トロントのショッピング事情
Hello・From・カナダをお聞きの皆さん、こんにちは。カナダのトロントから配信をしている、OKEです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
この配信では、カナダの東側、トロントでのライフスタイルの話をメインに、たまにクラフトや旅の話も織り混ぜつつ、お届けをしています。
今回で361回目の配信となります。
今日はですね、トロントでのお買い物であるとか、お店にフォーカスをしてお話をしてみたいなというふうに思います。
まず、トロントは新商品が少ないね。
逆に言うと、日本の新商品が多いからね、そういうふうに感じるんだと思うんですけども、
日本だと、やっぱり帰国すると、何かしら私の知らない新しい商品が出ていたりもするし、
例えば、アイスクリームのフレーバーとかね。
あと、コンビニとかで売っている、コンビニが作っている商品とかでも、新商品ってすごいいっぱい並ぶじゃないですか。
だから、日本に行くと困ることっていうと、すでにおいしいって分かっているものを食べないで、新商品を選ぶことができるかっていう、そういう悩みですかね。
これ、なんでだろうなって考えた時に、ここトロントとかだと、すでにおいしいって思ったもの、よく売れているものって、ずっと食べたいっていう感覚があると思うんだよね。
以前にレストランに行った時に、そのメニューが新しくなってたんですよ。
私たちも気がついて、それに、あ、そうか、新しいメニューになったんだと思って、何があるのかなみたいな感じでちょっと見てたんですけど、
そしたら近くにいたテーブルの人が、以前にあったあれとかこれみたいな、そういうことをいろいろ話してて、すごい好きだったから作ってほしいみたいなね。
そんな感じで、ちょっとウェイターさんみたいな人にお話をしてたんで。
これは一つの例ですけど、なんとなくここで生活していると、大きくチェンジすることをあんまり好まないのかなーなんていうふうに思うこと、たびたびあったりしますね。
だから、もしかしたら新商品の部分でも、新しい商品出すってことは、何かを削るってことももちろん出てくると思うんで、
その削る方がなかなか難しかったりもするのかなーなんていうふうにちょっと見てて思うんですけど、
ポップ文化の欠如
あとやっぱ新商品が出てもお知らせしないね。新商品があんまり世に出ないトロントでもですね、
唯一その新しい商品出してくるなーっていうふうに思うスーパーマーケットがあるんですよ。
これは以前にも配信でお話ししたことがあるファームボーイというスーパーマーケットです。
ここにはたくさんのプライベートブランドっていうのを作っていて、コンスタントでもないけどたまに新しい商品が出てくるのね。
でもね、しらーっと棚の上に置いてあったりするんですね。
自力で探さないと多分わからない感じで、せめて目立つテーブルとか作って、
販売当日とかそういう時だったらお知らせとかしたらいいんじゃないかなーっていうふうに思うんですけど、
今言ったファームボーイとかでも、日本みたいには出ないんですよね、新商品は。
だから余計にそういうふうに特別に出るものだったらしてもいいんじゃないかなーって思ったりもするんだけど、
そういうこと多分誰も気にしてないんですね。
新商品とかだから、しかもその自分好みの何か商品を見つけたらラッキーみたいな、
それぐらいの感じで捉えてるんじゃないかなっていうふうに思います。
あともう一つ、今の新商品のお知らせとも関連していることだと思うんですけど、
ポップ文化がないんですよね。
例えば日本とかって新商品盛りだくさんだから、
いちいち全部一つ一つにポスターとか作んないじゃないですか、
そんなこと作ったら大変なことになっちゃうと思うので、
でもポップ文化があるこの日本だと、せめてそこには新しい商品ですっていうのがわかるようにされていたりするでしょ。
なんかちょっとこう、なんだろうな、
値札の横っちょのところとかに新商品ステッカーとかがペタッと貼ってあるとかさ、
なんかこういうぐらいのことは意外とやってたりするのかなって思うので、
で、ここはそれもないからね。
そう、だから新商品化っていうのを判断するのは私みたいな。
そう、そういう感じなんですよね。
以前その本の話を配信の中でした時に、
そのポップの話をしたと思うんですけど、
日本でやっぱり本が出たらチラシが壁に貼ってあるとか、
あと手書きのポップが付けられているってことも、
そんなに有名な人じゃなかったとしてもちょっと話題になりそうだなみたいな感じだったらば、
ポップが付けられるなんてこともあったりすると思うし、
そういうのがないんですね。
そう、だからなんか新しい本っていうのはもちろん気づきにくいし、
どんな感じの本なのかわかんないから、
手に取ることもすごい少ないと思うし、
そう、なかなかそういう説明書きというかポップがないことで、
存在自体になかなか気が付きにくいなっていうのはすごくあると思ってて、
商品名の重要性
もちろんね、本の場合だと自力で見つける楽しさっていうのはあると思うんですけどね。
そう、なんかポップがあるとこれ便利なんだろうなーっていうのは、
改めてその日本の本屋さんを想像しながらそのトロントの本屋さんをこう巡ってみると、
とっても思うことかもしれないですね。
で、やっぱポップってこの書くの手間かかるし、
やっぱり面倒だったりもすると思うんですよね、お店の人にしてみれば。
だからやらないっていうのもすごくわかりますね。
じゃあ100本譲ってそのポップを書かないっていうのはOKとしましょうか。
でもね、せめてその種類書いて欲しいなっていうふうに思うことがあって、
これどういうことかっていうと、
例えばそのパン屋さんとかケーキ屋さんみたいなこういうベイキング類を販売しているお店とかで、
その種類が書いていないお店とかもたまにあったりするわけですよ。
なのでその何のパンかわからないから聞くことになるんだよね。
お客さんとのコミュニケーションということを考えれば、
それもいいことなのかもしれないんですけど、
並んでいるときにどれにしようかなみたいに考えたいときもあるじゃないですか。
特に混んでいたりするとそういうふうに余計に思ったりするんですけど、
でね、近所にカフェがあってそれが面白かったんだけど、
ここはコーヒーも販売するけれども、
朝食に食べることができるベイキング類っていうのも販売をしていて、
人気のお店なのでその時間によってはですね、朝に大行列ができてたりするわけですよ。
で当初商品の名前が全然書いてなくて、
でねしかもそのカウンターの後ろの大きなテーブルにそのベイキングしたものをこうトレイみたいに乗せて並べてあって名前がないと。
でそうすると近くないからこれこれっていう感じで指で指すことまずできないから、
でその種類を聞くのにどのパンっていうところから始まって、
で買う方は右の一番後ろのやつとかね。
こんな感じで会話が始まるっていう。
そうほんとねせめて名前を書いてほしいなみたいな感じで思っていたんですけど、
3、4年はそのままだったかな。
でその後こうお客さんから何度も言われたのかわかんないですけど、
なんかねそれともふと思いついたのかなスタッフの人が。
わかんないけどあの名前を書いてくれるようになりまして、
かなり注文しやすくなったなって思っています。
あとはこれ違うかなーって思うところが、
サラミとかチーズは必ずこう買う前に味見を勧められたりするんですけど、
なんかこの辺やっぱ食文化の違いも大きく影響していると思っていて、
やっぱハムとかサラミとかチーズをたくさん食べる人っていうのがここにはたくさんいるってことなんだよね。
で中にはその毎日食べるっていう人もいると思うから、
トロントのスーパー文化
でちょっとこう大きめのスーパーになると本当必ずと言っていいほどですね、
そのハムサラミチーズみたいなものをはかり売りしているセクションというのがあって、
でもちろんそういうスーパーマーケットってあのパックされているものも売ってるんだけども、
はかり売りのセクションにわざわざ行って買うっていう人もたくさんいらっしゃいます。
そこでスライスして買う場合には必ずと言っていいほどですね、
こう1枚ペラってスライスしたものを2人行ったらもう2人にこうくれる感じで、
食べてみてっていう感じで言われて渡されて、
でこれあのチーズとかも一緒で、固めのチーズとかはハムとかと一緒でスライス、
薄くスライスしてくれたものを渡してくれるんだけど、
ソフトチーズとかもはかり売りしてるんで、
でそういうのはスタバとかでちょっとなんか飲み物混ぜる時の棒みたいなんじゃないですか、
であれでこう少し取ってくれて味見をさせてくれたりとかするんで、
でそうやってまあ買う前に必ずこうくれるっていうのが結構あったりするんですよね。
日本でももちろんこういう場所ってあるとは思っているんだけれども、
それが一般的かって言われるとどうかなってちょっと首をかしげるというか、
なんかそもそもその日本のその普段の生活の中で、
そんなにいろんな種類のハムとかサラミとかチーズとか使い分けしないんじゃないかなっていうのがまずあるからね。
でここだとね本当普通のスーパーとかでも恐ろしい数のその種類があるから、
その中から選ぶんで、
まあ例えばその同じ種類のハムであってもその熟成度合いとか、
あと塩加減とかそのこだわる人もやっぱいると思うんだよね。
で既になんか同じ種類のが空いてたとしても新しいのを開けてくれたりとかもするので、
で私たちどうなのかっていうと全然詳しくないから味見してもねあんまりよくわかんないんだけど、
たまにすごくしょっぱいのがあるんですよ。
塩がだからなんかこう全体に回ってないとかなんですかね。
そうでそういう場合は別のにしたりとかはします。
それぐらいかな。
あと厚さすごくサラミを薄く切ってほしいみたいな時もあるので、
なのでこうやって厚みのリクエストとかもね結構そこではやってくれたりとかするから、
でこの味を確認するとかその厚さをね確認するとかっていうのは、
売る側もねちゃんとこうそれいいねって確認してもらってから売ることになるし、
買う側もちゃんと味が美味しいっていうことを確認してから買うから、
なんかお互いハッピーなことだと思うんでいいアイディアだなってすごく思うことかな。
味見の文化
でね味見といえばですよ。
トロントらしいことですけど、
無断で味見しちゃうのもここトロントだと多いなと思ってて、
でまずなんですけどこれやっちゃダメなことを前提でお話ししますね。
よくやっぱあるのがあのぶどうですね。
ぶどう味見してから買う人結構いて、
フルーツ売り場とかで食べちゃったりとかしてる人いるんで、
あとははかり売りのお菓子とか、
で前にうちの旦那さんと一緒にこうやっている企画の中でもお話ししたと思うんですけど、
結構スーパーマーケットとかでもそのはかり売りのお菓子を売ってたりもするんですよね。
でそこで子どもたちがこうはかり売りのお菓子買ってたりもすると思っていて、
でそれをあのキャッシャーに行く前に子どもたちがパクパク食べてるみたいなね、
こういうの結構見かけたりもするから、
まあ本当なんだろう100%ポジティブに考えた時にのんびりしててトロントはいいところなのかな、
そういうちょっとちっちゃいことだったらね、
お店の人が見てても何も言わないみたいなところもあったりするんで、
やっぱりなんか日本で私少なくとも勝手に味見しちゃってるのは私見たことないから、
いきなりそこからここに来てそういうのを目の当たりにすると、
初めて見るとえってふうにきっとなるよね。
で今日ここトロントでの、
あくまでもその日本のお店でのお買い物みたいなお店みたいなところと比べる形には、
そこでの違いっていうことになっちゃうんですけれども、
どうですかね皆さんがこのお住まいの場所で、
これってもしかしてここ独特のことなのかもっていうのがもしあったらば、
ちょっと聞いてみたいなあなんていうふうに思ってます。
では最後に、今日初めてハローフロムカナダを見つけて聞きに来てくれたという方、
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では361回目の配信は、
トロントでのお買い物、お店、こんなところにフォーカスをしまして、
もしかしたらこれって北米独特なのではないかみたいなところをピックアップしてお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。
また次回の配信でお会いしましょう。
カナダトロントからOKでした。