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2025-06-27 10:33

[離婚の戦略!!#95]年金分割の割合は絶対に1/2じゃないとダメ?

サマリー

このポッドキャストでは、年金分割に関する制度や具体的な手続きが解説されています。特に、公正年金を中心とした年金制度の構造や、合意分割と三合分割の二つの分割方法について詳しく説明されています。

年金分割制度の概要
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで法律の解説をさせていただいております。
金髪弁護士でございます。YouTubeのですね、生成AIと法律、再生回数がですね、徐々にきちんと伸びております。
非常にね、勉強になりますので、ぜひね、あのチャンネル登録していただいて、次回以降のですね、解説も見ていただきたいなと思っております。
さて、男女のトラブルシリーズ、離婚編をね、お話をしていて、いよいよ前回からですね、年金分割、これについてお話をさせていただいております。
言葉だけを聞くとね、老後の年金までね、別れた奥さん、別れた旦那さんと分けなきゃいけないの、なんかめんどくさいなぁと思うかもしれませんが、前回も説明した通り、あくまで分けるのは、公正年金のみです。
そして、分けると言っても、具体的に後でもらえる金額、数字を分けるんじゃなくて、ね、納付しているね、実績、納付している記録を分けるということでございます。
これまずね、頭に叩き入れていただきたいなと思います。で、前回はね、年金分割の説明の前に、そもそも現在の日本のね、年金制度、どうなっているのか、お話をさせていただきました。
よく例えでですね、建物のね、3階建て構造になってますよ。場合によってはね、2階建て構造ですよ、みたいな解説もありますけども、私はあえて3階建て構造になってますよ、とお話をさせていただいております。
まず建物の1階部分、土台となるのが、これはね、えーと、日本人、そしてなおかつ、成人のね、人であれば、みんな漏れなく納めている、国民年金、基礎年金ということでございます。
で、一定の年齢に達すると、ね、えー、あとで、まあね、あの年金としてもらえるということですよね。
これは金額がね、えー、ちょっと少なめですので、老後足らないんじゃないかというふうになっています。
ですので、2階建て部分として、ね、サラリーマンの方、ね、そして公務員の方というのは、1階建て部分の、ね、国民年金にプラスアルファで、2階建て部分の公正年金、
これも、ね、納めているということですね。で、1階建てプラス2階建て、えー、の年金を納めているので、老後にもらえる金額が、1階建て部分よりも多くね、あって、まあ老後ね、まあ多少は安心、ちょっとね、あの微妙なんじゃないかとね、やっぱり言われてますけども、まあやっぱりね、1階部分のみの人よりは多くもらえるという感じになっています。
はい。で、3階建て部分というのが、ね、えー、さらにプラスアルファで納めている人は納めてますよね。例えば、国民年金基金とか、ね、確定居室年金、イデコとかね、あと確定給付企業年金、ね、あとはその退職年金給付みたいな独自でね、会社でやってるものもあったりします。
こういったものが、いわゆるそのさらにプラスアルファした3階建て部分というふうに言われています。そして、もう1回言いますけども、あくまで年金分割というのは、2階建て部分の公正年金、これの年金の納付記録を分ける、分割するという制度ですので、会社員の方、ね、えー、公務員の方、また過去にはそういうね、経験を持っていた方、
その方たちの配偶者、専業主婦とか、パートのね、対応をやられている主婦の方とか、そういった方たちが、ね、ぜひ関心を持って聞いていただきたいなということでございます。自営業の方とかっていうのは、1階建て部分しかないんですよね。公正年金というシステムがそもそもありません。
なので、足らなかったりするので、いきなり、ね、1階建て、で、2階建て、2階を飛ばして、3階建て部分の、まあ、いでことかね、えー、国民年金基金とか、ね、えー、いろいろやったりしている人もいるんじゃないかなと思います。
ですので、1階建て部分、ベースとなっている国民年金、ね、基礎年金というのは、それぞれ、ね、皆さん納めていますので、そもそも分割する必要がないわけですよ。それぞれが納めているからね。
なので、OK。で、なおかつ、3階建て部分の、さっき言った、国民年金基金とか、確定拠出年金とか、いでことかね、あとは、小規模企業協裁なんかもあったりしますよね。
こういったのは、ね、年金というよりも、財産分与と同じような考え方で分けるというふうに思っておいた方がいいです。
3階建て部分の国民年金基金、いでこ、ね、確定拠出年金、ね、小規模企業協裁などは、これは、ね、別居した時点で、ね、えー、もらえるとしたらね、どのくらいの金額もらえるんですかっていうのを計算して、で、それを分けていきましょうという、財産分与の、例えば退職金とかね、生命保険のね、えー、積み立て型、それの、えー、生産方法に近いと思っておいてください。
なので、もう一回言います。年金分割というね、えー、制度、システムで分けていくのは、2階建て部分、ね、えー、会社員の方とか、公務員の方とか、あー、が、納めている、公正年金のみということになります。
分割方法の種類
さてさて、じゃあですね、まあ、じゃあ年金分割わかりましたと、公正年金を分けるんでしょう、年金記録を分けるんでしょう、どういうふうにやっていくんですか、というところですよね。
この年金分割を大きく分けるとですね、やり方が2種類あります。
1つ目というのが、合意分割ですね。合意というのは、お互いが納得してね、えー、合意するみたいな言いますよね。この合意分割。
そしてもう1つが、三合分割。三合ってね、1号、2号、3号のことですね。三合分割。この2つがあると思ってください。
合意分割はね、なんとなく言葉のごとくね、読んで字のごとくでわかると思いますが、いや、三合分割って何ですか、と思いますよね。
この1号、2号、3号というのは、非保険者の種類別だと思ってください。
まあ正直言うとね、言葉そこまで覚えなくていいのかなと、私は思っていますけども、一応解説をさせていただきます。
このね、年金における第1号の非保険者というのは、自営業の方、個人事業主の方のことを指します。
そして第2号というのは、ね、サラリーマンの方、そして公務員の方、この方たちを指します。
そして今回ね、あのメインとなってくる3号というのは、この2号、サラリーマンの方とかね、公務員の方の扶養に入っている人、配偶者ということですね。
まあなので、まあね、大多数はやはりですね、サラリーマン、公務員を旦那に持つ専業主婦の奥さんとか、ね、パートでやって、ね、扶養に入っていて、ね、百何十万に収めなきゃいけない、ね、人、ね、主婦の方、パート主婦の方、みたいな感じですかね。
1号は自営業者、2号はサラリーマン、公務員の方、3号はこの方たちの扶養に入っている、ね、主婦の方だと思ってください。
その3号被保険者である被、ね、扶養者ですよね。
専業主婦の方とか、パートの方とかが、年金分割を要求する、ね、制度なので、これ3号分割なんて言われたりするんですね。
はい、合意分割、3号分割を大きく分けて、この2つがあるというふうに思ってください。
合意分割の詳細
じゃあですね、簡単に1個ずつ説明していきたいなと思います。
まずは合意分割からお話ししますね。
合意分割はですね、読んで字のごとくです。
話し合いで、ね、もうこのね、あの分割、年金の分割をね、話し合って決めていきましょうと、そういう方法でございます。
例えば、自分の配偶者、パートナーがサラリーマンをしていました。
これはね、いわゆるその厚生年金をね、えー、納めてね、払っていますよね。
えー、そういった状況の時に、自分が、別に自営業の人でもOKですし、ね、自分もサラリーマンでもOKですし、まあ、専業主婦の方でもOKですけども、そのね、あなたの年金のね、記録を分割させてほしい。
厚生年金のね、えー、記録を分割してほしいんだけどって言って、相手がOKだよ、分割しようよって言ってくれて、話し合いで合意ができた時に、認められる分割ということでございます。
まあ、これはですね、年金分割を許す側、サラリーマン側ですよね。
厚生年金をね、納めている人が、ああいいよ、別れた奥さんに、あの年金、まあまあいいや、記録あげるよっていう風にね、まあ本当にね、優しい人がいて、OKしてくれれば、別に自営業の人もですね、そのね、分割した年金記録をもらうことができるということでございます。
はい。で、このね、分割の割合としては、基本的には半分個、2分の1だと思ってください。
まあ、ここはなかなか変わることはないのかなと思いますね。年金の分割、半分割合を0.5、まあ1だとしてね、まあ半分半分で0.5、0.5とするみたいなね、ことが多いという感じですね。
離婚訴訟とかね、離婚調停とかで話し合いで、この年金分割を決める時に、そういった形で0.5で分けますよ、みたいな感じで合意をする、みたいなことがあったりします。
まずね、この合意分割を覚えておいていただきたいなと思います。
ただですね、私の感覚としては、次回以降説明する、賛合分割の方が、まあすごく大切と言いますか、ああそういうシステムなんだなっていうのを覚えておいていただきたいので、次回の賛合分割もですね、しっかり聞いていただきたいなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。それでは今日も元気にいってらっしゃいます。
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