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2023-12-20 11:25

オンラインでコラボするって楽しいよね

オンラインでコラボレーションすることが、
なぜ楽しいのかなという事を考えてみました。

✅ 階層というものが存在しにくい
✅ 無償のギブが発生しやすい

この2つによって、
楽しいと感じるのかなと思います。

仲間内の評価が、きっと
モチベーションに繋がってるんでしょうね。

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はい、おはようございます。
普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。
今回は、オンラインでコラボするって楽しいよね、というテーマでお話ししていきます。
一日、スタイフ配信をされているズッキーさんとコラボ配信をしまして、それがすごく楽しかったんですよね。
わいわいという楽しさもありますが、何かまた一つ成長できたような楽しさというか、実感を得る機会になって、すごく有益だったなと思いました。
配信をして2ヶ月、いつかはコラボとかライブ配信とかしてみたいと思っていましたが、まさかこんなにも早く実現するとは思ってもいませんでした。
収録する前はとても緊張していました。朝に収録したんですが、いつもよりも早く目が覚めてしまって、ドキドキと時間が来るのを待っていました。
ただ、始まってしまってからは20分くらいでしたが、時間があっという間に過ぎてしまうくらい楽しいと思える時間になりました。
こういうオンラインでのコラボで、何で楽しいのかなというのを考えていたんですよね。
今回はその話をしようかなと思います。
今回のお話をするにあたって、参考にした文章というものがありまして、
武蔵野大学の研究で、なぜ人々はオンラインコラボレーションに参加するのかという研究の結果報告があったので、それを参考にお話ししていきます。
ということで、オンラインでコラボすると楽しい理由として2点お話しします。
1点目が、階層というものが存在しにくい。
2点目が、無償の義務が発生しやすい。
こういう2つの内容でお話をしていきます。
それでは、オンラインでコラボすると楽しい理由の1つ目ですが、
それは階層というものが存在しにくいです。
階層ですね。
会社とかだと社長がいて、部長がいて、課長がいて、私たちがいる、みたいな階層構造です。
この階層というものが存在しにくいことが楽しさにつながっているんじゃないかということです。
ここで少しプログラミングとかシステムのお話になりますが、
Linuxと言ってわかる人少ないかなと思います。
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このLinuxって何かというと、WindowsとかMacとかと同じようなOSになります。
システム開発で使われたり、サーバーとかで利用されているOSです。
WindowsとかMacとかってある会社が開発をして運用して、そして私たちユーザーが使いますよね。
皆さんは使うだけというシーンの方が多いと思います。
Linuxはそれとは違っていて、無料で使えるOSです。
正確な表現としては、無料で使えるオープンソースと言われます。
オープンソースが何かというと、世界中に公開されているような無料のソースコードのことで、
それをベースとした開発とか改良、改造を誰でも自由に行うことができます。
これがLinuxの特徴です。
なので、いろんな開発者さんたちがこのLinuxをベースとしたシステムをどんどんと作って、
より便利に使えるようにしていっています。
そしてこの開発はオンラインでコラボレーションしながら作られることもあります。
この開発に参加したことがあるレイモンドさんという研究者さんがいるんですけれども、
このオンラインでコラボするときには組織、改装、改装組織がないことで参加者は自由に活動できるというふうに言っています。
どういうことかというと、Linuxベースのシステムを作るとき、
そこに参加する人はお互いのルーツなどを知らず、それでもワイワイと議論しながら開発をしていくそうです。
もともとどんな人とかあまりわからずに作っていくということになります。
当然その人が社会的に地位が高いとか低いとか、社会人なのか学生なのかもわかりません。
社長ですって言う人がそうでないということももちろんあり得るわけです。
良い意味で、改装がないことで良い意味で、無責任でいられることで、
出入りが自由になって活動をするしない、継続するしないということも自由というわけです。
参加者たちが入れ替わり立ち替わりソフトの開発に貢献するような感じで、
にぎやかな市場と武蔵野大学の研究報告では例えていますね。
オンラインでの繋がりなので上下関係がなくて目的のみを共有することで、
それぞれの裁量で自由に活動する、関わり合うということで、
押さえつけるものが少ないので楽しいと感じるのかもしれません。
リアルだとどうしても改装構造とか、あと承認とか確認っていうものが絶対に発生しちゃうんですよね。
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それが良い場合っていうのがもちろん多いと思いますが、
オンラインだと上下というものがないので、自分たちが良いと思うように動くから、
それが楽しさとして感じられるんだと思います。
生産性の高さや自分も主体であると思えることが楽しいのかもしれませんね。
コラボ配信でも相手が大学の先生です、企業の社長なんですという肩書きで受けるという場合には、
ひょっとすると改装が発生する可能性もありますが、
音声配信を楽しむ仲間で作り上げる場、
実際にどんな人か、属性みたいなものが全てわからない者同士がやると、
そこに楽しさが生まれるのかもしれないなというふうに思いました。
ということで、オンラインでコラボすると楽しい理由の一つ目ですが、
それは改装というものが存在しにくいということでした。
続いて二つ目は、無償のギブが発生しやすいです。
これも先ほどの武蔵野大学の研究報告の言葉を借りると、
無償の利他的行為のモチベーションが起こるとされています。
ちょっとわかりにくいのでギブが発生しやすいみたいな表現にしていますが、
Linuxの開発に関しても、もともとは大学生が開発したOSなんですが、
その時から無償だったんですね。
その後のオンラインでのコラボによる改造とか作り替えみたいなものも、
無償で行われるが多いですね。
使いやすいものにしたいという目的で集まってソフトを作るので、
利益とか損失とか関係なく自由に活動できるからこそ、
参加者たちは楽しんで貢献できるんじゃないかということです。
無償で自分の技術やノウハウを提供しているわけですよね。
じゃあなぜそこまで貢献したくなっちゃうかというと、
共同と助け合いがあるということです。
あまり知らなかったんですが、
オンラインにおける共同や助け合いは、
インターネット心理学というものにおける利他的行為と言われるそうです。
利他的行為が何かというと、
自らの利得を犠牲にしてまで他者に便宜を図ろうとする行為と定義されるもので、
合理的人間モデルには反する行動と言われています。
合理的な人間の行動ではないということですね。
この場合、その利他的行為に行くためには、
心理的満足というものが必要で、
これを高めるためにはモチベーションとかが深く関わっているということです。
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オープンソースのソフトの開発もそうですし、
コミュニティ内での貢献もそうですが、
共同ともに働くとか助け合いとかがあって、
それが満足につながる可能性があるということです。
先生がいて生徒がいるとか、上司がいて部下がいるという場合には、
共同というよりも指揮命令みたいな感じになります。
これが楽しいという人ももちろんいると思いますが、
そうじゃない人も多いのかなと思います。
反対に仲間内でワイワイとやって、
お互いの技術とかノウハウを共有し合っているときの方が楽しかったりしますよね。
きっとその仲間内のやりとりには報酬というものがそこまでなかったりするはずで、
でもみんなが自分のできることを提供していますよね。
なので心理的満足が高まって、そしてそれを楽しいと感じるんじゃないかなと思います。
仲間が評価してくれるというわけですね。
無障害ということを言いたいわけではありません。
活動を継続するためにはお金が必要ですし、前回そんなような配信をしました。
ただ、なんでオンラインでコラボするのが楽しいのかなというのを考えたときに、
お互いできることを提供し合っているその状態が楽しいんだろうなと思いました。
ということで、オンラインでコラボすると楽しい理由の2つ目ですが、
それは無償のギブが発生しやすいということでした。
今回はコラボ配信をきっかけにして、
なんでオンラインでコラボするのが楽しいのかなというのを考えてみました。
階層というものが存在しにくい、そして無償のギブが発生しやすいという2つのことについてお話をしました。
お互いが何がいいかを考えて行動できるということで楽しさにつながっているのかなと思いました。
では、今回の配信は以上となります。
この配信が皆さんのお役に立てたら幸いです。
それでは良い1日をお過ごしください。
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