2023-02-16 22:33

#21『樋口の金髪』

日本一のポッドキャスターが毎週独自の持論を展開します。元お笑い芸人、元ミュージシャン、現会社経営者の目線でトークします。
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00:02
東京ミュージックラブミュージックトリビアは、 明日から使用できます。
ケイ、エアロスミッド知っていますか?
もちろん知っています。
ヴォーカリストの名前は知っていますか?
うーん。
音楽的な理由を知っていますか?
知っています。
日本のたやきが好きで、 コンサートの前に食べていることは知っていますか?
何?
毎週金曜日と火曜日の通常放送、 毎週土曜日のチャットセッション東京バックステージ。
東京ミュージックラブやポッドキャストアプリを探してください。
間違えないでください。
ヒグチ・キヨノリの我思うゆえに我あり。
今日も良い声でございます。
はい。
経営者で日本一のポッドキャスターのヒグチさんが、 今思うことを語ります。
さあ、ということで、 今日も語っていきたいんですけども、
前回が冷え座に登った時に感じたことみたいな、 日常生活に全く役立たない、
誰が聞いてもどうでもいい話から、 勝手に皆さんがいろいろ考えるという回をやったんですけども、
今回ですね、じゃあまずはテーマを発表します。
本日のテーマはこちら。
ヒグチの金髪です。
今日ね、俺について話そうかなと思います。
もう俺なんで。
すいません、僕に興味がない方は、 ここでチャンネルを変えていただいてですね。
大丈夫、寒さはあります?
あるある、聞きたいよ。
本当に僕はこう思うということしか言わないんで、 それについて何か感じることがあったら適当に感じてください、皆さん。
適当にね。
何でもいいんで。
という話をします。
僕ね、髪金髪なんですよ。
で、よくこれなんで金髪にしてるんですかって聞かれるんですよね。
実際これもう20年ぐらい金髪なんですね。
本当によく聞かれるんですよ。
ずっと金髪なんですけど、なんでですかって言われるんですけど。
で、何個か答えを用意してるんですよ。
その中で、大体よく言ってるのが、
いや、すいません、反抗期終わってなくてみたいな。
ちょっと面白くね、ユニークに返す。
ユニークに返した。
そうなんですか、いつまでやってんすかみたいな感じで、 大体終わること多いんですけど。
でもなんかちょっとね、実はそうじゃないっていうか、 そういうことでもないんですよね。
で、ちなみに初めて金髪をしたのがいつかっていうと、2000年なんですよ。
だから18の時、大学1年の時なんですけど。
学園祭でモヒカンに何人かするっていう習わしがあって。
どういう習わしじゃ。
なんか毎年5人くらいモヒカンにするっていう習わしがあったんで、したんすよ。
で、学祭終わったらモヒカンでずっと生活できないからバイトもできないし。
なんでとりあえず坊主にするじゃないですか。
ただ本当にまだ18なんで、顔もツルツルやったんで。
本当に田舎の野球部みたいな感じになったんですね。
これちょっとあれやなと思って。
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じゃあ当時スラムダンク僕好きやったんで、桜木花道みたいな真っ赤な坊主にしようと思って。
で、ブリーチですよね。脱色剤と赤く染める染料、薬局行って買ってきて。
で、友達ん家の風呂でやったんすよね。
友達のお家のお風呂汚れるじゃない。どこでやってるのよ。
なんかノリで。
友達のお母さんは迷惑やわ、もう匂いもこもるしと思っただろうよ。
一応一人暮らししてたんで。
あーそうかそうか、ならいい。
僕当時寮に住んでたからできなかったから友達ん家行って。
で、ブリーチをした後に赤の染料入れるんですけど、まずブリーチするんですよね。
で、金髪になるじゃないですか。パッて鏡見たんすよ。
その瞬間にビビギンってきて、あれ?俺の髪の色赤じゃねえで金髪やって思ったんすよ。
きれいにはまったんですね、自分に。
そうなんすよ。で、あ、もう俺赤入れんでいいわってなって。
もうそのまま赤の染料捨てて。
もったいな。
もったいないんすけど、もうだって俺赤じゃないから、俺の髪の色。
まあそうね。
って思ったんすよ。
もうこれね、本当になんていうんすかね、今まで黒髪で生きてたから知らなかったんですよね、高校まで。
黒髪で生きてたから知らなかったんすけど、初めてこれが俺の髪の色やっていうことが分かったんすよ。
で、その後いろいろあったんすよ。
なんか黒に戻したりとか、また金髪にしてみたりとか、ちょっと茶髪にしてみたりとか、いろいろやったんすけど。
なんかね、結局金髪以上にしっくりくる髪型っていうのがなくて。
で、とはいえさすがに結婚したんですよね。
その時に向こうの親御さんにもしっかりとした旦那であるということを見せたいなっていうところで、サプライズで黒髪に戻して結婚式やったりしたんすよ。
そっからまたね、何ヶ月かやるんすけど、どんどんあんまり健康状態が良く、精神的に健康状態があんまり良くない感じになってきていて。
黒髪で自分ではない偽りの髪色だったら健康じゃなかったんだ。
鏡見るたびに誰やこいつって毎日思うんすよね。
樋口じゃ。
そうなんすよ。
何やったら黒髪の方が評判良かったっす。
妻からも絶対黒髪の方が良いよって。
実際金髪って、最近逆に金髪多いですけど。
そうですね。そんなに珍しくもない色になってきたかもしれません。
基本金髪ってヤンキーのイメージとかあるんですか?
ちょっと尖ってるっていうイメージあるかもしれませんね。
反抗してるみたいなイメージあると思うんですけど、僕全くそういうことではないんですよ。
しっくりこなかったんすよ、ずっと。
だからオシャレのつもりでやってるわけでは全くなくて。
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ただ単に樋口清則として金髪がピシャーっとハマったんですね。
もうマジでそうで。
で、なんかね、これメッセージ性もないです。
ちなみにさっき言ったように、社会に対してどうとかじゃなくてしっくりきたいからやってたんすよ。
で、なんかね、ほとんどの日本人って、別に黒髪で生まれて、別にそれで不満族じゃないんですよ。
で、ちょっと遊びで色入れてみたりするんですけど、別に黒髪戻ったりするじゃないですか。
これって普通に、なんていうんですかね、本当に変な言い方しますけど、
魂の姿が黒髪で生まれてきて、体黒髪だから別にそれでいいんですよ。
僕の場合違ったんじゃないかなと思っていて。
それぐらい黒髪だったら今感覚えるし、金髪だったらすごく安心するというか。
そうなんです。
すっきりするということ。
本当にだから、普通からすると真面目な人が黒髪じゃないですか。
でも僕からすると、なんでこんなに自分に嘘ついていかないといけないみたいな感じになるんです。
黒髪で生きてる時に。
これね、本当にめちゃめちゃ広げて解釈をしますけど、
例えば、セクシャルマイノリティの方々ですよね。
例えばトランスジェンダーされた方とかって、
あれ、本来生まれてきた体と私心違うみたいなことじゃないですか。
でも、それって似たような感覚なんじゃないかなって、僕ちょっと想像してみたんですね。
で、生物が違うっていうのって、今ってそういう概念ってあるじゃないですか。
いわゆるLGBTQだったり、もっといろんな複雑なことってあるよねって思うんですけど、
それって、その違和感というものがあるよねっていうふうに社会が認めてきて、
そう言ったら、はいはい、理解できるってなってるじゃないですか。
髪の色について言われたことないんですよ。
でも僕、それめちゃめちゃ違和感を感じて生きてきてるんですよ。
たとえば僕、今、田川市で自治体と一緒にやったりするちょっとカッチリ目の人たちと付き合う中で、
実は言われたことあって、今度打ち合わせをしてほしいんですと。
紹介したい人がいるから、打ち合わせをしてほしいって言われて、
ただ樋口さん結構カッチリ目の方なんで、金髪もしかしたらちょっと違うかもしれないんで、
髪黒く染めてきてもらうことって可能ですかってことがあって、
僕ちょっと断ったんですよ。すいません、それちょっと僕、生き方としてできないんですって言ったら、
若干結構激しいトーンで、ふざけんなみたいになって。
何をそんなこと言ってるんだって子供じみたというか、わがままだみたいな風にその人は捉えたってこと?
大人が助けてくれてるわけですよね。
で、それに対して、いやいや、お前のこだわりかなんか知らんけど、
そんな見た目のどうでもいいこだわりで、このビジネスチャンスを逃すんやみたいな。
俺が紹介してやってるんだから、そのチャンスを潰して面目も立たんみたいなことをちょっと言われたときに、
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しっかり説明してたんですよ。
結構僕の中で大事な問題で、尖ってるわけでもなんでもなくて、こうこうこうなんですって言ったら、
その人はめちゃくちゃ理解ある方だったんで、それ知らんかったらごめんって言われて、
結局違う人を立てて、社内で言ったみたいなことがあるんですけど、
これってだから取るに足らない問題だと思われてるんですよ、多分。
このちょっとした違和感っていうものが僕にとってはとても大事なんですね。
なんか、こういうことっておそらく皆さんあるんじゃないかって思って、
僕ちょっと問題提起じゃないですけど、僕は紙の上でこれありますっていうことです。
へー、それ、いやすごく納得できましたよ。
本当ですか。
今日のお話。
え、樋口さん自身はいろんな人になんで金髪なんですかって言われるのすら嫌だったりするんですか?
全然それは大丈夫です。
それはない?
いやー、金髪その、本当に髪色とかいうことに限って言えばですけれども、
ほら、挨拶に行くから黒く染めてくださいって言われたのも、
あ、日本らしいなーってちょっと感じました。
あー、はいはいはい。日本らしいですね。
それはもう良い面も悪い面も両方その人によって捉え方で変わってくると思うんだけれど、
やっぱり日本はマナーとか礼儀とかTPOを大事にするという文化があるじゃないですか。
だから学校でもこんな髪型でいきましょうとか、いろんなことにルールを決めたりとか、
見出し並みということで相手に敬意を表するっていうのが文化としてあるでしょ。
外国に行った時に一人一人髪の毛の色とかがさ、もう自由じゃない?髪型だって自由じゃない?
それこそニュースをお伝えする時だって髪色って人によって違ったりしますよ。
そうですよね。
だからちょっと、あー日本っぽいなっていうのも同時に感じました。
だけど樋口さんが今日話したいことは、そういう枠に収める話ではないし、
もうちょっと本当に広い見方で考えるべきことなんだなと思うんですけど。
だから僕も別にTPOに合わせない方がいいとも思ってないです。
実際僕こだわりなかったら黒髪して言ってます。
ただこだわりじゃないな、そこに僕の強烈な違和感がなかったら、
どっちでもよかったら普通に黒髪いいっすよって普通に言ってるはずなんで、
要は何て言うんですかね、それぞれ価値観が違うっていうことだと思う。
そういうことですよね。
僕これって思ったのは、こう思っちゃうことって、
人からするとうっさやろって思うことでも本人めちゃめちゃ重要みたいなものが、
髪の色とか性別とか以外でもあると思う。
結局そこですよね。
あると思うんですよね。絶対スーツ着たくない、なんかわかんないけどとか言う人もいるし、
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本当になんかもうわかんないですけど、飲み物と食べ物であるかもしれないし。
で、なんかね、そうなった時に自分が悪いんだって思っちゃう人いるような気がしていて、
要はこんな違和感とか思っちゃいけないんだとか思うほうが悪いんだとか、
なんか、と思った時に僕思うことって自由やんって思うんですよ。
で、確かに思っちゃうけどやっぱりその自由にできないことっていっぱいありますよ、いろいろ。
思うけどやっちゃいけない。でも、なんか思っちゃいけないって思ったらダメだと思うんですよ。
つまり、思うことはいいけどしないとかができるじゃないですか。
でも結構そんなこと思うなよって言われること多くないですか。
はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ。
いやぁ、そうね、言われてすごく、あぁそういう視点も持っとくべきだなぁと思った。
ただ、その例えばね、自分はスーツしか着ないんですって言われたとします。
なに言ってんの、いろいろ着なさいよって言うかもしれない。
そうやってちょっとライトにね、会話をするかもしれないけれども、
でも、それもいいよねって言える自分でいたいなと思う。
別にそこで押し付けたりとか、いやいやあなたスーツだけ着るっていうのはね、
これもうアウトよって、そんなの楽しさがないよとか、
そういうのって洋服を着るワクワク感とかを捨ててるんだよ、やめなよそういうの。
とか言うのは、はっきり言って、こちら側の意見の押し付けでしょ。
だから、そうやって、へぇもうそんなこと言うなあんた。
でも他のもいいんじゃないとか、会話があっていいとは思うけれど、
最終的には、その人の意見とかその人の考え方は、
でもそれもあっていいよねっていう視点がないとね、と思った。
いやほんとにそう、ほんとにそう。
で、もっと言うと、言わなかったら何を思ってもいいと思います。
例えば、なんか臨時的にNGなことっていっぱいあるじゃないですか。
例えばなんかイライラして相手に対して敵意があっちゃうとするじゃないですか。
これ、こんな思いたくないって思う人結構多いと思うんですけど、
僕は思うのはもう思おうやって思うんですよね。
で、思った上で敵意を貴様こらってぶつけたら、それはダメだと思うんですよ。
なんか僕、これ思うことを閉じ込めておくって、僕は臭いものに蓋してるだけなような気がしていて。
あー、まあそうでしょうね。
我慢して、我慢してってなってくると、その不安っていうかこう、
ガスが溜まると思うんですよ。
モヤモヤがブワーって溜まってくるから、いつかバーンって爆発しますよね。
そうそうそう。だから思うっていうことは冷静に、
あ、俺これ思ってるんだーでよくて、思った上で悪いことしちゃいけない。
だから行動は制限できるけど、思うことは制限しちゃいけないと僕は思ってるんですね。
うんうんうんうん。
そうなんですよ。
だからそこは制限するところとしないところは分けた方がいいと思ってる。
精神世界は誰からも制限されてはいけないと思ってるので、ということがまず一個ですね。
15:01
で、実はもう一個僕これ学びというかあって、忍耐についてですね。
忍耐。
忍耐です。
はい。
これ金髪についての話で、もう一個別軸からなんですけど、忍耐力ってやっぱ高い方がいいってされてるんですよね。
やっぱ我慢強い方がいいじゃないですか。辛いことでも耐えて耐えて結果を出すって。
でも僕、金髪じゃないことに対して忍耐できなかったんですよ。
うんうんうん。
で、これもし忍耐力がとても強かったら、その自分の違和感を押し殺してずっと我慢して生きていけると思うんですね。
はいはい。
ってことは逃げるスピード遅いんですよ。
うんうんうん。
これ僕金髪で例に出しましたけど、会社が嫌だとかもそうですね。
ずっと忍耐できる人って我慢強くずっといれるんですけど、でも結果その人にとってその会社がいいかどうかってわかんないし、あるじゃないですか。
それを言われたら、忍耐力なのか、はたまた鈍感力なのかとか考えてしまった今。
あーそうかそうか。
でももしかしたらそれを本当に我慢しようと思うタイプの人もいれば、なんか嫌やなと思いつつも、まあいいかっていう風に置き換えてスルーできる力、鈍感力が高いのかもしれない。
まあ忍耐するとか鈍感でもいいんですけど、要は違和感に対してものすごく敏感で強烈で過敏になってる状態って、多分一般的にはそんなに良くない状態っていうか、キャパが狭いみたいなこと言われること多いと思うんですけど、
なんていうんですかね、僕は敏感だったからいち早く自分の気持ちいいところに行けたというか、僕だから金髪でしか働けないような仕事しかしてないんですよ。
はいはいはい。
それの方が結果ストレスゼロになってるからいいじゃないですか。だから僕、忍耐とか鈍感力とかっていうのもあればあるほどいいっていう価値観が多分一般的だと思うんですけど、それすらも実は相対的で。
あー。
忍耐力ない方が実はいいケースもある。
自分が苦しくない場所にもうすぐに行こうっていう行動力につながるかもしれない。
我慢できないみたいな。
これは本当にいろんな考えの人いるかもしれないですけど、登校拒否とかもやっぱりね、ちょっと僕ら昭和の世代からすると頑張っていけやっていう人多いかもしれない。
でも子供からすると頑張れないわけじゃないですか。
でもそれによって例えば通信生の学校行ったりとか、あと引っ越して違うところでとても自由に自然にハツラツに生きることってあるじゃないですか。
これって逃げれることができたから、その子が。もっといいとこにはまれるってことあると思うから。
いや確かに、不登校でいうことで言うと、ちょっとね、昔と今は考え方がだいぶ変わってきたじゃないですか。
学校が全てではないんだよっていろんな選択肢があるよっていう世の中に変わってきたし、私はそれですごくいいと思ってるからいいんですけど。
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いいですね。
でもまだまだ凝り固まった考え方でいるみたいな、それが良しとするっていう人も実際いますからね。
だったら苦しいよね。
これだから全部が僕そうなんですけど、その凝り固まったと言われている価値観すらもあっていいと思ってるんですよ。
だから僕が何が嫌かっていうと、一個の価値観が正解みたいなことが嫌で。
だからそういうレガシーな昭和的な忍耐が必要だよっていうのも時には必要なんですよね。
本当に自分が成果を出したいっていう時って忍耐力必要じゃないですか。
だからそれがプラスに働く環境もあるしマイナスに働く環境もあるから、正解なんて一つじゃないんだよっていうところですよね。
もう同時に思ったっていうことで。
正解は一つじゃないっていうのはすごく大事な言葉と思う。
環境と性質とのマッチングでしかないなって思うわけですよね。
今日すごく今後の自分に貸したいなと思った。
いろんな人の話を聞いた時に決めつけないっていうスタンスは常に持っておかないといけないですね。忘れちゃいけないね。
だから鞘師さんも明日から金髪にしてきてください。
決めつけたー!
本日のアップルーム今日は樋口清則の我を思うゆえに我々樋口の金髪についてでした。
次回もお楽しみに!
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