イタリアは本当初めて行く土地だったから、
イタリアはもう開拓だね。
開拓のために。新しい仕入れ先とか市場の開拓のために。
で、イタリアを開拓でなんでイタリアを選んだかっていうのも、
もともと20年ぐらい通ってる、ヨーロッパ古きの先駆者みたいな方がいて、
その人からちょっといろいろお話聞いてて、
イタリアも結構出るよという話を聞いてて、
その人は日本で古着屋をやってて、
イタリア買い付けをずっとやられてる方なんだ。
そうそうやってる方で、
その人にもちょこちょこお世話になってて、
誰とか言うとなんかあれなっちゃうから言わないけど、
その方になんか本当いろいろ聞いてたらイタリアも出てくるって話で、
ただ、どうやってイタリア知らない土地で仕入れ先を探していくか、
ダメ元でどうやって開拓していくんですかみたいなのを聞いたの。
正直仕入れ先を聞くのとかって古着業界の中では結構タブーみたいな感じに、
そうなってるから、
まあでも今回はもうちょっとダメ元で聞いてみようと思って、
一遍聞いてみたら、
本当に教えれる範囲で全然教えるよって言ってくださって、
で、あらゆることを教えてもらって、
一番いいのは聞き込み調査って言われて、
もう本当に現地で現地にいるバイヤーさんだったりとか、
もうそれも日本人じゃないバイヤーがいいって言ってて、
に本当に聞き込み調査とかをしていって、
開拓していくっていうのが一番いいよっていう話を聞いて、
で、イタリアを、イタリアの中で言うと、
イタリアを開拓していたんだけど、
イタリアの中で言うと、中でも3都市とかを移動したかな。
3都市、4都市とか。
ああ、じゃあ結構行ったんだね。どこ行ったの?
最初ミラノ行って、
で、北の方に行くんだけど、
ミラノ、ボローニャ、フィレンツェ。
で、もう一回ミラノに戻ってフランスに行くみたいな。
上に行った感じかな。
ああ、そうなんだ。
で、めちゃくちゃさ、実際に聞き込み調査っていうのだけ聞いたらさ、
シンプルにそうだよねとも思えるんだけどさ、
その素朴な疑問としてさ、
イタリア語なんだよね、イタリア人は。
イタリア語、イタリア語だね。
で、聞き込みってどうやったの?
聞き込み調査は、でもやっぱりね、
すごい、翻訳アプリがもう本当に素晴らしいから、
はいはいはいはい。
いやーもう、超使いこなした、翻訳アプリで。
マジで?
めちゃくちゃ使ったよ。
樋口、翻訳アプリ使えるんだ。
いや、使った、もうね。
めっちゃ早いし、
ほんと細かなところまで拾ってくれるから、
いやーほんと、英語を覚えるのも大事だなって思ったけど、
やっぱりそういうアプリを使いこなすっていうのも大事だなって思ったな。
うーん。
おもろ。
樋口がアプリを使いこなすことの大事さに気づいてるのはめっちゃおもろいんだけど。
いやー、めっちゃ大事。
そういう聞き系はね、なんか見えてたから。
どちらかと言えば、距離を置いてきた側のさ。
そうそうそうそう。
文明の力はどう使うかだね、やっぱり。
それはさ、ごめん、ここちょっと広げるのはあれかもしれないんだけどさ、
じゃあ話しかけるときに、まずイタリア語を調べる、
で、頑張ってイタリア語で話してみる、
で、向こうが話したことをアプリに読み込ませて、
で、何言ってるかを理解して、
その後はどうするの?
えーと、なんかまあ、なんだろう、いきなり聞き、
まあまず、翻訳アプリはさ、日本語で言ってもそれをイタリア語に変換して、
イタリア語で話してくれるやんか。
うーん。
そう、だから、まあめちゃくちゃ話し合うのはめちゃくちゃスムーズなんだけど、
うん。
なんか聞き込み調査って言ってもやっぱさ、その、なんていうの、
うんと、タラではなかなか教えてくれないところもあるわけやんか。
うーん。
そう、だから、なんかすごく自然な話の流れとかで、
なんか日本で古着やってんだよみたいな話して、
はいはいはいはい。
うん、とか、なんか、そこでもう買い物してとか、
あー、なるほどね。
なんか、その、いろいろ聞き込みをするための、なんか前段階をいろいろ作っといて、
うんうんうん。
そっから、あのー、自然な流れで、なんか古着どこで買えそうかなみたいな話を、
うん。
していくと、なんか、うん、だんだんと、なんか心開いてくれてる状態だから、
はいはいはいはい。
うん、しまあなんかその、なんだろう、競合じゃないからさ、もう日本のショップだし、
うーん、そうね。
うーん、地域が違うから、証券違うし、
うーん、だからなんか割となんか心開いて教えてくれて、っていうのをもうめっちゃ繰り返して繰り返して、
で、なんかその、源流まで掘った。
あー、そうなんだ。
うん、あのここはね、正直ちょっと言えないところはめっちゃあるんだけど、
うんうんうん。
えーっと、どこまで言っていいかわかんないけど、その古着の、イタリア国内の古着がどうやって生まれているのかみたいな、
うん。
えーっと、川上から川島までの、
うん。
源流、源流まで掘れた気がする。
あー、そうなんだ。
それはその聞き込んだ、聞き込みでじゃあここいいよって言われた先に行って、
で、またそこでもどんどん芋づる式にこう聞いて聞いてっていうので、
そうそうそうそうそうそう。
その古着が、まあスタート地点というか、
うん。
まで行けたんだ。
行けたね。
いやすごいね、それ。
いやーすごいわ。
すごいと思った。
うーん、なんかその、
自分でもすげーと思った。
いやーすごいよね、その、でも徐々に関係性作ってさ、その聞いてみるっていうことだけ聞いたら、
まあそうだけど、
うん。
なんかいきなり翻訳アプリをね、相手にかざすわけにもいかないわけじゃん。
いやー、その、おばあちゃんとかさ、
うん。
めっちゃ嫌がるんだよね。
あーそうなんだ。
そう、なんか翻訳アプリっていうか、
そのなんか何かにかざされるのが嫌なのかな、やっぱなんか。
うん。
うーん、なんかすごい嫌がる人はいた。
うーん、まあでもそうだよね。
うん、これいくら?って聞いてるだけなのに、これいくら?とか聞いてるだけなのに、
うん。
なんかめっちゃ嫌がる。
いや、むしろなんかその、変な聞き込みをしようと思ってんじゃないの?
ただその、おばあちゃんが振りまで売ってるものが欲しいだけなのに、
うん。
めちゃくちゃ拒否してくるのに。
なんか。
本当にこう、なんだろう、受け入れれない人って、
こうやって、なんだろう、なんか取り残されていくっていうと申し訳ないけど、
うんうんうん。
うーん、いや、なっちゃうんだろうな。
拒むことの危険性も大事さもある。
あーそうね。
でもそれで言うとさ、
そのイタリアの古着を大型見てさ、
そのヨーロッパだけじゃなくていろんな、それこそタイとかも買い付けに今まで行ってるわけじゃん。
うんうん。
なんかそれで見たときには今回のイタリアの買い付けっていうのは、
その雑貫としてはどうだったの?
いや、めちゃくちゃ良かった。
あーやっぱ良かったんだ。
めっちゃ良かったねー。
うん。
それは、今まで出会えなかったような古着にも出会えたし、
そうだね。
うん。
今までそうだよね、今まで出会えなかった古着にも出会えたし、
なんかちゃんと皆さんに正当な価格でちゃんと販売できる良いものが手に入る。
うん。
なんか高くてもう仕入れるみたいなことは別に誰でもできると思うんだけど、
うーん。
そうすると売り値も高くなるし、
うん。
なんか商売としてもなんか続かなくなるから、
うん。
けどなんかちゃんと良い、まあそれこそ良いブランドのものを仕入れたとしても、
ちゃんとなんか皆さんも喜ぶ価格だし、
うちも利益が出る価格でちゃんとやれるっていうのが、
うん。
なんか証明できたのがイタリアだったかな。
うん。
あーそうなんだ。
うん。
そこが良かったな。
うーん。
古着も、古着もめっちゃ面白かったやっぱ。
それは何か特徴?
質が良かったの?
あー質が良いんだ。
うん。
なんか質良いね。
なんか本当なんかうーんと、
夏物はタイに買い付け行くみたいな話してたと思うんだけど前回、
やっぱなんか夏物っていうかもうほぼなくて、
Tシャツとかもほぼなくて、
うーん。
もう本当にもう薄手でシャツ始まりとかだから、
うん。
そう、なんか本当シャツからヘビーアウターが本当中心だから、
うん。
なんかやっぱ服としてやっぱ楽しいよね。
なんかTシャツでもプリントの良し悪ししかないからさ、
うん。
やっぱり面白いね。
特徴としてはどうだろうな。
あと特徴は、うーん、
パンツはとにかく細いものしか置いてないね。
あーやっぱそうなんだ。
古着もやっぱそうなんだ。
古着もやっぱ需要が細いから、
うん。
細いものしか売ってないね。
あーそうなんだ。
その古着っていうその歴史を遡っても、
その細身なものがやっぱり比較的多いっていうのは面白いね。
そうだね。
細身なものが多いね。
群毛の見ても細長いもん。
あーそうなんだ。
うん。群毛はね、ちゃんと細長いやんね。
うーん。
イタリアの今回群毛のカゴパンツ入れてきたけど、やっぱ細長いんだよね。
あーそうなんだ。
群毛って基本的には割とゆとりがあるイメージだもんね。
うーん、そう。
なるほどね。
そういう特徴は、うん。
でもさ、そのファッション関係の人と、ファッション関係というか、
そういう古着の聞き込みとかでさ、いろんな人と話したと思うけど、
なんかそういうイタリアで買い付け以外のやり取りとかできた人もいるの?
あー、買い付け以外のやり取りをめっちゃ、
めっちゃいるよ、やり取りできた人。
えーと、めっちゃいる。
何関係だろう。
なんか、もうジャンルごとでめっちゃいるから。
うーん。
あー、えっと、まあでも一番面白いなってのは、
えっと、イタリア人の、あのー、えっと、エアビー部屋を取ったんだけど、
うん、取ったんだけど、そこの、えっと、何、持ち主のオーナーだった人?
うん。
の、おじさんがいるんだけど、その人が一番よくしてくれたかな。
うーん。
うーん。
それこそ、そのいろんな聞き込みのスタート地点的な?
いや、もうその人は全く何も、マーケットとか全く知らんくて、
うーん。
まあ、さすがにもう、ただ、あのー、そのボロニア、ボロニアってとこなんだけど、
ボロニアに住んでるってだけだから、
全然マーケット情報は全然知らんかったんだけど、
うん。
えっと、おいしいご飯屋さんとか、
うん。
なんか、この近くの配送業者とか、
うん。
なんか、まあ、そう、そういうこう、なんだろう、生活に携わる部分みたいなのは、
うーん。
めっちゃ、うん、めっちゃ教えてくれたりとかして。
あー、そうなんだ。
でも、買い付けの時って、あのー、その、一日のスケジュール感はどんな感じなの?
その、もう、どこかにさ、品を見に行くっていうところより、
その、まず、どこに見に行くかからを決めていくわけじゃん。
あー、いや、もう本当にそうだね。
で、その変な話さ、
やばい、今日一着も、なんか、その、一着も仕入れできなかったなみたいな日もあるの?
いやー、めっちゃナーバスになる、なんか。
あ、あるんだ。
いやー、めっちゃあるよ。
なんかもうね、仕入れれてても、なんかずっと、
あー、なんかもっと新しいの開拓しなきゃなーって、
うん。
うん、ずっとそういう気持ちになってる。
うーん。
うん、全然なる。
で、やっぱ、今日のこと、まあ、明日のことを前日に調べとくよね。
うん。
一応。
うん、もうここ行こうみたいな前日に調べておいて、
行きます、買い付けしました、うわー、着いたーって言って、
もう必死こいて帰ってきたら、次のこととか調べなきゃいけないとか。
うんうんうん。
もうなんか、で、それが間に合わないとその日に調べなきゃいけないから。
うん。
で、なんか、いろんなことのしわ寄せが来るから、発想業務とか。
うんうんうん。
だから、もう本当に結構、なんだろう、最初の一週間ぐらいとかは、めっちゃ焦ってた。
あー、そうなんだ。
それは、どっちなの?
じゃあ、1個目のとこで、スルギを見てて、限られたリソースの中で仕入れをするわけじゃん。
もちろんお金っていう面でもそうだし、持っていける数みたいなところもそうだし。
で、考えたら、1件目で、例えば、これだけしか仕入れができてないなのか、
いや、ちょっとまだ先にいいものがあるかもしれないから、ここではこれぐらいにしとこうにしたから、
次に出会えなかったらやばいなのかというと、どっちのナーバスなの?
えっと、最初の方から。
もうね、見つけた時にとにかく全部仕入れるっていうスタイルでやってるから。
あー、はいはいはいはい。
うん、もう後先というか、後は考えずにあんまり。
だいたい自分たちの中の基準値があるから、いくらで平均いくらぐらいにならせたらこのぐらいになってっていう、なんとなくの計算のもとに行ってるから、
そこはもうキープしてるから、お金の入り方とかわかるからさ。
うーん。
まあそこは全然いいんだけど、まあ最悪めちゃくちゃいいものがあったらなんとかできるようには考えてあるから、
まあそこは全然いいんだけど、
うん。
それよりかは、うーんと、とにかく、なんだろう、数?
はいはいはい。
うん、もう目標の数を決めていったから、
うん。
その数に全然達しないぞこのペースじゃんみたいな。
なるほど、そっちなんだ。
この次いっていいものに出会えなかったらどうしようっていう方がやっぱ大きいんだね。
大きいね。
うん、なるほどね。
いやーそれ結構古着屋ならではの葛藤だよね。
出てくるかわかんない。