個人的には出さないほうがいいかな。
私の分野は出さないほうがいいかなと思ってます。
他にもいい雑誌いっぱいあるし。
ハゲタカね。
どのジャーナルがハゲタカかって実はそんなに知らないけど。
なんかリストあるはずだよね。大学とか出してなかったっけ?
そうなの?これには出すなみたいな。
なんかあった気がする。
学生のときね、ハゲタカジャーナルに気をつけてくださいっていうポスターがあって。
あった。
なんかそこにリストが何々ってあった気がする。
じゃあまあ本当に、しだくらいの先生にどこ出すか相談して、そこに出してください。
投稿先が決まりました。
そしたらやっぱり雑誌によって流儀が違って、題材かなり違ったりします。
だからさ、例えばリジェクトとかされてもう一回出し直すときに、題材が前のジャーナルのままだったらさ、
こいつ絶対ちゃんとしてないなとかって思われるから、
題材ってめっちゃ大事。印象の。
私はそう思ってる結構。雑誌の要項をよく確認して準備を進めるってことがすごい大事かなって。
あと他にもタイトルとは別にショートタイトルを求められたりとか、
大きいと言われる研究者の番号みたいなのがあって、全国版っていう世界共通の。
それを入れてくださいっていうところもあったり、
あとはどういう資金のもと研究をしたのかっていう情報を書くとか、
私最近よく当たるんですけど、データアクセシビリティっていう、
オリジナルデータ、自分が取ったデータが読む人が入手できるのかだったり、
利用できるのであればこのデータベースにそれをアップロードして、
カバーレターとその後の審査
みんなが全部見れるようにしてねっていう。
自分の書いた論文に対して、
授読してほしい人を自分で選ばなきゃいけない。
そうなんですよ。
私初めて投稿するときびっくりした。
本当?
学生のとき。
なんで自分で選ぶのって思ったんだけど、
でもよく考えたら確かにその方がいいよなって。
この論文を投稿すると編集者、
エディターの人とその後授読者に送られるんですけど、
エディターの雑誌の中に何人もいたりして、
その中で自分が誰に見てほしいのかを選択するっていうのもあったりします。
自動的に決まったり、あちらで割り振っていることがあるけど、
本当に割り振られることしかなかった。
結構いろんな分野が入っていたりすると、
自分の学校の分野の人がいいですって選んだりするのが必要だったりします。
これ出すときにカバーレッターっていうのを出さなきゃいけなくて、
私の中ではこんな良い研究したんですが、
この雑誌に載せてくれませんかっていうお手紙だと思っているんですけど。
あれってでも雑誌の全体のエディターのチーフの人に出す?
エディターの人に向かって、
私たちは簡単にこんな研究をしました。
こんだけ素晴らしいデータが載っています。
あなたの雑誌に私たちの結果を載せることは読者も納得するだろうし、
有益な知見を与えることができますぐらいの自己アピールのお手紙。
これさ、結構上のジャーナルになるとすごい大事らしくて、
カバーレッター添削してもらったりとかも。
ネーチャーとかサイエンス系はマジでカバーレッターで決まるらしくて、
今までネーチャーとかサイエンスで、
僕がしたことがある先生とかに送って見てもらってやってるって聞いて。
普段はそんなことはしませんが。
普通の添削しかしなくない?
普通の添削しかしない。
あとは投稿しましたと。
その後にしていく、どんなことがあるのかっていう。
投稿後にすること?
送られた論文は編集者の人がチェックしてくれて、
その審査が通ると読者に送られていきます。
編集者の判断でその時点で、
うちの雑誌には合わないねみたいな感じとか、
ちょっとインパクトがあったり、
ちょっと良くないなっていう判断をされるとリジェクトになって、
エディターキックっていう言い方かな?
キックされる。
つらいよ。
すぐ返事が来ます。
残念でしたということで、
また別の雑誌に投稿するので、
さっきのをもう一回繰り返すって感じになります。
そうなんだよな。
でも、授業者の方に通ったら、
うちでやることないよね。
ステータスチェックとかする?定期的に。
私ね、すっごい気になるとし始めるけども、
1回目の授業に入ってくるまではしないかも。
私もマジでしなくて。
投稿したサイトから、
今自分の論文がどういう状況なのかっていう、
ステータスを少しだけ教えてくれるんだよね。
なんかエディターが持ってますとか、
レビュー中ですとか。
そんなリマインドみたいなの来なくて。
リマインドとか勝手にステータスが変わってるの。
それは開いてわざわざ見るかってことだね。
それだから、リバイズを1回やった後とか見ちゃう、私。
どのまま進んだかなみたいな。
最初の雑誌はめっちゃ見てたけど、
最近はもうそのうち来るっしょみたいな。
1ヶ月過ぎてくるとリバイズ出して、
まだなって思ってそこら辺から見始める。
確かにね、時間がね。
最速した方がいいのかなみたいな。
教えられる時あるじゃん。
だから、あの時はステータスチェックして、
最速メール出してよかったなって思った。
では、次回は投稿後に行われる
茶読という作業について紹介します。
はい。
番組に関する感想やお便りもお待ちしております。
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最後までお聞きいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
せーの、オーバー!
08:22

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