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2020-09-05 10:03

一番弟子と二番弟子

一番弟子と二番弟子
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今日はですね、一個新しいことが始まった日なんですよ。
何が始まったかというとですね、僕かねてから何ヶ月前かな、これもう3,4ヶ月前?4ヶ月前ぐらいだと思うんですけども、
Twitterの方で、弟子を募集しますっていうツイートをしまして。
ありがたいことに何件か応募をいただいたんですよ。それで一人ずつ話していったりとかして、いろいろもろもろ調整をして調整をして、
ついに本日ですね、9月4日か、初めて正式に弟子入りをする人がいまして。
決まってたんですけども、ついにいいかねパレットに来てですね、弟子と師匠の関係として初日を迎えたっていう感じですよ。
募集してからすぐ長かったイメージですね。
どこかで出るんじゃないですか?樋口の弟子ですみたいな感じで。
YouTubeなのかTwitterなのか、FacebookなのかInstagramなのか、このラジオに出るのかわからないんですけども、
まさっていう弟子です。よろしくお願いします。
なんですけど、まあまあまあ、24歳かな。脱サラをして元銀行マンですよ。銀行を辞めて脱サラして来てくれたということで。
彼の話はね、おいおいやっていこうと思うんですけども、実は弟子を取るっていうのは一人目じゃなくて二人目なんですね。
一番弟子が裕志っていうのがいて、彼は今の会社、ブック、そして今のやってる施設ですね、いいかねパレットとして弟子になったわけではなくて、
もともと僕東京の方で音楽制作の仕事をしてたんですけども、その時ですかね、株式会社オフィス樋口っていう会社をまだ弟と二人でやってた時に、
社員でもなく部下でもなく弟子っていう形で雇い入れたっていう。だから、まあそうですよね、生まれて初めての自分の仕事をサポートしてくれる自分よりも、
明らかに上下関係がある存在っていうのが生まれて初めてですね。まず僕、福岡の方でウェブ制作会社の契約社員をしてる時期があったんですけど、その時はもう学生だったんで、もちろん一番下で。
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で、東京出てった時はもう一人でやってて、でその後弟を呼び寄せて二人で始めるんですけども、弟年下といえどほとんど対等みたいな関係だったので、そもそも何て言うんですかね、育ててやるみたいな意識って全くなくて、
もうなんかコンビとしてお互いがお互いのモチーブでやっていくみたいなイメージだったので、上下関係っていうイメージではなかったんですよね。実際会社にした時も、僕も弟も会社の役員として同列、一応ね、社長と副社長という感じで始めたんですけども、ほぼ気持ち的には同列というかで始めたんで。
だから生まれて初めての弟子っていうのがその勇士ですよね。で、まあなんかいろいろ思い出してたんですよね。なんか勇士を初めて雇った時の話なんですけども、同じようにSNSで募集をしたんですよ。今回のMASAと同じようにですね。
あれは2011年かな、12年かな、なんかそれぐらいですよね。募集しますって言って。で、その時もありがたいことに何人かの方に来ていただいて。当時は音楽制作の会社だったので、当たり前ですけども音楽を生業にしたいっていう方がバーって応募していただいてですね。
6、7人かな、もっとかな。ちょっと何人と出会ったか忘れたんですけども、一人ずつもちろん丁寧にお会いさせていただいて。
はい、で、全員の面接が終わった時に、もうなんか二次試験三次試験とかするつもりは最初からあんまりなくて、僕決め方はもう自分の中で心の中で決めてて。
全員とお会いすると。で、真剣にお話をさせていただくんですね。まあでも、といっても2時間程度ですね。一人2時間程度全員とお話をさせていただくと。で、初対面の方もいれば、まあ元々知り合いだった人もいると。
で、一人ずつ丁寧に話した後に、もう決める日ですよね。全員のまず名前のリストとリレーションのリストを見ますよね。ああ、こういう人がいたなと。で、この人はこれを話したな。この人はこれを話したな。ああ、そうそう。この人はなんかこう、一見こういう雰囲気に見えるけど、実はこういう人だったなみたいなものを一人ずつ思い出した後に、よしって言って。
全部忘れてパッと目をつぶって、はいって言って頭の中にパーンって浮かんだ人を採用するっていう。もう最初から募集した段階でそうやって、そういう決め方をしようっていうことだけは決めてたんですけども。
で、それでパーンって決めたのが一番弟子のユーシーでしたね。
で、まあ正直決めてなんてものはもう別に頭で考えてなかったんですよ、その当時は。で、はっきり言って一番音楽能力は低かったと思います。
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実はその6人かな7人かな8人かな忘れたけど、来た弟子候補の中でも一番音楽能力は低かったんですけども、はっきり言って決めてのとしてそこって正直ほぼ重視してなかったので。
それよりもなんかやる気あるかどうかっていうのと、もちろんやる気はね全員あるんであんまりこれも比較対象にならないんですけども、まあ一個は変なやつかどうかですよね。
変なやつかどうかっていうのはすごく後々考えると重視してたような気がします。
その時は本当に感覚だけで決めてるので言語化してないんですけども、後々あの時何を持ってユーシーに決めたのかなというのを振り返った時にやっぱり変なやつだったっていうのがいっぱいありますね。
元探偵なんですよユーシーは。
ずっと探偵業をやってて面接2時間くらいやったんですけども、はっきり言って音楽の話をほとんどしなくてその面接の時、ほぼ1時間半くらい探偵の話をしてたんですね。
それがなんかすごい面白くて当たり前ですけど他の人にない体験じゃないですか。
なんかそれがすごい面白かったっていうのと、あとはなんかもちろんですけど皆さん作品を持ってきてたんですけど、
なんかユージだけはなんか映画の予告編のパロディみたいなものを自分で映像を作って、そしてなんか自分でアフレコしてそれに音楽つけるみたいな。
なんか全部やってたんですよ。なんかそこもちょっと面白かったんですよね。
悪人っていう映画やったかな。
それのPVじゃなくてあの予告編か、予告編を自分でちょっと作ってきたんで。
クオリティ低いやつ見せられながら最後に自分でめっちゃいい声風で悪人みたいな感じで言ってて。
めっちゃデッキはそんなもちろんですけどプロじゃないですから音楽も映像もそんなによくなかったような気がするんですけど、
なんかその一生懸命やってる感じがすごい良くて。
なんかそれで選んでる気がしますね。
あとはなんか一番危なかったというか色気があったっすね。
こいつなんかは想像もしないことをしでかしてくれそうだなって思ったんですよ。その時の感覚があって。
で優勝当たったと。
で実際当たってみたらそれはまず頭が相当悪かったんですね。
理解力が全然ない。
で言ったことも全然覚えられないしみたいなところで。
でもずっと教えてたんですけど彼が絶対に負けなかったというか、絶対に無くさなかったものは愚直さですね。
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一回も多分僕に対して嘘をついたことがなかったんじゃないかなと思いますね。
寝坊で遅刻したら寝坊しましたって言うし、分かんなかったらすいません今の話全く分からなかったんでもう一回教えてくださいとか何回も言われましたし。
それであれはあるという間に成長して今はもう自分で起業して会社を作って実は音楽でもう喰えていけてるんですよ。
だからもう弟子卒業ですよね。
でその後バンドを組んでギタリストとしてハードコアバンドでアジア代表としてシカゴに行って優勝したりしましたね。
まあなんかそれが一番弟子の勇士っていうやつなんですけども。
さあさあ二番弟子のマサオはどんなふうになるのかっていうのは結構楽しみですよね。
まあとはいえ別に期待してるわけでもなくゆるりとやっていこうと思います。
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