00:07
こんにちは、カナダのトロントからクラフトとポケットスクラップブッキングを楽しむヒントをお伝えしているOKEです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
今日は早朝にトロントのハイパークという公園に行ってきました。
この公園で桜が沢山植わっていることで、とても有名な公園なんですけれども、
その桜をどうかなと思って見に行ったんですね。
そしたら、ほんのちょこっとだけですけれども、桜が咲き始めていました。
ただ、今日朝って気温6度だったんですよ。
6度で見る桜というのも、なかなかないかなと思うんですけどね。
ただ、フェンスが準備されていたので、これから桜が咲いていくと、
フェンスを立てて桜のエリアには入れなくするのかなと思って見ていました。
そんなふうに言っても、ちょこっとだけでも桜が見れたから、
本当にハッピーな気分になりましたね、今日は。
撮った写真をTwitterかインスタでもあげようかなと思っているので、
咲き始めのトロントの桜ってどんな感じ?というふうに思う方がいたら、
そちらをぜひ覗いてみてください。
今回で174回目の配信となります。
今日は、ここトロントでお酒ってどういうふうに買うの?というテーマでお話をしてみたいと思います。
日本だとコンビニとかスーパーとかでも売っていると思うんですけれども、
ここトロントはちょっと違っていて、
今でこそすごい大きなスーパーとかだと一部で少しアルコールを扱っているというところもあるかもしれないんですけれども、
お酒を買いに行くのにスーパーに行くよという方はここでは結構稀かなというふうに思います。
じゃあどこでお酒を買えるのかというと、
LCBOというお店があるんですね。
ここでほとんどのお酒を扱っているので、
これはオンタリオ州でトロントがあるのはオンタリオ州という州の中になるので、
このオンタリオ州の政府が管理しているのがこのLCBOになります。
なので必然的に税金も含めてお酒の販売をしているその利益というのはこの政府のところに行くことになるんですね。
こうやってなんでLCBOというところが管理をしているのかという背景を見てみると、
ここをキーになっているのかなというふうに思ったのが、
1927年ここを境にその前という時代がアルコールを売ったり買ったりましては飲んだりということができない時代があったみたいなんですね。
03:01
逆にこの年を境にお酒を売ったり買ったりできるようになっていくわけなんですよね。
そうすると今までできなかったからみんな殺到するじゃないですか買うのね。
あとはたくさん買っちゃうという人も当然出てくるということもあって、
じゃあどうするかとなった時に政府がコントロールするのがいいかなみたいな感じになったのが元々の背景みたいなんですよね。
これは夫の家族が以前話していたことなんだけど、カウンター越しにお酒を売っていた時代があったみたいで、
この時ってお酒のリストが作られていて、そこに自分が欲しいお酒を何本とか書くじゃないですか。
それをスタッフさんに渡すとスタッフの人がそれを見ながらお酒の倉庫みたいなのが後ろにあるんですね。
そこから注文書を見ながらお酒を持ってきてくれてカウンター越しに買うと。
70年代ぐらいまでだったかな。
だからお客さんはお酒には一切触れないんですよね。
自分で取ってきて買うわけじゃないということですね。
あとはお酒を買うのにもライセンスがあったみたいな感じで、
パスポートみたいな証明書というのがあって、もちろん身分を証明するものであると思うんですけども、
それにプラスしてお酒の購入履歴とかも書いてあったみたいなんですよ。
どういうふうに使うかというと、そこにたくさんお酒を買っていたとするじゃないですか。
そうするとスタッフの人が見て、あなたたくさん買ってるからね、あなたには売れませんみたいな。
そういう形で使っているっていう風になってましたね。
今って2021年でしょ。
もちろんお酒を買うためのライセンスとかはないですよ、今は。
だけど今もオンタリオ州は政府がそれを管理しているというところを見てみると、
なんでなのかなって考えたときに、やっぱりこれ伝統的な売り方だからっていうのはあるんじゃないかなというふうにすごく感じます。
これ個人的な意見になっちゃうかもしれないんだけど、
ここであんまり変化を好まない場所だったりするのかなというふうに思うんですね。
なので今までのお酒の売り方があるじゃない。
これを大きく変えるというのは嫌がる方たちがたくさんいるんじゃないかなというのはとても感じます。
あとはパブリック的にですよ、あくまでもパブリック的にね。
政府が管理をすることでアルコールを大量に摂取しないように管理できるとかね、
アルコールを飲めない年齢の人たちっているじゃないですか、こういう人たちに売らないように規制ができるとか、
こういうことがパブリック的には言われていることではないかなというふうに思うんですが、
06:04
実はね、LCBOって広告を売ってたりするんですよ。
それはね、アルコールを買ってくださいの広告です。
こういうの聞くとちょっと面白いですよね。
矛盾しているような感じもするからね、なかなか面白いなって思うんですけど。
こうやって政府が管理をしていたりすると、
メディアのところに面白い記事がたまに上がってきたりとかします。
どこまでが本当かは分からないので、
本当に何だろうな、記事の一つとしてね、お話の一つとして聞いてもらいたいんですけども。
まず最初のこれは納得してもらえる部分じゃないかなと思います。
それはLCBOは先ほど言ったようにオンタリオ州が管理をしているところなので、
オンタリオ州はここの州の中で売るためのアルコールをほぼほぼ全部買っていることになるわけですよね。
すごい量だと思います。
なので、これ世界中見たときにですね、LCBOって大お得意さんということになるんですよね。
お酒売っている方々から見ると、すごいお得意さんになると思います。
あとは今でこそリーズナブルなワインとかも売ってますけども、
あんまりびっくりするぐらい安いものっていうのは売ってないかなという気がします。
やっぱり政府がやってるので、税金も含め利益とかも少なくなってきちゃうと思うので、
こういうのは多少影響していると思います。
ここと関係して、以前面白い記事があったんですけど、
それはLCBOの人たちは買い付けとかもしてるわけですよね。
ヨーロッパとかに、例えばワイン買うとかね。
こういう交渉のときに、普通たくさん買うから安くしてくださいっていうのはありますよね、普通。
だけどこのときに載ってた記事って、その値段が安すぎて買うのが難しいという記事だったんですよ。
そういうことも起こり得るということで、ちょっとそれも笑っちゃったんですけど。
あとはビアストアっていうのがここにはあります。
ビアストアっていうのがここにあります。
ただ、最近ってLCBOも結構ビールの販売をしてるんですよね。
どういう経緯なのかちょっとわからないんですけど、
そう、多分ルールが少しずつこう変わってきちゃうんですけど、
ビアストアっていうのは、ビールだけを販売するお店です。
ビアストアっていうのは、ビールだけを販売するお店です。
ただ、最近ってLCBOも結構ビールの販売をしてるんですよね。
そう、多分ルールが少しずつこう変わっているのかなというふうに思っています。
このビアストアは政府の管轄ではないのね。
っていうことは、要はこの2つはライバル関係にあるということで、
LCBOがビールを販売し始めるということは、
09:01
このライバル関係を白熱するということになると思います。
コロナになってからですかね、このLCBO最近ね、
クラフトビールに力を入れてたくさん販売をしてる感じなのね。
で、出てた記事がビアストアの売り上げに
すっごい影響が出ちゃってるみたいなんですよ。
もちろんね、コロナの影響もあると思います。こういう状況下なので。
だけど、例えばほとんどのアルコールをLCBOが扱っているので、
そこにビールが売っていると、アルコール、
例えばワインとか買いに来た人がビールも一緒に買おうと思った時に便利じゃないですかね。
なので、これが影響してないというのはちょっと難しいかなというふうには思いました。
その記事ではね、本当にビアストアが生き残れるかのレベルで
影響しているという感じになっていたのでね、
そんな記事がアップされたりもしていました。
で、やっぱりLCBOって政府が管理しているから、
ルールとかもコントロールしやすかったりすると思うんですよね。
やっぱり昔と同様に、
本当にお酒の販売にものすごいパワーがあるんだなということをね、
とっても改めて感じたなというふうに思います。
というわけで、174回目の配信はですね、
アルコール販売の歴史にもちょっと変わってきました。
今回の配信はですね、アルコール販売の歴史にもちょっと触れつつ、
オンタリオ州でお酒を販売しているLCBOというお店のお話をさせていただきました。
今日はこんなところで終わりにさせていただきます。
また次回の配信でお会いしましょう。
カナダ・トロントからOKでした。