![[離婚の戦略!!#58]子供を連れて実家に戻れば親権ゲットできる？](https://image.listen.style/img/rzvAdv7Vj6m4HJlIHiHGZDQqXJhy0w2A3CJUGwKw2Q0/resize:fill:1200:1200/aHR0cHM6Ly9jZG5jZi5zdGFuZC5mbS9jZG4tY2dpL2ltYWdlL2ZpdD1jb3Zlcix3aWR0aD0xNDAwLGhlaWdodD0xNDAwL2NvdmVySW1hZ2VzLzAxSlBFSzRUNTUzSkM3WFhaV042RFE5Tko4LmpwZw.avif)
親権の基本的な考え方
弁護士のキタガワです。
YouTubeやTikTok、テレビ番組などで 法律の解説をさせていただいています。
NFTプロジェクト、モスキートファミリーの 運営をしております。
男女のトラブルシリーズ、離婚権の話をしています。
ここ最近は、子供に対する親の権利、親権について お話をしています。
例えば、旦那さん側も親権だけは絶対に譲らない。
奥さん側も親権だけは絶対に譲らない。
平行線になった時は、やむを得ず 離婚朝廷や離婚訴訟をするしかないです。
最終的にお互いを譲らないとなったら、裁判官が 最終的にジャッジをすることになります。
親権がどちらの方に行くのでしょうか。
母親やお母さんがなかなか強いのかなという 印象があります。
なぜかというと、裁判所としては 2つの考え方があるのではないかとお話ししました。
1つ目が、母親優先の原則です。
これは、前回の話をさせていただきました。
お子さんが 幼ければ幼いほど 手をかける面倒を見るというのは 母親の方が 何か都合が良いという 古い考え方です。
古い考え方が あるのではないかと 思います。
お母さん側が 虐待をしていたり ネグレクトという 育児放棄をしていることを 旦那さん側で 客観的な証拠によって 立証ができなければ お母さん側はどうでしょうか。
自分は 外に働かなければ いけませんが 実家の父と母と 協力して面倒を見ますので 母親が 真剣を欲しいと 言われます。
これは 男性としては 厳しい戦いに なってくるのではないかと 思います。
もちろん 真剣を決める中で お子さんの意見を 聞く機会を 設けられる場合が あります。
しかし 幼いと 子供の発言が 真意なのか 分からない場合が あります。
中学生や 高校生であれば 自分の意志を 持っているので 反映されやすく なりますが そこが どうなるでしょうか。
中学生や 高校生のお子さんが 絶対に お母さんは嫌ですと 父親のもとに 行きたいと 言ってくれれば 形勢が 逆転する 可能性は ありますが そうでない限りは なかなか 厳しくなってくると いう印象は あります。
これは あくまで 一般論ですので 具体的な 事情によって 父親が 真剣を 獲得している ケースも ありますので あくまで 一般論として お考えください。
現在の家庭環境の維持
裁判官の 2つの考え方の 1つ目は 母親優先の原則を 前回 解説しました。
2つ目は 現在の家庭環境維持の原則を 丁寧に 解説します。
2つ目は 現在の家庭環境維持の原則です。
読んで 字のごとくですが 現在の 状況を おかれている 子どもの 家庭環境から あまり 変えない方が いいです。
引っ越しをして 別の場所に 行ったり 学校が 変わったり 友達付き合いも 変わるよりは なるべく 今の状況を 優先させて あげるべきと 考えます。
これは 何となく 分かります。
例えば 旦那さんと 奥さんが 離婚して 話し合いをして 離婚したい時に 旦那さんが 離婚できたら 旦那さんは 実家に 戻ります。
旦那さんは 実家に 戻り 家の近くで 一緒に 育てて いきます。
新たな 家庭環境で 1から 子どもを 育てて 引っ越しします。
最初は 慣れないかも しれませんが 旦那さんは 子どもの 家庭環境を 優先して こちらで 育てて いきますと 主張しました。
しかし 奥さんが 現在の家に 住み続けていて そこに 子どもたちも 住んでいて 学校も 変わらずという 状況だと 考えます。
現在の 家庭環境を 優先すべきです。
あまり 大きく 家庭環境を 変動させるのは 良くないと 子どもに 影響が 大きすぎるので 気を付けた方が 良いと 裁判官の 考え方が あります。
学校が 変わり 友達が 変わり 周りの 家庭環境や 近所の 付き合いも 変わります。
大人は どうにか 順応していくかも しれませんが 子どもの 年齢にも よりますが 結局 精神的に 答えるものが あります。
そうなると 裁判官は なるべく 現状を 位置していった方が 良いと 考え方が あります。
これが 厄介な 考え方です。
新権を 争う時に 現在の 子どもの 家庭環境が どのような 状況なのかを 考えます。
どのくらいの 期間が 経っているのか 1ヶ月間 その状況なのかを 考えます。
例えば 5年間 10年間も 同じような 家庭環境だったのかに よって 全然 ちがってきます。
その辺も 判断材料に なります。
現在の 家庭環境の 維持の原則は 良いでしょうか。
この裁判官の 2つの 考え方です。
母親優先の原則と 先ほど 説明した 現在の 家庭環境の 維持の原則の 2つが あります。
例えば お母さんが 必然的に 子どもを 連れて 実家に 帰って 別の所に 住みます。
これは お母さん優先の 原則も 適用されます。
例えば お母さんが 勝手に 実家に 戻って 離婚訴訟を している間に 1年 2年 経ったら 新しい 家庭環境に お子さんが 慣れて 行っています。
その中で お父さんに 親権が 移って 別の 自宅に 戻すと 現在の 家庭環境の 維持と 相反します。
親権を巡る戦略
お子さんを 連れて 出て行った お母さんは ほぼ 最強です。
お母さんが ある日 旦那さんに 黙って 子どもを 連れて 実家に 帰る 引越し 転居 手続きも します。
新たな 学校で 子どもたちを 一生懸命 作って 楽しく 過ごしている時に 旦那さんが 親権は こちらで 育てると 言います。
引越しも 転居も させると 言ったとしても 実績が 積み上がると 旦那さんとしては 手も足も 出ない 状況に なりやすく なります。
そのような 状況下に 置かれた ご主人は 子どもの 親権を 最後まで 戦うのも 選択肢の 一つです。
長い目で見て その辺の 親権者は 時間も お金も かかって 大した 成果も 得られない 可能性が あるので あきらめて 説明する 面会交流です。
子どもと 月に 何回か 触れ合って 父親の 存在を 知っておいて ほうこを 取った方が いいかも しれません。
このような アドバイスを させて いただく 場合も あります。
以上 子どもに対する 親の権利 親権者に対する 裁判官の 考え方 2つの 基本的な 考え方です。
母親優先の 原則 現在の 家庭環境維持の 原則 この考え方が 根本に あると 解説しました。
旦那さんが 子どもを 家庭に 連れて 出た時 現在の 家庭環境維持に 考えると 旦那さん側に なるので 母親優先の 原則は 相反です。
この辺は どうなるでしょうか。
お子さんの 年齢や 家庭環境が どれだけ 継続されているかに よって いろいろと 変わって くると 思います。
この辺は 本当に 難しい ところです。
世の ご主人の 基本的な 考え方を 頭に 入れておきながら 戦うべきなのか 長期戦に 及ぶべきなのか 切り替えて いくべきなのか 判断した方が いいと 思いました。
最後まで お聞きくださり ありがとうございました。
それでは 今日も 元気に 行ってらっしゃいます。
