[離婚の戦略!!#85]夫の単独名義の不動産は財産分与できない！？

サマリー

このエピソードでは、離婚に伴う財産分与の具体的な戦略について議論されており、特に夫の単独名義の不動産の扱いについて解説されています。また、借金や特有財産の分配についての注意点や、不動産の評価基準についても詳しく説明されています。

財産分与の基本概念

弁護士の キタガワです。

私は YouTubeや TikTokや テレビ番組などで 法律の解説を しています。

金髪の 弁護士です。

男女のトラブルシリーズ 離婚編を しています。

私は 財産分与という メインの話を しています。

前回から いよいよ 格論です。

個別の財産を どのように 考えていくのかを 話します。

前回は 現金や 預貯金を 考えました。

みなさんが 一番 身近な方と 言っても 過言では ありません。

この時代は 夫婦で 銀行口座を 作っていない人は あまり いません。

この辺は しっかり 把握して いただきたいです。

現金は 当たり前ですが 色も それぞれ 付いていません。

名前も 書いて あるわけでは ありません。

特有財産は 独身時代に 貯めてきた お金なのか 共有財産は 結婚後に 築き上げてきた お金なのかは 現金は 分からないので 注意してください。

このような お話を していました。

家政で へそくりは 良いです。

奥さんが 一生懸命 汗水を 流して やりくりをして 貯めた へそくりも 共有財産として 財産分野の 対象に なります。

奥さんの 努力は 元々の お金 原資は 旦那さんが 汗水を 流して 貯めた お金だと 考えます。

へそくりは 結婚後に 築き上げてきた お金なのかは 共有財産として 財産分野の 対象になると 話しました。

そして 予兆金です。

最近は ネットバンキングも ありますので この辺は しっかり お互いの 財産を 把握して いかなければ なりません。

これは 名義は 特に 関係なくです。

お子さんの 名義は あまりないので 名義がしは 良くないですが 5兄弟の 名義でも 夫婦の 財産を 入れているのであれば それは 共有財産として カウントされます。

この辺も 注意して ください。

株の 配当金は 誤差になりがちです。

例えば 独身時代に 株を買って その配当金なのか 結婚後に 株を 追加で買って その配当金なのかが 誤差になりがちです。

独身時代の 入ってくるお金と 結婚後の 共有財産は なるべく 分けておいた方が 良いのではないか というのは 私の 個人的な おせっかいなのかなと 思います。

この辺は しっかり 離婚なんて もちろん 結婚して ラブラブの時は 想定していないから 離婚に備えて 新しい口座を 作ったりとか めんどくさいと 思いますが

大変な目に 合っている方や 命が からがら 助かったという方も いますから この辺は 把握しておいて 損はないのでは ないかと 思います。

以上 簡単に 預貯金の お話を させて いただきました。

不動産の取り扱い

具体的な 計算の 仕方は 例えば 独身時代に 200万円 別居の時に 残高が 500万円 あった時は その差額 300万円が 共有財産です。

150万円半分を 相手方に 渡さなければ いけないという お話は これまで 何度も お話し 解説を させて いただいたかと 思います。

さて 今日から 少し 複雑な お話になって いきます。

不動産 土地や建物の お話 どのような 感じで 考えていくのかを 何回かに 分けて 解説を していきたいと 思っております。

まず 注意して いただきたいのは 不動産の 名義や 登記です。

不動産の 登記に 誰のものなのかを 入れると 思います。

登記名義が 旦那さん 奥さん 共有であろうが 単独であろうが あまり 考慮要素に ならないと いうことです。

例えば 結婚した後に 夫婦で 土地と建物を こしらえました。

住宅ローンを 払いながら やっていく時に 便宜上 旦那さんが 100% 名義で 奥さんは 名義が ないと 考えます。

あとは 旦那さん 90% 奥さん 1% という 共有名義に なっていたとしても 結婚後に 購入したものであって 住宅ローンを 返済し続けている ような 状況であれば

これは 当たり前ですが 夫婦2人の 共有財産となって 分ける時は 半分子と なります。

たとえ 100% 旦那さんの 名義だったとしても 一生懸命 夫婦2人で 力を合わせて 住宅ローンを 返済している ような 状況であれば これは 夫婦2人の 共有財産と なります。

名義は あまり 関係ないことを 前提として 覚えてください。

特有財産の場合は 話は 別です。

例えば 独身時代に 結婚する前に 土地と建物を 自分で 分発して キャッシュで 一括で 住宅ローンを 使わずに 買った場合は 単独名義になっていれば これは 独身時代に 築き上げてきた 財産なので 100% 旦那さん もしくは 奥さんの 話になります。

結婚した後でも 例えば 自分の父親が 天国に行って 父親が持っていた 土地と建物を 譲り受けました。

そして 旦那さんの 単独名義にした場合 これは 結婚後に 入手したものであっても これは 相続という 奥さんの力を 使わずに サポートを 経ていたものなので これは 特有財産です。

特有財産の場合は もちろん その人のものに なりますので そこは 勘違いしないで ください。

あくまで 例えば 結婚後に 買いました。そして 住宅ローンを 毎月 返済しています。

住宅ローンの返済は 当たり前ですが 夫婦が 協力して 返済できている ということです。

これは 例えば 旦那さん 100%の 名義であったとしても その場合は 共有財産になる ということです。

あとは 例えば 結婚後に 不動産を 購入した場合です。

例えば 4000万円で 購入したと しましょう。

あったとしても 1000万円は 旦那さんが 独身時代に ためていた お金から 払ったと しましょう。

4000万円で 購入して そのうちの 1000万円は 旦那さんの 独身時代の 頭金で 払った。

残り 3000万円を 住宅ローンで 力を合わせて 奥さんと 返済していく という状況に なったら 1000万円分は 特有財産で 25%は 特有財産で 残りの 3000万円分 75%は 夫婦の 共有財産に なっていく ということです。

頭金を いくらか 払った場合は 少し 計算が 複雑になるので この辺も 注意して いただきたいなということです。

もう1つ 注意して いただきたいのは 現金や 預貯金と 不動産の 大きく ちがう点です。

不動産は 価値の 変動が あります。

上がり下がりが あります。

この辺で どのように 財産分野の時に 価格を 評価していくのかが 非常に 議論になります。

今から お話しするところが 今日の 解説の 一番の ポイントです。

具体例と結論

財産分野の 一番最初に 基準値のような お話を しました。

財産分野の 対象となる 財産が どのタイミングで 持っていたものが 対象になるのかを 話しました。

基本的には 離婚の時に 持っていた 財産や 別居の時に 持っていた 財産が 分野の 対象になると 話しました。

別居の タイミングで 不動産を 持っていれば その不動産や 土地や 建物が 財産分野の 対象になる ということです。

例えば 結婚後に 不動産や 土地や 建物を 買いました。

ラブラブで 過ごしていました。

ラブラブの タイミングで 不動産を 手放しました。

そして その後に 夫婦喧嘩して 別居しました。

別居の時には 不動産が ありませんでした。

その時は 基準値は 別居時です。

別居の時には 不動産を 売っ払って 現金や 預貯金に なっています。

そのため 不動産を 財産分野の 対象に しなくても いいです。

そもそも できないです。

なぜなら 売っ払った 現金の 銀行口座の お金を 分ければ いいだけです。

そのため 財産分野の 対象となる 基準値は 別居時です。

不動産の 具体的な 価値が いくらなのか 金額の 判断基準は 離婚時です。

最後に 具体例を 少しだけ 話します。

結婚の時に 不動産を 4,000万円で 買いました。

夫婦喧嘩して 値上がりが 増えました。

別居の時は 5,000万円の 価値に 上がっていました。

離婚した 最後の ジャッジの タイミングの 時に 6,000万円に なっていました。

不動産は 別居時に 持っている もので 財産分野の 対象です。

その価値が いくらなのかは 別居時の 5,000万円ではなく 離婚時の 6,000万円を 基準にします。

現時点で 一番 直近の 価格を 基準にすべきです。

少し 時間が 来たので 次回は 丁寧に 解説します。

いってらっしゃいませ。