専門性の変化
ヒロの明日が楽しくなるラジオ。おはようございます。
普段はプログラマーを得りながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。
今回は、専門的に学ぶことの意味って何だろう、というテーマでお話ししていこうかなと思います。
結論から言いますと、今AIがどんどんと進化していく、そういう時代だからこそ、専門的に学ぶことの意味はむしろ大きくなっているんじゃないかな、というのが私の考え方ですね。
ただ、その専門性という言葉の意味合いが、すこし変わってきているのかもしれないなと感じています。
今回の話のきっかけみたいなところなんですけれども、私がですね、副業ではあるんですけれども、その一つとして、小学校とか中学校で子供たちを前にして話をする、授業をすることがあるんですね。
キャリア教育とか、働くとはとか、そういった授業をする機会があります。
その授業では、学校側からの要請を受けてということもありますが、自分が何に夢中になれるのか、何をこれから学びたいのか、
こういうことを知って、その目標に向かって進んでいこう、どう進んでいくか、というような話をしています。
これって言い方を変えれば、自分の好きな分野を見つけようとか、専門性を磨いていくといいよ、というようなメッセージを伝えているんだと思うんです。
特に中学校とかだと、進学先を決めるために、何を学びたいかとか、どう絞るか、みたいなところに注力するっていうのはわかることなんですけどね。
私もそういう中で、自分がエンジニアになりたいと思って学校を選んできました。
でも、最近のAIの進化を見ていると、この伝え方で本当にいいんだろうかと、ふと考えることもあります。
というのも、AIにお願いするだけで、絵も音楽も、あとプログラムまで作れてしまう時代になりました。
専門的な知識がなくても、誰でも簡単にアウトプットを生み出せるなと。
これは私たちが子供たちに伝えてきた、専門性を磨くことの価値とは少し違う現実、未来かな、未来が目の前にあるなと感じています。
ただ、AIで何でもできるんですけれども、その作ったものを見ると、いろんな人が作ったものを見ると、どうしても似たような、均一化されたものになりがちなんですよね。
AI、ChatGPTとかでイラストを書いて、こういう感じでって言うと、書いてくれるんですけれども、どこかで見たことがある、顔の表情とか全く一緒な、そういうイラストができます。
じゃあそれをお金出して買いたいかというと、そういうこともきっとないでしょうね。
新しいスキルの重要性
そこから一歩抜け出して、本当に価値のあるもの、人がお金を払ってでも欲しいと思うものを作るには、やっぱりプラスアルファとなるようなもの、力が必要になるんじゃないのかなと思います。
そう思うと、今までの専門性っていうものとはまた違う専門性みたいなものが必要なのかなと。
例えばプログラミングっていう一つの専門的なスキルだけではなくて、どんな人がどんなことで困っているんだろうと。
深く考えるリサーチ力や、このサービスをどうやって多くの人に届けようかと考えるマーケティングの力。
そしてそこで見つけた課題を的確に捉えて解決に導くような力。
これからの時代に求められる専門性っていうと、こういった複数のスキルを組み合わせることで、AIだけでは作れない独自の価値を生み出す総合力みたいなものなのかもしれません。
なのでこれからの時代に専門的に学ぶことの意味とか、私が学校で子供たちに伝えるようなことっていうのは、今までのものから少しアップデートが必要なんでしょうね。
一つのことを深く学ぶ大切さももちろんあると思うんですけれども、その知識を確認しながら、他の分野の知識だとかスキルをどう組み合わせていくか。
AIという便利な道具を使いこなしながら、そのアウトプットだけじゃなくて、そこに自分だけのユニークな価値をどう作っていくか。
そういう視点を持つことが、これからの時代を楽しく生きていくっていう上で、とても重要になるんじゃないかななんていうことを、この週末考えていました。
そうそう、7月にまた学校へ行って働くとはとか、仕事とはみたいな話をすることになりまして、どういうふうに伝えていくといいのかなと。
中学生だとチャットGPTとか年齢的に使えたりもするので、使っている子もたくさんいると思うし、アウトプット、プロダクトが簡単に作れるっていうことを知っていたりする子もいる中で、どうやってキャリアを形成していくかみたいなことを伝えたらいいのかなと、そういうことを考えていたりしました。
答えはまだなくて、7月に向けて準備していかないといけないなと思っています。
ということで、今回は今の時代に専門性を学ぶこと、専門的に学ぶことの意味ってなんだろうっていうテーマでお話ししました。
この配信が皆さんのお役に立ったら幸いです。
では良い1日をお過ごしください。