00:07
はい、おはようございます。
普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。
今回は、子供たちのパソコンスキルが上がっているよねっていう話をしていきます。
先週末に子供向けのイベントにスタッフとして参加してきました。
プログラミングの楽しさを伝えるというイベントで、その講座の講師を担当しました。
そのイベントなんですけれども、2年ぶりに私は参加しまして、
その時からの子供たちの様子の変化というものをお話ししようかなと思います。
話のポイントは2点ですね。
参加してくれた子供たちのパソコンスキルを2年前と比べてということで、
1つ目はパソコンの操作への慣れ、2つ目はプログラミングの基礎の理解です。
子供たちのパソコンの操作方法に対する理解と、
あとはプログラミングとの関わりについて、2年前との違いをお話しできたらと思います。
ということで、まずは2年前と比べた時の大きな違いの1つ目ですが、
パソコンの操作への慣れです。
前提として個人差はあります。
その個人差はあるものの、2年前と比べて子供たちのパソコンを操作するスキルは上がったと思いました。
2年前にこのイベントにスタッフとして参加した時は、
まずマウスの使い方の説明をしたんですよね。
右クリックは人差し指で押して、真ん中のクルクルは今回は使わないでねという感じで、
ボタンの押し方とか指の使い方をまず教えるというのをやってました。
マウスを使ったことがあるという子が少なくて、そんなところからのスタートだったんですよね。
子供たちのスキルに合わせて説明するということで、
これは当たり前のことなんですけれども、
でもそういうところをまずは教えるということを2年前はやってました。
今回ですね、2年ぶりにイベントに参加して、
まずみんなマウスを使えていることに驚きました。
もうマウスの説明や指の使い方を教えなくてもいいんだって思いましたね。
もう一つ言うと、パソコンのディスプレイを指でタップしたり、
指でシャシャッてスクロールさせる子がいませんでした。
03:01
2年前はスマホやタブレットのように指で触って操作するということに慣れた子が多かったので、
その時はディスプレイを触ってしまう子が多かったんですよね。
これも2年経ってそういうことを起こして、
これも2年経ってそういうことをする子はいなくなりました。
1人だけウィンドウを閉じるときに×マークをディスプレイでタッチした子がいましたが、
それ以外はそういう姿はなかったですね。
2年前とは随分と子どもたちの様子が変わったなって思いました。
サポートする側としてはかなり楽でした。
プログラミングは講師として教えることができるんですけれども、
マウスの使い方って改めて説明しようとすると意外と言葉で説明しにくいんですよね。
これをやらなくていいっていうのは運営としては非常に助かります。
あとその時間をプログラミングの時間に当てることができるので、お互いにいいですよね。
その背景には学校からパソコンを借りれるっていうことがあると思っています。
ドコモの調査結果になりますが、学校から借りるパソコンだとか、
あと家のパソコン、そのどちらかに触れる状況にある子が年間で30%も増えたというふうにあってですね、
家だけっていうと家庭の経済状況にもよるので、やはりですね、学校から貸し出されるパソコンの影響が大きいんじゃないかなと思います。
我が家の子もですね、この2年の間にパソコンが貸し出されるようになったので、
家で宿題の確認とか、あと持ち物の確認とかで使ってますし、触れる機会というものがすごく増えたんだと思います。
それによって子どもたちがパソコンやマウスの扱い方に慣れたんじゃないかなと思います。
これがですね、この2年間で感じた大きな変化でした。
ということで、2年前と比べて子どもたちのパソコンに対するスキルが大きく変わったなと思ったことの一つ目ですが、
パソコンの操作への慣れでした。
続いて2つ目ですが、2つ目はプログラミングの基礎の理解です。
先ほどはマウスの使い方とか、ディスプレイは触らないでねというようなパソコンの扱いに関する話でしたが、今度はプログラミングですね。
今回のイベントのワークショップはプログラミングを楽しもうというものなので、最終的には1つの作品ができるところまでをサポートします。
06:04
最初にプログラミングの基礎を説明して、そして実際の課題を出して時間いっぱい制作するという流れの講座です。
予定では3割4割の時間はプログラミングの基礎の説明に充てて、その残りの時間で課題にチャレンジするというスケジュールを組んでいました。
ただ実際にやってみると、基礎の説明は本当最初のちょっとだけ、あとは全部課題の時間という感じで進んでいきました。
最初の説明といっても、みんなこれ知ってる?という感じで質問をして、知ってる?という回答が子どもたちから返ってきて、おしまいという感じで資料は作っていたんですが、
プログラミング自体の説明パートはさらっと終わってしまいました。
今回使ったツールなんですけれども、具体的にはスクラッチというプログラミングツールがあると思いますが、
それをベースに開発されたツールを使っていたので、スクラッチを知っていれば説明不要という感じになります。
なので、知っているかどうかを聞いて、子どもたちが知っているということだったので、説明の部分はそれで終わりとなったんですね。
なので、講座の大半を課題の制作時間に使うことができて、早めに完成した人は作品を改造するという時間にして、
より自分がやりたいことを実現できるように作り変えていく、そういう時間にできました。
基本的に子どもたちって課題って言われると好きじゃないんですよね。
自分の思うようにやりたいって思うので、改造の時間が一番盛り上がります。
今回その時間をたくさん作ってあげることができたので、非常に良かったなと思います。
みんなオリジナルの作品に仕上がって、それを後ろで見ていた保護者の方に自慢もできて、とても楽しそうでした。
2年前はどうだったかというと、まずはマウスの説明をして、その後でプログラミングの基礎の説明ですね。
ここからここにドラッグしてとか、ここでクリックしてとかを一つずつゆっくりと説明していました。
この説明の段階で嫌になってしまう子も出てきちゃうんですよね。
分からないからっていうのもありますし、その説明パートってこっちから説明するだけになるので、学校みたいな感じになって楽しそうっていう風に思えなくなっちゃうみたいです。
あとはプログラミングを元々やっていた子は退屈な時間ですしね。
ただ2年経って今回はプログラミングの基礎、スクラッチの使い方の説明はほぼしなくて良くなりました。
09:06
みんなこれ知ってる、学校でやったと言ってて、説明の時間がいらなくなっただけじゃなくて、課題も課題時代の説明をするだけで、良いスタートの合図で自分でサクサクと作っていってました。
途中の質問も使い方の質問は少なくて、どちらかと言えば技術的な話の方が多かったですね。
私自身もスクラッチのプロではないので、子どもたちと一緒に考えながら、あと子どもたちからも教えてもらいながらできたので、学び合いの時間となりました。
子どもたちのプログラミングの実施率で見ると、2021年は28%の実施だったという調査結果があります。
それが今は7割を超えているということで、まさにその通りだったなと思いました。
もちろんワークショップに参加したいと思って来てくれる子どもたちなので、そうではない集団の場合にはワークショップとしてまた違った結果になったと思いますが、
それでもプログラミングに触れている子どもたちは確実に増えているなという実感を持っていました。
こうなってくるとですね、逆に講座のレベル設定が難しくなります。
今回、2年前の講座をベースに組み立てていったんですが、早めに終わってしまう子が多くて、
じゃあ次、もし機会があったときにどのレベルに合わせて作るかというのが悩みどころです。
あんまり課題を難しくしすぎると、サポートする私たち講師陣の準備時間も増えますし、できる子、できない子が分かれてきます。
なので、課題は簡単にして、改造タイムを多くとって、そこでそれぞれの個性を発揮してもらうというのがいいのかなとか、いろいろと考えます。
いずれにしても、2年前とは全く違う感じだったなと思いました。
ということで、2年前と比べたときの大きな違いの2つ目ですが、プログラミングの基礎の理解でした。
今回は、2年ぶりに出たイベントで、子どもたちのパソコン操作やプログラミング知識で大きく変化したなと感じたことを2つお話ししました。
その2つは、パソコンの操作への慣れと、プログラミングの基礎の理解でした。
次回やるときにはどんな感じになっているんでしょうか。
AIにプログラムを書かせてますみたいな話も、子どもたちから聞けたりするのかもしれません。
非常に楽しみにしています。
では、今回の配信は以上となります。
この配信が皆さんのお役に立てたら幸いです。
それでは良い1日をお過ごしください。