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脳内適応フィルターは凄いし怖い
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本日は家から田川へ往復しているので、2本目でございます。
時刻は夜の19時8分でございます。
国道を拡散中でございます。
今日何の仕事だったかというとですね、
仕事というか、まあまあ仕事か、
いいかねパレットで行われたセミナーに参加してきたんですけども、
そのセミナーというのが、ググっただけじゃわからないお金との付き合い方、
副業の勧めというイベントだったんですけども、
これは青江木荒野ですね、
青江木荒野の先輩の大塚さんという方が、
実際に自分で起業されている方なんですけども、
その方が今までの人生の中で培ってきた副業をやるというか、
企業ですかね、もはやのノウハウみたいなものを
お知気もなくお話ししていただけるというセミナーだったんですけども、
結構受講者の方も多くて、
僕自身がいいかねパレットを拠点に企業支援みたいなものをやっているし、
僕の個人的な考えとしても、全員が副業をやった方がいいと思っているので、
僕自身がやるというよりは、
僕が人に勧めるときに何か参考になればいいなと思って、
僕からすると副業とかないので、全部本業なので、
新しく何か事業を始めるというところで、めちゃくちゃ参考になりましたね。
これは結構参加されていた方は、
良かったんじゃないかなと思っていますね。
でも簡単にそんな副業の上手い方法とか出てこないんだよということを
すごく自分の体験の中から話されていて、
ググったら出てくるのはブログとかアフリエイトとか、
結局そういうのってみんなが取れる情報になっているから、
一番大事なのは一時情報を取りに行くことだと言っていて、
本当に手を叩いてその通りだと思ったんですけど。
で、全然話は変わるんですけど、
これ結構前の話ですね。何年前かな?5年前か6年前かの話なんですけど、
僕が東京住んでいた頃なんですよ。
僕は目が悪いんですね。
大学ぐらいからずっと眼鏡をかけていて、
大学の時はコンタクトレンズをずっとしていて、
東京出て行ってフリーランスで仕事をして、
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パソコン作業になったぐらいの時にコンタクトレンズが目が乾くので
眼鏡に変えようと思って、そこからずっと眼鏡なんですね。
ある時にバンドのライブをすることになって、
バンドでライブに出る時に結構激しい感じで
激しいバンドでライブに出ることになって、
だから眼鏡だと頭を振ったりしたら飛んでいったりしたら嫌なので、
何年かぶりにコンタクトにしてみようと思って。
7、8年ぶりじゃないですかね。コンタクトレンズを買いに行ったんですよ。
新宿の駅降りてすぐのところに行って、
視力を測ってコンタクトレンズをつけて、
久々だと思いながら息を呼ぶと、
久々だから嬉しいからですね。
コンタクトレンズ屋さんの外に出て、
新宿だったのでビルを見上げたんですよ。
そうするとビルがめちゃくちゃ歪んで見えたんですね。
うわって思ったんですね。
コンタクトレンズの方が歪みが少ないんですよ。
眼鏡って真正面は角度的に歪まないんですけど、
ちょっとずれると角度的に歪むじゃないですか。
だから視界の端っこって歪んでるはずなんですよね。
逆にコンタクトレンズは目の球面に合わせて
反ってレンズになってるから、
歪みが少ないですよね。
歪みが少ないはずのコンタクトレンズで見た景色の方が
歪んで見えたっていうことなんですよ。
多分どういうことかというと、
眼鏡をしてずっと景色を見てる中で、
おそらく脳がこれを歪んでない景色として
入れてたんじゃないかなという。
歪みレンズ補正フィルターを脳が勝手に作り上げて、
目というインターフェースから脳に入ってくるまでの間に
一回かましちゃってたんじゃないかなという予測なんですよね。
これすごいなと思ってて。
ついでに言うと、コンタクトレンズをしてるのにも関わらず
右の人差し指と中指で
眼鏡をずらして持ち上げる仕草をしてしまってるんですよ。
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コンタクトレンズなのに。
これを何回も何回もやってるのを考えたときに
本当に眼鏡がずれてたから直してるわけじゃなくて
ずっと惰性でやってたんだと思うと
人間の環境に対する慣れの力ってめちゃくちゃすごいなって思った。
実は似たようなことが2つあって
1つは大学の時に
耳垢が詰まりすぎて
その状態でプールに一回行ったんです。
詰まった耳垢がめちゃくちゃふやけて
完全に耳の穴を塞いでしまって
音が聞こえなくなった時があるんですよ。
左の耳が完全に聞こえなくなって
最初何かと思って病院に行ったんです。
耳垢が詰まりすぎてただけだということで取ろうかって言ってたんですけど
よく中を覗くと結構耳垢が詰まりやすいタイプらしくて
それ全部取りましょうよということで
お医者さんが全部取ってくれたんですよ。めっちゃ取れて
後でティッシュでくるまったやつ見せてもらったんですけど
10何年分の耳垢が溜まってたんでめっちゃ取れたんですよ。
めっちゃ気持ちよくてやったーと思って帰ってたんですけど
世の中の音がめちゃくちゃうるさいんですよ。
耳垢がなくなってたから
専門用語で言うと肺がめちゃくちゃ聞こえまくってたんですけど
耳垢があることによって肺が落ちてるからそれを脳内で補正して
本来これぐらいで聞くのがいいだろうっていう音質に
フィルタリングされてたんですね。
耳垢がなくなることによって肺の高音部分が
脳内にあるじゃないですか。
フィルターは変わらず脳内にあるからそのフィルターを通して聞くもんだから
必要以上に高音部分が強調されててめちゃくちゃうるさく聞こえるとか
あとはこれ聞いた話なんですけど
僕音響設計学科なんですね。大学が。
芸術工学部の音響設計学科っていうところなんですけど
人間って前の音と後ろの音ってどうやって把握してるのかっていう話があって
要は耳って二つじゃないですか。真ん前の音と真後ろの音って
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人間目つぶってても聞き分けられると。でもこれ実はおかしいじゃないですか。
前の音って右と左の耳に同時に入ってきてて
真後ろの音も同時に入ってきてると。
右から聞こえる音と左から聞こえる音が聞き分けられるのって何か
納得できるじゃないですか。だって時間差があるから
右から聞こえてくると右耳より左耳の方が遅いから
それは右から来てるなって脳が認識できそうだなって思うじゃないですか。
でも前と後ろって距離は同じだから
どうやって聞き分けてるのかなっていう
聴覚心理学っていう授業の中でこれを習ったんですけども
その形とか次回転ですけど耳の凸凹した
ビラビラの部分ですよね。耳いわゆる。
反射の特性っていうものを脳が覚えてて
前から来た反射の感じで耳に入っていく音と
後ろから来た反射の感じで耳に入っていく音っていうのを脳が
経験的に判別してるらしいんですね。
だからこれ例えば事故とかで耳が
ズバッてそぎ落とされたりとか
顔の形が変わるくらいの事故にあった場合って
前と後ろどっちから聞こえてるかっていうのが
分かんなくなるらしいんですよ人間。
経験的にその反射の形知らないみたいになるので
何週間かしたら完全に聞き分けられるようになるんですね。
つまりその状態でこれは前からだなこれは後ろからだな
っていうのを経験的にずっとデータを溜め込んでいくことによって
自動補正されて自動補正フィルターっていうものが
再構築されるみたいなイメージなんですけども
これすごいなと思ったよね人間の適応能力というか。
耳補正フィルターもすごいし耳の音質フィルターですよね
高音が足りなかったら音ブーストするフィルターを
ノーダーで作ったりするっていうのもすごいですし
前と後ろの音を認識するAIがやってることですよね
教師データを元に経験則から
ブラックボックス化されたアルゴリズムを作っていくっていう
今人間が作ってるものじゃないですか当たり前なんですけど
コンピューターの人工知能っていうのは
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人間を模したものなので当たり前なんですけども
本当にそうなってるんだなっていうのがこういう実感から分かる
現実の世界の研究結果から分かるっていうのがめちゃくちゃ面白いな
っていうのと同時に自分が絶対と思ってる感覚が
僕とか物とかっていうのも
そうやって脳が作り上げたものなんだとか脳が補正されたものなんだ
ってなるしそれが時期によって環境によって
移り変わっていくものなんだって思った時に
人間が世の中を認識してるのって全然絶対的じゃなくて
全部相対的だし流動的だし絶対的なものなんてないんだな
っていうなんかそういう話でした
ですねっていうことで今だいたいこの配信って
10分って決めてやってるんですけどもこれ今気づいたら13分ぐらい経ってるんですけども
これも10分と13分っていうものが同じ時間の流れ方をいつもしてるのかというと
そうじゃないんじゃないかっていう感覚で思ってて
本当に絶対的なものなんてないですよねっていうそういう話でした
はい
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