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大きい動物の研究をしているちーと、小さい動物の研究をしているはちです。
この番組では、研究者として、ひよっこ教員として、
はたまた普通の争うのとして、日々奮闘中のPIのリアルな会話をお届けします。
エピソード52に出演してくれた2名の若手教員がまた来てくれました。
お寿司屋さんと、キングさんです。
当日のTシャツの柄から命名しました。
言いたすぎて、自分の考えを発信したすぎて、
自分の研究室でエッセイを発刊するっていう。
かわいいね。
すごいよ。しかもいいこと書いてるもん。
筆豆でしかない。
彼は息するように、逆に論文を書くからすごい本をするんですよ。
言いたくしょうがないから、エッセイにもするし、
しかも自分がいつ、誰、どこでその話をエッセイにまとめたかっていうのを
リファレンスの頭の中に入れてるから、
あの時の内容を人生はケロになってる時に、
君にはこれやってて、それをメールで送りつけてくるんですよ。
キャラクターみたいな人やな。
私も一個くれへんかも。
今、必要なもの。
このままの流れで、なりたいPI相となりたくないPI相の話ですね。
すごい流れになっちゃった。
でも、めっちゃいいPIだよね。
お寿司屋さんの。
覚えますよ、僕。
僕それこそ、自分の指導教員好きだったから、
あんな感じがいいなと思ってたけど、
全然慣れてないからね。
どういうところがいい?
いい意味で裏表もないし、
怒ってる時は怒ってるんやなっていう感じ。
でもフランクな感じで、
ほんまに友達みたいな。
僕は半分は友達だと思ってる。
それ大事ですよね。
同志じゃないけど。
同じ分野に。
それも時代遡るような感じになってきてるかもしれへん。
それこそ、全然研究関係ないアトビに行ったりもしてたから。
指導教員は自分の部屋に全然おらなくて、
学生部屋にずっとおった。
そうなんすかね。
見えたな。
さっきの友達っていう関係が、
時代的にどうなんだろうみたいな話に
すごい思い出したのは、
僕の最初にいたラボの教員が、
昔すごいフレンドにめっちゃいった。
ただ、年とるにつれて、
学生との年齢差が離れてくるじゃないですか。
そうなった時に、
昔は多分いい兄貴分的な感じだったのが、
自分でも多分気づかないうちに、
俺っていい兄貴分だろうみたいな感じになって。
毎日思う。
学生の側は、
やばいな、恐怖だけど。
なんとか全然気づかないんで、
大変楽ですっていう気の使い方をするっていう構図になっちゃう。
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これがやっぱり一番怖いなって思って。
めちゃめちゃ悪い。
うかぶ人がいっぱいいる。
うかぶ人がいっぱいいる。
そうじゃないのが嫌だったからそうしてる方もあるかもしれないけど。
でも結構学生部屋にずっとやるのはどうかわからないですけど、
結構ちょくちょくちゃんと顔出してずっと喋ってるって大事なことなんじゃないかな。
でも学生がどう思ってるかわからない。
でもなんか、
めちゃくちゃ例えば半日喋り込んでるとかってやばいよ。
でもそんな感じだったかな。
中指導教員はずっとトランプしたりとか、
トランプを踏ましたりとか。
すごいな。
普通に遊ぶはありましたね。
ゼミ終わった後、夜17時からプロジェクター使ってみんなで映画観ようよとか。
でもそれやってました。
でもそれ学生だけだったかな。
私の中指導先生は料理が大変上手な方で、
朝7時から作る。
だから実験しようと思って朝来ると、
ラボ目の方にあるんですけど、
もう玄関入った瞬間に全然違う感じ。
スパイス。
自分がPIやる頃にカレー作ろうと思う?
思います。
なんかすごい腹ペコがいたら、
腹ペコでご飯食べたいなみたいな感じの子がいるのであれば、
それはその時々の状況になる。
腹ペコかどうかはパーソナリズム。
食いしん坊。
食いしん坊とかバイトしてもしてもお金ないし、
節約しててお腹空いてて、
でも実験はしたいしバイトもやってる。
そういう感じの子がいたら、
なるべく食費を浮かせてあげたいから。
難しいな。
それこそ何回か前のお寿司屋さんの話じゃないけど、
それで我々がやってきしょいって思われる可能性全然あるなって思って。
きしょいと思われるかもしれない。
お残しは許しませんでみたいな感じになっちゃったよ。
そっかー。
でもやってくれてた先生みんな男性教員だった。
教堂研究室の先生も男性だし、
私は嬉しくて。
でも今まで飲みにも一緒に行きたくない。
あ、そうですか。
すごい行けたけど、
今自分が学生と飲みに行くのとかもなるべくしたくない。
頻繁には別にいいと思うけど、
びっくりしちゃったのが、
結構大きいラボで行ったら、
学生館の行ったことがあって、
その後フォローアップして、
上野先生にも報告してくらいな件があったみたいなのを聞いて、
嫌みたいな。
ちょっと待ってみていいかと思って。
接近との立場では行きたくないと思う。
家の前に。
ただ別に。
家の前に。
でも行くことへ行かない子ができるのもちょっと嫌なんだよね。
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それは分かる。
それでも本人たちが選択だから、
みんな呼ぶって出てくる。
みんな呼ばないのは同じ。
そうやな。
分かりやすいくくりを用意して、
舞台上だったら行きます、私はみたいな。
このくくりで声かけて、
その時これのやつもおればこれのやつもおれば。
でも二階堂に関しては、
絶対に行かないって決めてる先生も結構いる。
いろいろある。
私は毎回何もないときに行くとかじゃなくて、
例えば初期払いとかいう日に行く。
そうなの?
傍年会議とか、
お祝いとか。
大きなサンプリングが終わった日とか、
終わった週に行く。
でも私は全然行くけど。
学生の労働がアクセプトされた時をお祝いしたいんだよね。
すごく盛大に。
学部とか研究室は?
研究室でやっぱりやってた。
うちも部屋でやってた。
部屋でやってた。
部屋が一番理想。
私もそれだとよくないですよね。
いやいや、分かんない。
そういうリスクが。
ゼロではないよっていうか、
それを頭にどっか入れとくのはないしかなって。
可愛いの可愛いのが。
キモいって聞きたくておかしいしね。
そうなんですよ。
どうしたらいいんだろう。
これキモいから。
キモいから。
ですよね。
向こうはそんなことないんですよ。
しか言えないんですよね。
自分で食べたものを作って置いとけばいいんですか?
あ、そうだ。もし食べたかったらどうぞにしたらいい。
明日さ、学生がさ、ガチャって部屋に入ってきてさ、
また多いよ。
なるかもしれない。
確かに。
なんか、仲良かそうか。
そこにいるか、やっぱ。
一人暮らしだからさ、
一人暮らしの子も多いじゃん。
だから、なんかご飯作ったり。
私は嬉しかったです。
いやいや、そうだと思うよ。
押し付けなきゃいいって話じゃない?
全員が嬉しいっていうのだけ、
一瞬疑おうっていう。
喜ぶ人はいっぱいいると思う。
いっぱいいるかな?
いっぱいいる、いっぱいいる。
それはそうだと思う。
でも、喜ばない人もいるときがある。
確かにね。
ヤバイPIですか?
僕は、一応ヤバイPI評論家として。
そのうちの。
プロならね、専門家ならね。
今から本題始まります。
今までのはね、導入トークなんで。
簡単に僕の、今まで見てきたのは、
3、4人いるかな?
何かオフィシャルに認定されてる?
されてない?
大きいハラスメント関連で。
僕が見てきた人の中の共通点は、
バランス感覚がおかしい。
変に優しい。
変にいろいろやってあげるっていうタイプは、
後々問題になるケースがすごい多いから。
変にいろいろやってあげたり、
優しくあったりすると、
どういう後々起きるんですか?
最初に見たパターンは、
中心の学生に業績を作ってあげたい。
学進DCとかもあるので、
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業績を増やしてあげたい。
アイディアも教員が作りました。
ファーストオーサーをその子にあげたい。
しかもそれがどんどんエスカレートして、
実験も自分でやっちゃうし、
原稿もほぼ僕が描くような感じで、
本人は良かれと思ってるんですよ。
その子に業績を持たせてあげたい。
ずっと進学するっていう。
博士まで?
博士まで行くっていう話なんですよ。
ところがその学生が、
結局ドタン版になって、
別の研究室に行きます。
俺やらなきゃいけない。
いろいろその学生なりに考えて、
それは僕もいろいろ話し切ったんで、
分かるんですけど。
なった時に、
今まで僕は逆に、
いや、それ本人のためにならんから。
それはさすがにやりすぎですよ、
みたいなことをやんわりと言ってたんですけど、
先生はずっと、
いや、俺が業績を作ってあげるんだ。
なってたのが、
あんなにしてやったのに。
怖い。
だからそれは結局、
やりすぎちゃうというか、
親切にしすぎると、
何かのタイミングにそれが変わって、
あんなにしてあげたのに。
別にこっちは、
学生がファーストにしてくださいって
頼んだわけじゃないんですよ。
頼んだわけじゃなくて、
自分で良かれと思ってやったっていうのが
積もり重なって、
裏切られたみたいな感じに、
どうしても待ってしまう。
優しすぎたりするときは優秀だし、
それ以外のバランスもあるのかなと。
外面いいね。
外面いいパターンはめちゃめちゃあると思うよ。
いや、そう。
モノをめっちゃあげる。
えー。
モノをめっちゃ。
カレー?
違う、カレー?
違う違う。
そう言うんだよね。
違うの?
違うの?
ゴリバと。
ゴリバ。
ゴリバ分からんし。
買ってきたゴリバと
作られたカレーやったんですよ。
難しいんだよな。
結局関係性やからな。
そうだね、関係性。
私もいきなり入ってきた子に作ろうとかは全く思わなくて、
例えば何ていうか、
そういう止まり込みでやってる実験とか。
それでバイト行けなくなって、
私が言いたかったのはバイト行けなくなって、
ご飯なんか作るって。
今もお金もないってなってるときに、
ちょっと作っといて。
でもそれも変だな、やっぱ。
分かんなくなってきた。
でもいいや、バランスって大切ですね。
優しすぎる。
いきなり優しすぎる。
距離感を無視して、
それこそ物をあげるとかも。
直接指導教員じゃないんだけど、
急に誕生日プレゼントあげますみたいな。
キモ。
それはセクハラの話になるんで、
またちょっと最初の話とは少しずれるけど。
恋愛対象として見ちゃったと思うんですよ。
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彼は分からないんで、
でもカレーと。
結局いじられてる。
でもやっぱりベースに、
ちゃんと信頼関係とか、
コミュニケーションができているか。
ちゃんと指導教員と学生としての
コミュニケーションが日々取れていたら、
これは指導教員からのまかないであって、
握らいのごい場であって、
なるかと思うんで。
それは多分ある気がしていて、
不自然に言って、
なんでそんなに親切にするの?
分からないくらい親切なパターン。
何かのタイミングで来ろってなった教員は、
目指すとこはなかったんですよ。
そういうタイプの、
すごく優しいタイプの教員って、
何を考えてないんですか?
良かれと思って、
押してあげたほうが。
それは最初はそうじゃなかったかもしれない。
別に他の研究室に行くってなるまでは。
来てほしかったし、
夏に来てほしかった。
せんなんででも、
構ってほしかったんじゃない?
って言われうるんやったら、
やっぱり何もできない。
人が浮かんでてさ。
ごめんごめん。
あとは見返りと別で、
本人の中にすごい良い、
俺は良きPIだよ。
そんなこともしてあげるみたいな。
その理想みたいのが先にあって、
そっから逸脱してしまうっていうことに対して、
それがすごく嫌で、
その嫌の穂先が、
自分に向かうときもあるし、
学生に向かうときもある。
こだわりが強いよね。
バランス悪さって、
普通の人が気にしないこだわりを、
すごい強く持ってる人って多いと、
私は最近思ってて。
私エグいわ。
そのうち良くないPIになると思う。
めちゃめちゃこだわりがある。
そうした方がいい。
私もそれはある。
スライド絶対直さないって言ったもんね。
絶対直さないって言うわけじゃねえ。
基本は直さない。
編集はなんでなんですか?
スライド直すのめんどくさい。
パワフォンとか編集がしにくいから。
ただそれだけやし。
好みの問題が多いから、
正解がないとあんまり口出ししてもらう。
こうじゃなきゃ絶対嫌だって。
こだわりっていうのは決めつける。
こうじゃないと失格だとか、
こうじゃないと許さない。
俺の範囲の中に。
俺は私の範囲の中に入ってない。
許容範囲から離れているから、
それはアウト。
これは入ってるから大丈夫。
こだわりはまだ理解できる。
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絶対俺のことは先生と呼ぶなとか。
守られてないときのリアクションのほうが。
確かに。
ぶっちぎるだけで。
全然大丈夫な気がしてた。
ぶっちぎりもったり、
コロッと態度を変えるとか、
それが難しいですね。
さっき決めつけって言ってたけど、
それもまた全然別の話ですけど、
勝手にその学生の研究の話を
外のシンポジウムで話しちゃって、
それも普通に第三者から見て、
そんなのダメでしょってなるんですけど、
本人の中でも完全な理屈みたいなのがあって、
この学生はまだ発表するってことに
慣れてないから、
その学生のためにお手本を見せてあげたの。
勝手に決めつけてて。
それも多分事前に相談して、
あなたの本来は発表成果なんだけど、
あまり慣れてないと思うから、
もしよかったら先に私が発表するっていうのはどうかな、
みたいな相談があったら全然いいと思うんですけど。
普通にそれでみんな学生さんの成果全然発表しません。
経験費とって、
オートグラムとってるのはPIなわけであって、
その中のプロジェクトはそれぞれやってるから、
その中身をPIが発表するのは無性を。
あ、そうですよね。
それじゃないってことですね。
普通の場合はそうじゃないですか。
基本的にはオートグラムを持ってるのがトップであって、
言ってはいると思いますけど、
次の報告会議で発表があるから、
この話をさせてもらいます。
あなたの名前も出します。
学生との同意なく、
勝手にこれでやることが
本人のための親切心なんだって思っちゃって、
で、結果後から文句が出て、
なんでこんなに親切してやるのに文句が出て、
結構そういうパターンは。
でも確かにそう言っちゃったら嬉しい。
話が2つ混ざったんですけど、
クレジットしないってのはまずいってことと、
そもそもそこで事前合意というか、
本人の中でそれが勝手に親切心なんだって
思い込んでやっちゃった。
これおかしいかなって思うんですよ。
自分が打ってアンテナ張っていて、
誰かにすぐ確認するようにできるぐらいの人。
大丈夫かなって思う精神が一番大事。
それはあると思うんです。
学生側にもしてほしいよね。
先生はこうやってやってるんですけど、
どうやってあれですかみたいな、
相談相手を持っててくれたら。
そりゃそうですね。
私のデータ盗まれてますかって。
だからすごく一般論やけど、
研究室以外の研究室の友達がいるとか、
自分の学科以外の友達がいるとかみたいなのは、
自衛手段として重要な気がする。
Aっていう研究室にいて、
研究してたんだけど、
テーマ的に別の研究室のB先生のところに行ったほうが
いいんじゃないって言って、
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別の建物にある研究室に行きました。
最初はやっぱりさっきの話で、
すごいめちゃめちゃ親切。
君天才だねみたいな。
Bという研修生。
実験の技術こんなに上手い人見たことないよみたいな。
あら、距離感になったところが、
急にすごい罵倒されるようになってきて。
多分外に対する顔と内に対するのは、
なんか切り替わっちゃうタイプの人。
私も知ってるよ。
めっちゃ優しそうな人。
教員官とかだとすごくしょうがないんですよね。
怖い怖い。
いやー怖いなー。
それはちょっと怖すぎる話ですね。
番組に関する感想やお便りもお待ちしております。
TwitterやインスタのDMから何でも送りください。
番組のハッシュタグはひらがなでひよけんです。
いつもチェックしているので、
感想ポストもお待ちしております。
特命でのお便りは概要欄に記載してある
マシュマロやGoogleフォームから送りいただけます。
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最後までお聞きいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
せーの、オーバー。
あれ?
せーの、オーバー。
