Day One Journalのアプリ紹介
おはようございます。本日もぼいろぐをやっていきたいと思います。本日のテーマは、Day One Journalのご紹介です。
LISTENの中で少しずつ広がりを見せつつある声日記ですが、このPodcastという形で声日記をやる場合に、
難しいのが、どこまで内容をしゃべるかということになるかなと思います。例えば、個人情報とか、前もちょっと言いましたが、
身ばれという部分とか、どこまでしゃべられるか、しゃべると何らかの部分で差し支えがあるようなこととか、
気を使ったりとか、いろいろな理由があると思うんですけれども、そこで言えること言えないことってあるのかなと思います。
そういうときに、場合によっては、いろんな層があるといいかなと思ってますけれども、
全世界70億人が聞ける状態のものから始まって、もっと少ない人数とか、さらにもっと何十人とかという感じで、
限られた人にだけ公開するという形ですね。
どこまで言っても、今のデジタルネットワークがエピギタスな時代において、完全に秘密というのは本当に難しくなってきていて、
それはそれでちょっと怖いなと思うところはあるんですけれども、それでも少しずつ段階的に、ちょっとずつでも、
情報の流れをブレーキをかけるような施策というのがあるかなと思います。
それをどこにラインを引いて、そのラインに対してどれくらい、さっきのしゃべる内容の調整を入れるかというのは本当に一筋縄では答えの出ないものなんですけれども、
その中の一番に近いくらい、自分のためだけ、自分だけが聞け、自分だけが目にすることの内容がわかるというものですね。
そういうのを作るときに、Day One Journalというアプリがいいかなと思ったので、ご紹介したいと思います。
これは確かホットテックというPodcastで紹介されてたアプリだったかなと思います。
すごい自分の日記用のもので共有とかするものじゃなくて、結構暗号化とかもしっかり対策されてますよというようなアプリになります。
実際にインストールして使ってみると、いろいろ登録できる。
ツイッターみたいな感じとも言えるかもわからないし、メモアプリみたいなものとも言えるかもわからない。
使い方は本当に自由だとは思うんですけれども、日々の記録をつけるのに結構便利な機能が揃ってるなという感じですね。
あと、一応無料でも使える範囲がそれなりに使えるんですけれども、基本的には有料のサブスクリプションモデルになってるみたいです。
無料で使ってても結構ちょいちょい有料プランをお勧めするウィンドウが出てくるので、
そういうところは若干煩わしいかなと思いますので、無料で使う前提で使いたいという感じだと、あまりお勧めしづらいところではあります。
他の機能として、今回の声日記と絡めてご紹介したいなと思ったのが、音声入力機能みたいなのがありまして、
それを使うとスマホのマイクに向かってしゃべりかけると、そのしゃべった内容がジャーナリオに記録されるわけなんですけれども、
もちろん音声としても記録されるんですが、ポイントとしては、そのしゃべった内容が文字起こしされて、その文字起こしされた内容が、音声も、
残るし、テキストも自動的に記録の日記の中のテキスト情報として出てくるという形になります。
なので、リストみたいな感じで文字起こしが音声で入力し、文字起こしもできるというところまでは、
Day One Journalというのでできて、それが自分だけが見たり聞いたりできるという状態をかなりの高いレベルで実現しているということがお勧めポイントかなと思いました。
あと最後にすると、私はですね、1984っていうか1984年というジョージ・オーガンさんだったかな、の小説が結構好きって言うとヘがあるかもわかんないですけども、
結構それに影響を受けているというか、それの内容がすごい衝撃的だなとなったなと思って(というか、寓話的に引用しやすい)、結構頻繁にそこからの引用というか、
ディストピア小説『1984』との関連
ディストピアの形象を鳴らしたくなる時期があるんですけども、その中で本当に最初の話ですね。
ちなみに若干ネタバレが入ると思いますので、ネタバレはNGの方はここでストップでお願いします。
最初のシーンで主人公のウィンストン・スミスさんという人が自分の自宅の部屋に戻るんですけども、
自宅の部屋の中も監視されて監視社会なんで、超監視社会なので監視されているわけですね。
その監視されている中でこっそりと買ってきた手帳に自分のジャーナルというか、自分の思うことを書くっていうポイントをするんですね。
その時に主人公の監視者は、自分が書くときまでは自分がこんなことを考えているということが自分でも意識できていなかったんですね。
それを書いたことによって自分がそういうことを考えているんだということを意識できたということで、
普段生活している中でいろんないわゆる現社会性フィルターという感じがあって、
さっきの応援日記でどこまでしゃべるか問題、言っていいことを言ったらあかんことというのがあって、
さらにそれが心の中で思っていいことを思ったらあかんことみたいなこともあり得るというか、
多分誰にでもあるぐらいの勢いであることかなと思っているんですが、
その無意識の中にある自分の制限とか制約みたいなところに気づけることがいいことかどうか、
ウィンストン・スミスさんにとってそれが良かったかどうかは小説を読んでいただければと思うんですけれども、
そういうことに気づくということで自分の本当の気持ちとかいうところと向かい合うというきっかけにはなるのかなと思ったりはしますね。
ちなみにそこでウィンストン・スミスさんが書いたのが、
ダウン・バイ・ビッグ・ブラザーだったかな。
ビッグ・ブラザーっていうのがディストピアの監視社会の権力の、何か人の名前なのか何なのかよくわからないですけれども、
その象徴みたいな感じでビッグ・ブラザーっていうのが1984年には出てくるんですけれども、
そのビッグ・ブラザーを打倒するんだみたいな、そういうことですね。
権力への逆らう気持ちというのがそこに書かれたので、
ディストピア的にはそれは絶対に当てはならない。
そんな思想を持つことは非常によろしくないということなわけですけれども、
そこでウィンストン・スミスさんは、今の自分の状況に対してディストピアから抜け出そうということで、
いろいろ頑張るみたいな話ですので、
お勧めかと言われるとまたちょっとややこしい、私の気持ちもややこしいんですけど、
素直にお勧めですというよりはちょっとはばかられる部分もあるんですが、
どこかでまた1984年については改めてもうちょっと話せるといいかなとは思っていますが、
ということで、今日はメインとしてはDayOneJournalというアプリのご紹介でした。
本日は以上です。ではまた次回。