2022-10-13 21:35

#3 『緊張とかしない方がいい!』

日本一のポッドキャスターが毎週独自の持論を展開します。元お笑い芸人、元ミュージシャン、現会社経営者の目線でトークします。
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東京ミュージックラブミュージックトリビア、 明日から使用できます。
ケイ、エアロ・スミッド知っていますか?
もちろん知っています。
ヴォーカリストの名前は知っていますか?
うーん。
音楽的な理由を知っていますか?
知っています。
日本のたやきが好きで、 コンサートの前に食べていることは知っていますか?
何?
毎週金曜日と金曜日の通常放送、
週末に東京バックステージのチャットセッション。
東京ミュージックラブやあなたのポッドキャストアプリを探してください。
それを忘れないでください。
ヒグチ清則の我思うゆえに我あり。
経営者で日本一のポッドキャスターのヒグチさんが、
今思うことを語ります。
語りますよ。今日も。
今日のお題は?
緊張とかしない方がいい。
緊張ってよくでも、
した方が自分の能力の2割増しの結果が出るとか言いません?
でも緊張感は持った方がいい。
ニノが言ってた。
ニノがどんな現場でも緊張はしないけれど、
緊張感を持って望むようにしていますって。
何かの番組で言ってました。
でも緊張ってしない方が良くないですか?
手がガクガクガクガクって震えたりとか、声が震えたりとか。
それは確かにしない方がいいとは思いますけれども、
したくてしてるわけじゃないじゃないですか。
自然となっちゃうでしょ?
チャイムさんは緊張します?
するときはします。
それしない方がいい。
っていうのが僕の哲学なんですよ。
シンプルやね。
それはでも、なぜ?
だからさっき言ったように、
緊張はしなくていいんですけど、
注意深さはあった方がいいし、集中はした方がいいんですよ。
でもやっぱり手が震えたりとか、
覚えてることが全然出てこないみたいなのって、
やっぱり良くないじゃないですか。
なんで僕緊張するかって考えたんですよ。
これ何個かあると思うんですけど、
やっぱり一番大きいのは、
成功に対する執着があるから。
失敗したくないっていう。
要はそういうことですよね。
失敗が怖いから緊張するわけで。
だって100%成功することって絶対緊張しないですよ。
絶対暗記もしなくていいし、
100回やって100回成功することをその通りやってって言われたら、
絶対緊張しなくていいじゃないですか。
だから要は何かやったその先に失敗のイメージっていうのがあって、
それが多分ですけど、
やっちゃったら取り返しがつかないことだと思ってると思うんですよ。
すごくわかる。
でしょ。
でもちょっと考えてほしいんですよ。
人生で失敗したことを思い出して、
本当に取り返しのつかないことってありましたっていう。
何をもって取り返しのつかないことというかは、
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人それぞれあるとは思うんですけれども、
ただ立ち直れなくなるぐらい恥ずかしい思いをするとか、
そういうことが失敗と言えるでしょ。
でもそれ今は元気に生きてるじゃないですか。
その時立ち直れないくらい恥ずかしいっていう思いが、
次はもうちょっとこうしようとか、
でもあんだけ昔つらい思いをしたんだったら、
次はもうあんなにつらいことはないだろうとか。
要は後々ずっと経験になっていくわけじゃないですか。
そう考えると本当に取り返しがつかないほど、
大失敗で一個もいいことがなかったのかっていうと、
絶対そんなことないはずなんですよ。
いいことに変えられる自分になるまでに、
時間がかかるってことはあるかもしれませんけどね。
一旦けがと一緒で落ち込んだりとか、
へこむことってあるかもしれないですけど、
本当に長い軸で見た時に、
失敗って断定することって誰一人できなくて。
また例えば絶対噛まないように言わないといけないって言って緊張するじゃないですか。
僕も実際前回前々回とかって、
曲振りの時にめっちゃ噛むとかあったじゃないですか。
で、その後ものすごくうわーってなったじゃないですか。
もう次噛んだら自分舌噛み切りますとか言われて。
でもよくよく考えると、
ラジオの一番目的って聞いてる人が心地よくなったり楽しんでくれることで、
噛まずに情報を伝えるって、
そことは関連はするけど、
ダイレクトに目的じゃないわけじゃないですか。
だから失敗って結局結果にダイレクトに影響してない場合の方が多いですよね。
あとさっき言ったように、
人生全体で見た時に不幸だって断定できるかっていうと、
一回噛んだから次もうちょっと気を付けようとか。
さっきロケットの打ち上げの話もありましたけど、
失敗すると、あ、失敗こうやったらするんだなっていうデータが取れて、
次に行かせるとかもあるし、
何だったら、ほら、僕らってこうやって喋る場があるじゃないですか。
後々ネタにできたりもしますよね。
それはね、それはあります。
どんな失敗でも、どんな経験でも、
引き出しに一つしまうことができたなと思える私たちはいますよね。
そうですよね。よっしゃ、これでぶちこけた経験を、
ラジオでどう喋ってやろうかなみたいなのってあるわけですよね。
はいはいはい。
だから僕とかは結構失敗したくて死に行ってる時とすらもあります。
そうなの?
私、失敗しに行こうと思ったことはないけど、
ただ、こけーってこけることはありますけど。
もちろん最初から失敗を目指してないですけど、
これで失敗したら面白いなって思いながら、
失敗しそうなところに飛び込んでいくことって結構あって。
まあそのぐらい心にちょっと余裕があるっていう証拠なんでしょうね。
だからここでまず1個言いたいことは、
本当にその失敗、人生を通して取り返しのつかないことを
買ってまず自問自答してもらってほしいですね。
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ほとんどの場合そんなことないです。
まず1個。
私も、例えばニュースを読むとか、
人前ばーっとみんなに囲まれてるところでリポートするとか、
あとはものすごく大事な会議だったり、
そういう席での司会をするときとかに、
はかんならどうしようかなとか、
手順間違えたら恥ずかしいなどうしようかなとか思っちゃうと、
やっぱり昔すごく緊張してたんですよ。
だけどいざ本番始まると意外とその緊張は収まるんですけど、
始まる前ものすごく緊張しちゃって、
言えるものも言えなくなっちゃいそうみたいな感じになってたときに、
1回突き詰めて考えてみようと。
なぜこんなに緊張するんだ自分はと。
いうことは考えたことがものすごくあるんですよ。
っていうのはやっぱり突き詰めていくと、
人からよく思われたい。
上手だなって思われたいとか、
あと、自分が失敗した姿を見られてそれが恥ずかしいとか、
そこに行き着いたんですけれども、
それって何か必要かってやっぱり思ったことがあって。
素晴らしい。
自分の出来不出来をいちいちジャッジするのが、
そこではないだろうと。
目的は綺麗な私を披露する場でもないし、
何をするかって言ったら、
ちゃんと滞りなく進行していって、
人に迷惑をかけないとかね。
これまで準備してきた人たちの思いをちゃんと形にすることなんだとか。
でも思いを形にすることは自分の失敗がそこに傷をつけてしまいそうだとか、
思ってたから緊張してたんですけど。
自我がそこにあるんです。
だからそういうのを考えるのは二の次。
自分自分が置いておこうと。
どうできるか、綺麗にできるかじゃないって思った時に、
客観視する自分がいて、
そうすると緊張って確かに、
いらない緊張はしなくていいって思ったっていう経験はある?
めちゃくちゃそうなんですよ。
今だから客観視っていうワードが出たので、
本当にありがとうございます。導入です。
今からまた言いたいことは。
まとめると、さっき言ったのは取り返しのつかない失敗ってことだよねっていう。
さゆさんの話に出てきたのが、
自分がよく生まれたいみたいな自我に対する執着みたいなのがあると。
こんなんもバーからしたらいらないですよね。
楽しんでもらうことが重要なんだから。
あともう一個ですよ。
噛んで恥ずかしいって思うみたいな気持ちって、
本当に実は恥ずかしい姿って、
噛んだ時に慌てふためいてる姿が恥ずかしいんです。
何事もなかったかのように冷静にしていれば、
意外と見てる人とかって何にも気になってないよっていうか。
だからベテランが思いっきりいいとこで噛んでも、
なんたら噛んだらでって普通に冷静に言ったら、
09:00
全然周りから見たら、うーわってならないんですよ。
だから結局周りから見た時に、
うーわってなるんですよ。緊張してる時って。
でも周りの人間目線に立ってみると、
緊張してる人を見た時に、
こんなに緊張しなくていいのにって思いますよね。
だから本人だけなんです。緊張してるのって。
一人で勝手に緊張して、一人であわあわなっちゃって、
間違った時に恥ずかしい、どうしようよってなって、
一人踊ってるって感じ。
でも第三者目線になると、
冷静でいいのにって普通に思えるんですよ。
だから客観視することがめちゃくちゃ大事だなと思ってるってことですよね。
で、今これちょっと緊張の話しましたけど、
これ同じように不安とか緊張と同じく、
怒りっていうのも僕それは動揺だなと思っていて。
これちょっと派生するんですけど、
怒ってる人見た時に、
僕結構思うんですけど、
それ怒って自体何かいい方向に向かう?って思うんですよ。
怒らんで話したら良くない?って思うんですけど、
本人めっちゃ怒ってるじゃないですか。
でも本人めっちゃ怒ってわけわかんなくなってるけど、
周りから見たら、うわうわめっちゃ怒ってるやんって思うんじゃないですか。
ちょっと引いちゃうみたいなね。
だから怒ってる時こそ、周りから俺見られてたら、
うわうわって思われてるんじゃないかって思うべきなんですよね。
とかですよね。
怒るっていうのは、
結局これまた自我がコントロールできてないっていう証拠なんでしょうね。
だと思います。
だからめちゃくちゃ客観視すること大事で、
これメタ認知とかも言うんですけど、
メタ認知。
メタ認知。
1個自分と離れたところから自分を見る。
客観視する。
俯瞰するってことなんですけど。
で、もう1個僕あって、
恐怖とかに対してもちょっと似たようなあれがあって、
これちょっとじゃあ先に例で言うと、
僕1回会社潰れかけたことがあるんですよ。
その時に、
あ、やばい来月の支払い全然できないかも、
みたいな時があったんですよ。
で、僕社員も1人いたんですけど、
やべえこれ来月払えるかどうかわかんないみたいな話をしたら、
社員の方がめちゃくちゃ慌てて、
やばいやばい、
じゃああそこに出してる請求書本当は来月入ってくるけど、
今月入ってこれるようにちょっと電話して、
え、やばいちょっと待って銀行に話をしてちょっと金ないといけないんですよ。
やばいやばいやばいってなってるんですけど、
ちょっと待てと。
全部計算しようってなって、
僕入ってくる金と出ていく金全部計算したら、
ギリギリ数万円余って乗り切れるぞってなったんですよ。
その時点で全く怖くなくなるんです。
でもそれを最低の状態をイメージせずに知らないから、
そのもう1人の社員はやばいやばいやばいってなってるんですよ。
もしこれ恐怖だけで最低の状態を知らずに何とかしようってなったら、
取引先に電話をして迷惑をかけて評価も下がってたと思いますから。
でも正確に最低ラインを意識することによって、
その事態って防げたんですよ。
だからこれも結構重要で、
12:01
最悪どうなるかっていうことを明確にイメージする。
数字だったら1の位まできっちりイメージする。
とかっていうのも結構大事だなって思ってます。
シミュレーションしておくっていうのはすごく大事なことですよね。
それこそ失敗を恐れて何もしないんじゃなく、
攻めていっていいと思うんですけど、
でも失敗した時最悪こんな状態になるかもっていう想像ができていれば、
あわてふためかないという。
だから僕会社辞めるのが怖いとかもそんな気がしてるんですよね。
何となく漠然とした状態で、
なんだか今の自分には納得してない。
辞めよう。
でも辞めたら辞めたってその先が怖いとかじゃなくって、
きっちりきっちりシミュレーションしてみて、
自分でこうなったらこうなるという道筋をきれいに描く。
会社辞めるとかって今までの生活が完全に断絶されて、
全く新しい世界に行くじゃないですか。
収入に対する不安があるとか、
自分が今まで価値を出してきたことが全く通用しなくなるかもしれないから、
自分の存在意義みたいなものが落ちるんじゃないかみたいな不安とかもあるんですけど、
大体皆さんどうですかと。
小学校から中学に上がった時、中学から高校に上がった時って、
そういう環境がバンって変わる体験って知ってるはずなんですけど、
その度に今まで出してた価値っていうのはもしかしたら出せないかもしれないけども、
新しい価値観の中で違う価値を出すっていうのを、
毎回毎回作り続けてきてないですかって思ってて。
言われてみれば自然と経験してるってことか。
自然と経験してると思います。
だって友達一人もいないところに転校する人もいるわけじゃないですか。
今までの友達一人もいないし、今のやり方で友達作れないけど、
また違うことになるじゃないですか。
子供生まれるとかもそうで。
確かにね。ガラッと生活変わりますけど。
子供生まれたらどうしようとかいう不安ってやっぱり僕とかはあって、
仕事がだいぶできなくなるんじゃないかって不安があったんですよ。
実際子供生まれるじゃないですか。仕事できなくなるんですよ。
前みたいに100%自分の時間を仕事に使えなくなるんですけど、
それとはまた違った幸福度を違うところから得れてるじゃないですか。
だから僕これなんかね、結構思うのは、
今と未来なんか変わった後で、
人生の勝利点だったり価値観っていうのが変わってることが多いんですよ。
それはものすごく変わると思う。
だって自分自身の考え方とか大事にしたいものっていうのが、
環境だとか置かれてる立場とかでガラッと変わるわけでしょ。
そうなんですよ。
経験ですごく変わって変化していくものだから、
自分は何が大事にしていきたい人かっていうのは絶対変わっていく。
絶対変わっていくんですよ。
それで仕事バリバリしてる時は、
例えば収入を自分の価値としていたりとか、
自分の存在意義みたいなものを大切にしてるかもしれないけど、
子供生まれたら子供がいかに元気に笑えるかみたいなことが。
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だからゴールが変わるんですよね。
その時その時で。
だから今不安になっててもしょうがないです。
だって環境変わっていくし、
それと同じように自分の心変わっていくから。
そうなると、昔なんであんなことにものすごく緊張していて、
ものすごくこだわってたんだろう。
今考えたらしょうもないわって思うことはいっぱいありますよね。
昔あんなにモテたいと思っていたのに、
今モテるとかよりももっと大事なことあるじゃないですか。
本当そうなんですよ。
それはそうでしょうね。
だからその瞬間の幸福度の指標みたいなものって、
本当に瞬間瞬間変わっていくから。
だから僕思ってるんですけど、
とどまり続けるところに執着してもしょうがないんですよ。
結局同じところにずっと居続けたら何も変わらないから、
それこそ目標とかゴール地点がそのまんまになっちゃうから、
どんどんアップデートしていったりとかする必要がある。
する必要があるどころじゃなくて、
どうせ変わるのだから、
執着する意味がないってことです。
価値観ってずっと変わっていくのだから。
例えば子供の時に男らしくないなって自分で思って
いじめられてた子がもしいるとして、
でも今って男らしいとか女らしいとかって、
そもそもそんなの違うよねって社会になってきてるじゃないですか。
だから昔悩んでたことって、
今全く意味がなくなってきてるんですよ。
だから社会も自分も変わってるのだから、
何かに怯えて執着するみたいなことって、
そもそも意味がないっていうことなのに、
なぜか今の価値観、今の環境の中で、
僕らは執着をするなっていうのは、
とても無意味だなって思ってるんですよ。
だからこそ、ちょっと執着しそうになったりとかした時は、
ふっと俯瞰してみて、
それ本当に今のあなたは必要?っていう
自分自身への問いかけがすごく大事なのかもしれない。
本当にそうです。
一応もう一回まとめて言いますと、
緊張だったりとか不安だったりとか、
怒りとか恐怖の源っていうのは、
一番の理由は、
僕は最低の状態をまず正確にイメージできてないから。
客観視できてないから。
そしてマクロな視点で見れてないから。
だから本当に思うのが、
宇宙からしたらどうでもいいっていう言葉あるじゃないですか。
あ〜もう、
宇宙からしたらもそうだし、
この壮大な歴史の中から言ったら、
1ページにもならないとか、
本当にちょっとの話なんだってよく言いますよね。
あなたなんて、大したことないんです。
一人一人の命は重いけれども、
そういうのはもちろん前提にあった上で言うけれども、
大したことないよ。
僕だから、どうせ俺なんかっていう言葉って、
あんまりポジティブな言葉で使われないじゃないですか。
どうせ俺なんてダメな人間なんだみたいな、
自己否定みたいな文脈で使われること多いんですけど、
僕は結構ポジティブに、
18:00
どうせ俺なんか宇宙の粒なんだから、
生きたいように生きた方が良くねって、
めちゃくちゃポジティブに、
どうせ俺なんかを思ってるっていうことですよ。
そう思うと、緊張とかなんでもないんです。
そうですね。
以上です。
はい、緊張はいらないということでした。
そういうことです。
ワッフルーム今日は、
樋口清則の、
我思うゆえに我ありでした。
緊張した。
東京ミュージックラブミュージックトリビア、
明日から使用可能です。
ケイ、エアロスミッド知ってますか?
もちろん知ってます。
ボーカリストの名前は知ってますか?
音楽的な理由はわかりますか?
日本のたやきが好きで、
コンサートの前に食べてたの知ってますか?
何?
毎週金曜日にディストリビュー、
毎週日曜日に東京バックステージのチャットセッション、
東京ミュージックラブのポッドキャストアプリを探してください。
間違えないでね。
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