深い?僕も今日あんまり良い音声じゃないんですけど、まあ大丈夫です。いいと思います。
大丈夫ですか?私、何か言ってるもの言ってます?
全然、すごい良い音声です。
大丈夫ですか?普通にイヤホンマイクなんですけど。
はい、それも素敵です。大丈夫です。
大丈夫ですか?
何がすごい深かったって?
いや、なんかもうさ、作品数もすごい。ウフィッツェ美術館に行ったんですよ。
ああ、いいな。僕が行けなかったっていうところですね。
もう、金額も高いけど、いくらだったっけな?
何の金額?
入場料の金額も高かった気がする。
どっちかな?ドウモだったっけな?
まあでも、どっちにしてもいい値段ですよね。
今、円が弱いからってのもありますけど。
162円って今日出てて、うわっと思った。
やばいですよね。
やばいですね。
でも、もうすごかった。お腹いっぱいになりまくりましたよ、ウフィッチェ。
もう見終わったと思って、カフェに入った後も、まだ2割ぐらい残ってますみたいな。
5時間以上いましたよ。
5時間?もう半日?
ほぼ1日みたいな感じだった。ゆっくり見てたら、あっという間に過ぎるし、
絵の表現力とか、闇とかの表現とか、光とかの表現とか、
リアリティに近い写実的な油絵とか、目白押しでした。
時間の流れがかなりゆっくりな感じがしますよね。
絵自体ですか?
絵自体、絵1枚描くのに、きっと1年近くかかったりとかしてるのかな。
そうですね、1個1個に対する時間の描き方も全然違うっていうのも、確かにあるかも、重みも。
いやー、もうね、もろもろなんか、やっぱすごいなと思って。
皆さん貴重な話ですよ。
貴重ですかね。
ヒレンツェガイルのリアルなアーティスト。
やっぱ美しい街ですよね、あそこは。
そうですか、美しい。
美しい。礼拝堂行ったんですよ、オススメだって秀木さん言ってくれたと。
これはもう絶対に彫刻見なきゃと思って。
でもその彫刻に行き着くまでの、前のメディチ家の礼拝堂のエリア、行ったことあるんですよね。
あります。
大理石の礼拝堂、やばくないですか?覚えてます?
覚えてない。
多分覚えてないと思います。そうでしたか?
結局、外から見たら、全然、メディチ家の風格っていうのは、ないって言ったら変なんだけど、地味に見えるわけですよ。
でも中に入ってったら、もう今は取れないっていう緑色の大理石とか、いろんな色の大理石を使って、その礼拝堂が八角形という感じで作られて、
それが大理石でいろんな紋章とか、なんかそういう絵じゃないんだけど、あちこちにあるわけですよ。
結構、そこで独り肌立っちゃったかも。
ふーわーって、やっぱ人って自分の想像を超えたものに出会いたいじゃないですか。
その瞬間に自分の枠が広がったりとか、
またいいこと言いましたね。人って自分の想像を超えたものに出会いたいじゃないですか。
そうそう。想像を超えたときに初めて、自分の想像を超えてきてくれたおかげで、自分の枠も一緒に広がりますよね。
あの瞬間が欲しくて人を旅するんだなって私は思ったんですよ。
また出たこれも本当かもしれないなぁ。
そう思いません?なんか自分はこんなもんだとかわかんないけど、自分の世界は見てる世界ってこんなもんだ、このぐらいすごいんだろうなとか。
なるべく期待してない方がその凄さって感じれたりすると思うんですけど、結構ね、メディチケの礼拝堂もやっぱすごかったですね。
かつ、なんかあそこの礼拝堂の地下にミケランジェロが隠ってなのかな、ちょっと詳しくはわかんないんだけど、
洞窟っていうか地下に隠れてた時があるんですって。
その時のいたずら劇のデッサンみたいなものとかは、過去は生で見れたらしいんだけど、人の湿気とかそういうので劣化しちゃうってことで、
今はアクリルで一部が礼拝堂の中に展示されてたんだけど、
なんかリアルにミケランジェロいたんですねみたいな、そういう息遣いとか、
なんかもう歴史の深さが日本にはないよね。
日本もすごい長い歴史があるんだけど、どうしても地震とか戦争とか、なんかいろんなもので、京都とかに行けばそれなりの歴史は感じれたりするんだけど、
一般的なところでは感じれないじゃないですか。
一般的なところでは感じられないですね。
ちょっとしたね、江戸時代のものが残ってるとかは多少あるけど、ものの400年前とかじゃないですか。
400年、嘘ついた。
300年くらい。
その大した昔じゃない。
あっちの人たちって、それこそ私がナポリで知り合いの家に泊めてもらったんですけど、
その人、誰かが別荘として使ってるそのお家を借りてるって感じなんだけど、その家とかにシレット絵画が飾ってあるんですよ。
これアンティークの絵画で、なんか300年くらい前のやつらしいみたいな。
そういうのがシレット飾ってあるんですよね、あっちって。
なんか何の飾りっ気もなくって言ったら変なんだけど、
なんかその辺の歴史の捉え方自体がもうちょっと違うんですよね。
300年くらいだったらちょっと昔ぐらいの感覚。
こっちで300年の老舗とか行ったら、おーってなるじゃないですか。
そんなの、まあまあちょいちょいあるじゃない、あっちって。
ちょっと行ったカフェとかが、まあなんか1800年くらいにできたカフェとか。
普通すぎて、普通にある歴史っていうか時間の概念の感覚がちょっと違うって思いました。
ずっとしゃべり続けてる。
いやーでもその通りだなと思って、歴史があるからその国が形づけられていく。
歴史が壊されてしまったらその国が一体どんな国だったかとか、昔この場所に住んでいた人がどんな人だったかって分かんないけど、
それをちゃんと語り継いでいけてる、いってるっていうことがまあ一つのイタリアとかヨーロッパのね、
そう思いました。
すごいそれをね、イタリアは2回目なんだけど、
今回はその作品を自分も描くものとして、またそのいろんなものを見たときに、
なんかそのもう立ち打ちできない歴史の深みとか、歴史の古さみたいなものさえ感じさせない今と同居してる感じとか、
なんかもうこれはもうほんと立ち打ちできないと思って、
なんかもうそれでなんか結構やられました。
立ち打ちか、まあね。
そう、なんか別に立ち打つものではないんだけど、でもなんかそのぐらい打ちひしがられたんですよ、今回私。
でも、その風邪ひいた打ちひしがられてるときは、
なんかもう気力も実は湧いてこないくらい、まあやりきって疲れてきたっていうのもあるんですけど、
今思うと、それだけそのメンタル打ちひしがられるぐらいのものを受け取ってきたんだなとも思えたんですよ。
じゃあその後にじゃあ私はどうするのっていうことを捉えられるからこそ、
なんかそのもうすごい厚みみたいのにノックアウトされるだけの、
ノックアウトされるだけの何かこう器があったからノックアウトできたんだって思えたんですけど、
そう、やばいと思った。
そうか。
人はどうですか?
人に関しては、なんかまあ私その知り合いのつながりとかで、いろんな方に出会ったりしてたから、
フィレンゼとかに関してはめちゃくちゃ人が良かったですよ、すごい。
基本ずっとフィレンゼにいたんですけど、
何日間いたんでしたっけ?
イタリア自体は2週間くらいいたのかなって感じなんですけど、
めちゃくちゃ良い人たちでしたよ、基本的に。
そして私びっくりしたのが、なんかイタリアの人しっかりしてるんですけどっていう驚き。
なんか私のイメージは時間全然約束守らない、電車も遅れる、
なんかタクシーとかも来ないんじゃないぐらいな、なんかそういう印象があったんですよ、ずっと。
時間を守らないものぐらいのイメージみたいな、イタリア人みたいな。
でも電車は全部時間通りだし、タクシーとか予約した5分前とかに来てくれるし、
あれここイタリアですか?みたいな感じで。
で、なんか私ずっと気に入ってるマンネイスが、
っていうフィレンゼの。
僕と話の時にも出てきたじゃないですか。
それで、そこのね、アトリエ?普通のショップかな?ショップに行ったんですよ。
私も本当にそのマンネイスで、いろんなことを自分の思いを書いてきたり、ずっと本当に一緒にいた子だし、
本当に今でも気に入ってるから、
それをありがとうを直接伝えに行こうと思って、
そのマンネイス屋さんに行ったんですよ。
で、なんかその思いを伝えてきたら涙が出てきちゃって。
そしたらめっちゃそこのスタッフの方も、
いやこのシリーズはすごいよく覚えてるとか言ってくれて、
めっちゃ感動してくれたの。
4年くらい使ってるマンネイスっていうのもあるけど、
そりゃそうですよね。
はるばる日本で買ったフィレンゼで生まれたマンネイスを、
わざわざ持ってきて、すごい気に入ってて、
本当に友達のように大好きなのってありがとうって伝えに来たって言われたら、
それは嬉しいよなって自分でも思うんだけど、
本当に喜んでくれて、
そしたらもうちょっと私にマンネイスの蓋に、
ちょっと宝石をつけれるオプションみたいなのがあるみたいで、
もうこの中から好きなのを選んで、
あなたにはこの色が合うとか言って、
マンネイスのところに、
ちょっと何の宝石か分かんないけど、
つけてくれて、これ私からのプレゼントとか言って、
プレゼントしてもらったんですよ。
とかね、なんて素敵な、
豊かだね。
そう豊かなんだろうと思って。
なんて素敵な、
ストーリーをこのマンネイスは作ってくれるんだろうって思ったりもしたし、
とにかく素敵な人が多かったですよ。
日本のイベントもすごい大成功っていう感じで、
私もステージに出させてもらったりしてよかったんだけど、
だけどじゃあね、芸術的な刺激をもらったかって言ったら、
申し訳ないけど、その芸術的な刺激は何も私は得ること。
イタリアでもすごい感じすぎてるっていうのもあって、
疲れてるのもあったっていうのもあるけど、
イベント会場との行き来だけでほぼ終わって帰ってきちゃったんだけど、
ちょっと感じるエネルギーの要素が違うって感じですね。
良い悪いじゃなくてね、エネルギーの質っていうか、
ただ、日本はもうそんなイケイケVVにはこれからなっていかないから、
本当一人一人が本当の意味で好きなものを愛着を持って丁寧に大切にするとか、
本当に幸せってなんだろうって話になっちゃうかもしれないんだけど、
あとは、私自身が体験したように、
日本って自然が本当に多くて、その自然がすごい観光資源だってことを認識してないから、
体験をしたいって思うと思うのよ。
ただ買い物したいとかじゃないじゃないですか。
私も結局今回のイタリア土壌遠征も観光というよりは、観光の要素もありますけど、
どっちかっていうと、そこで自分が何できるかっていうことと、
体験、体感がしたいっていう。
味わいたい、感じたい、知りたいっていう、
もっとニュアンス的なものを求めていったってことなんですよ。
それはヨーロッパの人たちも、日本に求めるものとか海外から来る人も、
どんどん1回目は観光で十分なんだけど、
2回目から絶対体験を求めていくじゃないですか。
そこっていうのをもっと、政府の話になっちゃうけど、
そこを本当にどこの県も深めていったら、成功に導けるんだろうなと思いますね。
そこには私たちは、イタリア人は当たり前に思っていることに私たちは多分感動するし、
日本が逆なんだよね。
結局はイタリア素敵とか思って憧れていくのと同じように、
結構日本にも憧れを持ってくれてる人と、私多く会った感じなんですよ、今回。
そうすると、やっぱり味噌とかに関しても、
私、味噌の味噌ボウルっていうのを海外で流行らせようと思って、
3、4年前頑張った時があったんだけど、
逆にあっちから、
SをZって読むんだよね。
みぞ、みぞって言ってたけど、
みぞとオリーブオイルを合わせてつけて食べると美味しいんだとか、
かつお節はどうやって使うのかとか、
質問されたりしたのね、すごい。
めちゃくちゃ日本食に対して興味も、
前よりも深くなってる気がするし、
僕も今最近、ガッドヘルスっていう腸の健康、
体の健康ってみんな言うじゃないですか。
だから発酵食品、やっぱすごいいいんだなっていうのを認識し始めて、
キムチ、味噌、納豆、ヨーグルトみたいなそういうもの、いいでしょ?
いい。発酵食はすごいですよ。
ぬか漬けとか麹とかさ、あるじゃないですか。
あの良さをね、世界に言ってはいけないけど、
これ絶対いいと思いますよ。
絶対いいですよね。
しかも私は本当に味噌って大豆だし、
プロテインも取れちゃうわけじゃないですか。
そういう発酵で、こんなすごいいいものないと思って、
頑張ってたんだけど、
でも意外と持ってってあげればよかったって感じだったんですね。
料理教室に行ったんですよね、あっちで。
オタクでやってらっしゃる方の。
そこで、私昔こういうのでワークショップとかやったりしてたんだって見せたら、
めっちゃすごい反応よかったの。
次の時は絶対持ってきてみたいな。
味噌作りはやっぱりやるべきですよ。
だって物を渡しても、
それなんか培養できればいいよ。
かすきかヨーグルトみたいに。
味噌培養できないでしょ、たぶん。
だから、その作り方を全部教えてあげられたらいいですね。
そうですね。味噌はある程度輸入されてはいる。
輸入はね。
いろいろ発酵関係ってすごいシビアなんだよね。
ヨーロッパからそれこそ、
蜂蜜とかもすごい中心らしいんで。
輸入できないんですよね。
だから発酵系のものって、
なかなかいろいろハードルが高そうではあるんですけどね。
でも、そんだけすごい反応があったっていうことは、
日本にも興味を持って、
たまたまね、私はそういうところにいたっていうのもあるかもしれないけど。
美容と健康だって、
サラダ油よりもやっぱりオリーブオイルがいいじゃないですか。
今、何に使うにしてもオリーブオイル。
そうやったら、美容と健康に関してはこれから伸びます。
伸びますよね。
秀木さん的には、来年どうして来たりとかありますか?
突然来た。確かに12月、11月ですもんね。
長い目で私も見据えないとなって。
この先10年後?15年後って見ないとね。
そうなの。私それをここ数日思ってて。
今さっきやってきた何かの成果がどうか、ああだなんて、
ちょっとスパンが短すぎるから、
10年後の最終的な目的とか、
10年後の在り方の状態っていうか、
見据えた上で、じゃあ来年何するの?ぐらいの、
10年単位の計画の中では、1年目としては良かったねみたいなぐらいの、
ちょっと長期的な感覚が持たないといけないなって、ちょっと思ってて。
別に10年後の計画ないんだけど、そう思ってて言っただけなんですけど、
秀木さん的にはどうですか?
今日新聞でチョロっと読んで、全然理解できてないんですけど、
体制派と反体制派みたいな、権力を持ってる側と、
リベラルに自由にやりたい側、
みたいなのって、なかなか相入れないというか、
お互いを喧嘩越しに見ちゃうところがあると思うんですよ。
だからそこをもう少し、お互いが歩み寄るとか、
許容するようなことによって、
きれい事かもしれないんですけど、
うまくいくといいなと思ってますね。
なるほど。それは政治的な問題?
いやいや、個人的な問題ですね。
例えば自分のアートが、
どういうふうに今後、社会に受け入れられていく、
受け入れられるべきか、
その理想的な受け入れられ方。
どんなのが理想的なのかな、秀木さんにとって。
いや、それは難しいです。
自分、待ってるだけでいいかっていうと、
そうでないと思うんですよ。
例えば、自分のアートを誰かがサポートしてくれる人任せ、
っていうのではないと思うんですよね。
だからといって、今すごく権力を持っている人たちに、
何ていうの、委ねるというか、
そういうのでもない気がして、
だから自分から自分が何かを発信するやり方によって、
自分というのは見られているというふうなことを含めて、
考えなきゃなと思っています。
そうですよね。
私も今回、フレンツの目的は、展覧会に出るっていうのが一つの目的だったんだけど、
逆に秀木さんの意見を聞きたいんですけど、
すごいいろんな作家さんがいるところに自分の絵を出すって、
なんか私、もういいかなって実は思っちゃったの。
それは何でかっていうと、結局誰かが用意してくれたお皿じゃないですか、
そのお皿がとても素敵に見えた、このお皿面白そうなお皿だなと思って、
そこに乗ることにしたんだけど、アラカルトじゃないですか、
その時にすごいぼやけるっていうか、
なんかアラカルトの中の一つとしての私って、
全然自分の世界観とか見せれるわけでもないわけですよ。
じゃあ一人個人としての私の実力があるのかないのかって言ったら、
正直今からもっとつけなきゃいけないっていう部分ではあるんだけど、
でもなんかもういいかなっていうのを、
会場に入ってちょっとバーって歩いて見てる瞬間に思っちゃったのね。
分かります。僕もそうです。
アートフェアとかではすごいそう思うし、
はっきり言って2人コラボレーションってなった時点で、
もうぼやけ始めますからね。
2人でもそうなんだ。
だと思います。
それがうまく相互が感覚反応を起こして、
普段は作れないようなものとか、
今後そのコラボレーションによって、
その関係性がアーティストとして道を歩んでいく上で、
すごい励みになったりすることもあると思うんですよ。