1. 樋口聖典の世界
  2. 楽器を楽しむ
楽器を楽しむ
00:05
いやー、しんどいですよ。
もうまたしんどい始まりなんですけども、
今日は月曜日の朝、
時刻は9時23分でございます。
だいたいですね、あのー、もう、
言うまでもないですけども、
土曜か日曜に、
10キロ走るんですよ、夜に。
あのーね、年末のフルマラソンに向けて、
まあ、できれば土曜日、
で、どうにどうしても用事がある場合は日曜日に走るんですけども、
もう、体がガタガタなんですよ。
で、あの、あ、そうそうだから、
今週がね、昨日走ったので、
日曜日に走って、
で、それが一晩明けて朝なんで、
まあ、結構体がガタガタで、
背中も痛いし、なんやったら今、
アクセルを踏む足の、
足首がもう結構きついぐらいになってきてて、
いやー、しんどいですね、10キロ走るっていうのは。
まあでも、あと、2ヶ月ちょいですか?
2ヶ月半ぐらいの、もう、
そうしたらもう二度と走らないですから、僕。
あの、そもそも僕、
走りたくて走ってるわけじゃなくて、
フルマラソンを走り切るための準備期間として、
いやいや走ってるだけなんで、
もうフルマラソンを走らないといけないという目標が終わったら、
もう一切走らないですからね。
健康のためとかもクソくらいだと思ってるんで。
いやーもう、これが終わると思ったらせいぜいしますよ。
もう地獄の、はい。
ということで、うーんとですね、
昨日、ちょっと、
あのー、ツイッターぼーっと見てたら、
ポール・マッカートニーの動画が出てて、
でー、それがポール・マッカートニーが多分ですね、
あれ50代ぐらいだと思うんですよね。
ポール・マッカートニーが50ぐらいの時に、
テレビのインタビューかなんかを受けてた動画の中で、
子供たちに音楽を教えるとしたら、
どんな教え方をしますか?みたいな。
どんなことを教えますか?みたいなことを、
インタビュアーが聞かれた時に、
ポール・マッカートニーが、
じゃあ実際にやってみましょうって言って、
そこにあったピアノでやってたような手法なんですけども、
これが僕は結構やっぱ感銘を受けまして、
あのー、何をやってたかっていうと、
ピアノで、とりあえずドを押してみろと。
うん。でー、
人差し指、えー、だー、人差し指じゃないか。
えーっとー、
えー、親指で、右手の親指でドを押すんですね。
ド、ド、ド、ド、みたいな感じで。
そして、えーっと1個、レを挟んで、今度は、ミを押せっと。
でだから、ドとミを押せっと。
で、ドミートミートミートミー、ですねこれを和音で
トントン、トントン、トントン、トントンってやるんですね。
うん。
でそのあとにもう1個挟んで、えっと、ソ、だからドミソですよね。
ドミソー、ドミソー、ドミソー、ドミソー、ドミソー、
みたいな、
トントン、トントン、トントン、トントン、
と押すだけで、もう音楽だと。
うーん。
これが基本のCというコードで、それを一個ずつずらしていくと。
音楽的に言うと、これ音楽分かんない人でも別にここ分かんなくていいんですけど、
03:04
音楽的に言うと、そのドミソという一行記の押さえ方でずらすだけでもう和音になるんですね。立派な。
で、ポール・マッカートにも言ってましたけど、これをずらしていくと、7個。
ドを起点にドミソ、レを起点にレファラか、ミを起点にミソシみたいな感じでずらしていくと6個のコードができると。
正確には6個目はあんまり使えないんですけど、基本的に7個か。
ドを起点、レを起点、ミを起点、ファを起点、ソを起点、ラを起点、シを起点の7個のコードができるんですけど、正確には7個目あんまり使われないんで、実質6個なんですけども、
この6個があるだけでほとんどのポップスは弾けるんですよ、実は。これがコードなんですね。
でもじゃあなんでみんな難しい感じでこれをポロポロとか弾いたりとか、パーパーパーパーパーパーとか弾いてるじゃないですか。
あれってこの基本的なコードをちょっとアレンジしてるだけなんですよ、ほとんどの場合は。
だから基本的にはこの6個のコードがあれば、もう10億曲ぐらい作れると。
これでもね、過言じゃないんですよ、実は。
これの組み合わせで今現存しているほぼすべてのポップスが表現できるんで、一部の転調っていう概念があるやつとか、
複雑なコードを使ってるやつでも結構これの代理コードといって、まあいいか、音楽で話は抜きにして、ほぼこれでなんとなくいけるんですよ。
で、これを教えるって言った時に、いやこれだって思ったんですね。
これなんですよ、多分音楽を楽しむっていう一番の根源みたいなものは。
で、それに対して僕は結構思うところがあって、昨日僕ツイートしたんですけども、
大体日本で楽器を習うっていうので一番パッと思いつくのはヤマハ音楽教室だと思うんですね。
だから結構パレットに遊びに来る大人の人たちも、ヤマハ音楽教室で昔ピアノやってました?みたいな人って結構来るんですよ。
で、昔やってたんです。一応ピアノは弾けるは弾けるんですけども、最近弾いてないですねみたいな。
そういう人に僕言うんですよ、大体。
あ、じゃあそこにピアノがあるんで、僕ドラム叩くんで、なんか適当にセッションしましょうよみたいなことを言うと、
ほぼ決まってですね、いやいやいや、みたいな感じのリアクションをするんですよ。
私は昔、本当に楽譜通りの曲を、練習曲を弾いて、なんか弾けてたとか失敗したとか言ってただけで、
アドリブで人とセッションするみたいなことってとてもできないみたいなことを、かなりの高確率で言われるんですよ。
で、僕はそれがもう嫌なんで、だからもう無理矢理ちょっと来てくださいって言って、
06:05
じゃあもう右手だけでいいですって言って、右手だけ弾いてもらって、
で、僕はその適当に弾いてる右手に合わせてバウンスをつけるっていう遊びをやるんですよ。
で、これをやると結構最初は手が動かないんですよ。もう怖くて。
要は自分の体からアドリブで何かを表現するっていうのが怖いみたいで、
で、でもなんかずっとやってると、え、こんなんで音楽になるの?みたいな感じで、
今まで楽譜通りのメロディーしか弾いてはいけないと思ってたんやけど、
これで音楽になるっていうことが信じられないみたいな感じで、
で、しばらくやると結構楽しくやれるようになってくるみたいな、なんですよ。
で、その後やっぱり話をよく聞いていくと、やっぱりピアノの先生が怖かったとか、
自分がダメだと思われるのが怖かったみたいな話を結構されるんですよ。
これマジでされるんですけど、要はその楽譜通りに覚えてくることが正しいことであって、
楽譜を間違うことは悪だっていう教育をされて、
で、もちろんですけど間違ったら手を叩かれたりとか、めちゃくちゃ堂々で浴びせられたりとかすると。
それでやっぱり音楽をやることが楽しいことではなくて、恐怖だみたいなことを言ってて、
だから本当にもっと違うような音楽との出会い方をしてたらもしかしたら今まで音楽をやってたかもしれないですけどね、みたいなことを
やっぱ話をされるんですよ。
これ結構、なんて言うんですかね、日本の音楽業界にとっての功材あるなと思ってて、
だから功材っていうぐらいだからもちろん功績もあるんですよ。
功績で言うとやっぱり楽器に触れる機会を増やしてくれたっていうのはやっぱりヤマハ音楽教室の功績ですよね。
それでカリクラムを作ったと。
だから要はこの教材本を一通りやればいいっていうカリクラムを作れたと。
それによって先生を量産できたと思うんですよ。
どういうことかというと、教材本がないくて生徒と一人一人に向き合わないといけないっていうようなやり方にどうしてもなってしまうんですよ。
音楽の楽しさを教えるっていうことはその子がどこに音楽の楽しみを覚えるかっていうのを一人一人向き合っていかないといけないじゃないですか。
だから画一的な教育ができないんですね。
ってなると要はグループレッスンが難しくなります。
一人で複数人を教えるっていうことがまずできなくなって。
しかも教えるのはめちゃくちゃ難しい。難易度が上がるんですよ。
先生に対する教育も難しくなるので。
先生がこれを教えるときはとりあえず複数の生徒を教えれるっていうシステムができないんで。
それでいうと山本楽教室的な画一的な教育法を生み出すことができたおかげでピアノに触れる子どもたちは増えたと。
09:07
ただそれの罪として音楽に触れたはいいものの自分で楽しみ方を見つけられない子どもたちが増えてしまった。
っていうのは罪の部分ですよね。
だから一概にはいいことともいけないことともいえない光と闇があるなっていうのがこの印象なんですけども。
僕が今から何をやっていくべきかというと大人でもいいんですよ。
山本楽教室のおかげで指は動くようになったしピアノに触れることができたっていう。
だから第一ハードルは超えてくれてるのでじゃあ逆にそこで凝り固まった部分みたいな悪みたいなものを取ってやるだけで僕は心が自由になるんじゃないかなっていうのを思ってますね。
ちょっと喋りました。そんな感じで。
10:02

コメント

スクロール